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雄武町議会 平成19年3月議会 2007年3月12日

雄武町国保病院の健全経営化に関する報告書の医業経営研究所の報告に対しての町長の感想

2007年3月12日、雄武町議会の一般質問で、中島由紀夫議員が「雄武町国保病院の健全経営化に関する報告書の医業経営研究所の報告に対しての町長の感想」質問し、町長 田原賢一、病院事務長 高見雄二が答弁しました。

質問者
中島由紀夫 議員
答弁者
町長 田原賢一、病院事務長 高見雄二

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 3番 中島由紀夫

それでは引き続きまして2題目の国民健康保険病院の経営健全化に向けての取り組みについてお聞きしたいと思います。今朝も道新に出ております。全国的に厳しい公設の病院経営につきましては、毎日のように新聞報道されております。道においても7道立病院で累計赤字が600億円と報じられておりますし、対策としては今後とも収支の好転が望めぬことから、道による直営を見直さざるをえないとの判断をしたようでございます。我が町の病院も年々経営の悪化が進んでおります。この原因は色々と考えられますけれども、道立病院同様に公務員体質等、構造的な欠陥を有しているものが一因であろうと、私もそう思うわけでございます。平成19年度の予算で運営補助金、3億7千万円、前年度より7千万円増と、一般会計から見込まれております。我が町としては限界であろうなと、もうこれ以上は無理だし、こういうことが続いたら大変だというような感じも持ちます。今後どのような運営方針で進めるのかと、大いに検討の必要性があります。そこで伺います。雄武町国保病院の経営健全化への取り組みでございますけれど、町はこの度、医業研究所の報告、出された医業研究所、コンサルタントですね、報告内容をどのように受け止めているのか、お聞かせ願いたいなと、こう思います。

答弁 町長 田原賢一(町長は2011年9月まで)

大変町民の皆さん方が心配をされている病院運営については、過去、議員各位とも大変な時間掛けながら意見の交換をしてまいりました。議員各位も将来の地域医療、合わせて病院の経営、効率性に向けてですね、厳しいご意見があったわけでございました。ご承知の通り、医業経営研究所に3ヵ年、本町病院の経営分析をさせて頂きました。議員各位のお手元にもその報告書の顛末が届いておるわけでございますけども、殆ど前半は病院の分析に始まって、後段、要するに将来病院はどうあるべきかというところで具体的な記述があるわけでございまして、この報告書についての町長の感想ですけども、これはこの医業研究所に全て病院の運営経営を任せたという内容ではないわけでございまして、従ってこの研究所もですね、裁量権としてどこまで介入できるかという難しさがある中で作業を進めてきたわけでございます。結果としては私はこの範囲が最善だったんでないかなと。医業研究所の研究の結果としての範囲は、これはこれ以上のことはなかなか望めないだろうというふうに認識をしております。そして今裁量という言葉が誤解を生むかも知れませんけども、研究所にとっては、この範囲は、これを超えることはなかなか難しいだろうというふうに認識をしております。ただ、これを踏まえてですね、今後病院運営についてはどうすべきかということをしっかり取り組んでいかなければならないということを認識を新たにしているところでございます。

質問 3番 中島由紀夫

そこでですね、色々と内容に入る前にちょっとお話ししておきたいなと思います。私が話し出すとお金のこと聞いて、意味のない話をしないものですから、また始まるのかなというような感じで捉えても結構でございます。あくまでも平成19年度の予算書についてはこれからでございますので、これについては参考に致しません。平成18年度予算について、資料になるか分かりませんけれど、抜粋してきた中ででお聞きしながら、これは確かなものでございます。内容を分析するとこうなりますよということ。人件費部門、高野議員とね、委員長でなく、新たにお願いするものですからね。人件費部門、これ18年度4億1,563万円、その内訳、医師給料9,200万から始まって、諸手当2,740万、契約医師退職金手当760万、合わせて1億2,700万、これについてはね、解釈の中での違いもあるかも知れないけれど、結果的には3億9,773万円というのが結論的な数字になりました。これは1人の医師が契約以前に辞めさせてもらったと。このマイナスそのものが1,700万の減に繋がっているのかなと、こういうふうに解釈しておりますけれど、違ったら違ったらまたお聞かせ願いたいと思います。まずこの1億2,700万という数字につきましては以前、私が議員になった時に一番最初に一般質問の中でお話しした医師給高いんでないのかと。山口病院の先生にね、あてて、その時の内科医の山口先生が七千万以上給料貰ってると。そういうようなことからして、3,500万、3千万に近い状態にしてもらわなければ、給料も近くなる、病院経営も大変になるよ、このような話もしたように記憶してございますし、またそういう中でで1億2,700万という数字は私は妥当に近い数字であろうと、こう思いますし、よりコスト下げれるとしたなら、話は別。それで看護師給料については20人で、給料については7,262万、諸手当3,872万円、そして厚生福利費、これ4,300万円を分割して当たり分として、当たり分たら表現の仕方悪いですけれど約1,500万ぐらいになるのかな。退職給料引当金としては2,100万のものを看護師に向ける分として1,300万ぐらいになるのか。これに合わせていくと1億3,932万5千円と、こういうような数字になるわけですよね。20人でこれ割りですから、ざっと考えても1人頭700万をちょっと切ると、これぐらいの数字になると。根っこになるの、ここの話あとからお話ししますけれども、もうちょっと続けさせてもらいます。3番目の医療技術員8名、事務員4名、看護師、パート、臨時看護師含めて20名の給料手当賃金、パート全部合わせて1億1千万ぐらい支払われていると、支払われる予定でございます。予定でございましたですね。厚生福利費もやはりこれに向けて1,500万、退職給与についても800万ぐらいの積立をしなけりゃなかろうかなと、こういうふうに約換算されるわけでございます。そういう中で合わせると1,330万、だいたいこの4千万という数字を3分割したような数字が並んでくると。敢えてそれにこだわるわけでございませんけれど。どの新聞を見ても、医業研究所の報告書を見ても詰まるところは、やはり健全経営を望むにはより民間に近い経営感覚に改善が必要であるよと、こういうところに結び付いてくるわけですよね。そういうことからいうと具体的な取り組み、改善策とか具体的な取り組み方というのは後ほど申し上げますけれど、私は病院職員の看護師の給与規定の改正、見直し、こういうことに取り組まなければならないんでなかろうかな。そうでならない時期が来たと、こういう感じはします。例えばその方法としては能率給、それから年俸制、その他上限を定める、親方の日の丸じゃないから青天でやっていると大変なことになるよと。なぜこったらこと言うかというと、八年前に私が質問に立つ時に資料を調べた時は六百万ぐらいなんですよ。これが700万近くなってると。これについてはね、やはりそこそこの改善策というのはきちっとこういうことに臨まないとならんなということを率先していかなければならないなと。それから当然、格差、格差ってありますけれど、その能力的なものは、技術的なものは別としても看護師と準看護師の待遇差もやはりきちっと入れる時から持たなければ、後からはなかなか手付けられなくなる、そういうことも知ってる上で臨まなければならんべなと、こう思います。この間、これもう1つの資料はですね、雄武町のアンケートについて、皆さんももう町職員ですから、町長も受からせて、皆さん、雄武という名前出るだけで、関心大変高いものがあったろうと思います。医療に不満、6割を超すと。総計の策定アンケート、第五期雄武町総合計画、先程お話ししてるようなものでアンケートをまとめてみた。医療に対しての不満、やや不満、62.5%、30項目の中で1番高い。それから回答内容を見ると医師、看護師等の資質の向上ですよと事務局長やってるから大変これ耳に刺さる思いで受け止めたと思いますけれど、こういうこともある。ただ後ろに救いなことは私ね、これ大変喜ばしいことは、一方で町に愛着を感じているかという質問には、とても感じている、やや感じている、74%。如何に町民が郷土愛があるのかと。やはりこういうことからいって真剣に取り組む姿勢が必要であろうと、こう思いますけれど事務局長、ご答弁願います。いいですか、私の方から話して。議長、そのようにお願いします。

答弁 病院事務長 高見雄二(病院事務長は2011年6月まで)

はい。基本的に今中島議員がおっしゃられたことは、基本的には人件費的な部分の見直しというのはお話だと思うんですが、医師の給与ですとかもですね、過去の話をしますと、かなり1人2人の体制でかなり高額な給与が支払われた時期もありますけども、今は、現在は3人です、医師は。それまでは4人までおりましたが、はい。これについては4人という医師の数に対する金額としては私は妥当だというふうに考えております。更に職員の関係でございますが、今の新しい病院につきましては新たに機器も透析も増えましたし、そういう部分での管理部門でのスタッフも以前の病院とは違って求められております。そういったことから言いますと、以前の病院に比べればそういった透析を管理する人間ですとか、専門の看護師ですとか、そういう部分では増員だとかもしてきましたんで、全体的に人件費は上がってきてるのかなというようには思います。また、看護師の人件費上がってく中にはですね、要素の中には看護体制の基準というものがありまして、これは当直の回数も関係してきます。これは手当の方に入りますけども、回数が増えますとその分の手当も増えてくると。ただこれは現在の施設基準等とですね、関連してきますので、そういう部分はやむを得ないものの上昇という考えでおります。それと後、看護師と準看護師の差ですが、これは当初から採用時に差が給料表ではついております。それはご理解頂きたいと思います。看護師と準看護師では採用時からの差は、格差というものはしっかりあるというところであります。それで能率給、あるいは年俸制、医師の場合は現在年俸制、一名の公務員医師はおりますが、他の医師については年俸制ということで行っております。そういうふうな形の中でですね、人件費の見直し等は特に医師に掛かっては大きな金額になります。そういう部分での見直しというものは行ってきたと思っております。なお、先程医療アンケートの件がございましたけども、それは私共も職員もやはりその当時の記事は皆さん目にしておりまして、なおかつですね、それらの記事を職員ラウンジですとか休憩室ですね、そこらに掲示して意識の高揚を図ってるというような活用もしております。

質問 3番 中島由紀夫

間違って捉えられると困るんでね、今先に訂正しておきますけれど、看護師と準看護師の差はあるのは分かってますよね。私は。どれだけの差があるのかということは別物として。色々と話して給与改定をしなさいよとかって様々なことを私の方から話すると、そこら辺の数字に形になっていきますけれど、はっきり言いまして、この3部門の内の1番の医師、それから医療技術員、事務長しゃべるまでもなく、私の方から妥当な数字であろうと。けれどね、民間の病院の場合だったら、どうやったところで働く時間から様々なことやって、看護師の給料は決してね、安いという姿にはこれではならないと、私はそういうことを言いたいんですよ。それから時間も1時間でございますので、進めていかなければ持ち時間が足りなくなりますんで、それで私が言わんとする具体的な解決策と具体的な取り組みについて私のなりに感じていることをお話しますけれど、それ以上の状態でどういうふうなことをやると、もう意識の改革とか何とかなんて言ったところでね、できないしょ、できないしょっていう言い方も悪いですけれど、してもらわなけりゃならんけど、もうそういうところまで来てる。それで改善策については、全職員が経営の現実を理解することだよと。当たり前のことを言ってるんですよ。私は当たり前のことをしゃべってると思うんですけど。今の病院に置かれてる現状はね、現場の職員方がね、理解しなけりゃ何ぼ事務長真剣になっても、町長が色々なことで考えても、そこはもう進歩していかないだろうと、こう思います。まずこれが1つ。如何に先程からしつこく話していますけれど、如何に人件費を抑制できるかと、1人に平均700万近いお金もね、看護師に払うとこだら、民間の病院なら止めてます。したから止めれということではないですよ。ただ、もう少しそこら辺の中味がきちっとバランスの取れた状態にしてもらいたいなという意味合いです。経営の健全化に成り立つように。経営の健全化が成り立つか如何、こんなことを言っても過言ではないと思うわけでございますんで、人件費の抑制ですね。将来的にここ3年間の経営状態を考えると、将来の経営については危惧されますね。そういうことを改善していかなければならんでなく、同じ様なあれですけど、具体的に特別な考え方事務長ありましたら後から聞かせて下さい。それから具体的な取り組みについてでございますけれど、病院の赤字体質は経営上公務員体質など構造的な欠陥を有してる、直さなければならんべなと。意識改革とか様々なことここに付いてくるだろうと思う。それから医療収益の人件費等が86%強に達してる。引き続き病院運営を行う場合、抜本的な改革が改善と改革が必要になってきてる。これは私が話をするまでもなく、コンサルタントの方からもこういう指摘を、指摘というより意見が加味されてる。健全経営を図る上からも人件費削減への職員の理解、これは先程からしつこいだけしゃべってますけれど、諸給与の改定、見直し、バランスの取れた内容に努力をしてもらう、その他経営コストの引き下げに全職員を上げて努力をしていかなければならんべなと。先程お話したみたいに町民は雄武を愛してるとこういう姿がアンケートの中でも示されてる通り、将来的に病院経営が、病院自体が健康な職場で、永続できる体質に早急に取り組み、明日に禍根を残さないためにも事務長、行動に移してもらいたいものだなと、こういうふうに思いますけれど、如何に。その他、事務長の方で考え方があれば付け加えてもらいたいと思います。

答弁 病院事務長 高見雄二(病院事務長は2011年6月まで)

まず人件費の抑制ということでありますが、これにつきましてはですね、人件費の削減ということになりますけれども、病院職員もですね、19年度は病院職員も含めまして町職員の給料、引き続き3年間、3%減じるという措置を継続するということになっておりますので、その部分につきましては職員全体、病院職員も含めて削減という措置を講ずることになろうかと思います。それとですね、先程、医業収益に対するですね、人件比率のお話をなされましたけれども、基本的にこの医業収益に対する人件比率と言いますのは、固定費、人件費は固定費です。それで後は収益の幅によってその比率は左右されます。従いまして医業収益が落ち込めば人件比率は当然高くなります。そして医業収益が上がれば人件比率は下がりますということになります。従いまして人件比率が80何%ということになりますが、これは収益を上げれば当然人件比率は下がると。ですから私共は以前からこの収益を如何に上げてこうかということで考えてきたところであります。従いまして、今後はですね、以前からですね、取り組んできた病床再編、これが大きく収益に対しての影響があります。従いましてこれがですね、過去、看護師がスタッフ不足ということで、これが実現できずに経過してきております。しかしながらこれは昨年の11月に病床再編ということが実現に至りました。従いまして現在は療養病床を介護移行準備病棟として、一般病棟をですね、数ランク上の施設基準に引き上げることができました。これがですね、これにより入院収益の増収が見込まれることになりましたので、今後はこれを継続していきたいと。これはあくまで人員を確保した中で維持していかなければならないと。そうしますと医業収益が増収が見込まれれば、人件比率は下がります。ということでご理解は頂きたいと思います。

質問 3番 中島由紀夫

事務長に説明を受けなくても、医業収益とその点についてはね、分かります。その通りです。どちらにしてもね、これから後ろに一般質問たくさん7人控えてますから、同じ様な質問がまたたくさん出ようと思います。頑張って下さい。それからね、町長にね、こういうようなね、状況下になったら、もう議会だ、理事者だっということは、もちろんそこにはね、ワンクッション置いて考えるのが別としても、この真剣に、今までも真剣ですけれど、病院経営に取り組むと、これは当然町民の中でで、色々と仕事をやってく中にはね、場合によったら、そこら辺の衝立でも襖でも全部外してでも、やはりひざまずいて、どういうふうにやってったら良いんだろう、やったら良かんべなと、そういうようなね、相談をしてかないとならん病院に関しては時期になってしまったと思うんです。我々も悩めば色々と、悩む、お互いに話してる中ででのそこら辺の中での話の中でで良いものも見出してこれるだろうと。やった結果ね、先程、事務長しゃべったように医業収益、1年間に7,100万もね、違ってしまって、そういうことを話しても、職員の中でなぜ違うって、こんなになったのよっていうことだけに尽きるから、私は言葉だけで話して止めますけれどね、やはりそこら辺になる状況というのはアンケートに出されてるような要素がたくさんあるから、病院を愛さない、町は愛するけど病院を愛さない町民が増えてきてるんではなかろうかなと。不信感というのはそこにあると。ひとつね、そういうことも引っくるめて時間になりますから止めますけれど、病院経営について町長よろしくお願い致したいと思います。以上で終わります。

出典:雄武町議会 平成19年3月議会 2007年3月12日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる