音更町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月12日
ヒグマ出没への対応等について
2024年12月12日、音更町議会の一般質問で、堀井正憲議員が「ヒグマ出没への対応等について」質問し、町長 小野信次、農政課長 木谷康臣、経済部長 重堂真一、副町長 宮原達史が答弁しました。
- 質問者
- 堀井正憲 議員
- 答弁者
- 町長 小野信次、農政課長 木谷康臣、経済部長 重堂真一、副町長 宮原達史
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 6番 堀井正憲
おはようございます。通告に従いまして、ヒグマ出没への対応等について一般質問いたします。北海道では、ヒグマによる甚大な被害を抑制するために、1966年から、残雪期にヒグマを駆除する「春グマ駆除」を実施していましたが、生息数が激減し、絶滅のおそれがあることから1990年に廃止し、保護政策へと転換しました。その結果、30年余りで生息数が2倍以上に増えたことにより、人とヒグマの接近機会も増え、死傷者が出てしまう事態も発生しています。そのため、北海道では昨年から「春期管理捕獲」の制度を導入しており、実施している十勝管内の自治体もあります。本町では、見間違いの可能性も含めた目撃情報と痕跡情報を合わせて年間十数件の出没情報がある中で、緊急性の高いものとしては、2015年に共栄中学校付近と緑南中学校付近の2か所で別の個体と思われる出没が相次ぎました。今後も個体数の増加に伴い、このような緊急性の高い出没の可能性は十分に考えられます。また、2018年に砂川市において、ヒグマの駆除でハンターが発砲した際、周囲に人家があったことを理由に公安委員会から猟銃の所持許可を取り消されたのは不当であると処分の取消しを求めた裁判では、今年10月に二審の札幌高裁で所持許可の取消しが妥当と、訴えが退けられた。このことは北海道猟友会各支部に大きな衝撃を与えたと思われます。そこで、これらを踏まえ、ヒグマの被害から町民の生活と安全を守ること、そして自然動物保護の観点から以下について伺います。1、ヒグマが音更町鳥獣被害防止計画の対象鳥獣とされていない理由と、今後の計画の見直しでヒグマを対象鳥獣とする考えは。2、出没時の見回りや駆除を実施する北海道猟友会音更支部との関係性は。3、出没の抑制のための春期管理捕獲の実施と自然動物保護に対する町の考えは。4、駆除により寄せられると思われる苦情に対応するための指針は。以上、御答弁よろしくお願いいたします。
答弁 町長 小野信次
おはようございます。ヒグマ出没への対応等についての御質問にお答えをいたします。はじめに、1点目のヒグマが音更町鳥獣被害防止計画の対象鳥獣とされていない理由と、今後、対象鳥獣とする考えについてでありますが、鳥獣被害防止計画は、鳥獣による農林業被害の軽減を目的に、被害の防止対策を総合的・効果的に実施するため、いわゆる鳥獣被害防止特別措置法に基づき市町村が策定する計画で、本町では、計画期間を令和4年度から6年度までとし、エゾシカ、キツネ、カラス、ドバト、ウサギ、アライグマ、タヌキを捕獲対象鳥獣としているところであります。ヒグマにつきましては、現行計画の策定年度である令和3年度までは農作物の被害報告がなかったことや出没情報も少なかったため、捕獲対象鳥獣としておりませんが、近年、クマ類の分布が拡大し、市街地への出没や人身被害の発生など人とのあつれきが深刻化していることから、国は今年4月にヒグマを指定管理鳥獣に追加をいたしました。今後は広域的に管理を図る必要があるとされたことから、7年度からの次期計画ではヒグマを捕獲対象鳥獣に加える方向で、北海道猟友会音更支部など関係機関と協議を進めてまいりたいと考えております。次に、2点目の北海道猟友会音更支部との関係性についてでありますが、町は、鳥獣被害対策実施隊設置要綱に基づき、北海道猟友会音更支部の音更部会または木野部会の会員のうち63名を鳥獣被害対策実施隊員として委嘱しているほか、ハンター本人の承諾や音更支部長が推薦する者などの要件を満たした実施隊員から12名をヒグマ捕獲専門ハンターとして任命をしております。これまで、ヒグマの出没情報があった際に、ヒグマ捕獲専門ハンターには、町職員と同行し、現地において痕跡の確認や追跡など担っていただいているところであり、良好な関係を維持しているところであります。町といたしましては、今後もヒグマによる人身及び農林業などへの被害防止について、引き続き御協力をお願いしてまいりたいと考えております。次に、3点目の春期管理捕獲の実施と自然動物保護に対する町の考えについてでありますが、御質問のとおり、北海道のヒグマ対策としては、昭和38年から「ヒグマ捕獲奨励事業」を開始するとともに、41年からは、ヒグマの駆除を積極的に進めるための「春グマ駆除」を開始しております。それにより、50年代以降、人身や家畜などへの被害が減少するとともに、捕獲数も減少しております。また、道内人口の増加による耕地化や宅地化により生息域が分断、縮小されるなど生息環境が悪化し、個体数の顕著な減少が懸念されたことから、平成元年度をもって「春グマ駆除」が廃止されました。これ以降、道では保護に重心を置いた施策を実施してきた結果、道内における個体数が増加傾向にあると考えられています。さらには、近年、主に銃器による捕獲圧を緩めたことを一因と考えられる人への警戒心が希薄なクマの人里への出没が頻繁していることから、道では、令和5年度から、「人里出没抑制等のための春期管理捕獲」を進めております。5年度は19市町村、6年度は50市町村で実施されているところであります。本町においては春期管理捕獲を行っておりませんが、今後についても、実施の中心となる北海道猟友会音更支部の御意見を確認するとともに、必要に応じて近隣町や関係機関とも協議を行いながら実施の判断をしてまいりたいと考えております。また、春期管理捕獲と自然動物保護については、相反する概念のようにも思えますが、密接に関連しており、捕獲と保護の調和が重要であると考えております。どちらも「人とクマが安全に共存するための方法」であり、ヒグマの春期管理捕獲は被害防止にとって重要な手段でありますが、その実施には慎重な配慮が求められ、クマをはじめとする自然動物の保護には生息地の保護や人間との共生を促進する取組が必要であり、持続可能な方法でこれらの問題を解決していくことが未来のために重要であると考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。最後に、4点目の駆除により寄せられると思われる苦情に対応するための指針についてでありますが、本町においても、御質問のような指針やマニュアルは現在のところ策定しておりません。平成10年に住吉地区に出没したヒグマの1頭を銃器で駆除した事例では、苦情や批判の記録が残っておりませんので、実際に寄せられたかは不明ですが、他自治体では、クマの捕殺などに関しまして過剰な批判が寄せられるといったことも伺っております。国では、「クマ類による被害防止に向けた対策方針」において、「過度な苦情への対応」として、「捕殺の必要性等について、科学的根拠を踏まえた情報とともに、クマ類の生態や現場の状況・背景についての情報の発信を強化し、広く社会の理解を求めていく必要があるとしております。町といたしましても、駆除するに当たっては、「人間を恐れず、人前に度々姿を見せる」、「農作物や生ごみなどに執着する」などといった有害性から問題個体であると判断した場合に捕殺することになりますので、そのような状況であることを国や道、町から情報発信することにより、理解を求めてまいりたいと考えております。今後におきましても、何よりも北海道猟友会音更支部の皆さんの御協力が不可欠であります。引き続き良好な関係を維持しながら人身及び農林業被害の防止と町民の皆さんの安全・安心に努めてまいりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。
質問 6番 堀井正憲
御答弁ありがとうございます。非常に聞きたかったことがたくさん答弁されていたので、ありがたかったと思っております。それでは再質問させていただきます。現行のまず音更町鳥獣被害防止計画、現行の計画策定年度である令和3年度まで農作物の被害がなかったことということなんですけれども、この令和3年度以降、ヒグマによる農林被害のほうはあったかどうか、あればどのぐらいの被害だったか教えてください。お願いします。
答弁 農政課長 木谷康臣
令和4年度でございます。0.1ヘクタール、作物につきましてはデントコーンでございます。被害額としましては5万円。令和5年度、こちらも被害面積につきましては0.1ヘクタール、作物は同様でございまして、デントコーンとなってございます。被害額につきましても5万円ということになってございます。以上です。
質問 6番 堀井正憲
ありがとうございます。令和3年度まで農作物の被害報告がなかったということで、令和4年、5年と、少しではありますが被害があったということで、これからも被害拡大する可能性があるのではないかと考えられます。そこで、答弁のほうで、令和7年度からの次期計画でヒグマの捕獲対象鳥獣に加える方向で北海道猟友会音更支部など関係機関と協議を進めてまいりたいと考えますというお答えをいただいているので、この農林水産被害に対しての鳥獣被害防止計画、大変期待しているところであります。また、ヒグマによる被害というのは、農林被害だけではなく、人身被害があると思います。人身被害が発生した場合、重大な被害となることが予想されるので、今まで町から発信されている目撃情報の公開、これに加え、人身被害防止計画や出没時、事故発生時に、有害性の判断、そしてその対応方針を町民に示す必要があるのではないかと私は考えておりますけれども、町のほうとしてこちらの考えはどのようになっていますか。
答弁 経済部長 重堂真一
人身被害に対する周知、啓発活動ということでございますが、現在もホームページ等で出没情報のほうは公開をさせていただいております。また、ヒグマの出没情報に関しまして注意事項等もPRさせていただいておりますので、その辺更に徹底して周知に努めてまいるとともに、ヒグマに対応するような、誘引するようなものを排除するですとか、出会ったときの対応等についても細かく周知してまいりたいと考えております。
質問 6番 堀井正憲
答弁ありがとうございます。今の内容ですと基本的に周知をしていくということで、計画や対応方針の策定ということは考えていないということでよろしかったでしょうか。
答弁 経済部長 重堂真一
まずは、農林業被害の防止計画というものがありますので、そちらは、答弁にありましたように、ヒグマを対象にした計画に改めたいというふうなことでございます。さらに、人身被害に関しましては、改めて計画というようなものを策定する考えはございませんが、周知のほうは重要であると思いますので、先ほど申しましたように、周知、啓発活動には努めてまいりたいというふうに考えてございます。
質問 6番 堀井正憲
啓発活動のほうをよろしくお願いいたします。ただ、町民がクマを、はっきりとクマの出現を見た、出没を見た、クマらしきものではなくて、目視ではっきりとクマと分かる場合、またはごみを荒らすなどの被害が出た場合に、町民はまずはどこに連絡したらいいかということを教えてください。私がその場合だと、町にまず連絡するのか警察に連絡するのかということを悩んでしまいますので、そこをはっきりとさせていただきたいと思います。
答弁 農政課長 木谷康臣
通報の御連絡というような形かと思うんですけれども、役場のほうか、あるいは警察署というようなことでお願いをしてございます。これまでの状況で申し上げますと、夜ですとか、あと土日の場合は警察署に連絡が行く場合が多いのかなと。それからあと、市街地周辺ですと警察のほうに連絡が行くケースが多いかなということでは認識してございます。以上になります。
質問 6番 堀井正憲
恐らくケース・バイ・ケースでということなんでしょうけれども、この辺の対応の仕方というのを例えば町のウェブサイトや広報のほうに載せていただくと、町民はすぐに連絡できる、迷わずに連絡できるかと思いますので、その辺今後ちょっと考えていただきたいと要望いたします。よろしくお願いします。それから、2点目の北海道猟友会音更支部との関係性についてということで、現在、非常に猟友会との関係が良好であるという答弁をいただいたところであります。この関係性を維持していくということですけれども、通告書のほうに質問として記載させていただきましたけれども、市街地でクマの捕獲は非常に困難だというふうにハンターの方から聞いております。しかも夜間は銃器の使用が不可となっているということ。そして、銃器以外の捕獲としては箱わなやくくりわなといったものもありますけれども、こういうものは、畑で大きな被害があって、頻繁に同じ場所にクマが出現するような、クマの、ヒグマの移動経路が特定できるような場所でないと難しいということです。そのような中で、人身被害の緊急性があると判断された場合に、警察が猟友会に銃器の発砲許可を出すとの流れになっているかと思いますけれども、先ほども通告書で述べたように、公安委員会によって猟友会音更支部のハンターが猟銃所持の許可を取消しの処分がされた場合、町は一緒になってこの処分取消しに向けて、処分された場合の処分取消しに向けて一緒になって闘う姿勢はあるのかどうかということをお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。
答弁 経済部長 重堂真一
万が一そのような事態になったときの対応だとは思うんですけれども、実情として、砂川市の事例が新聞等でも報道をされておりますが、現場で自治体、それから警察、それからハンターと綿密な打合せをした上で行っていることとは思いますが、その辺の懸念がありまして道の猟友会なんかも、報道にあるように、支部ごとに慎重な対応を求めるというような形の指示が来ております。答弁にありますように、音更町猟友会としましては、これまでも協力はしてまいるということで、現在も、自治体、それから警察と良好な関係性が保たれているということで、そこは心配は要らないという御意見はいただいております。ただ、万が一そういった、ハンターの捕殺を行い、許可が取り消されるというような場合には、その前段の、警察との撃っていいよというような確認を取った上で行いますので、そういった事態にはならないように慎重に対応はしてまいりたいというふうに考えてございます。
質問 6番 堀井正憲
慎重に対応していただくのは、やはりこれ、今回の事例からいくと当然のこととは思いますけれども、この砂川の事例でいきますと、同じように慎重な対応を取って警察が許可を出した、これで大丈夫だろうということで発砲したのだと報道では示されていますけれども、その後、公安委員会による許可の取消しとなったということで、現場に公安委員会がいない、その中でこういうことが起きたということで、発砲時のこれ責任の所在が今不明な状態になっていると思うんですけれども、これに対して、今の御答弁で慎重に対応となっていますけれども、慎重な対応でも、やはり公安の、公安委員会の一言で覆ってしまう、このような場合に、やはり今後発砲への責任の明確にしていく、この明確にしていくという取組について、何かお考えがあったらお答えいただきたいと思います。
答弁 経済部長 重堂真一
音更町としてというよりも、全道的にそこが問題になっていて、皆さん注目されていることでありますので、そこは、猟友会のほうの御意見がありますように、その責任の所在をしっかり対応してくれないとハンターは撃つことはできないよというような形で今動いておりますので、そこは道なり警察のほうもしっかりと受け止めて対応してくれるものと期待してございます。
質問 6番 堀井正憲
今回この砂川での発砲での許可取消しという裁判の結果が北海道と北海道猟友会の関係を悪くしてしまった一因となっていることは事実でありますので、もし処分取消しという、猟銃許可の処分取消し、これが音更町の猟友会のハンターに起こった場合は、是非町も一緒になって頑張って処分取消しに向けて動いていただきたいと願っております。それによって猟友会との良好な関係が維持できると思っております。次に、報酬額についてお聞きします。道内では、各自治体によって本当にこれ条件がばらばらになっているところなんですけれども、現在音更町ではこの報酬額どのようになっていますか。さらに、捕獲時には運搬費や処理費などの経費についても併せてお答えください。よろしくお願いします。
答弁 農政課長 木谷康臣
今現在、ヒグマ捕獲専門ハンターの報酬でございますが、出動1回につきまして1万円ということで支出をしてございます。それに費用弁償ということで、交通費と言うんでしょうか、それと費用弁償という形で支出をしてございます。それから、クマを捕獲した場合の処理費につきましては、現在のところは予算としては町のほうでは持ってございませんので、捕獲したハンターのほうで処理をしていただくというような形になってございます。以上になります。
質問 6番 堀井正憲
道内の多くの自治体で捕獲時の報酬というのを別に決められているところが数多くあるのですけれども、音更町では捕獲に対しての報酬は別途ないということでよろしいでしょうか。
答弁 農政課長 木谷康臣
現在、おっしゃられるとおり、音更町には、出動に関しての報酬ということで決めてございますので、捕獲につきましての報酬については現在のところございません。以上になります。
質問 6番 堀井正憲
今現在の状況を了解しました。この報酬の条件については、生息位置や地理的要素も大分関係していますし、猟友会での事情もあると思います。それで、非常に難しい問題で、今年度は上川管内のほうでは報酬の増額が各自治体で進んでいるようではあるんですけれども、音更町は非常にシンプルな条件となっているなというふうに感じました。この報酬の条件について、猟友会からは現在何か要望等ありましたらお答えください。
答弁 経済部長 重堂真一
音更町においては、現在のところ捕獲に対しての報酬は用意してございません。これまでの実績としましても、ほぼ捕殺するような事態は発生していないというようなことも背景にあろうかと思います。他の自治体等でそういった報酬の増額の動きというのもお聞きはしてございます。その辺、捕殺が発生する発生しないに関わらず、どのような事態にありましても対応できるように、ハンターさんが不安に思わないような形で、猟友会さんからも御意見を聞きながら対応しますが、現在のところ捕殺に当たっての報酬が必要だというような御意見はお聞きしておりません。
質問 6番 堀井正憲
ありがとうございます。猟友会からのほうは捕殺に関しての要求がないということで理解いたしました。今年4月に環境省で指定管理鳥獣にクマ類が追加されたことにより、北海道ではヒグマの捕獲や調査に指定管理鳥獣対策事業交付金を利用することができるようになりました。ですから、北海道と連携して出没対策または捕獲を取れるなら、交付金を利用した報酬額の増額も可能ではないかと考えておりますけれども、何分この事例がまだ少ないということで、この点について何か情報がありましたらお聞かせください。お願いします。
答弁 農政課長 木谷康臣
ヒグマの報酬ということで、国の交付金としましては1頭当たり8千円というようなことでは伺ってございます。ですので、その辺りも含めまして、今後、報酬ですとか処理費のほうにつきましては検討はしていくことが必要かなとは思っています。ただ、国のほうでは統一したその報酬ですとかという基準を出しておりませんので。国の見解としましては、報酬等につきましては、クマの生息状態や出没状況等の実情を考慮した上で地方公共団体において判断されるものだというようなこともおっしゃられておりますので、他町の状況も鑑みながら今後検討をしていくような状況になるかなと考えてございます。以上になります。
質問 6番 堀井正憲
是非この交付金を利用可能かどうかを考えていただき、北海道と連携するというのも考慮していっていただきたいなと思います。報酬額については、今年5月に奈井江町で、猟友会が報酬額への不満から捕獲の協力を辞退されたという件もございます。今後も良好な関係維持のためには、やはり猟友会側からではなく町側から今より少しでもよい条件を提示、提案するということも大事なことになってくるのではないかと思います。猟友会のほうでも若手ハンターの育成という必要も出てきます。先ほど答弁で持続可能なということが示されておりましたので、若手ハンターを育成しない限りは、今後、クマの被害、ヒグマの被害が増大したときに対応できなくなる可能性もあります。そういう意味も込めまして、できればその辺りも考慮して猟友会のほうに町のほうから示していただきたいなと考えております。それでは次に出没の抑制についてですけれども、3番目です。去年度から導入が実質再開と言っても差し支えないとは思いますけれども、導入された春期管理捕獲は、人の生活圏にヒグマが入ってこないようにするものであり、自然動物との共存といった観点から必要だということも先ほどの答弁から明確になっていると思います。ですが、本町では現在ヒグマが定着していないと考えられており、春期捕獲が難しい、できないということが実情なのではないかと思います。本町でヒグマが出没することを抑制するためにも、山岳地域のある市町村と連携して春期捕獲を実施することも考える必要があると思っております。それで、先ほどの答弁を見ますと、近隣の町や関係機関とも協力を行いながら実施の判断をしてまいりたいと考えておりますということなんですけれども、現在この春期管理捕獲について町のほうで何か進めていることがあったらお教えくださいよ。よろしくお願いいたします。
答弁 農政課長 木谷康臣
現在のところ、町長からの答弁のとおり、特に春期捕獲を実施するというような今のところは考えは持ってございません。以上になります。
質問 6番 堀井正憲
この音更町で出没しているクマというのは、音更町はあまり山岳地帯というところがございませんので、恐らく近隣の町村、近隣の自治体からのそういう緑地を伝って河川敷などを伝ってきての侵入かと思われますけれども、やはり今後協議、関係機関と協議を行って実施の判断をしていきたいという御答弁があったので、是非これを進めていってほしいと考えております。これが一番の出没の抑制の方法かなと私は思っておりますので、是非お願いします。また、ほかに出没の抑制として、住宅街に接する緑地、例えば河川の脇や保安林といったところ、これらの整備というのもやはりヒグマの出没に関しては重要ではないかと考えられます。草の背丈が高く生い茂っているところでは、ヒグマにとって身を隠す格好の場所になるかもしれません。緑地をヒグマの出没抑制として捉え、整備をすることについてどのようにお考えになっているか、もし考えがあればお答えください。よろしくお願いいたします。
答弁 経済部長 重堂真一
先ほどの春期捕獲管理にも関係するんですけれども、基本的に音更町で越冬しているクマはいないというふうな判断を猟友会のほうではしていただいておりまして、ですので春期の捕獲はできないというか、そもそもいないのでやりようもないというような判断で実施していない状況でありますので、今後においては、状況が変わってきたときにはしっかりと対応していきたいということでございます。春以降、夏場から秋にかけて出没が年十数件発生しているような情報であります。必ずしも全部がクマかどうかというのは分からないようなものも含めての数字にはなるんですけれども、そのような状況が続いてございます。経路としましては、今おっしゃったように、河川ですとか林、林地などを通じて夜の間に移動しているというふうにお聞きしておりまして、日中人が動き出してから目撃されるというような形になろうかと思います。ですので、どこを動いてきているというのは想像の世界ではあるんですけれども、それが河川にしても林地にしても相当な距離ですとか面積がございますので、そこを全部整理というか、下草刈りするにしても相当な面積になりますので、それは困難かと思いますので、なかなかそれは難しいかなというふうに判断します。ただ、出たときにはその周辺の痕跡調査だとか追跡なんかをやりますけれども、なかなかずっと痕跡を追跡していけているような状況にはございません。なかなかそういったやぶみたいなところに入った場合には足跡も見つけれませんので、どこを通ってどこを戻っていっているかというのはなかなか難しい状況でありますが、そういった出没を抑制するための林地、緑地ですか、下草刈り的なものはなかなか難しいのかなというふうに判断しているところでございます。
質問 6番 堀井正憲
ありがとうございます。今お答えいただいたとおり、ヒグマの行動範囲非常に広いものとなっていて、行動範囲と考えられる全ての場所を整備するというのは本当に難しいと思います。費用もかなりかかりますし、草はすぐ伸びてきます。なので難しいとは思いますけれども、住民目線から言いますと、町内会などが美観も兼ねて周辺の整備というのを進めていただけたらなというふうに考えております。難しいところではありますけれども、もし経路が分かれば、そこはやっていっていただきたいなというふうに感じます。ちょっとここはもうそのぐらいしか言いようがないんで、申し訳ありません。ただ、ちょっと所管が変わるかもしれませんけれども、ほかにヒグマの抑制方法あれば、恐らく出没頻度の高い他の自治体で実施していることかと思います。なので、抑制というのは本当に難しいという考えではありますけれども、ふだん町民生活の面、こちらのほうで町民がすべき行動、抑制のためにできる行動があれば示していただきたいと思います。例えばごみの問題ですとかそういったものがあれば、私たち住民、町民はどのような行動をしたらいいか、抑制のために。それがあったら教えてください。お願いします。
答弁 農政課長 木谷康臣
一般的に被害軽減策というようなことで言われていますのは、残飯の放置をしないだとか誘引物を除去するだとか、それから、議員おっしゃったように、ヒグマの移動経路となる茂みだとかの草刈りをして見通しをよくするだとか、それから、例えば山に入られたときですとかですと、野外では鈴やラジオなど音が出るもの、鳴るものを身につけるようにだとか、それから一人ではなく二人以上で行動するだとか、そういったことでヒグマに遭遇しないということがまず一番重要な被害軽減策だろうというようなことで認識はしてございます。以上になります。
質問 6番 堀井正憲
よく市街地でも、ヒグマではなくて恐らくキツネやカラスのほかの、野良猫か何か分かりませんけれども、それによって生ごみがちょっと荒らされていたり、あと、ごみを積んだトラックから落とされたような散乱しているごみも見受けられるところがあるので、そういうものがあった場合はやはり早めに撤去、掃除をするというのが大事になってくると思います。それをどこでやるのかという問題があるとは思いますけれども、近くの住民にそういうふうな周知というのはしていったほうがいいかなというふうに考えております。我々も、自分の家のそばでそういうものを見たらなるべく、どこに責任があるというわけではなく、自発的にやっていきたいなという姿勢でいきたいと思っております。今後目撃や痕跡が増えるようでしたら、先ほども猟友会の件でお聞きしましたが、北海道と連携して、指定管理鳥獣対策交付金を利用して、本町におけるヒグマの行動範囲、これを調査することも必要になってくるかと考えますが、この点についてはいかがでしょうか。
答弁 経済部長 重堂真一
全道的、道内的に見たら、音更の出没に関しては決して多くはない状況なのかなというふうに我々は思ってございます。その中で、行動範囲を調べるということになりますと、恐らく一回捕獲して、発信機みたいのをつけてみたいな形になると思うんですけれども、それが音更ではできないのかなというふうに思いますので、出没が多い地域ではそのような取組が進むのか進まないのか、これから検討も進められるとは思うんですけれども、まずは捕獲圧を高めるというような形で広域で対応していくというような動きに今年度転換したというふうに認識しております。春期捕獲管理で鉄砲を持ったハンターさんが山で動くことによって、それを恐れて出没を抑制するというようなことも期待しているようでありますので、決して殺すことを目的にやっているということはないというふうに聞いておりますので、そのような動きも見ながら、本町における出没の増減もにらみながらそういった動きを注視してまいりたいというふうに考えてございます。
質問 6番 堀井正憲
ヒグマの行動範囲調査は、出没件数が少ないということで大変難しい状況だというのはよく分かりました。また、春期捕獲に関しても、今お答えいただいたように、ヒグマにとって人は怖い、近づいちゃいけないという状況にするということは、大変出没の抑制にとって非常に大事なことだなというふうに感じていますので、今後、答弁にありましたように、近隣の自治体、広域で是非取り組んでいってほしいと思います。よろしくお願いいたします。次、4点目の苦情への対応ですけれども、今回一番ここが私が気になっていた部分なんですけれども、本町において、指針やマニュアルは現在のところ策定しておりませんということで御答弁いただきました。平成10年にヒグマ1頭を銃器で駆除した事例では苦情や批判の記録が残っておりませんということなんですけれども、ヒグマに限らず、野生動物の被害が出た場合、鳥獣を捕獲、駆除したときに近年町のほうに苦情が寄せられたことはあるかどうか、もしあれば、どのような内容だったかお聞かせください。
答弁 経済部長 重堂真一
答弁にありますように、クマを捕獲、捕殺した事例は相当昔になりまして、そのときの状況はちょっと記録に残っていないんですけれども、毎年、クマ以外、シカ、それからアライグマなんかを駆除してございます。多数の頭数駆除してございますが、特にそれがいけないですとかかわいそうだとかといったような批判的なお声はお聞きしてございません。以上です。
質問 6番 堀井正憲
今の御答弁にありましたように、クマ以外の野生動物の被害が出た場合、捕獲、駆除したときの苦情があまりない、出ないということは、とりわけクマ類については非常に騒がれる存在だなというふうに感じております。かわいいクマのキャラクターなども世の中にいっぱいあると思いますので、そういうものの影響もあるのかなということも考えられるのかなというふうに感じておりますけれども、先月、秋田県秋田市のスーパーマーケットに侵入したクマが男性従業員を襲った事件、これは秋田県警の人が箱わなで捕獲し、その後麻酔を打って殺処分したことに対して秋田市には100件以上の、100件を超える抗議の苦情があったそうです。このような訴えに全て対応していたら、貴重な職員の時間が奪われてしまうことになってしまいます。ですから、音更町では、ヒグマの捕獲、そして殺処分が必要になった場合を想定して、やはりどのように対応していくかというのは早めに考えておくべきかなと思います。国では、先ほどの答弁にあったように、過度な苦情への対応ということで、捕殺の必要性について、科学的根拠を踏まえた情報とともに、クマ類の生態や現場の状況・背景について情報の発信を強化し、広く社会の理解を求めていく必要があるということで、本町においても、もしそのような捕殺の事態になりましたら、個別に対応するのではなくて、ウェブサイトや広報に殺処分をした経緯や町の考え方、これを掲載していくのでは、よいのではないかと思いますけれども、現段階で答弁にあったように指針がないということで、これを今後考えていくのかどうか、いつぐらいまでに指針、もし指針をつくろうという考えがあるのであれば、いつ頃までに示すかというのを、もし時期があったら教えていただきたいと思います。
答弁 経済部長 重堂真一
そのような事態になった場合に苦情に対応するための指針、マニュアルについては現在ないというような御答弁でございました。今後も特にそのような指針をつくる考えはありませんが、クマに限らず、あくまでも有害鳥獣ということで、有害であるとか、特にクマであれば問題行動をするというような判断をした上で処分しますので、その辺の御理解をいただくような啓発、これはやっていかなければならないなというふうに思っておりますし、万が一そのような事態になったときには、改めてその辺、特にこういった問題があった上でそういう状況になったというようなことも併せて周知していきたいというふうに考えてございます。
質問 6番 堀井正憲
クマに限らず、有害鳥獣に関しては、捕殺の場合はそういった経緯を啓発していくというお答えだったと思いますけれども、実際にたくさんの苦情が来た場合、やはりそれは全部対応するのかどうかというのは今の段階でどのように考えておりますか。よろしくお願いします。
答弁 副町長 宮原達史
苦情に対応するかどうかということですけれども、結論から申し上げますと、今だったら電話なりメールなり、公務員の宿命として対応しなければ、またそれに対する批判が来ると思いますので、どうしてもやはり何らかの対応は、御回答はしなければならないと思っています。それが、先ほど町長からも答弁ありましたように、科学的根拠を踏まえた、それから地域の実情を踏まえた御説明になると思います。先ほど、ほかの有害鳥獣でも苦情来たことがないのかということで、部長のほうから、今のところないというお話でしたけれども、ずっと昔、私が担当しているときに、キツネですね、エキノコックスが騒がれているときに、本当の住宅地の川べりに出没するようになって、箱わなを仕掛けたことがあって、仕掛けて、かかったんですけれども、それを回収する前に、どこかの住民の方が見て、どうしてそんなかわいそうなことをするんだと、苦情は受けたことあります。大分前ですけれども。ただ、そのときには、そういうエキノコックスの話とかそういうことを御説明申し上げましたところ、ああそうか、そういうことなら分かったと言っていただけたんですけれども、やはり事情、背景分からないで、例えばクマであれば、その地域とはかけ離れた都会の方々のそういうのが多いとはお聞きしておりますけれども、そういうのはやはり説明しないと分からないということがありますので、どうしてもやはり対応することになると思いますし、件数多くても、私どもの宿命として対応はしなければ、何らかの対応はしなければならないと思っています。ただ、対応を少しでも少なくするために、そういうことがあった場合には、ホームページなどで、こういうことがありましたというのは、確かに必要なことだと思っております。以上です。
質問 6番 堀井正憲
ありがとうございます。そういう周知をしていくということ、自治体としては必要だということで御答弁いただいたので、了解いたしました。ニュースの記事を見てクマがかわいそうだとだけ受け取ってしまい、抗議や苦情を入れる方たちは、人身被害が起こってしまう可能性や農業被害の拡大ということまでは考えが及んでいないようにやはり思います。しかも、駆除に抗議している方たちは、クマの出没の危険性のない安全な環境で生活している方が多いという見方もされております。私も、動物が好きなので、動物愛護の気持ちはよく分かります。ただ、このような視野が狭く、ヒグマに出くわす可能性のある環境を想像することがなかなかできない方からの苦情は、あまりにも多ければ、やはり一括で何かしら情報発信という形で今御答弁されたような対応をしていくことが一番必要ではないかと思います。個別に対応していてはやはり職員の皆さんの疲弊が考えられてしまうので、その辺のことを今から考えていただいて対応していただきたいなと思います。それからもう一つ、この苦情に対してですけれども、捕獲、駆除を行う猟友会にも抗議の苦情や誹謗中傷が来ることが考えられます。これによって猟友会の行動が取りづらい、そしてハンターの人たちが困ってしまうようなことがあっては、やはり町としても困りますし、町民としても安全に不安が出てくると思います。この猟友会音更支部への抗議、苦情というのはどのような扱いになるか、教えていただきたいと思います。
答弁 経済部長 重堂真一
万が一、クマに限らず、処分した場合に、ハンターさんのほうに苦情が向かうというようなことも考えられるのではないかというような御意見かと思います。ハンターさんのほうにそのような苦情が行っているというようなことは確認はしていないんですけれども、そういったことも考えられるのかなというふうに私も思います。そういったことがないように、ハンターさんに迷惑のかからないよう、これからも協力的な体制で実施していただけるように、そこはハンターさんに苦情が向かわないように町のほうも努力してまいりたいというふうに考えてございます。
質問 6番 堀井正憲
そのように町のほうで考えているということは非常にありがたいことだと思っております。私が調べたところ、北海道猟友会音更支部の連絡先電話番号を調べたところ、役場の代表電話番号になっていました。なので、恐らく電話での苦情というのはまず役場のほうに来るかと思いますので、今御答弁されたような対応で是非よろしくお願いいたします。これが最後になりますけれども、昨年度はヒグマの捕獲数が1,804頭と1962年の統計以来過去最多となりました。餌となるドングリなどの木の実の不作が原因と言われていますが、あと、これに加えて数が増えたことによる縄張争いに負けたクマが餌を求めて市街地に出てくる、市街地又は農地に出てくるということも考えられます。これらは自然界のことなので、予測を立てるのは難しいですけれども、今後も出没、捕獲数が増えることが考えられます。そのときには、町内にヒグマが出没し、大きな人身被害と農業被害が発生する可能性も考えられます。そうなってしまっては町民生活の安全と財産が脅かされるということです。本町には、定住し、冬を越すヒグマはいないと見られておりますが、行動範囲の広い動物ですから、冬籠もりから目を覚ます来春までに、被害防止について、できることはしていっていただきたいと思います。さらに、今までどおりに猟友会とのよい関係を維持していただき、場合によっては北海道や近隣の市町村との連携で被害防止に備えていただきたい。これは御答弁いただいたとおり要望したいと思います。またあわせて、捕獲、駆除した場合に寄せられる抗議や苦情には科学的な理由を述べて対応していくようにお願い申し上げて、私の一般質問をこれにて終わらせていただきます。ありがとうございます。
答弁 町長 小野信次
時節を捉えて、皆さんが関心持っていられる、クマは冬眠に入るけれども、我々は冬眠しないんで、いい質問だなというふうに思っておりますし、いろいろお話があった中で、答弁をした中では、被害に遭う前にというお話がありました。もちろんそのとおりだと思います。ただ、今回は有害鳥獣という中で熊に特化したお話でありました。これに対しては、今の春グマ対策という前に、農作物の被害が、クマだけ捉えればさっき言ったように0.1とかそういう話だけれども、農家さんにとっては、クマももちろんそうだけれども、シカの被害がこの我が町にあっても相当な苦情が来ているんですよ。あとはアライグマ。そういう中で、今あえて堀井議員がおっしゃってくれたからいいんだけれども、十勝圏の活性化協議会という中で、よく言ってくれたと思うよ、クマの話。これ、7月の12日に令和6年度の十勝圏活性化協議会として要請・要望に、道内の出先のところに要請に行く、そしてその段取りもする。でも、クマという言葉は一つも入っていないんだよ。だから僕はそのときに、環境省の北海道地区環境事務所で、新しく所長が女性の方なんだ。山本麻衣さんという方に話をしたんだよ。だって、十勝で誰もクマって言わないんだから。そのとき、いろんな被害が出ているという話も出ていた。なぜこれを取り上げないんだと。あわせて、国が今年度に入ってから、ライフル、ハーフライフルを使ったら駄目だと言ったでしょう。クマって、簡単に捕殺と言うけれども、クマに銃を向けてそれを捕殺できるという技術は、銃もあるし、それから、いきなり要請したからって、1年、2年でクマに立ち向かえる人なんかいないというぐらい危険なものなんです。そういったことをちゃんと、今日あなたがこうやって、ましてや大学の学生さん、併せて近隣の町村というけれども、池田からも来ておられるから。であれば、そういった近隣の議員もちゃんとこういう問題に。被害が起きてから言うのか。我々は、この音更町としては、おっしゃってくれたように、とおりだ。そして、あなたがさっき言ったように、保安林の話もしたし河川の話もした。でも、うちには農林省の4千、僕が子どもの頃は4,200ヘクタールと言ったんだ。でも今は4,100ヘクタールってまた直しているけれども、そこにも今回然別地区、上然別やらその牧場の近隣にクマが出没したって、さっき、あわせて固定した場所は言っていないけれども、それでもそれも全部今、経済部、木谷課長、重堂部長のほうから全部に周知しています。だからこそ環境省の山本所長にあえて言ったの。あなたここに初めて来たといいながら、この問題をどう捉えるのと。ましてや国はハーフライフル使用駄目なんていう話しして、どういうふうに考えていられるのと言ったら、よく言う検討研究しますという話だけれども、そんな話じゃないんじゃないですかという話をさせていただきました。それはうちの町だけだよ、そんなことを言ったの。だから、堀井議員が今日あえて質問してくれたことは大きく広がると思うよ。なぜかといったら、クマとほかの鳥獣といって違いは人身に関わるからだよ。そして春グマ。春グマって、何で春グマと言っているか、そこを言ってほしかったんだ。そこでしょう。子どもを産むために、別に人が住んでいるところに近づいてきた覚えはないんだよ、クマは。でもそこで子どもを産んじゃったクマは、子どもはそこで育てるから、子どもがそこに住もうとするんだよ、自然に。そういう危険性をあるからといって春グマ対策というところから平成元年、みんな気付き出したのさ。そこを覚えておいたほういいよ。ただ春グマの対策じゃないんだから。クマの習性というものをしっかりと体に伝えておかなければ駄目。あわせてもう一つ、人間が云々かんぬんという話あったけれども、よその国へ行ったことあると思うけれども、あなたも。これはカナダやアメリカ、多分ロッキーの縁なんか行ってごらん。まず観光客もそう。ごみなんか出さないから。あわせて、今知床のところでクマがどんどん人の車に寄ってくるでしょう。昔はバスで行って、団体で行くからそんなクマに餌やる人いなかったんだよ。今みんな車で行ってクマに餌やっているじゃない。そういうことから、クマがいいとか人がいいでなくて、己から直していかなければ駄目だ。そういうことを堀井さんもちゃんと伝えてほしいんだな、全国に。よろしくお願いしますよ。まず人がクマに近付き過ぎたんだ。クマがかわいそうとかそんなんじゃないの。そして、今度、あなたもいろんなところ歩いているから行ってごらん、苫前に。入植当時にクマに立ち向かった家族が、クマはその習性で最後までその家族を、全員を被害を与えるまでというの、その家族がなくなるまでクマは執念深く来たという。恐らく学生さんも今度苫前へ行って見たらいいよ。そこが歴史の中心になっているから。だから、あえてもう時間もなったのでもう言わないけれども、これは歴史をひもといて、クマの習性を知って、そして我が町は、重堂部長や木谷課長が言ってくれているけれども、どれだけこのクマが出たということを1年間に周知しているかということ。それからしたら我が町は、堀井議員もそうだけれども、僕もこうやって、せっかくの機会だから発信してもらったし、併せて、何もやっていないかといったら、誰も言っていないんだよ。それを7月12日金曜日、あえて。そこに行って、新しく来た所長、山本麻衣さんに、もうちょっと冷静に。そして、奈井江の話ししているけれども、猟友会と町がしっかりとタッグを組んでというのは、うちの町は、緑陽台にクマ出たときもそうだし、あとは、さっき、宮原副町長の本当に担当のとき、かわいそうとかでないんだわ。人間が、例えばあそこに高速道路ができたでしょう。そして、あなたが今住んでいるとこもそうだよ。いろんな環境が変わっていくの、この30年の間に。じゃ、そこもクマの通り道だったかもしれない。だからそういうことも考えながら、我々が今に至って互いに向き合っていく中で、人身被害、そういったことに対してどうやって向き合っていくのかということですよ。だから、みんなが批判して、いろんなことが来たらどうするんだというけれども、宮原町長のおっしゃったとおり、我々は一つの言葉も、あるいは来られたものに対して対応していないなんていうことはないんで。だからそういったことを含めて、我々は、その我々の対応も大事だけれども、皆さん方もクマに対しての、せっかくこんな珍しい質問。していないんだよ、誰も。あえて十勝からそういった質問をした人がいるということも、大事な時期だと思いますので、今日の質問には感謝をしながら、またお互いの知識を高めていきたいと思います。ありがとうございました。