みんなの議会

音更町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月13日

人に優しい安全で快適な道路環境の整備について

2023年12月13日、音更町議会の一般質問で、堀江靖祥議員が「人に優しい安全で快適な道路環境の整備について」質問し、町長 小野信次、都市計画課長 和田圭太郎、土木課長 野中孝泰、建設部長 高瀬忠行が答弁しました。

質問者
堀江靖祥 議員
答弁者
町長 小野信次、都市計画課長 和田圭太郎、土木課長 野中孝泰、建設部長 高瀬忠行

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 7番 堀江靖祥

通告に従いまして一般質問させていただきます。人に優しい安全で快適な道路環境の整備についてです。本町の道路網は、道東自動車道、帯広北バイパス、国道241号音更大通と道道12路線を骨格とし、これらに接続する町道で形成されています。こうした道路交通条件もあり、現在市街地の骨格となる国道241号音更大通沿いには多くの商業施設が建設され、利便性が向上するとともに、その周囲には良好な住宅地が広がり、今日の町の発展に至っています。なかでも市街地を南北に走る国道241号音更大通は、本町のまちづくり上で重要な役割を担う道路であり、年間を通して通行車両が多く、事故も多発し、慢性的な渋滞が発生していることから、長年にわたり町政の重点課題として多くの議論がなされてまいりました。そして、多くの関係者の御尽力の結果、平成27年に国による国道241号音更大通の道路環境整備が事業化され、平成29年から現在の工事が始まったことと承知しております。町の道路整備に関しては、令和3年度からスタートした第6期音更町総合計画において、国道、道道で整備が必要な路線については積極的に要請するほか、これらに接続する町道の整備及び適切で計画的な維持管理を推進し、誰もが安全で快適に利用できる道路環境整備に努めるとあり、その目標指標として、都市計画道路の整備率や町民の「道路の整備・管理」への満足度が示されております。こうした中、北海道総合都市交通体系調査協議会において、少子高齢化の進行に伴う人口減少社会の到来に向け、道路計画等の再検証が始まり、昨年から音更町を含む帯広圏での調査検討が始まっております。しかし、依然として町民アンケートの「道路の整備・管理」に対する満足度が上がらず、今後の重要度も高い数値を示したままの状態です。今後は、道路をはじめとするインフラ施設の老朽化により、その維持管理や更新費用にも多額の財政負担が予想されています。社会資本の中でも特に道路は、社会経済活動や地域生活を支える必要不可欠な社会基盤として、日常の交通機能とともに、防災対策としても重要な役割を担うものであることから、町の道路環境整備における現状の課題と今後の取組についてお伺いします。1、本町のまちづくりにおける国道241号音更大通の課題は。また、今後の関係機関への要請は。2、町の都市計画道路31路線のうち、長期未着手道路となっている鈴蘭通、木野西通、緑陽北通の3路線について今後の整備の見通しは。また、これらの道路は在り方を含めて計画が見直されることもあり得るのか。3、さきに上げた3路線の中で、特に交通量の多い鈴蘭通と町道音更木野間基線に町道共栄幹線が変則的に交わり、大変危険な状態となっている木野コミセン北西側にある交差点の安全対策は。4、町の公共施設等総合管理計画で、道路においては今後40年間でこれまでの約3.6倍の年平均約11億円もの更新費用が推計されているが、今後の財政面における道路維持管理費に対する町の見解は。以上、御答弁よろしくお願いいたします。

答弁 町長 小野信次

人に優しい安全で快適な道路環境の整備についての御質問にお答えをいたします。はじめに、1点目の本町のまちづくりにおける国道241号音更大通の課題と今後の関係機関への要請についてでありますが、国道241号音更大通は、道東圏あるいは旭川圏との都市間道路としてはもとより、十勝圏の中核都市である帯広市への主軸道路として、市街地の形成や商業施設をはじめとする生活利便機能の集積など本町のまちづくりにとって重要な役割を担っておりますが、商業施設が連続する区間において店舗に出入りする車の停止や徐行による渋滞の誘発、車線数が減る箇所の直進車同士による接触・追突事故の発生、また、大規模な地震が発生した際の電柱倒壊による道路閉塞などの課題があるものと認識をしております。このような課題を解消するため、十勝19市町村長及び議会議長で構成される十勝圏活性化推進期成会や北十勝4町の町長及び議会議長で構成される北十勝4町国道整備促進期成会などにおいて、関係機関に対し、交通事故対策事業及び無電柱化事業の整備促進や事業区間の延伸について要請しており、今後も同様の要請を継続してまいりたいと考えております。次に、2点目の町の都市計画道路31路線のうち、長期未着手道路となっている鈴蘭通、木野西通、緑陽北通の3路線に係る今後の整備の見通しと在り方を含めた計画の見直しについてでありますが、国は、都市計画道路について、近年の人口減少や少子高齢化などによる社会経済情勢の変化を踏まえ、持続可能な社会を構築していくためのコンパクト・プラス・ネットワークの取組などを勘案しながら、目指すべき都市構造と対応したものであるか、また、必要な事業の選択と集中が図られているか、再検証を求めております。これを受け、道は、都市計画道路を決定している全ての自治体に対し、長期未着手都市計画道路について、その原因を整理し、社会情勢の変化を踏まえた上で、将来の都市像に沿った計画となっているかを検証し、「都市計画道路の見直しガイドライン」にのっとり、必要に応じて「廃止」や「変更」などの見直しを行うよう求めております。このような状況の下、道が主体となり、令和4年度からの3年間で帯広圏総合都市交通体系調査を実施しており、最終年である6年度には「帯広圏都市交通マスタープラン」が策定される予定となっております。「都市計画道路の見直しガイドライン」によりますと、都市計画決定後30年以上未着手の幹線街路が見直しの対象とされており、この条件に該当するのは、鈴蘭通、木野西通、緑陽北通の3路線でありますが、そのうち緑陽北通につきましては、町道音更西1線から帯広北バイパスの区間において、道の駅おとふけの開業に伴い交通量が増えているほか、開進工業団地への大型車両の通行も多いことから、将来、都市計画道路として整備する場合においても最低限の手戻りで済む形での整備に今年度着手いたしました。御質問の鈴蘭通、木野西通、緑陽北通の都市計画道路としての今後の整備の見通しや計画の見直しの可能性についてでありますが、町といたしましては、「帯広圏都市交通マスタープラン」で示される帯広圏の将来像を見据えた整備計画案を基に、市街地の状況や将来的な交通量を的確に見極め、整備の必要性の検証を行い、計画の見直しを含め今後の方針を検討してまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。次に、3点目の鈴蘭通と町道音更木野間基線道路、町道共栄幹線道路が交わる変則交差点の安全対策についてでありますが、この交差点は、鈴蘭川河川改修に伴い、以前は人道橋であった神田橋を平成2年度に自動車が通行できる幅員に拡幅して架け替え、翌3年度には、移転した旧下音更小学校グラウンド跡地に南北に縦断する道路を整備したことにより、それまで丁字路でありました鈴蘭通と基線道路との交差点が十字路となることで現在の姿となっております。その後、交通量の増加に伴い、平成7年度には、交差点改良としてゼブラゾーンを設けた右折レーンの整備を実施しております。この交差点付近の交通量は、これまでの国見通や基線道路の整備のほか、先日、近隣に大型小売店が出店したこと、さらには今後において大手企業の本社移転も予定されていることから更なる増加が懸念されるところであります。今後のこの交差点の安全対策といたしましては、車両の安全かつ円滑な走行を誘導するゼブラゾーンや右折レーンをはじめとする路面標示の適切な維持管理に努め、また、冬期間においてはきめ細かな除排雪を行い、焼砂散布などによる滑り止め対策を徹底したいと考えております。最後に、今後の財政面における道路維持管理費についてでありますが、平成29年3月に策定した公共施設等総合管理計画において、道路の更新費用の推計は年間約11億4千万円となっておりますが、その推計値は、国から提供された試算ソフトを活用し、15年で舗装の全面を打ち換える条件として算出したものであります。本町におきましては、道路などのインフラ施設の更新の際には、各長寿命化計画に基づき、国庫補助金の活用や舗装道路長寿命化対策を実施し、令和4年度の決算では、長寿命化対策費及び道路整備費を合わせて約4億3千万円となり、計画と比較いたしまして約4割の更新費用となっており、費用の圧縮につながっております。道路などのインフラ施設は、人口の動向によらず、町が形成されている限り必要な施設であることから、引き続き長寿命化計画に基づき点検を行うとともに、パトロールを通じて道路状況を把握し、劣化が進む前に予防的な修繕を行うなど、補修や更新に係る費用の圧縮や平準化を図ってまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。

再質問 7番 堀江靖祥

御答弁いただきましたので、再質問させていただきます。まず1点目に関してですが、国道241号音更大通は、帯広北バイパス開通という難しい状況の中で引き続き国道として維持され、こうして新たな整備が行われていることに対し、改めてこれまでの関係各位の御尽力に心より敬意を表するとともに、現在、木野大通5丁目交差点まで交通事故対策事業並びに無電柱化事業を完了し、目に見える形となって整備が進んでいることをこの地域に住む住民の一人として大変感謝しております。ただ、現在の事業区間では道半ばという状況であり、過去の議会でも議論されたように、整備された区間はスムーズな通行が可能になりましたが、混雑する区間がさらに北へ延び、今では14丁目ぐらいまで混雑している状況かと思います。そこで、この国道241号音更大通の交通混雑解消等に向け、帯広北バイパスやすずらん大橋の開通によって分散化が図られるよう見込まれていたかと思いますが、現在の国道241号音更大通の交通状況の変化についてどのような見解をお持ちか、お聞きいたします。

答弁 都市計画課長 和田圭太郎

国道241号音更大通の現況についての見解でございますが、平成6年の帯広北バイパスの開通、そしてその後の平成12年のすずらん大橋の完成と、この二つの大きな出来事によって交通の流れは変わり、交通量がそちらのほうに分散していることは確かだと思いますが、やはり近年、木野市街に大型商店施設が相次いで開店しておりますので、その区間は特に交通量が増えておりますし、特に休日の日中につきましては、町長が答弁申し上げましたとおり、店舗に出入りする車の停止や徐行によって渋滞が誘発されて、大変混雑しているものと認識しております。

再質問 7番 堀江靖祥

今おっしゃられたとおりで、それは、これまでのまちづくりの成果によって住宅地が広がり、商業施設が集積して通行車両が増えていること自体町が発展していることを示しており、大変喜ばしいことだと私も思っております。先ほど町長より御答弁いただきましたが、これからも国道241号音更大通は本町のまちづくりにとって重要な役割を担う道路でありますので、現状の課題解決に向け、今後も引き続き関係機関に対して、事業区間の更なる延伸についての要請をお願いいたしたいと思います。その上で、20年前、平成15年3月の第1回定例会で、当時の山口町長と宮原議員との間で交わされた、国道241号音更大通は町の顔とも言える道路ですので、道路整備とともに、音更にふさわしい町並み整備への思いも受け継いでいきたいと思っております。次に、2点目の都市計画道路の整備についてです。帯広北バイパスの整備におよそ30年ほどかかりましたので、国道241号音更大通に関しても、今後順調に事業区間が延伸されたとしても相当な年月を要することが想定されるかと思っております。そこで、交通ネットワークを補完する上で欠かせないのがその他の都市計画道路となります。町の都市計画道路約61キロに対する整備率は令和4年度で78.6%と、総合計画の中間目標数値、令和6年度で78.2%は既に達成されておりますが、帯広圏で言うと、帯広市が88.3%、芽室町が90.6%と、それに比べると低く、幕別町の63.6%よりは高いという数字です。これらは、音更、幕別ともにさきに上げた国道整備が進んでいないという点が含まれる数字ではありますが、本町でいうと、質問で示しました3路線が長年未整備という状況です。そこで、先ほどの御答弁で緑陽北通が今年度整備に着手したとのことですが、その事業スケジュールはどのようになっているのか、教えていただきますでしょうか。

答弁 土木課長 野中孝泰

緑陽北通の整備の予定についてでございますけれども、緑陽北通、町道音更然別北9線道路、こちらの整備につきましては、現在緑陽台北区の北西端、町道音更西1線道路から帯広北新通、国道241号帯広北バイパスまでの延長590メートルの整備を計画しているところでございます。国の社会資本整備総合交付金事業を活用して進めておりまして、事業費は、工事費、調査測量設計、用地買収、橋梁の拡幅整備等も含めまして、現在において3億8,400万円の事業費を予定しているところでございます。事業期間につきましては、今年度事業着手いたしまして、一応今現在の予定としましては令和7年度を完了を目指しております。ただ、国のほうの交付金の配当状況によりまして事業期間については若干遅れることも視野に入れながら進めているところでございます。以上です。

再質問 7番 堀江靖祥

ありがとうございました。現在、国道241号音更大通と帯広北バイパスを東西に結ぶ整備された計画道路は雄飛が丘通と北5線の国見通の2本しかありませんので、その中間の北9線に位置する緑陽北通は、先ほど御答弁にありましたように、開進工業団地と音更帯広インターチェンジを結ぶ産業道路の役割も担う形で計画されてきたのかと思いますので、その状況も今後も見守っていきたいと思っております。一方、今から50年前の昭和48年に当初計画決定された木野西通についてです。現状では、さきに3点目で答弁いただいたとおり、南の神田坂方面が整備され、国見通北側も基線通として整備された関係上、3点目にお聞きしている安全対策と矛盾することを承知でお聞きします。町内における道路ネットワークの構築においては、計画道路となっている木野西通よりも、1本西を並行する町道音更木野間基線の重要度が高いように思いますが、その認識はいかがでしょうか。

答弁 都市計画課長 和田圭太郎

木野西通よりも音更木野間基線道路の重要度のほうが高いのではないかという御質問かと思いますけれども、道路ネットワークの構築という視点でお答えさせていただきますと、音更木野間基線道路につきましては、音更町都市計画マスタープランですと、北は3号から南は北5線までの区間を幹線道路と位置付けております。しかし、北5線、北4線間は、基線道路、北から南下する交通が北5線で分散すると捉えておりますので、この区間につきましては、幹線道路ですとか補助幹線道路として位置付けはしておりません。その一方、木野西通につきましては、バス路線でもありますので、北4線、5線間補助幹線道路として位置付けてはおります。しかしながら、3点目の質問で町長が答弁申し上げましたとおり、基線道路の北5線、北4線の交通量というのは近年間違いなく増加しておりますし、やはり国道241号の、それを補完する道路として木野市街と本町を結ぶ路線でありますから、ネットワークとしての重要度は確かに高まっていると認識しております。

再質問 7番 堀江靖祥

ありがとうございます。町の認識も理解いたしましたし、同じような認識を持っていらっしゃるということも分かりました。今回ですが、1か月ほどかけて木野地区の交通量を各地で実際に調査いたしました。現状木野西通については、バス路線ではありますけれども、時間当たりの交通量が40台弱ということで、並行する音更木野間基線が4.8倍多い、およそ210台となっております。さきに御答弁いただいたように、現在北海道が主体となって行われている調査に基づいて来年度以降策定される新たなマスタープランを受け今後の方針を検討していくとのことでしたので、所管委員会や議会でもその後議論していくことになろうかと思います。私も今回、当該地区の方から、肯定、否定を含めいろいろ御意見を頂戴いたしました。次に述べる昭和43年に当初計画が決定された鈴蘭通も同様ではございますが、計画からかなりの年月が経過しておりますので、法的規制の強い都市計画道路とはいえ、その結論がどのような方向になったとしても、これらの件に関しては、実際住まわれている方々に寄り添った最大限の丁寧な説明が必要であると痛感しております。次に鈴蘭通についてですが、3点目の安全対策と併せて改めてお聞きします。鈴蘭通における当該交差点の道路構造上の課題についてはどのように捉えていますか、お願いいたします。

答弁 土木課長 野中孝泰

鈴蘭通の変則交差点のところについて御答弁させていただきます。現状におきまして、下音更幹線道路、音更木野間基線道路、共栄幹線の3路線に関わっている部分でございますけれども、こちらの交差点の形状につきましては、当該交差点につきましては、基線道路との、号線道路との交差部分、それと、その約40メーター西側に共栄台方面から下ってくる共栄幹線との接続がありまして、幹線道路の交差及び接続が近接している一連として変則した形状をなしている交差点だというふうに認識しているところでございます。現状の接続形状を変更することなどによる交通安全上の抜本的なといいますか改善につきましては、地形的にも難しい部分があるのかなというふうに認識しておりますが、今後の交通量の変化などを注視しまして、交通規制の所管官庁とも意見を交わしながら、右折レーンの滞留長ですとかゼブラゾーンですとか、それらの区画線形状なんかも研究を重ねてまいりたいなというふうには考えてございます。以上です。

再質問 7番 堀江靖祥

私も、いつもあそこの交差点で非常にどうすればよくなるのか考えているんですが、なかなか難しい認識であるというのは私も理解しております。これから、今回ちょっと一番長い話になりますが、少々お時間いただいてお聞き願いたいと思いますが、まず、調査した現状の数字で言いますと、鈴蘭通自体の1時間当たりの交通量が現時点で380台ほどあります。そこに、さきに述べたように、北から、音更木野間基線から流入してくる車両が1時間当たり100台、おっしゃられたように40メートル西に近接してある共栄幹線から同程度の100台、そして南の神田坂方面から160台が流入することで、この交差点に入る平日7時から19時、12時間の中間、昼間の交通量が平均でおよそ8,800台、1時間当たりに平均すると約730台その交差点に車が流入している状況です。一番多いときは、夕方のピーク時には900台を超える車両が行き交う信号のない交差点となっております。比較の材料として、国道を除く木野地区の南北の幹線である木野東大通の通行量が1時間当たり約600台、すずらん大橋を渡り北に向かう道道の鈴蘭新道が1時間当たり約千台でした。なお、この数字の妥当性については、令和3年の国土交通省データでは鈴蘭新道が1,018台でしたので、ほぼ同数を示しており、特に今述べている鈴蘭通に関しては延べ4回の時間帯・方向別調査を実施いたしましたので、確証を持って述べている数字となっております。ちなみに、国土交通省データによるこの役場前の音更中央通は1時間当たり約190台でした。ですから、この交差点の交通量は木野東大通よりも多く、ピーク時には鈴蘭新道並みであることになり、いかにこの交差点の交通量が多いのか、分かっていただけたのかなと思っております。当然ながら、交通量のみに関して言えば信号設置基準は超えております。近隣には保育施設や高齢者施設、そして下音更中学校があり、朝夕のラッシュ時に登下校で利用する中高生も多くおります。東西を横切る横断歩道はなく、今の時期は暗くなるのも早く、非常に危険な状態で、歩行者が車に遠慮しながら横断しているという状況になっています。また、交差点内においても毎年のように物損事故も発生しており、これから冬季間は、特に道路の構造上、一時停止、発進、左折などの複雑な動きをしますので、スリップしやすい場所となっております。そのような状況の中、御答弁にもありましたが、近隣に新たな商業施設が先月オープンし、大変ありがたいことに旧下音更小学校跡地に現在建設中の管内大手企業の本社が来年末には完成し、社屋の北側には社員用の駐車場が整備され、令和7年の3月には約120人の方々が勤務する予定とお聞きしております。御答弁いただいた現状のままでは交差点の許容量を超えるのではないかと懸念しております。そして、この鈴蘭通は、木野地区の住民や木野東小学校の児童がいざというとき洪水時の指定避難場所である下音更中学校に向かう避難ルートに当たり、また、今後は、1点目で触れた国道241号音更大通の事業区間が令和3年にありがたいことに6丁目交差点から8丁目の鈴蘭川に架かる鈴蘭橋まで延びたことにより、その時点での事業完成後の国道からの分散アクセス道路として、東側の木野東通の整備は完成しておりますので、西側に位置する鈴蘭通の持つ重要度は一層増すものと考えています。大変長くなりましたが、以上の点から今回の質問に至ったわけでありますが、改めてお聞きしますが、鈴蘭通の持つ重要性の認識について御理解いただけたでしょうか。

答弁 建設部長 高瀬忠行

鈴蘭通の重要性ということでございます。都市計画法に基づく都市計画道路鈴蘭通、一方で道路法では町道下音更幹線として認定されている道路でございます。こちら、堀江議員から一般質問いただいて、いろいろ私も調べました。国土地理院のホームページで過去の航空写真を見ることができるんですけれども、その中では昭和19年に陸軍が撮影した航空写真が閲覧できるんですけれども、そちらにもしっかりこの道路写っております。当時、中鈴蘭にあった陸軍施設に接続する道路、戦後は下音更小学校、下音更中学校、それから国立十勝療養所に通じる道路という位置付けで主要道道帯広新得線として整備された歴史のある道路なのかなというふうにまず認識しております。また、この道路につきましては、昭和63年に、現在の国見通、当時町道木野北5線という町道だったんですけれども、そちらを道道に昇格し、それに伴い当時の主要道道帯広新得線が現在の町道下音更幹線になったという、そういった経緯もございます。また、当時は鈴蘭地区と木野市街地、いわゆる高台と下台を結ぶ数少ない歩車道を備えた道路でもありました。当時も現在も下音更中学校への通学路ともなっておりますし、議員がおっしゃるとおり避難経路にもなっている道路で、大変重要な道路であるということもまた認識しております。また、この4車線道路である国見通、あるいは翠柳大橋、こちらが開通したことによって、その開通する前後の交通量を比較すると、現在は特に大型の車両が国見通に分散されて、国見通の整備前後で通行する車両の種類、変化があるのではないかと認識しております。そういった経緯、経過を踏まえて改めて考察しますと、当該道路の位置付けというのは、当時の主要な幹線道路、道道帯広新得線としての役割が、国見通が開通したことに伴い分散化され、現在は国見通と国道241号を補完するバイパス的な役割を果たす道路に役割が変化しているのかなというふうにも認識しております。さらに、議員もおっしゃったとおり、その沿道には下音更中学校、木野コミュニティセンターなどの公共施設、それから高齢者福祉施設、保育園、飲食店も数店張りついております。決して通過交通だけの交通ではなく、そういった施設を目的に通行される車両も多々あるのかなというふうに認識しておりますし、たくさん交通量調査していただいてありがとうございます。また後でデータ、もしもらえるのであればお願いしたいと思いますけれども、そういったこともありますし、議員おっしゃるとおり、ますます交通量が増えるということも大変危惧、懸念しておるところでもあります。いずれにいたしましても、繰り返しになってしまうかもしれませんけれども、令和6年度に策定される、北海道が策定する帯広圏都市交通マスタープラン、それから大手企業の本社移転、さらには国道241号音更大通の事故対策事業の進捗、そちらに伴うまた近隣の交通動態あるいは交通量の変化、そういったものもしっかり見極めつつ、町議が交通量調査していただきましたけれども、またプロの交通量調査、そういったものも導入することも視野に入れながら当該道路の利用状況を注意深く見つめていかなければならない、そういった重要な道路であるというふうには位置付けておりますし、認識しておりますので、御理解いただければと存じます。以上です。

再質問 7番 堀江靖祥

大変詳しくお答えいただき、ありがとうございました。先ほどと重なりますけれども、今後の方向性としては、先ほどと同様に、来年以降の新たなマスタープランの策定後に、実際の状況をプロの目で確認して検討することになろうかと思います。部長も今お話しされていたとおり、鈴蘭通は、かつて鈴蘭の高台が戦前、武勝台と呼ばれた頃よりある歴史ある通りと地域の方からお聞きしております。また、南鈴蘭から中鈴蘭を通る公園通とのアクセス道路の整備も依然として課題として残っておりますし、3点目の交差点の安全対策については、ちょっと所管に関わることではございますが、信号機の移設等の抜本的な対策は、関係機関との連携が不可欠になろうかと思います。鈴蘭地区5千人の町民にとって極めて重要な道路である町の花スズランを冠した鈴蘭通が、人に優しい安全で快適な、その名にふさわしい美しい通りになるよう要望して3点目の質問を終わります。最後に、4点目の道路の維持管理費についてですが、更新費用の圧縮については、先ほどの御答弁でよく理解いたしました。先日の町長の行政報告にもありましたが、音更町道路情報提供サービス及び音更町道路情報通報システムが本日より運用開始となり、お昼少し利用してみましたが、大変便利で優れたシステムとなっておりました。町民との協働による道路等の維持管理に非常に役立つ手段が今回導入されましたので、今後は、町民への周知活動に努め、有効に活用していただくことで更なる維持管理費の抑制につながるのかなと思っております。また、先日新聞で、音更と幕別が道内で唯一モデル地域に選定されたと紹介されておりました地域インフラ群再生戦略マネジメントでは、町にとって道路整備を含め財政面などどのような利点があるのか、現時点で分かる範囲で構いませんので、教えていただきますでしょうか。

答弁 土木課長 野中孝泰

地域インフラ群再生戦略マネジメントについてでございます。称して群マネと申しますけれども、こちらについては現在国土交通省のほうで進めている取組でございまして、国土交通省では、現状として抱えている技術者不足ですとか個別施設計画策定などの課題に向けまして、市町村間での連携ですとか他分野との連携によりまして、相互に補完しながら問題を解決していくことも視野に入れながら、計画策定や実施に関する調査検討などについて、助言などをもっての支援をするということとしているところでございます。これからの人材不足や厳しい財政状況下において、道路をはじめとする地域インフラの持続可能なインフラメンテナンス、こちらを目指すための意義のある事業ではないのかなというふうに考えているところでございますけれども、現時点におきましては、国が進めようとしている検討のためのモデル地域として選定されたという状況でございまして、技術的であるとか財政的な支援内容、こちらについてはまだ詳細なことは示されていない状況ではございますが、都道府県ですとか他市町間での広域連携ですとか、他分野インフラとの分野横断的な連携をすることによるスケールメリットですとか、技術面での他町村間での協力体制ですとか、個別施設からインフラ群として新たなデジタル技術等の活用によりましての効率的、効果的な事業の推進、マネジメントの推進、あと、災害時などの有事における協力なんかにつきましても考えますとメリットがある事業ではないのかなというふうに考えております。ただし、今現在、今回の事業採択につきましては、幕別町さんのほうで連携を想定する市町村として音更町を指定して申請したものでありまして、現時点において、連携して群マネの事業を進めることについてはまだこれからの話となっておりまして、今後におきまして幕別町さんのほうと連携することが音更町にとって有益な道路メンテナンスにどのようにつながっていくのかにつきまして判断していきたいというふうに考えております。以上です。

再質問 7番 堀江靖祥

ありがとうございます。この件につきましては、後日小澤議員のほうからも質問が出されておりますので、この辺りにとどめておきたいと思います。今回は、地域が抱える課題の一つであり、特に要望の多い木野地区の道路環境について質問させていただきました。実際に調べていくことで現状分析をすることはできましたが、地域の方にお聞きすればするほど、利用する立場やそこに住む住民お一人お一人道路に対する考え方には違いもあり、考えさせられることも多く、非常に難しい課題であることも理解いたしました。しかし、町の歴史は道路でつくられると言っても過言ではないほど、豊かな道路づくりは、単に必要不可欠な交通インフラという枠にとどまらず、人や地域を相互につなぎ、移動や輸送を支えるネットワーク機能を向上させるとともに、その町の景観を形成し、住民の暮らしや経済活動を支え、新たな環境を創出する町の骨格づくりにつながっていきます。午前中、町民の方々からいろいろな御意見をいただきましたが、現在地方自治体に求められている役割は非常に多岐にわたっており、ソフト面の充実が今後重要であることも十分承知しておりますが、夢のある町の未来を展望し、この先も必要な社会基盤である道路を誰にとっても安全で快適な環境でしっかりと整備することもまた、音更の町が今後も発展し続け、「みんなが住みよい 選ばれるまち おとふけ」への実現に向けての大事な要素であると私は考えております。今回も非常に長い話になりましたが、以上で質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

答弁 町長 小野信次

堀江さん、いい、夢のある話。これ、あなたが歴史と言ってくれましたけれども、鈴蘭通、歴史を回顧していただいたけれども、そういった中で、ようやく、その歴史をつなぎながら、あるいは歴史を引きずりながら、あそこがああいうふうに通れるようにもなり、いろんな人が関心を持ってくれてきたことも事実なんです。いろんな発展する過程の中で、道路一つつけるんでも、最初は獣道か私道か、そういうとこから始まっているんですよ。多くは部課長さんから話あったし、堀江さんからもお話ありましたけれども、一つひとつのその歴史があるというところを、ただ道路をつくるというだけじゃなくて、その周りにいる人たちが合意形成しながらその道をつけていかなければならない。そして、町の発展を言ってくれたからこの機会にあえて話しさせていただきたいけれども、町が発展するがゆえに、それを理解して、仮に私道、あるいは一般の公道でも、みんなが合意形成して、それを今にふさわしい道路に改造することもできるんです。夢といっても、その夢をしっかりと打ち立てながらも、こうあるべきという計画をどんと立てるというのはなかなか、それは将来に閉ざすこともあり得るということ。それで、せっかくお話ししていただいた中で、全くお話ししていただいたことは当たっていると思いますよ。なおかつ、241号線のお話をいっぱいしてくれました。最初に町が発展する歴史をもうちょっとひもといて241号線沿いも勉強していただければありがたい。最初は十勝大橋から木野、これは音更の玄関口ですよ。しかし、鉄道がなくなったりいろんなことが起きながらも、その前にコカ・コーラがあったり、こっちへ来てよつ葉があったりってして、ようやくみんなも認めて、国も認めてその道路が良くなって。今、それから、さっきいろんな歴史を調べて、昭和40年代のお話しされていました。この音更の本通もそうですけれども、昭和40年代というと、音更町はまだ3万人いっていないですよ。この議場が建ったときは昭和52年、これで3万人いっていなかったんだよ。どうですか。夢持ってくださいよ。昭和52年の先輩たちが、こんな立派な議場を造る。あなた方も、堀江さんもぜひ将来展望するときはそのぐらいな夢を持って。だから、立てつけでどんどん埋め込むことも大事だけれども、私たちが今この道路の中で、さっきの来年のマスタープランも含めてそうでありますけれども、そういったことを考えながら、国道、これは南北線、大きく言えば。そこに今発展して張りついてきたものに東西にわたる横串をどうやって入れていくか。そして一部、部分的に発展してきた道路に対して、例えば、さっきもいろいろな道路上げていましたけれども、混む、歩道も狭い、いろんなお話出てきました。しかし、こういった現実と、そしてその将来の計画をしっかりと打ち立てながら、今現況を語るだけじゃなくて、やはり町が発展していくということは、将来を見通して、あるいは北海道といいながら国といいながらも、なかなか現実という段階で発展がそこに見られなかったら計画をなかなかのんでくれないんですよ。でも、それを押してでも、今、部長さん、課長さんからお話あったように、この計画を、しっかり横串が刺さるような計画を用いながら我が町の将来像をこのマスタープランにも埋め込んでくれていますから。ただ、それを現実じゃどうなんだというふうにお聞きになりたいところもたくさんあるかもしれんけれども、それはやっぱりデリケートな話でね。そこはお分かりいただけると思う。ただ、問題は、先ほど認識の中で、鈴蘭地区が5千人とおっしゃったでしょう。今や鈴蘭地区は宝来、ひびき野より多いんですよ。宝来、ひびき野が7千人を超えた。今若干減っている、若干。すずらんの連合町内会のまちづくり懇談会に行ってその数字を見て、圧倒的な人口増。今7,500人を超えているんですよ。それは決して悪いことじゃない。だからこそ、その状況に合った都市計画あるいは道路づくりというのはもちろん大事なんだけれども、我々はそれを将来を夢見ながら想定するというのも、想定というのは、失敗したらどうしようとか、そういうことを考えるわけでしょう。もちろん失敗も考えていいけれども、こうしようというその力強い前進をしてきたのが多分この音更町の議会の皆さん方の先輩でもあるし、ここに働いてくれている皆さん方の先輩でもあるというふうに思うんです。だから私はあえてこの議場の話をするんですよ。これだけの壮大な夢を持ちながら音更を夢見てきたことが、堀江さんも新聞紙上で、昨日の朝の道新見たと思うんだよ。町のことが今いろんな評価を受けているでしょう、どこの町とは言わず。でも、発展する町のことはあまり書かないんだよ。分かる? たまたま出たからいいけれども、道の駅云々という、ここ昨日、今日で出ているけれども、私たちは、皆さん方が努力してそういったまちづくりを進めてきたからゆえに、道路の混雑、そして将来的に見た、宅地の持ち得ない、今都市計画の中では、特にその居住地というのは簡単にできるものではないけれども、民間も、そして官もいきながらそういったものを埋め込んでいく。そして、何が一番この歴史の中で音更町が今みんなに認められているかといったら、町の空洞を起こしていないんですよ。それは、ただ単に道路だけじゃなくて、市街地の張りつけ、そして居住地の張りつけ、これが60年間しっかりと皆さん方が夢を抱きながら今日に計画を立ててきたという、その歴史のあかしだと思います。だから、これをしっかりと持続させていくために、そして、将来像の中では、ただ単に将来こうあるべきだという話じゃなくて、外から見たときに、あの町は、外から見た人たちも、あの町はという、そういったことで、最後におっしゃっていただけれども、選ばれる素材というのは、その町に魅力がなければ。かわいそうだから行ってやるかなという話はないから。だからそういったことで、皆さん方がこうやって発信してくれていることが一番大事だと思います。そして、今おっしゃってくださったように、道路のこういった話も、我々も、答弁の中でもお話しさせていただきましたが、逐次じゃなくて、あらゆる点、ところで要望・要請に、十勝の活性化期成会も含めてやっているけれども。現実にだよ、道路の中で、我が町のように、都市の道路構成をと言って要望する町はそんなに多いわけじゃないんですよ、この1市3町。ほかはやっぱり例えば、これからまた議長と一緒に議会終わったら行くんだけれども、そういうのは、防雪柵をつけてくださいとかそういう、同じ道路の運動しても様々なんです。ただ、今我が音更町は、そこもみんなでまちづくりだから、必ずしも我が町だけじゃなくて、そういう、ほかの町からこの道路を通ってくれるわけで。そういったことも関連しながら道路については、今堀江さんからの御期待と同じように、休めることなく、きめ細かと、さらには持続可能な中でこれからも運動もしてまいりますので、今言ったように、独自で調査をされているという貴重なお話もいただきましたので、これも仲間の議員の皆さん方と共に今度手を組んでやってくださいよ。1人だけだとね。理解を得ないと駄目。みんなで頑張ろう。ありがとうございました。

出典:音更町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月13日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる