みんなの議会

音更町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月13日

音更町図書館について

2023年12月13日、音更町議会の一般質問で、阿部秀一議員が「音更町図書館について」質問し、教育長 福地隆、図書館長 加藤正之、生涯学習部長 山本智久が答弁しました。

質問者
阿部秀一 議員
答弁者
教育長 福地隆、図書館長 加藤正之、生涯学習部長 山本智久

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 1番 阿部秀一

おはようございます。議長のお許しをいただきましたので、通告に基づき一般質問をさせていただきます。音更町図書館について。読書は、想像力を育み、心を豊かにするものです。また、自分では経験することができない偉人の人生や、興味・関心のある分野、職業上必要なことなどを学んでいくことができる重要な学習ツールでもあり、物理学者であるアインシュタインは、「あなたが絶対に知るべき唯一のものとは、図書館の場所である。」とその重要性を述べています。平成11年12月1日に開館した音更町図書館は、延べ床面積2,885平方メートルを有し、道内の町村立図書館としては最大の規模を誇ります。第6期音更町総合計画では、「図書館については、町民の学びの場として、関係機関と連携した学習活動の支援と環境整備に努めるとともに、適切な学習情報の提供と蔵書の充実により、読書活動の拡大・推進を図ります。」と記載されています。また、「音更町子どもの読書活動推進計画」においても、図書館は子どもの読書活動を推進していく基幹組織として位置付けられています。加えて、令和5年11月1日からは、来館せずに、自宅にいながら図書の貸出し、返却ができる電子図書館が運用されています。今後、図書館の利用拡大を図り、全ての人が本に親しめる機会を更に推進していくために、次の点について伺います。(1)平成30年度から令和4年度までの入館者数及び貸出冊数は。また、同期間における中学生以下の子どもへの貸出冊数は。(2)電子図書館の登録者及び貸出冊数は。(3)図書館及び分館の蔵書数、蔵書回転率は。また、分館の機能と役割についての考えは。(4)子どもたちの読書活動を推進するための環境整備の状況は。(5)「ブックスタート」、「ブックスタートプラス」、「リーディングスタート」の現状は。(6)図書館ボランティア組織の活動状況は。(7)全国的に見ても貴重な伊福部昭音楽資料室、伊福部昭を讃える音楽記念碑や空調を完備した自習室等について、幅広い層の利用を促すため、積極的な情報発信を行う考えは。以上について御答弁をお願いいたします。

答弁 教育長 福地隆

おはようございます。音更町図書館についての御質問にお答えいたします。はじめに、1点目の平成30年度から令和4年度までの入館者数及び貸出冊数、中学生以下の子どもへの貸出冊数についてでありますが、3年にわたるコロナ禍は、人々の社会経済活動に影響をもたらし、図書館における入館者数や貸出冊数においてもその影響が及んでおります。コロナ禍前の平成30年度、令和元年度につきましては、それぞれ入館者数が10万4,192人と9万6,284人、貸出冊数が26万5,644冊と25万5,354冊、このうち中学生以下の子どもへの貸出冊数が4万2,747冊と3万6,141冊であり、コロナ禍による行動制限が求められた令和2年度から4年度については、それぞれ入館者数が6万6,124人、6万3,949人、7万6,932人、貸出冊数が21万1,779冊、20万7,952冊、23万265冊、このうち中学生以下の子どもへの貸出冊数が2万8,247冊、2万8,590冊、3万921冊となっております。令和2年度から4年度までの3年間は、それ以前と比較し、入館者数で約7割、貸出冊数で約8割、中学生以下の子どもへの貸出冊数で約7割となっておりましたが、新型コロナウイルス感染症の位置付けが5類感染症に移行した本年度につきましては、いずれもコロナ禍前の状況へ回復傾向となっております。次に、2点目の電子図書館の登録者及び貸出冊数についてでありますが、近年、様々な業種や分野においてDX、デジタルトランスフォーメーションへの取組が推奨されており、図書館においても、時間や場所、天候などに制約されることなく、来館せずに読書のできる環境を整備するため、本年11月1日から1万2,570冊の電子書籍数により電子図書館の運用を開始したところであります。運用開始から1か月間における登録者数につきましては1,159人、貸出冊数は3,685冊と多くの方に利用されており、今後も町民の多様化するニーズに対応した電子書籍コンテンツの拡充を図り、サービスの充実に努めてまいります。次に、3点目の図書館及び分館の蔵書数と蔵書回転率、分館の機能と役割についてでありますが、令和4年度の実績で申し上げますと、蔵書数が図書館本館では18万3,303冊、分館では3万5,191冊となっており、蔵書1冊につき年間何回貸し出されたかを示す蔵書回転率については、本館で1.15回、分館が0.54回であります。分館は、平成11年12月に図書館が現在地に移転オープンしたことに伴い、旧農村環境改善センター内の図書館を分館として位置付け、その後、12年12月、プロスパ6の建設に伴い、同施設内に移転し現在に至っております。分館の機能と役割につきましては、規模の違いはありながらも、本館と同様の図書の貸出しや閲覧、レファレンスサービスなどを行うものであり、町民が求める資料や情報を収集・提供し、多様な学びの拠点としての機能と役割を担っているものと認識しております。次に、4点目の子どもたちの読書活動を推進するための環境整備の状況と、5点目の「ブックスタート」、「ブックスタートプラス」、「リーディングスタート」の現状につきましては、関連がありますので一括してお答えいたします。教育委員会では、町と一体となって子どもたちの読書環境を整備するため、平成23年度に「音更町子どもの読書活動推進計画」を策定し、現在は令和4年度から8年度までを計画期間とする第3期目の推進計画により、各年代に応じた取組を図書館が中心となって進めているところであります。まず乳幼児期においては、親子で絵本に親しむきっかけづくりとして、保健センターでの乳幼児健診の際に絵本を手渡す10か月児の「ブックスタート」、2歳児の「ブックスタートプラス」を実施するとともに、保育園や幼稚園、認定こども園などは、各園が図書館に来館した際に子どもたちが多くの絵本を長く楽しめるよう団体貸出制度を利用しているほか、町内6か所のへき地保育所には本年度から保育所文庫を設置して、定期的に絵本の入替えを行っております。また、学齢期においては、小学校入学前の健診時に、ブックスタート事業の関連事業として読書習慣づけを目的とした「リーディングスタート」を行っているほか、各小学校には移動文庫・学級文庫、学童保育所には学童文庫を設置し、定期的に図書を入れ替えることで子どもたちの読書意欲を喚起しており、令和4年度からは各中学校区に配置した学校司書との連携も進め、読書感想文コンクールの開催や親子での読書を勧める家読(うちどく)ノートの配布など図書館での取組を学校図書館を通じて周知し、学校と図書館が一体となった子どもの読書活動推進に努めているところであります。次に、6点目の図書館ボランティア組織の活動状況についてでありますが、現在、図書館におけるボランティア組織は五つの団体に約50人が所属しており、そのうち一つは分館を中心に活動しております。それぞれの活動内容は、紙芝居や絵本あるいは英語絵本の読み聞かせのほか、破損した図書の修理作業など様々でありますが、いずれもその思いは、「子どもたちに読書の楽しさを伝えたい」、「魅力的な図書館の環境づくりを応援したい」といったものであり、教育委員会といたしましては、今後も、図書館運営の心強いパートナーであるボランティアの皆さんと連携を図るとともに、研修や講習などを開催してスキルアップを図っていただけるよう努めていきたいと考えております。最後に、7点目の積極的な情報発信を行う考えについてでありますが、伊福部昭音楽資料室につきましては、音更ゆかりの日本を代表する偉大な作曲家である伊福部昭氏の功績と音更との関わりを後世に伝えるため、平成17年11月に開設しております。また、「伊福部昭を讃える音楽記念碑」につきましては、本年8月に文化センター野外広場への移転・再整備を終えたものであり、これらの施設は、音更の音楽によるまちづくりを広く全国に発信しております。また、自習室を含めた図書館本館において、令和4年7月に冷房設備が供用開始され、利用環境の改善により、図書館サービスの充実が図られております。これらの情報は、これまでも折に触れて周知されてはおりますが、今後も町のホームページや広報を含めた各種媒体を活用しながら、町内外にその魅力が広く周知されるよう積極的な情報発信に努めてまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。

質問 1番 阿部秀一

御答弁ありがとうございます。今回の質問に対して、生きる力、支える力を育むまちづくりとして、積極的で前向きなお答えをいただいたことに感謝申し上げます。その上で、ポイントを絞って再質問させていただきます。まず(1)の平成30年度からの入館者数、そして貸出し冊数についてであります。私も、コロナ禍だからと諦める方がいたり、コロナ禍だからと始める方がいたりして、アップダウンが生じていると考えております。では、本年8月5日付日本経済新聞に「道内図書館利用拡大へ」という記事が掲載されておりましたので、文部科学省がほぼ3年に1度公表する社会教育調査2023年3月29日発表によりますと、図書館の利用頻度が北海道は低迷しており、20年度の1人当たりの貸出し冊数は北海道が3冊、全国平均の4.17冊より約3割少ない。都道府県別では39番目の低水準で、首位の滋賀県6.86冊の5割に満たない状況という内容であります。そこで、本町の年間1人当たりの貸出し冊数についてはいかがでございますでしょうか。

答弁 図書館長 加藤正之

年間1人当たりの貸出し冊数ということでありますが、年間の貸出し冊数を人口で割って算出する数字ということになります。2020年度、令和2年度の数字で当館の数字としましては1人当たりで4.81冊であります。また、昨年度、令和4年度の実績としましては5.32冊となっているところであります。以上です。

質問 1番 阿部秀一

分かりました。インターネットの普及に伴い、その通販サイトでは、レコメンド機能などで嗜好からお勧めの商品が勧められることや、趣味などでお勧めの本ベストなどの閲覧者が好みだと推測される本がピックアップされ、自分自身で調べたり、検索そのものが簡略化される傾向にあります。加えて、新型コロナウイルス感染症の影響により、自宅から外出できず、図書館の利用ができない方が図書を借りることができないなどの状況を踏まえて、活字離れが深刻になっている中、もっと図書館を利用し、読んでいただきたいというふうに思います。次に、利用者数について、年齢別で分かれば、どのような状況なのかお伺いいたします。

答弁 図書館長 加藤正之

年齢別の利用者数ということでありますが、当館では、実績を出すに当たりまして年代の区分をしているんですが、区分としましては、幼児、ゼロ歳から6歳まで、それから小学生、中学生、高校生、19歳から29歳、30代、40代、50代、60代、70歳以上ということで区分して実績を出しております。その令和4年度の実績になりますが、利用者数の一番多い年代が70歳以上で1万225人で、全体の23.1%を占めております。2番目に多いのが60代で8,170人で18.5%です。少ない年代につきましては、一番少ない年代が高校生で272人で0.6%、次に少ないのが中学生で682人、1.5%となっております。以上です。

質問 1番 阿部秀一

分かりました。読書習慣を身につけてほしいと。まず、先ほど御答弁いただきました高校生、そしてその次に中学生の方、こちらが1.2%ということで、逆に可能性に満ちているということに気がつきました。子どもさんに、今の時代、読めといってもなかなか難しいところがあるというふうに感じます。では、まず親世代から手本と環境を整えるところからスタートすることが重要と考えますので、親子で読書を促すためにどのような取組をされているのかお伺いいたします。

答弁 図書館長 加藤正之

先ほど教育長からの御答弁でも申し上げた部分であるんですが、まずブックスタートとブックスタートプラスにつきましては、親子で絵本に親しんでもらうことを目的に、赤ちゃんのいる家庭には常に絵本がある状況をつくるというようなことで絵本をプレゼントする事業であります。また、小学生になると子どもは自分で本を読むようになりますので、そういったことから読書の習慣づけということで、新入学児童健診の際にリーディングスタート、これを実施して本をプレゼントしているということです。あとほかに親子で読書を促すための取組ということですが、平成23年度から、親子での読書の習慣化を図るということで、本を読んで得た感動とか知識とか、そういったものを記録できる親子読書通帳というものを作って、本館と分館のカウンターで配布しているところです。あと、この読書通帳につきましては、リーディングスタートのときにも、お勧めの本のリストとかと一緒に配布しているものになります。あと、昨年の12月から、親子で同じ本を読んで、親子のコミュニケーションを深めることを目的に、家読(うちどく)ノートというものを作成しまして配布しているところであります。以上です。

質問 1番 阿部秀一

分かりました。子どもも大人も、誰もが本に親しめるまちづくりを要望してこの質問を終了します。続きまして、電子図書館の登録者及び貸出し冊数についての再質問を実施させいただきます。電子図書館については、2年前の予算審査特別委員会で質疑させていただいていた経緯がありますので、今回の運用開始に感謝しております。また、いつでもどこでも何度でもつながるが加速していることによって機能が広がり、利用者が広がっていると受け止めております。では、難しいかもしれませんけれども、その電子図書館の広域連携についてはどのようにお考えでしょうか。

答弁 図書館長 加藤正之

広域連携について、電子図書館の広域連携ということでありますが、図書館の本体のほう、紙の図書を扱う部分については、平成16年度から、十勝の住民であれば十勝管内の市町村の図書館は利用できるというような広域利用を十勝全体で始めております。電子図書館につきましては、以前、十勝管内全体の会議の場におきまして、市町村全体で広域利用のような、電子図書館で広域利用のようなことができないかというような話題が出たことがありまして、その際には、十勝管内の全市町村の足並みがそろうのであればできるだろうというようなことだったんですが、それぞれの市町村ごとにシステムが異なることもあるだろうということで、なかなか難しいのではないかというような結論に至った経緯があります。本町におきましては、第3期の音更町子どもの読書活動推進計画において電子図書館の導入を盛り込んでおりまして、この11月から運用を開始しているところで、まだ運用が始まったばかりということでもありますし、また、十勝管内で現在電子図書館導入しているのが帯広、芽室、音更の1市2町ということの状況でありますので、全国的には広域連携やっている地域もあるんですが、本町におきましては今後の検討課題というようなことで考えております。以上です。

質問 1番 阿部秀一

分かりました。検討課題ということで、以前にも会議で触れられたということをお聞きいたしました。諸般の事情があるものと拝察いたします。令和3年8月11日付の独立行政法人国立青少年教育振興機構の子どもの頃の読書活動の効果に関する調査研究で、読書離れの実態と、読書好きを育てるヒントというものがございます。その内容を御紹介させていただきます。20代から60代で1か月に読む紙の本がゼロ冊と答えた人は、平成25年に28.1%だったのが平成30年には49.8%へ増加して、半数の人が1冊も本を読まないというふうな結果が出ております。一方で、携帯電話やスマートフォン、タブレットなどのスマートデバイスを用いて本を読む人の割合は増えておりまして、1か月に読む電子書籍の量を経年で比較いたしますと、1冊以上と回答した割合は、平成25年度は8.5%でありましたが、平成30年度は19.7%と、約10ポイント増えているという結果が出ておりましたので、こちら、先ほど検討課題ということでお答えいただきましたけれども、電子図書館の推進をお願いして、この質問は終了いたします。3点目の図書館及び分館の蔵書数、蔵書回転率、また、分館の機能と役割についての再質問に入らせていただきます。御答弁でいただきました蔵書回転率、本館については1.0以上ということであります。分館について0.54ということでありますので、本館については町民の要望に沿った選書であると。また、逆に分館については、その1.0に近づくキャパシティーがあるものと受け止めております。やはり読みたい方に蔵書が届けられるような、そういう本館を含めて状況を進めていらっしゃるというふうに考えております。では、分野別の回転率とその評価はいかがでしょうか。

答弁 図書館長 加藤正之

分野別の蔵書回転率と評価ということでありますが、分野別の回転率につきましては、分館と本館を合わせた図書館全体の数字ということでありますが、令和4年度の実績としましては、貸出しの多い児童書については1.48回、小説などの文学書については1.00回となっております。あとそれ以外の分野につきましては全体で0.81回ということでありまして、蔵書全体では1.05回ということになってございます。評価ということにつきましては、蔵書全体では蔵書回転率は1回を超える数字というふうになっておりますが、新型コロナウイルス感染症の発生前の平成30年度においては蔵書回転率が1.25回ということでありましたので、今後、より一層読書推進を図るために、新刊書だけでなくて、それぞれの時期に応じた関心を持っていただけるような資料を提供していけるようにということと、あと、各種事業を展開しまして、できるだけ平成30年度の数字に近づけるように努めてまいりたいと考えております。以上です。

質問 1番 阿部秀一

分かりました。平成30年度の数字に近づけていけるようにということでございます。文学書、こちら、それとそれ以外の分野で1回未満であるということでございますので、先日、私自身、図書館を利用させていただきました。その際に、夏目漱石文学集の見どころのある文学コーナーがありましたので、自分自身もそのコーナーを見ながら、回転率の可能性をそういったコーナーをより進めていくことで開いていくことができるものであると考えております。では、魅力ある本の購入や新刊等の購入についてはどのような状況なのかお伺いいたします。

答弁 図書館長 加藤正之

新刊書の購入の部分、新刊書の選定につきましては、書店から毎週100冊程度の見本が届けられまして、あと毎週届く図書館専用の新刊目録というのがありますので、その書店から届けられる見本と図書館専用の新刊目録の中から司書全員で選定しているところです。あと魅力ある本の購入という部分ですが、日常随時利用者から読みたい本のリクエストを受けておりますので、そういった新刊書とリクエストの本を合わせて、年間でおよそ例年4,500冊程度の本を購入しているところであります。以上です。

質問 1番 阿部秀一

分かりました。4,500冊の本を購入されているということで理解いたしました。では、その分館について、カーボンニュートラルの観点から照明をLEDに変更したり、また、今回エアコンを設置する補正予算が提案されておりますので、その具体的な設置予定等、考えはいかがでしょうか。また、古典的名著は整備されていますが、新刊等の状況について、整備状況をお伺いいたします。

答弁 図書館長 加藤正之

分館のまず照明についてなんですが、現在蛍光灯を使用しております。これについて、地球温暖化の観点からも照明のLED化というのは必要になってくるかと思いますので、今後取り組んでいきたいと考えております。また、分館のエアコン整備につきましては、本議会の会期中に補正予算を提案する予定ですので、それが承認されましたら今年度中に工事に着手しまして、来年、令和6年の7月頃の供用開始を目指して整備できればと考えているところです。あと、分館の新刊書の状況ということでお話しいたしますと、購入方法については、先ほど図書館全体の購入方法ということで御説明したとおりなんですが、年間で4,500冊ほど購入する図書のうち、分館には年間で大体700冊から800冊ほど割り当てているところです。また、分館に必要な図書がある場合には、新刊書に限らず、随時本館と分館の図書を入れ替えるということも行っているところであります。以上です。

質問 1番 阿部秀一

分かりました。その分館の購入の冊数の状況ですとか、本館の約6分の1程度であるということが理解できました。ぜひともこちら、先ほどのまたエアコン整備なども踏まえまして、よりよい読書環境整備や熱中症対策としてもエアコンの設置を進められることをお願いしてこの質問は終了いたします。続きまして、4点目の子どもたちの読書活動を推進するための環境整備の状況について再質問させていただきます。先ほど御答弁でお答えいただいたとおり、計画に基づいて進められており、例えば図書館職員の方が、郊外の小学校に移動文庫、大規模小学校に学級文庫、学童保育所に学童文庫を設置され、毎月定期的に本を運ばれていることや読書環境の変化への対応を図っていることが理解できました。また、平成26年4月、図書館は子どもの読書活動優秀実践図書館として文部科学大臣表彰を受けておりますので、その読書環境の変化として、先ほどの電子書籍の比較で10ポイント増えているという調査結果がありましたが、本町でそうしたGIGAスクールタブレットを用いての電子書籍の読書を勧めるというお考えはいかがでしょうか。

答弁 図書館長 加藤正之

先ほども申し上げましたように、音更町子どもの読書活動推進計画において電子図書館の導入ということを盛り込んでいました。それに合わせて、11月1日の電子図書館の運用開始に当たっては、学校を通してGIGAスクールで貸与されている端末機器で利用できる独自のID、パスワードを交付しまして、電子図書館による読書推進を図ったところであります。また、11月2日、運用開始の次の日なんですが、各学校において、児童生徒がスムーズに電子書籍を利用することができるように、学校の先生や学校司書を対象とした操作説明会も実施したところであります。学校の子どもたちの利用が11月中旬頃からだんだん活発になってきまして、増えているところなんですが、学校での実際の利用の実態としては、朝読書の時間とか、昼休み、あと、授業中に課題が早く終わったような児童生徒が電子書籍を、電子図書館を利用しているというような実態というふうに聞いているところであります。以上です。

質問 1番 阿部秀一

分かりました。それは時代に合わせているようで子どもに合わせているものと考えます。では、ブックスタートやブックスタートプラスの本の配布のときに、乳幼児の方でも図書館の利用登録ができることを保護者の方に案内したり、利用促進に取り組まれているのかどうかお伺いいたします。

答弁 図書館長 加藤正之

ブックスタート、ブックスタートプラスの際には、絵本をプレゼントする際に、親子で絵本を楽しめる、楽しむためのリーフレットとかお勧め絵本のリストなどを配布しているんですが、それに合わせて図書貸出しカードの申込書も配布しまして、赤ちゃんから登録できるということを周知しているところであります。以上です。

質問 1番 阿部秀一

分かりました。赤ちゃんからも登録ができることを周知されているということであります。それは、やはり未来への利用切符を対象者全ての方にお渡しされているものと思います。音更町子どもの読書活動推進計画にて、家読(うちどく)、先ほど御答弁いただきました、子どもたちが豊かな感性を育み、想像力を伸ばすとともに学ぶ力を高めるために、幼少期からの読書の継続的な取組を重視している。読書通帳は、就学前の保護者が読み聞かせの記録として活用したり、小学生においては読書の習慣化を意図して作成されているということであります。では、今後の推進向上施策として、SNS利用など、広報・周知に関してお聞かせください。

答弁 図書館長 加藤正之

図書館での周知方法の部分につきましては、「広報おとふけ」に図書館通信の欄を毎月設けているということと、あと、図書館だよりを発行して、毎月新刊書の案内とか図書館事業の案内とか、図書館に関する様々な情報を発信しているところです。あと、図書館のホームページにおいても新刊書や事業の案内をしております。あと、議員おっしゃられたSNSの部分につきましては、昨年の8月から図書館の公式Xを開設しまして、新刊情報とか図書館の中のテーマ展示の情報とか事業とかボランティアの案内とか、そういったことをお知らせしているところであります。以上です。

質問 1番 阿部秀一

分かりました。そうしたSNS等も通じて様々な事業ですとかこういった新刊の内容についても発信されているということでありますので、情報発信をさらに強化するための広報をお願いしてこの質問は終了いたします。続きまして、5点目のブックスタート、ブックスタートプラス、リーディングスタートの現状について、こちらの参加者の方々の、プレゼントとして受け止められた方々の反応というものはどういったものがあるのかお聞きいたします。

答弁 図書館長 加藤正之

10か月健診のブックスタートのときに事後アンケートを取っておりまして、その中では、ブックスタートを受けた後の行動について、「家にある絵本を見るようになった」とか「絵本を買うようになった」とか「図書館に子どもを連れていくようになった」というような回答を多くいただいております。また、あと自由記述の部分で、ブックスタートでいただいた絵本を何回も読んでいるとか、とてもよい取組なのでずっと続けてくださいというようなとても好意的な意見が多数寄せられておりまして、ブックスタートプラスとかリーディングスタートにおいても保護者や子どもたちの反応とてもよくて、本のプレゼントを大変喜んでいただいているような状況で捉えております。以上です。

質問 1番 阿部秀一

今お聞きいたしまして、多くの御家庭で喜ばれている。プレゼント一つで笑顔は二つ、ママの言葉が子どもを育て、子どもの笑顔がママを育てると受け止めました。また、親子の愛情の時間を届ける温かい心も感じました。今後も引き続きブックスタート、ブックスタートプラス、リーディングスタートを実施していただいて、読書の魅力を醸成していただければ幸いです。続きまして、6点目の図書館ボランティア組織の活動状況についての再質問は、こちらは、ボランティアの方々の活動によって本の修理や英語劇、紙芝居などが行われ、地域と連携した読書支援が行われていることに感謝申し上げます。また、ボランティアの方々の優しさも感じました。後方支援についてお願いしてこの質問は終了します。最後の質問になります。通告書で申し上げたとおり、電子図書館が運用されていることから、図書館に行けない人でも利用でき、文字の拡大や音声読み上げの機能もあります。また、24時間運営がございます。加えて、スペースが要らず、本の汚損や紛失の心配がなく、期限が来れば自動的に返却されます。そこで、読書離れを防止し、読書ファンをつくり、幅広い層の利用を促進するため、音更町の知の拠点としての役割に加えて、町民の結節点となる図書館について、動画配信、あるいは総合病院などへのポスター掲示や電子図書館の出前講座などを踏まえ、北海道で一番大きな町村立図書館として、更なる学習情報の提供と読書活動の推進についてお伺いいたします。

答弁 生涯学習部長 山本智久

更なる学習情報の提供、それから読書活動の推進ということでございます。教育長から御答弁申し上げましたように、図書館につきましては、町民が求める資料、それから情報、それらを収集し提供して、多様な学びの拠点としての機能と役割を持っていると、そのように図書館については認識をしているところでございます。御質問の情報の提供でございますけれども、かねてから図書館の魅力、様々な魅力をたくさんの方々に発信をするということは非常に重要なことであるというふうに認識をしております。先ほど館長からもありましたけれども、広報紙であったりホームページであったりSNSであったり、それらを活用しながら図書館については、新刊書であったりイベントであったり、それらの情報を、常に新しい情報を提供していると、そういう状況でございます。それから、新聞の報道におきましても、本当にたくさんの方々から、図書館の展示ホールを利用されておりますけれども、そこの図書館の展示ホールの展示ですとか、2階にあります伊福部昭の資料室の展示の内容ですとか、それからボランティア、先週の日曜日もボランティア団体の冬の子どもまつりがありましたけれども、そういう読み聞かせですとか図書の修理ですとか、本当に多くの情報を新聞の方々にもその折に触れて御紹介をいただいていると、そういう状況にあります。図書館の魅力ですとかサービスについては、常に新しいものをこれからも途切れることなく丁寧に発信していくことがとても重要だろうと。図書館の利用拡大にそれがつながっていくんだろうと、そういうふうに考えておりますし、これからもそのように努めたいというふうに思っております。それから、読書活動の推進につきましても、先ほど来御答弁いたしましたけれども、ブックスタートなど、乳幼児のうちから本に触れる環境を常に大切にするということ、それから学齢期においても、学校の司書と、それから図書館が連携をして、子どもたちの読書離れを防ぐような様々な活動を通して読書の楽しさを教えることが重要だろうと、そのように考えてございます。いずれにいたしましても、図書館の本館、それから分館、電子図書館、それぞれの特徴ですとかメリットがありますので、それらを生かした形で図書館のサービスを充実させて、読書推進のための様々な事業を展開してこれからも町民の読書活動であったり学習活動の支援をしてまいりたいというふうに考えておりますので、御理解いただきたいと思います。以上でございます。

出典:音更町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月13日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる