みんなの議会

音更町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月15日

公営住宅の充実について

2022年9月15日、音更町議会の一般質問で、神長基子議員が「公営住宅の充実について」質問し、町長 小野信次、建築住宅課長 松井政人、建設部長 下口谷茂、企画財政部長 吉田浩人、副町長 宮原達史が答弁しました。

質問者
神長基子 議員
答弁者
町長 小野信次、建築住宅課長 松井政人、建設部長 下口谷茂、企画財政部長 吉田浩人、副町長 宮原達史

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 3番 神長基子

通告に従いまして、公営住宅の充実について質問を行います。公営住宅の目的は、国及び地方公共団体が協力して、健康で文化的な生活を営むに足りる住宅を整備し、これを住宅に困窮する低額所得者に対して低廉な家賃で賃貸し、又は転貸することにより、国民生活の安定と社会福祉の増進に寄与することとされています。音更町公営住宅等長寿命化計画では、公営住宅等供給方針が三つ掲げられています。そのうち、地域バランスを考慮した公営住宅供給、地区ごとに偏りのない居住水準を満たした住宅供給に関わる本町の状況は十分とは言えず、福祉対応の住戸改善が急務ではないかと考えます。また、団地ごとに組織されている自治会の運営に課題があることも分かりました。公営住宅は、平成20年の公営住宅法の改正により入居収入の基準が変更され、より困窮度合いの高い世帯へと対象が狭められたことが、高齢化とも相まって、結果的に団地内のコミュニティの衰退を招くことにつながると指摘されてきました。法改正から15年近くが経過し、この点における問題が顕在化しています。本来住民が自治的に協力し合う体制を築くことは重要です。しかし、現状のままではその体制を維持するのは困難であると考えます。町として、こうした実態に寄り添い、抜本的な改善を図るよう求めて以下について伺います。1、公営住宅の福祉対応の充実を図る上で、町が行っている手だては。2、特定目的住宅の整備と利用状況及び拡充の考えは。3、入居申込みの際の手続簡素化について町の考えは。4、町内の公営住宅における自治会組織の現状についての町の認識は。5、今後各種団体等との連携・協働体制を構築し、持続可能な自治会運営の形態を取り入れる考えは。以上、御答弁をよろしくお願いいたします。

答弁 町長 小野信次

公営住宅の充実についての御質問にお答えをいたします。はじめに、1点目の公営住宅の福祉対応の充実を図る上で町が行っている手だて及び2点目の特定目的住宅の整備と利用状況及び拡充の考えにつきましては、関連がありますので一括してお答えをいたします。本町では、現在、昭和43年度建設の桜が丘町営団地から、令和2年度建設の柳町団地及び昨年度から運用を開始しております既存借上型公営住宅を含め973戸の公営住宅を管理しております。このうち特定目的住宅につきましては、高齢者向け住宅を127戸、障がい者向け住宅を36戸整備しておりますが、高齢者向け住宅には126世帯、障がい者向け住宅には35世帯が入居されており、それぞれ1戸ずつの空室につきましては、現在、退去に伴う修繕などを行っているところであります。福祉対応の住宅につきましては、高齢者及び障がい者向け特定目的住宅を整備しているほか、平成5年度から、全ての住宅において段差解消や手すりを設置するなど、高齢者や障がい者に配慮した住宅を整備しております。また、平成16年度以降に整備した3階建て以上の住棟は、エレベーターを設置することによって上層階でも高齢者が暮らしやすい住宅にするとともに、桜が丘団地を建設した平成18年度以降は、全ての住宅においてトイレのスペースを広くし、入居者がトイレ介助を必要とする場合には建具を取り外すことにより対応が可能となるように整備をしております。今後におきましても、高齢者や障がい者に限らず、全ての人が使いやすいユニバーサルデザインに基づく整備を進めることとしておりますので、特定目的住宅にしなくても、その目的は果たされるものと考えております。次に、3点目の入居申込みの際の手続簡素化についての町の考えについてでありますが、公営住宅の入居手続につきましては、入居を希望する方から直接住宅の困窮状況の聴き取りを行い、公営住宅入居申込書のほか、添付書類として、地方税関係情報又は市町村税納付状況情報を町が取得することに同意を得るための地方税関係情報取得同意書、暴力団ではないことを警察署に確認することに同意を得るための暴力団員でないことの確認同意書及び入居を希望する方全員のマイナンバー情報を得るための個人番号届出書を提出していただいております。また、入居申込みされる世帯の状況に応じて、申請者及び同居者等の障がいや住宅の困窮状況を確認するため、障害者手帳及び入居申込み時点で居住している住宅の家賃の額が確認できる契約書などの提出を求めております。そのほか、入居が決定した場合は、緊急連絡先を記載した請書と印鑑登録証明書を提出していただいておりますが、いずれも公営住宅の入居に際し必要となりますので、現行の手続方法を簡素化する考えは今のところ持ち合わせておりません。最後に、4点目の町内の公営住宅における自治会組織の現状についての町の認識及び5点目の今後各種団体等との連絡・協働体制を構築し、持続可能な自治会運営の形態を取り入れる考えにつきましては、関連がありますので一括してお答えをいたします。町内における公営住宅の自治会は、会員相互の親睦及び団地内の秩序維持のため、共用部分の電気料や電球などの消耗品の支払い、除雪や敷地内の草刈り、駐車場の管理などを目的に、現在11団地において自主的に組織されております。自治会の活動方針や運営の内容につきましては、自治の原則に基づき自治会内で話し合い、入居者の皆さんで決めていただいております。一方、御指摘にありますとおり、近年、入居者の高齢化と自治会への無関心という現状から、自治会活動への参加が特定の人に偏る、役員の担い手が不足するなどの傾向が全国的に見られ始めております。自治会の活動が停滞すると、会員相互のコミュニケーション不足にもつながり、自治会活動が担うべき役割に支障を来すばかりか、様々な問題が発生することが懸念されるところであります。町内における公営住宅の自治会では、今のところ活発で適切に活動されている団体が多いものと考えておりますが、御質問のありました各種団体等との連絡・協働体制を構築する考えにつきましては、今後も進行する入居者の更なる高齢化という状況を考慮しながら、まずは先進地の取組事例などを研究してまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。

再質問 3番 神長基子

それでは再質問させていただきますが、まず、今回の質問の中で、一つは、福祉対応の充実という点では、バリアフリー対応、ここでは特定目的住宅というふうに今回お聞きをしましたけれども、それが十分ではないのではないかというところなんです。現状認識としては、今、この目的自体は果たされていくというようなことではございますが、実際に、数字的なものも先ほど答弁でいただきました。全体的に973戸の公営住宅を管理しているということでございます。私も、自分が拝見する限りではやはり、特に平成16年度以降整備された団地というのは、偏りなくバリアフリー対応ということで、選びやすい、そういった環境になっているとは思うんですが、そういったところほどやはり人気が高いといいますか、そういった実態はあるだろうというふうに思っております。それで、高齢者向け住宅127戸、そのうち126世帯が今入居をされているということでございます。障がい者向けの住宅につきましても36戸整備しているうち35世帯ということでございますので、これは緊急対応で例えば入りたいといったときに、もうパンク状態にあるということかなというふうに思うんですけれども、やはりここ、増やしていくというような計画は具体的にお持ちなのかどうか、その点をまずお伺いしたいと思います。

答弁 建築住宅課長 松井政人(建築住宅課長は2023年12月まで)

今後、特定目的住宅を整備の方針があるのかというようなことの御質問だと思いますけれども、高齢者向け住宅につきましては、現在ユニバーサルデザイン住宅によりまして対応が可能となっておりますので、整備の必要は現在のところありませんけれども、障がい者向け住宅につきましては、現在の住宅の老朽化ですとか、あと障がいをお持ちの方の車椅子の方の入居のニーズ等を考慮いたしまして、必要が出てまいりましたら整備をするような方針で考えております。以上です。

再質問 3番 神長基子

必要が出てきたらということなんですけれども、実際公営住宅に関しては、音更町の長寿命化計画、この中で、これは令和2年から12年までという11年間というこの計画の中でですけれども、今回質問するに当たりまして再度これ読んでみたんですけれども、課題というのがいくつかありますが、その中で、住戸改善が求められるというようなことが課題の一つとしてあるんです。住宅のバリアフリー化というところでは支援策の検討が必要だと。バリアフリー対応の部屋ということになると、今その973戸ある居室の中で実際に全体に占める割合というのはどういう状況なのか。それが実際に、具体的に今必要であれば増やすというようなことかなと思うんですけれども、そこが今十分にあるというふうな認識なのかどうか、再度お伺いしたいと思います。

答弁 建設部長 下口谷茂(建設部長は2023年3月まで)

福祉対応となっていない住宅の率なんですけれども、973戸の公営住宅のうち、ユニバーサル化及び障がい者向け、高齢者向け含めた福祉対応済みといたしまして、未整備となるものにつきましては44%ということになりまして、戸数的には430戸というふうに押さえております。それで、公営住宅の長寿命化計画におきましては、この430戸のうち建て替えを計画している住宅もございまして、維持管理していくといった住宅もございます。それで、その建て替えによって新たな住宅になった部分についてはバリアフリー化されていくといった計画を持っております。以上です。

再質問 3番 神長基子

未整備が44%ということなんです。これ、普通に100から44引いたのが整備率ということでいいんですよね。56%ですか。56%の整備率で、ここから建て替えがされていけばおのずとユニバーサルデザインの部屋が増えていくというようなことかなと思うんですけれども、全体、公営住宅自体の供給というのは計画の中では大きく増えるような見込みはない、見通しはお持ちではないというふうに私も認識しているところなんですけれども、やはり急な入居申込みされたいといった場合にすぐに供給できるような状況にしておくということを考えた場合に、10部屋、20部屋、そういった数が常に用意できるような状況でないと、結局入りたいときには入れないというようなことになってしまうと思うんです。実際にそういうケースも見受けられるんですけれども、そのところ、計画の中では具体的にこの割合をどうしていくかというところまでは数値化されていないわけですが、地域的なところでいきますと、公営住宅の計画、表で見たときに大体本町地域と木野地域というふうに分けられると思うんですけれども、ここでいうバランスというのを実際どういうふうにお考えなのか、そこのところをまずお伺いしたいと思います。具体的にそのユニバーサルデザインのお部屋、居室をそれぞれどういうふうなバランスで考えていくのかというところ、そこをお伺いしたいと思います。

答弁 建築住宅課長 松井政人(建築住宅課長は2023年12月まで)

福祉対応のユニバーサルデザインの住宅の地域の分布といいますか、整備の方針という御質問だと思いますけれども、今町内の公営住宅なんですが、音更地区で490戸ございます。これはパーセンテージでいきますと50%ということになっております。木野地区に参りますと449戸で46%ということになっております。あと温泉地区と駒場地区にそれぞれ2%ずつ住宅がございます。それで、特定目的住宅の割合なんですけれども、163戸の特定目的住宅がございますけれども、そのうち53%が音更地区にございます。そして47%が木野地区のほうに整備されております。あとユニバーサルの整備も含めました福祉対応済みの地域の分布の状況なんですけれども、音更地区では今52%、木野地区では48%、温泉と駒場地区は整備の戸数はございません。今後の状況なんですけれども、音更地区と木野地区と割合的にはほぼ一緒のような状況になっております。今後整備されるその住宅が音更地区のほうで予定されておりますので、この割合は、音更地区が割合は少し高くなってくるのかなという状況ではあると思います。以上です。

再質問 3番 神長基子

これから桜が丘のほうも整備されていくという中ではそういった方向にあるんだろうなと思うんですけれども、実際の人口の密集している分布でいきますと、現実的にはやはり木野地区というのは人口のおよそ7割カバーしているような地域になろうかと思います。そこにはやはりそれなりの理由というか、そういうものがあってのことであるというふうに思います。音更地区にこれだけ増やしていくということは、それはそれで私は結構なことだと思うんですけれども、実際木野地区でこういった住宅、特定目的の住宅をお探しの方にお聞きをしますと、やはり医療機関がどうしても、かかりつけが帯広市内にあるということですとか、そういったことを考えると、なかなか本町に空きがあっても、そちらのほうは住みづらいというようなお声もいただいております。木野地域といいましても、高台と下のほうともまたいろいろありますので、特に洪水、水害、そういったことを考えますと、車椅子で生活をされている方にとっては、災害があったときのことを考えると高台の地域を選びたいというのがあるんです。そうなったときに、そういった御意見はきっと少なくないんだろうと思うんですけれども、結局木野地域、しかも高台地域というふうになると、常に満杯状態というようなことに実際なっているんではないのかなというふうに思うんです。ここのところをもう少し計画の中で幅を持たせて増やす、供給を増やしていく、供給というか割合を増やしていくというようなことを、これはこの今回の計画の中で見直しということは考えられないのかどうか、その点をお伺いいたします。

答弁 建設部長 下口谷茂(建設部長は2023年3月まで)

本町地区、木野地区とバランスよく福祉対応が図られた住宅を増やしていくべきではないかということでございますけれども、長寿命化計画見ていただいても分かりますとおり、やっぱり本町地区のほうが公営住宅として古い団地が多いものですから、どうしても長寿命化ということになると、早く更新の時期が来てしまうことで、いっときが本町地区にどうしても偏りが出てしまうのかなという現状を御理解いただきたいと思います。以上です。休憩(午後 2時34分)

再質問 3番 神長基子

地域的なところでという偏りがどうなのかというところでありますが、ここについては、町の考え方については理解いたしました。今私は特に緊急的な対応をする場合のやはり余力というのが必要なんではないかというところではあるんですけれども、長期的な視点、視野に立てば、どの地域であっても、住み続けられる、そういったまちづくりというのがやっぱり総合的に行われていく必要があると思いますので、これはただ単に公営住宅という観点だけではなくて、医療機関や交通、そういったものを全てひっくるめた中で、今後においてこの整備について、機会がありましたらまた考えを述べさせていただきたいというふうに思います。それで次に、申込みのときの簡素化というところなんですが、ここ、すみません、私の質問項目が簡素過ぎてちょっと分かりづらかったかなと思うんですけれども、言いたかったことは、申込みのときに書類、窓口に行かなければいけないというものを例えば自宅にいてもできないかというところだったんです。そういったところまで具体的に文章にすればよかったんですけれども、申し訳ございません。コロナ禍ということもありまして、緊急に申込みはしたいんだけれども、ちょっと窓口に行くのがおっくうになってしまうというような、そういうケースがございました。調べますと、まだ多くはないと思うんですけれども、他の自治体でオンライン申請をやっているというところもあるということが分かりました。こういったことが、今は併用ができない状況だとは思うんですけれども、オンライン併用というのは今後検討されているのかどうか、こういったところをお聞きしたかったので、よろしくお願いいたします。

答弁 建設部長 下口谷茂(建設部長は2023年3月まで)

今のところオンラインの申請というのを考えておらず、答弁にもありますように、やはり対面で困窮状況とかを聞き取りながら申請書をいただくといった手法を取っております。それで、そういった自治体があるようですので、その辺、その辺の困窮状況を対面で確認していること、そういったことに代わり得る手法が取れるのであれば今後研究していきたいというふうに考えております。以上です。

再質問 3番 神長基子

これは民間のアパートとはやっぱり訳が違うので、そういった困窮状況について丁寧に対面でお聞きをするというその姿勢はすばらしいと思います。ただ、こういう例えばコロナ禍でというときに、どうしても窓口に行くのがしんどいというような場合のために、併用というのも今後は検討してもいいのかなというふうに考えております。私が調べたところでは、もっと大きな自治体ではありますけれども、九州の福岡市のほうでそれを始めたということを情報として見ましたので、ぜひここのところについても研究をしていただきたいというふうに思います。次、自治会のところに入るんですけれども、福祉対応の充実というところでいきますと、先ほどは供給、いわゆるハード面の部分についてではあるんですが、これは自治会の部分というのはコミュニティの範囲ですので、ソフトの面、福祉の特にソフト面ということになるかなというふうに思います。通告の中では、団地内のコミュニティの衰退という懸念があると、こういったことを表現しておりますが、公営住宅の政策というのは、長い歴史的な経過の中で見ていくと、供給していくという、こういったまちづくりの中で整備に始まって、それがその地域そのもののコミュニティの形成につながっていったという、そういった歴史的経過があったというふうに思いますけれども、こういう中で入居対象者の変化というのがあったということなんです。収入の基準が特に厳しくなったということも通告の中で触れましたけれども、平成20年の公営住宅法施行令の改正によって、それまでは所得の月額が20万円以下までが入居できる基準だったんですけれども、それが15万8千円以下、より低所得な方というところに狭められていった。このことと連動してということではないんですけれども、入居対象の方というのが非常に多様化してきた。生活、住居に困窮しやすい方たちというのがいろいろなところで出てきて、例えば本町の申込み資格、この中で見ましても、生活保護受給者の方ですとかDV被害者の方、引き上げで5年を経過していないとかもろもろあるんですけれども、より福祉を生活全般に求める傾向のある、そういった方たちというのを受け入れるセーフティーネットの役割がまさに公営住宅にどんどん求められるようになっていった。福祉色が非常に強い、そういった団地が形成されているんではないかなというふうに考えております。そういった中で、高齢化というのもありますけれども、コミュニティの課題というのは、別に団地以外のところでも、どこでも今地域的には顕在化していますけれども、公営住宅だからこその団地内のコミュニティというのは、いろいろな福祉的な課題が出始めている時期にあるというふうに考えております。その一つが自治会の運営に関する課題だと思うんです。いろいろ町のほうでも実態は押さえておられるのかなというふうに思うんですけれども、私も今回いろいろな方御相談いただいた中で、整理しなければいけないなと思ったのは、町内会と自治会、この役割、目的の違いというのはどこに明確にあるのかというのが、ちょっと分かりづらいなというふうに思いました。ここについて明確なお答えをいただきたいと思います。

答弁 建設部長 下口谷茂(建設部長は2023年3月まで)

自治会と町内会の明確な違いということでございますけれども、自治会というのが、公営住宅の、答弁にもありますように、共用部分というのが、階段とかがございます。そういった部分の電気料や電球などの消耗品の関係ですとか、駐車場等における除雪や敷地内の草刈りなどお金がかかってくる部分の、それらを自治会をつくっていただいて、会費を徴収してもらってその中で払っていただくというような、そういったものでございまして、そのほかにも、自治会自体で町内会のように親睦会とかやっているところもあるというふうに聞いております。自治会イコール町内会といった自治会も3か所ございます。以上でございます。

再質問 3番 神長基子

共有している部分が多いという中で、それを特に共益費という形で、電気代が主かなと思うんですけれども、そういったものを納めながら運営していくということ、これが自治会の中で求められているのかなというふうに思うんですけれども、自治会という名前で例えば運営規則みたいなものがどこでも存在しているのか、それとも、今おっしゃられましたように、町内会と自治会が一つになっているというところでは住民が混同する、そういったことというのは、そういう心配はないのかどうか。完全にこれだけれども切り離すということは難しいのかもしれないんですけれども、役割としては若干これ違うのかなというふうに思うんですが、その点についてお考えをお聞きしたいと思います。

答弁 企画財政部長 吉田浩人(企画財政部長は2023年3月まで)

今お話ありましたとおり、公営住宅の自治会組織と町内会の関係でありますけれども、自治会の組織の中には町内会と重複している組織もあります。先ほど言いましたとおり数か所あります。公営住宅の住民がその区域内の町内会に加入していると。両方のケースがあると思います。それで、いずれにしましても、町内会としては町内会の会則を持っていると思いますし、自治会としては自治会の中でそういった会則をつくって運営をしているんだろうと思います。今、先ほどありましたとおり、町内会も自治会も同じような課題を抱えているのかなというふうにも思っています。このコロナ禍もありまして地域内でのコミュニティが取りづらいというお話もお聞きしておりますので、ここにつきましては、町内会と同様、困り事があれば御相談にも乗りますし、そういった地域コミュニティの維持、あるいはその活性化、そういった地域あるいは自治会と一緒になって、そこは一緒になって考えてまいりたいというふう考えております。

再質問 3番 神長基子

今、御相談に応じていただけるということでございますが、公営住宅の特に共益部分に関しましては、管理の主体的に関わっているところと町内会の組織的なことについて関わっているところと、これ担当の窓口というのは今一緒になっているのかどうか、そこをお伺いいたします。

答弁 建設部長 下口谷茂(建設部長は2023年3月まで)

公営住宅の自治会の窓口については建築住宅課で、いろいろ自治会の活動報告ですとかそういうのはうちのほうで押さえております。

答弁 企画財政部長 吉田浩人(企画財政部長は2023年3月まで)

先ほどお話ししましたとおり、自治会の中には、自治会組織の中には町内会と重複している組織もあります。それで、自治会の組織において困り事があれば、そこは区分することなく、広報広聴課のほうにも御相談いただければ対応させていただきたいと思いますし、必要に応じて建築住宅課のほうとも連携を取りながら引き続きそういった自治会の組織に寄り添った対応をさせていただきたいと思っていますので、よろしくお願いします。

再質問 3番 神長基子

窓口ということで、今、部長から御答弁いただきましたので、ぜひそのことについて、住民皆さんも分かりやすいような、そういった周知の仕方をしていただければいいかなというふうに思います。いずれにしましても、今後さらに相談のケースというのは増えていくことも考えられますので、この住民相談の窓口が明確にあるということが必要だというふうに考えておりますので、ぜひとも周知のほうよろしくお願いしたいと思います。今回、大変になってきているコミュニティを立て直すといいますか、そこを支えていくということが、そういう体制をつくっていくことが大事ではないかというふうに提案させていただいたんですけれども、答弁にもございますように、自治の原則というところ、ここが大事なところでもありますし、ただ、非常に悩ましいところでもあるわけです。それぞれ地域、団地であれば団地内で完結できれば、よりそれはいいわけであって、ただ、それがやりたくてもできないというような、そういったケースが増えてきている。そのコミュニティそのものに無関心な方というのも中にはおられるかもしれないんです。そういった方にはぜひ関心を持っていただけるような手だてというのも必要になりますが、関心はあるんだけれどもなかなか出ていけない、いろいろな例えば草むしりがあるよ、除雪があるよとなったときに、どうしても行けない、そういった状況というのがあるという中で、コミュニティをだけれどもその中でやろうと思ったら、やりたいけれどもできない人にとってはどんどん重荷になっていくというような、そういったことが自治会ならでは、団地内で完結しているからこそ起きやすい、そういった問題なのかなというふうにも考えております。こういった中でどうしていったらいいのかということなんですが、今回地域福祉ということが第6期総合計画の中でも、これを全体の中で視点を持っていくというようなことが計画の中でうたわれました。この地域福祉という視点に立ってこの団地の問題を考えたときには、やはり支え合える、そういった関係性を重視する中で、必要に応じてそれをいろんな人たちがカバーできる体制を構築していくということも地域包括ケアシステムという中では必要になってくるんではないかなというふうに考えるんですけれども、まずこの地域福祉の視点というのも公営住宅の団地の運営に関わって、ほとんどこれは自主性というのが求められる中ではありますけれども、町としてはそういった考えがあるのかどうか、その点をお伺いいたします。

答弁 建設部長 下口谷茂(建設部長は2023年3月まで)

議員言われるとおり、公営住宅の団地で高齢化が進んで、なかなか出たいけれども出れないとか、活動に。そういった方がやっぱり肩身が狭いとか、そういった問題が今後出てくるのかなというふうには考えておりますけれども、そんな中でも、若い方も中にはいるんじゃないかなというふうに思っておりまして、今後そういった偏りというか、団地全体が高齢化とかというのも考えられますので、そういった声を聞きながら今後考えていかなければならないとは思います。それで、いろんな人がカバーできる体制といいますか、そういうシステムというのは、今のところ私どもではちょっと考えていなかったというところでございます。以上です。

答弁 副町長 宮原達史

御質問にありました地域福祉という観点からなんですけれども、部署で言うわけではないんですが、公営住宅内で例えば福祉的な何か事案があったときには、それはもう保健福祉部福祉課、高齢者福祉課などが全部それはすぐ現場に駆けつけて対応しているのは今もそうです。これからもっと公営住宅内の高齢化が進んで、そういう地域コミュニティも薄れてきてというお話ですけれども、公営住宅、町の公の住宅ですから、その辺は町のほうでも、必要な事案が発生しましたら、それはいつでもお助けできるような体制は取っていかなければならないと。お話にありますとおり、自治会なんかでも、ほかの町内会もそうなんですけれども、先ほどのお言葉をちょっとをお借りすれば、支える側と支えられる側という比率が変わってきていると思うんです、高齢化によって。その辺をどこで支える側を支える人がまた出てくるかということを町としても考えていかなければならない時期になっているのかなとは思っています。以上です。

再質問 3番 神長基子

地域福祉ということに関連してということで御答弁もいただきました。先ほど入居者の構成の中で、若い方ももう少しいればというか、今も入居されている方もおりますけれども、圧倒的に何かやるとなったときに出てこれる方がやはり高齢者の方が多いという中で、苦慮されているんだろうなというふうに思っております。自治体によってはこの入居者の構成そのものを改善、基準を変えていくというんですか、そういったところで、これは実際のところは困窮している世帯に対して供給していくというのが公営住宅の本来的な目的ではありますが、例えば高齢者の方がどうしても住みづらい既存の空き住戸、こういったものがずっと存在するといった場合に、その部屋にあえて若い方に入ってもらえるような、そういった手だてというのも、今も大体そういうふうな調整はされているんでしょうけれども、そういったこともより積極的に考えていく必要があるのかなというふうにも考えているところです。あとは外部の方たち、要するに団地以外の方たちの中で、例えば地域包括支援センターですとか社会福祉協議会、こういったところもサポート体制の中に入っていくと、例えば見守り、入居者同士の見守りというのは今、日常的に行われておりますし、特に孤独死という実態を目にするケースも増えてきているという中では、それが今度は自分事になるというような、そういった不安も抱えながら、この見守り機能をどういうふうに充実させていくかという点では、より専門的な機関との連携というのも必要になってくるんではないかというふうに考えておりますので、その点も含めて今後はまた新たな課題提起できればいいかなというふうに考えております。いずれにしましても、今後にあってはこういったところで困難を抱えていくケースが出てくることも考えられる、こういったところは共通の認識が持てたのかなというふうに思いますので、今後にありましてもいろいろ提案をさせていただきたいと思います。では終わります。

答弁 副町長 宮原達史

公営住宅について御質問いただきました。その中でも、最後にちょっとお答えしたいのは、先ほど長寿命化計画のお話も途中で出ておりましたけれども、長寿命化計画、まだまだその計画期間が始まったばかりなんですけれども、これは計画期間が長いこともありますし、それから、やはり状況が変わることもあります。それは、今ある計画をがんじがらめで最後まで持っていくんだということではなくて、建て替えの順番であるとかそういうものは、町民の皆さん、それから、これは住宅審議会に係るもの、それから議会の皆さん、皆さんがこうしたほうがいいという御意見があるのであれば、計画はもちろん皆さんの御意見で見直すこともありますので、それはやはり町民の皆さんの声を聞きながら柔軟に対応できるものだと思っています。したがいまして、木野地区、音更地区の比率というのもありますけれども、それがどのようにしていくかというのは、ちょっと細かいことはこれからですけれども、計画は計画として今進めていますけれども、そういった意味で、皆さん方の御意見を聞きながら見直すべきところは見直しますということを最後にお伝えしたいと思います。以上です。

出典:音更町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月15日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる