みんなの議会

音更町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月13日

(1)平和の取組拡充について/(2)歩行者等にやさしい交通安全対策について

2022年6月13日、音更町議会の一般質問で、神長基子議員が「平和の取組拡充について」「歩行者等にやさしい交通安全対策について」について質問し、町長 小野信次、教育長 福地隆、企画財政部長 吉田浩人、環境生活課長 鎌田隆寛、町民生活部長 渡辺仁、教育部長 山本智久、学校教育課長 新名猛志、保健福祉部長 堀田昇が答弁しました。

質問者
神長基子 議員
答弁者
町長 小野信次、教育長 福地隆、企画財政部長 吉田浩人、環境生活課長 鎌田隆寛、町民生活部長 渡辺仁、教育部長 山本智久、学校教育課長 新名猛志、保健福祉部長 堀田昇

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 3番 神長基子

通告に従いまして2問について質問いたします。1問目、平和の取組拡充についてであります。1987年に音更町が「非核平和の町」を宣言してから今年で35年目を迎えました。この間、主に啓発活動を通じて町の取組が行われ、町民との協働により事業が発展してきました。本町が同宣言を発出した当時は冷戦期にあり、世界におよそ7万発存在していた核兵器は、その後の核廃絶運動の高まりの中で年々減少しました。しかし、2021年1月時点でなお1万3,080発もの核兵器が存在しており、廃絶に向けての課題は山積しています。昨年1月には核兵器禁止条約が発効され、非核平和の取組の大きな推進力となっている一方、核保有大国であるロシアによるウクライナ侵略が始まりました。事態が長期化する中で、「核には核を」という議論が国内でも行われていることは、それ自体が極めて危険であるだけでなく、非核平和の取組に背を向ける議論と言わざるを得ません。こうした中で、これまでの取組を強める方向で「非核平和の町」宣言の意義を町民に広く知らせ、関連する施策を拡充すべきと考え、以下について伺います。1、宣言から35年の節目を迎えるに当たり、改めて非核平和の取組について町の姿勢を問う。2、平和首長会議のPXビジョンの1つに平和文化月間の提案が挙げられており、本町においても意義のあるものと考えます。町として定め、啓発イベントを実施する考えは。2問目、歩行者等にやさしい交通安全対策についてであります。我が国の交通死亡事故の現状を見ますと、2020年度は歩行者が35.3%、自転車乗用中が14.8%で死者数の半数を占めています。また、全国的に生活道路における交通死傷事故は他の道路に比べ減り方が鈍化しており、年間8万件に上っています。本町においては、2020年度の道路交通事故件数が過去最少を記録しました。これは日頃交通安全施策に関係する方々の御尽力によるものと思いますが、ハード面では必要な危険箇所が散見されており、対策が急がれます。昨年から始まった第11次音更町交通安全計画の基本理念にあるように「人優先の交通安全思想」を貫くには、歩道設置などのハード面の充実が最優先に行われてはじめて交通安全教育などのソフト面が生かされるものと考えます。とりわけ通学路や園児らの移動経路など、子どもたちを交通事故から守る対策は喫緊の課題であると考え、以下についてお伺いいたします。1、交通安全施設等の整備における現状と課題は。2、通学路の危険箇所の現状は。3、学童保育所や園児らの移動経路における安全対策の計画の有無について。4、生活道路の安全対策としてゾーン30及びゾーン30プラスの区域を設置する考えは。以上、御答弁をお願いいたします。

答弁 町長 小野信次

1問目の平和の取組拡充についての御質問につきましては、関連がありますので一括してお答えいたします。本町は、国際平和年の昭和61年9月25日、音更町議会における音更町非核平和宣言の決議を経て、翌62年1月1日に「非核平和の町 音更町」を宣言いたしました。この宣言は、我が国が世界唯一の被爆国であり、原子爆弾の投下を受けた悲惨な体験から、核兵器の廃絶や非核三原則の遵守を求め、世界の恒久平和を希求する町の姿勢を示すもので、御質問にありましたとおり、本年で宣言から35年を迎えますが、その姿勢にいささかの揺るぎもありません。また、平成21年7月1日には、世界恒久平和の実現に寄与することを目的とした平和首長会議に加盟しております。平和首長会議には本年6月1日現在、世界166の国と地域の8,174都市、国内では1,737の市区町村が加盟しており、本町はその一員として、核兵器のない平和な世界の実現などに関する各種活動に取り組んでいるところであります。平和首長会議は、令和3年7月にPXビジョン(持続可能な世界に向けた平和的な変革のためのビジョン)を策定しました。その具体的な取組を掲げた平和首長会議行動計画の一つとして、御質問にありました平和文化月間を定め、多様な啓発イベントを開催することが提案されております。本町における非核平和に関する具体的な取組といたしましては、役場庁舎と木野支所に「非核平和の町」宣言の懸垂幕を設置しているほか、終戦記念日に合わせた広報紙への宣言文の掲載、取組内容に関するホームページへの掲載などを通じて、町の姿勢や取組を広く町民に周知しております。さらに、宣言文を表示した花や野菜の種の配布のほか、7月下旬から8月中旬にかけては、町内2か所の会場で原爆の恐ろしさと命の大切さを伝える平和パネル展を開催し、ヒロシマ・ナガサキ原爆写真ポスターの掲示をはじめ、平和の絵本展示、非核平和を願う折り鶴コーナー、核兵器禁止条約の早期締結を求める署名コーナーの設置を行っております。また、平和首長会議が実施している青少年を対象とする事業については、町内の小中学校と高校に周知し、参加を募るなどの取組を続けております。平和首長会議のPXビジョンに関する行動計画に示された平和文化月間につきましては、現在のところ町として独自に定める考えは持ち合わせておりませんが、終戦記念日を含む期間に行う平和パネル展などの事業を中心に、様々な機会を捉え、工夫を重ねながら各種取組を継続的に行っていきたいと考えております。昨今のウクライナ情勢では、無辜の人々が傷つけられ、命や暮らしを奪われる行為が繰り広げられており、誰もがそのことに憤りと悲しみを感じ、何げない当たり前の日常生活が失われることに対する恐怖を覚えているはずであります。町といたしましては、引き続き、戦争や核兵器の恐ろしさ、平和の尊さをより多くの町民の皆さんに伝え、共有し、世界の恒久平和を希求する意識の醸成に努めてまいりたいと考えております。2問目の歩行者等に優しい交通安全対策についての御質問にお答えいたします。はじめに、1点目の交通安全施設等の整備における現状と課題についてでありますが、交通安全において安心で安全な社会の実現には、自動車と比べ弱い立場にある歩行者の安全を確保することが必要不可欠であり、御質問にありますように、人優先の交通安全思想を貫くには、ハード面の充実を行うことにより交通安全教育などのソフト面が生かされるものと認識をしております。本町におけるハード面の整備といたしましては、幹線道路などにおける歩道整備のほか、道路の幅員や形状により歩行者を保護する必要がある箇所などにはガードレールなどの防護柵を設置しているところであります。また、毎年一定の予算の中でありますが、調査に基づき街路灯の更新と防犯灯の新設を行うとともに、町内会が防犯灯を設置する場合には助成を行うなど、官民協働で歩行者の安全確保を図る対策を進めているところであります。交通安全施設である信号機や横断歩道の設置につきましては、公安委員会の管轄となっているため、町では、町内会から要望のあった箇所を確認の上、毎年帯広警察署を通じて要望書を提出しており、令和3年度では、信号機47か所、横断歩道35か所の設置を要望しております。道の厳しい財政状況の中、全道的に見ても整備は進んでいない状況にありますが、本町においては、令和元年度及び2年度に信号機と横断歩道が1か所ずつ設置されております。また、快適に通行できる歩道を整備するためには新たに道路用地を確保して拡張する必要があり、幹線道路などにおいては車道と同時に歩道を確保し整備する場合もありますが、住宅地内の道路整備においては、既に住宅地として形成されていることもあり、既定の道路用地内で車道と歩道の区別のない道路整備を進めているところであります。次に、3点目の学童保育所や園児等の移動経路における安全対策の計画についてでありますが、国は、令和元年5月に発生した滋賀県大津市で散歩中の園児ら16名が死傷する事故や、令和3年6月に千葉県八街市において発生した、下校中の児童の列にトラックが突っ込み、5名が死傷する事故を受けて、学童保育所や保育園等に安全点検を実施するよう通知しており、本町は、国道や道道、町道の道路管理者と警察との合同による緊急安全点検を実施し、町内では、国道及び道道の交差点で各2か所の防護柵を設置したほか、町道においても危険交差点1か所に車止めポールを設置したところであります。本町においては、学童保育所や園児等の移動経路における具体的な安全対策の計画は策定しておりませんが、引き続き、学童保育所など現場の意見を聴きながら児童や園児等の安全確保に努めてまいりたいと存じます。最後に、4点目の生活道路の安全対策として、ゾーン30及びゾーン30プラスの区域を設置する考えについてでありますが、ゾーン30は、生活道路における歩行者や自転車の安全な通行の確保を目的とした交通安全対策の一つで、区域(ゾーン)を定めて通行車両の最高速度を時速30キロに制限することで、歩行者などが事故に遭っても致命傷とならないようにすることやゾーン内を抜け道として通行する車両の抑制・排除を図るためのものであります。また、ゾーン30プラスは、ゾーン30内の区域において、車両の進入抑制のため、道路に上下可動式の杭を設置したり車両の通行速度を抑制するため道路を隆起させることなどにより更なる交通安全の向上を図ろうとする区域のことであります。ゾーン30の整備は、地域住民の要望や交通量、交通事故の発生状況等を基に、主として生活道路が集まった区域に通学路が含まれている場合などに進められており、警察庁のデータによりますと、令和2年度末では、全国で4,031か所、北海道では、除雪を行う事情もあり、151か所が設置されておりますが、全国的な検証では、交通事故の抑止効果や自動車の通過速度の抑制効果が認められております。しかしながら、ゾーン30の区域を設置するためには、30キロ規制に加え、路側帯の設置・拡幅や車道中央線の抹消が前提となっていることから、最終的には車両の通行部分が狭くなり、地域住民の生活に大きな影響を与えることになるため、地域にお住まいの方々の合意形成のほか、整備に当たっては一定の財政負担が必要となるものと考えております。現時点でゾーン30及びゾーン30プラスの区域を設置する考えは持ち合わせておりませんが、今後、地域からの要望や整備している自治体の状況を把握しながら調査研究してまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。なお、通学路の危険箇所の現状に関する質問につきましては教育委員会から答弁をさせていただきます。

答弁 教育長 福地隆

教育委員会からは、通学路の危険箇所の現状についての御質問にお答えいたします。本町では、平成27年5月に、各学校から報告のあった通学路の危険箇所やその対策などをまとめた音更町通学路交通安全プログラムを策定し、ホームページで公表するとともに、学校とも連携しながら通学路における児童生徒の安全確保に努めております。プログラムの策定に当たっては、教育委員会や町のほか、校長会、警察、国や北海道などの道路管理者で音更町通学路安全推進会議を組織し、関係機関による合同点検の実施により、実際に通学路を歩くことで、交通量が増加していたり車両の通過速度が速いなどの危険箇所を把握し、横断歩道や信号機、車両用防護柵の設置など、当該箇所の安全確保に向けた対策を検討したところであります。また、合同点検を定期的に実施することで、プログラムの見直しを図りながら、危険箇所の解消に向けて取り組んでいるところであります。こうした取組により、現時点でプログラムに掲載されている20の危険箇所のうち5か所については、信号機や防護柵、標識の設置などによるハード面の整備を実施しております。また、これ以外の未整備箇所につきましては、引き続きそれぞれの道路管理者などに整備を依頼しておりますが、早急な対応が困難な箇所につきましては、交通安全教室の実施など学校における交通安全指導を徹底し、ソフト面の充実を図るなどの対策を行っているほか、町内会などの御協力をいただき、登下校の見守りを行っていただいているところであります。教育委員会といたしましては、今後におきましても、関係機関や地域との連携強化を図り、通学路の状況把握に努めるとともに、ハード、ソフト両面で効果的な対策を検討・実施し、子どもたちが安全・安心に通学できるよう通学路の安全確保に努めてまいります。以上、答弁とさせていただきます。

再質問 3番 神長基子

それでは、1問目の平和の取組のほうから再質問をさせていただきます。まず、小さな1項目めでありますが、ここについては、改めて非核平和の取組に対する町の姿勢ということでお伺いしたところでありますが、答弁の中では、その姿勢に宣言当初からの部分でいささかの揺るぎもないということで、今時点でこれ以上に力強い言葉はないかなと思って私自身は受け止めたところであります。通告の中で触れましたけれども、私もいろいろな方とこの間対話をしてきましたが、特にロシアによるウクライナ侵略の情勢が長期化している中で、町民の方の中にも相当な不安感、危機感を募らせているという方も少なくないなというのを感じているところです。中には、北海道だって攻められるんじゃないかというような、そういうことも御指摘を受ける場面も少なくないわけでありますけれども、こういうときだからこそやはり原点に立ち返るといいますか、音更町におかれましては、35年目に当たりますけれども、非核平和の町宣言を行った、この中身について広く意義を町民の方にお示しするということが、安心・安全なものを提供していくという中では非常に大事になってくるなというのを感じたところです。1問目の部分については、そういったことで、力強いメッセージをいま一度いただけたということで、ここについては理解をいたしました。それで、2点目のPXビジョンについてであります。これについては平和首長会議の中で位置づけられたものでありまして、2021年から2025年まで、これが計画期間であります。PXビジョンの前身としては2020ビジョンというものがございました。これらも、その取組の中で課題が何であったか、総括をした中で、それを踏まえて出来上がったのがこのPXビジョンというふうに理解をしております。そういった点で、PXビジョンで特徴的な部分、核心となる部分といいますか、そういったところについてはどのように捉えられているか、その点をお伺いいたします。

答弁 企画財政部長 吉田浩人(企画財政部長は2023年3月まで)

今、議員のほうから、PXビジョンについての経緯のお話も含めてお話をいただきました。このPXビジョンの中では、核兵器のない世界の実現、それから安全で活力ある都市の実現、平和文化の振興、こういった三つの目標を掲げて策定をしていると。こういう部分を見ますと、やはり今までの取組の中で、さらにこのビジョンを策定しながら取組を進めるという思いがあるんだろうと思います。本町におきましては、先ほど町長のほうから答弁もありましたとおり、終戦記念日を含む7月から8月の期間で平和パネル展を開催して、その中で、原爆写真の掲示ですとか平和に関する絵本の展示、それから署名活動などを行っております。平和首長会議が主催する事業の小中学生等への周知なども行わせていただいているところでありますので、本町といたしましては、このPXビジョンが策定された趣旨も踏まえまして、引き続きそういった取組に継続して取り組んでいきたいというような考えであります。以上です。

再質問 3番 神長基子

最初の答弁でもいただきましたように、本町も様々な取組をされてきたということは認識をしております。それで、今回このPXビジョンというのを読み解いたときに、一番重要なことは核をなくすという、そこに尽きるわけなんですけれども、今回PXビジョンの中で私は新たな踏み込みがあったというふうに理解をしているんです。それが何かといいますと、このPXビジョンを策定するに当たって平和首長会議が昨年の7月に声明を出しておりまして、それはネット上でも拾えますので、御覧になられている方も多くいらっしゃるかなと思いますが、核兵器のない平和な世界の実現を願う市民社会の総意を形成することによって為政者の政策転換を促していくこと、これが実は今回PXビジョン、前身である2020ビジョンから発展的に付け加えられた部分だというふうに思うんです。市民社会の総意を形成することによって為政者の政策転換を促すというのはどういうことかというと、市民一人ひとり、音更町でなぞらえますと町民一人ひとりの力に依拠しているんです。それが為政者の政策転換を促す最大の力になるんでないかと。ここが平和首長会議の到達点なんじゃないかと思うんです。そう考えたときに、これは昨年の7月でありましたので、ウクライナ情勢、危機的な状況にはありながらも、まだ戦争というような今の侵略の状況にはなかった時点でありますけれども、今にもその部分については言えることかなと思うんですけれども、市民社会の総意を形成する、そういったところからつくられたのが、今回付け加えられたのが平和文化の振興ということだと思うんです。この部分についてはどのように理解をされているか、再度お伺いをいたします。

答弁 企画財政部長 吉田浩人(企画財政部長は2023年3月まで)

今お話にありましたとおり、戦後70数年が経過して、私もそうですけれども、今多くの方が戦争を知らない世代となっている中で、ロシアによるウクライナへの侵攻が始まって、毎日のようにテレビや新聞の中で報道ありますけれども、惨状が伝えられているのを見ますと、誰もが武力によって日常生活が脅かされる恐ろしさ、それから家族や友人の命が奪われる悲しさ、そして平和の尊さということを遠い国のことではなくて身近なこととして感じているんじゃないかなというふうに思います。今お話のありましたPXビジョンの中でそういった平和文化月間を定めて、これは音楽ですとか芸術、スポーツ、そういったものを通じて平和の尊さについて考えてもらうためのそういった啓発イベントを開催するというような内容ではありますけれども、先ほど来申し上げているとおり、私ども、いろいろな取組を通じて平和の尊さ、あるいは核兵器の恐ろしさを伝えているところでありますので、引き続きそういったこと、取組を通して平和意識の醸成に努めてまいりたいというふうに考えております。休憩(午後 1時39分)

再質問 3番 神長基子

様々な取組を通じて平和意識を醸成するという点では、近年でいきますと、平和パネル展の時期に合わせて町内のそういった戦争体験を伝える方々による紙芝居ですとか、そういったものも私も実際に見に行って、全国の状況、いろいろな戦争の歴史があったとはいえ、この音更町においても犠牲になられた方もいて、そういう歴史を今に伝えていく、そういったことを本当に御尽力されている方たちがいらっしゃるんだということを、改めてそこに深い敬意を感じるわけなんですけれども、今回平和文化の振興ということでPXビジョンが示したのは、市民一人ひとりが日常生活の中で平和について考えて行動するということ、つまり、戦争か平和かといったときの平和ということもあるんですけれども、じゃ日常においてこの平和というのはどういったことで意識づけられているのかというところをいま一度私自身も考えたわけなんです。特にこの今の情勢の中で一番戸惑ったのが、子どもたちの問いかけに対してどう答えていくかというところなんです。突如としてテレビをつけると戦車が町を破壊している画面が、映像が映されて、子どもたちが、同じような年の子どもが泣きながら血を流している、そういうシーンを見るわけです。現実なのか、これはそこの国にとっては日常になってしまっているのか、もうその境目すら分からないような混沌とした状況に置かれている中で、平和って何なのかという根源的なところを大人は突きつけられているんじゃないかというふうに思うんです。だからこそ、先ほど部長の答弁の中にもありましたけれども、一体いつになったら終わるんだと。本当に悲しい、そういった感情が町民の中にも停滞している、そういったことがある中で、だからこそ平和の取組、平和というものが一層光り輝くのではないかというふうにも思うわけなんです。じゃ具体的なところでどうかといきますと、今回その計画の中で示されたのは、平和文化月間というものも、こういったことを定めるというのも啓発する意味では非常に意義のあることではないかということで、難しいことではありませんが、音楽や美術、そういった芸術、それからスポーツ、こういったところは本当に言葉の違いも人種の違いも超えた中で感動を分かち合えるものだというふうに思います。それで、じゃ我が町にあってそういった取組をどういうふうに平和と結びつけていくかというふうに考えたときに、いろいろなことがあるなと思ったんです。今回拡充をということで通告の中では申し上げましたけれども、今現在取り組まれている様々な取組を平和に結びつけて、そういうことも平和なんだよということを伝えていくということも大事なことなんではないかなというふうに思うんです。そういったところで、ぜひ平和文化月間を定めるということも一つの方策ではないかということで今回提言させていただきました。方向としては、平和を伝える、その部分については根源的なところは一致しているのかなというふうに思いますので、今後も継続的に行っていくというところ、私もそこにかみ合ったことをしていきたいし、提言もしていきたいなというふうに思うんですけれども、ぜひ今ある芸術・文化の取組、スポーツもそうですけれども、そういった取組とどうひもづけて関連させていくかというところ、ここについては視点を置いていただきたいなというふうに思っております。一つ具体的なところで申し上げますと、例えば非核平和宣言、この宣言が行われたのが昭和62年、1989年ということでありますが、その前年には音更町文化センターのところで改修いたしましたカリヨンの鐘が作られた、そういった年でもあったかなと思います。音楽に造詣のある町だからこそこういった取組というのは発展的にひもづけることができるんではないかなと思いますので、そこについては提言をしておきたいというふうに思います。それで、交通安全の2問目のほうに移らせていただきます。今音更町は、特に交通安全協会の方たちが中心になって様々な取組をされてきておりますし、交通事故発生件数も、先般の報道によりますと、死亡事故に関しては昨年の8月8日以降ゼロということでございます。これは、やはりこういったソフト面における関連する協力してくれる方々の御尽力の下にこういった結果があるのかなというふうに思っておりますけれども、実際交通事故の発生件数、近年は減少傾向にあるということでありますけれども、通告でも申し上げましたように、全国の傾向としては、歩行者ですとか自転車乗用中、こういったときの事故の発生件数というのは減り方が鈍化しているということであります。なかなか調べ切れない部分もありまして、十勝のその部分の詳しい状況がちょっと見えなかったものですから、本町の実態としてはどういうふうにこの傾向をつかまえているのか、その点についてお伺いいたします。

答弁 環境生活課長 鎌田隆寛(環境生活課長は2025年3月まで)

御質問のありました音更町内での小学生の交通事故件数について、平成29年、人数は5名というふうになっております。内訳といたしましては、自転車に乗用中の方が1名、車の同乗者での事故が4名いらっしゃいます。平成30年と令和1年に関しては、いずれも交通事故に遭っている小学生の方はいらっしゃいません。令和2年に関しましては3名の方で、歩行者の方が1名、自転車の乗用中の方が2名というふうになっております。令和3年につきましては2名の方で、歩行者の方が1名、車の同乗者の方が1名というふうになっております。以上です。

再質問 3番 神長基子

今、小学生ということでお伺いいたしました。これが件数としては大きな件数ではないとはいえ、やはり事故が起きているということでありますので、対策が必要なところがあるというふうに認識をしておりますが、通告でも申し上げましたように、また、答弁でも、ここについては認識が一致するかなと思うんですが、ハード面の整備をすることというのがまずは大前提にありまして、その上で教育というのが生かされていくということなんだろうと思うんですけれども、予算の部分で、実際整備するとなりますと、答弁にもございましたけれども、町の単費で、単独で判断してやれる範囲というのは非常に限られた部分になろうかなと思います。そう考えますと、関係機関、いわゆる国や道、それから公安の部分になろうかと思いますけれども、ここについて要望を町から出して、毎年それで実行に結びつけていくということでありますが、答弁で詳しくいただきましたけれども、昨年度に関しては、信号機が47か所、横断歩道で35か所、こういった設置の要望がある中で、全道的に整備は進んでいないという状況でございます。厳しい財政状況が道としてもあるということでありますけれども、実際に、私がちょっと調べた中でも、見ましても、国の補助事業として交通安全施設整備事業費というものがありますけれども、これが実際、これは全国的にですけれども、この10年で約83億円減っているということなんです。そういった中で、じゃ地方の単独事業分はどうかというと、25年余で半額以下というふうに随分と大幅に減らされてきているということがあるんです。これが、先ほど答弁にあったように、要望は要望で膨らんでいるけれども、実際にそれが整備されるというところは遅々として進まないというのが実態なんだと思うんですけれども、そういった動向についてはどういった部分で改善策があるのか、町としてはどういうふうに対応していくのか、その点についてまずはお考えをお聞きしたいと思います。

答弁 町民生活部長 渡辺仁(町民生活部長は2024年3月まで)

なかなか施設整備が進まないという現状でありますけれども、この要望を出しに行くときは、毎年1月に町長自ら行きまして署長さんに直接お渡しすると。そこで意見交換をしているというのが通常でございます。今年については、コロナということもあって私が事務的にそこに持参しまして、そこで交通の担当課長さん、交通官の方とお話をしました。そんな中で、なかなか整備が進まないということもお聞きしております。ただ、警察側といいますか、そちらのほうでは、きちんと現場のほうは把握していると。そして、その中でどうしてもというところはちゃんと、なかなか難しいけれども、地元の考え方を伺いながら、必要なものは何とか整備したいという考え方は伺っております。ですから、我々としても、そういったのも含めて、町としても必要なところは要望させていただいていると。そこで、町としては最大限汗をかくので、何とかそういった意味で、もし可能性があるんであれば町も一緒にやって、整備、要望の実現に向けてやっていきたいというふうにふだんは接しているところでございます。

再質問 3番 神長基子

町だけではなかなか難しい部分というのが大方を占めるというふうに思いますけれども、ここは、緊急性というところは特に地域の方々は感じていることだとは思いますし、ただ、毎年毎年上げてもなかなかそれが実現に結ばない、そういった中ではやはり交通安全教育、ソフト面に頼らざるを得ない、そういったところがあるのかなというふうに認識をしております。信号機におかれましては、令和元年度、信号機、横断歩道と1か所ずつ設置されているということであります。ここの部分については信号機だけに特化して警察庁のほうでも計画がつくられているようなんですけれども、信号機の設置指針ですとか合理化等計画というのが今進められておりまして、これが、実は信号機の撤去を進めると同時に、信号機の新設そのものも抑制しているというような、そういった部分もあるのかなと思うんですけれども、こういった影響というのが実際にあるのかどうか、その点をお伺いいたします。

答弁 町民生活部長 渡辺仁(町民生活部長は2024年3月まで)

先ほども申し上げましたけれども、今その予算も大分減って、なかなかつきづらいというのは議員のおっしゃるとおりでございます。ただ、先ほども私申し上げましたけれども、警察のほうも、全くつかないという話はしておりません。ですから、必要なものは何とかつけたいという考えを持っていただいていますので、全体の方針としては、全国津々浦々、必要のあるものないものというのは整理しているかもしれませんけれども、本町においてはそういった場所はないと認識しておりますし、我々としては、全く信号がつかないというふうには思っていないということでございます。

再質問 3番 神長基子

ここについてはそういったことはないというか、影響としては考えていないということもあるのかなと思いますが、それでは通学路の部分で少しお聞きをしたいんですが、こちらのほうは教育委員会から御答弁いただきましたけれども、一つ確認を先にしたいんですが、通学路の中でも、音更町の通学路というのは指定通学路というふうに位置づけられているものについてのプログラムなのか。指定通学路になりますと根拠法が学校保健安全法ということになるかなと思うんですけれども、こういった中での指定通学路の整備ということで理解をしていいのか、その点についてまず確認させていただきます。

答弁 教育部長 山本智久

通学路の関係に関しましては、今、議員お話ありましたように、学校保健安全法に基づいて設置されていると。学校保健安全法の第27条におきましては、各学校は安全に関する事項を定めなければならないというふうになってございます。その中の一つが通学路の指定というふうに考えてございます。私ども、答弁ありましたように、交通安全プログラムを設定してございますけれども、その中で通学路の安全確保については様々な取組を進めているということでございます。

再質問 3番 神長基子

分かりました。それでは、通学路を指定するに当たりまして留意点というのはどういったことがあるのか、その点についてお伺いをいたします。

答弁 学校教育課長 新名猛志(学校教育課長は2022年9月まで)

通学路の目的というか性格なんですけれども、通学路は、児童生徒の登下校時における安全を確保するために、町ですとか教育委員会のほかに関係機関が協力して、学校ごとに地域の実情を考慮して設定を行います。その設定に当たっては、通学路の順序ですとか交通量、自動車や自転車、歩行者数、あと児童生徒の家庭の分布、居住の分布、あと道路環境、信号や横断歩道などの安全施設の有無というものを考慮しながら検討していくものであります。

再質問 3番 神長基子

安全面を考慮してというところはそうだと思うんですけれども、では実際にその通学路というのは通われるお子さんの保護者さんにどういったところで説明をされているんでしょうか。このルートで行ってくださいねということが一方的に伝えられているのか、それともある程度地域のこと、そこに住んでいる方ですから、保護者さんなりに御意見もあろうかなと思うんですけれども、そういった反映というのはどういった時点で通学路を指定するに当たって加味されていくのか、その辺のプロセスについてお尋ねいたします。

答弁 教育部長 山本智久

今、課長のほうから答弁ありましたように、通学路の設定に当たっては、まず車の状況ですとか道路の幅ですとか、また、信号機とか横断歩道が、きちっと歩道ですとかが整っているかどうか、それらを見据えながら設定されていくものだというふうに思います。子どもたちが学校に通うに当たって、一人ひとりの行き方については保護者がある程度判断して、ある程度メインの道路、明らかにここの部分は安全だよというところは学校のほうで設定をして、最短ルートでそこの部分に出なさいという形を学校のほうでは指導しているというふうには思います。以上です。

再質問 3番 神長基子

この時期といいますか、3月、4月は特に新入学で新たに子どもを、お子さんを新しい場所に連れていくと。連れていくといいますか、1人で行くような、そういった格好に環境としてはならざるを得ないという中で、保護者さんが不安に思われるという、そういった声も散見されるところはあるんです。実際に私も幾つか歩いてみたんですけれども、春先ですと雪がまだたまっていたりですとか、そういった今とはまた違う環境になりますので、余計に不安を増幅する部分もあるんですけれども、指定されたルートで行くとなると非常に不安があるということで、遠回りしたほうがいいんではないかというふうな判断を保護者さんがちょっと悩んでいるというか、そういった場面がございました。実際に時間帯によっては、一応通学路として指定はされているんだけれども、そのところに結構路上駐車がされているだとか、そういったことも、時間帯によってですけれども、危険が生じる可能性があるんではないかなというのも聞かれたところでありますし、私自身も点検をして感じた部分はございましたので、通学路に関しては常にやはり点検しながら改善をしていく、このプロセスが非常に重要になってくるかなというふうに思います。今回、音更町の通学路交通安全プログラムということで、答弁にもありましたけれども、こちらのほうを資料で見させていただきましたが、それによりますと、町内の小学校においてそれぞれ3年に1回合同点検を行っているということでございますが、これは毎年行うということにはならないのかどうか、その点についてまずはお考えをお聞きしたいと思います。

答弁 学校教育課長 新名猛志(学校教育課長は2022年9月まで)

点検自体は、基本的に学校のほうでは、毎年見回り活動などを通じて通学路の点検も行っております。そういった報告を受ける中で、おおむね3年に1回程度、これ、関係機関が一堂に会するということもありまして、特に最近ではコロナ禍ということもあってなかなか厳しいものはありますが、日常的には学校が見回りをしているという前提にあった上で3年に1回程度合同で点検を行うということにしております。以上であります。

再質問 3番 神長基子

コロナ禍ということで、実施自体がなかなか難しい部分もあるのかなと思うんですけれども、地域によっては危険箇所が、いわゆる整備が未整備のままで置かれている、そういったところが何か所もあるわけです。そういった中では、場所によってでも、何か所かは合同点検も頻度を高めるということは私は必要ではないかなと思うんです。その点についてはぜひ検討していただきたいなと思いますし、併せて合同点検の体制についても一つ気になるんですけれども、プログラムの中では、小学校ごとに、学校、それから道路管理者、警察等が参加する合同点検というふうに明記されているわけなんですけれども、ここにPTA、保護者の意向といいますか、一緒に点検をするですとか、そういった体制、手だてというのは取れているのかどうか、その点をお伺いいたします。

答弁 学校教育課長 新名猛志(学校教育課長は2022年9月まで)

実は昨年の10月の下旬なんですけれども、関係機関と一緒に、関係機関と合同点検を行っているんですが、その際には地域の校区のPTAの方にも参加していただいております。

再質問 3番 神長基子

昨年は参加したということであります。これは、継続的にこれからも合同点検が行われると思うんですけれども、そこにしっかりPTAの参加というのは組み込まれるという理解でよろしいんでしょうか。

答弁 学校教育課長 新名猛志(学校教育課長は2022年9月まで)

その点検のときの状況にもよりますけれども、校区の保護者の方々、代表PTAになるかと思うんですけれども、知ってもらうということは重要なことだと思いますので、なるべくそのように努めてまいりたいと思います。

再質問 3番 神長基子

今御答弁いただきましたように、大変重要なことだと思いますので、ぜひお願いをしたいと思います。それから、学童保育所、それから園児の散策のルートですとかそういったところに関わってなんですけれども、学童保育施設は、学校と敷地が一緒になっていれば比較的安全に移動はできると思うんですけれども、中にはそうではないところが何か所かあると思いますので、そういったところで実際に危険箇所というのがあると思うんです。その辺の今現状の認識というのはどういったことになるかお伺いいたします。

答弁 保健福祉部長 堀田昇(保健福祉部長は2025年3月まで)

学童保育所においては、今、議員がおっしゃられる、基本的には学校と敷地が同じであれば同じ通学路となりますけれども、例えば音更小学校と、それからひまわりの家学童だとか、下士幌小学校も、そこもちょっと離れていたりとか、場所によっては離れているということで、多少ちょっと通学路というか帰宅する経路が異なるというところはあります。それについては、学童の指導員の先生方といろいろお話しいただきながら、危険な箇所だとかということで確認をさせていただいております。今回一般質問を受けたことで、改めて子どもさんの帰宅の状況を確認させていただいたんですけれども、全体で徒歩で帰宅しているのが7%ぐらいという状況にありました。特に、帰るので徒歩で歩くお子さんなんですけれども、暗くなる時間帯というのがあまりいないというのも分かって、なるべく徒歩で帰られるお子さんについては日があるうちに帰宅するように保護者と子どもさんと連携しているというところであります。いずれにしても、今聞いているのは、帰宅時間に暗くなることで交通事故に遭うことが心配だということでお伺いしているところであります。以上です。

再質問 3番 神長基子

帰宅時間ということでありまして、そこについては暗い時間はあまりないということなんですけれども、明るい時間であっても要するに離れている場合は、やはり危険な箇所というのは対策を打つ必要があると思うんです。再度その点の認識についてはどういうふうになっているのかお伺いいたします。

答弁 保健福祉部長 堀田昇(保健福祉部長は2025年3月まで)

少人数であったといえ、徒歩で帰られたりする、また、明るい時間帯も含めて徒歩ということはやっぱり危険性があるということで、今回人数はある程度特定できましたので、今後その経路についても確認しながら進めたいなというふうに考えております。以上です。

再質問 3番 神長基子

分かりました。ゾーン30というところでございますが、今回、そのゾーン30とはどういうものかというのを答弁の中でも詳しく述べられておりました。実際衝突時に時速30キロを超えると歩行者が致命傷を負う確率というのが急激に高まるというのがデータで出ているという中でこのゾーン30というものがつくられたんだろうなというふうに思うんですけれども、実際このかいわいでいきますと、帯広市で柏林台の地域にそういったゾーン30、設けられているということで、実は私もそれ最近知ったものですから、改めてその地域の辺りを見てみたんですけれども、確かにスラロームですとかそういったものが施されていて、たまたま行った時間がそうだったのか、交通量がほぼないというような状況の中でありましたけれども、保育園ですとか学校施設、公園、そういったものを網羅した地域の中でそのゾーン30というのがしっかり組み込まれているんだなというのを感じたところです。このゾーン30というのは制度として、制度という言い方はないのかもしれないんですけれども、このゾーン30を設置するということは、人優先の交通安全思想ということで本町は掲げております交通安全計画、ここに見合った、そういった施策として重要度があるかどうかというのはどのようにお考えになるかお伺いいたします。

答弁 町民生活部長 渡辺仁(町民生活部長は2024年3月まで)

ゾーン30の指定ということで、これによって全国的にも行っている地域においては事故は減少しているという状態もあると思っています。ですから、ただ、これについては、以前から警察のほうからなかなか北海道は進んでいないということで、十勝管内でも力を入れたいんだという話をいただいています。そこで、答弁でも申し上げているところではございますけれども、冬期間の除雪作業や凍結ですか、そういったことに対して道路の管理上なかなか困難なものがあるというのが十勝管内の自治体の判断になっていると。そこでなかなか進んでいないというのが現状であります。ただ、有効性は十分に承知はしているんですけれども。それと、結局今、令和3年からゾーン30プラスというのがまた制度化されましたけれども、それは明らかに、道路の中央にくいを打ったり段差を設けるという、要するに車の通行を不便にするという、そういったのがセットになっていますので、なかなか地域の理解を得るのがちょっと難しいのかなという、そういった管理上の問題と地域の合意という点でちょっと難色を示しているのもあるのかなというふうに思っております。

再質問 3番 神長基子

あまり全道的に見ましてもそんなに進んではいないのかなというのが私も調べていて感じたところなんです。今、部長おっしゃられたような実際の実態といいますか、そういった捉えがあるんだろうなというふうに思います。やはり、部長もおっしゃいましたように、地域合意というのが一番これを進めるに当たってはポイントになるかなと思うんですけれども、まだまだここ、認知度、ゾーン30、ゾーン30プラスもそうなんですが、認知自体がほとんど進んでいないのかなというふうにも思うんです。なので、まずは周知ということもいろいろな機会を捉えてやっていくということが大事になるんではないのかなというふうに思いますので、その部分についてはぜひ今後検討をお願いしたいなというふうに思います。今回2問にわたりまして質問させていただきましたけれども、先ほど平和の取組ということで質問をさせていただいております。どちらにしても、主役である町民の皆さんとの対話の中で醸成されていく取組であるというふうに思います。平和とは何かということで、先ほど平和について質問、やり取りした中で私も一度申し上げましたけれども、平和というのは、午前中の質問でもありましたけれども、子どもの権利という中で、他者を理解するという、他者を認めるという表現されておりまして、本当にそうだなというふうに思うところなんです。他者を認めるというのは簡単なことではないんです。大人であればあるほど、いろいろな立場もありますし。だから、考え方の違う他者をどう理解していくのかといったら、やっぱり対話しかないんだろうなと思うんです。対話というのは相手の懐に入っていかないと絶対にできない、進まないものだと思いますので、対話というのをぜひ重視した中で今後も、平和行政もそうですけれども、交通安全の取組に関しても発展を願いまして私の一般質問を終わりたいと思います。

答弁 教育長 福地隆

私からは、通学路の安全確保のことについて申し上げさせていただきたいと思います。通学路は児童・生徒の命に関わる大変重要な問題だというふうに認識をしております。ただ、ハード面で危険が伴うという場所につきましては、先ほどから出ております様々な課題もありまして、なかなか早期の改善が難しい場合が多いというのが実態であります。解決に向けては、まず道路管理者や警察などの担当者に直接現場に来ていただいて、実際に見ていただいてその対策の必要性を理解してもらうのがまず一番だろうというふうに思っております。そして、粘り強く要請を続けること、これが必要かなというふうに思います。関係する機関の担当者も異動ですとか転勤がありますので2、3年でいなくなってしまいます。ですから、こういった要請についても形骸化することのないよう、安全プログラムにのっとった点検ですとか、または緊急性が生じたような場所については、そういったものに限らず関係機関集まって現場を見て認識をしていただくといった取組が必要だというふうに考えておりますし、これを行うに当たっては、町長が全庁的な要請を行っておりますので、その辺もリンクをさせながら効果的に行っていきたいと思っております。それから、ソフト面のことについてでございますが、実は昨年度、木野東小学校で、北海道教育委員会の実践的安全教育モデル構築事業というものに指定を受けまして、1年間かけて様々な事業を行っております。これまで、通学路の安全マップというものがそれぞれの学校にはありますけれども、これを作成するに当たっては、PTAや保護者、それから教員の目線で地図に危険箇所を落とし込んだり、また、大きな図面を作って校舎に張り出してみたりというようなことで行っていたことが多かったんですけれども、このモデル事業では、児童が実際に危険だと感じた場所、これを1人1台のタブレット端末で電子地図上に落とし込んで、どういったところが危険だったのかということを自らの思いで書き込んでもらうと。そしてそれを学級の中で話し合っていただいて、そして最終的な形にまとめ上げるというものを、そしてそのデータをみんなで共有をするという形にしておりますので、これはまさに児童も自分たちが主体的に関わって作成した安全マップということになりまして、非常に効果が高いと。関心が高く効果も高いというふうに言われております。今後は、こういったモデル校の学びなどを参考に、各学校にもこういったものを広げて今の時代に合った形で進めていきたいというふうに考えておりますので、御理解いただきたいと思います。

答弁 町長 小野信次

交通安全に対しては今ほとんど教育長のほうから申し上げさせていただきましたし、神長議員からの質問内容もそれに即したものだというふうに思っています。ただ、ぜひ、うちの町がこれだけの住宅、そして団地が形成されて、交通安全についてはかなり、それこそ全国から表彰されるくらいな交通安全協会ですから。つい最近もそうです。その中で、神長議員さんも多分通られていると思うけれども、今言われていたゾーン30、緑陽台小学校のところね。みんな何げなく通っているけれども、あれゾーン30だよ。なおかつ、答弁書でも書かせてもらったけれども、道路をさらに拡幅して歩道も広げて、そしてあそこ、ぶつかるというお話もあったけれども、それも解決をするのに、これは地域住民の理解がないとできないのさ。それで、今御指摘あったように、教育長からも言われたけれども、ただお話合いをするというだけじゃなくて、今までも、学校もそうだし、町内会も見回りをして、危険箇所というより合同点検しながら、どこのPTAも入っているんだよね。そして、PTAからよく出されるのは歩道と言われるんですよ。ところが、僕の地元というか育った中学校なんか、僕がPTA会長やっているときからやっているんだからもう、前も話したけれども、40年くらいやっているのかね、そういう活動。でもつかないのさ。ましてその当時は、241号線から鹿追に上がってくる、駒場橋通ってというところから上がってという話から、大型車両がどんどん増えたんだけれども、その実態をずっと長い。今PTAの人たちもそうやって運動しに来てくれて町民生活部の人たちと話しするんだけれども、なかなかそこには至らないというのがあって。でも、しかし一生懸命頑張ってやっていくというのが、長い、諦めないで頑張ってやっていくというのがこれからも大事だというふうに思っております。だから、学校からの要請活動では、今までも要請を長く続けてこられているし、十分PTAはPTAとしてというよりも、町内会もPTAも一緒になってやっているということだけはぜひお分かりいただきたいなというふうに思っています。あとは、これはやっぱり神長議員さんのライフワークということで、いつも言っていただく。そして私も、これは皆さん同じ考えだと思います。ただ、平和という言葉何回も使われたけれども、どうでしょう。いろんな問題は今までもあったかもしれないけれども、戦後77年、平和ぼけと言われたぐらい、自分たちはそう思っていないといいながらも、平和だったと思うんだよ。それはお互い認めた上で、さっきあなたが言ったように、それを認めた上でこういう論議しないとさ。あれも大変これも大変という話よりも、そういったことを認めて。だから、ジェンダーもそうだと思うけれども、僕はいつも言っていたのさ。今日も車椅子の方来られていたけれども、ああいう方は僕も、彼女は僕も、よくではないけれども知っているから。あの人もテレビなんかに出て、今までもキャスターみたいにしてやった経験もある人だよ。ただ、対話をするということはどういうことかというと、あなたも今言ったけれども、僕もこれ一般質問の中でも何か使わせてもらった、障がい者の中でも。違いを認めるのさ。それが、神長議員さんも言ったように、国の違い、宗教の違い、いろんな違い。それから、よく男女共同参画と言うけれども、それは違うものは違うんだから。その違いをお互いに認め合わずして話はできないんでしょう。だから、そういうことを平和という意味の一つの中で取り上げていくべきだと思うし、何でこういう時代続いたかというと、経済が本当に上向いて、日本もGDPで世界第1位とか2位を争うようなときに何と言っていたかといったら、今だけ金だけ自分だけと。これが長く続いたんだよ。しかし今、ひとの国も優しく見る目が持てるようになった日本になってきたのかなというふうに思います。そういう意味では、神長議員さんがいいこと言ってくれたなと思う。うちの町で取り組んでいるのは、戦後77年の中で、戦争を経験した人の思い、それは広報でもやったよね、取り上げて。なおかつ、今、議員さん皆さん行ってくれていると思うけれども、新しく郷土資料館を今再生させているよね。あそこに行っても分かると思う。戦争だけ取り上げているわけでないよ。でも、こないだ中は木野市街を取り上げて、今は音更本町を取り上げて、なおかつあそこで、音更の物語として蒼い風の人たちがつくってくれたDVDをずっと流して、あの中に戦争というものが入っている。そうやって今一生懸命、この時期だからこそこの資料館を生かしていこうということで、新たに町民の皆さんと共有する情報を流しております。さらにはこの間テレビで、これも神長議員さん共通する、僕とよくこういう一般質問で共通しているからあれだけれども、漫画家が、平和、そして戦争ということを色塗りしない、黒枠の漫画をこの間やっていたでしょう。じゃ、平和な国の子ども、赤ちゃん、戦争しているところの赤ちゃん、何が違うの。片方の赤ちゃんもこっちの赤ちゃんも、何が違うかといったら、こっちは何も傷していない、でもこっちの赤ちゃんはけがしている。あるいは家族って見たら、こっちには家族として一家団らんで御飯食べて食事をしている。こっち側では家族といってお父さんいない。そういう分かりやすい、世界中の漫画家がそんなことをやっているということもこの間テレビでやっていました。あとは、最後に取り上げてくれた、これはうれしいなと思ったのは、パネル展もいろんな点もいいんだ。でも、私たちは、私たちというのは団塊の世代、この世代というのはビートルズ世代でフォーク世代なのさ。これは反戦ということでね。今の歌聞いてごらん。反戦するなんていうことある? ああ幸せ幸せと歌っているわけでしょう。こんな幸せないわと。その当時の世代は、そうやってもう二度と戦争は嫌だよというメッセージを飛ばしていたのさ。ところが、この音更町だって、最近だよ。ここで行った人もいると思うけれども、この間、先週かな、BEGINが来ていたでしょう。見てきた? 駄目だな。駄目だよ、そういうときでは。彼が、みんな沖縄、石垣の出身だよ、石垣議員さん。何と言ったと思う。我々に、皆さん方は日本人。私たちは日本人と言われなかったのと。アメリカ人と言われたのと。でも私は、自分は沖縄、今も昔も沖縄だと。ましてや私は石垣だ。未来永劫平和でありたい。長い間平和が続いた? 本当なのかと言って、自分はそのためにも石垣から一度も離れたことないという話で、僕もこうやって踊ったけれども、立って。そのぐらい、平和という中で、神長さんが言っていただいたように、芸術、そして文化の取組は次世代に向けて大切なこと。ましてや今言ったようにカリヨン、どうですか。宮原副町長、僕も含めてそうだけれども、ちょっと行って見てこいと俺も言われて前も行ったけれども、あれ、あのままではさ。というけれども、あの鐘も鳴るようになったんだから。あれこそ平和の鐘と今言ってくれたから、これに勝る平和宣言はないと思っています。以上。ありがとうございました。

出典:音更町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月13日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる