音更町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月9日
安心・安全・安価な学校給食の安定的な提供を
2022年6月9日、音更町議会の一般質問で、三浦和子議員が「安心・安全・安価な学校給食の安定的な提供を」について質問し、教育長 福地隆、教育部長 山本智久、企画財政部長 吉田浩人が答弁しました。
- 質問者
- 三浦和子 議員
- 答弁者
- 教育長 福地隆、教育部長 山本智久、企画財政部長 吉田浩人
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 10番 三浦和子
通告に従いまして一般質問させていただきます。安心・安全・安価な学校給食の安定的な提供を。音更町の学校給食は、十勝管内で唯一の自校給食方式であり、まさに食の教育、「楽しく食べて、楽しく知る」地産地消の食育の最たる実践と言えます。学校中においしい香りが漂い、出来たてのほかほか給食を毎日食べられることは、子どもたちの体と心の栄養になっていることは間違いありません。子どもたちは、給食調理員さんたちが汗だくになり重たい食缶を教室まで運んでくれる姿を見かけたり、調理員さんたちと会話したりと日常的な触れ合いを持つことで「食」に対する関心をより高め、さらに、栄養教諭の食の指導により、子どもたちが食の大切さを一層深く考える機会となっています。食べることは、生きていくことです。地産地消の食材から適切な栄養を摂取し、健康の保持増進を図る「おいしく楽しい自校給食」の教育効果は大変大きなものがあります。私は、音更町の未来を担う子どもたちの成長を支える教育の根幹として高く評価するものであります。さて、昨今、コロナ禍とウクライナへのロシアによる軍事侵攻や円安の進行が大きな要因となり、原油価格をはじめ小麦粉などの食料品や原材料費が高騰し、家計を大きく圧迫しています。総務省発表の今年度4月の全国消費者物価指数は前年同月比2.5%上昇していますし、北海道の消費者物価指数は前年同月比3.2%の上昇となっています。このような状況下において給食費の値上げや値上げを検討している自治体の動きが見られますが、音更町が現在の自校給食方式を維持し、さらには給食費の家計への負担を軽減すべき観点から、今後の対策について教育長にお伺いいたします。まずはじめに、音更町の学校給食食材の仕入価格変動は現在どのような状況にあるのでしょうか。次に、学校給食の提供において、栄養バランスや質を維持しつつ原価を抑えるためにどのような取組や努力がなされているのか伺いたいです。三つ目、文部科学省は今年4月5日、「新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金の取扱について」事務連絡を出し、臨時交付金の活用として「物価高騰に伴う学校給食等に関する負担軽減」を行う事業を示していますが、臨時交付金の活用について町の見解を伺います。四つ目、学校給食費の公会計化は、教職員の働き方改革として位置付けられていますが、本町にとってメリットまたはデメリットをどのように認識しているのかお伺いいたします。最後に、コロナ後を見据え、社会の変動、経済状況の変化の下、少子化・子育て支援の観点から、全児童生徒の給食費の無償化を視野に入れるべき時期に来ていると思いますが、町のお考えをお伺いいたします。以上、御答弁よろしくお願いいたします。失礼いたしました。読み間違いましたので訂正いたします。三つ目の質問に関わってです。新型コロナウイルス感染症「対応」、先ほど「対策」と申しましたが、対応地方創生臨時交付金の言い間違いです。訂正いたします。
答弁 教育長 福地隆
おはようございます。学校給食の安定的な提供についての御質問にお答えいたします。はじめに、1点目の学校給食食材の仕入価格変動の状況及び2点目の学校給食の原価を抑えるための取組や努力につきましては、関連がありますので一括してお答えいたします。学校給食食材の仕入価格につきましては、前回給食費の改定を行った平成26年度と令和3年度の平均購入単価を比較いたしますと、精米やパン、麺などの主食材料で26.5%、タマネギやニンジン、豚肉など主要な副食材料で18.5%上昇しており、長らく給食費を据え置いてきた本町にあっては大変厳しい状況となっております。さらに、本年4月の購入単価は、令和3年度に対し、主食材料で4.1%、副食材料で5.6%上昇しており、昨今の社会・経済情勢の急激な変化は、学校給食食材の調達にも大きな影響を及ぼしているものと認識しているところであります。学校給食は、成長期にある児童生徒の健康の増進と体力の向上を図ることを目的の一つとしており、食材費が高騰する中で、価格の変動に機敏に対応しつつ、バランスよく各栄養素を摂取できるよう、使用する食材の組合せなどを工夫しながら、随時献立の見直しを行っております。また、児童生徒が音更産の食材と旬を学ぶとともに、楽しみながら喫食できるよう、彩りなど調理方法にも配慮しながら、自校給食のメリットを十分に生かした、質の高い、おいしい学校給食を提供できるよう努めております。次に、3点目の物価高騰に伴う学校給食等の負担軽減に関する新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の活用についてでありますが、本年度の地方創生臨時交付金において、コロナ禍における原油価格・物価高騰対応分が創設され、生活者支援に関する事業の一つとして「学校給食の保護者負担軽減」が盛り込まれました。先ほど申し上げましたとおり、給食費の改定を実施した平成26年度から8年が経過し、この間の食材費の上昇に対して、食材や献立の見直しだけでは対応が困難になりつつあり、今後も食材費の値上がりが予想される中で、これまでどおりの栄養バランスや質を保ちながら、安全安心でおいしい給食を提供するために、給食費の見直しに向け、現在、検討を行っているところであり、今後、給食費の値上げが必要と判断した場合には、町部局とも協議を進め、保護者負担軽減の観点から、当該交付金の活用についても検討していきたいと考えております。次に、4点目の学校給食費の公会計化によるメリットとデメリットについてでありますが、本町の学校給食費の会計につきましては、自校給食であるため、学校ごとの私会計方式を採用しておりますが、公会計に移行した場合は、給食費会計の事務処理に関する教職員の業務負担の軽減や納付窓口の拡大に伴う保護者の利便性の向上、給食費徴収の公平性の確保などのメリットが考えられる一方で、給食費の徴収や管理に係る事務は町が担うことになるため、徴収事務を行う職員の配置などの体制整備や給食費の管理システムの導入など、町の財政負担の増加が考えられるほか、学校単位で行う「リクエスト給食」や「ふれあい給食」など、子どもたちの創意工夫で行っている、いわゆるイベント給食の実施が難しくなることなどがデメリットと考えております。最後に、少子化・子育て支援対策としての給食費の無償化についてでありますが、学校給食費は、学校給食法の規定により、施設及び設備に要する経費並びに業務に従事する職員の人件費などの運営に関する経費については学校の設置者が負担し、それ以外の経費については保護者の負担とすることが定められており、本町でも、これに基づいて、食材費についてのみ保護者に負担していただいております。給食費の保護者負担軽減策といたしましては、経済的理由により就学困難と認める児童生徒の保護者に対して就学援助を行っており、その対象費目として学校給食費を支給することにより、給食費の実質的な無償化を図っております。就学援助の対象者として、生活保護法に規定する要保護者に準ずる程度に困窮していると認められる準要保護者の認定に当たっては、町独自の施策として準要保護者の認定倍率を平成28年度から生活保護基準の1.5倍未満に引き上げ、認定者数を拡大して援助を行っているところであります。また、児童・生徒に音更産の食材に対する知識や理解を深めてもらうため、季節ごとに旬の食材を献立に組み入れて提供する「おとぷけ給食」では、町と両農協が連携して行う地場産品消費拡大推進事業により、年間200万円分の食材を提供しているところであります。現状では、これらの取組により、学校給食費に関する支援を継続してまいりたいと考えており、給食費の無償化について実施する考えは持ち合わせておりませんので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。
再質問 10番 三浦和子
御答弁いただきましたので再質問させていただきます。1番と2番に関わってですけれども、音更の学校給食の食材も大きく高騰していますし、給食費を圧迫している現状ということについてはよく分かりました。予想以上の高さになっているのでちょっと驚きましたが。その中で、栄養バランスを考え、おいしい給食を提供するために栄養教諭や調理員さんたちが様々な工夫をされ、大変な御苦労をされているということも分かりましたし、それに対しては本当に感謝の気持でいっぱいでございます。音更町の第3次食育・地産地消促進計画にありますように、食べることは楽しむことであり、学校給食は子どもたちの健全な食生活の形成と豊かな人間性を育む上で重要な役割を担っております。栄養バランスの取れた出来たてのおいしい給食をみんなで食べることで、子どもたちには活力が湧いてきます。まさに食育は教育の柱であると言えると思います。音更町の現在の給食費の件ですけれども、1食当たりの単価は小学校で231円、東士幌や西中音更は253円になっていますが、中学校は一律270円、小学校で年間4万5千円という範疇でおいしい給食を提供していただいていることには感謝いたしますが、しかし、この先さらに給食食材費の高騰が続くような報道もありますし、今のような栄養士さんや調理員さんたちの努力や工夫だけではもはや限界に来ているのではないかとさえ思います。今後このような高騰が続く場合どのような対応を予定しているのか、町の基本的な考えをお伺いしたいと思います。
答弁 教育部長 山本智久
今、食材費の値上がりの関係でございます。教育長から御答弁いたしましたとおり、今、議員から御指摘あったように、様々な工夫、それから取組をしているんですけれども、今後も食材費の値上がりがますます予想されると。これから6月、7月にかけて、およそ3千品目ぐらいまだ上がるんではないかという報道もございます。そういった中で、今後もこの単価でいいのかどうなのかというのは当然検証していかなければならない、そのように考えてございます。現在検討は行っておりますが、今の段階で、すぐ値上げをするとかしないとか、それについてはまだそこには至っていないということで、今後、もう少し今後の値上がりの状況などを確認しながらさらに検討していきたいと、そのように思ってございます。
再質問 10番 三浦和子
おとぷけ給食で食材費200万補助しているということは私も承知しておりますけれども、現在それ以外の、普通の学校給食の食材費への町からの補助金等はあるのでしょうか。
答弁 教育部長 山本智久
直接的な食材費の負担というのはございません。先ほど教育長より御答弁申し上げましたとおり、就学援助の関係と、それからおとぷけ給食の関係ということになってございます。
再質問 10番 三浦和子
分かりました。次、3番目の質問に関わって再質問させていただきます。この臨時交付金の活用については、ただいま検討中という御答弁だったように私理解しましたけれども、道教委のほうは4月上旬の通知を受けてから即刻対応しまして、道立学校の学校給食費の補助については補正予算を組み、2定に提案するというふうに伺っております。音更町はどんなことを検討されているのでしょうか。
答弁 教育部長 山本智久
今、議員から御指摘ありましたとおり、道教委のほうからは、4月の5日に文科省の通知を受けて、それを受けて私たちのほうにも同じ通知が来てございます。様々な食材の値上げに伴う給食費の値上げ、その保護者負担の軽減に向けてそのコロナの交付金が使えるので充当したらいいんではなかろうかと、そういうような通知は来てございます。今お話ありましたように、来週始まります道議会において北海道が補正予算を3億2千万円ほど提案するというのも報道で承知をしているところでございます。繰り返しになりますけれども、この交付金を利用するかどうかについては、やはり値上げをするのかどうなのか、ここの話とセットだと思います。その辺も見据えながら、これからの状況もよく見て判断していきたいと、そのように思います。以上です。
再質問 10番 三浦和子
給食費軽減措置、交付金を利用しての軽減措置という、この期間は何かあるんでしょうか、いつからいつまでというような。そこをお聞かせください。
答弁 教育部長 山本智久
一応今年度はそのコロナの交付金については間違いないというふうに思ってはいるんですけれども、ただ、来年度以降についてはちょっと分からないという形でございます。
再質問 10番 三浦和子
今年度はこれ利用できるということなんですけれども、なぜすぐ利用しないのか、単純に私そう思うんですが、先ほど値上げのことも考えてということですけれども、取りあえず今年度はこれを利用できるというふうに考えられるんですけれども、いかがなんでしょうか。
答弁 教育部長 山本智久
繰り返しになるんですけれども、基本的に値上げ分をその交付金充てたとして、来年度そうしたらどうなるのかと。食材費が来年度は下がるとも限りませんし、その値上げになった分、例えば来年度交付金がないのであればそれは誰が負担していくのかという議論に当然なっていくと思います。全体的な値上がりの中で、その交付金を充てて、値上げするのかしないのか、その辺も全体を見ながらこれから判断していきたいと、そのように思ってございます。
再質問 10番 三浦和子
この辺の事務手続について私はよく分からないんですけれども、令和4年度の分は多分該当するんだろうというふうに思いますが、これ、まだ試算にも入っていないということなんですよね。値段を検討しているので試算には入っていないという理解でよろしいんでしょうか。
答弁 教育部長 山本智久
その交付金が給食費の値上がりの分、いわゆる保護者負担の軽減ですから、幾ら値上がりするのか、そこがやっぱり一番大事になってきているところでございます。現段階では、まだ幾らという段階では、検証中ではありますけれども、まだ幾らというところまでには至っていないという形でございます。以上です。
再質問 10番 三浦和子
これは遡って請求するということになるのか、ちょっとその辺の事務手続もよく分からないんですけれども、今6月ですよね。令和4年度4月から始まっていますが、遡ってそういう請求をできるというふうに理解していてよろしいんでしょうか。
答弁 教育部長 山本智久
食材費の値上がりについては、今終わってはいない、まだきっとこれからも続いていくんだろうというふうに思ってございます。いつかのタイミングで値上がり分がどれぐらいなのかという判断をして、それについて交付金を充てるのか充てないのかというような判断をしていくんだと思いますけれども、そのときに今までの分についてどうなのかというのは、今の段階では、どうするのかというのはちょっと分からないのでお答えできないんですけれども、いずれにしても今後の値上がり状況も鑑みながら判断していきたい、そのように思います。
再質問 10番 三浦和子
これ、もし交付金を利用するというふうになった場合、保護者にはどのような負担軽減になるのか、その辺お伺いしたいんですけれども。
答弁 教育部長 山本智久
保護者の負担軽減策としてその交付金を利用できますよということなんですが、まず幾らアップするのか、それを交付金をどれぐらい充てるのか、全額にするのかどうするのか、その辺についてもまた今後、保護者の負担軽減策ということでうたってありますので、その辺も見ながら保護者の負担については当然考えていきたい、そのように思います。
再質問 10番 三浦和子
給食毎日食べていまして、どういうふうに計算していくのか、ちょっとそこは分かりませんけれども、この値上げの中で今現在の給食費でやっていくというのはもう限界来ているような気もするんです。最低してはいけない、品数が減るなんていうことがないようにお願いしたいと思います。今後も、部長さんおっしゃったように大幅な物価値上げが予想されています。現在のこの単価で収めるというのはまず無理じゃないかというふうに私も思っています。それで、ぜひ今年度は取りあえず臨時交付金を早急に活用して給食の質、栄養のバランス、おいしさを保っていく必要があると思うのですが、それについてもう一度お伺いしたいと思います。
答弁 教育部長 山本智久
繰り返しになりますけれども、値上がりの状況などを考えて、そこに交付金を充てるのかどうなのか、保護者負担軽減になるのかどうなのか、その辺もよく考えながら判断していきたいと、そのように思います。
再質問 10番 三浦和子
確認ですけれども、この高騰の中で、4月、5月、6月もですが、給食の質は全く落としていないというふうに、そこは確認してもよろしいですか。
答弁 教育部長 山本智久
そういうことはありません。今までどおりの質を持って提供しているところでございます。
再質問 10番 三浦和子
分かりました。次に、4番目の学校給食費の公会計化について再質問いたします。十勝管内19市町村中、学校給食費の公会計化を実施していないのは、現在音更町と帯広市のみであります。文部科学省は、2019年7月に学校給食費徴収管理に関するガイドラインを公表し、公会計化を推進するよう通知を出しております。本町では、今年2月に策定されました音更町立学校における働き方改革推進プランにおいて学校給食費等の公会計化の推進を明記しておりますが、学校給食費の公会計化を実施するのはいつからの予定なのでしょうか。
答弁 教育部長 山本智久
給食費の公会計化につきましては、以前より一般質問を何度もいただいているところでございます。今、いつなのかという話なんですが、今、公会計化に向けては、小学校における農村部校とそれ以外の単価のまず統一を考える、それから、今学校ごとに決算されていますけれども、その会計を一本化するような形でも検討する、それの上で、課題や効果などを検証した後で公会計化に向けては移行していきたいなと、そのように考えてございます。したがいまして、いつなんだろうかということについては、今の段階ではちょっとお答えできないかなというふうに思ってございます。
再質問 10番 三浦和子
今のことについては理解いたしました。文科省からの通知を受けてからもう丸3年もたっているんですが、今のようなことが検討されてきたということなんでしょうか。もう既に、今、部長さんから提案あったようなことについて具体化するための検討に入っているのでしょうか。
答弁 教育部長 山本智久
議員お話ありました国の通知が出て以降、町としても検証というか検討は継続して行ってきたと。先ほど申し上げましたとおり、単価の統一ですとか、まず私会計のまま統一するですとか、それらに向けていろいろ検討はしてきたんですが、確かに遅れている状況であります。このコロナの関係で事務量が様々な増加しているというのもある状況なんですが、正直今足踏みはしているかなという状況でございます。いずれにいたしましても公会計化に向けては検証していかなければならないと、そのように考えてございます。
再質問 10番 三浦和子
公会計化の実施までにはいろんな手続、工程があるんだと思いますけれども、とにかく検討しなければ始まりません。早急に検討に入る必要があると思いますし、具体的な手だてを取っていく必要があると思うんですけれども、それに関わるための、公会計化の実施に関わるための大きな課題というのは何なんでしょうか。役場の様々な事務なり機構も変えなければならないというお話も伺っていますけれども、具体的なそのような検討をしながら進んでいるのか、そこをお伺いしたいです。
答弁 教育部長 山本智久
一番の問題点ということでございます。やはり一番の問題点は組織の体制だろうというふうに思います。今学校ごとで事務、事務補を置いて対応しているということがございますけれども、公会計になり、町の歳入歳出等になれば、当然町のほうでのその事務負担が出てくるというふうに考えられます。今年度、今、子どもたち、それから先生たち、大人の分を合わせて大体4,100人ぐらいの給食数を提供してございますけれども、その分の徴収、管理等を考えると、かなりな事務手続が必要になるだろうというふうに考えてございます。それ以外にも管理システム関係が、構築していかなければならない、それらのこともどのように導入していくのか、その辺が一番の問題かなというふうに思ってございます。
再質問 10番 三浦和子
分かりました。給食費の決算報告についてですけれども、学校ごとになされていると思うんですけれども、給食費の会計決算報告というのはどのように保護者に伝わっているのでしょうか。
答弁 教育部長 山本智久
給食の決算、それから、その決算の関係が保護者にどのように伝わっているのかということでございますけれども、基本的には給食協議会全体で監査を行って、それを基に協議会のほうから学校ごとの運営委員会に提出されているという形でございまして、学校ごとの運営委員会の中にはPTAの役員が含まれておりますので、そのPTA役員を通じて保護者に決算報告がされているんだろうというふうに思っているところでございます。
再質問 10番 三浦和子
学校給食の公会計によって給食費の予算や決算が透明化されるということがあると思います。今の状態ですとなかなか全体の保護者まで伝わっていないというのが現状じゃないかというふうに思います。役場のほうの体制も大変だということもお聞きしておりますけれども、やはり公会計化が必要な時期に来ていると思います。保護者の納入の仕方ですけれども、口座振替の御家庭は99%もあるというふうにお伺いいたしました。保護者の側のほうの体制は公会計化に対応できる状況にあるというふうに私は判断いたしています。公会計化により、給食費の納入方法、保護者の側の納入方法がいろいろ広がりますし、より便利になることも確かです。給食費の徴収管理の業務を早急に公会計化することを強く求めたいと思います。大変だとは思いますけれども公会計化に向けての取組について再度お伺いいたします。
答弁 教育部長 山本智久
繰り返しになりますけれども、公会計化に向けての動きは必要だろうというふうに考えております。ただ、その前段として、先ほど来申し上げていますように、単価の統一ですとか会計の統一ですとか、それらを踏まえ、ほかの課題、それから効果なども検証しながら検討していきたい、そのように考えてございます。休憩(午前10時39分)
再質問 10番 三浦和子
次に、5番目の質問に関わって再質問いたします。全児童生徒の給食費の無償化を視野に入れた給食費の検討をすべき時期ではないかというふうに思います。給食費については幾つかの問題点があると思っています。まず、給食費の未納分の対応についてですが、給食費は現在学校ごとの会計となっているために、未納者を抱えている学校では、その未納額分食材に少なからず影響を与えていると思います。真面目に頑張って給食費を納入している保護者の方々の中には不公平感を感じている方もいらっしゃるんです。各学校のこれまでの給食費の未納額はどのような状況にあるのかお伺いしたいです。
答弁 教育部長 山本智久
令和3年度の決算で、過年度分も合わせまして今24世帯分、211万円ほどというふうに思ってございます。以上です。
再質問 10番 三浦和子
分かりました。その未納分については町はどのように対応しているのでしょうか。町からの補助とか、または補填ということがあるのでしょうか。
答弁 教育部長 山本智久
211万円は過年度分も累計しての話でございます。令和3年度の分だけで言いますと、全体額の0.1%程度ということになってございますので、基本的には給食の提供には影響はしていないというふうに判断してございます。この未納については、現年度分については各学校のほうで対応していただいているということでございます。
再質問 10番 三浦和子
0.1%といいましても、年間の給食費、保護者の方から集める給食費は、この間概算したら2億円近くの額だったと思うんですが、それから計算すると大変な額になるような気もいたします。各学校の対応というふうになっていますけれども、その辺委員会のほうとしてはチェックされているのでしょうか。保護者の皆さんにきちんと伝わっているのか、御理解を得ているのか、その辺は確認されているかお伺いしたいと思います。
答弁 教育部長 山本智久
現年度の分につきましては、学校のほうの、管理職の先生になると思いますけれども、教頭先生を中心に対応していただいているというふうに思います。過年度分につきましては、教育委員会のほうと学校のほうと連携しながら、滞納された世帯に関して催告をしたり送付をしたりと、そういうような対応をしてございます。
再質問 10番 三浦和子
私が聞きたかったのはそこのところではないんですけれども、よろしいです。未納額の分を、額少ないとはいえ、きちっとお支払いしている御家庭の方が納得できているのかということをお聞きしたかったんですけれども、よろしいです。やっぱりその不公平感というか納得できていないところ、そこのところを取り除くというのは委員会の仕事のような気がしますけれども、またそれは別のことにいたします。取りあえず、少ないながらも未納額があるということは、給食の質を保つために、これからも高騰していくので、それは大きい影響があると思いますので、それについて町が補填するというような、補填または補助というような、そういう基本的な考えに立つべきではないかというふうに私は思いますが、いかがでしょうか。
答弁 教育部長 山本智久
基本的に未納については、まず御本人に負担していただけるように催告をしていくと、そういうことが必要なんだろうというふうに思います。町の補填につきましては、教育長から御答弁申し上げましたとおり、就学援助、それからおとぷけ給食の食材費で行っておりますので、町についてはそこで対応していきたいというふうに思ってございます。
再質問 10番 三浦和子
十勝管内では、鹿追町、足寄町、陸別町、浦幌町など、学校給食費を無償にしているところもあります。また、給食費の一部を補助している自治体も幾つかあります。また、現在さらにそれを検討している自治体もあるようです。音更町もそういう時期に来ているのじゃないかと思います。音更町も学校給食の無償化をすべきじゃないかというふうに考えますが、町の考えをお伺いいたします。
答弁 教育部長 山本智久
今、議員お話ありましたように、無償化をしている町が四つほどあるというのも承知してございます。それらの町については、児童生徒数が全体でも、多くても400人から500人程度の町だというふうに判断してございます。音更町の場合につきましては、繰り返しになりますけれども、就学援助やおとぷけ給食の食材で対応していきたいと、そのように考えてございます。
再質問 10番 三浦和子
先ほど御答弁にもありましたけれども、あえて言わせていただきたいと思います。学校給食法第11条の規定のことを言われていると思いますけれども、確かに11条には、食材費については保護者の負担とするというふうに明記されています。しかし、それは給食に関わる経費の負担関係を明らかにしたものであって、保護者が絶対的に負担しなければならないという意味ではないはずです。これは判例も出ております。また、学校設置者が保護者の負担軽減をするために予算計上し、給食費を補助することを禁止しているわけでもありません。現に他町村のように給食費を無償にしたり、または一部補助している自治体があることを見ればこれは明らかであります。学校給食法に保護者負担を定めているから無償化できないという理由にはならないと思います。まさに学校給食に対する町としての姿勢の問題ではないかと思います。政策判断であると思いますが、いかがでしょうか。
答弁 教育部長 山本智久
今、議員お話ありました学校給食の法律的な考えで、食材費等については保護者負担というのも承知はしてございます。それらの法律の規定が学校の設置者が保護者の分を負担することを禁止する旨ではないということも承知をしてございます。しかしながら、繰り返しになりますけれども、町については就学援助等を行っておりますので、それで対応していきたいと、そのように今考えてございます。
再質問 10番 三浦和子
音更町が就学援助の枠を増やし、給食費も含めているということについては承知しておりますし、大変いいことだというふうに私も評価しております。しかし、生活保護世帯の児童さんや就学援助費を受給していない方、それ以外の方々、それ以外の児童生徒の給食費軽減対策については町としてはどのようにお考えなんでしょうか。
答弁 教育部長 山本智久
今、議員お話ありましたように、就学援助につきましても平成28年から生活保護基準の1.5倍まで拡大して行っていると。今、おおむね千人ぐらいはその対象になっているんでないかなというふうに思います。それ以外の方々ということにつきましては、おとぷけ給食については全児童生徒が対象になってございますので、それらについて行っていきたいと、そのように思います。
再質問 10番 三浦和子
今年度の児童生徒数ですけれども、4月の時点で3,655人、そのうち、生活保護とか就学援助の受給者を除くと約2,500人が何の給食費に対する支援を得ていないんです。この現状について、もう一度お伺いしますけれども、どのように認識されているのでしょうか。
答弁 教育部長 山本智久
学校給食法の規定で、光熱水費に係るような、運営に係るような部分については設置者、施設に関する人件費ですとか運営に係るものは設置者で、残りの食材費については保護者負担があくまで原則というふうに考えてございます。町といたしましては、就学援助の拡大で対応してきているというふうに考えてございますので、保護者負担をお願いしていきたいと、そのように考えてございます。
再質問 10番 三浦和子
今の件についてはまた後ほど。次に、給食費の無償化の財源のことも大きな問題になると思います、大きな額ですので。それで私、ふるさと応援寄附金を活用するというのも一つの方法かというふうに考えております。ふるさと応援寄附金、いわゆるふるさと納税ですけれども、それは子どもたちの健全育成事業にも活用されております。令和3年度のふるさと応援寄附金は5億2,218万4千円でありました。そのうち子どもたちの健全育成のための事業に寄せられていたのは1万9,640件、寄附額は2億6,099万3千円でありました。令和元年以降、子どもたちの健全育成のための事業に寄せられるふるさと応援寄附金は毎年2億円を大きく上回る額になっており、他の事業に寄せる寄附金、寄附額とは桁違いであります。まちづくりは人づくり、次代を担う子どもたちが健やかに育つための施策に寄せられている町外の方々の熱い思いを受け止め、誠実に活用していかなければならないと思います。そこで、子どもたちの健全育成のための事業内容に、全道的にも珍しい音更町のおいしい自校給食の維持、継続と給食費の無償化を付け加えるべきと思いますが、いかがでしょうか。町の考えをお伺いいたします。
答弁 企画財政部長 吉田浩人(企画財政部長は2023年3月まで)
給食費についての負担軽減策あるいはその無償化について、ふるさと寄附金を活用できないのか、財源として活用できないのかというような御質問かなというふうに思います。ふるさと寄附金の活用の考え方でありますけれども、寄附者には、御寄附をいただく際に、寄附金をどういったことに活用いただきたいのか、指定がないものもありますけれども、それらを含めて五つの区分に分けて希望する使途を伺っておりまして、寄附者の御希望に従って関連施策に活用させていただいているというような状況であります。したがいまして、基本的には、当該年度にいただきました寄附金につきましては、一旦地域振興基金に積立てをいたしまして、希望に沿った形で次年度の事業に充当をさせていくというような形を取らせていただいております。今御質問にありましたとおり、例えば子どもたちの健全育成のための事業に活用いただきたいということであれば、福祉あるいは教育関係の次世代を担う子どもたちのための施策に活用させていただいているというような状況であります。仮に給食費の負担軽減をするとした場合に、その財源としてふるさと寄附金を活用することは、これは当然できるかなというふうには思っていますけれども、ふるさと寄附金の活用に当たりましては、今申し上げましたとおり、まずは寄附者の意向に沿った使い方をするということが大前提であります。それから、予算編成時に、予算の組み方としては、必要な事業を積み上げていきますけれども、そこに、寄附者の意向に沿って一般財源の部分にこの寄附金を充てていくというようなやり方をやっておりまして、あらかじめふるさと寄附金を当てにした予算の組み方はしていないということであります。ですので、ふるさと寄附金につきましては、財源の確保、それから特産品のPR、そういったことなどからその推進に今積極的に取り組んでいるところでありますけれども、やはりその年の経済状況というんですか、そういったことで寄附金額は大きく増減すると見込まれます。あくまでも寄附行為でありますので、必ず一定の額を確保できるという保証がない中で、一時的あるいは短期的なものは別といたしまして、ふるさと寄附金を前提としてそういった継続的な施策に取り組むというのは財政的なリスクを伴うかなというような考え方を持っております。以上であります。
再質問 10番 三浦和子
全面的にふるさと寄附金、ふるさと納税に頼るというのではなく、町としてそのような施策を入れたらいいかと思います。何度も申しますけれども、食べることは生きることです。子どもたちの健やかな成長と学びの環境を整える根底はやはり食育であります。子どもたちの生きる力を育む学校給食は、食の大切さや楽しさを実感できる重要な役割を持っております。食材の高騰はこれまでを超える規模で進む見通しと予測されております。食品の値上げは家計を大きく圧迫している、これはもう皆さんも重々御承知と思います。音更町が自校給食方式を維持していることは、子どもたちからも保護者からも、さらには教職員からもおいしいと大変喜ばれており、高く評価するところであります。現在、町内には小学校11校、中学校5校もあり、給食施設や人件費等の負担は大変大きなものがありますが、食育の観点から今後もしっかり自校給食を維持、継続していくことを強く望みますし、その上で、「みんなで住みよい選ばれるまちおとふけ」の子育て支援の観点から給食費を無償にすべきと考えますが、再度町の考えをお伺いして私の質問を終わります。
答弁 教育長 福地隆
ただいま三浦議員から、少子化・子育て支援の観点からということでございますけれども、教育部長のほうからも度々答弁させていただいておりますし、私のほうからも答弁申し上げましたが、子育て支援という観点でございますけれども、教育部門ではやはり保護者負担の軽減ということなのかなというふうに考えてございます。そんな中で、度々お話が出て恐縮ですけれども、就学援助、これがやはり一番大きいのかなというふうに考えてございます。それで、町の独自施策としての1.5倍未満への引上げということで、対象者を広く、管内でも広く取って対象にしておりますし、実は、御承知だと思いますけれども、就学援助につきましては、給食費のみならず、様々な学用品費ですとか、修学旅行、卒業アルバムですとかいろいろな支給品目がございまして、学齢期におけるその額、教育に係る支援というのが様々な点に及んでいるセーフティーネットとして大変効果的に活用されている事業だというふうに考えてございます。当然給食費ということに関しましてはそういったことでこの中に含まれておりますので、十分、特に困った方々に対応できている、そういったのが音更町の特徴なのかなというふうに考えてございますし、ここ3年では、コロナ禍によって急激に収入が減少した家庭についてもセーフティーネットとして機能をさせるというような取組も行っているところでございます。そういった意味で、広く薄くなのか、それとも本当に困った方々に寄り添った形で子育てを進めていただけるのかというようなことで申しますと、音更町の場合には、この就学援助費を通じて、特に困った方々に寄り添った形での支援をしているという状況でございます。それと、この就学援助につきましては、数年前まで認定率が20%台の前半であったんですけれども、非常に職員頑張って、周知するタイミングですとかお知らせの内容、それから学校との連携ということでもって近年非常に認定率が上がっておりまして、20%台の後半、もう30%台に近いところまでいっているということで、管内でも非常に高い認定率という状況がございます。そういった意味で、今後においても、そういった経済的に困った家庭に寄り添った形で支援を続けていくという形での対応をしていきたいというふうに考えてございます。御理解をいただきたいと思います。以上です。