みんなの議会

音更町議会 令和2年第3回定例会 2020年9月15日

少人数学級の実現について

2020年9月15日、音更町議会の一般質問で、石垣加奈子議員が「少人数学級の実現について」質問し、教育長 福地隆、教育部長 八鍬政幸、保健福祉部長 重松紀行が答弁しました。

質問者
石垣加奈子 議員
答弁者
教育長 福地隆、教育部長 八鍬政幸、保健福祉部長 重松紀行

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 1番 石垣加奈子

おはようございます。通告に従いまして、少人数学級の実現について質問を行います。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2月末に北海道で一斉休校が始まりました。一度再開しましたが、国による一斉休校で3か月近くの休校期間がありました。学校が再開された後、学校行事などが延期や中止になり、夏休みも短縮されました。子ども達は、マスクの着用など、これまでと違う学校生活を送っています。教職員も感染防止のため業務が増えているのではないでしょうか。音更町では独自で少人数学級を実施していますが、新型コロナによって、学びの保障だけでなく、子ども達を感染から守る学校現場にするためにも少人数学級の拡充が必要と考えますが、以下の点について伺います。1、新型コロナに関して、児童生徒が不安やストレスを感じているか、実態調査は行われているのか。2、現状の1学級の人数に対して、保護者から不安や要望が寄せられているのか。3、授業の組み立て準備に加え、消毒作業などで教職員への負担は増えていないか。4、新型コロナウイルス感染者が広がらないよう、誰でもPCR検査を受けられる体制が求められています。検査体制の現状と、児童生徒や学校関係者の中で感染者が発生した場合の対応は。5、子ども達の学び、心のケア、安全を保障するためにも少人数学級の実現が必要と考えるが、見解は。以上、御答弁をお願いいたします。

答弁 教育長 福地隆

おはようございます。少人数学級の実現についての御質問にお答えいたします。はじめに1点目の新型コロナウイルスに関する児童生徒への実態調査についてでありますが、新型コロナウイルス感染症の影響による、児童生徒の不安やストレスの状況の把握につきましては、長期化した臨時休業中においては、学級担任によるおおむね2週間ごとの学習状況等の把握に併せて、心身の健康状態を児童生徒やその保護者に確認を行ったところであります。分散登校時や学校再開後における児童生徒の状況につきましては、一部の学校でストレスチェックなどを行ったほか、日常的に学級担任や養護教諭が中心となり、きめ細かな健康観察や聴き取り、面談による状況の把握を行っており、また、保護者とも、教育相談のほか、児童生徒に気になる変化があった場合には学校へ連絡をいただくなど、家庭と連携した情報共有に努めているところであります。不安やストレスを抱えていると思われる児童生徒につきましては、その要因となっている事由に応じた面談のほか、必要に応じて「心の教室相談員」や「スクールカウンセラー」と連携したカウンセリングにより、不安やストレスの解消に向けた心のケアを行っているところであります。次に、2点目の現状の1学級の人数に対する保護者からの不安や要望についてでありますが、学校再開に当たっては、新型コロナウイルス感染症への長期的な対応が求められる中、持続的に児童生徒の教育を受ける権利を保障し、学校における感染リスクを可能な限り低減した上で学校運営を継続するため、国から示された「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル」、いわゆる「学校の新しい生活様式」を実践しております。この「学校の新しい生活様式」では、それぞれの生活圏における新型コロナウイルス感染症のまん延状況により、地域の感染レベルが三つに区分され、本町については、感染リスクが最も低い「レベル1」の地域となることから、教室内における身体的距離の確保については、1メートルを目安に最大限の間隔を取ることとされ、現状の1学級の人数でも基準を満たすことから、マスク着用と十分な換気を併せて行うなどの感染防止対策を行った上で、学校教育活動を再開したものであります。御質問の、現状の1学級の人数に対する不安の声や要望につきましては、年度始めの4月や学校を再開した6月頃に、生徒数が40人に近い学級の一部の保護者から学校へ寄せられております。そうした保護者からの不安の声に対しましては、先ほど申し上げました国から示されている考え方や学校で実践している徹底した感染防止対策について丁寧に説明を行い、御理解をいただけるよう努めているところであります。次に、3点目の消毒作業などによる教職員の負担の増加についてでありますが、再開後の学校におきましては、可能な限り感染リスクの低減に努めながら学校教育活動を継続しておりますが、児童生徒の登校時の検温や消毒、給食時の対応、さらに教室や廊下などの共用部分の消毒作業など、教職員の業務負担も課題となっていることから、業務量に見合う人員を応急的に配置し、教職員を支えていくことが重要と考えております。現在、国の人的支援を盛り込んだ補正予算により、教職員の業務を補助する役割を担う「学習指導員」や「スクールサポートスタッフ」などを希望する学校に配置する事業が創設されたところであり、本町といたしましては、この事業を積極的に活用することとし、8月からは、人員が確保できた学校から順次配置され、教職員の負担軽減が図られているところであります。これらの現状につきましては、教職員の働き方改革との関連もありますので、校長会とも協議をしながら、引き続き業務負担の把握とその対応について検討してまいりたいと考えております。次に、4点目のPCR検査の体制と児童生徒や学校関係者が感染者となった場合の対応についてでありますが、PCR検査につきましては、発熱などの症状があり、新型コロナウイルス感染症に感染した疑いがある場合に医師の判断により実施されるほか、濃厚接触者として特定された場合には、保健所によりPCR検査が実施されるなど、一般的な枠組みの中で行われることとなっております。児童生徒や学校関係者に感染者が発生した場合の対応につきましては、先ほど御説明いたしました「学校の新しい生活様式」や北海道からの通知により対応することとなりますが、通常は、児童生徒の保護者や関係者本人から学校へ連絡があり、その後、学校から教育委員会へ報告がなされることとなります。教育委員会といたしましては、感染者の学校内における活動状況について、保健所による調査に協力するとともに、その後の消毒作業や臨時休業などについては、保健所の助言・指導により判断することとなりますが、これら一連の対応につきましては、町の新型コロナウイルス感染症対策本部と連携した取組となります。そのほか、感染者や濃厚接触者、関係する家族などに関する個人情報につきましては、業務上、必要最小限の範囲での共有とし、差別・偏見・誹謗中傷が生じないよう取扱いに十分な配慮が必要であることから、情報管理の徹底を図ることとしております。最後に、少人数学級についての見解でありますが、公立の小中学校における学級編制基準につきましては、公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律により定められております。現状では、単式学級では40人学級を基本とし、小学第1学年は国により35人、小学第2学年と一部の第3学年及び中学第1学年については、北海道の独自の基準により35人となっております。本町におきましては、町独自の施策として、平成28年度から少人数学級等によるきめ細かな教育を推進するため、35人を超える学級を有する小学校に対し、町費負担による教員を配置してきたところであります。少人数学級の拡大については、これまで十勝圏活性化推進期成会や町村会、教委連などから、国や北海道に対し要請を行っておりますが、先般、国の教育再生実行会議において、令和時代のスタンダードとして、少人数によるきめ細かな指導体制と環境整備を進めるよう取りまとめ、少人数学級の実現を目指すことで合意した旨の報道がありました。新型コロナウイルス感染症対応を踏まえた「学びの保障」を考えたとき、少人数学級の拡大は、感染リスクを低減させることができるとともに、児童生徒一人ひとりの学習状況や心身の健康状態のきめ細かな把握のほか、今後、本格化するGIGAスクール構想による1人1台端末の環境の下で個別最適な学びを効果的に推進する上でも、大変重要なものであると認識しております。今後は、国において、少人数学級の整備に向けた検討が進むものと思われますので、推移を注視しながら町としての対応について検討してまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。

再質問 1番 石垣加奈子

それでは再質問させていただきます。今回の一般質問をするに当たって子ども達の声を少し聞いてきました。その中で、「遊ぶ時間がない」だとか「学校で騒いでいると注意される」、「真夏、扇風機だけでは暑い」、「扇風機があっても壊れている」などの声もありました。あと、音更図書館で七夕の短冊が飾られたのを見ました。その中には、「サッカー選手になれますように」だとか「ピアノが上手になりたい」など子どもらしい願いの短冊もある中で、「早くコロナがおさまってマスクをつけないようになりますように」、「コロナにかかりませんように」、「十勝にコロナが来ませんように」というコロナに関する短冊も多くありました。子ども達がコロナに対して不安やストレスを抱えていることを実感しました。国立成育医療研究センターの調査では、子ども達に対するストレスの調査を行い、10項目のうち当てはまる項目を全て選んでもらう調査を行いましたが、その中で、「コロナのことを考えると嫌な気持ちになる」というお子さんが39.1%、「集中できない」が38.6%、「すぐにいらいらする」34%、「なかなか寝つけない」や「何度も目が覚める」という方が25%ということで、どれにも当てはまらない子どもは25%ということで、実に75%、4人に1人が何らかのストレスの反応や症状を訴えているという調査結果がありました。音更町でも調査をされていて、家庭と連携した情報共有に努めているということですが、調査した結果どのようなストレスを抱えているか、内容が分かればお聞かせください。

答弁 教育部長 八鍬政幸(教育部長は2021年3月まで)

児童生徒への実態調査なんですけれども、御答弁申し上げたのは一部の学校でということで、教育委員会独自の調査ではなく、一部の学校における児童生徒へのストレスチェックのようなものを行っているということで、その結果につきましては教育委員会のほうでは把握はしていないものですから御答弁申し上げられないんですが、実施を行った学校においては、一人ひとりの個別の何項目かのストレスチェックで該当する項目が多い児童生徒については、個別の面談、そういったものをして心のケア等、心配事を拭っているというような状態だというふうには聞いております。以上です。

再質問 1番 石垣加奈子

内容は把握していないということですが、学校において対応しているということですので、不安やストレスを少しでも解消できるように、保護者も交えながら、子どもに寄り添った対応をぜひお願いしたいと思います。実態調査なんですが、一部でということなんですが、町内全体の学校で行う予定はあるのでしょうか、お伺いします。

答弁 教育部長 八鍬政幸(教育部長は2021年3月まで)

子ども達の様子につきましては、先ほど御答弁申し上げましたように、日ごろの日常観察等を通して学校側が把握をしていただいて、気になる様子の子どもについては学校のほうで面談なりをして心のケアを行っているということがありますので、改めて全体の子ども達にストレスチェック的なものを、統一した調査をするという予定は今のところは持っていないところでございます。以上です。

再質問 1番 石垣加奈子

学校のほうで対応しているということなんですが、町でその内容を把握しておく必要があるのではないかと思いますが、その辺はどのようにお考えでしょうか。

答弁 教育部長 八鍬政幸(教育部長は2021年3月まで)

児童生徒のそういった様子につきましては、教育委員会も学校訪問を定期的に年に1回行っていますので、今年の訪問のテーマにつきましては、まさにコロナウイルスに関する実態を学校側と懇談を行っております。その中で子ども達の様子だったりそういったことを聞いておりますし、また、そういった気になる様子については教育委員会にも相談が随時来ておりますし、また、校長先生なり教頭先生が教育委員会に来たときにはそのような形で様子などを確認をしておりますので、常にそういったことについては、学校の状況につきましては教育委員会としても一応把握しているというような状況には考えております。以上です。

再質問 1番 石垣加奈子

今元気に過ごしている子どもでも、もしかしたら我慢していたり、耐えているお子さんもいることが考えられます。我慢の限界を超えて一気に不安やストレスの爆発がないように定期的な調査だとか面談などが必要だと思いますので、ぜひその点も考慮していただいて実施をお願いしたいと思います。それと、コロナ感染防止のために今マスク着用で外出という習慣が浸透していますが、社会の中には発達障がいや感覚過敏、脳の障がい、皮膚炎、呼吸器の病気などでマスクの着用が難しい方がいます。学校に通う子ども達の中にもいろいろな事情でマスクができない子がいるかもしれません。今はマスクをしていないことによる風当たりが強く、トラブルも発生しています。トラブルを恐れて我慢してマスクを着用している子どもがいるかもしれません。こういった事情があることを子ども達や保護者にも理解してもらう必要があると思いますが、現在音更町ではそういったマスクの着用が難しい子がいるのか、また、そういった子どもへの対応はどのようにしているのかお伺いします。

答弁 教育部長 八鍬政幸(教育部長は2021年3月まで)

マスクをしていて苦しいといいますか、そういう子はいると思います。当然そういったことを想定して我々も学校側には、運動とかそういったときもそうなんですけれども、子どもの体の状態に応じてマスクを外しても構わないという話はしていますが、ただ、距離はとりましょうと。そこは、一応マスクなしの場合については距離をなるべく、およそ2メートルぐらいというふうな目安にはしていますけれども、距離をできるだけとりましょうということで指導はしておりますので、学校側においてもマスクを着用しない場合についてはそういった配慮もしていますし、子ども達にもそういった教育は、教育といいますか、事情をお話をしてマスクは外しているというような状況というふうには認識しているところでございます。以上です。

再質問 1番 石垣加奈子

マスクを外すような対応をしているということですが、障がいや症状のあることを理解し、お互いに気持ちよく過ごせるために、心理カウンセリングルームを運営する会社が意思表示バッジや意思表示カードというのを作成しています。こういったものなんですけれども、「わけがあります」ということで、「マスクがつけられません」というようなチラシやバッジがあります。こういったものを活用していくことも必要かと思います。もちろん学校だけでなく、社会全体にこういった情報が伝わることも必要だと思いますが、こういったものを使うことを検討してはいかがでしょうか。

答弁 教育部長 八鍬政幸(教育部長は2021年3月まで)

なかなか言葉に出せない場合にそれをつけて意思表示をするということは非常に大事というんですか、周りにとっては分かりやすい表示だと思います。一般的にほかの、こういったヘルプ表示というんですか、そういったものを自然とつけて周りの方に分かっていただくというのは非常に大切なんじゃないかなというふうには思います。僕もちょっとそれを初めて知ったものですから、どのような形でつけるのか、どのようなものなのか後でちょっと教えていただければと思うんですが、そういった子どもにとっては安心して学校生活なり一般の生活ができるんではないかなというふうに考えておりますので、物を見させていただきまして、それから学校とも相談したり町のほうの衛生部局ともちょっと相談させていただいて検討させていただきたいというふうに思っておりますので、御理解いただきたいと思います。以上です。

再質問 1番 石垣加奈子

私もこれはラジオを聞いていて、マスクができない方がいて、そういう人たちのためにこういうものがつくられたというのを知りました。まだまだ知られていないことが多いですので、ぜひこういったものを活用して、世の中が優しい人であふれるようにしていただきたいなというふうに思います。私が住んでいる地域は下音更小学校の学校だよりが町内会の回覧で回ってくるんですが、その中で、4月に発行された学校だよりに感染予防対策が書かれていました。マスクの着用や1時間に1回程度の換気、大声や集団での発声を控える、向かい合わせにならないようにする、遊具や体育館、玄関は休み時間ごとに学年で割り当てる、複数や集団ではなく1人で遊ぶことなどが書かれていました。子ども達にとっては我慢を強いられる学校生活になっていると感じました。また、5月25日に発行された学校だよりには、コロナによる影響として、「子ども達の楽しみである友達と関わる、友達と遊ぶが奪われている。学校再開後も授業や休み時間は我慢しなければならないことが多くある。コロナの感染への不安とストレスによる心の疲れが心配」というふうに書かれていました。子どもの権利条約には、生きる権利や育つ権利、守られる権利、参加する権利があります。コロナ対策に子どもの権利の視点を入れて、子どもの声をよく聞いて取り組むことも必要ではないかと考えますが、この子どもの権利の視点を取り入れて対策を考えられているかお伺いします。

答弁 教育部長 八鍬政幸(教育部長は2021年3月まで)

ただいま石垣議員が申し上げたとおり、コロナの影響によりまして限りなく学校生活の中では、ふだん、今まで当たり前に行っていた教育活動が、特に子ども達が楽しみにしている行事とかそういったものができなくなっている。私たち教育委員会も正直言いましてつらい思いをしているところであります。その中でも子ども達が長期間、春休みから長期休業になって、やっと6月ぐらいから学校に行き始める、学校に行けるということに喜びを感じている子ども達のお話を聞いて、少しちょっと安心しているところでありますが、まだまだコロナの影響によって、その感染防止対策ということでかなりの部分が制限をせざるを得ない。感染防止というのをまず大前提に考えての学校教育活動になっております。新しい学校の生活様式ということである程度確立というんですか、こういった形で学校教育活動を行いましょうということで、少しずつ専門家とかの意見によって定まってきているところはあるんですが、まだまだ難しいところもありますけれども、先ほど教育長からも答弁申し上げたとおり、感染レベルが本町の場合はレベル1ということで、それなりに活動ができるレベルというところにはなっております。そういった中で、限りなく通常の学校教育活動はできるところはしましょうという形になっておりますので、そういった面では子ども達のことを考えての学校教育活動というのが各学校において行われている、これからも少しずつ行われていくんではないかと。その面に関しましては、各学校の先生方も非常に頭を悩ましながら学習計画等を組んでいただいているところでございます。我々も早くこういったコロナが少しずつおさまって、子ども達がやりたいことを早くできればいいなというふうに願っているところでございますが、まだまだ油断はしてはいけないという時期だと思いますので、子ども達とその辺に関しましては共有といいますか理解をしていただきながら少しずつ学校教育活動を進めていければいいなというふうには考えているところでございます。以上です。

再質問 1番 石垣加奈子

ぜひ子ども達と共有して進めていただければと思います。続いて保護者からの不安や要望の件ですが、一部の保護者から学校に要望が寄せられているということで、答弁の中に、「レベル1の地域となることから、教室内における身体的距離の確保について、1メートルを目安に最大限の間隔をとることとされ」というふうに書いてありますが、「現状の1学級の人数でも基準を満たすことから」と書かれていますが、どの学校、どの教室でもこの1メートルを目安に間隔をとることができているのかお伺いします。

答弁 教育部長 八鍬政幸(教育部長は2021年3月まで)

教室内における身体距離ということで、1メートルを目安に可能な限りということになっております。絶対1メートルということではなく、その教室内で限りなく隣の子ども同士の距離をとりましょうというところがなっていますので、1メートルが距離がとれているかどうかと言われれば、とれていないクラスもあると思います。ただ、そこら辺につきましては、距離だけではなく、マスク、換気、そのほかの感染防止対策とあわせて感染防止をしましょうという形になっておりますので、距離だけとれればいいということではなく、そういったマスク、換気も含めて最大限できる感染防止対策はとっているということで認識はしているところでございます。以上です。

再質問 1番 石垣加奈子

感染対策についてはよく分かりました。私は、保護者と教員の座談会という記事がありまして、その中で保護者からの声というのがあったんですが、「学校再開後友達と遊べるのがうれしくて最初は張り切っていたのに、頭が痛い、行きたくないという小さな愚痴が増えた」という声や、「これまで以上にルールが増え、締めつけ感が強まったことへの不満で愚痴が増えている」、「学校再開を楽しみにしていたのに、当日になってじんま疹が出た。一見適応しているように見え、気持ちでは適応しているつもりでも、体には戸惑いみたいなものがあってじんま疹が出る」といった保護者からの声がありました。こういった子ども達への不安という声も寄せられているということでしょうか。

答弁 教育部長 八鍬政幸(教育部長は2021年3月まで)

子ども達のそういった心の不安なり体調の不調、それにつきましては学校側のほうが、先ほども冒頭申し上げましたとおり、毎日の健康観察、それから日常的な会話等を通して、子ども達の異変と言ったら変ですけれども、いつもと違うなというような状況を把握していただいているというふうに思いますし、子ども達は当然そうなれば保護者からも多分学校側にはそういう体調というんですか、そういったことがあって、何かあったんではないかというようなところの問合わせは入っているというふうに思います。これは大人も言えることだと思うんですが、誰もが今まで経験したことのない、まして自分がしたいと思うことができない、そういうストレスは子どもにとっては特に大きいんではないかなというふうに思います。ましてや自分の意思だけではなく、先生や親、保護者、周りから、どちらかというと大人からしちゃいけないというようなことを制限されてしまっているような感覚に陥ると、自分はこうしたいんだけれどもというところがストレスになって体調の変化になってくるんではないかと思います。その辺も、先ほど御答弁申し上げたように、お子さんにも今の状況というのを御理解いただいて、できるところはオーケーだけれども、できないことについてはこれ気をつけようねというような、通常の子どもさんとの対話の中で御理解をいただきながら生活をしていくというところが必要になってくるんではないかなというふうに思っていますので、学校側からもそういった形で、児童生徒にも理解をいただけるような形でコミュニケーションをよくとって、児童生徒の心に寄り添った形の対応をとっていただけるように改めてこちらからもお願いはしたいというふうに考えているところでございます。以上です。

再質問 1番 石垣加奈子

保護者は、集団で生活する学校だからこそ感染者が出たらという不安を持つ保護者が多いと思います。そういった不安を少しでも解消するには、正しい情報、知識を教職員や子ども、そして保護者で共有することが安心につながると思います。答弁の中でも、「学校で実践している徹底した感染防止策について丁寧に説明を行い、理解いただけるように努めている」ということですので、今後も丁寧な対応をしていただければなというふうに思います。続いて教職員への負担についてですが、答弁の中で、「業務量に見合う人員を応急に配置し、教職員を支えていくことが重要」というふうに答弁がありました。「補正予算で学習指導員やスクールサポートスタッフを積極的に活用する」とし、「8月から、人員が確保できた学校から順次配置され」とありますが、今現在何校でこの指導員やスクールサポートスタッフが配置されているのでしょうか。

答弁 教育部長 八鍬政幸(教育部長は2021年3月まで)

学習指導員、それからスクールサポートスタッフの件でございます。これは直接町が採用して配置をしているということではなく、北海道が国の補正予算、補助事業を使いまして採用をしているところでございますが、実際の人員の確保につきましては地元の学校でということになっております。今回この学習支援員とスクールサポートスタッフに希望している町内の学校につきましては小中学校合わせてそれぞれ13校あります。そのうち既に学習指導員として配置がされているのが7校、それからスクールサポートスタッフにつきましては、今のところ5校が人員の確保はできまして、各学校に配置をされているというところでございます。残りの学校につきましては、それぞれ先生方のいろんなネットワークとかそういったものを活用して現在探しているところでございまして、そのほか局のほうでもそういった募集、登録制もありますので、そういった名簿からも人員の確保については学校のほうでちょっとお願いをしているというような状況でございます。以上です。

再質問 1番 石垣加奈子

配置されているのは学校に1人ずつとか、人数はどのようになっているのでしょうか。

答弁 教育部長 八鍬政幸(教育部長は2021年3月まで)

済みません。人数につきましては、学習支援員、それからスクールサポートスタッフ各1名ずつということで、学校によっては両方の人員を希望しているところもありますし、どっちか片方だけという学校もありますけれども、人数的には各学校に1名ずつというような形になっているところでございます。以上です。

再質問 1番 石垣加奈子

その1名でどのぐらい負担が減るのでしょうか。

答弁 教育部長 八鍬政幸(教育部長は2021年3月まで)

基本的には、まず勤務というのが、学習支援員さんにつきましては週4日の1日当たり4時間程度、それからスクールサポートスタッフにつきましては週3日の1日、これは時間がばらばらなんですけれども、2時間から6時間程度ということで決定が行われております。学校によってはいろんなこの方たちの支援の仕方が違うと思いますけれども、1人いるだけでかなり先生の負担は減るんではないかと思います。特に、例えばスクールサポートスタッフにつきましては、今まで先生方がやっていた消毒作業とかそういったところもやっていただいているというところも聞いておりますので、本来の先生方が授業に向かう時間がこの分はとれるというようなところもありますので、お1人とはいいながらも、学校現場においては1人の人材の確保というのは非常に貴重だというふうに我々は日頃から聞いておりますし、私たちも認識はしているところでございますので、具体的には申し上げられませんが、非常に学校側としては助かっているというふうに認識はしているところでございます。以上です。休憩(午前10時39分)

再質問 1番 石垣加奈子

先生の声というのも聞きました。これは中学校の先生なんですけれども、消毒の負担ですが、「中学校だと部活が終わってから消毒することになり、帰宅の時間が遅くなる。でも子ども達の感染防止のためにはやらざるを得ない」というお話もありました。あとは、部活は吹奏楽の顧問をしている先生だったんですが、「せっかく練習しても披露する場所がないなど、特に3年生がかわいそう」という声がありました。子どもを心配し、精神的にも負担がかかっているのかなというふうに思いました。下音更小学校の学校だよりに、令和2年度の学校経営の方向性に働き方改革と学習指導要領の完全実施というのがありました。働き方改革の目的として、「教員の健康を守り、研さんの時間を確保して授業力を向上させ、子ども達に対して効果的な教育活動を行うことができるようにするためにこれまでの働き方を見直すことにある」と書かれています。2019年に行った教職員の働く現状についてのアンケートによると、時間が不足している業務に教材研究と教材づくりが上げられています。教師の大事な仕事は授業ですが、その授業を準備する時間が不足しているという現状です。ただでさえ忙しい先生たちが消毒なども担い、かつ真夏の暑い中でマスクをしながらの授業は大変な重労働になっています。これは免疫力も下がり、感染しやすくなってしまうという問題にもなると思います。長時間労働を強いられている教職員の働き方の改革を進めることも大事ですので、今回支援員やサポートスタッフも導入していますが、さらに教員を増やすことが必要ではないかと思いますので、なかなか確保も難しいというのも分かりますが、ぜひ努力していただければなというふうに思います。続いてPCR検査についてですが、昨日も神長議員の質問の中でありましたが、その答弁で、「今後町内の医療機関で検査能力が大幅に向上するなど環境が整えばエッセンシャルワーカー全体の検査について検討する」というのがありました。今、町内の医療機関で検査体制を整えている準備があるのか、そういった情報収集が行われているのかお伺いします。

答弁 保健福祉部長 重松紀行(保健福祉部長は2021年3月まで)

検査体制を整えている病院でございますけれども、発熱外来を持たない病院についてはないというふうに判断しているところでございます。以上でございます。

再質問 1番 石垣加奈子

分かりました。それでは、全日本教職員組合が行った子どもと学校の実態アンケート調査では、「先生、自分たちが感染しているのかどうか分からないので不安」、「教職員にも生徒にも検査は必要」ですとか「教職員が感染源になってしまうのは避けたい」、「体調が悪いとき、発熱時にすぐに検査できる体制が必要」、「検査できれば働けるが、できなければ、不安のままか休むかになってしまう」といった声がありました。そして、感染防止の手だてとして「少人数学級」と答える教職員が圧倒的多数いたそうです。「学びを保障し、学校内の感染防止のためにも、検査の拡大とともにやはり少人数学級が必要」という答えがありました。さらに、これからインフルエンザがはやる時期になります。例年12月頃にはやりますが、昨年は音更で10月4日に最初の学級閉鎖がありました。10月というと、あと半月で10月になってしまいます。インフルエンザの心配もしなくてはなりません。また、教室の換気も大切ですが、これから冬に向けて寒くなる時期の換気はどのように考えているのかお伺いします。

答弁 教育部長 八鍬政幸(教育部長は2021年3月まで)

これから冬に向けての教室内の換気ということだと思います。コロナの感染防止対策の中には換気というものが基本的に入っております。広い場所であればそうでもないのかもしれませんけれども、教室内というのは必ず定期的に換気が必要なことになると思います。厳しい十勝の冬場、換気、当然ふだんあけない形になりますので、それなりに子ども達にはやはり暖かい格好というんですか、ちょっと学校側とはまだ話をしてはおりませんけれども、例えば一時的に、あける場合には防寒具などを子ども達着て、その間授業ストップになるかもしれませんけれども、暖かい格好をして換気をするというようなことも必要になってくるかというふうには考えているところでございますけれども、これから、もう肌寒く急になりましたので、子ども達の体調が悪くならないように、その方法については学校側ともちょっとお話をさせていただいて、換気がなるべくできるようなことの方法を検討してまいりたいというふうには考えているところでございます。以上です。

再質問 1番 石垣加奈子

寒くなる時期、ここ数日も急に寒くなりました。換気のために寒さで風邪の引くことのないように十分な対策を行っていただきたいと思います。子ども達の声を聞く中で、「手洗い場にお湯が出るようになるよ」と教えてあげると、「やったー」と喜ぶお子さんがいました。寒い時期に冷たい水での手洗いがつらかったことが感じ取れました。子ども達はコロナでいろいろなストレスや我慢を強いられています。感染対策も子どもに負担がかからないような配慮をぜひお願いしたいと思います。続いて少人数学級の実現についてですが、「国のほうでも少人数学級の実現を目指すことで合意をした旨の報道がありました」という答弁がありました。今後国において少人数学級の整備に向けた検討が進むものと思われるので、推移を注視しながら検討してまいりたいということですが、今回分散登校でいろいろメリットがありました。これも下音更小学校の学校だよりに書かれていたことですが、「感染リスクを低減させながら学習の機会をつくることが目的で行われ、その中で幾つかのメリットがあった。子どもにとっては、静かな雰囲気の中で疲れた心と体を少しずつ癒やしていきながら学校生活のリズムをつくることができた。教師の目が子ども一人ひとりに行き渡り、きめ細かな学習指導、生活指導を行うことができた」というふうにありました。少人数学級のメリットが分散登校で実感できた事例となっていると思います。それと、今年の3月に総合計画審議会の中で、まちづくりに対する意見について音更町校長会からの意見がありました。その中で、「教育に手厚い音更町というイメージが広がると移住者が増える。少人数学級をさらに進めて、全学年30人学級にしてはどうか。これにより一人ひとりにきめ細かで質の高い教育を行うことができ、教員が指導力を高める時間も確保できる」という意見が出されていました。少人数学級の実現に向けては国も少しずつ動き出していますが、実現には時間がかかることが予想されます。ですが、少人数学級を早急に求める声は大きく広がっています。少人数学級化を求める教育研究者有志12人が呼びかけた少人数学級を求める署名の運動が今行われています。署名の内容は、「安心・安全な少人数学級を速やかに実施してください。授業を詰め込み過ぎず、仲間との学びと豊かな学校生活を保障してください。」というものです。町内でも署名に賛同してくれる方が多くいました。ネットでの署名も広がっており、今朝確認した時点では2万5千の賛同がありました。これだけの声がある中、国の対応は待てません。予算や教員の確保、教室の確保の問題もあると思いますが、そういった問題を解決するよう努力しながら町での少人数学級の拡充について前向きに考えていただきたいと思いますが、その点についてお伺いします。

答弁 教育部長 八鍬政幸(教育部長は2021年3月まで)

まさに今、石垣議員が聞き取りなりいろんなところから情報を集めたところのメリット、我々もそのように感じております。国の会議においては、やはりきめ細かな目配りのできる体制というところが令和の新しい時代のスタンダードというところで求められておりまして、ただ、おっしゃるように、教員の確保、それから教室の確保、まだまだ財政的な部分も含めて課題が多いところでございますが、国のほうでもできるだけ早くというような、やりたいというような方向で丁寧にそこら辺は検討しましょうという形になっております。音更町においても、答弁にもありましたとおり、平成28年から35人学級、小学校の部分については導入をさせていただいておりますので、少しでもメリットが生かせるような形で進めさせていただいているところでございますが、いかんせん限界もありますのでやはりそこについては、教室、それから教員の確保というところも、やはり道教委のほうである程度配分とかされてきますので、そういったお力をいただかないと我々もなかなかそこら辺は実現できないという課題も残っているところでございます。ということから、御答弁申し上げたように、国のやはりそういった検討状況を推移を見守りながら前向きに検討をさせていただきたいというふうに考えておりますが、今のところは様子見というか、推移を見守りながらそういったところを進めていきたいなというようなところの状態でございますので、その辺につきましては今の状況を御理解をいただきたいなというふうには考えているところでございます。以上です。

再質問 1番 石垣加奈子

いろいろ限界があるというのも分かるんですが、教育というものは国のものでも大人や教員のものでもありません。子どものために教育はあります。9月、今月国連児童基金、ユニセフの38か国の子どもの幸福度調査結果が公表されましたが、日本は20位でした。身体的健康は1位でしたが、精神的幸福度では37位とワースト2位です。生活満足度の高い子どもの割合が62.2%で、平均の75.7%を下回り、15歳から19歳の自殺率が7.5人で、平均の6.5人を上回っていることが要因となっています。自殺の原因、動機には、学校でのいじめや教員による暴力、ハラスメントなどによる学校問題が最も多くなっています。子どもの幸福度を高めるためにも、学校でのいじめ、ハラスメントをなくす取組とあわせて、少人数学級や教職員の増員などによる子どもの精神的ケアの充実が重要だと考えます。また、経済協力開発機構、OECDが公表した2017年の加盟各国の国内総生産、GDPに占める小学校から大学に相当する教育の公的支出の割合について、日本は2.9%で、OECD平均の4.1%を大きく下回って、下から2番目というものでした。1クラス当たりの平均児童、小学校ではOECDの平均が21人に対し日本は27人、中学校相当では平均23人に対し日本は32人と多くなっています。新型コロナの感染予防対策としてほとんどの加盟国が1、2メートルの人と人との距離を確保し、学校再開の条件にしています。1クラスの人数が少ない国ではこういった確保が簡単にできますが、日本ではなかなかできていない状況にあります。「尾木ママ」の愛称で知られる教育評論家の尾木直樹さんは、「子どもの権利条約は子ども達の健康と幸福のため自由に遊び、のんびり休む権利を保障している。それがコロナ禍で守られていない。夏休み短縮、詰め込み授業、宿題やテスト漬けと追いまくられている。文化祭や修学旅行、そのほかの行事は延期や中止、マスク着用で暑くて苦しい。表情も見えず、気持ちが伝わりにくい。子どもは密接な触れ合いを通して成長するものです。その環境が壊されている今、心の発達が保障できるのか心配です。授業や消毒作業に追われた感染防止に神経を使う先生たちも心配です。大人がやるべきことは何が必要か、子ども目線で考えること。子どもは大人に思いつかないような発想を持っています。子ども達に頼ればいい」というふうにおっしゃっています。さらに学習面については、「子どもの発達と権利を保障するために今こそ少人数学級を実施してほしい。ゆったりとした教室は、先生は一人ひとりの子どもに目が届きやすく、丁寧に教えることができる。分散登校で子どもも先生もその魅力を実感している。ピンチのときこそ未来思考でチャンスに切り替えたい。子ども達はコロナ禍のもと本当に頑張っている。お説教や激励より、しっかり話を聞いて共感してほしい。誰もが自分一人ではないと思える優しい新たな社会をつくるためにつながり合っていきましょう」と語っています。今回コロナの感染対策で手洗い場の温水整備がされましたが、子ども達にとってはプレゼントになったと思います。ぜひ少人数学級も子ども達にプレゼントしていただくよう要望して質問を終わります。

答弁 教育長 福地隆

ただいま少人数学級ということで御質問いただきましたけれども、子ども達のコロナによる不安やストレスということに関しましては、調査ということの話がございましたが、調査するまでもなく、全ての子どもがストレス、不安を抱えているということはほぼ間違いないだろうと思います。これだけ大人社会においてもコロナコロナということで仕事も大変だということであったり、テレビを見てもコロナのニュースばかりという状況でございますし、子ども自身もマスクをつけて登校しなければならないとか、子ども同士で大きな声で話すこともできない、休み時間も一人遊びをしなさいという指示が出る。そして、楽しみにしていた学校行事が何もかもが延期であったり中止であったりということで、やっと今2学期に入って、9月に入って少しずつそういったものが再開されつつありますけれども、今後もまだ見通しがはっきりとしないというとても不安定な状況の中で、ストレスを抱えない子どもはいないと思います。そういった中で、そういった状況につきましては、先ほどの御質問にありましたけれども、教育委員会の学校訪問であったり教育推進員の学校訪問であったりということで学校のほうから詳しく話をお聞きしているところでございますけれども、今学校では、限られた環境の中で、限られた行動範囲の中で、余り大きくない目標というんでしょうか、実現可能な目標というのをそれぞれ子ども達の中であったり学級担任の中であったりということで掲げて、一つ一つ小さいことでも実現をするというようなことでモチベーションを維持するというようなことを努力している最中でございます。その中で、また先の目標も見失わないようにということで今一生懸命頑張っているような状況でございます。それから、先ほどマスクを着用できないような表示というような御提案もいただきましたけれども、実はマスクだけでなくて、今学校の中で、例えばぜんそくを持っているお子さんなどがおられまして、そういったお子さんが学級の中でせきが出てしまうことに対してすごく気持ちが重たいというか我慢してしまう。非常に学校に行きたくないというようなことにもつながってしまうような状況なんですけれども、こういったことに関しては、日頃から教職員と保護者の間で子どもの体調というものをしっかり連携をとって、養護教員もそうなんですけれども、連携をとった中で、各学級なり学年の中で、この子はこういう体質というかそういうのがあるんだよということを、もともと学校は一つの狭い空間というか、そういうコミュニティの中ですので、しっかりとクラスメートの中で理解をしていただいて、他人の体調、同級生の体調というものをしっかり分かっていただいた中で安心して授業が受けられる、学校に行けるという環境をつくるということも大事じゃないかなというふうに考えているところでございます。そんな中で、あと調査ということでございますけれども、町内の学校は大規模校、小規模校であったり、農村部、市街地いろいろございます。こんな中で状況もかなり違っている面もありますので、今後については校長会ともいろいろと相談をさせていただいて、どのような形の把握、今回の子ども達の心の状況の把握だけでなくて、いろいろなことで相談をしていくことになりますけれども、その中の一つの項目としてお話をさせていただきながら進めさせていただきたいというふうに考えております。それから、少人数学級の関係でございますけれども、もともとこれは平成24年度に文部科学省の検討会議の中で、国の責任において中3まで35人以下学級に必要な教職員を配置できるように改善が必要であるというような答申もなされているところでありますが、これがなかなか実施されず、小学校1年生までしか国においては行われていないという状況が現在に至っていると。そのため北海道であったり本町であったりが独自に対策を打っているというような状況になってございます。ですから、基本的には国の責任においてこういった少人数学級についてはしっかりと進めていただきたいというふうに思っているわけでございますけれども、先ほどお話のありました分散登校時における教室内の様子というのも学校のほうからお聞きをしております。非常にゆとりを持った形でできたと。通常の半分でございますので。若干、大きな声を上げちゃいけないとか、給食は前を向いてとかお話をしちゃいけないということで寂しい状況であったということもお聞きしておりますけれども、そういった意味でかなりゆとりが持てて、いいんだろうなというふうな感覚は持ってございます。もともとこの今年度のタイミングというのは10年に1度の学習指導要領の改訂の年であったと、小学校が。来年度は中学校になりますけれども。こういった大きな節目であったということ、それからGIGAスクールについても進めるということになったということ、また、授業でもSDGsを取り入れたことを行っていくということですとか、また、外国語の拡大などということでも非常に大きく変化があった年であるというようなところにさらにコロナが加わったという状況でございます。そういった意味で、お話にありましたコロナによる少人数学級を実現するのの緊急性があるということでございますけれども、もちろんそういったことも認識はしておりますが、それとともに、もしそれを実施するとなると、必要となる教員の確保、それから実は教室も相当数増えなければならないという物理的な問題も発生してまいります。そういったことを考えたときに、それが対応できるのかというようなことも考えなければなりませんし、教員の確保につきましては、実は退職教員を活用すればいいんじゃないかというような御意見もいろいろあるんですけれども、教員については今65歳まで再任用ですか、がされておりまして、ほとんどの方が60歳を過ぎても働かれているという状況でございます。やめられている方につきましても、今、例えば産休代替ですとか、あとは傷病による休職のための期限付採用ですとかということでかなり働いていただいていると。お願いして働いていただいているという状況でございまして、新たな教員を発掘するというのは非常に厳しい状況です。道内にいなくて、本州から連れてきて働いていただいているケースもあるような、そのぐらいの状況になっております。そういった中で、少人数学級になって急遽人数が足りないということになりますと、あとは教育大など大学の新採用を採らなければならないということになるんですが、そこも急激な採用ということになりますといろいろなひずみですとかも起こってくるという中で、何せ教員というのは子ども達に直接接する人材でありますので、そこの質の確保の問題ですとかそういったことを考えますと、コロナによる緊急性と、それから激変によるしわ寄せが子ども達に行かないようにということの両面を実現しなければならないということで、気持ちはあっても、なかなかそこは丁寧に進めなければならないというような認識を持ってございます。そのようなことで少人数学級の拡充につきましては、今後の国の検討も進められるということですので、そのあたりもしっかり見ながら、町としてどのような準備をしていくのか、対応していくのかということについてしっかりと検討してまいりたいというふうに考えてございます。以上です。

出典:音更町議会 令和2年第3回定例会 2020年9月15日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる