みんなの議会

幕別町議会 令和6年第1回定例会 2024年3月12日

義務教育学校開校の課題について

2024年3月12日、幕別町議会の一般質問で、酒井はやみ議員が「義務教育学校開校の課題について」質問し、教育長 菅野勇次、学校教育課長 西田建司が答弁しました。

質問者
酒井はやみ 議員
答弁者
教育長 菅野勇次、学校教育課長 西田建司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 酒井はやみ

通告に従いまして、質問いたします。1、義務教育学校開校の課題について。令和8年度の幕別義務教育学校開校に向けて、保護者アンケートや地域説明会が行われ、開校準備委員会での議論も始まっています。同時に、地域住民や保護者からは、「保護者や子どもたちの声は反映されているのか」「これまでの学校教育と比べてよくなるのかよく分からない」「小学校卒業の節目がなくなることや5年生から定期テストが入ってくるなど、不安要素が拭えない」「制服やジャージはどうなるのか。経済的負担が増えないか不安」など、疑問や不安の声も上がっています。新たな教育体系の導入という大きな問題であるだけに、地域住民の合意形成を重視しなければなりません。教職員、保護者、子どもたち、地域住民の声が豊かに取り入れられることが大事だと考えます。以下の点を伺います。(1)令和8年度義務教育学校開校が妥当だとした経過と理由は。(2)これまで子どもたちへの説明や意見交換を行っているか。その場合、出されている意見は。(3)帯広市立大空学園で実施されている5年生からの 50 分授業、定期テスト、部活動の導入について町の考えは。(4)教員総数は変わらないため、授業を受け持つ学年の範囲が広がり、教員の負担が増えるのでは。(5)今後、保護者や地域住民、子どもたちが学校づくりへの意見を出し合える場を重ねる考えは。2、少人数学級の前進を。子どもたちに行き届いた教育を行う上で一番必要なのは少人数学級だと考えますが、実現に向けた検討はされていますか。以上です。

答弁 教育長 菅野勇次(教育長は2024年3月まで)

酒井議員のご質問にお答えいたします。「義務教育学校開校の課題について」であります。幕別小学校と幕別中学校は、令和元年度から「まくべつ学園」として、9年間の一貫した系統的な教育課程を編成し、中学校教員の小学校への乗り入れ授業、小学生の中学校登校など、小中一貫教育に積極的に取り組んでおります。また、教育委員会では、令和2年 11 月に「幕別町学校施設の長寿命化計画」を策定し、学校の長寿命化改修事業に着手していますが、次期対象施設として検討してきた幕別小学校校舎については、「まくべつ学園」の今後の小中一貫教育の進め方が大きく関わっております。このことから、令和4年7月に「幕別小学校と幕別中学校の今後の小中一貫教育の進め方について」を策定し、幕別小学校と幕別中学校の今後の小中一貫教育を推進するに当たり、幕別小学校と幕別中学校を使用した「施設分離型の小中一貫型小学校・中学校」、幕別小学校あるいは幕別中学校を活用した「施設一体型の小中一貫型小学校・中学校」「義務教育学校」の3通りから、「まくべつ学園」の在り方と施設整備の方向性を検討してまいりました。その後、令和4年 11 月と 12 月に、幕別小学校と幕別中学校の保護者と懇談会を開催し、5年1月以降は「学校だより」や、まくべつ学園講演会で具体的な内容などを説明し、同年5月には保護者の考えや浸透度合いを把握するためのアンケート調査を実施してきたところであります。また、9月には地域説明会を開催し、「幕別中学校を活用した義務教育学校(案)」を示し、特に反対意見もなく、理解を得たものと考えましたことから、その後パブリックコメントの実施を経て、11 月 28 日に「幕別中学校を活用した義務教育学校の設置に係る方針」を決定したところであります。ご質問の1点目、「令和8年度義務教育学校開校が妥当だとした経過と理由は」についてであります。教育委員会といたしましては、「まくべつ学園」では小中一貫教育が積極的に取り組まれ、多くの成果を上げており、さらなる推進が必要であること、保護者アンケート調査の結果で、「義務教育学校」とする回答が最も多かったこと、前段で申し上げた「まくべつ学園」の講演会や地域説明会の中で、義務教育学校に期待する声が多く聞かれたこと、義務教育学校のメリットが相当大きいものであることから、義務教育学校の設置を決定したところであります。特に、義務教育学校のメリットについては、教育課程区分を「前期課程6年、後期課程3年」以外に設定できる特例があり、子どもたちの発達段階に応じて、9年間の中で独自の区分を設けて、柔軟で効果的な教育課程を組むことが可能になることがあります。また、学校が一つの組織となることから、一人の校長のリーダーシップの下、9年間を見通した教育目標を掲げ、児童生徒の指導に当たり、より多くの教職員が関わることが可能となり、児童生徒の資質や能力を伸ばすことが期待できることなど、先行事例からも、多くのメリットをお聞きしております。義務教育学校として使用する施設については、建築年数や劣化度調査などの結果から、学校の長寿命化改修事業の次期対象施設として検討してきた幕別小学校を使用せず、幕別中学校の活用が適切であると判断し、「まくべつ学園」のさらなる小中一貫教育の推進と、学校施設の長寿命化計画を確実に進めていくため、令和8年4月の開校を目指すものであります。このことから、開校まで約2年の準備期間となりますが、これまでの小中一貫教育における「まくべつ学園」の下地を生かし、方針に基づき設置した「幕別町義務教育学校開校準備委員会」に意見を伺いながら、校名、校歌や校章、教育課程区分など、様々な事項を計画どおり決定していけるものと考えております。ご質問の2点目、「これまで子どもたちへの説明や意見交換を行っているか。その場合、出されている意見は」と、ご質問の5点目、「今後、保護者や地域住民、子どもたちが学校づくりへの意見を出し合える場を重ねる考えは」については、関連がありますので、併せて答弁させていただきます。はじめに、「これまで子どもたちへの説明や意見交換を行っているか。その場合、出されている意見は」についてであります。「幕別中学校を活用した義務教育学校の設置に係る方針」の決定に至るまで、児童生徒に対する説明などは行いませんでしたが、令和3年度に、中学校教員の小学校への乗り入れ授業に関して、幕別小学校の児童へのアンケート調査を実施いたしました。回答では、「毎回、中学校の先生が来てくれるので、親しく話せるようになった」「中学校に行くのが楽しみになった」など、小中一貫教育に対する前向きな感想が多く聞かれたところであり、さらに進んだ取組である義務教育学校の設置に向かうことは、児童生徒が望んでいることであろうと考えているところであります。次に、「今後、保護者や地域住民、子どもたちが学校づくりへの意見を出し合える場を重ねる考えは」についてでありますが、教育委員会といたしましては、様々な場面を通して、意見などを吸い上げられる機会を設けてまいりたいと考えております。現在、開校準備委員会において、新たな義務教育学校の学校名の選定について協議しているところですが、選定の過程の中で、4月に幕別小中学校の児童生徒に対して、アンケート調査を実施して、児童生徒の学校名等に対する思いを確認することも予定しているところであります。アンケート調査は、幕別小中学校のそれぞれの学級担任が、令和8年4月に開校を目指す義務教育学校について説明した上で行っていただくとともに、新しい学校がどのような学校になってほしいか、思いや考えを自由に記入できる欄も設けて実施することとしております。また、来年度には、幕別中学校校舎の増築や改修に係る実施設計に着手してまいりますが、設計に当たっては、地域で新しい義務教育学校を育ててほしいという思いを込めて、5月に幕別小中学校の児童生徒代表などと意見交換を行うことを予定しているほか、6月には保護者や地域住民などを対象にした「地域説明会」の開催も考えているところであります。このほか、義務教育学校の指導形態、授業時間、テストの形態、児童会・生徒会活動、部活動・少年団活動、学校行事、PTA 活動、制服や指定ジャージなどについても、必要に応じて「地域説明会」を開催していくことを考えておりますが、全てが教育委員会で決定するものではなく、最終的には「まくべつ学園」や PTA、児童会・生徒会で議論、決定していただくものもありますので、幕別小中学校それぞれの保護者懇談会等で校長などからお話いただくことも考えているところであります。加えて、現在、開校準備委員会での検討内容などを情報提供するため、「開校準備委員会だより」を発行し、幕別小学校、幕別中学校、幕別中央保育所とわかば幼稚園の保護者に配布するとともに、町ホームページにも掲載しているところであり、今後も保護者のほか町民の皆さんへの情報提供に努めてまいりたいと考えております。ご質問の3点目、「帯広市立大空学園で実施されている5年生からの 50 分授業、定期テスト、部活動の導入について町の考えは」についてであります。義務教育学校では、子どもたちの実態や理解の程度、9年間の指導内容の系統性を考えて、教育課程区分を前期課程6年、後期課程3年以外にすることなどを可能とする特例が認められております。帯広市立大空学園義務教育学校では、その特例により、9年間の中で、初等部4年、中等部3年、高等部2年の区分を設けて指導を行っており、指導形態は、初等部が学級担任制と一部教科担任制、中等部と高等部で全教科担任制としております。また、授業時数の1単位時間については、初等部が 45 分、中等部と高等部が 50 分、テストの形態は、初等部が単元テスト、中等部と高等部が定期テスト、少年団活動と部活動では、初等部は少年団活動、中等部と高等部は基本的に部活動への参加としておりますが、第5、第6学年は少年団活動がない種目のみ、部活動に参加できることになっており、様々な面で効果を上げていると伺っております。初等部4年、中等部3年、高等部2年の教育課程区分は、近年、早まっていると言われる子どもたちの発達段階に応じた柔軟で効果的な教育課程区分と考えており、それに合わせた、中等部からの教科担任制導入につきましては、現在、小中一貫教育で行っている、中学校教員の小学校への乗り入れ授業で効果を上げていることからも、学力向上など大きなメリットが期待できるものでありますことから、大空学園の取組をベースに検討を進めてまいりたいと考えているところであります。また、50 分の授業時間や定期テストの導入などにつきましては、教育課程区分や教科担任制と関連しておりますので、大空学園のほか、既に設置されている義務教育学校を参考に、どのようにするのが望ましいのか、今後、検討してまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、新たな義務教育学校の内容につきましては、これからの検討になりますが、教育課程区分や指導形態、授業時間、テストの形態などについては、まくべつ学園と充分協議した上で、開校準備委員会に意見を伺いながら進めてまいります。ご質問の4点目、「教員総数は変わらないため、授業を受け持つ学年の範囲が広がり、教員の負担が増えるのでは」についてであります。義務教育学校の教職員数につきましては、小学校と中学校の教職員の合計数となる予定であり、令和5年度の教職員数で申し上げますと、幕別小学校が 22 人、幕別中学校が 16 人でありますので、義務教育学校になった場合、その合計の 38 人となります。教員の負担につきましては、教育課程区分を、初等部4年、中等部3年、高等部2年の区分として、指導形態を、初等部が学級担任制、中等部と高等部で教科担任制にすると仮定した場合、中等部の第5、第6学年の指導において、現在の中学校の教員が教科担任制を受け持つことにより、当該教員の授業時数が増加することになりますが、その分小学校の教員の授業時数が減少することになりますので、組織全体では負担が増えることはないと考えております。また、様々な効果を上げている現在の中学校教員の小学校への乗り入れ授業につきましては、義務教育学校になることで、小学校と中学校との連絡調整や授業への移動などにかかっていた時間を、授業の準備や職能向上に振り向けられるなど、時間の有効活用が図られるものと考えております。まくべつ学園では、これまでも、小中一貫教育に取り組んできており、義務教育学校の取組や必要な働き方について理解をいただいておりますが、教科担任制の導入などの内容については、今後さらに、教育委員会とまくべつ学園が一体となって協議してまいります。次に、「少人数学級の前進を」についてであります。公立の小中学校の学級編制については、「公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律」、いわゆる「義務標準法」により定められておりますが、国は、令和3年の改正により、3年度から7年度までの5年間かけて、公立の小学校の学級編制の標準を、それまでの第2学年以上40 人から 35 人に段階的に引き下げる措置を講じたところであり、これにより本年度の通常学級については、小学校第1学年から第4学年までが 35 人となっているところであります。また、北海道では、小学校の発達の段階に応じた基本的な生活習慣や学習に関する基礎・基本の確実な定着、学校生活の円滑な適応などを図るとともに、中学校第1学年における初等教育から中等教育への継続する学習のための基礎的学力の向上を図ることを目的として、平成 16 年度から「少人数学級実践研究事業」を実施しております。本年度は、小学校第5学年で1学級当たりの児童数が 35 人を超える学校、第6学年で基準学級数が1学級で1学級当たりの児童数が 35 人を超える学校、さらには、中学校第1学年で2学級以上で1学級当たりの生徒数が 35 人を超える学校が対象で、本町では札内東中学校の第1学年が、義務標準法による2学級から北海道の事業による3学級で編制しているところであります。ご質問の「子ども達に行き届いた教育を行う上で一番必要なのは少人数学級だと考えますが、実現に向けた検討はされていますか」についてであります。少人数学級は、受け持つ児童生徒数が少ないことから、児童生徒一人ひとりに担任の目が届きやすく、学力・学習意欲の向上を支援しやすい、さらに特別な指導や支援が必要な子どもに適切な対応ができるなど、個に応じたきめ細かな教育を行えることから、子どもたちの学力並びに体力を高めることに有効であると認識しております。このことから、本町独自の取組として、小学校第1、第2学年で 30 人学級にすることの検討を行っているところでありますが、来年度の児童数を基に町内全ての小学校第1、第2学年において 30 人以下学級を基準として学級編制をいたしますと、札内南小学校の第1学年で2学級が3学級に、札内北小学校の第1学年で1学級が2学級になり、2校で2学級の増となります。必要な予算といたしましては、教員の独自採用が必要となりますので、会計年度任用職員を採用することとして申し上げますと、給料、共済費などを合わせて、教員1人当たり年間で約 410 万円となり、2校で2学級の増となりますので、2人の教員を採用すれば、年間合計で約 820 万円の人件費が必要になるものと想定されます。しかしながら、30 人学級への移行については、人件費の財政負担のほか、教員の独自採用等の課題もあることや、小学校の 35 人学級編制への移行が完成しておらず、完成後、検証や評価を行う必要があることなどから、現時点では実施は難しいものと考えております。教育委員会といたしましては、国が教育予算を拡充し、教職員定数の充実も含めた教育条件の整備を進めていくことが、子どもたちの豊かな学びにもつながるものと考えておりますことから、十勝管内教育委員会連絡協議会や十勝町村会、十勝圏活性化推進期成会などの関係機関を通じて、引き続き道に要望するとともに国への働きかけを訴えてまいりたいと考えております。以上で、酒井議員のご質問への答弁とさせていただきます。

再質問 7番 酒井はやみ

再質問いたします。町の義務教育学校に向けた方針案には、義務教育学校を選択した理由として、小学校の施設が老朽化してきたので幕別中学校で9年間の教育を行いたいということ、また今後の方向性を選ぶ保護者アンケートでは、3択の中で義務教育学校が多かったこと、義務教育学校のメリットが大きいことを挙げて、義務教育学校設置を進めることにしたとあります。これを読んで感じたのは、ここに挙げられているこれらの理由は、どこの小中一貫型小中学校にも当てはまる内容ではないかなというふうに感じました。今の幕別小中学校で、義務教育学校を選んだ理由というのがいま一つ見えてこないという気がしました。この説明だけですと、施設が老朽化したら、どこでも義務教育学校がいいのだということになってしまうかなと思うのですけれども、そうではないのではないかと思います。例えば、ちょっと想像するところでは、幕別小中学校は比較的小規模の学校ということですので、教員も子どもたちも一緒になったとしてもお互い見合うことができる規模ですし、教員の集団も大き過ぎると議論もなかなか難しくなるかと思うのですけれども、これぐらいの規模なら教員の議論も活発にできるし、先生方もそれぞれの力を有効に生かせる、例えば、そういったここならではの有効性といいますか、そういう理由があるのかなというふうに思ったところです。また、あと例えば、小中学校もそれぞれ人数が減ってきていて、将来も減ることが見通されていて、集団としての学び合いの環境が保証できないとか、またクラスの人数も 20 人程度になっていくので、例えば特別支援の子どもたちもできるだけ通常学級で学べるような、インクルーシブ教育に着手したいのだとか、例えばそういったここで義務教育学校を開校したいという理由があるのではないかなと思うのですが、改めて幕別小中学校で義務教育学校を選択した理由をお聞きしたいと思います。

答弁 教育長 菅野勇次(教育長は2024年3月まで)

答弁でも申し上げましたけれども、義務教育学校のメリットが非常に大きいということがやっぱり一番だということであります。6・3制以外の教育課程を組むことが可能になるということ、それと学校の教職員が一人の校長のリーダーシップの下で、一つの組織になって、今の小中の教職員が同じベクトルを向いて、より連携しながら教育を進めることができるということ以外にも、義務教育学校に一歩また進めるということは、今行っている小中一貫教育、一つには中1ギャップの緩和ということが一つ大きな目標がありますけれども、義務教育学校にすることによって、9年間の連続性を生かした一貫教育がより進められるということがありますので、さらなる効果が期待できるということがあります。またそれ以外にも、1年生から9年生という幅広い児童生徒、異学年交流することによって、情操教育が高められるということがあります。下級生が上級生に対して憧れを持ったりとか、上級生が下級生に対する思いやりの心が育ったりということが、先行事例等からもお聞きをしておりますので、そういった子どもたちへの効果も非常に大きいということがあって、今回まくべつ学園で。なぜまくべつ学園でというところもあるかと思うのですけれども、まくべつ学園については、一つの小学校と一つの中学校ということがありますので、小学校と中学校が通学区域が一緒ということがありますので、そういったこともあります。それと、長寿命化の関係で、幕別小の校舎が、次期長寿命化の改修の対象施設になっていたということがありますので、そういったことを併せて考えたということであります。

再質問 7番 酒井はやみ

一つ理由として、前半いろいろとお話を伺った中では、どこの小中学校にも当てはまるのかなと思ったのですけれども、一つ小中学校の通学区域が同じということは、ここ独自の理由として理解したところです。ただ、それで言いますと、例えば札内南小学校と札内中学校も同じ通学区域で、そこも将来的には義務教育学校にするというふうになってしまうのかなと思うのですけれども、学校の規模などについては検討対象にはならなかったのでしょうか。

答弁 教育長 菅野勇次(教育長は2024年3月まで)

札内中学校、札内南小学校、通学区域違いますので、札内中学校については、現在で言うと古舞小学校、それから途別小学校も札内中学校の区域になりますので、小学校が3校に対して札内中学校が1校、3対1になりますので、そこではまた距離的な問題もございますし、小中一貫の進め方についても、少しまくべつ学園とはまた違った地域性があると、やりづらさというのか、そういう面もあるということで、どこの学園も同じということではありません。なので、全てが義務教育学校にということではないのですけれども、やはり規模だとか、小学校と中学校が1対1であるだとか、通学区域が一緒であるとか、そういったことも総合的に勘案しながら、義務教育学校というのに向かうには、そこそこの学園で事情だとか地域性が違いますので、違ってくるかなというふうには思っております。

再質問 7番 酒井はやみ

お話しされた範囲での理由なのだなというふうに理解しました。何か現状から変えるというときには、そこに課題が先にあって、その課題をこういう方向で解決したいという方法が後からついてくるのではないかなというふうに思うのですけれども、今回、小中一貫の取組をやってきている前向きな感想も寄せられていますし、効果がたくさん出ていて、さらに進めたいというふうになっていますが、だからこのまま続けようということではなく、義務教育学校にというふうに判断された、ちょっとその理由がいま一つ腑に落ちない気がするところもあります。例えば、現実の子どもたちから、どのような課題がまだ残されているというふうに分析されているのかなという点です。例えば、やっぱりまだ中学校での生活の変化や教員との関係、またテストなどに戸惑い、不安定になる子どもたちの姿があるのだとか、小学校の授業のどこでどの子がつまずいたのか、中学校の先生にはいま一つまだ見えづらい点があるとか、そういう一歩踏み込んだ一貫教育が必要だという、その課題が見えてきているのかどうか、その上での判断なのかどうか、改めて伺います。

答弁 学校教育課長 西田建司(学校教育課長は2024年3月まで)

小中一貫教育を進めてきているその課題といいましょうか、その部分については、もちろん一歩ずつ是正しながら確実な成果を上げてきているのかな、さらにまくべつ学園では、隣接というところもあり、規模というところもあって、本当に進んでいる学園なのかなというふうに認識しております。その中でも、答弁にありましたように、さらに小中一貫教育を進めるという意味合いに関して言うと、まだまだもっと進めなければならないことというのも、もちろんあるのかなというふうに考えているところであります。ですので、まずそういった部分をさらに進めるためにも、小中一貫教育をさらに進めた義務教育学校に取り組んでいく、そういうふうなものを考えたところであります。まず、やはり大きかったのが、酒井議員もおっしゃっていただいたように、長寿命化のほうで進めてきていたというところあるかと思います。ですので、時期というところも、その辺を踏まえて、今回の議論に至っているというところもあろうかと思います。

再質問 7番 酒井はやみ

小中一貫をさらに進めなければならない部分というのは、具体的にありましたらお願いします。

答弁 学校教育課長 西田建司(学校教育課長は2024年3月まで)

まくべつ学園のほうでいきますと、成果といたしましては、乗り入れ授業による学力向上の成果、得点で現れています。全国学調の正答率が上がったり、小学校英検において好成績を収めている。中1ギャップの緩和も図られて不登校の新規発生が抑えられているというのは、実は、3年ベースでどんどん幕別中学校の不登校の人数も落ちていますし、1年生の不登校の人数も少なくなってきているところであります。ただ、そういうふうに成果を上げていますけれども、そういうような生徒指導であったり、またさらに特別支援教育のほうのさらなる充実、そういったものも進めていかなければならないというところで、具体例で言いますと、この2点まず申し上げるのですけれども、そういったところを進めなければならないというふうに考えているところであります。

再質問 7番 酒井はやみ

義務教育学校になるに当たって、メリットもありますが、挙げられているデメリットのほうも相当なものがあるかなというふうに思います。5、6年生がリーダーシップを発揮する機会がなくなるだとか、小学生の時期ならではのやんちゃさを温かく見守ってもらいながら、一人ひとりの子どもたちのよさを、先生方にも仲間にも十分認めてもらえる、そういう時期を通じて、次の中学校に進むのだという大きな節目を迎えるのですが、その節目もなくなります。でも、町はそういうデメリットも、具体的な運営方法で軽減できるとしています。そこで、先生方の議論の内容を伺いたいと思うのですが、学校の在り方が変わることで、子どもたちの発達にとってどんな影響があるのか、デメリットもこういうふうにやれば解消できると、先生方が膝を突き合わせて議論をして大丈夫だとなったのなら、まだ安心できるかなと思うのですが、子どもたちの一番そばにいる、学校の教育の専門家の先生方の議論が、いま一つ見えてこない気がしています。先生方の議論を通じて、そうした結論に至ったのかどうか、先生方の議論の内容を伺います。

答弁 学校教育課長 西田建司(学校教育課長は2024年3月まで)

教職員の議論ということなのですけれども、まず前提としてあるのは、ずっと申し上げているとおり、令和元年から小中一貫教育に取り組んで、まくべつ学園では乗り入れ授業等、さらに教職員の交流というのが進んでおります。そういったところから、まず小中一貫教育については、皆さんご理解いただきながら進めてきているのかなというふうに考えているところであります。さらにそこから一歩進んで、また義務教育学校という部分では、いろいろ交流を通じて、例えば小中一貫教育の中で教職員の交流でいきますと、同じ小中で同じテーマを持って、研修会、こういったものを開催したりだとかということで、確実に義務教育学校に向けた、見据えた、そういう研修だとか、そういう取組がなされてきております。また、先生の声でご紹介すると、児童生徒の変容する姿、確信を持っているというようなことも聞いております。ですから、小中一貫教育を進めることによって、子どもたちが変わってきていると、先ほども不登校の数でも、具体的な数申し上げていないですけれども、減ってきているというところからも、先生方も確信しているというような、そういった声も聞いているところであります。

再質問 7番 酒井はやみ

ちょっとお伺いしたことは、デメリットについてのこのように解決できるという議論、またこのデメリットはこれぐらい大問題だよというような議論、その辺についてもしあれば、なかったらいいですので。

答弁 教育長 菅野勇次(教育長は2024年3月まで)

先ほど言われたデメリットで一番大きなものは、小学校6年生のリーダーシップを発揮する場面がなくなるのではないかというようなお話でしたけれども、例えばそれについても、これから内容は検討していくことにはなるのですけれども、他の先行事例等を見ると、初等部4年、中等部3年、高等部2年という区切りにした場合には、例えば4年生で、大空学園の場合で言うと、夢の式ということで一定の区切りを設けると。そこでの学校行事の中で、例えば4年生がリーダーシップを発揮する場面をつくる。それから6年生では、立志式という小学校の卒業式に代わる式を設けているというようなことをやられているようです。その中で6年生がリーダーシップを発揮するというようなことは考えられますので、そういった軽減はなされる、私どもが言っている運営の中の工夫によって軽減されるということもありますし、逆に4年生がそういう夢の式でリーダーシップを発揮するというようなことも出てくるというふうに思いますので、そういった面でデメリットはなくなるというか、軽減できるというふうには確信はしております。

再質問 7番 酒井はやみ

先生方の議論を伺いたかったのですが、その点についてされていないようでしたら、また先生方が議論していただける場を持っていただいて、また全体にも返していただきたいなというふうに思います。特に5、6年生を受け持つ先生方は、その大事な時期を通じて、中学校へ送り出す重みを感じておられると思いますので、そうした先生方も含めて、これで大丈夫だというふうな方向性が見えるように議論していただけたらと思います。現在の幕別の小中一貫型教育の現状について、どんな課題が残されているかを明らかにして、乗り越えるべきデメリットがどのようなものなのかも共有されていないと、ただ義務教育学校になったからよくなるというわけではないと思います。義務教育学校になったとしても、決まっていることは、教職員が一つの集団になって9年間の教育を担うということだけで、あとは学年区分や行事などは実態に応じて決めることになっていきます。課題として、よく中1ギャップの解消が上げられていますけれども、その中身についても慎重であるべきだと思います。これ以前の一般質問でも議論になったことがあるかと思いますが、文部科学省自身が「『中1ギャップ』の真実」という、こうした資料を出しています。ここには、このように書かれています。「あたかも中学になる段階で突然何かが起きるかのようなイメージや、学校制度の違いという外的要因が不登校やいじめなど種々の問題の主要因であるかのようなイメージを抱くと、問題の本質や所在を見誤り、誤った対応をしかねない。実際に何が起きているのかを冷静に捉えることから始める必要がある」とあります。実際には、小学校時代から発生している課題や、つまずきの積み残しであったり、家庭や社会全体の不安定さが子どもの心にも反映し、思春期と相まって中学生の不安定さが出てきているというふうにも言えると思います。そうした大きな枠で捉えないと、誤った対応になると警鐘を鳴らしています。そして次のように書いています。「安易な表現に振り回されることなく、自分の中学校区が抱える地域・家庭・児童生徒の課題を見据え、教師や学校が取り組むべき課題を見極めることが大事」と書いています。保護者への説明の際にも、この中1ギャップの言葉の使い方を慎重にするべきだと思いますし、幕別小中学校の子どもたちが抱える課題を見極めることが大事だという指摘だと思います。どういう学校の形になるにしても、現場の子どもたちの実態からどういう教育環境が必要なのか、そこが教員や保護者や地域の間で議論されて共有されないと、どんな学年区分がいいのか、教員の授業の体制はどういう形がいいのか、行事はどうするのがいいのかなど、方向性が定まってこないのではないかと思います。そのあたり整理する必要があるのではないかと思いますが、いかがお考えでしょうか。

答弁 教育長 菅野勇次(教育長は2024年3月まで)

まず、先ほどの先生方の議論をされているのかという話ですけれども、ちょっと答弁が漏れていましたけれども、先生方の中でも当然議論はしております。デメリット、メリットについてもしておりますので、そんな中でさっき言ったような話も出ているということでございます。それと、中1ギャップのお話ありましたけれども、中1ギャップの関係については、小中一貫教育を導入した段階からの話でありまして、導入した段階、つまり 28 年に小中一貫の構想をつくっておりますけれども、本町においては平成 30 年にモデル事業、まくべつ学園と札内東学園でモデル事業、令和元年から本格実施という形になっておりますけれども、本町の場合は、その中1ギャップがあるということを想定して、確かにあるということを想定して、小中一貫教育に取り組んできたわけなのですけれども、その中で、現実的に中1のときに不登校の数が増えるという傾向がございましたので、そういったことがあったことも含めて小中一貫に取り組もうということになりましたので、それをさらに進めるということでございます。中1ギャップについては、よく解消という言い方をするのですけれども、解消というのは、なくなること自体がどうなのだという議論もありますので、最近は緩和という言葉を使ってはいるのですけれども、そういったことも含めて存在するということで、今後についても、学校とも十分協議をしながら進めてまいりたいというふうに思っております。

再質問 7番 酒井はやみ

これからどういう学校にしていくかということを考える上で、現場の子どもたちの実態から、どういう環境が必要なのかということを分析して整理していかないと、こういう学校にしようという中身が定まっていかないのではないかということで、今の子どもたちの現状や課題を現場から導き出す必要があるのではないかという意味で伺ったのですけれど、そのあたりは特に必要ないという考えでしょうか。

答弁 学校教育課長 西田建司(学校教育課長は2024年3月まで)

今の酒井議員のお話、全くそのとおりかなと思います。そういった課題、現状、踏まえた上で進めていくということで、先ほど答弁の中にもありましたように、そういうことを踏まえて義務教育学校の中身、教育課程区分だったり、指導形態、授業時間、テスト形態などについては、今後、まくべつ学園と、まず、まさに教職員の皆さまと十分に協議をした上で進めていくというものでございます。

再質問 7番 酒井はやみ

次の質問に移ります。次に、地域や保護者の理解を得たというふうにこの方針案にはあるのですけれども、それのことについてです。保護者や地域のアンケートの話が出ていました。昨年5月のアンケートで、3択で聞いた結果が載っていました。そのアンケートの結果は、施設分離型、現在の形です、施設分離型の小中一貫校がいいというふうに答えたのが 28.9 パーセント、小学校か中学校かいずれかの施設での小中一貫校がいいと答えたのが 32.7 パーセントと、その二つ、小中一貫型小学校中学校がいいと答えた割合が合わせて61.6 パーセントとなっています。それに加えて、義務教育学校と答えた割合が 35.2 パーセント。義務教育学校と答えた人が一番多いということだったのですが、小中一貫型の小中学校がいいという答えのほうが 61.6 パーセントというふうな数字とも見て取れます。これは、積極的に義務教育学校がいいと十分判断できている状況ではないというふうに見るべきではないかと思いました。また、昨年9月の地域説明会でも、その場で疑問や意見を言う人がなかったので、理解を得たものというふうにしていますが、その場で意見を言うというのは、なかなかハードルが高いのではないかなと思います。私も何人かの幼稚園や小学校の保護者から声が寄せられたので、ちょっと一部紹介したいと思います。「教員総数は変わらないのに、大空学園のように5年生から定期テストや部活参加になれば、本当に指導が行き届くのか不安」「運動会や学習発表会は9学年一斉に実施なのか」「制服やジャージの色や購入は何年生からどうなるのか、お金のかかることは早めに知りたい」「制服やジャージなどを中学生からにしてほしい。小5からになると中3までに買い替えが必要になり、経済的に負担」「分からないことがあり過ぎて不安」「意見を言える場を設けてほしい」というものでした。パブリックコメントにも同じような内容が、熱心な意見が寄せられていました。3択アンケートの結果やこうした保護者の声を伺いますと、資料には理解を得たとありますが、まだまだ理解を得た、総意となったと言っていいのかどうかという状況だと思いますが、その点についてどうお考えでしょうか。

答弁 学校教育課長 西田建司(学校教育課長は2024年3月まで)

昨年実施したアンケートの結果ということで、こちら今、酒井議員がおっしゃったように、施設分離型、施設一体型、小中一貫教育も六十何パーセントあったのではないかというようなお話なのですけれども、逆に言うと、施設一体型の小中一貫教育と義務教育学校、こちら足して 67.9 パーセントということで、まず一つになることに対して皆さまの理解を得ているのかなと。そういったところで、さらに先ほどもお話ししたように、小中一貫教育をさらに進めるためには、義務教育学校、こちらのほうを進めるべきだというところで考えたところであり、さらに先ほど答弁で申し上げましたとおり、メリットも十分大きいということから、そちらのほうに至ったということでございます。

再質問 7番 酒井はやみ

私は、保護者や地域の皆さんに十分理解を得たというふうに判断できるのかどうかという点について伺ったのですが、どうお考えでしょうか。

答弁 教育長 菅野勇次(教育長は2024年3月まで)

説明会と、それから保護者懇談会と、それから講演会等々を行っております。そうした中で、全ての保護者、全ての地域の方に理解をもらったというふうには思ってはおりませんけれども、一定の理解はやはりいただいたのかなというふうに思っております。

再質問 7番 酒井はやみ

先ほどお伝えしたような声がたくさん出されていますので、答弁の中でも、これからいろいろ議論や意見を吸い上げる機会を持つということですので、丁寧にしていく必要があるかなというふうに思っています。次の質問に移ります。これまで、子どもたちへの説明、意見交換は、まだされていないということでした。義務教育学校と決定するまでには、まだしていないということだったのですけれども、高学年や中学校には児童会や生徒会もあります。子どもたちには、自分たちに関わることは自分たちで決める権利もあります。ですので、そういったところできちんと、こういった学校づくりを検討しているのだけれど、どうだろうかということを持ちかけることが大事だったのではないかなというふうに思うのですが、そうされなかった理由は何かあるのでしょうか。

答弁 教育長 菅野勇次(教育長は2024年3月まで)

そこの部分は、私どもも少し反省する部分であるというふうには認識をしておりまして、そこは聞く場面があってもよかったのかなというふうには思っております。

再質問 7番 酒井はやみ

子どもたちに関わることについて、まず子どもたちをきちんと議論の中に入れていくということは、どの場面でも必要かなというふうに思います。これからできる形を十分考えて、児童会・生徒会などにも提案、提起して議論を呼びかけてほしいなというふうに思います。あと、大空学園で実施されている5年生からの 50 分授業、定期テスト、部活動の導入についてです。定期テストについてですが、そもそもテストを5年生の学年から導入することについて、懸念の声も聞かれています。そもそも5年生からの定期テストが必要なのかというところから議論が必要になってくると思います。大空学園では、現在の小学校で行っている単元テストではなく、5年生からは、先生が範囲を指定して、先生が作る定期テストが行われていると伺っています。大空学園でのテストの在り方について、取り組んでみての課題など、聞かれていたら教えていただけますか。

答弁 学校教育課長 西田建司(学校教育課長は2024年3月まで)

これまでも大空学園、校長先生に講演会にお越しいただいたり、私たちも視察に行って、いろんなお話を聞かせていただきました。取組については、酒井議員おっしゃるとおりなのですけれども、ただ、むしろ学力向上等、大変メリットがあると、効果が上がっているというような声をいただいております。いずれにいたしましても、先ほど答弁にありますように、こちらのほうは、教育課程区分や教科担任制にも関わってくる話かと思いますので、今後そういった議論になっていくのかなというふうに考えております。

再質問 7番 酒井はやみ

大空学園では、テストの結果を全て点数になりますよね。それを中学校みたいに、全部順位まで出しているというふうにちょっと伺いました。そういう対応になっていくとすれば、どこまでその情報を共有するのか、保護者までいくのか、子どもたちにまでいくのか、その必要性があるのかどうかとかいう議論にまでなっていくかと思うのですが、そういった順位まで全部出していくということに対しては、いろんなストレスをまた生むことにもつながります。そのあたり慎重にしていく考えはおありですか。

答弁 学校教育課長 西田建司(学校教育課長は2024年3月まで)

何度も申し上げますけれども、まくべつ学園、教職員の皆さんも含めて皆さまで、今後、今お話しあったような部分を協議させていただきたいというふうに考えております。

再質問 7番 酒井はやみ

分かりました。今後の意見を出し合える場についてです。教員や子どもたちや保護者、地域の皆さんが、これからの教育施設をどういうふうにしていくかというのを、主体的に話し合う絶好の機会にもなっていくと思います。子どもたちをどう育てていくのか、ひいてはこれからの地域をどうつくっていくのか、地域や若い世代が主体的な話合いを活性化させる機会にもなり得ると思います。開校準備委員会は、保護者代表の方も入っていますが、保護者の総意を集約して代表として参加されているのか、代表として、そこの意見を集約するような仕組みを、保護者会や PTA、運営協議会が行っているのかどうか伺います。

答弁 学校教育課長 西田建司(学校教育課長は2024年3月まで)

幕別町義務教育学校開校準備委員会なのですが、条例提案をさせていただいて附属機関ということになっております。その中で、それぞれ地域の保護者代表であったり、関係団体の代表、識見を有する者という区分を設けて選出いただいている、委嘱しているということなので、今、酒井議員がおっしゃる、地域の学校、保護者の皆さまの総意で、その方に出ていただいているわけではなく、そういった意味では、代表と言われる PTA 会長であったりだとか、そういった保護者の方に出ていただいて、意見を伺っているということになります。

再質問 7番 酒井はやみ

今の PTA の現状でしたら、それほど保護者のいろんな意見をその代表が聞くような機会もありませんし、保護者のいろんな意見を開校準備委員会に届けていくという形にも、なかなかなり得ないのかなというふうに思います。PTA として保護者の意見を集約できるようなプラットフォームを持つとか、何か自由に意見が出せるような工夫が必要なのではないかなというふうに思うのですが、開校準備委員会では、そういう意見を出し合える工夫について何か検討されていますか。

答弁 学校教育課長 西田建司(学校教育課長は2024年3月まで)

まず、先ほども答弁でお話ししていますように、地域説明会の開催ももちろん考えているところなのですが、幕別小中学校のそれぞれの保護者懇談会、そういったところでも、そういった意見を聞いていただくような場になってくるのかなというふうに考えております。あと、PTA が今そういう機能を有していないというようなお話かと思いますけれども、そうではなく、やはり委員会の中でも代表で出ていただいた方からは、指定ジャージがどうなるというような、そういった具体的な話もいただいております。ですので、必ずしも意見を集約されてきていないということではなく、十分地域とか保護者皆さまの意見を酌み取って出席いただいているのかなというふうに考えているところであります。

再質問 7番 酒井はやみ

ぜひ意見を集約できるような取組を強化していただきたいと思います。保護者からこういう声もありました。「せっかく義務教育学校になるのなら、大空の全体像そのまままねするのではなく、幕別町はどのような子どもを育てたいのかという原点を見つめ、地域事情を考慮して、児童生徒が生き生きと目を輝かせて学校生活を送れるような、そんな学校になることを願っています」とあります。ぜひこうした願いも酌み取っていただきたいと思います。終わります。

出典:幕別町議会 令和6年第1回定例会 2024年3月12日 議事録 PDF(85ページ) 間違いを知らせる