音更町議会 令和元年第4回定例会 2019年12月16日
公営住宅の状況と課題について
2019年12月16日、音更町議会の一般質問で、神長基子議員が「公営住宅の状況と課題について」質問し、町長 小野信次、建設水道部庁舎改修技術担当部長兼建築住宅課長 岩舘和昌、副町長 高木収が答弁しました。
- 質問者
- 神長基子 議員
- 答弁者
- 町長 小野信次、建設水道部庁舎改修技術担当部長兼建築住宅課長 岩舘和昌、副町長 高木収
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 3番 神長基子
通告に従いまして、公営住宅の状況と課題について一般質問を行います。安全で安心して住み続けられる住まいは誰もが切に願うことでありますが、貧困と格差が拡大する中で、住宅の貧困が全国的に広がっています。平成29年10月25日、改正住宅セーフティネット法が施行され、民間賃貸住宅などを活用した住宅困窮者への新たな制度が始まりましたが、2年を経てもこの制度による登録住宅は目標にほど遠い状況にあります。国土交通省は、制度スタート時に住宅セーフティネットの根幹である公営住宅との認識を示されましたが、実態は機能していない状況にあると言えます。そのような中で、実際に公営住宅の応募者は全国で毎年約60万世帯、本町におきましても、9月に行われた決算審査特別委員会の中で120件を超える申し込みがあることを確認いたしました。少なくない方々が公営住宅を強く望んでいる背景には、厳しい生活実態による将来不安があると捉え、入居待機者が応募の約半数を占める現状を改善する施策を強化すべきと考えます。本町は今年度が、住生活基本計画及び公営住宅等、「長寿化」とありますが、これは「長寿命化」です。長寿命化計画の次期計画を策定する年度でありますが、住まいは人権を保障する自治体の役割が最大限に発揮される計画になるよう求めまして、以下の点についてお伺いいたします。1、改正住宅セーフティネット法の施行により始まった新制度の現状に対する町の認識は。2、住生活基本計画及び公営住宅等長寿命化計画の策定に当たり、住宅確保要配慮者に関する視点はどのように盛り込まれるか。3、公営住宅の提供、入居基準等に関する町の課題は。4、本町における公営住宅入居応募者の世帯人員構成割合の内訳は。5、高齢化対応及びバリアフリー対応の現状と今後の見通しは。6、公営住宅管理標準条例の改正に伴う町の対応は。7、住宅確保要配慮者居住支援協議会の設立について町の見解は。以上、御答弁をお願いいたします。
答弁 町長 小野信次
公営住宅の状況と課題についての御質問にお答えいたします。はじめに、新制度の現状に対する認識及び計画策定に当たっての住宅確保要配慮者に関する視点並びに住宅確保要配慮者居住支援協議会の設立に関する見解につきましては、関連がありますので一括してお答えをいたします。質問にありますように、空き家を活用した低所得者、高齢者、障がい者、子育て世帯等の住宅確保要配慮者に対する法改正が行われ、住宅確保要配慮者の入居を拒まないセーフティネット制度が開始されました。この制度は、住宅確保要配慮者向け賃貸住宅の登録制度の創設、登録住宅の改修や入居者への経済的支援、住宅確保要配慮者に対する居住支援の3点が主な内容となっております。本町ではこの制度を活用し、道に登録され、家賃が債務保証を減額して賃貸する住宅に公営住宅の収入基準以下の高齢者、障がい者世帯が入居した場合に、住宅の所有者に対する最長で10年間、月額2万円を上限に家賃の低減額を、債務保証料については入居時1回に限り、保証業者に対して6万円を上限に保証料の低減額を助成する制度を平成30年に創設しております。現在、道内で助成制度を設けている自治体は本町を含め2市町でありますが、道が登録されている住宅は56件と少なく、町内には登録物件がないことから、これまで補助の実績はありません。今後は、住宅確保要配慮者の増加が見込まれることや民間の空き家、空き室も増えてくるものと思いますので、道や不動産関係者等と連携して住宅のオーナーに制度の周知を図り、登録住宅を増やしていく必要があると認識をしております。公営住宅は、基本的には住宅に困窮する低所得者に対し、低廉な家賃で供給されるものであり、住宅セーフティネットとしての大きな役割を担っているものと認識しております。本年度進めております住生活基本計画及び公営住宅等長寿命化計画の策定に当たりましては、住宅確保要配慮者に対する住宅供給の官民一体による推進について、両計画に盛り込みたいと考えております。住宅セーフティネット法では、住宅確保要配慮者の民間賃貸住宅等への円滑な入居の促進を図るため、地方公共団体や関係業者、入居支援団体等が連携し、住宅確保要配慮者及び民間住宅の賃貸人の双方に対し、住宅情報の提供等の支援を行うため、住宅確保要配慮者支援協議会を組織することができるとされております。本町は道が主体となって組織する北海道居住支援協議会の構成員となっており、この協議会を通じて住宅情報の提供等の支援が行われていることから、町独自で協議会を設立する考えは持ち合わせておりませんので、御理解いただきたいと存じます。次に、公営住宅の提供、入居基準等に関する課題についてでありますが、本町では、現在988戸の公営住宅を管理しておりますが、昭和40年代から50年代に建設したものが全体の約3分の1を占め、その多くは簡易耐火平屋建てで、既に30年の耐用年数を経過していることから、計画的な更新を進めてきております。平成29年度からは、柳町団地の建て替えにおいて、民間事業者の提案により設計・建設した住宅を公営住宅として買い取る手法を導入しており、30年度に6棟24戸が完成し、本年度は5棟20戸が建設中であります。また、26年度からは子育て世帯向け民間賃貸住宅家賃補助事業により民間賃貸住宅を活用し、これまでに35件の子育て世帯に補助するなど、民間の物件を活用しながら住宅の供給に努めているところです。公営住宅の入居に当たっては、原則として3LDKなど広い住宅は3人以上の世帯を対象としておりますが、入居時には夫婦と子供世帯など広い住宅を必要としていた世帯が、子供の独立などにより単身となってもそのまま住んでいることがある一方で、入居後に子供が増えると広い住宅を望む世帯があるなど、住宅のミスマッチが見受けられることから、住み替えの希望がある場合には、該当する住宅が空いたときに住み替えをしていただいております。住宅を空けていただく場合は、居住地が変わるなどの課題もあるところですが、入居者の御理解を得られるよう丁寧な相談を行い、お互いが住みよい環境づくりに努めてまいります。次に、公営住宅入居応募者の世帯人員割の内訳についてでありますが、平成30年度の応募は実件数で117件となっております。世帯人員別の内訳は、単身世帯が48件で41.0%、2人世帯が38件で32.5%、3人世帯が23件で19.7%、4人以上の世帯が8件で6.8%となっており、単身世帯と2人世帯を合わせると73.5%となり、大半を占めております。また、65歳以上の単身高齢者37件と高齢者のみで構成する世帯12件を合わせると49件で、申し込みの41.9%が高齢者世帯となっております。次に、高齢化及びバリアフリー対応の現状と今後の見通しについてでありますが、本町では、入居者を高齢者や障がい者に限定して応募する特定目的住宅を高齢者向けに127戸、障がい者向けに36戸整備しておりますが、近年は、全ての住宅をユニバーサルデザイン化し、高齢者や障がい者に配慮したあらゆる人が入居できる住宅として整備しており、今後につきましても同様に整備を進めてまいります。最後に、公営住宅管理標準条例の改正に伴う対応についてでありますが、平成29年5月26日に民法の一部を改正する法律が制定され、来年の4月1日から施行されます。これにより、保証人の保護に関する改正が行われ、建物の賃貸借契約に係る保証にあっては、極度額を定めなければその効力が生じなくなります。公営住宅においても来年4月1日以後に、連帯保証人を求めるためには、保証の極度額を定める必要があります。近年、身寄りのない単身高齢者が増加していることなどを踏まえると、今後、公営住宅への入居に際し、連帯保証人を確保することがより一層困難になることが想定されるほか、保証人の極度額を定めることで連帯保証人のなり手がさらに不足することが懸念されます。こうしたことから国は公営住宅管理標準条例の改正を行い、連帯保証人の確保を公営住宅への入居に際しての前提とする考えを転換し、入居手続において保証人と連署する請書提出の義務づけを削除いたしました。現在本町では、入居者が3カ月以上家賃を滞納した場合に保証人に対し毎月数件程度、納入指導依頼書を送付などしておりますが、家賃は遅滞があっても入居者から納付していただいており、多くの保証人には、入居者と連絡がとれない場合などの緊急連絡先としての役割を担っていただいております。本町では、標準条例の改正を踏まえて、公営住宅への入居の支障とならないよう、今後、連帯保証人にかえて緊急連絡先の提出を求めることについて、住宅委員会にもお諮りをし、検討してまいりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。
再質問 3番 神長基子
一括ということで答弁いただきましたので、ちょっと再質問のほうも中身が若干前後しながらというふうになってしまうかもしれませんが、御容赦願いたいと思います。セーフティネット法の関係で冒頭のほうで御答弁いただきました。たびたび私も状況を確認させていただいていたんですけれども、町内に関しては登録物件はないということでございますので、助成制度を道内で設けている自治体が極めて少ない中で音更町はこの助成制度を創設しております。そうしたことについては大変評価をしたいところでありますが、実際に登録物件がないという点では、支援に結びつかない、そういった現状があるというふうに思います。この登録物件というのが一向に増えていかないといったことの理由としてはどのように分析をされているのか、まずお伺いしたいと思います。
答弁 建設水道部庁舎改修技術担当部長兼建築住宅課長 岩舘和昌
セーフティネット住宅が始まりまして既に2年が経過しようというところであります。本町におきましても登録住宅に対する補助制度ということで当初から制度を設けておりますが、残念ながら今議員おっしゃるように登録住宅が少ないということ、町に、音更町に登録住宅が今ないということから補助制度は実績としてはございません。それで、今登録が進まない理由はというような御質問でありますが、当初からこれは懸念されていたところではありますが、住宅確保要配慮者といいますのが高齢者であったり障がい者であったり、子育て世帯であったり外国人であったりというような、やはり住宅確保、自分で住宅を確保することがなかなか難しい方、なおかつ、賃貸人側からいいますと、高齢者であれば孤独死の問題ですとか、子育て世帯であれば音の問題ですとか、管理する側として入居する際に懸念する事項が多々あるというような方が要配慮者としてなっております。そんなことから、この制度の周知は北海道を通じて何度か宅建協会等に周知はしているところではありますが、そういった懸念を払拭するまでにはなかなか至らないといいますか、多少の空きはあったとしても登録住宅までに進展していないというのが実態かなというふうに考えております。
再質問 3番 神長基子
そうしますと家主側のほうの心理的な部分がネックになっているのかなというふうに思います。これがこの制度があることによって今後どのようにそこが変わっていくのかというのはちょっと私も非常に難しい部分があるのかなというふうに思っているんですけれども、基本的にこれは道のほうが登録住宅を増やしていくというようなことなんだろうとは思うんですけれども、町としては音更町内で増やしていくためのアプローチというのはできないものなのか、また、そういった努力はされているのかどうか、あわせてお伺いしたいと思います。
答弁 建設水道部庁舎改修技術担当部長兼建築住宅課長 岩舘和昌
登録住宅を増やすためにということでありますが、町では広報に、4月号と8月号に年2回こういった制度がありますということで、住宅を登録していただけませんかというようなことでの呼びかけはしているところであります。また、業界団体での説明会というところでは、北海道が説明会に出向く際に、町として補助制度を持っているということのPRも含めまして説明会に同行いたしまして、不動産業界への説明の際に町の情報を提供しているというようなことをやっている状況でございます。
再質問 3番 神長基子
今のところでちょっと確認をしたいんですけれども、広報での周知というところはわかるんですけれども、実際に町内の例えば家主さんたちが加盟している不動産の団体ですとかそういったところと直接膝詰めで協議をするだとか、そういった場面というのは設けられているのでしょうか、お伺いいたします。
答弁 建設水道部庁舎改修技術担当部長兼建築住宅課長 岩舘和昌
先ほど申し上げましたように北海道が主体となって説明会をやる場面で同行しているということはございます。また、不動産業者を町が主体となって、町が集めて説明会というようなことはやっていないわけではありますが、町のほうにこの制度以外にも子育て世帯向けの家賃補助住宅ですとか空き家バンクの登録ですとか、そういった場面で不動産業者とお会いする機会が多々あります。そういった場面ではこの制度があるということをその都度説明させていただいているというところでございます。
再質問 3番 神長基子
わかりました。本来は公営住宅の部分で十分に供給がなされていればこういったセーフティネットの新制度、こういう状況を打開する動きというのが鈍くなってもいたし方がないのかなというふうに思うんですけれども、一方で公営住宅も全体として待機者が出ているという状況を鑑みますと、十分ではないというふうに私は捉えております。住宅政策というのをこの際抜本的に見直していく必要もあるのではないかなというふうに思うわけなんですけれども、住宅にかかわっては2006年、住生活基本法ということで、いわゆる住宅政策の基本となる法律ですけれども、これが制定されて、この中で、国と地方公共団体は国民の居住の安定の確保のために公営住宅の供給を行う、こういったことがこの法の中で明記されているわけなんですけれども、それにもかかわらず、全国の数字ですけれども、2006年の時点で219万戸公営住宅があったのが、2016年、10年で216万戸ということで3万戸減少しているんです。本町の管理戸数ということで、先ほど答弁の中で988戸管理しているということなんですけれども、この2006年当時からの推移ということではどのような状況になっているのかお伺いいたします。休憩(午前11時58分)
答弁 建設水道部庁舎改修技術担当部長兼建築住宅課長 岩舘和昌
2006年からの管理戸数の推移というようなことの御質問でございました。まず年度ごとに申し上げます。2006年度が994戸、翌年2007年が1,026戸、翌年2008年が1,056、2009年が1,048、2010年、1,005戸、2010年、11年が1,005戸であります。2012年、1,037戸、2013年975戸、2014年、15年が976戸、2016年から本年度までが988戸ということでございまして、この間に桜が丘団地の建て替え、鈴蘭団地の建て替え、それから梢団地の建て替え、今現在柳町をやっておりますが、その団地の建て替えにおいてほぼ同数を建て替えておりまして、2006年の994戸が今現在で988戸と、この間で見ますと6戸減少したというようなことでございます。
再質問 3番 神長基子
2006年の994戸から比較しますと6戸ということなんですが、ピーク時は、今の御答弁の中でいきますと2008年の1,056戸というのをピークに、そこから減少しているというような状況なのかなというふうに思います。それで、では988戸の中で実際に空き家の状況に、空き家の状態になっている入居募集を行わない、もう今後行わないというそういった空き家、それから多少の維持補修をすれば今後もまだ入居が見込める、そういった空き家等もあるのかなと思いますが、その分の内訳について、これは現状で結構ですのでお伺いいたします。
答弁 建設水道部庁舎改修技術担当部長兼建築住宅課長 岩舘和昌
まず先ほどの戸数についてでありますが、建て替えている最中につきましては募集停止して壊す寸前のといいますか、そういった住宅もカウントしておりますので、2008年に1,056戸がピークでありますが、このときには梢団地の解体、それから鈴蘭団地の解体が控えていたというようなことで、今の状況でいいますとほぼ変わらない状況なのかなというふうなところであります。それから、空き家の状況でありますが、空き家につきましては、今後建て替えを予定していて新たな入居を募集しないというような政策空き家としてカウントしておりますのが30年度末で申し上げますと27戸ございます。また、その30年度末の修理中の空き家といいますか入居待ちの空き家につきましては19戸ございました。以上でございます。
再質問 3番 神長基子
この中には十勝川温泉のほうの住宅ですとかそういったところも、もうこれ以上は入居は募集しないというようなところもこの27戸の中に含まれてくるかなというふうに思います。それで、決算のときに待機の状況等も確認させていただいたんですが、平成26年の数字で待機が59件と。平成31年度予算の時点で待機が68件ということではあるんです。この一定の待機者がいるという中で供給はこれで十分なのかどうかと。増やす、建設するという計画にはなっておりませんけれども、その大きな理由というのは何なのか、その点についてお伺いいたします。
答弁 建設水道部庁舎改修技術担当部長兼建築住宅課長 岩舘和昌
公営住宅待機者という御指摘でありますが、町のほうでは、公営住宅に申し込んで待機しているということではございませんで、申し込みしたけれども入居に至らなかったというような表現させていただいております。件数でありますが、先ほど29年度で59件、それから30年度で68件ということで御指摘いただきましたが、30年度につきましては、年度末決算までいきまして入居に至らなかった方が66件ということであります。この数字でありますが、公営住宅に申し込んで、その後抽選会があったり、該当する住宅に空きが出たので住宅を見ませんかというような御案内を差し上げるんですが、そんな中で、自分の思っていた住宅ではなかったといいますか、新しい住宅には申し込むんだけれども古い住宅では入居しないというような方もかなりな数いらっしゃいます。また、申し込み者の申し込み状況を申し上げますと、確かに新しい住宅についても家賃2万円前後でといいますか、2万円程度で第1階層の方であれば入居できるというようなことがありまして、新しい住宅に申し込みされるというのは十分よくわかるんですけれども、本当に住宅に困窮しているということから考えますと古い住宅であっても入居するのではないかというようなことがございまして、先ほど言いました年度末で19件の空き家がありますが、ここの空き家について入居するかどうかというような御案内をしたときに、断る方がかなりな数いるというようなこともございます。建て替えに当たりましては、土地の状況ですとか、それから今住んでいる方の移転先というようなこと、それから今後の人口の動向だとかを考えた上で戸数を算定といいますかカウントさせていただいておりますが、そんな中で、これまでの経緯でいきますと、梢団地、鈴蘭団地、それから桜が丘団地等につきましてはほぼ同数の建て替えをしてきているというような状況でございます。
再質問 3番 神長基子
今入居に至らなかったというような、そういった答弁がされていたなと思うんですけれども、管理戸数の推移等についてもお答えいただきましたが、全体としてはほぼ変わらない、そういった数を維持してきたんだというようなことだと思いますので、この辺については理解をいたしました。それで、入居者の状況について、はじめに御答弁いただいたんですけれども、単身者、また2人世帯というのが増えてきているというような状況です。単身世帯が41%、2人世帯で32.5%と。合わせて73.5%ということですけれども、今の公営住宅の長寿命化計画、これは平成28年に策定されていると思いますが、この中の数字で見ますと、2人世帯、単身世帯と合わせてまだ7割には届いていなかったと思うんです。たしか66.4%というふうに私は数字を押さえていたんですが、66.4%から今この7割台にまで上昇しているということで、この部分、特に単身で高齢者の方のニーズというのが今後どういうふうに推移していくのかというのは担当の方のほうではどのように見込んでおられるのかお伺いいたします。
答弁 建設水道部庁舎改修技術担当部長兼建築住宅課長 岩舘和昌
入居者の年齢構成で申し上げますと……。失礼しました、年齢でありません。世帯人員の構成で申し上げますと、単身者とそれから2人世帯までの方が70%になっていると。これは最新のといいますか、ことしの4月1日現在の入居者の年齢ということで調査した段階でありますが、70%になっているというようなことから、以前調べたときよりも徐々に上がってきているというのは確かだと思います。また、申し込み者の世帯人員の構成について申し上げましても、平成25年当時は単身世帯が22%であったものが30年度では41%まで増えている。2人世帯までを合計しましても、25年度が58%であったものが30年度で73%まで上がっているというようなことで、確かに少人数世帯が申し込む方が多い、また公営住宅においてもそういった世帯が多いというようなことでありまして、最近建て替えでやっております柳町団地につきましてはその辺も考慮いたしまして、3LDKの大きな住戸はここの第1工区、第2工区では整備しておりません。1LDKと2LDKを半々の数で整備しておりまして、少人数世帯にも対応しやすいといいますか、対応できるような形で考えているところでございます。
再質問 3番 神長基子
これからも単身者、それから2人世帯、そういった世帯が増えていくんだろうというふうに思いますし、そういった見込みに沿って本町における建て替えも世帯数に応じた間取りといいますか、そういったことで考慮されているんだなというふうには思います。その今の計画の中で見ますと、単身者が申し込みできる住居というのは公営住宅の中で全体の47.5%と。これは町が管理する分だけですので、道営住宅はこの中に含まれていないんだと思うんですけれども、こういった実態がありまして、今建て替えされている部分については確かに単身者、また2人世帯向けということでなってきておりますけれども、まだまだ全体としてはそういった状況にはなっていないのかなというふうにちょっと思っております。入居応募して、実際にやはり住めないと。その条件では住めないということで応募を辞退するというケースもあるかと思うんですけれども、そういった中では、実際に本町におきましても3階建て、4階建てというような施設、公営住宅でエレベーターがないとかそういった場合に、上階に空きがあったとしても、高齢の方ですとそういったことが理由でやはりいいですというようなこともあるのかなと思いますが、実際はどのような状況なのか伺いたいと思います。
答弁 建設水道部庁舎改修技術担当部長兼建築住宅課長 岩舘和昌
公営住宅の整備に当たりましては、国のほうの整備基準の中で3階建て以上についてはエレベーターを整備するということが、平成13年度からそういった制度になっております。ただ、平成13年度に既に着工していたものについては該当しないというようなことでありましたが、町のほうでは、それ以後に建てたものについてはもちろんこの整備基準に則ってということで、3団地、6カ所エレベーターつきの住宅がございます。それは雄飛が丘中央団地1棟、それと桜が丘団地の3棟、それから鈴蘭団地の2棟ということでありまして、そこの住戸につきましては3階、4階の住戸であっても高齢者が入居できるような状況であるということであります。また、それ以前の建物で中高層といいますか中層の建物は、木野団地、雄飛が丘中央団地など3階建て、4階建てがございますが、そこにつきましては確かにエレベーターがございませんので、高齢者が上層階に行くということは難しいということは確かにございます。そんな中で、新たに申し込みする方ばかりでなくて既に住んでいる方で、4階に住んでいるけれども、高齢になったがために上り降りが大変だというような方の申し出もございまして、そういった場合には1階に移り住んでいただくだとかという対応をとらせていただいています。また、新規に申し込みされる方につきましては、エレベーターの有る無しということの条件も申し込みの段階で示しておりますので、例えば先ほど申し上げました雄飛が丘中央団地に申し込みしたとしても、そのエレベーターのある1棟以外の住戸であれば3階の住戸の案内はしなくてもいいですというような、そんな条件もいただいたりしながら対応しているところでございます。
再質問 3番 神長基子
なかなか3階、4階というふうになると高齢者の方はやはり躊躇してしまうのかなというふうに思います。三つの団地ではエレベーターがついておりますけれども、実際に3階建て以上の公営団地というのが全部で8団地あると思いますので、五つの団地にはそれがついていないということで、そこから高齢者の方というのははじかれていくというか、そういった部分も出てくるのではないかなというふうに思います。高齢化対応というのはエレベーターだけではなくて、段差を解消したり共有部分に手すりがあったりとかそういったことももろもろあるかと思うんですけれども、全体で今の計画の中ですと52.6%高齢化対応未整備ということではありましたが、今現在はこれはどういった状況になっているのか、また、今後これをどういうような方向で高齢化対応を促進していくのかというその考え方についてお伺いいたします。
答弁 建設水道部庁舎改修技術担当部長兼建築住宅課長 岩舘和昌
高齢化対応につきましては、段差の解消、それから手すりの設置などいろんな項目で判定といいますか数字を出しているわけでございますが、ここにつきましては、今建て替えを進めています柳町団地だとか古い団地の建て替えによって徐々に進んでいくというようなことでありまして、申しわけありません、最新の数字でのパーセントというのは今手元にございませんけれども、建て替えを進めるごとに徐々に改善していくものというふうに考えているところでございます。
再質問 3番 神長基子
建て替えが進むにつれてというところは、そこはぜひ促進していただきたいと思うんですけれども、当面建て替えの計画がないところについてもある程度やはり予算を投じて補修していく、高齢化対応に近づけていくというような手だてが必要かと思うんですけれども、そのような計画は今のところは持ち合わせていないということなのかどうかお伺いいたします。
答弁 建設水道部庁舎改修技術担当部長兼建築住宅課長 岩舘和昌
高齢化対応ができていないような団地といいますのは、今現在建て替えをしております柳町団地のような簡易耐火平屋建ての長屋タイプのものがほとんどでございます。そういったものにつきましては、経過年数からいいましてそろそろ50年に近くなるようなものも出てきております。そんな中で、改修をして今後どれだけ管理していくのかというようなことも考え合わせた中で、建て替えをすべきなのか、建て替えといいますか更新をすべきなのか改修をすべきなのかというところを今回の長寿命化計画の中で検討しているわけでありますが、今検討している中では、建て替えといいますか更新をしていくというようなことで、高齢化対応についての特別な措置を講ずるということは今の段階では考えていないところでございます。
再質問 3番 神長基子
今の時点ではそういったような形で検討されているということはわかりました。ただ、ニーズを鑑みますと、極力ここについては配慮をしていただく、ちょっとしたことでも、やはりその一つのけがが例えばもう寝たきりになってしまうようなきっかけになってしまったり、そういったことも考えられますので、極力その部分につきましては入居者の安全面というところに十分配慮していただく計画にしていただきたいなというふうにここは要望したいというふうに思います。それから、条例の部分にかかわって連帯保証人の部分、この点について、今月でしたか、帯広市の状況としてこの連帯保証人の規定を削除するというような記事も地元紙に載っておりましたが、それで音更町としてはどうなのかなというふうに今回確認したいと思いまして質問の中でさせていただいたんですけれども、音更町としてもこの連帯保証人については削除をするというようなことでいいのかなと思います。ただ、緊急連絡先の提出を求めるということではありますので、実際連帯保証人を確保することが一層困難になる、そういったことが想定されたもとでの今回の削除かなと思いますので、そういった趣旨から見ますと、緊急連絡先の提出というのも、今後はここも検討していく必要はあるのかなと思いますが、今の時点で連帯保証人にかえて検討していくと、そういったことですので、その点について積極的に検討していただきたいなというふうに思います。この条例にかかわってなんですけれども、家賃の滞納世帯数、本町におけます状況について、世帯数、割合について、至近年次で結構ですので、推移についてお答えいただきたいと思います。
答弁 建設水道部庁舎改修技術担当部長兼建築住宅課長 岩舘和昌
家賃の滞納状況ということでございますが、公営住宅では家賃と駐車場使用料合わせて徴収しておりますので、その合計で申し上げたいと思います。近年で申し上げますと、平成26年度末の決算で申し上げますと、収納率で99.38%、27年度の決算で99.36%、28年度で99.60%、29年度99.74%、30年度で99.4%ということでありまして、滞納の件数で申し上げますと、各年度ごと、26年度から、33人、27年度が37人、28年度が19人、29年度が23人、30年度が33人というような状況でございます。
再質問 3番 神長基子
減っている時期もありますけれども、余り数としては変わっていないのかなと思いますが、この余り変わらなかったことの要因というかそういったことは何か考えられるのでしょうか、お伺いいたします。
答弁 建設水道部庁舎改修技術担当部長兼建築住宅課長 岩舘和昌
家賃の徴収につきましては口座振替をお願いしていることが大きいかと思います。口座振替につきましては約五十数%が口座振替での……。52%が口座振替での収納になっておりまして、その次に、コンビニ納付につきましても平成22年から行っていますが、これが毎年徐々に伸びてきておりまして、昨年度で申し上げますと22.5%、そのほかに自主納付、それから、これは生活保護の世帯に限ってですが、代理納付ということで北海道から直接町に入ってくるというのもございます。収納率が高いといいますか、高いところで推移しているというのは、口座振替と、それからコンビニ納付が定着してきたということかなというふうに思います。また、なるべく滞納にならないようにということで、もちろん毎月収納が遅れた方については督促をしておりますが、そのほかにも訪問したりですとか電話催告をしたりですとかということで長期の滞納にならないようにというような努力をしておりまして、最近は長期あるいは高額の滞納者がいないというような状況でこのようなことになっているというふうに認識しております。
再質問 3番 神長基子
状況については大体わかりました。それでは、家賃をさまざまな事情でもって減免の措置を講じている世帯というのもあるかと思うんですけれども、その世帯数と、あわせて、明け渡し退去というものを行っている世帯があれば、その部分についても至近年次の推移をお答えいただきたいと思います。
答弁 建設水道部庁舎改修技術担当部長兼建築住宅課長 岩舘和昌
減免につきましては例年30件程度でありまして、平成27年で32件、28年度で38件、29年度が29件、30年度が24件というようなことであります。また、明け渡し退去ということでありますが、家賃が長期にわたってということがないということで先ほどお話ししましたが、家賃滞納を理由に明け渡しを求めているというような事例は今の段階ではございません。
再質問 3番 神長基子
家賃の減免世帯数というのが一定の数で推移しているということがわかりました。公営住宅管理条例の中では、家賃の滞納についての対応ということで大きく2点指摘をしております。一つが、入居者の置かれている状況に応じて個別具体的な家賃の納付指導を行って、必要に応じて臨戸訪問を行うということが一つ、もう一つが、やむを得ず家賃を支払えない状況にある者に対しては家賃減免の適用等の負担軽減措置を講じること、これが、当然と言えば当然なんですけれども、改めてこの条例の中で示されたということで、この部分、ある程度対応がされているというふうに今伺った数字を見ますと感じましたので、この部分が今後より一層体制を強化していく、体制を強化するというのは、これは国のほうでも言われておりますけれども、福祉部局との連携、ここが鍵になってくるかと思います。この点について体制を強化するというような考えが今の時点であるのかどうかお伺いいたします。
答弁 建設水道部庁舎改修技術担当部長兼建築住宅課長 岩舘和昌
今現在も福祉部局とは連携をとりまして、申し込み段階で、福祉の対応が必要であろうという方については福祉の相談窓口のほうにも御案内したり、あるいは逆に福祉の相談窓口で住宅に対する支援が必要だという方については住宅の担当も一緒に相談に乗るだとかということで連携して対応しているということでございまして、改めて体制を強化ということではなくて、今もやっているということで御理解いただきたいと思います。
再質問 3番 神長基子
今の時点でも建築課の方々は非常に親身な対応をしていただいているというふうに私も、たびたび住民の方ですとか御相談に見えられた方をお連れしたときに、そういった対応をしていただいているなというふうには感じております。ただ、貧困の状況というのは、常日ごろ対応されておりますので、十分ここで言わなくてもわかることだとは思うんですけれども、非常に複雑化している面があるのと、うまく自分の状況を説明できないというような方も少なくないと思いますので、よりきめ細かいそういった対応がこれから求められていくのではないかなというふうに思っております。今回管理条例の中であえて国のほうで、国交省のほうでこの点を明記したというのは、やはりその部分を強調して今後体制を強化すべきだというようなところなのかなというふうに思っております。この部分について、これ、今の現状で特に変えないんだということではありますけれども、状況というのは変わっていきますので、その点は細かく検討して、年ごとといいますか、そういったことで検討していただきたいなというふうに思っております。それで居住支援協議会のほうなんですけれども、道の居住支援協議会に音更町は加盟している、そこに名を連ねているということでありますので、町独自としてはこの協議会を設立するという考えはないということなんですけれども、現在その町として加わっていることによって活動されている状況というのがどういうものなのか、この点についてお伺いしたいと思います。
答弁 建設水道部庁舎改修技術担当部長兼建築住宅課長 岩舘和昌
まず、北海道の協議会には北海道の建築住宅局、それから保健福祉部、それから総合政策部など、それから環境生活部ですか、などいろんな部署がかかわっております。またそのほかにも関係団体として、宅地建物取引業協会、不動産協会、賃貸住宅管理協会などが名を連ねていると。そのほかに市町村が入っているというようなことでありまして、この中では、今登録住宅が少ないということはございますが、制度の設立目的ですとかそういったことの情報提供を常にいただいております。また、先ほど申し上げました北海道主催の宅地建物業者に対する説明会などもこの協議会を主体としてやっておりますので、そういった中で町も同行して町の補助制度のPRというようなことをやっているというような状況でございます。
再質問 3番 神長基子
はじめのほうにその辺については答弁いただきましたので、ある程度はわかるんですけれども、道の、北海道の居住支援協議会ということで調べてみたんですが、ここに加わっているのは、十勝のほとんどの自治体が入っているというふうに思っております。本別は独自の協議会がありますので、その独自の協議会としてこの道の居住支援協議会の中にいるということだと思うんですけれども、道のほうでこれにかかわって住宅確保要配慮者賃貸住宅、この供給促進計画というのを策定しているようなんですけれども、この中でいきますと、例えば公営住宅というのは平成37年までに、37年というのは実際ないんですけれども、9万1千戸、それから要配慮者円滑入居賃貸住宅というのも同じく平成37年までに6,600戸というような数値目標があるようなんですが、ここにかかわって本町としてはどういった動きがあるのかお伺いいたします。
答弁 建設水道部庁舎改修技術担当部長兼建築住宅課長 岩舘和昌
供給目標につきましてはただいま議員がおっしゃったとおりでございまして、このうちの公営住宅の目標につきましては町の公営住宅等長寿命化計画の中での数字を報告させていただいておりまして、その中での整合をとっているというようなことでございます。また、要配慮者円滑入居賃貸住宅の目標につきましては、道全体での目標が6,600戸ということでありますが、答弁でも申し上げましたが、今五十数戸ということで、ほど遠いといいますか、随分低い数字になっております。これにつきましては各町でどれだけの目標ということは設定しておりませんので、ここにつきましては全道での数字ということの把握をしております。
再質問 3番 神長基子
音更町としてこの居住支援というもののあり方をどう考えるのかというのを、そこが私は大事かなと思っているんですが、道の支援協議会の例えば会議に参加したりですとかそういったことでの情報共有というのは、もう最低限これはされなければいけないことだと思いますし、そこから一歩踏み込んでといいますか、町の中の状況を把握した中で町としてどうしていくのかというようなところが明確に示されるべきではないかなというふうに思っております。居住支援協議会の主な活動というのは、不動産関係の方ですとか地域の住宅協議会があればそういったところ、それから生活、福祉、就労支援にかかわる協議会ですとか、例えば社協ですとかさまざまな社会福祉法人、そういったところ全てと結びついた中でこのメンバー間の意見、情報交換ができるような体制をつくるということが必要なんではないかと。それから、居住支援協議会の活動としては、それ以外にも住宅相談サービスですとか講演会を開催するですとか、そういったところで居住支援のあり方というものを全体として考えていく、そういった体制をつくっていくということが今求められているんではないかなというふうに思います。北海道の居住支援協議会自体も、それぞれの市町村がこの協議会をつくっていくということを目指しているんではないかなというふうに私はその資料などを見ますと感じました。それがあることによって本当にこの北海道全体としての居住支援というのがなされていくんではないかというふうにも思うんですけれども、その点についての考え方をお伺いしたいと思います。
答弁 建設水道部庁舎改修技術担当部長兼建築住宅課長 岩舘和昌
町の住宅施策の中で公営住宅のほかに子育て世帯向けの賃貸住宅の家賃補助ですとか、住宅という意味ではほかに空き家の対策をしていたりですとか、そういった住宅施策はいろいろ盛り込んでいるところでございます。それで、要配慮者に対する住宅の支援ということで言いますと、公営住宅が一番のセーフティネット、一番末端のといいますか一番下の本当のセーフティネットだというふうに感じております。そんな中で、先ほど議員からおっしゃられました待機者がいる、待機者と私言いたくないんですけれども、入居に至らなかった方が五十数件いるというようなことでありますが、この方たちの中にも、実際に本当に住宅に困っているかというと、そこをちょっと疑問視しなければならない方も中にはいるというようなこと、それと、公営住宅の中には、空き家の中には修理中の空き家もあって、そこに案内するという最後のセーフティネットは抱えているというふうに感じております。そのほかに今回民間の住宅も活用してという国の政策がございまして、民間では空き家が増えてきているような状況であるので、それを要配慮者の入居を拒まないという住宅に登録していただければ積極的に行政も入居の手助けをするといいますか、空き家にならないような手助けができるというのが今回の制度だというふうに思っております。そんな中で、今制度の周知が進んでいないというのが一番の大きな原因なのかもしれませんが、今後オーナーの方たちにもこの制度の重要性といいますか、大切なことだということをお知らせするような機会を設けた上で制度が活用できるようにしていきたいというふうに思っています。御質問にありました町としての住宅施策という意味でいきますと、要配慮者に対する入居ということで言いますと、公営住宅と、それから子育て世帯向けの家賃補助ということは既に町でやっている事業だということでございます。
再質問 3番 神長基子
町のほうで行われている住宅確保の要配慮者に対する支援というのも一定の高い水準で行われているというふうには私も思っております。住宅確保の要配慮者というところでいきますと、今特に増えていくといいますか、ニーズがどんどん増えていくというのが単身で高齢者というようなことも先ほどお話の中でさせていただきました。それからお子さん、子供を養育している方、それ以外にも、この住宅確保要配慮者の中には外国人ですとかDVの被害者、犯罪の被害者ですとかLGBTに当たる方、それからU・I・Jターンによる転入者ですとか非常に多くの方がこの要配慮者という中には含まれてきていまして、この時点でもう時代背景を本当にこの住まいの貧困というのは如実にあらわれているんではないのかなというふうに思っております。そういった中で、はじめに申し上げましたけれども、住生活基本法というのが2006年に制定されまして、この時を同じくして住宅建設計画法というのが廃止されているんです。この時点で公共住宅の供給に関しては政府目標が事実上なくなったというように思っております。つまり公営住宅の新たな供給に対する予算というのが国のほうでもほとんどなくなった、そういった中で町としても、そこに影響を受けているかどうかはちょっとわからないんですけれども、人口も減少していく、そういった中で公営住宅は大きくこれから供給を増やしていくというような計画にもなっていないんだろうと思いますので、そうなりますとやはりそれを補完していく居住支援のあり方というのが今後非常に大事になってくるというふうに思っております。最後になりますけれども、次期計画、今検討段階かと思いますけれども、低所得者、また住宅確保要配慮者への視点というのを盛り込んだ形でということで今検討されていると思いますので、そういった町の姿勢に大いに期待したい部分もあります。その期待を添えまして私の質問を終わらせていただきたいと思います。
答弁 副町長 高木収(副町長は2020年3月まで)
本町の公営住宅の現状と課題ということで、住宅要配慮者のお話もいただきました。それで、今後やっぱり増えるのは、議員がおっしゃるように高齢の単身者とかお2人の世帯とか、そこがやっぱりこの高齢化社会の中で確実に増えるんだろうと思います。今本町の置かれている状況とかというのは、多分十勝全体そうだと思うんですけれども、比較的持ち家が多いんだと思います。本町は地の利もいいということもあって、いわゆる民間のアパート等もたくさんありますけれども、大体持ち家の率がかなり高いと。そういったことに加えて公営住宅の中で、御答弁の中にもあるんですけれども、高齢者あるいは障がい者向けの公営住宅の戸数も一定程度確保させていただいていると、そういった状況があります。したがいまして、今住むところに本当に困っている単身の高齢者というのは極めて実際は少ないんだろうなと。例えば保証人がいなくて民間の住居に入れないというような、そういったことで町に具体的な、そういう個別具体的な苦情的な相談というのはほとんどないと思います。ある程度今お住まいになられている状況は安定しているのかなと思います。ただ、今申し上げた持ち家の中で、高齢になっていって、自分の屋敷周りを含めて管理できなくなってきていると、こういった方はやはり今後は増えていくんだろうと思います。それで今町としてやっているのは、地域に説明会に行きまして、これは住宅部局と、それから福祉部局と企画部門と、町の関係する部局はみんな行っているんですけれども、そういう自分のところが維持できなくなってくるような人については、例えば高齢者施設のようなところを御紹介するような形で住み替えを考えてはどうですか、それで、そういう今の持ち家について、例えばお子さんとかに譲るとかそういう計画が特になければ資産を処分することもいかがでしょうかと。うちには住宅取引の空き家バンクに登録することもできるようになっていますので、空き家バンクに登録していただければ補助を出しますと。町から補助させていただきますと。そういったことをきっかけに、これ、動機づけといいますか、支援の動機づけとしてそういったこともやることによって住み替えも促す。そうするとそういった方の住むところへの不安も解消する。また、そこによって住宅ストックも供給されると。そこに子育て世帯が入ってくるということも十分できるといったことで、公営住宅も人口減少の中で、これから戸数を増やすということはまずないと思います。ただ、一方では空き家が増えます。空き室も増えると思います。なのでそういったところを積極的に活用したい。むしろそこに至らないで、そこに住んでいるんだけれども、不安で、住み替えたいんだけれども具体的な方策がわからないというような方へのお手伝いも町としてはさせていただくと。そういったことで高齢者の方へもきちっと届くような政策をやっていかなければならないなと。子育て世代、高齢者世帯、障がい者世帯、全ての方が住宅に困窮するようなことがないように、ここは公営住宅という部分ではありますけれども、町の住宅行政、民間を含めた全体の中で町としても考えさせていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。