音更町議会 平成30年第3回定例会 2018年9月14日
平和に関する取り組みの強化について
2018年9月14日、音更町議会の一般質問で、神長基子議員が「平和に関する取り組みの強化について」質問し、町長 小野信次、企画財政部長 渡辺仁が答弁しました。
- 質問者
- 神長基子 議員
- 答弁者
- 町長 小野信次、企画財政部長 渡辺仁
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 7番 神長基子
通告に従いまして、平和に関する取り組みの強化について質問いたします。昨年7月7日、国連で核兵器禁止条約が採択され、核廃絶運動における大きな一歩となりました。それから1年余りが経過し、本年8月現在で条約に署名した国は60カ国、批准は14カ国に広がっています。条約発効には50カ国の批准が必要であり、この歴史的な条約の成立を力に、どのようにして核兵器のない世界へと前進するのかが人類に改めて問われております。本町が核廃絶に向けて取り組む平和首長会議に加盟してから来年で10年目を迎えます。この節目を前に、本町におけます平和に関する取り組みのさらなる強化を求めまして、以下の点についてお伺いいたします。1、核兵器禁止条約への署名、批准を国に求める考えは。2、平和に関する施策として本町が取り組んできた事業に対する町の評価は。3、核兵器禁止条約の早期締結を求める署名の署名数をふやすために、記入用紙の設置箇所をふやす考えは。4、平和に関する施策を今後拡充する考えは。5、町民との協働で平和に関する施策の取り組みを広げるきっかけづくりとして、日本非核宣言自治体協議会に加盟する考えは。以上、答弁をお願いいたします。
答弁 町長 小野信次
平和に関する取り組みの強化についての御質問にお答えいたします。初めに、核兵器禁止条約への署名、批准を国に求める考え及び署名の記入用紙設置箇所の増設につきましては、関連がありますので一括してお答えいたします。本町は、昭和62年1月1日に、人類共通の願いである世界の恒久平和に向け、非核三原則が守られるとともに全ての国の核兵器廃絶を強く求め、「非核平和の町」であることを宣言しております。また、平成21年7月1日には、広島市と長崎市が中心となり核兵器のない平和な世界の実現を目指し設立された平和首長会議に加盟しております。この会議には十勝管内の全自治体が加盟しておりますが、それぞれの自治体が核兵器廃絶を目指す活動に取り組んでいるほか、核兵器禁止条約の早期締結に向けた署名活動を行っており、その平和に対する理念に共感しております。本町では、平和啓発活動の一環として、毎年実施している平和パネル展などの場を活用して署名活動を行っております。近年は350筆以上の署名があり、多くの人々の核兵器廃絶に向けた強い願いを感じております。署名数をふやすための取り組みとしては、署名場所を一時的ではなく常設にすることや、各種イベントを活用するなどの検討をしてまいりたいと考えております。我が国は世界唯一の被爆国であります。恒久平和を願う思いはひとしく同じであると考えており、核兵器禁止条約を実効性のあるものにするためにも、平和首長会議への加盟自治体とともに署名活動を続け、早期に条約を締結するよう世論を盛り上げていくことが本町を含め地方自治体の役割であると考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。次に、平和に関する施策の取り組みに対する町の評価及び施策の拡充につきましては、関連がありますので一括してお答えいたします。これまでも一般質問等でお答えをしておりますが、本町は、「非核平和の町」宣言の懸垂幕を役場庁舎と木野支所に設置し、広く町民に町の姿勢を周知しているところであります。また、先ほども申し上げましたが、平成21年からは平和首長会議に加盟しているほか、22年度からは毎年平和パネル展を開催し、原爆の恐ろしさと命の大切さを伝えるとともに、「非核平和の町」の宣言文を記載した花や野菜の種を配布するなど、町として平和を維持していくための啓発活動を行っており、昨年からは福祉まつりなどのイベントも活用しております。また、町民の皆さんに御協力をいただき、平和の願いを込めた千羽鶴を広島の「原爆の子の像」に捧げております。加えて、広報紙を活用し、町民の方の戦争体験を次世代の町民に語り継いでおります。これらの施策については数値目標的なものは持っておりませんが、町としては、一地方自治体として一定の役割は果たしているものと考えており、こうした施策を中心としながら、ホームページ等を十分に活用し、町民の皆さんへ広く情報提供して参加を呼びかけるなど、さらなる充実に努めてまいりたいと考えております。最後に、日本非核宣言自治体協議会への加盟についてでありますが、御質問の日本非核宣言自治体協議会につきましては、全国で339の自治体が加盟し、うち道内は23自治体、十勝管内では1市2町の3自治体が加盟しております。この協議会はパネルなどを活用した原爆展事業や平和啓発などを活動内容としており、現在本町が行っている取り組みと共通している部分も多くありますが、加盟自治体の状況なども調査して加盟に向けて検討してまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。休憩(午前11時53分)
質問 7番 神長基子
それでは、まず1点目の部分なんですけれども、核兵器禁止条約への署名、批准を国に求める考えについて答弁をいただきました。ことしの8月6日ですけれども、毎年のことですが、広島市長、長崎市長がそれぞれ平和記念式典で平和宣言を行っております。広島市長がことしの平和宣言の中で改めて平和首長会議の役割について語られていることは御承知のことかと思います。その中で言われていることで、まず先に朝鮮半島の緊張緩和が今後も対話によって平和裏に、平和のうちに進むことを心から希望している、そこで為政者が勇気を持って行動するために、市民社会は多様性を尊重しながら互いに信頼関係を醸成して核兵器の廃絶を人類共通の価値観にしていかなければならないと。そのための環境づくりに力を注ぐというふうに宣言をされております。私は、この宣言を聞いて、それぞれの平和首長会議に加盟している自治体においてはやはり取り組みを強化していくことが、その重要性がここで強調されているんだというふうに感じました。その上でのこの1点目の質問ですけれども、音更町、非核宣言自治体としてふさわしい御答弁をいただいたと思います。次、署名の部分なんですけれども、近年は350筆以上の署名をいただいているということですが、この署名活動をスタートしてからの累計で何筆ほど今集まっているのかというのをお示しいただきたいと思います。
答弁 企画財政部長 渡辺仁(企画財政部長は2021年3月まで)
核兵器禁止条約の早期締結を求める署名が今まで何筆あるかと。本町は、町長から答弁もさせていただきましたが、平成21年から平和首長会議に加盟をしまして、22年度からこのパネル展を行って署名を始めてきました。22年から29年まで8年間ですけれども、延べ2,296筆であります。それで、ことしが360筆集まっておりますので、これを合計した筆数ですから大体2,666筆ですか、これが今までの署名数でございます。
質問 7番 神長基子
およそ2,700筆近く集まっているというふうな御答弁だと思います。私がこの核廃絶について3年前にも一般質問しておりまして、そのときは年間大体200筆ほどの署名ということでそのときは答弁をいただいておりますので、大分やはり世論の高まりというのがあるのかなというふうに実際感じております。答弁の中で、この署名用紙、署名場所を今後検討していくというようなことも答弁をいただいております。今現在というかは、これまでは平和パネル展の間はパネルを実際に置いているロビーのあたり、そこに署名用紙を置いて、それ以外の時期は広報公聴課の窓口のところにこの署名用紙を置いて署名を集めていたというようなことで私のほうでは把握しているんですけれども、それでお間違いなかったでしょうか。
答弁 企画財政部長 渡辺仁(企画財政部長は2021年3月まで)
署名の場所ですけれども、まずパネル展を本庁と木野支所と、その2カ所でございます。それから、広報広聴課にそういう時期に一定程度置いてあるということは、していないということでございます。以上でございます。
質問 7番 神長基子
では、今は一時的にパネル展のときにそこで署名を行っているということですね。わかりました。この場所を常設することですとか各種イベントを活用するというような検討ですけれども、ぜひ早急にそういった対応をしていただければというふうに思います。そして次に、取り組みのこれまでの評価ということなんですけれども、同じく3年前に核廃絶について一般質問を行った際に、私は町民との協働でこの事業を発展させていくことが大事なんではないかと。まちづくり基本条例の理念に基づいて、この平和の取り組みにおいても町民との協働によって事業を発展させていく、実践していくということが重要であると。そういった観点からそうした発展の仕方についてはどうかと。町の評価はどうかということでお伺いをしておりました。そのときは、今までの取り組みの中ではなかなか地元町民の方と一緒に取り組んでいるという状況ではないんだということを答弁いただいております。どういう取り組みが町民の参加型でできるのかということで検討していきたいというふうな答弁をいただいておりましたが、この点においての今の現状の評価と、3年経過してどのように評価しておられるのかということについて伺います。
答弁 企画財政部長 渡辺仁(企画財政部長は2021年3月まで)
町民の皆さんの参加をいただいた平和の施策の推進ということでございますけれども、去年からですけれども、千羽鶴をつくって、これは町民の皆さんに実際につくっていただいたり保育園のお子さんに、児童さんにつくっていただいたり、また、あるおばあちゃんで、千ぐらいつくって持ってきてくださる町民の方もいらっしゃいます。そういったこととか、町長から答弁もさせていただいておりますけれども、町民の皆さんから戦争体験をじかに聞きまして、それを若い世代といいますか、そういった世代の方に語り継いでいくというような取り組みを始めたところです。こういったところが町民の皆さんにも参加をいただいているというもので考えております。ですから、今までやってきたことに加え、そのようなことも取り組んでいることから、我々としては一定程度の役割は果たしているものというふうに答弁をさせていただいたところでございます。
質問 7番 神長基子
この取り組みについての評価も今確認をいたしました。町としても十分今行ってきているということなんですが、今のこの情勢を鑑みますと、さらにこの世論を高めていく、そういった運動が求められているのではないかというふうに思っておりますので、この部分について、また最後の協議会加盟ということへもちょっと関連していきますので、後ほどまた質問したいと思います。あと、これまでの取り組みということなんですけれども、町の職員で、例えばですけれども、40歳程度ぐらいまでの比較的若い職員に対して、こういった平和の取り組みをする上での核廃絶の意義ですとかそういった認識を共有することが極めて大切なことであると感じているんですけれども、そういった部分での行っていることがあればお示しください。
答弁 企画財政部長 渡辺仁(企画財政部長は2021年3月まで)
担当する職員は当然こういったことは勉強してまいりますけれども、役場の職員に向かってこのような平和についての研修というか勉強といいますか、そういったことをやっているようなことはございません。
質問 7番 神長基子
担当している職員は研修等をしているということなんですけれども、例えばこの間、平和首長会議に加盟してからで結構なんですけれども、現地のほうを見て回るだとかそういったことも実際に派遣というような形で行ってきているのかどうか、その点をお伺いいたします。
答弁 企画財政部長 渡辺仁(企画財政部長は2021年3月まで)
それに職員を派遣しているということはございません。
質問 7番 神長基子
これまで派遣は行ってきていないということなんですけれども、実際にこの核廃絶については、修学旅行などで行かれている、また、プライベートで行かれている方も職員の中には当然いらっしゃると思うんですけれども、私自身も実際に8月に現地で行われているそういった平和の取り組み、行事に参加した経験がありまして、そこで、やっぱりここで、離れた場所で何か資料を読んで学ぶというよりも、それ以上にやはり現地で学ばされることがすごく多くて、それが結局帰ってきたときに、ああいうことをやってみたい、こういうことをやってみたいという、そういった行動の原動力になっていったというようなことがありました。これは平和事業に限ったことではないと思うんですけれども、特に核廃絶の取り組みに関しては、広島、長崎、現地に赴くということが非常に大事になってくると思います。事業を今後拡充していく上でも特に大切な点になると思っているんです。平和首長会議に本町は加盟しておりますので、この平和首長会議の中で、実際に現地に加盟している自治体の町民の方を派遣するというような、そういった募集の取り組みもあったかと思うんですけれども、それへの応募の状況ですとかというのはどういったことになっているのかお伺いいたします。
答弁 企画財政部長 渡辺仁(企画財政部長は2021年3月まで)
平和首長会議の現地に行く、現地に行かれるということで、町からは広報はしておりませんけれども、町は首長会議のホームページをリンクするようにしておりますので、そちらから見ていただけるようになっているということです。それで、町民の方からそういった要望があったことは今まではないという状況でございます。
質問 7番 神長基子
この募集している事業というのは青少年平和等交流支援事業という事業の名前がついておりまして、この中で三つの取り組みがあるんです。一つがHIROSHIMA and PEACEというもので、広島市立大学で開講しているタイトルと同じ講座があるんですけれども、これに加盟自治体の青少年を招聘するというものが、これは春に申し込みするものですけれども。それともう一つがひろしま平和子どもの集いというのがありまして、これは8月6日の平和記念日に平和祈念公園内の広島国際会議場において、全国から広島を訪れる子供たちと広島の子供たちが平和のメッセージを発表する場として毎年開催しているもので、これは昨年でいいますと6月の中旬まで申し込みをしていたと。もう一つがヒロシマ平和セミナー、これが先ほどの職員の部分でもちょっと関連してくるんですけれども、同じく広島市立大学で実施しているもので、これは平和及び国際関係に関心を有している公務員、また、メディア関係者及び大学院生を対象とした夏期集中講義というもので、これは7月の末ごろまで申し込みをしていると。ただ、この町民に対する募集自体は平和首長会議が直接的に行っているものではなくて、加盟自治体それぞれが、例えばそれぞれのホームページだったり広報だったりという中で町民に対して募集するんです。そういったことをしないと、町民から直接行きたいんだけれどもということにはならないと思うんです。それで、これまでそういった募集はしてこなかったということになると思うんですけれども、そこまでに至らなかった理由があればお示しください。
答弁 企画財政部長 渡辺仁(企画財政部長は2021年3月まで)
今までの経過でございますけれども、このような事業があるということは、リンクの形ではありますが、周知をしてまいりました。それで、あと私どもがふだん、この平和の事業も含めまして町民の声みたいなことを声のポスト、それから懇談会、いろんな場で町民の声を聞く場はあるんですけれども、こういった事業に対して私ども担当としてはそういったニーズがあるというふうには、今までなかなかそういう場がなかったというのが実際のところでございます。
質問 7番 神長基子
わかりました。この件についてはぜひ今後、毎年行っている事業ですので、それに対して例えば参加したいという町民の方や職員がいらっしゃったときに、町のほうで、さらにそこで予算が発生するといったことでもございませんので、ぜひ積極的に応募等していただければなというふうに思います。それで、5点目の非核宣言自治体協議会への加盟ということなんですけれども、加盟自治体の状況なども調査して加盟に向けて検討していきたいといったことは、3年前にも同様の答弁をいただいております。その後全国的に、若干ですけれども、この協議会に加盟している自治体はふえてきております。協議会設立の趣旨についてですけれども、その後段で、宣言自治体が互いに手を結び合って、この地球上から核兵器が姿を消す日まで、核兵器の廃絶と恒久平和の実現を世界の自治体に呼びかけ、その輪を広げるために努力する、こういったことをうたわれております。こうした趣旨のもとで協議会では会員の拡大ですとか組織の充実を図る、それとともに国際会議への出席ですとかNGOとの連携、また、核実験に対する抗議活動など、その幅を広げているといったところが現状としてございます。この本町は基本的に取り組みと共通している部分があるということですけれども、この趣旨におおむね賛同できるのかどうか、その点についてお伺いいたします。
答弁 企画財政部長 渡辺仁(企画財政部長は2021年3月まで)
非核宣言自治体協議会については、十勝管内では1市2町が参加をしているという状況でございます。今この趣旨に町として賛同できるかどうかということだと思いますけれども、当然非核平和宣言をした自治体が協力体制を確立するということですので、これに対して趣旨が賛同できないというのは全くございません。それで、自治体は主な活動としてどういうことがあるのかということで、非核宣言の調査とか原爆展事業、あと平和の啓発、あと、これは親子記者といいまして、お子さんと親御さんが、実際にそこに派遣しましてそこで聞き取って、それを一つの新聞として成果品をつくるという事業と承っております。ですから、先ほど言った首長会議でも人の派遣はありますし。ですから、その中身によって判断しているものでありまして、決してこの協議会の趣旨云々ではございません。
質問 7番 神長基子
基本的に趣旨には賛同できるんだというふうな御答弁だったかと思いますので。今、部長のほうから親子記者というような話もございました。これは、8月に4日間、5日間ぐらいにかけて町民の中から募集した親子、募集すればみんながそこで行けるわけではないんですけれども、全国的に選ばれた親子記者という形で現地に赴いて、その体験したこと、学んできたことなどを持ち帰って記者として公表していくというようなすばらしい取り組みだというふうに思っております。実際、この協議会に加盟している大樹町などでもちょっとお話し聞きましたけれども、小学生のお子さんとそのお父さんだったりというので、特に引率の方がいらっしゃるわけではないので気兼ねなくといいますか、それで伸び伸びと現地で学んできているんだというようなこともお話を聞いております。こういったことも協議会に加盟しているとできるということと、あとは、ほかの自治体での取り組みなども情報交換が密にできるというようなメリットがございます。協議会に加盟すると、実際に町村の場合は分担金という形で、今ですと年間で2万円です。その分担金が発生するということもあるかと思います。そんな大した額ではないのかもしれないですけれども、それでも加盟を検討するに当たって若干慎重になっている部分というのがどういったことが挙げられるのか、その点、理由等をお示しいただければと思います。
答弁 企画財政部長 渡辺仁(企画財政部長は2021年3月まで)
年間の会費とかそういったものはネックにはなっていないものと考えております。ですので、先ほども申し上げましたけれども、実際にそこに加入することが目的ではなくて、加入してどんなことを町民の皆さんと一緒にやっていくのかということを、さっきもまた言いましたが、申し上げましたが、そういった長崎なり広島なり行くという云々のそういった一定のニーズはまだ把握はしていないものもありましたものですから。ですから、どちらかといえば地域を盛り上げていくというのが今までの我々の仕事のやってきた道だと思っています。ですので、今回この協議会への加入を検討させていただくということで答弁させていただきました。それで、実際にその事業を、おのおのどういうことかということも、ほかの自治体も実際やっておりますので、いろいろと調査させていただきまして総体的に検討させていただきたいと思っております。
質問 7番 神長基子
実際今後はニーズ調査等も行って、ぜひ積極的に検討していただきたいなというふうに思います。核兵器禁止条約の発効によって核兵器のない世界への扉というのが今大きく開かれることになっていくというふうに私は思っております。条約へと結実した世界の動きの背景には、被爆者の方々の切なる願い、核をなくしていこうという、そういったことと連動して、その声に耳を傾けていった市民の方々、そして、この実現のために歩み続けてきた音更町としても、非核宣言自治体として、また、平和首長会議に加盟している自治体として、この間、小野町長を初めといたしまして町職員の皆さん方にも力強い賛同の思いがあったということも、そして町民の方々の折り鶴を折られたり、署名に協力していただいたり、パネル展に足を運んでいただいたりといったような、こういったことが全て一つの流れの中に押し上げていく力になっていったんではないかというふうに私は感じております。最後になりますけれども、来年は平和首長会議に加盟して10年目、この2019年に向けてぜひともこういうふうに拡充していきたいんだといった、そういった意気込みを聞かせていただきたいというふうに思います。
答弁 町長 小野信次
神長議員の思いはこうやって毎回聞かせていただいています。今加盟するかしないかというお話ですけれども、まずは平和、その平和のとうとさ、その中に核という過去の過ちといいますか。それはそうはいいながらも、世界中じゃ核が本当に減っているかといったら、今神長議員が最初に言われたように 朝鮮半島情勢と。いろんなこともるる上げていただきましたけれども、まずそういうことより、平和というものをどうやって伝えていくか、その一つの中に過去に核の過ちがあったよということも含めて、町民ととなると、やはり町民が理解しやすいこととして、先ほど部長からも説明をいただきましたけれども、この音更にも、確かに核ではなかったかもしれないけれども、戦争によって悲惨な、家族を亡くしたり、あるいは一家離散状態でほかに移動したりということで、そういったことを、過去のそういった歴史をしっかり伝承していこうということで、先ほどもありましたが、広報等を通じて最近では、最近というか、若干年はたちましたけれども、具体的に言うと、永谷さんという方やら、あるいは江崎さんという方やら、そういった人たちの戦争体験こそがやはり伝えていかなければならないんでないか。そして今、この現況の中で、その体験をもって今現存をしている人たちに、わずかというけれども、しっかりとそのことを記述して、そしてこの町の平和宣言をした意義がそこにあるんだよということも伝えていかなければいけないというふうに私は考えております。今神長議員が期待をしていることも含めて、そういうことも広く考えながらやっていかないと、町民理解を得るというのは、世界中の話をこんな大きく広げてやることも大事だけれども、今その戦渦の中にこの音更はどうであったかということもしっかりと伝えた上でこれからの平和ということを求めていくという運動をしていくことも一つにあるのかなというふうに思います。神長議員の思いは思いとして、私たちも、この非核平和の町宣言というのは、私たちの先輩たちがしっかり、戦争体験を持った人も含めて宣言をしたわけですから、私たちもそのことをしっかりと受けとめながらこれからも平和について考えていきたいというふうに思います。御理解をよろしくお願いいたします。