音更町議会 平成28年第3回定例会 2016年9月14日
8月に発生しました台風による被害の状況と対策について
2016年9月14日、音更町議会の一般質問で、山川光雄議員が「8月に発生しました台風による被害の状況と対策について」質問し、町長 寺山憲二、教育長 宮原達史、総務部長 杉本俊幸、建設水道部長 恩田惣次、教育部長 大久保善雄、副町長 高木収が答弁しました。
- 質問者
- 山川光雄 議員
- 答弁者
- 町長 寺山憲二、教育長 宮原達史、総務部長 杉本俊幸、建設水道部長 恩田惣次、教育部長 大久保善雄、副町長 高木収
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 3番 山川光雄
2問につきまして一般質問をさせていただきます。まず、8月に発生しました台風による被害の状況と対策について一般質問をいたします。8月の台風は多方面に大きな被害をもたらし、その被害が甚大であることから、現在も復旧に至っていないのが現状かと思います。起きてほしくない人的な被害は、町民1名の方が出張先で犠牲になられました。ここで御本人の御冥福と、御家族に対しまして哀悼の意を表する次第でございます。また、住宅被害のほか、基幹産業である農林業や観光なども大きな被害が発生しております。まだ被害額は算出されておりませんけれども、必要な対策もあわせて予算化をしっかり進めていただきたいというふうに思う次第であります。さて、観測史上初めて年間3度の台風が上陸した北海道、17日の7号台風は強風、大雨をもたらし、倒木被害、河川敷のパークゴルフ場や木野サッカー場が冠水、また、農作物や営農施設の被害も発生いたしました。20日から23日にかけての台風11号、9号のうち、特に台風9号の大雨は、十勝川が氾濫危険水位に達し、音更川では柳町陸上競技場で河岸侵食がありました。さらに、30日の大型台風10号の通過に伴い記録的な豪雨に見舞われた音更川や十勝川は氾濫危険水位を超えました。町は災害対策本部を設置し、避難勧告を発令するとともに避難所を開設し対応に当たった結果、人的な被害に至らなかったけれども、住宅浸水が発生したことはまことに残念であり、被災された御家庭にお見舞い申し上げる次第であります。住宅被害や避難に対する課題もあったと思いますが、今回の教訓を今後の対策に生かすために、このたびの台風災害対策の検証と課題及び対策を伺いたいと思います。1点目、住宅浸水被害の要因と対策について。2点目、避難所の開設と運営における課題は。3点目、避難情報の周知と対策は。4点目、洪水ハザードマップの見直しの時期についてお伺いいたします。2点目、地域で子供たちを応援する仕組みづくりについてであります。青少年健全育成については、団体活動を奨励し、体験学習の充実と指導者の養成を図る事業が展開されておりますが、子ども会活動においては家庭・学校・地域との連携が進んでいないように思われます。少子化の影響もありますが、地域に子ども会が存在していなかったり、子ども会の統括組織に加入していないなどの実態が見受けられます。実態を把握するとともに、地域や学校、社会教育関係のボランティアとの連携を進め、青少年は地域で育成する視点に立って地域ぐるみでよりよい環境づくりを推進すべきと考えますが、その対策を伺います。1点目、子ども会の現状について。2点目、学校と子ども会の連携は。3点目、子ども会と地域との連携は。4点目、ボランティアとの連携は。5点目、子供に関する庁内部署の連携は。6点目、新しい仕組みづくりの考えは。以上、よろしく御答弁をお願いいたします。
答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)
1点目の8月に発生した台風被害の状況と対策についての御質問にお答えいたします。初めに、住宅浸水被害の要因と対策についてでありますが、行政報告でも申し上げましたが、8月30日に本道に接近した台風10号により、31日に木野大通東8丁目で住宅床上浸水被害が発生いたしました。当時の気象状況は、アメダスの観測データによりますと、29日の午後から31日明け方まで連続的に降雨があり、降り始めからの雨量は約124ミリメートルでありました。床上浸水被害の発生箇所は、東側を音更川、南側を鈴蘭川、北側を第3鈴蘭川に囲まれた区域で、浸水の発生時点では十勝川の十勝大橋地点の水位が氾濫危険水位を超えており、それに伴い音更川、鈴蘭川の水位も上がっていました。このような状況の中、30日の午後1時5分に、第3鈴蘭川と音更川の合流部にあります南音更2号樋門が音更川の逆流防止のため閉じられたことから、築堤内水を排除するために、樋門釜場で5台、樋門の南側につながる堤内排水路で3台の排水ポンプを稼働させ内水排除作業を行っておりましたが、31日未明から正午にかけて内水量が増加し、排水ポンプの能力を超えたことにより住宅地への浸水が発生したものであります。8月17日からの台風7号、11号、9号等による降雨のため当樋門一帯の保水力が低下していたこと、また、河川の水位が高くなったことによる地下水位の上昇等が過去に例を見ない出水の要因と推察しております。今回の浸水被害を受けて、台風10号が通過した後も、台風13号から変わった低気圧の影響を受け保水機能が低下している状況となっていることから、降雨等の気象情報や河川水位などの情報収集、河川管理者との連携、降雨時のパトロールの強化などに努め、地域の方々の安全確保を図ってまいります。次に、避難所の開設と運営の課題についてでありますが、台風10号による避難所につきましては洪水時の避難場所としている全13カ所を開設し、開設運営マニュアルにより避難者の対応に当たったところであります。職員に対しては、避難所ごとに担当職員同士の運営訓練を行ってきたところであり、このたびも事前に、開設と運営について再確認のための打ち合わせを実施したところであります。しかしながら、円滑な避難所運営を図るには行政の力だけでは限界があり、地域の方々のかかわりが不可欠であると認識したところであります。今般、地域の方や中学生が避難所運営に御協力をいただきましたことに衷心より感謝申し上げます。避難所に係る課題につきましては現在検証中でありますが、認識している範囲では、避難行動要支援者の移送方法、ペットの管理方法、暑さ及び寒さ対策、食事を提供する際、避難所ごとに時間差が生じること、さらには食事後のごみの分別等が上げられます。次に、避難情報の周知と対策についてでありますが、避難情報の発令につきましては、国の避難勧告等の判断・伝達マニュアルを参考にしておりますが、今回の避難情報を発令する具体的基準は、各河川に設置している水位観測所の水位情報であります。このたびの台風10号の避難情報の発令につきましては、十勝川、音更川とも、避難判断水位に到達した段階で、深夜や早朝での発令となること、また、さらなる水位の上昇が見込まれたことなどから、避難準備情報より一段上の避難勧告を発令したところであります。避難情報の周知方法につきましては、平成26年7月から運用が開始された北海道総合行政情報ネットワークによるLアラートを利用し、テレビ、ラジオ、インターネット、携帯電話やスマートフォンを通じて情報を配信したほか、町の広報車や消防車両による伝達、町内会あるいは自主防災組織を通じて周知をお願いしたところであります。防災、減災の基本は自助、共助、公助でありますが、その中で最も重要なのは自助であります。町民の皆さんには、日ごろより最新の気象情報に注意されるとともに、みずからも情報収集に努めていただき、非常持ち出し品や最低3日分の備蓄品の点検、避難先や避難経路の確認を改めてお願いするところであります。また、車での避難は大渋滞を誘発し、避難がおくれる一因にもなりますし、緊急車両等の通行が妨げられますので、基本は徒歩での移動をお願いしているところであります。加えて、地域や隣近所同士で助け合う共助を進める上で自主防災組織は重要でありますので、今後とも設置を促進してまいりたいと存じます。最後に洪水ハザードマップの見直しの考えについてでありますが、洪水ハザードマップにつきましては、水防法に基づき、帯広開発建設部の協力により十勝川及び音更川の浸水想定区域を指定したものであり、平成16年8月、21年8月に作成し、全戸配布しております。また、平成25年2月発行の防災のしおり、28年4月発行の暮らしと防災ガイドブックを同じく全戸配布しております。その後、本年7月に洪水浸水想定区域図が更新されましたので、本年度進めている地域防災計画の全面改定後、速やかに洪水ハザードマップを更新したいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。なお、2点目の御質問につきましては教育委員会から答弁いたします。
答弁 教育長 宮原達史(教育長は2020年3月まで)
2点目の地域で子供たちを応援する仕組みづくりについての御質問にお答えいたします。初めに、子ども会の現状についてでありますが、本町では、町内会を区域とする単位子ども会のほか、単位子ども会を市街地の小学校区ごとにブロック化し取りまとめた竹の子子ども会が組織されております。竹の子子ども会には、現在休会している1ブロックを除く町内6ブロックに24単位子ども会が加入しており、ことし5月末現在、加入している児童会員数は1,372名で、町内の児童数に占める割合は48.5%となっております。なお、10年前の平成18年度末の児童会員数は2,235名、町内の児童数に占める割合は77.5%であり、現在と10年前を比較いたしますと、児童会員数で863名、加入率で29%の減少となっております。子ども会の活動としては、竹の子子ども会世話人会と教育委員会が共催して行う事業、竹の子子ども会世話人会が主催する事業及び各ブロックや単位子ども会が独自に行う事業があります。共催事業では、世話人を対象とする研修会を前期と後期の年2回、小学校低学年を対象とする秋山ハイキングを年1回、小学校高学年を対象とするリーダー研修会を夏季と冬季の年2回実施しており、竹の子子ども会世話人会主催事業として、こどもフェスティバルを年1回、子ども会独自の事業として町内6ブロックでドッヂボール大会や映画鑑賞会などのほか、各単位子ども会でレクリエーション、町内会事業への参加など、ブロック、単位子ども会ごとに特色ある事業を実施しております。次に、子ども会と学校、地域、ボランティアとの連携につきましては、関連がありますので一括してお答えいたします。学校との連携では、各ブロックや単位子ども会が事業を行う際には、地域の学校の協力を得て体育館やグラウンド等を会場に実施することも多く、また、教育委員会との共催事業である世話人研修会においては、理科教育研究会に所属する町内の教員に講師を務めていただいているところであります。地域やボランティアとの連携では、単位子ども会が町内会行事等へ参加する中でのつながりが多く、廃品回収や公園のごみ拾い、ラジオ体操、夏祭り、秋祭りなどそれぞれの地域において取り組んでおり、また、教育委員会との共催事業であるリーダー研修会においては、帯広大谷短期大学の学生によるボランティアサークルの協力を得て実施をしたという事例もございます。最後に、子ども会に関係する庁内部署の連携及び新しい仕組みづくりについては、関連がありますので一括してお答えいたします。乳幼児を含めた青少年をめぐる新たな課題としては、妊娠・出産期からの継続的な支援、子供の貧困対策の推進、困難を有する若者の支援などがあり、これらの課題はいずれもさまざまな要因が複雑に絡み合っていることなどから、複数の部署がかかわりを持って包括的に支援することが求められております。現状においても、問題事案の内容に応じ、庁内の関係部署、関係機関・団体、地域と情報を共有しながら対応しているところでありますが、今後においても連携を深め、青少年の健全育成に努めてまいりますので御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。
再質問 3番 山川光雄
では再質問をさせていただきます。まず1問目の8月に発生した台風被害の現状と対策についてお伺いいたします。住宅被害等につきましては、行政報告でいただきました何カ所かの箇所がありますが、木野大通東8丁目の住宅浸水についてお伺いをしたいと思います。まず、浸水の経過と避難の状況についてお伺いをしたいと思います。また、被災された住宅の状況等にもあわせてお伺いしたいと思いますが、この浸水が始まったのは新聞報道によりますと31日未明……。ちょっと済みません。31日未明に避難をされて、翌日の1日の朝の6時ごろには水は引いたというような報道もありました。また、深さ1メーター浸水したと。家具やじゅうたん等が水につかったという報道がございましたけれども、浸水の経過と避難の状況、住宅の状況について改めてお知らせをいただきたいと思います。
答弁 総務部長 杉本俊幸(総務部長は2017年3月まで)
今回の台風10号におけます木野大通東8丁目の被害の状況のことですけれども、浸水の経過につきましては、先ほど町長から御答弁させていただきましたけれども、確認できている中では、31日未明から翌日正午にかけて堤内の水量が増加し、それに対応したといった状況でございます。あと、家屋等の詳細につきましては、先週土曜日から土、日、月3日間にわたりまして職員が今それぞれの住宅のほうに調査入りまして、今現在まとめている最中で、詳しいことは今の状況ではお答えできませんけれども、議員がおっしゃったような家電とかそういったものに被害があったということで聞いております。以上でございます。
再質問 3番 山川光雄
わかりました。それで、被害認定のお話なんですけれども、被災証明を発行する、申請される方もおられると思うんですけれども、その被災証明の発行に当たっては調査をしなければならないというようなことになろうかと思いますが、職員の方は今対応されているので大変忙しいというのは理解しておりますが、被災者にとりましては生活再建の基礎となる重要な書類というようなことであろうと思いますので、その対応をお願いをしたいというふうに思っております。次に、先ほど浸水した要因について御答弁ございましたが、行政報告では樋門の閉鎖による内水氾濫というようなことでございますが、一部新聞報道では地下水の上昇が要因と推測されるというようなこともありました。どちらにいたしましても、今回の住宅被害が再び起きないように取り組まなければならないと思います。その対策としてどのようなことがあるのかというようなことなんですけれども、堤防の補強を要請するのか、または、内水面の用水路というんですか、そういうのを拡張等が考えられるのか、また、従来のポンプ排水しか方法がないのか、この辺のところをお伺いしたいと思います。
答弁 建設水道部長 恩田惣次(建設水道部長は2017年3月まで)
新聞報道等でもありました浸水した区域の要因、浸水した要因といいますか、地下水位の上昇というのも考えられるのではないかということだったと思いますが、私どもも正しく検証しているわけではございませんので、これは断言するということにはなりませんけれども、あくまでも推測の域を超えてはおりませんけれども、あそこの区域が、先ほど答弁にもありましたように、音更川と鈴蘭川と第3鈴蘭川、これに囲まれた土地形状であって、音更川の水位の上昇、これがピークが31日午前10時ごろということになってございまして、その時点で住宅宅地の地盤よりももう高くなっていたということ、それと、降雨が朝7時ごろくらいにはもうやんでいたと。にもかかわらず浸水が午後まで続いているということから、出水の要因が単に降雨による雨水が集まってきたのではないというふうに感じてもいるところでございます。ここにつきましては、昭和50年代ぐらいまでに木野川という小河川がありまして、旧河川跡、そういったところで、滞水層があれば、河川の水位の上昇によりまして、それによって何らかの影響を受けたのではないかというような推測がされるというところでございます。それと、今回、台風10号以前の3つの台風、これによりまして、流域の一帯が長雨によりまして飽和状態であったということから、そこら辺も地下水位が上昇して浸水に何らかの影響を与えたんでないかと。それも一因ではないかというふうに考えているところでございます。それと、今後の対策につきましては、どうしても河川の水位が上がると堤内に逆流するということを防止するために各樋門を閉じられるわけでございますけれども、その樋門を閉じられたことによって内水排除をするためには、今のところ排水ポンプをそれぞれ設置して、強制的に堤外といいますか川側に水を排除するという方法しかないのかなというふうに思っておりまして、今回設置した台数では若干足りなかったというところでございますので、それも考慮して今後対策を立てていきたいというふうに考えております。以上でございます。
再質問 3番 山川光雄
次に、行政報告にもありましたけれども、十勝川の堤防のことについてお伺いしたいと思いますが、浸水対策で職員も土のう積みに参加された、参加するというか職務を遂行されたようでございますが、この土のう積みの中で地元の消防団の方の御協力もいただいたというふうにはちょっと聞いておるわけでありますが、この作業の経過等について御説明をお願いしたいのと、堤防対策について国に要望するなど、取り組みをお伺いいたしたいと思います。
答弁 総務部長 杉本俊幸(総務部長は2017年3月まで)
十勝川の水位の上昇に伴います土のうの対応でございますけれども、まず十勝川温泉地区の堤防でスーパー土のうのほうの設置を始めております。今お話しありました消防団の招集につきましては、スーパー土のうを一応設置しましたけれども、土のうの間から水が漏れるというようなこともあるため、消防団のほうにその協力を要請しております。8月30日の10時半に要請をいたしまして、団員14名と職員14名ということで対応してもらっております。このときに、現場で土のうがつくることができませんので、こちらの事業者さんのところで土のう積みということで、そこに役場職員が行きまして土のうをつくって運ぶといったような対応でさせていただいております。あとは、国への要望につきましては建設水道部長のほうから答弁いたします。
答弁 建設水道部長 恩田惣次(建設水道部長は2017年3月まで)
十勝川温泉地区の堤防の件でございますけれども、あそこのところにつきましては一部無堤のところがございます。それで、かなり以前より河川管理者であります帯広開発建設部のほうと、あと地域も交えてそういった点についてずっと協議をしてきておりますので、今後もそこら辺を進めて安全対策のほうを整備していきたいというふうには考えております。以上でございます。
再質問 3番 山川光雄
それでは2点目についてお伺いいたします。避難所の開設と運営の課題についてでありますが、まず最初に、学校避難所3校を休校にいたしました。町のホームページではこの休校した時間がちょっとはっきりわかりませんでしたので、その時間をお知らせいただきたいのと、その他の学校避難所の休校の判断につきましてお伺いをいたしたいと思います。
答弁 教育部長 大久保善雄(教育部長は2017年3月まで)
学校の避難所3校の関係の、そこの学校の休校の関係でありますけれども、その決定をした時間が、8月31日、十勝川の増水に伴いまして2時40分に避難勧告が出されたところです。それに伴いまして3時10分に木野東小学校、緑南中学校の臨時休校を決定しております。そこにつきましては、緑南中学校につきましては避難所開設の関係と、木野東小学校につきましては浸水の関係ということで休校としております。その後、5時30分、緑南中学校の避難所に避難される方が多いということもありまして、下士幌小学校に避難所を開設するために、その時点で下士幌小学校の休校を決定させていただいております。一応3校につきましては今の状態であります。それと、学校避難所の休校の判断も同じような時間帯で行っております。以上です。
再質問 3番 山川光雄
3時10分に休校の判断をされたということでありますが、その他の学校の避難所についての休校の判断は最終的にはされなかったということに理解したいと思いますが、後で避難所の運営についての話をさせていただくときにまたお話をさせていただきたいと思いますが、緑南中学校の避難所につきましてですが、避難者が多く、入り切れなかったということで、また、車での避難で大渋滞が起きていたというような報道もございました。この避難所につきましての収容人数というのが、行政報告の中では緑南中学校が千六百何人というふうに書いてあったと思いますが、この避難所についての収容人数というのは設定されているということで理解してよろしいのでしょうか。それから、緑南中学校に入れないということで下士幌小学校に避難所を移されましたけれども、避難誘導については、私も行って現場を見ておりますけれども、職員の方がパークゴルフ場の入り口で、入れないので下士幌小学校へ回ってくださいというようなことで誘導されておられました。それで、この緑南中学校に入り切れないというような実態を捉えて、今後避難区域の見直し等も必要ではないかというふうには思うわけでありますが、その辺の見解をお伺いしたいと思います。
答弁 総務部長 杉本俊幸(総務部長は2017年3月まで)
まず一つ目の避難所の収容人員ですけれども、施設の面積等で1人当たりということで、それぞれ収容人員を可能な人数ということで、それぞれの施設で持っております。緑南中学校につきましては1,650人ということで捉えているところでございます。あと、現場のほうから、今お話しありましたように、緑南中学校の部分におきまして避難者のほうが収容がこれ以上できないというような連絡を受けましたので、現場のほうに、下士幌小学校を避難所ということで開設するので、そちらのほうに住人の方を移動させるように指示してくださいということで、こちらのほうから連絡させていただきました。避難所の設定につきましては、町内公共施設を避難所ということで指定させていただいております。市街地におきます洪水時の避難所につきましては小中学校とコミセン、大きな施設を指定させていただいておりますが、これらの避難所のその地域の割り当てというのは、それぞれの避難所と地域の距離、それとそこにいらっしゃる地域の人口を加味しましてそれぞれ指定させていただいております。このために、基本的に各避難所にそれぞれの地域の人が避難した場合、それぞれにあきがないような状況がございます。洪水時の避難において、宝来地区の方に音更川を越えての避難をしていただくというのは今適当でないということで考えております。このため、宝来、ひびき野地区におけます避難所としての公共施設につきましては近いところでは緑南中学校しかないと。2次避難所というものは一応ありますけれども、これにつきましては、宝来地区に関しては浸水区域内にある施設、軽スポとかひびき野会館とかということになっておりますので、洪水時におきましては現状では緑南中学校しかないということで、区域を見直ししての対応は現状では難しいかなということで考えております。避難が長期化される場合に収容し切れない場合には、協定等がありまして、宿泊施設の利用も対応ができるということでこれまでには考えておりましたけれども、今回のような洪水時の避難ということになりますと、いち早く身の安全を図っていただくということも必要なのかなということで、そういった場所にまず移動してもらうということも必要ではないかと。ただ、そういった広い場所も今考えられるところちょっとございませんので、今回のことも含めましてどのような方向があるか検討が必要ということで今考えております。以上でございます。
再質問 3番 山川光雄
次に、福祉避難所の現状につきましてでありますが、実は音更中学校の体育館におきまして避難をした場合に、中学校が、先ほどもありましたように休校になっていなかったというようなことで、体育館と柔道場が避難場所になっておりましたが、実はそこに障がい者の方々の避難があったわけであります。そういったことで、先ほどの学校の休校との関係もありますが、ほかの避難所では、例えば緑南中学校であれば教室に福祉避難所的なものがあったと思いますけれども、休校にならないと教室を使えないというような状況が生まれたと思っておりますが、その点で先ほど学校の休校についてのお伺いをしたわけでありますが、この対応について何か見解があればお伺いをいたしたいと思います。
答弁 教育長 宮原達史(教育長は2020年3月まで)
避難勧告が出た当日の学校の休校についての取り扱いですけれども、先ほど部長から申し上げました十勝川の氾濫のほうの避難勧告が午前2時40分。それで、それを受けて避難勧告区域にある木野東小学校、そして避難所となる緑南中学校、これを休校ということに教育委員会では決定いたしました。そして、緑南中学校が避難者であふれそうだということで、その後、下士幌小学校、ここは校舎のつくりがオープンスペースが多いものですから、避難所は体育館ということになっているんですけれども、避難者が殺到すると授業にならないなどということで休校を決定いたしました。そして、この休校の決定のタイミングというのは、学童だとか給食が絡むものですから、災害のときにはそこまで本当は考えないでやらなければならないときもあるんですけれども、当日はそこまで考えて、なるべく早目にということで、夜明けぐらいの時点でしたけれども、すぐ学校長に連絡をとって休校の決定をしてもらいました。お話にありました音更中学校など、こちらのほうの音更小学校、柳町小学校、そういうところの学校が休校にならなかったことについてですけれども、こちらのほうの避難勧告は、音更川の氾濫ということで午前7時20分に避難勧告が出ました。避難勧告の時間はできればそういう登校時間に重なるような時間にはなってほしくないんですけれども、避難勧告の時間コントロールできるわけではありませんので、そういう時間でしたので、教育委員会としては、もう登校し始めている児童もいる、そういう中で休校の決定ということはできなかったわけです。しかも音更小学校と柳町小学校は避難勧告区域にあるということで、この2校については、学校に全員登校した後、欠席者は確認した後、その児童たちをそっくり避難所に移そうということになりました。これが児童にとって一番安全な方法だという判断で行いました。ただ、音更小学校は音更中学校に、柳町小学校は当日は共栄中学校に避難していただいて、そして学童の指導員であるとか小学校の教諭であるとか、そういう方たちについていただいて、その後、短縮授業として、保護者が迎えに来てくれる方は迎えに来ていただいて、迎えに来れない方は最後まで、放課後までその場所でお預かりしたわけです。中学校を休校にしなかったというのは、小学校も、避難所の学校全部そうですけれども、もともと体育館を避難所としておりますので、授業は、避難勧告区域以外の児童生徒が通うところの小中学校については授業は行うと。これは、もちろん休校のタイミングがそういう午前7時20分ということもありましたので登校していただいて、学校にいれば何かあっても対応できるんでないかということで授業を継続させていただいたという経過でございます。学校の休校関係についてはそういうことでございます。
再質問 3番 山川光雄
今音更小学校の関係お話しされましたけれども、中学校の体育館で、短縮授業になりまして、小学生が中学校のほうに、体育館に移動されました。そのとき、ちょうど一般避難者も同じ時間帯に体育館に集中しているというようなことが重なりまして、一時重なったというようなことがあったということをお話しさせていただきたいと思います。それで、避難所の運営につきましての反省点は、まだいろいろ途中であろうと思いますけれども、もしまとめられていたらお伺いをしたいと思いますが、新聞報道によりますと、職員が不足していたところもあると。また、そのような報道もありましたけれども、今現在まとめられている点についてお伺いをいたしたいと思います。
答弁 総務部長 杉本俊幸(総務部長は2017年3月まで)
今回の避難所開設に伴いましての課題につきましては、先ほど答弁させていただきましたけれども、要支援者の移動方法とか、ペットを連れて避難されている方もいらっしゃいましたのでそれの管理方法、あと夜の部分でいうと、一応最初毛布1枚ということでしたけれども、寒いといったこと、あと日中になりますと反対に暑いということで体調が悪くなるといった避難者がいたということで暑さ及び寒さ対策、それと避難所ごとの食事、いろんなところに発注しておりましたけれども、時間が生じていたということもお聞きしております。あと、職員が不足しているということのお話がありましたけれども、行政報告の中で1カ所当たり2人から一応12人ということで、確かに、緑南中学校というところ等もそうなんですけれども、車で避難されてくるとかそういうことがありまして、中の受付で足りないということで、そういう部分については随時こちらのほうに連絡をいただいて、追加で職員を一応配置していったと。2人から12人体制ということになりますけれども、そういった中で対応を図らせていただいたところでございます。その中でも地域の方等、お手伝いいただいたというのは実際ございます。職員だけで、それだけの人数で千何人というのは全部対応できるものではないかなと思いますので、そういったことの協力をいただいたということは聞いております。あと情報については、河川の水位等については、こちらのほうから担当者にそれぞれ連絡はさせていただいていたんですけれども、避難者全員に伝わる方法を、避難所ごとにどうやって皆さんにお知らせするか。ホワイトボードでお知らせしていたところもあるみたいなんですけれども、そういった方法がとれないところ、そういったところで連絡が十分でなかったというお話も聞いています。今、職員等にアンケートをしていただいて、前回の避難所設営のときもそうだったんですけれども、そういった中で課題等をもう一回洗い出しまして、検証して今後の対応に努めたいということで今考えているところでございます。以上でございます。
再質問 3番 山川光雄
今お話がありましたように、避難所におりますと、避難者の方は情報が入らないので不安があるという声をいっぱい聞いております。それで、一つの提案でありますけれども、町のホームページから川の防災情報を通しまして河川の状況がわかるところがあります。今現在川の水位がどの状況にあるかというようなことが10分刻みで出ております。私はそれをずっと見ていたんですけれども、そういうような情報を避難所の掲示板等に張っていただくと、それを見て住民の方が今川の水位はどのようになっているかというのが一番よくわかるというようなことがありますので、掲示板を利用してそのようなことをしていただきたいなというふうに思っております。次に、避難情報の周知と対策についてお伺いいたしますが、避難準備情報というのがございますが、これについて発令はされておりません。これを発令しなかったということなんですが、その理由等についてお伺いをしたいと思います。休憩(午後 3時15分)
答弁 総務部長 杉本俊幸(総務部長は2017年3月まで)
今回の避難の勧告等につきまして避難準備情報を出さないでなぜ勧告だったかという御質問かと思います。河川洪水を対象とした避難勧告の発令等につきましては、帯広開発建設部と協議して作成しておりますタイムラインに基づきまして、それを踏まえまして今後の見通しを判断し、行うこととしております。タイムラインでは、避難判断水位到達で避難準備情報、氾濫危険水位到達で避難勧告を発信することとなっておりますが、今回は避難準備情報を発信する避難判断水位を超えた時点での避難勧告を行っているということでございます。このことにつきましては、行政報告と先ほどの町長からの答弁も申し上げましたが、十勝川の水位が避難判断水位に達したのが午前2時で、上流部での小河川の氾濫のほか、その後の増水も見込まれ、時間帯も深夜ということでございましたので、準備情報ではなく、避難勧告の発令をさせていただきました。また、音更川の場合には午前7時に今申し上げました避難判断水位に達したところでございますが、上流のダムのほうから大量の放流を開始するということが既に通知されておりましたので、その後の増水も見込まれましたことから、音更川のほうにつきましても避難準備情報ではなくて避難勧告というような、それからの増水が早い時間で進むというような判断で、準備情報でなくて、勧告のほうを優先して発令させていただいた状況でございます。
再質問 3番 山川光雄
避難準備情報と避難勧告の中身はちょっと違うんじゃないかと思いますが、避難準備情報は、高齢者とか障がい者の方々の避難を早目にしていただくために準備をしていただくという時間を設けるという意味で避難準備情報というのはあると思います。それで、音更川の右岸と左岸で対応が違っているわけでありまして……。十勝川の右岸と左岸で対応が違うということで、帯広市の場合は30日の18時に避難準備情報を多発しているということであります。そのようなことで、タイムラインをつくられて対応されているということでありますが、そのようなこともありますし、本町の対策本部が30日の8時ごろに対策本部を設置されているというようなことから考えますと、避難準備情報というのは早目に出しておいたほうがよかったのではないかと私は思っているところでありますが、先ほどの答弁では、深夜や早朝での発令となるというようなことも理由となっておりますけれども、できるだけ、幕別と帯広の話もありましたけれども、午後8時ぐらいがぎりぎりかなというような話もそのそちらのほうの情報でありましたけれども、避難準備情報というのを発令するということが今回大切でなかったかなというふうに私は思っているところであります。時間がありませんので、避難勧告については初めての体験でありましたが、どのように受けとめたかということでありますが、避難者は高齢者、女性が多かったというふうに私は思っておりますが、勧告の受けとめ方は多様であったというふうに思います。勧告の意味の共通認識を持つ必要があるのではないかというふうに思うところでありまして、国の啓発広報を見ますと、兵庫県豊岡市が水害体験を国の広報で述べております。その内容をお伝えしたいと思います。平常時から避難勧告の意味を伝え、最終的に逃げるか否か判断するのは自分自身であるという自覚を町民に持ってもらうことだということを述べておられました。今後、平常時から町民に避難勧告の意味を伝えることが大切じゃないかというふうに考えております。それから次に、洪水ハザードマップの見直しの時期につきましては、先ほど答弁ございましたので、再質問はありません。次に2問目に移らせていただきたいと思います。地域で子供たちを応援する仕組みづくり……。
答弁 総務部長 杉本俊幸(総務部長は2017年3月まで)
避難勧告、避難指示につきましては平成23年の大雨のときに発令しております。それを受けて今の避難所マニュアルやなんかを作成しているようなところでございます。今回の災害を受けましてまたこれらの見直しをするというような形になってくるかと思います。それと、今、議員のほうからお話しありましたけれども、タイムラインの中で、本来であれば避難情報を出す水位ではあったんですけれども、避難準備のタイミングではありましたけれども、その状況、その時点の状況から、その上の避難勧告ということで、あと、帯広市さんの対応が札内川なのか十勝川なのか私のほうでもちょっとわかりませんけれども、十勝大橋の水位計の状況で私たちも判断しておりますので、その時点では、先ほど申し上げた2時の時点で避難準備情報を出すときに、その状況を判断した中で勧告のほうで命令を出させていただいたということでございます。御理解をいただきたいと存じます。
答弁 副町長 高木収(副町長は2020年3月まで)
音更川と十勝川の避難準備情報の、もっと早く出すべきではなかったのかということだと思うんですけれども、本来水位の中では避難準備情報を出す水位の時点で、さらに一段強い避難勧告をしたと。つまり積極的に避難をしてくださいという勧告を行っていますので、私たちとしては積極的に先を読んで住民の方の安全を図ったということでありますので、避難準備情報を出さなかったんではなくて、それをさらに超えて、町民の安全を図るためにさらに上のレベルの警告を出したということで御理解をいただきたいと思います。
再質問 3番 山川光雄
それでは、次の質問に行きます。子ども会の現状についてお伺いをいたしました。それで、子ども会の参加者の割合が48.5%というようなことでございまして、半分以下というような状況であります。それで、教育委員会の報告の中でも、この現状について何とかしなければならないのではないかというような議論もあるわけでありますが、答弁いただいた中では特に、これに対する対応については従来のままなのかなというふうな印象を持ったところでございます。それで、町内会に子ども会がないところ、子ども会に入っていないお子さん、それがどのくらいいるのかというのは、お聞きしますと、その状況を把握されていないということでありますが、私は今回の質問で、そういった子供たちが、何らかの地域が応援する必要性があるのではないかというようなことで質問させていただいております。子供の夏休みのことでありますが、私の町内、ラジオ体操をやっておりますけれども、町内会に入っていない近隣のお子さんも一緒に参加されております。そういう実態も見ますと、やはりきちんとそういった子供たちの対応をする仕組みをつくらなければならないのではないかというようなことを思うわけでございます。そういうようなことで、よりよい環境をつくっていただきたいということで質問させていただきましたけれども、現状において、問題事案の内容に応じて庁内の関係部署、関係機関・団体、地域と情報を共有しながら対応しているところであり、今後においても連携を深めて青少年の健全育成に努めたいというような答弁をいただいておりますが、そういった中で、地域で子供たちを応援する仕組みというのを、今ある事業ではなくて、新たな学校、地域が一緒になって取り組めるような内容を進めていただきたい。特に学校を中心としたそういった応援する仕組みというものを新たにつくり上げていただきたいというようなことで今回質問させていただいておりますので、私の今の発言に対しまして見解をいただければありがたいと思います。
答弁 教育長 宮原達史(教育長は2020年3月まで)
それでは、学校を中心にというお話でしたので、教育委員会のほうから答弁させていただきます。もともと子ども会というのは、子供が少なくなってきたことによって子ども会がない町内会も発生してきている、それから、おっしゃられたように、子ども会に入らないというような御家庭もある、これは、前にもちょっと私お話ししましたけれども、町内会の未加入と絡んできていると思います。町内会にも入らない、子ども会にも入らない。もともと町内会と子ども会は同じ区域割りで連携していた。昔は、連携していたという意識もなく連携していたと思います。これは学校にも同じことが言えると思いまして、わざわざ連携してくださいというような仕組みをつくらなくても、もともと連携するものだと。地域もそうです。そういうことで子ども会は運用されてきました。ただ、先ほども申し上げましたように、少子化あるいは町内会未加入、子ども会未加入という、こういう時代になりまして、それからさらに、少年団、習い事、そういうふうに子供たちが時間がなくなってきた、それから、親が、保護者が子ども会の役員を避けるようになってきたというような、いろいろなそういう時代の背景の中でなかなか子ども会活動ができていないという状況です。これを学校のほうに特に連携させるというような行政が働きかけをするということになると、また学校教育との問題が出てきますので、学校にはなかなか業務は、任せるというかお願いすることはできないですし、学校の先生たち、今業務がちょっと多いということで、適正化ということも今問題になっていますので、なかなか、学校との絡みにつきましては、今までどおりの協力の範囲の中で行っていくのが現状だと思います。やはりこの限られた財源で限られた人材、そういう中で子ども会活動、どういうふうにしていくかというのは、子ども会という立場でいけばこれからまだ研究の余地があると思いますので、御理解いただきたいと思います。
再質問 3番 山川光雄
最後にいたしますが、子ども会、今教育委員会が行っております内容につきましては、竹の子子ども会のリーダーとか、それから体験とか、そういうようなことで取り組んでいるわけ……。子ども会のリーダーを養成するとかそういうようなことで取り組んでいるわけでありますが、どこにも所属しない子供たちがいるということであります。それで、そういった実態をつかんでいただいて、新たな子ども会の育成とかそういうものに取り組んでいただきたいなというふうに思っているところであります。私は、町内会活動の中で子供たちが参加することがすごく意義があるというふうに感じております。行政区におきましても担い手問題もあります。しかし、今の子供たちが地域でいろんな体験をしていることが将来の、大きくなったときの地域のための担い手になっていただくことも考えられるわけであります。そういったことで、これから子供たちに対する施策をまた研究していただきたい、そのようにお願いを申し上げて、質問を終わります。