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古平町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月17日

深夜に地震が発生した場合の対応について

2025年12月17日、古平町議会の一般質問で、中村光広議員が「深夜に地震が発生した場合の対応について」質問し、町長 成田昭彦が答弁しました。

質問者
中村光広 議員
答弁者
町長 成田昭彦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 中村光広

一週間前、12月8日深夜に北海道内を大きく長い横揺れ、青森県東北沖を震源とするマグニチュード7.5の大きな地震があり、津波警報・注意報が出されましたことを踏まえまして質問いたします。深夜に地震が発生した場合の対応についてということで、まず一点目、深夜に地震が発生した場合、町としてはどのような判断をし、どのような対応をなされるのでしょうか、お伺いします。二点目、津波警報・注意報が出された場合避難する車で渋滞が発生すると思われます。渋滞の原因とその対策を練っておく必要があると思います。いかがお考えでしょうか。三点目、冬季の避難の場合暖を取ることが重要です。各避難所のストーブなどの暖を取る対策はどうなっておりますか。四点目、防災無線での日頃からの注意喚起をしていく必要があると思いますが、いかがでしょうか。以上、お願いします。

答弁 町長 成田昭彦

中村議員の一般質問にお答えいたします。深夜に地震が発生した場合の対応についてでございますけれども、まず、深夜に起こった場合は、その災害の種類や規模で配備体制等が相当ありますので、今回は議員おっしゃった青森の関係で申し上げますと、12月8日、まさに深夜といいますか、午後11時15分地震が発生しました。この時間帯ですと勤務時間外です。職員は、まず地震情報自ら入手します。その地震が規模によって三段階あって、震度3の場合は管理職を含めた一、二名の職員が自主的に役場に参集することになっております。対応につきましては、震度3の場合は地震情報の収集と次の段階を想定した体制づくりとなっていますので、今回はその状態に留まっておりますけれども、これがまたその段階になったら職員の半分が集まって、三段階になったら全員集まって情報収集だけではなく高齢者世帯ですとかの対応と決まっております。マニュアルに従って動くという体制になってございます。渋滞の原因とその対策を練っておく必要があるではないかということでございますけれども、避難については徒歩で避難することが基本でございます。防災ハンドブックにも記載しておりますけれども、徒歩が基本だということを町民も忘れている方もおると思いますので、来年度、令和8年度において、避難場所の見直しを含めた説明会も予定しておりますので、その際に再度また周知してまいりたいと考えてございます。暖を取る対策はどうなっていますかということでございますけれども、この複合施設、小学校、沖住民センターには自家用発電機が備わっておりますので、数日は大丈夫なものと考えてございます。その他の避難所につきましては、停電した場合に簡易ストーブで対応しなければならないと思っております。今それに必要な台数が大体40基、防災計画の中で予定してございますけれども、まだ10基程度の備蓄になってございますので、40基の目標までにはあと数年かかるのかなと思いますけれども、そういった中での避難体制・暖を取るといったものに対応してまいりたいと考えております。防災無線での注意喚起の必要性についてでございますけれども、防災無線の定時放送については一斉放送になりますので、避難については地区によって異なることが考えられますので、一斉放送で却って混乱を招くということも考えられますので、防災無線での周知は考えておりません。ただ、先程も申し上げましたけれども、来年度はそういった説明会を予定しておりますので、その際にもう一回周知してまいりたいと考えてございます。それと併せて、防災ハンドブックの活用を徹底していかなければならないのかなと考えております。

質問 3番 中村光広

まず一点目、古平も8日の深夜、時間でいえば夜の11時15分位に震度3の大きなちょっと長い揺れがありました。私の場合で言いますと、そろそろ寝ようかなと寝床についたところで急に携帯電話が異常な音を発しまして、それで何事が起こったのだと見たら北海道の方で大きな地震があった。それがあってから5秒か、もうちょっとあったか、時間置いてから揺れ出しました。すごく早くそういう情報来たのだなという感覚です。揺れ始めたら結構、感覚でいうと長い大きな揺れで、これは逃げないといけないのかなと考えておりまして、とにかく情報を得ようと思いまして、携帯電話を見たところ青森県沖なので太平洋沖で大きな地震があった。古平は漁村ですので津波が一番心配だったので津波は来ないな。古平町は震度3と出ていたので逃げる体制はとっていたのですが逃げなくてもいいのかな。そうしたうちに地震が止まりまして、大きな揺れだったので心配でしばらく情報を見たりして30分以上起きて情報を得ていました。どうすればいいのかなと思いましたけれども、町の方から何も連絡もないしそのまま寝たのです。そうした私どもの状況ではありました。翌日、近所の方々が申すには、揺れたのだけどもちょっと大きな揺れでどうすればいいのか分からなかったとか、ちょっと長かったけれども布団の中で揺れるのを待っていたら止まったのでそのまま寝てしまったとか、こういう時に後から震度3と分かったのだけれども、震度4・5とかなると、町の方でも大きな防災組織を立ち上げなければいけないと思うのですけれども、こういう震度3の時に、まず町の方としてはどう動いていたのだろうかという疑問が町民にありまして、ちょっと質問してみた次第です。具体的にホームページ等で防災マニュアルとかに詳しく結構凄い分量で書かれておりまして、震度3の場合は、先程町長言われたように関係ある少人数が集まって体制をとるということが書かれておりましたので、そういう体制で動いたのだなと思いましたが、実際、この度の8日の深夜の場合、町の方は町長を中心にしてどのように動いたのか具体的に教えてほしいです。どの辺りが役場に集まってどのような対応をとったのかといったところをお伺いしたいなと思います。二点目、この辺で言いますと津波というのが一番重要な部分になってきますので、津波の警報が出た場合には逃げ遅れれば津波に飲み込まれますので、とにかく一分一秒争うと思うのです。そういう場合、住民の方たちはとにかく同じ時間帯に一斉に逃げると思います。当然、普通に考えても、冬場ですから高齢の方もいらっしゃいますし、障がいのある方もいらっしゃいますし、寒いですし、歩いて行くのはちょっと避難するのは難しいなということで、おそらく100人いれば100人近く車ある方は車で移動するというのが通常だと思います。必ず渋滞が発生すると思うのです。今回の新聞情報でも青森の方でもかなり渋滞が発生しております。渋滞が発生した場合に津波に飲み込まれて災害に遭うという可能性が大いにしてありますので、そういった時の渋滞になる原因とか、そういった対応を少し練っておく必要があるのではないかなと思います。その点についてもう一度お伺いしたいと思います。三点目、とにかく冬季の場合は寒いので暖を取る必要があると思います。特に津波発生の場合は皆さん高台目指しますよね。古平町でいうと避難場所というのは17か所指定されています。そのうちの高台というと、れいめいの里、いこいの家、かなえーる、古平小学校、ほほえみくらす、ふるびら温泉の6か所です。もし、通常の地震だったらあちこち避難するのだろうけれども、津波というと皆、高台に集まるということが考えられます。冬季の場合、高台に行った時に暖が取れないと非常に寒くて、特に高齢者は堪えると思われます。町の備蓄の状況を調べたところ、暖を取れるものとして令和6年11月1日時点では、灯油のストーブが先程町長言われたように10基、電気ストーブはなし、毛布は360、段ボールベッドが100、パーテーションが50となっていて、高台だけに絞っても6か所あるわけですから、ここに石油ストーブ10基だとちょっと暖取れないので、電気がなくても使える石油ストーブというものは1か所に2、3個位は必要だとは思いますので、先程40基揃えるのに数年かかると言われていましたけれども、高台にある場所についてだけでも早急に電気なしでも使えるようなストーブを準備する必要があるのではないかと思います。その点いかがでしょうか。次が四点目、防災無線での日頃からの注意喚起をしていく必要ということで、先程町長の方から説明会とか、防災ハンドブックを利用するということが申し上げられました。防災無線を毎日聞いていますと消防の火事に関する喚起というのは結構頻繁にかかります。日本海側でも数年後か何十年後か分かりませんけれども、留萌沖でかなりの大きな地震が発生するという予想が出ています。日頃から住民の方たちに、例えば、逃げる時にこういったものをザックに入れておいたらいいですよとかといったような情報を注意喚起として意識づけのために流しておけば、いざ地震が起きた時に手に物を何も持たないで時間ないので逃げるということがありますので、手元に最小限必要なものでも置いておいた方がいいというような情報というのは意識づけのためにも防災無線で流してもらえたらなと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 成田昭彦

まず一点目の、今回の青森の地震での職員の対応でございますけれども、先程申したとおり、震度3であれば各課管理職含めて一、二名の職員が参集することになってございます。今回の場合は19名の職員が参集しました、その中で情報を確認しながら、太平洋側に集中して日本海側にはそういった注意報は出ませんでした。職員としては地震直後から集まって午前1時に解散してございます。その後担当の防災の担当の方だけ残りまして、気象庁の方と連絡を取り合いまして大丈夫だということを確認して午前2時に解散しております。災害の状況によって集まる職員も決まってきますので、その都度対応してございます。二点目の徒歩でございますけれども、先程議員おっしゃる坂もありますけれども徒歩の方が早い。例えば、車で行っても避難場所に車を置けないようなところもあります。港町などであれば崖っ縁ですので車は置けない状況もありまして、なるべく徒歩でということで進めております。三点目の暖を取る部分で、確かに議員おっしゃるように、今40基必要する中10基しか用意していないということです。これ、地域づくり交付金という交付金の中で備蓄品を備えているのです。ずっと毎年来ますので、それを活用した中で防災備品を用意する形でやっています。優先しなければならないものは優先してやりますけれども、今はそういった状況で進めております。防災無線については、先程申し上げたとおり、災害によって避難がどういう形になるかということがございます。ただ、こういったことがありましたということを防災無線で流すというのも必要かなと思いますけれども、逆に、深夜にそういった防災無線を流すと町民がパニックになってしまうおそれもありますので、その辺を考慮しながら、ケースバイケースで進めていければなと思います。

質問 3番 中村光広

一点目は分かりました。二点目の、道路が渋滞するという点ですけれども、町長が言われる徒歩で避難するというのが基本だというのは分かります。ただ、冬の夜中、そういう時に徒歩で高齢者とかに行ってくれと言っても、行政が思うことと住民が避難することはギャップがあるというか、ズレがあると思います。行政は徒歩が基本だと考えていても、いざそういう場面になったら、人間、特に高齢、あるいは若くても、あるいは身内の方が何人もいらっしゃる場合は車で移動すると思います。そういったことを考えて対応を考えておいた方がいいのではないかと思います。特に、太い国道に入るまでの細い道から国道の太い道路に出るところでおそらく渋滞になるということを私は考えます。個別に災害が起こる前に、個別にお宅はこのコースを通ってくださいと、コースを決めておくとていうのかな、細かく対応しないと、いざとなった場合は必ず渋滞になりますので、そういったことを考えて少し対応とっていただければなと思いますが、その点どのようにお考えになるのか、もう一度お願いします。三点目は、これもいいです。冬の暖というのが重要ですので10台ではちょっと足りませんので、早急な対応をお願いしたいと思います。四点目、防災無線という折角いいものがあるのですから、先程町長は夜中にそういった防災無線で全戸で流すとパニックを起こされるというようなこともあると言われました。それはそうですが、このような今回の11時という深夜に起こっても、震度3というか私の感覚ではもうちょっと大きいかな。結構長かったですし、この位の地震だと皆さん目覚めて、さてどうしようか、大きい揺れ来たけどどうしようかと、ほとんど寝ている方はいないと思います。情報を得るために10分、20分、30分、1時間起きてテレビなりラジオなり携帯なり見て、どういうふうに対応しようかなと考えていて、町の方からは何の連絡もないし、翌日になっても昨日の地震はこうでしたとかそういう情報も何も町の方からはない。近所の方が申すには、私どうすれば…。寝ていいものかどういうふうに対応していいのか分からないわと回答する方が何人かおられました。あの位の地震があった場合には、皆目覚めて起きていますので、防災無線で今回の地震は太平洋側の地震で古平3で津波の心配はありませんという一言あれば、皆さん安心して寝られるのではないかなと思った次第でありますが、その点もう一度答弁お願いします。

答弁 町長 成田昭彦

先程申し上げましたように、三段階に分かれていると申しました。今回の場合は震度3ということで職員も集まるのもそれ位。第二段階になると、今度はそういった要援護者・要支援者については、職員が家を回るといったこともありますので、要支援者についてはそういった形での対応となってきますので、ケースバイケースで対応するということでございます。ストーブについては、なるべく早くそういった備品を備えていかなければならないのかなというふうには思っております。今回、その後防災無線を流さないというのは、例えば、11時15分に起きた。私どもが確認するのも、12時、1時位になってしまうわけです。絶対安心だというとなると、地震発生から2時間も3時間も経ってから今の地震は心配ありませんというのは果たしてそう流すのがいいのか。震度3で危険性があればすぐに私どもも対応します。今回の場合はそういったことを確認した段階で、それは終了したということです。例えば、11時15分に起きたものがそれから収まっていて、1時に今度は防災無線を流すというのもなかなか難しいものですから、その辺の連絡も来年の説明会あたりでしていって、住民の理解を得ていければいいのかなと思っておりますので、そういったことでご理解願えればなと思います。

出典:古平町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月17日 議事録 PDF(35ページ) 間違いを知らせる