音更町議会 平成27年第4回定例会 2015年12月11日
図書館運営と児童生徒の読書向上について
2015年12月11日、音更町議会の一般質問で、重堂登議員が「図書館運営と児童生徒の読書向上について」質問し、教育長 宮原達史、教育部長 大久保善雄が答弁しました。
- 質問者
- 重堂登 議員
- 答弁者
- 教育長 宮原達史、教育部長 大久保善雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 8番 重堂登
おはようございます。通告に従って質問を行いますので、よろしくお願いいたします。内容は、図書館運営と児童生徒の読書向上についてであります。音更町図書館は、蔵書冊数19万8千冊で町民1人当たり約4冊となっており、図書館の蔵書スペースをほぼ満たしています。平成26年度、教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価の報告書によりますと、図書の貸出状況は、60歳以上の利用者は4千冊増となっております。しかし、60歳未満の年代は軒並み利用者が減少したと報告されております。全体で5千冊の減少とあることから、60歳未満の年代では9千冊の減少となります。これは、近年の労働形態や生活状況の変化に関係するものと考えますが、年間の貸出冊数26万8千冊を維持する施策が求められるものと考えます。全国学力・学習状況調査では、小学生、中学生の読書に関して、「読書は好き」と回答した小学生の割合は66.2%で、全国、全道平均より低い。中学生の割合は65.9%で、全道平均より相当低く、全国平均よりやや低いという結果になっております。そこで、学識経験者の意見もあるように、読書は、知的活動を増進し、人間関係や情操を養う上で重要であります。音更町子ども読書推進計画の推進や学校現場の状況把握を行い、子供の読書活動の充実が求められています。これらのことから、読書活動が活発になるよう、以下の質問をいたします。1つ目、図書館について。1)図書館活動として、館外における活動はどのようなものがあるかお示しください。2)古本市、交換会など、館外でも実施できないかお伺いいたします。3)幼児からの図書、絵本、紙芝居が非常に大事だと言われていますが、これまで以上にこの面での予算増額は考えられないか。4)図書館に、軽食といいますか、食事をするスペースはとれないものかお伺いします。2つ目、学校図書館についてです。1)小学生、中学生の読書傾向の調査などが行われていれば教えてください。2)司書教諭の配置。学校司書を配置する考えはないかお示しください。3)小学校低学年において希望する図書を用意するような活動ができないか。以上、よろしくお願いいたします。
答弁 教育長 宮原達史(教育長は2020年3月まで)
図書館運営と児童生徒の読書向上についての御質問にお答えいたします。まず図書館についての御質問でありますが、初めに、図書館活動としての館外における活動及び古本市、交換会などを館外で実施できないかにつきましては、関連がありますので、一括してお答えいたします。本町の図書館は、多様化、高度化する町民の学習要求に適切に対応するために資料や情報を提供し、職業上、教養、趣味など、その目的にかかわらず町民の自発的な学習意欲を支援する施設としての重要な位置づけがなされております。このようなことから、図書館は、生涯学習の振興を図る上で、町民の身近にあって学習活動を支援する重要な社会教育施設であり、図書館運営の充実は、地域の学習環境を築いていく、必要不可欠なものとなっております。図書館の蔵書冊数につきましては、御質問にありましたとおり、平成26年度末現在19万8千冊と、当初図書館が目標としていた町民1人当たり4冊という目標を達成するとともに、年間の貸し出し冊数につきましては、昨年度の26万8千冊よりもふやせるよう鋭意努力しているところであります。今後も、新しい情報通信技術の活用や少子高齢化の対応、子供の読書活動の振興など機能の充実を図り、多様化する社会の要求に応えるための図書館活動の充実と発展に寄与することが重要と考えておりますが、その中で、図書館活動における館外活動の事業として、乳幼児を対象とした保健センターの11カ月児健診のときにブックスタートを、2歳児健診のときにブックスタートプラスを実施して、親子で絵本を介して楽しい時間を過ごしてもらうことを説明するとともに、絵本をプレゼントして読書活動の推進を図り、幼児期に少しでも読書習慣を身につけるきっかけになっていただければと考えております。このほか、大規模小学校、音更、下音更、木野東、柳町、緑陽台、鈴蘭の6校全ての学級に学級文庫の設置を行い、郊外の小学校、駒場、下士幌、西中音更、東士狩、東士幌、昭和、南中音更の7校には移動文庫を設置し、町内8カ所の学童保育所には学童文庫を設置しているところであります。保育園、幼稚園等につきましては団体貸し出しの制度を利用していただいており、学校や保育園等との連携を図りながら図書利用の促進を図っているところであります。また、現在実施している古雑誌市や図書交換会につきましては、館外での実施の要望を受けたことはなく、本館のみで実施しております。このほか、来年1月には、生涯学習フェスティバルの一環として初めて古本市を実施する予定となっております。古雑誌市では2千冊以上の雑誌を陳列しており、図書交換会では1,500冊以上の図書を陳列しておりますので、館外で実施するにはある程度広い場所が必要であり、大量の本を運ばなければならないなど、現在の職員体制や運搬などに限界があるため、その実施は難しいと考えておりますが、これらの事業を図書館で実施することにより、1人でも多くの町民の方々が図書館に足を運び、本に触れる、あるいは本を借りるきっかけづくりとなることを期待していることもあり、今後も各種事業を継続し、図書館の充実と利用促進を図ってまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。次に、幼児からの図書、絵本、紙芝居が必要と考えるが、これまで以上に予算をふやす考えはないかとのことでありますが、図書等購入予算は、例年、視聴覚資料を含め1千万円の予算の中で計画的に購入してきており、平成26年度は5,930冊を購入し、うち児童書は2,210冊で、児童書の購入割合が全体の37%と、決して少なくはない状況と考えております。読書は、知的活動を増進し、人間関係や情操を養う上で大変重要なものと認識しております。現在、第1期音更町子どもの読書活動推進計画に基づき、先ほども申し上げましたように、小学校には移動文庫や学級文庫により読書環境を整備しておりますが、音更町の宝であり、将来を担う子供たちのために、今後も図書の計画的整備の中で幼児のための絵本や紙芝居を整備し、幼児、児童生徒に対する図書館サービスの充実に努めてまいりたいと考えております。また、図書館に食事をするスペースをとれないかについてでありますが、現在、図書館で食事をする場合は、図書を置いていないエントランスホールを提供しております。スペースとしては、テーブルと椅子を置いた12席のほか椅子だけの席が4席あり、そこでおにぎりやサンドイッチなどをとっていただいている状況にありますが、読書をしている方々に対する配慮や、郷土資料など貴重な資料もあるため、図書館の閲覧コーナーでの食事は御遠慮いただいております。次に、学校図書館についての御質問にお答えいたします。まず、小学生、中学生の読書傾向の調査についてでありますが、教育委員会では、昨年度、本町の小中学生がどの程度読書をしているかの傾向調査を独自に実施いたしました。この調査は、学校図書館の本の貸し出し数の実態を調査したもので、図書館の中で読んだ数や家庭で購入して読んだ数は含んでおりませんが、その結果は小学生で1人平均7.3冊、中学生では1人平均1.2冊の貸し出し実績となっていたところであります。中学生は、日常の家庭学習や部活動等により読書の時間が十分とれていないと推察しております。次に、司書教諭の配置状況と学校司書の配置の考えについてでありますが、学校図書館の専門的職務をつかさどる教諭が司書教諭であり、11学級以下の学校以外は配置が義務づけられており、本町においても、今年度は小学校5校と中学校4校において司書教諭を配置しているところであります。また、学校司書につきましては、学校図書館法が改正され、学校図書館の利用の一層の促進に資するため、専ら学校図書館の職務に従事する職員を置くことの努力義務が平成27年4月1日から施行されたところであります。本町におきましては、現在、学校司書を配置しておりませんが、学校教職員や児童会、生徒会の活動、ボランティアの方々の協力を得ながら学校図書館の環境整備を行っている状況であります。学校司書の配置につきましては、学校図書館の利用促進を図り、読書活動を通じた児童生徒の豊かな人間性の形成のためにも重要なことであると認識しておりますが、予算を伴うことでもありますので、財政状況を考慮しながら検討してまいりたいと考えております。最後に、小学生低学年において1人1冊の希望する図書を用意できないかとの御質問でありますが、学校の図書購入につきましては、各学校に予算を配分し、学校ごとに図書を購入しておりますが、図書の選定においては、児童会、生徒会の図書委員会で希望を聞き購入するほか、教師側でも児童生徒の発達段階に応じた推薦図書等も考慮し、総合的に判断して選定しておりますので、おおむね児童生徒の意見は反映されているものと捉えております。したがいまして、1人1冊の希望する図書を用意することにつきましては、学校での希望調査による購入のほか、町図書館の移動文庫、学級文庫などを活用し希望する本が読める体制を整備してまいりたいと考えております。小学校低学年の段階から本に親しむ習慣を身につけることは重要であると考えておりますので、今後とも読書環境の充実を図り、情操豊かな児童生徒の育成を推進してまいりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。失礼いたしました。訂正させていただきます。乳幼児を対象とした保健センターの「10カ月児健診」のところを「11カ月」と読んだようです。10カ月に訂正させていただきたいと思います。失礼いたしました。
質問 8番 重堂登
どうもありがとうございました。私の質問の趣旨ですが、図書館活動について、60歳未満の方がなかなか図書館に足を運べない、そういう面では図書館が逆に町民のほうに出向くことが必要と考えて質問いたしました。今の御答弁の中で、学校だとか保育園、幼稚園のほうに積極的に活動されていることは十分理解できました。そこで、図書館に出向けない方、そういう方のために古本市だとか図書交換会は年3回されているとお聞きしましたが、そういうことが図書館の外で、図書館に出向けない人のために何か手だてはできないかということでここを考えたわけです。一つには、人が大勢集まる、買い物客なんか、そういう場面に出向いてこの古本市だとか図書の交換会みたいのをやっていただいたらいいのかなと思って考えました。私は、鹿追のJAの店舗ですか、農協の店舗でこんな状況を見ました。そこでは、一角に図書交換の場所がありました。自分の読み終わった本を持っていって、読みたい本と交換して帰る、これが交換会だと思うのですが、こういうのを出向いてできないものか、そこをもう一度お伺いいたします。
答弁 教育部長 大久保善雄(教育部長は2017年3月まで)
図書館に足を運べない方への対応の関係でありますけれども、今お話しあったように、図書館に通えない人が中にはいるかと思います。ただ、答弁でもさせていただきましたけれども、そういう、今現在、古雑誌市ですとか図書交換会を行っておりますけれども、その冊数も結構な冊数がありまして、それを運搬するための人の手配ですとか車の手配、また場所の確保等いろいろありまして、今現在、図書館で行っているのが実情であります。それによりまして、私どもとしましては、できるだけ、やはり図書館という建物がありますので、そこに蔵書も19万冊ほど今ありますので、来てもらっての図書の普及等をしていきたいという部分が今までありましたので、その辺で今までどおり、今後においても、できるだけ周りの人の御協力もいただきながら図書館に足を運んでもらって、図書を、少しでも本に触れるですとか本を借りるような、そういうことを町民に今後も周知していきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。以上です。
質問 8番 重堂登
そこにかかわってなんですが、昨年度の除籍図書の数、約2,700冊あります。このうち、すり切れたり、もう使われにくい本も出ると思うのですが、この中で、古本市だとか交換会で、約2,700冊のうちのどれくらいが町民の手に渡ったものなのでしょうか。そのことについてお知らせください。
答弁 教育部長 大久保善雄(教育部長は2017年3月まで)
除籍されました図書の関係でありますけれども、その冊数につきましては、先ほど議員もおっしゃったように2,700冊程度ありまして、そのうちの1千冊程度は雑誌が主なものとなっております。それ以外の1,700近くにつきましては、かなり古い図書、本ということで、それにつきましては交換といいますか、古雑誌市等の中では町民には余り普及していないと。行っていないという状況であります。1千冊は雑誌等で、残り900冊ぐらいが町民に、古雑誌市という形で町民に渡っている冊数となっております。以上です。
質問 8番 重堂登
私は、この除籍の図書のうち、活用できるものはなるべく町民の手にもう一度渡って読んでもらえるような工夫を強くここで要望しておきます。次に、幼児の図書のことですが、先ほどの御説明で、相当予算のほうも増額されていますが、音更町子ども読書活動推進計画、これを読ませてもらって、非常に感心したところであります。その中にこういう文面があります。「絵本は、子供が最初に出会う本です。長い読書生活を通じて人が読む本のうち一番大切な本です」とあります。その子が絵本の中で見つけ出す楽しみの量によって生涯本が好きになるかどうかが決まると書いてあります。私も同感でありまして、幼児の段階で読み聞かせなり、こういうことが非常に大事で、予算をここにもっとふやせないかと。このことが将来の読書活動に大事だと言われていますので、さらに予算の増額ができないか、再度お伺いいたします。
答弁 教育部長 大久保善雄(教育部長は2017年3月まで)
幼児向けの本の購入の関係でありますけれども、今現在、26年度の実績でいきますと、児童書につきましては約37%ということで御回答させていただいております。今年度の予算につきましては、まだ実績は出ておりませんけれども、予算的には、40%程度の児童書という形では予算化をしておりまして、毎年大体この辺の、このパーセンテージで大体購入している状況にあります。また、議員からもお話がありましたとおり、読書活動推進のほうでもその辺をうたっておりますので、できるだけとは思っておりますけれども、財政状況等もありまして、教育委員会としては要求しておりますけれども、なかなかやっぱり財政上の問題もありまして、全体的なこともありますので、その1千万円の中でできるだけ今現在児童書として購入している37%から40%近くをこれからも購入していきたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。以上です。
質問 8番 重堂登
4番目になりますが、図書館で食事のスペースみたいなものを考えられないかということでお伺いしました。あそこのロビーみたいなところに、ソファーなりありますけれども、できれば少し囲うなり、何か工夫して、食事と談話ができるような場所が必要ではないかなと。そして、コーヒーショップみたいなものを考えたのですが、なかなかそうはいかないと思います。あそこには自動販売機の飲み物がありますので、食事のスペースがあればいいのかなと思って、ここを再度お伺いします。私、芽室の図書館も見学してきました。そこにはコーヒーショップだとか、食事を出すコーナーもありましたけれども、なかなか、そこはボランティアでやっていて、採算なんか合うものではないということなものですから、そこまでは必要がないのかなと思うのですが、高校生あたりも食事なんかされていると聞きますので、何か少しスペース的なものが考えられないのか、もう一度御答弁をお願いします。
答弁 教育部長 大久保善雄(教育部長は2017年3月まで)
食事をとるスペースの関係でありますけれども、今現在、先ほど答弁でもさせてもらいましたけれども、一応テーブルと椅子を置いて12席と、あと椅子だけの4席という形では配置させていただいておりますけれども、今、議員がおっしゃったとおり、今、入り口入ったすぐそばということもありまして、囲っている状況にはありません。また、北側には展示のスペースということもありまして、人の出入りも結構ある場合もありますので、その辺はパーテーション等、その辺もちょっと検討してもいいのかなと思いますので、今後検討していきたいと思いますので、御理解を賜りたいと存じます。
質問 8番 重堂登
次に、学校図書館のことについて質問いたします。学校図書館の生徒の利用についてでありますが、26年度、小学生は7.3冊、中学生は1.2冊とあります。なかなか中学生になると読書は、図書館で借りて読むというのは少なくなるのかなと思っているのですが、その中で、私が感じたのは、学校図書は、図書の標準冊数というのが決められております。小学校はその充足率が90%とあります。ところが中学校は68%と、充足率が3分の2しかない。これも読書の少ない原因の一つかなと思うのですが、このことについての見解をお伺いします。
答弁 教育部長 大久保善雄(教育部長は2017年3月まで)
学校図書館での標準冊数の到達の関係でありますけれども、小学校につきましては今現在90%、また、中学校におきましては約68%という状況になっております。この状況を見ますと、こちらの学校の図書の購入につきましては、各学校に予算を配分させていただきまして、その中で各学校が本等の選定を行って購入しているところでありますけれども、予算的な問題もちょっとあるのかなとは思います。先ほどの図書館の関係で図書の貸し出しの関係を見ますと、小学生でいけば1人の貸し出し冊数約8.5冊、また、中学生でいきますと2.9冊ということで、ここでも中学生の図書館からの貸し出しも少ないという状況がうかがえるところであります。やはり中学生になりますと、進学の関係ですとか、あと部活動の関係ですとか、時間的に図書に対して余裕もないのかなという気もしますけれども、中学校においての標準冊数にかなり差がありますので、この辺は、予算の関係もあるのですけれども、学校の図書館の充実のためにも予算を少し計上しながら学校の配分をしていきたいと思っておりますので、御理解を賜りたいと存じます。
質問 8番 重堂登
この音更町子どもの読書活動推進計画の中で、平成19年度、音更町の全中学生を対象にした調査があります。その中で、読書が好きだという子供は多いのですが、学校図書館で1カ月に1冊も借りていない生徒が8割おります。その中で理由のトップが、「読みたい本がない」とあります。それから、町立図書館、1カ月に1冊も借りていない生徒が7割近くいると言われています。その理由のトップとしては、「図書館に行く時間がない」、そして2番目が「読みたい本がない」ということですが、小中学校全部の本の冊数でいくと、小中学校合わせて12万4,600冊あります。これと町立図書館の冊数を合計すると相当な本の数になります。ただし、学校ごとに本があるものですから、その一つの学校では子供の目に入らないということで、こういう「好きな本が見つからない」につながるのかなと。そこでお伺いしたいのですが、各学校の図書の蔵書の中身なんかは教育委員会で押さえておられるのでしょうか。そのことをお伺いします。
答弁 教育部長 大久保善雄(教育部長は2017年3月まで)
学校の図書の種類といいますか、その質問だと思いますけれども、何年か前に標準冊数というのを、学校図書館の整備の関係で、図書館と同じように十進法の配置で学校図書館も整備してくれということで1度通知したことがありまして、そのときに1度本の種類等調査したことはあるのですけれども、最近ではその辺の分類的な冊数は調べておりませんが、全体の冊数ということでやっております。また、先ほど、中学校の冊数が標準に達していないという部分ですけれども、中学校のほうを見ますと、多くが辞書関係等、授業に使う辞書関係等が多くなってきているという部分がありまして、その辞書につきましては結構値段的にも高いという部分がありまして、冊数としてはそれほど標準に達していっていないというのも中にはあるようですので、配置する本の種類等、その辺も学校の中でも検討していただきながら進めていくように考えたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
質問 8番 重堂登
2番目になりますが、図書教諭、これは報告いただきました。それからあと、図書館にボランティアの方が参加されているというのも、小学校、中学校にもあるということもお聞きしております。そこで、学校司書についてでありますが、ことしの4月から、学校司書を配置することが努力義務となっております。十勝管内ではどうなのでしょう。この司書を置いているところはあるかどうかお伺いします。
答弁 教育部長 大久保善雄(教育部長は2017年3月まで)
学校司書の配置の関係でありますけれども、これは、学校図書館法の改正によりまして平成27年、ことしの4月から施行されたものでありますけれども、配置については努力義務ということになっております。それで、十勝管内では配置したというのは聞いてはいないのが実態ですけれども、北海道でも、今現在配置している率としましては小学校で9.5%、中学校におきましては8%という状況で、北海道自体がまだ配置しているところが少ないという状況にあります。ただ、全国を見ますと、小学校で54.4%、中学校では52.8%と、配置している学校が全国的に見るとふえてきているという部分がありますので、この辺は、何度も予算の関係言いますけれども、その辺もちょっとありますので、その辺は全体を見ながら、できるだけ教育委員会としては、図書の利用、図書館、学校図書館の利用促進という部分もありますので、その辺を、全体の町の予算等も協議しながら、その辺は今後少しずつでも配置できればと思っておりますので、御理解を賜りたいと存じます。
質問 8番 重堂登
全国的なことや全道的なことをお知らせいただきましたが、この学校司書が非常に大事だということはいろんな報告でわかってきております。そこで、音更は十勝で、できれば先駆けて学校司書を配置してほしいと、これを強く要望しておきます。この手元にある資料では、学校司書、旭川、小中学校に66%、それから恵庭市、108%、石狩市48%と、北海道で進んだところは置いているということなのですが、ぜひ図書館に司書を配置してほしいと。そのために、配置したために児童生徒の読書率が非常に上がったと。報告によると、2倍、3倍読書量がふえたと報告されております。そういう意味ではぜひそこをお願いしたいなと思っています。旭川の例ですが、その司書の気持ちです。図書館に来た子供を手ぶらで帰さないと。これが私の信条ですと。これくらい図書司書が頑張っておられる場所があるわけです。そういうところで子供たちの読書の援助が非常にできたという例があります。それから、図書館司書がいるところでは、教員からも、この授業にはこういう資料が欲しいのだがという相談が非常にあるそうです。ということは、子供たちだけではなくて、学校の先生方にも図書司書は非常に重要な活動をしているということがありますので、ひとつここは、音更は先駆けて力を出してほしいなと思っています。そこを強く要望しておきます。次になりますが、図書司書ともかかわるのですが、図書館の蔵書数19万何冊、それから学校図書12万4千冊、これを全部把握できれば、子供たちが読みたい本を希望したときに、その全部が把握できたら応えられるところが相当あるのではないかと思います。そこで、恵庭市ですが、市立図書館と学校の図書の各学校の内容、全部各学校の図書館にはコンピューターで検索できるようになっているそうです。そこで希望があればその本を用意すると、このように頑張っているというか、いいところがあるのです。そういう意味では、学校の図書12万4千冊と町の図書と合わせたら30万を超える蔵書になります。そういう検索ができる状況をつくってやれないものか、このことについて見解をお伺いします。
答弁 教育部長 大久保善雄(教育部長は2017年3月まで)
学校図書館と図書館の連携ということで、図書館につきましては十進法によりまして、その図書はコンピューターによって管理しております。また、学校図書館については、今まではそれぞれの学校で台帳の記載程度で、備品の管理程度で終わっているのかなと思いますけれども、新年度からこれをコンピューター化、データ化して、検索がスムーズにできるような、また、貸し出しの状況等もできるような、そういうことで今考えていまして、新年度から予算化してその辺は整備していきたいと考えておりますので、御理解賜りたいと存じます。
質問 8番 重堂登
そのところ、よろしくお願いします。今、コンピューター時代というのか、各学校の図書と、それから町立図書館の図書、これが各学校の図書室で検索できて、それを希望者に配付できるとなると非常に図書活動がいいと思いますので、この点ぜひ進めていただきたいと思います。そこで、そういう希望図書ができたときには、最終的には図書館の活動になるのですか、配本車、車です。希望図書を届ける、そういうことまで発展していってほしいなと思っております。これも要望しておきます。次になりますが、小学校低学年で希望図書を募って、それを用意できる。この学校図書だとか町立図書館の膨大な蔵書がありますけれども、子供たちが希望する、このことが非常に大事な場面かと思います。自分が選ぶ本、このことに対して図書館はかなえてやる、そこが非常に大事かなと思ってこういうことを提起しました。もし希望する図書が全部の学校、図書館になければ買ってでも生徒さんに提供すると、それくらいのことが非常に大事かなと私は思っております。そのことについて見解を伺います。
答弁 教育部長 大久保善雄(教育部長は2017年3月まで)
各学校での図書の選定の関係だと思いますけれども、今現在、各学校で予算を配分しまして、各学校において図書を購入しているのが実態であります。その中で、図書を購入する場合、先ほども答弁させていただきましたが、児童会ですとか生徒会、それと先生方の意見も聞きながらそういう図書等を購入しているのが実態となっております。ですから、おおむね希望どおり、全員が全員ではないとは思いますけれども、多くの方が希望するものについては学校で配慮しながら購入しているのかなと思っております。ただ、全員が全員希望どおりというのはなかなか難しい面もありますので、その辺につきましては、単年度だけではなく、そういう希望する人がふえればそれも当然ふえてくるのかなと思いますので、そういう児童生徒等の意見を聞きながら学校でも対応してもらうように今後も学校には周知徹底していきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
質問 8番 重堂登
図書館にお伺いして、いろんなことも聞かせていただきました。非常に図書館としては読書に関して努力されている、これは十分私も理解できました。例えば、図書館では親子読書通帳なんかがつくられております。それから、ティーンズコーナー、こういうものもつくられております。それから催し物、こういうものも非常に努力されていることは十分わかります。大変御苦労かけているとは思うのですが、何せだんだん読書が減ってくる、このことに対してはやっぱり非常に関心を持つ必要がどうしてもあるのかなということで今回質問に上げました。その中で、最後になりますが、一つは、やはり図書館が外に出る活動、このことがぜひ求められているのかなと思っています。なかなか今の勤務態様では図書館に出向けない現役世代、このことにやはり焦点を当てていく必要があるのではないかなと考えました。それからあと、学校の図書に関しては、やっぱり一番のかなめは図書司書だと思います。この方がいるかいないかで読書量は物すごく変わる。2倍、3倍と読書量が変化したと報告されています。このことはぜひ先駆けて進めていただきたいことです。3つ目は、学校図書、今コンピューター時代ですから、全部検索できて、どこの学校の図書でも借りられる仕組みが必要かなと。この3点を強く要望して、私の質問を終わらせていただきます。以上です。
答弁 教育長 宮原達史(教育長は2020年3月まで)
図書館と学校図書館についての御質問をいろいろいただきました。中にお話しありましたけれども、幼児の段階で、それから小学校低学年の段階で、子供のときから読書活動、読書習慣を身につけるというのは大事だというのは、私どもも共通した認識を持っております。今、最後におっしゃられた図書館から外に出る活動、これは、図書館に来にくい人、物理的に来にくい人、あと場所的に来にくい人ということがあると思います。この辺は、時間なのか場所なのか、そういうことも含めまして、図書館に出向けるきっかけをなるべく広げていけるように検討してまいりたいと考えております。それから、学校における学校司書、これにつきましては、先ほども申し上げましたけれども、財政的な面もありますので、検討事項ということで御理解いただきたいと思いますし、この学校司書を置いて、そして学校の図書館の本を検索できるようにシステム化する、これは、先ほど答弁申し上げましたように、来年度から進めていきたいと思っております。いずれにいたしましても、繰り返しになりますが、幼児の段階、特に小学校入る前に読書習慣を身につけるというのは本当に大切なことだと思っています。これが、小学校に入ってからの学校図書館の活動であるとか、そういうものにも影響してまいりますし、ひいては学力の向上にもつながると言われています。イギリスでは、7歳時の読書量が20年後のイギリスを決めるというような言葉もあるそうです。こういうものから、恵庭市が先駆けてブックスタート、それから学校司書の配置、北海道でも先進地として進めていったようでございます。音更町としても、このような幼児、特に小学校に入る前の子供たちの読書習慣をつけるようなきっかけというものを今考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。以上です。