音更町議会 平成24年第1回定例会 2012年3月8日
自然に優しい公共建築物の推進へ
2012年3月8日、音更町議会の一般質問で、守屋いつ子議員が「自然に優しい公共建築物の推進へ」について質問し、町長 寺山憲二、教育長 荒町利明、民生部長 今村茂、教育部長 村上均が答弁しました。
- 質問者
- 守屋いつ子 議員
- 答弁者
- 町長 寺山憲二、教育長 荒町利明、民生部長 今村茂、教育部長 村上均
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 6番 守屋いつ子
通告に従いまして質問をさせていただきます。2問について質問をいたします。1問目は、自然に優しい公共建築物の推進へということです。今後、地域会館だとか学童保育所など公共施設の建てかえや建設、長寿命化計画に基づいた事業が進められていきます。再生可能エネルギーの導入は、2005年に策定されました新エネルギービジョンに基づき活用も図られておりますけれども、7年経過した今、地中熱ヒートポンプなど新たな再生可能エネルギーの利活用もされております。さらに、林野庁では「木を使うことにより、森を育て林業の再生を図ることが急務」と公共建築物に国産の木材を使うことを推奨しております。ここ十勝の寒冷地では、暖房が切れるとすぐに建物は冷え切ってしまい、暖まるのに時間を要し、床の冷たさや水道やトイレの管理など大変な状況にあります。特に、子供の生活の場である保育所等や地域の人が集う地域会館の改善を望む声は切実です。木の優しさとぬくもりを取り入れ、再生可能エネルギーの活用を積極的に取り入れていくことが望まれます。次の点についてお伺いいたします。(1)、各建築物の特徴により、活用できる再生可能エネルギーの違いがあると思うが、公共建築物への具体的な活用計画はあるのか。(2)、木材の使用により木の優しさとぬくもりが感じられる公共建築物にしていくべきと考えますが、いかがでしょうか。2問目、楽しく利用できる学校図書館の環境整備を。子供の読書は、言葉を育て、みずから学び、考える力をはぐくみます。そのために、子供の読書環境の整備はとても大切です。公立図書館には、子供の本のことがわかる司書が必要です。学校図書館には司書教諭や学校司書が必要です。平成15年改定の学校図書館法で、全国の12学級以上の小・中・高等学校に司書教諭が配置されることになりました。生きる力をはぐくむという新しい学力感を実現するためのものでした。しかし、義務配置であり、専任ではなく、形式的な辞令交付で終わっていることもあると思います。平成22年5月の文科省の調査では、小学校で4.7%、中学校で5.1%、高校で13.7%の図書館の司書の配置状況です。そのような中、図書教育の充実に取り組んでいる東神楽町では、住民生活に光をそそぐ交付金を活用して、学校図書支援員の配置や図書整理員の雇用、図書整備などを実施する計画を立てて、現在充実した運営が行われているということです。子供の可能性を最大限に引き上げるためのもろもろの取り組みに力を注ぐことが必要です。知ることが楽しくなる図書館であり、魅力いっぱいの図書館にするためには、本を読む環境を意識してつくってあげること、整えてあげることが学校図書館に求められると思います。以上より、次の点についてお伺いいたします。(1)、町内12学級以上の学校に配置されている学校司書の実態についてお伺いいたします。(2)、学校図書館に司書教諭など専任・専門の職員の計画的な配置を望みますが、いかがでしょうか。(3)、各学校の図書館の利用状況についてお伺いいたします。(4)、図書購入計画や蔵書管理はどのように行われているのかお伺いいたします。以上、答弁、よろしくお願いいたします。
答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)
1点目の自然に優しい公共建築物の推進についての御質問にお答えいたします。初めに、公共建築物への具体的な再生可能エネルギーの導入についてでありますが、再生可能なエネルギーとは、資源が枯渇せず、繰り返し使うことができ、発電時や熱利用時には二酸化炭素をほとんど排出しないエネルギーのことで、自然エネルギーや新エネルギーとも言われるものであります。具体的には、太陽光、水力、風力、地熱、バイオマス等が上げられますが、地球温暖化防止や温室効果ガスの発生抑制など環境問題を考えるとき、これら再生可能エネルギーの導入は、積極的に取り組んでいくべきものと考えております。現在、町の公共施設では、小学校2校、へき地保育所1施設、地域会館1施設に太陽光発電システムを導入しており、来年度から建設を予定している火葬場においても、太陽光発電システムと空気熱ヒートポンプシステムを導入するとともに、場内の照明についてはLEDを採用する計画であります。また、音更中学校改築事業では太陽光発電システムと地中熱ヒートポンプシステムの導入などを計画しているほか、木野福祉会館跡地に建設する木野地域の会館及び木野東の家学童保育所においても太陽光発電システムを導入することとしております。なお、今後の公共建築物への再生可能エネルギーの導入につきましては、お話しにありますように、施設の形態により一律的な考え方はできませんが、環境に優しく、また、利用者にも優しい施設づくりを可能な限り進めてまいりたいと考えております。次に、公共建築物への木材の使用についてでありますが、木材は、断熱性や衝撃に対する安全性が高く、空気中の湿度を吸収、放出する調湿作用や、ストレスを和らげ心身をリラックスさせる効果など、生理面や心理面、健康面によい影響を与える人に優しい素材と言われております。町の施設の整備に当たりましては、これまでも木材の利用を推進してきており、一昨年供用を開始いたしましたひびき野会館には、内装仕上げ材の腰壁にカラマツの羽目板を使用したほか、昨年には、児童会館跡地に森林整備加速化・林業再生事業の補助金を活用してログハウス調のあずまやを建設しております。また、来年度工事に着手する火葬場、音更中学校、木野福祉会館跡地に建設する木野地域の会館及び木野東の家学童保育所においても、内装仕上げの一部に木材を使用する計画となっております。御質問にありますように、木材の利用促進を図ることは、林業の再生はもとより、地球温暖化防止など環境対策の面においても重要なことであります。ただ、公共建築物を整備する際の木材使用につきましては、建築基準法や消防法の規定により、可燃建材を内装仕上材や外装仕上材として使用する場合に一部制限がありますので、すべてに木材を使用することは難しいところでありますが、関係法令や維持管理コストなどを検討した上で、今後も可能な範囲で木材の使用を図ってまいりたいと考えております。なお、2点目の御質問につきましては、教育委員会より答弁させていただきます。
答弁 教育長 荒町利明(教育長は2015年3月まで)
2点目の楽しく利用できる学校図書館の環境整備についての御質問にお答えいたします。初めに、町内12学級以上の学校に配置されている学校司書の実態及び学校図書館に司書教諭など専任・専門の計画的配置につきましては、関連がありますので一括してお答えをいたします。平成9年に学校図書館法が改正され、平成15年4月から、12学級以上のすべての学校に司書教諭の配置が義務づけられたところであります。平成23年度の本町における司書教諭の配置につきましては、12学級以上の小学校5校、中学校4校に司書教諭が配置されております。また、司書資格を有する教諭は、司書教諭を含めて、小学校10校で27名、中学校は5校で6名となっております。学校図書館は、学習指導要領で、学校図書館を計画的に利用し、その機能の活用を図り、児童生徒の主体的、意欲的な学習活動や読書活動を充実することと定められており、日々の学校生活の中で、児童生徒が読書を楽しむ場として、また、必要な情報を収集・選択・活用できる学習の場として学校教育に欠くことのできない基礎的な設備であります。このようなことから、司書教諭は、学校図書館の利用や活用方法の指導を担当し、学級担任等と協力しながら児童生徒に図書館利用を通して主体的、自主的な学習態度を育てるという極めて重要な役割を担っております。しかしながら、配置されている司書教諭は、専任の司書教諭としての配置ではないため、学級担任あるいは特別支援学級を担当しながら司書業務を行っているのが実態であります。こうした状況を踏まえ、各学校の司書教諭が、その職務を十分に果たすことができるよう、校内における教職員等の協力体制や、町図書館司書と司書教諭との担当者会議の開催、また、日ごろから蔵書管理や装丁技術等についての指導助言を行うなど、町図書館との連携を図り、学校図書館の整備・充実に努めているところであります。なお、小中学校への司書教諭など専任・専門の計画的な配置につきましては、学校図書館法に基づき、国による司書教諭の基礎定数措置の見直しにより実現するものと考えております。次に、各学校の図書館の利用状況についてでありますが、学校図書館の利用は、各学校で多少の差はありますが、休み時間など児童生徒の主体的、意欲的な読書活動はもとより、授業では、国語、社会、理科や総合的な学習の時間において、主に調べ学習で利用するとともに、朝の読書時間や読み聞かせ時間など有効に利用されている状況にあります。最後に、図書購入計画や蔵書管理についてでありますが、学校図書館の蔵書数につきましては、文部科学省が平成5年に設定した学校図書館図書標準の冊数を目標に、毎年、学校図書購入費を予算計上し、平成23年度は、小学校で501万5千円、中学校で275万2千円を予算措置したところであります。また、平成22年度には、住民生活に光をそそぐ交付金を活用して、学校図書館として整備が難しい百科事典などを購入し、蔵書の充実を図ったところであります。蔵書冊数及び充足率は、平成23年3月末現在で、小学校で6万1,214冊、72.3%、中学校で2万9,539冊、65.8%の状況となっております。また、学校図書を補完するための方策として、町図書館と連携し、移動文庫コーナーを学校に開設し、毎月入れかえしながら300冊から400冊を小学校9校の学校図書館に常時配置するとともに、町図書館には、読書タイムセットの名称で、小学校の低学年、中学年、高学年及び中学校向けを各4セット用意し、希望のある小中学校に貸し出しするなど学校の読書活動推進に取り組んでおります。蔵書管理につきましては、司書教諭が中心となり、他の教職員等の協力を得ながら管理をしておりますが、中には地域のボランティア団体の協力を得ている学校もあります。また、平成21年度に、国の緊急地域雇用特別対策推進事業を活用し、3名の臨時職員を採用して、大規模な小学校2校及び中学校1校の蔵書整理・修復や図書台帳のデータ入力などを行ったほか、平成22年度には、住民生活に光をそそぐ交付金を活用して、小学校2校の学校図書館用机・いすを整備したことにより、すべての学校の備品整備が一通り終わったところであります。なお、平成23年度において、児童生徒がより一層利用しやすい図書館となるよう、各学校における管理方法や図書の配列などについて、日本十進分類法による図書管理の統一を図るため、夏休み期間中を利用して図書の配置や図書台帳の整備を行ったところであります。今後におきましても、学校図書館の整備や児童生徒の主体的、意欲的な学習活動、読書活動の充実を図ってまいりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。
再質問 6番 守屋いつ子
では、再質問をさせていただきます。最初に、公共建築物の推進にということで再質問をさせていただきますけれども、この前提となります音更町で05年に策定されました新エネルギービジョン、これにつきましては、策定委員会はこれがつくられた段階で解散をするということで記載されておりました。その後、音更町地域新エネルギービジョン庁内検討委員会という委員会が、名簿が載っておりましたが、ここにつきましてはこのビジョンが策定された段階で終わっているのか、またはこの新エネルギーの利用促進というところでこれが続いているのか、ここの扱いはどういうふうになっているのか、まずお尋ねいたします。
答弁 民生部長 今村茂
新エネルギービジョンの策定にかかわります庁内検討会議の御質問がございましたが、庁内検討会議につきましては、策定をもって終了させていただいておりますので、庁内の検討会議についてはその時点で終了、解散しているということでございます。
再質問 6番 守屋いつ子
わかりました。せっかくこういう多大な調査費用をかけ、この膨大ないろいろ報告書ができておりますけれども、これを有効に活用するということと、あとは、今新しい再生可能エネルギーがどんどんできてきているということでは、こういうエネルギーの活用に対する研究・調査を行う、そういう体制というのは必要なんじゃないかなというふうに思って今回いたんですが、その点については今後の見通しはあるんでしょうか。
答弁 民生部長 今村茂
ただいま、いわゆる推進をする組織を設けて、もう少し積極的に進めるためには推進する組織も必要なのではないかというようなお尋ねだというふうに思っております。議員の御質問の趣旨については理解ができるところでございますけれども、今現在、そのような、どのような形で今後の推進の検討会議、名称はともかくといたしまして、そういう組織を設けるかについては、まだ明確にしているものはございません。ただ、先ほど町長からお答えを申し上げましたとおり、特に公共建築物等の建設に当たっては、環境問題には配慮した取り組みというのが当然今後の重要な問題になってくるというふうに思っておりますので、今後、そのような形で、どういうエネルギーの導入が必要かについて、検討するものについては検討してまいりたいというふうに思っております。以上でございます。
答弁 民生部長 今村茂
答弁、つけ加えさせていただきたいというふうに思います。今回、4月1日から機構を見直しをさせていただきました中の大きな一つについては、環境対策の推進というのがございます。その中で、もう少し町民の皆さん、あるいはいろんな施策の中で、環境に配慮した施策を推進するという観点から、環境対策に力を入れるための組織づくりもさせていただくことになってございますので、そういう面で推進をする体制をつくってこれからいきたいというふうに思っておりますので、御理解をいただきたいというふうに思います。以上でございます。
再質問 6番 守屋いつ子
ぜひその点については期待をするものですので、よろしくお願いしたいというふうに思います。この今回の建築物、私もこの間、先ほどの町政執行方針の中でも、環境に配慮した、そういう施策を進めていくということでありました。そういう中でありますけれども、昨年11月、会派研修として高知県の檮原町に行ってまいりました。そこは、再生可能エネルギー100%を目指すという大きな意気込みを持っております。そのためのさまざまな自然エネルギーを活用していっておりますし、非常に、その檮原町全体、90%が森林でもあるということもありまして、木材をふんだんに使った、そういう優しい建築物をつくっているということも実際目で見てきたわけなんですけれども、そういう取り組みを積極的に行い、その中でさまざまな研究機関との連携だとか、また、さまざまな国の助成、補助金を活用しているというところで、非常に効果的な運用をしているなというふうに思ってきたところです。非常にうらやましいというか、こういう意気込みを音更町の中でも持てないものか、そういうふうに率直に思ったところなんですけれども、当然100%とはいきませんけれども、そういう活用できるエネルギー、自然・再生可能エネルギーは活用していくという、そういう意気込みについてお伺いしておきたいと思います。
答弁 民生部長 今村茂
再生可能エネルギーの活用の意気込みというようなお尋ねがございましたが、意気込みはございます。いろんなものがございますから。ただ、まず一つは実現可能性の問題もあります。それと、費用対効果、特に導入に伴う費用の問題もございますので、これは正直申し上げて無視できない問題でございますから、それらを十分踏まえた中で、最初に町長から御答弁をさせていただいたとおり、可能な範囲の中で、十分考えて積極的にということでございますので、それらをすべて総合的に考えた中で取り組んでいきたいというふうには思っております。導入についての考え方については議員と意見を異にするものではございません。以上でございます。
再質問 6番 守屋いつ子
その点については同じだというふうには思っております。それで、先日といいましょうか、ことしの冬非常に寒かった、そういうことで、私も、いろいろ地域会館を利用させていただいていたんですけれども、使用する2時間ぐらい前に灯油のストーブを、30設定だから、マックスで暖房をとるんですけれども、それでも床は冷たい。熱はどんどん上に上がっちゃうので、火災報知機が鳴ってしまって、大変な思いをしたということもありました。結局温度差、冷たいところから急に温度が上がったために火災報知機が鳴ったということで、それは私たちだけではなくて、町内の中ではそういうことがたびたびあるんですよという話ではあったんです。そういう点では非常に灯油の……。灯油ですよね。非常に多量の灯油を使いながらも効果的な暖房にはなっていなかったという状況を身にしみて感じたんですけれども、そういう点で、音更中学校で地中熱のヒートポンプのシステムを導入するという予定でありますけれども、そういう地域会館などは、直接座ったりだとか靴を脱いで利用するという場面が多いですので、そういう点では、床を温める、そのためのこの地中熱のヒートポンプというのが非常に有効なのではないかというふうに感じました。これについては、中学校ということでありますけれども、既に御存じのように、木野南保育所、保育園だとか、あとは、今回いろいろ調べましたら、信金、帯広信金なんかも随分この地中熱を利用しているということで報告をされております。この中では、最初、導入のときのやっぱり費用、先ほどそこがネックだということでもありましたけれども、非常にエネルギーの、化石燃料の使用量、そういうところでは削減することもできるし、例えばエネルギー消費の削減率、これは今までと違って22.1%、今までエネルギー消費の削減率が6.2%だったものが22.1%に削減率が非常に高くなっているということだとか、CO2の排出量も非常に少なくなっている、そういう調査結果なども帯広信金さんのほうの調査で上がっております。そういう点で、それこそこの05年に出された新エネルギービジョンの中には出てきていなかったんですけれども、こういう新しいいろんな研究結果をどんどん活用するということと、ああいう地域会館、今言いましたように会館だとか、今回学童保育所などもできます。そういうところには、そういう床を温めるということが非常にポイントなのではないかなというふうに思います。多分太陽光パネル等は、太陽光発電システムを導入するということなんですけれども、この地中熱のヒートポンプを、こういうものをどんどん取り入れていくということも進めてぜひいってほしいというふうに思うんですけれども、その点についてはいかがでしょうか。
答弁 民生部長 今村茂
議員のほうから今、特にヒートポンプの話がございました。ヒートポンプについては、電気を熱エネルギーに変換するのではなくて、熱を移動させる動力源として電力を用いるということでございますから、消費電力の約3倍以上の熱エネルギーを利用することができると。言うなれば新しい世代の一つのエネルギーの取り組みかなというふうには思っております。ただ、費用の問題もございます。それから、その利用形態、地域の会館がどのような利用のされ方をするか、保育所がどの時間帯が多いのか、いろいろな問題もございますので、今回の会館、それから学童保育所についてはまだヒートポンプの取り組みはしてございませんけれども、今後、その会館、学童保育所に限らず、施設の利用形態を十分踏まえて、それと、会館とか学童保育所、建てるときには、地域の皆さん、それから利用者の皆さんとその施設のあり方等についても十分協議をさせていただいた中で進めていかなければなりませんので、そのようなことも十分踏まえながら検討はさせていただきたいというふうに思います。いずれにいたしましても、今後、新たな取り組みの一つでございますので、考えの中には十分入れて検討させていただきたいということでございます。以上でございます。休憩(午前11時59分)
再質問 6番 守屋いつ子
では、再質問を続けさせていただきます。先ほど、地域会館等への使用形態によって使う再生可能エネルギーが変わるということ、それとあとは費用の面ということで、問題点なども出されておりました。当然、まだ非常に導入が広がっているわけではありませんので、例えば地中熱のヒートポンプにしてもこれからのものだというふうには思っております。しかし、これをやっぱり普及していくためには、公的な役割と申しましょうか、そのエネルギーを広げるためには、そこでどんどん公共施設等で使っていくという、牽引をするという大きな役割もあるんじゃないかというふうに思うんです。ですから、例えばずっと一般に、普及、広がって、コストがぐっと下がって、それから我が町で取り入れるわということではなくて、やはりそのあたりの役割というところも求めていきたいというふうに思うんですけれども、当然財政的な面ということはありますけれども、その辺の公的な役割というあたりはどのように今押さえていらっしゃるのかお伺いいたします。
答弁 民生部長 今村茂
議員おっしゃるとおり、新たな取り組みをするとき、特に環境のいわゆるCO2対策でありますとか環境の問題に取り組むときに、やはり、誘導していく、牽引していくという意味合いからすると、町の取り組みというのはある程度は必要になってくるだろうし、それに基づいていろんな民間に広がってこれば、それが効果があるものだというふうには思っております。ただ、先ほど申し上げましたとおり、費用の問題は無視できませんので、両方、両面持っておりますので、町としては、環境対策を進めていくという責任、役割の中で、また、財政的な問題も考え合わせた中でという、繰り返しの答弁になるかもしれませんが、その辺は総合的に考えて取り組んでいきたいというふうには思っております。したがいまして、議員おっしゃるとおり、町として取り組むべきものというような判断をするならば、ある程度牽引することも必要なのかなというふうには思っております。以上でございます。
再質問 6番 守屋いつ子
そういう点で大変苦しい部分も出てくるかというふうに思いますけれども、やはり公としての役割というか牽引力を発揮していただきたいなというふうにお願いするところです。木材の使用というところで提起しておりますけれども、この点につきましては、私たちも林活議連などで山の木を切る場面、伐採と申しましたかね。伐採の場面やらカラマツ材だとかを加工する場面、そしていろいろな建築物に使用するという、そういう場面などをずっとこの間見させてきていただいておりまして、周りの方々も、例えばカラマツだとかそういう道産材のデメリットについては随分緩和されてきた、デメリットは解消されてきているというふうなことでもありますので、ぜひこれもどんどん、やっぱり木を守るということはこの環境対策にも大きな役割を果たすということで、ぜひ取り入れていっていただきたいというふうに思います。そういう点で、先日、新聞にも出ておりましたけれども、士幌町の上居辺、あそこでエコ交流館というのができておりまして、この中では本当に木材、地域サロンと保育所がつながっているものなんですけれども、ここでも非常に、いろんなエネルギー、再生可能エネルギーの利用と、木をふんだんに使った建物でありまして、ちょっと見させていただいたんですけれども、本当に暖かい感じがするということで、本当にこういうものがどんどん取り入れられていけばいいなというふうに思いました。これを導入するときに、こういうものにしたいということでは、庁舎内でやっぱり課、例えば、保育所だから民生部、あとは保健の部分だとか、そういう課をまたいだ連携と、そして地域住民の方々との話し合いということで、最終的にこういうものができたんだというふうな話もされておりました。そういうことで、いろんな課をまたいだもの、制度が使う上だとかいろんな、そういうエネルギーを使う上で課をまたいだ連携というのが非常にこういうところでは大事なのかなというふうに思ったんですけれども、そういう点では、町村の規模が若干違いますから、どうなのかと思いますが、この音更町の中においては課をまたいだいろんな連携ということはされているのかどうか、お伺いいたします。
答弁 民生部長 今村茂
例えば、その木の使用に限らず、学校を建てる、それから会館を建てる、児童福祉施設を建てるといったときは、基本的に設計作業については建設水道部の担当職員が担っておりますし、それから、予算を持っているところもありますし、ふだんから、一つのものをつくりあげるときには複数の課がかかわって仕事をさせていただいております。したがいまして、私どもとしては限りなくいろんな課と連携をしながら仕事をやっているつもりでございますし、こういう建築物をつくる際もそのように心がけてやっているつもりでございますし、また、今後もそういう考え方で仕事は進めてさせていただきたいというふうに思っております。以上でございます。
再質問 6番 守屋いつ子
わかりました。ぜひそういう形で、地域の方々が使ういろんな施設、より使い勝手がいいといいましょうか、なじみのよい、そういう施設の建築物をつくっていってほしいというふうに思います。ということで、これにつきましては、いろんな自然エネルギーを使うだとか、そういう環境問題については、例えば議会、「議場でひとこと」であったり議会への一言があったり、また、一般町民の方々からの声があったりとかということで、非常に関心の高い今問題だというふうに思いますので、そういう情報なども発信しながら、自然に優しい、そういう建築物をこの音更でしっかり進めていってほしいというふうに思います。そのことをまずお願いいたしまして、次の質問に移させていただきます。今、学校図書館の環境整備をということで、学校図書館に司書の配置、これを求めたところです。答弁の中では、平成23年度、昨年から司書教諭を配置しているという答弁でした。司書教諭と学校司書というのは違うというふうに思いますけれども、音更町には、司書資格を有する教諭は27名と6名ということで、35名ということで非常に多い、多くの方がいらっしゃるのかなというふうに率直に思いました。それで、答弁の中では、この司書教諭の方たちは専任ではないと。いろんな担任を持ったりして、兼任であるということも答弁の中にあったわけなんですけれども、今の先生方の実態、忙しさ、非常に多忙な中でそれぞれの仕事をされているというふうに思うんですけれども、これで、この司書資格を持った先生が、その任務を受けて、非常に無理が生じているんじゃないかと懸念するんですけれども、そのあたりでは、どのようにこの司書として、1年ですからちょっとですよね。まだまだなじんでいないと思うんですけれども、どのようにその業務は遂行されたのか、そのあたりの情報はいかがでしょうか。
答弁 教育部長 村上均(教育部長は2013年3月まで)
お答えを申し上げます。教育長からの答弁でも申し上げてございますけれども、現在の学校の司書教諭が中心となって学校においては学校図書館の整備、蔵書の整理等に当たっていただいている。ただ、兼任ということがございますので、そこに中心的に業務は当たっているわけではございません。そのような中で、各学校におきましては、この司書教諭、それから、司書教諭の配置されていない学校もございます。そこにおいても司書免許所有者もいらっしゃいます。そんな中で、学校内において、他の教職員、これが協力をして学校図書館の整備、運営等に当たっているという実態にございます。したがいまして、専任であれば、一日の中で専門に図書館の蔵書の整理、それから古い本の整理、それから、破れているとか傷んでいる図書の手直し等も、ここにすべてかかわっていけることになるわけでありますけれども、お話し申し上げましたようにそういう実態にはないという中で、学校内で協力体制をとってここに当たっていただいているということで実態として押さえているところでございます。以上であります。
再質問 6番 守屋いつ子
非常に学校現場の中は大変忙しくて、なかなか担当、担当していてもそこまで手が回らないという、そういう現状はあるかというふうに思いますけれども、いわゆる今年度の図書の、学校図書館の担当といいますか、そこについては司書教諭の資格を有した先生を配置しているのか、また、先生全体の中で図書館の担当者、担当というか係といいましょうか、そういう形で行っているのか、そのあたりはどちらでしょうか。
答弁 教育部長 村上均(教育部長は2013年3月まで)
お答えを申し上げます。先ほどのお答えさせたいただいた内容と重複するかもしれませんけれども、基本的には12学級以上の学校については司書教諭資格者をこの任に充てているわけでございまして、この教諭を中心としてこの作業に当たっていただいているということでありますので、専門職でないということがございますので、繰り返しになりますけれども、その中心となってこの業務に当たっていただいているのは司書教諭というところでございます。そして、司書教諭配置されていないところについては、司書資格者を中心とする校内体制の中でこの業務に当たっていただいているという現状でございます。以上であります。
再質問 6番 守屋いつ子
学校図書館に学校司書が配置されている、いろいろ新聞にも、ぜひ専任の学校司書教諭の配置をということで記事は載っておりまして、この方もそういう思いで本を出版したという記事もありました。何がやっぱり変わってくるかといいますと、学校図書館には大きな二つの柱があるんだというふうに話しされております。一つには学習の情報センターとしての働きで、またもう一つは読書センターとしての働きであると。この学習の情報センターの働きとしては、学習資料の収集だとか提供、利用状況を蔵書の構成に反映させる、また、図書以外のいろんなパンフレットだとかチラシだとか新聞記事などの収集・管理・提供などを行って、そして調べ学習の資料を子供たちにも提供をするという、そういう学習の情報センターとしての働きがあるのと、また、読書センターとしての働きもありますと。これは、いろいろ、読み聞かせだとかブックトークなど子供と読書をつなぐ働きかけを積極的に行っていますという、そういう柱を持っているというふうに言われております。このような内容を、これも本当は、録画もしていなかったんですけれども、テレビでも一度放映されておりました。そこに専任の学校司書教諭がいることによって、子供たちが随分、すぐ足を運んでくる。すぐというのは、何か調べたいとか読みたいとか、そして先生と話をしたいとか、そういうことで非常に学校図書館が活気が出てきた、そういう報道もされておりました。そういう点からいくと、やはり司書の専任配置が必要なんだろうなというふうに思います。音更は栄養教諭なども非常に充実した配置をされて、そういう栄養教育などにも本当に効果を発揮しているわけですので、ぜひこの司書教諭の配置も、専任の配置も進めていっていただきたいというふうに思います。それで、ことし、総務省から学校図書館関連の事項についての情報ということなんですが、学校図書館の図書整備、新聞配備、学校図書館担当職員の配置の三つに関する地方財政措置がされたというふうなことであります。これについては音更町ではどのように活用していくのか、その点についてお伺いいたします。
答弁 教育長 荒町利明(教育長は2015年3月まで)
まず整理をさせていただきたいというふうに思いますのは、学校図書館の司書教諭、これにつきましては、学校図書館法の改正によりまして、平成15年から12学級以上の学校に配置をするということで、今現在、先ほど申し上げましたように、すべての12学級以上の小中学校には配置をされております。それともう一つ、学校司書の関係でございますけれども、この司書につきましては、教職員が、教員ですね。教諭免許を持った先生が、学校図書館法に基づき一定の講習を受けた形の中で学校司書という位置づけになってございます。それで、当然、この学校、一定の講習を受けた教諭が司書という資格を有して、その中で法改正によりまして12学級以上の学校に司書教諭、これはあくまでも司書の資格を有する教員から指名をするというか命下をする、こういう仕組みになってございます。それからもう一つは、専門的な担当者というお話でございますけれども、学校図書館担当職員、これが今言われている国の今回の第4次学校図書館図書整備5カ年計画、この中に、これは平成24年から28年までの5カ年間の第4次の図書整備5カ年計画でございますけれども、ここで初めてこの学校図書館の担当職員についての予算措置、いわゆる地方財政措置がとられたという内容になってございます。それで、この学校図書館担当職員、この配置につきましては、平成24年度におきましては国は約150億円を予算措置しております。内容につきましては、守屋議員も御承知のことかと存じますけれども、小学校で約9,800人、中学校で約4,500人の配置を予定しておりまして、1人当たり単価でございますけれども、105万、これに対して地方交付税措置をとると。要するに市町村で採用した場合ですね。ただ、5カ年の整備計画とはいえ、この部分だけが単年度措置なんです。だから、24年度をもってまず配置をすると。その後の4年間については今のところ計画されていないということでございますので、仮にこの地方財政措置がとられる1年間だけの中で配置したとしても、今後の4年間の見通しが全く不透明でございますので、その辺は今後十分見きわめて対応していきたいというふうには考えております。以上でございます。
再質問 6番 守屋いつ子
この学校図書館担当職員というのは、私のちょっと認識不足ではありました。2校に1名程度配置することができるというふうにありましたので、これはぜひ音更の中で活用できればいいなというふうに思ったんですけれども、それでも、例えば今まで臨時、国の緊急地域雇用特別対策推進事業で臨時職員を採用して、いろいろ大きな仕事ができただとかということなどもありますので、そういう制度、そういう単年度であっても、その中でできる仕事というのはあるかというふうには思うんです。だから、そういう単年度だからあきらめるわということではなくて、できるところでそういうものを活用していくのがいいのかというふうには思うんです。今さらですが、今さらはもう無理ということなんでしょうかね。その点確認させてください。
答弁 教育長 荒町利明(教育長は2015年3月まで)
先ほどの第4次の図書館5カ年計画、この話をさせていただきましたけれども、この図書館担当職員、これの要するに財政措置でございますけれども、150億の財政措置でございますけれども、これにつきましても24年度、既にもうある程度、どんな形で今後市町村に正式におりてくるのか、今その詳細については定かでございません。ただ、150億で全国の小中学校に担当職員が配置できるのか、この辺もまだ全然詳細が見えておりません。そういうような状況を踏まえて、単年度である程度、また、すべての小中学校ということにはなっていないようでございますので、その辺を十分内容を精査しまして、もしか単年度であってもこの地方財政措置、いわゆる交付税措置がとられるということであれば、その単年度について、さらにはその後の4年間の財政状況、町の財政状況、これも当然勘案しなければなりませんので、その辺は十分内容を見て検討はしていきたいというふうに考えております。
再質問 6番 守屋いつ子
そういう単年度であっても、その後、継続ができるかという、そういう問題にはなってくるかというふうには思いますけれども、ぜひ子供の教育環境、これを整えていくというやっぱり大きな役割があるというふうに思うんです。そういう点では、いろいろ、学力の問題だとかということもありますけれども、子供たちがそういう知識を豊かに育てられる、はぐくむことができる、そういう環境づくりをやはり、財政問題をたてに無理だということではなくて、最大限やっぱりそこに注ぎ込みながらこの音更の子供たちを育てていただきたいということをお願いいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。