音更町議会 平成20年第1回定例会 2008年3月10日
米政策改革及び農地・水・環境保全向上対策について
2008年3月10日、音更町議会の一般質問で、宮村哲議員が「米政策改革及び農地・水・環境保全向上対策について」質問し、町長 山口武敏、経済部長 川上雅二が答弁しました。
- 質問者
- 宮村哲 議員
- 答弁者
- 町長 山口武敏、経済部長 川上雅二
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 宮村哲
さきの通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。日本の食料基地北海道十勝農業を農政改革で担い手に夢を与えて農業を持続することができるか、ということについての質問であります。戦後最大の農政改革と言われている農政改革関連法が成立して以来、担い手対象の品目横断的経営安定対策、農村の資源を守る農地・水・環境保全向上対策が平成19年に導入され、政策が本当に農家経済の支援措置などを抜本的に変え、やる気と能力のある担い手を育て、収益向上の後押しをするという4,130億円の具体的な政策予算だと聞いています。また、最近の農業情勢の変化により新たな事業等が展開されています。そこで、次の点についてお伺いをいたします。1つとして、品目横断的経営安定対策、米政策改革及び農地・水・環境保全向上対策について、実態に即した必要な改善策が、いわゆる農政改革三対策が平成19年12月に示されましたが、町としての見解をお伺いするものであります。2つ目として、春まき小麦に係る過去の生産実績に基づく固定払い、これは緑ゲタでありますけれども、面積単価は見直されたのかということであります。3つ目として、国庫補助を受ける国家プロジェクト「バイオ燃料地域利用モデル実証事業」の一つとして認定されている北海道バイオエタノールが清水町でエタノール工場の建設に着手したが、農業者と消費者へのメリットは。4番目として、農業従事者の高齢化や担い手不足が進行する中で、個別経営を支援するコントラクターが農業者組織による形態を中心に増加しつつあると聞いていますが、音更町での導入についての調査研究をする考えはあるかないか。以上4点、よろしくお願いをいたします。
答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)
日本の食料基地北海道十勝農業を農政改革で持続させることができるかに関する質問についてお答えをいたします。初めに、農政改革三対策に対する見解についてでありますが、農政改革三対策につきましては、今年度から導入された品目横断的経営安定対策及び米政策改革並びに農地・水・環境保全向上対策について、地域の実態に即した必要な改善策を行いつつ、その着実な推進を図っていくため、国が昨年12月に講じたものであります。品目横断的経営安定対策の見直しについては、対策の名称が水田・畑作経営所得安定対策に変更されたのを初め、対策加入の面積要件として、市町村特認制度の創設、先進的な小麦生産等の振興、収入減少影響緩和対策の充実、交付金支払いの一本化や申請手続の簡素化などが主なものであります。この中で、先進的な小麦等産地の振興につきましては、小麦など穀物の国際相場が急騰する中で、近年、反収向上が著しい先進的な小麦やてん菜の産地である北海道と九州北部の福岡県、佐賀県及び熊本県を対象に、地域の生産力に見合った収入が確保され、小麦、てん菜が安定的に生産し得るよう、先進的小麦生産等支援対策事業が平成19年度から21年度までの3年間を期間として実施され、今後、一定の手続を経た上で、3月末までに北海道担い手育成総合支援協議会から農協を通じて各農業者に対して交付金が交付されるものとお聞きしております。農政改革三対策につきましては、制度の基本を維持しつつ、現場から指摘された多くの問題を受け、地域の実態に即した見直しが行われるところであります。これは小規模農業者の救済や作物の再生産に見合った必要な経費について地域の現状に近づけるための助成策が講じられたことなど、一定の評価はできるものの、将来も持続可能な安定した農業経営を考慮すると、制度の根幹である固定払い単価などの見直しも必要であると考えますので、今後、関係機関と連携・協議、検討してまいりたいと存じます。次に、春まき小麦に係る固定払い面積単価の見直しについてでありますが、水田・畑作経営所得安定対策における固定払い面積単価につきましては、農林水産省告示により、特定対象農産物の種類別面積単価として、各市町村ごとに10アール当たり単価が定められております。このうち、本町における春まき小麦につきましては1万2,011円と設定されたところでありますが、この単価により支払われる交付金では再生産可能な所得水準にはほど遠い状況にあるとして、昨年11月、農林水産大臣に対し、改善に関する要請書を提出したところであります。また、昨年の秋以来、北海道や北海道議会、農業関係団体などからは、小麦の面積単価について、農業者のこれまでの手取り実感とそごがあり、生産意欲が減退し、将来の展望が見出せない状況にあるため、農業者が意欲を持って生産に取り組めるよう、必要な対策を講じることとした意見書や提案書が国に対し提出されたところであります。国は、これら問題への対応策として、農政改革三対策を示した中で、小麦に関しては、先進的な小麦等産地の振興として、近年、反収向上が著しい先進的な小麦産地で、地域の生産力に見合った収入が確保され、安定的に生産し得るよう、平成19年度から3年間の支援策が講じられることとなったところであります。御質問の春まき小麦の面積単価につきましては、現時点で見直しが行われたとの情報は得ておりませんが、新たに示されました先進的な小麦産地への支援策の中で相当額の補てんがなされる見込みであるとお聞きしております。今後につきましては、将来にわたり、町内農業者の営農活動に影響を及ぼすことがないよう、農協など関係機関とも連携し対応してまいりたいと存じます。次に、北海道バイオエタノール株式会社が行うバイオ燃料地域利用モデル実証事業の農業者と消費者へのメリットについてでありますが、バイオ燃料地域利用モデル実証事業につきましては、昨年6月にJAグループで、北海道が中心となり清水町に設立した北海道バイオエタノール株式会社が農林水産省の補助を受け実施しているものであります。事業の内容につきましては、規格外小麦や取引枠外のてん菜を利用したバイオエタノールの製造販売を中心に、副産物の販売及び医薬品抽出などの調査研究、農業の技術指導に関するものと聞いております。この事業による農業者と消費者のメリットについてでありますが、まず農業者のメリットにつきましては、小麦等の規格外製品について需要の拡大が見込まれること、豆殻など圃場副産物の利用が可能になれば病虫害の予防と収入増が見込めること、てん菜の生産調整が行われる中で砂糖以外の利用拡大による需要が安定し、畑作における輪作体系の維持に期待ができること、さらに原油高騰が続く中、自給による安定した燃料の確保が図られることにより農業経費の節減が期待できることなど、農業振興や農地保全に有益であると考えております。また、消費者のメリットにつきましては、燃料としてバイオエタノールを利用することにより二酸化炭素排出量の削減が見込まれ、地球温暖化対策につながる環境や人に優しい取り組みとなることが期待できるほか、海外に依存している原油など、化石燃料の価格高騰に対して、バイオエタノールを国内で計画的、安定的に生産することにより価格上昇を抑える効果が期待できるなど、エネルギーの地産地消とも言える効果が考えられるところであります。最後に、コントラクターの導入について調査研究する考えについてでありますが、コントラクターにつきましては、農業経営の規模拡大、農業従事者の高齢化や担い手等の労働力不足、さらに農業機械の大型化に伴う経費の経営圧迫などの状況から、個別経営を支援するコントラクターが十勝管内でも、建設業や運輸業など異業種からの参入や農協を主体とするものなど、20数団体が組織化されているところであります。現在実施されている他町村の内容を見ますと、牧草やデントコーンなど飼料作物の収穫、米殻のロール作業、堆肥の散布や耕地整地などが中心となっており、そのほとんどが酪農業の作業を行っているのが現状であります。畑作作物につきましては一部で導入されておりますが、播種や収穫など年間の作業が一定時期に集中するため作業員の確保が難しいこと、また、作物の栽培管理では作業員の技術力や経験不足の問題など、現状では課題が多いものと考えております。しかしながら、本町の今後を考えますと、農業労働力の支援対策については必要と考えており、関係機関と連携し調査研究してまいりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上でございます。
質問 9番 宮村哲
今、町長から答弁をいただきました。いつもより親切丁寧な答弁があったのかなということの認識はしているわけでありますけれども、ここ10年前ぐらいから、農林水産の予算というものはおおむね3兆円ということの中で、19年度予算は、18年度対比でマイナス2.1%減の中で、2兆6,370億ということの中で、8年連続の減額の農林予算であります。その中で、GATT・ウルグアイラウンドの合意で海外の農畜産物の輸入の拡大を図られながら、引き続きWTOのいわゆる世界貿易機関の農業交渉が行われているわけであります。その中で、農業者を対象として、個々の品目に対しての方策があったわけでありますけれども、その施策を見直し、19年から意欲と能力のある担い手に対象を限定し、その経営の安定を図る施策が、いわゆる品目横断的経営安定対策を展開したということであります。先ほど竹中議員の質問の一部の中に中国のギョーザの問題がありました。今は穀物などの食の争奪戦が世界規模の中で行われているわけであります。60%以上の食料を海外から輸入する、依存する日本の将来、本当に安定的に食料を確保することができるのかという懸念を持っているわけであります。その中国ギョーザの中毒事件一つを挙げても、野菜の輸入が、1月に比べて、2月の輸入の動向は、冷凍食品が中心として40から50%の減だと農林水産省ではまとめております。食の安全、いわゆる輸入品に比べて国内の農産物の安全が特に消費者の皆さん方に見直されたというような考えを持っています。それから、28日の衆議院の予算委員会で、福田首相がこういうようなことをもってコメントを出しております。食料の海外依存は危険だというような発言であります。その内容は、日本人の食料をめぐる世界情勢が様変わりする中での厳しい現状を把握しなきゃいかんと。それから、食をめぐる不安定な要因として、地球の温暖化や水不足、世界的な人口の増加を挙げております。さらに、食料の安全保障については、農業に対する理解を深めていく必要があると。そして国民世論も、今までは割合のんびりして考えていたけれども、今はかなり深刻になりつつあると思うんだというようなことを、国民が意識を高めている重要性を指摘したということの中で、これは農業の理解を深めるべきだというようなことを、談話が載っておりましたから、そのことを申し上げたわけでありますけれども、やはり食料の海外依存の危険との発言が、そのようになったことは、私は、これは政治の責任だと思っています。農政を初め政策、官僚主導で進めてきた結果がこのような大きな問題になってきたという認識をしております。その一部の農政改革だけで、三対策の見直しだけで本当にこれからの日本の将来の農業をやっていけるかということの中で私は質問しているわけであります。一番先の、農政改革三対策の着実な推進についての中で、町長から答弁がありました。面積の要件の見直し、あるいは認定農業者の年齢制限の廃止、集落営農組織に対する法人等の指導の強化もありました、弾力化、それから先進的な小麦の生産地の振興、収入減少影響緩和に対する充実、集落営農の支援、あるいは農家への交付金の一本化、その他の中で要望の変更などがあったわけです。私は、やっぱり一番問題にしたいのは、名前を変えて、品目横断的な名前を、これ、北海道向けは水田・畑作経営所得安定対策ですね、都道府県は水田経営所得安定対策、そして緑ゲタが麦、大豆等の直接払い、都道府県は麦、大豆直接払いで、緑ゲタが固定払い、黄色ゲタが成績払いで、ならしが収入減の補てんと、そして県の一本化でありましたね。緑ゲタについては、これは3年間固定するという考え方であったんです。黄色ゲタについては、修正ができるというような基本的な考え方、いわゆるならしについても、根本的にはもう1割も2割もこの政策でマイナスになるんだというようなことの考え方の中の見直しであったと思うんであります。当初の品目横断的なこの対策を取り入れるときには、たしか組合長等の説明の中では、18年と19年についてはそう変わりはない、そういう政策だということを言っているようでありました。ですから、その半年もたたないうちから、緑ゲタのいわゆる小麦の収入が少ないということの中から始まって、日本全国あらゆるところに、農家の声、あるいは組合長等の意見等を聞いた中で、また、農民運動が起こり、これの見直しにかかったと私は理解をしています。例えば、小麦についてでありますけれども、過去の生産実績に基づく支払いと、これは共済の反収を算定したと。これが今回統計反収に是正したらその支給額が64億というようなことであります。その対策も20年、21年というような対策を言っているわけであります。20年には43億、21年には43億ということであります。19年が64億でありますから、当然、20年、ことしについても不足するものがあるわけです。音更町の小麦の面積の緑の反収は、固定は3万6,319円でありますから、ことしの3月までにその補正を支払うということでありますけれども、一般的にいろいろな事務で進めている中では、10アール当たり約4,500円ぐらいかなと、個人差はあるでしょうけれども、そんな話がありますから、これは緑ゲタについても、町としても見直しは求めていくということでありますから、これをしっかりと、例えば三千六百幾らに足しますと4万800ぐらいが、これが固定をしなくては、ことしからの小麦の単価も、あるいは21年に向けても変わっていくんではないかと思いますが、この辺をきちっと国に求める考えはあるかないか、お伺いします。
答弁 経済部長 川上雅二(経済部長は2009年3月まで)
今回、この三対策でございますけども、小麦につきまして、近年の収穫増で乖離が生じているということで、平成19年度から3年間の補てんといいますか、支援策をとっているわけでございますけども、制度の基本は、見直しをすることはしないと言っておりますけども、やはり実態と乖離している場合には、国に対しまして見直しの要請はしていきたいと考えております。
質問 9番 宮村哲
ちょっと部長にもう一度聞きたいんですが、見直しをするということですけれども、どうなんでしょうか。ことしの3月に支払いするという金額が、いわゆる緑ゲタの基本的な考え方、強制単価でやったから間違いだと、これは言っているわけですよ。そして、統計の反収にしたら、是正したらこうなるんだというんですから、当然3万6千円と三百何ぼですか、それに四千幾らが四万何ぼということになるわけですけれども、その単価を求めていくんですか。
答弁 経済部長 川上雅二(経済部長は2009年3月まで)
単価の見直し、いわゆる先進的な小麦のその支援策でございますけれども、先ほども申し上げましたとおり、実態とかなり差があるということでございますので、また、国は緑ゲタ、固定払い部分につきましては見直しができないと、これは農水省でもう告示していることでありまして、見直しはできない。したがいまして、この小麦生産地緊急支援対策を実施するということでございますので、私どもとしましても、3年間この支援策は継続されるものと思いますけれども、根本的にはその固定払いの単価を見直すのが一番いいだろうということでございますので、その辺につきましても、単価の見直し等々も含めて要請していきたいと考えております。
質問 9番 宮村哲
今の部長の答弁で理解はできました、緑については。黄色のゲタでありますけれども、これは成績払いでありますけれども、例えば基本的にトラクターを使うと、軽油が一番使うわけでありますけれども、その軽油が1年間で、例えば音更農協でありますけれども、30%のアップだったと。それから肥料についても4年間平均で20%上がったということですよね。それから生産資材、これもナイロンが、特に輸入資材全てが高騰しているという中で、このシステムは所得方式でありますから、どんどんどんどん上がっていって、成績払いと言って2千円か何ぼの、全部差し引いていったら何もないわけですよ。やはりどの時点でその経費をきちっと見て成績払いをするかということを、これをしっかりと国に求めなければ所得確保はできないと私は思うんですが、その点いかがですか。
答弁 経済部長 川上雅二(経済部長は2009年3月まで)
その辺を含めまして、農業関係機関等とも協議いたしまして、要請するものは要請していきたいと考えております。
質問 9番 宮村哲
理解をいたしました。今、小麦についての、実績があるというか、そういうことについての質問をしたわけであります。例えば、これは2月1日に西中音更の農家の中で、農林水産省の経営政策課長、山口課長が来て、これには寺山副町長もあるいは経済部長も参加しておられたんですけれども、やはり農家の声を率直に聞きたいということの中で来たわけであります。その中で、西中の青年を中心にして10名ぐらいの懇談があった。その中に、特に数多くの農家の声、いわゆる要望があったと。かなり詰めていくと、これはWTOの関係の中でということで、かなり逃げられた部分もあるのかなと思いますけれども、その中で、実績のない小麦の農家の対応についても山口課長に求めたと聞いています。山口課長も、これは違う角度の中で拾うことができないのかなというようなことを発言したように聞いておりますから、この点については、副町長が中心になって、経済部長、そしてまた農協とも連絡をとりながら、その分についても同じような扱いができるような方法を、これは要望として求めておきたいと思います。次に、本当は、農地・水・環境の保全について余り聞かないようにと考えていたんですけれども、どうしても聞きたいことがあるんですけれども、3月14日までに、たしか十勝支庁か道か何かの指導でしょう、今回の農地・水・環境の実施しない地区に対する区長あてに、もう少し検討して、やる気のある人は14日まで申し込んでくれというような文書が出ているわけであります。そういうことの中で、やはり私は、前回の質問の中で、町を挙げて実施をするべきだ、重要ではないのか。これは品目横断と両輪だよと。余り関係のない人は何で農家だけそういうことなんだという人もいるようでありますけれども、どんなことしたって、今回の小麦の64億がそれぞれ農家に払われても収入が不足なんですよ。それはやはり両輪の中で、何かの方法で面倒を見ようというのがこの農地・水・環境の施策なわけですから、これはやはりこの音更町が、農業を基幹産業と言うんであれば、きちっと町長が中心になって行動を起こして実施すべく指導するのが当然だろうと思うんですよ。私は前回、ほかの町村、帯広市を含んで8町村やっているのに、どうして音更町ができないんだという質問をすると、町長は胸を張って、音更町は音更町の事情があるからだめなんだと、こういうような答弁が返ってきたことについては、私は本当に残念だなと思っています。ここで新たに町長に聞くことはしないで、副町長に聞きます。これから申し込まれる、その農地・水・環境の実施する地区については非常におくれているわけでありますから、20年の事業に展開することだろうと思います。これはやはり先ほどいろいろ申し上げたように、当初の見直しのあったことが、余り知らなかった部分もあるんだろうと思います。やはり事務的な、この260ページのこれを見たら、これはできないわと、これが20ページになったと。いろんな項目がかなり緩和されてきて、これはやはりやるんだよという話はしているわけでありますけれども、これはやっぱり副町長が先頭になって、あるいは経済、そのところにきちっと指導してお手伝いをするように、そして本当に残された地域も、この農地・水・環境の向上のために参加できるように指導する決意があるかないか聞きます。副町長から聞きます。
答弁 経済部長 川上雅二(経済部長は2009年3月まで)
今、宮村議員がおっしゃいました農地・水に関しましての取り組み、再度確認するということで、3月14日までという文書を出させていただきました。これにつきましては、おっしゃるとおり、この三対策の中で申請書類等々、おおよそ全体を考えますと5割程度の簡素化になってございます。そこで、私どもといたしましては、それらの周知、それから21年度に取り組みを考えておられる地区がございましたものですから、今回そういう考えておられる地区の方々に、20年度からこの事業に取り組む用意があるかどうかという確認はとらせていただいたところでございますけれども、より多くの地区の方がこの事業に取り組んでいただけますよう、町としても支援はしますし、事務的なことに関しましても進めてまいりたいと考えます。
質問 9番 宮村哲
本当は副町長から聞きたかったのでありますけれども、部長の前向きの姿勢ということの中で理解をするところであります。先ほど、品目横断的なことの中で、北海道とあるいは都道府県との名前の違いについてもお話ししたところでありますけれども、この農地・水・環境保全向上の中にもなかなか理解のできないものがあるんですよ。支援交付金の単価、水田、都道府県4,400円、北海道3,400円、畑、都道府県2,800円、北海道1,200円、草地400円、これは都道府県ですね、北海道は200円と。このことを本当に黙って認めているというのかね、基本的な考え方を、私は理解に苦しむんですけれども、あと何点かいろんなことが書いてありますよ。水田ということですから、どこが違うのかなと、北海道の水田と本州の水田と。畑という中で、一部果樹園も入っているようですから、これは若干の差はあってもいいんだろうと。草地は400円で、何で北海道は200円なんですか。この辺の見解はどうなんでしょうか。
答弁 経済部長 川上雅二(経済部長は2009年3月まで)
内地府県とそれから北海道との単価の違い、残念ながら中身を詳しくは承知しておりませんけども、ただ、北海道の場合の水田、それから畑作につきましては面積的な要件もあるのかなと、単価決定の際ですね、広いということで面積的な要件から単価の差が出ているのかなと思いますけれども、それ以上、大変申しわけございませんけども、承知しておりませんので、これ以上お話はできません、済みません。
質問 9番 宮村哲
そうすると、これはあれですよね、今、部長、わかってないと言うんですから、それ以上のことは言いませんけれども、そうしたらこれは手抜きしていいということかな、これ。草刈りは草刈りだよ、これはやらなきゃいかんよね。どうなんでしょうかね。これは1つあるんですよ、草地の関係、例えば酪農家が多いところ、事業費をちょっと試算してみたら40万円くらいしかならんわと、数少ないですから。こんなものはやれるかと、こういうような話なんですよ。やっぱりこれは400円になると、40万が80万円になるわけですから、これは実行するんですよね。このようなことも、今、部長はわからないということでありますから、それ以上のことは求めないわけでありますけれども、これもきちっと国にただすべきはただす、十勝にだって優秀な代議士がいるんじゃないですか。みんな支援している人、私は最近変わってきたんですけども、やはりこれは国と北海道のそごというものをしっかりと見直ししていかなければ、私は北海道農業、農家は自給率の高い北海道だよと、生産地だよと言いながら、やはりこれはきちっと国に求める必要があるということを訴えておきたいし、それから、今まで実施しているエコファーマーは余り、音更町は少ないですよね。士幌は、前回も話したように二千幾らですか、これはエコファーマーに認定されましたから1反で3千円がいただけるわけですよ。音更もやはり6千円、7千円の小麦の面積があるわけですから、やはりそのようなちゃんと認定されるような、これは指導をしっかりとやっていただくことを町長初め副町長、幹部の皆さん方に求めておきたいと思います。2番目の先進的な小麦産地への支援の中で、相当額の補てんの見込みと言える中で、私は、その中で今回作付する2戸の農業者が安心して春まき小麦を作付して所得が確保されるんだと、そういう理解でよろしいですか。
答弁 経済部長 川上雅二(経済部長は2009年3月まで)
この春まき小麦の件に関しましては、小麦生産地緊急支援対策の方で支援されると理解しております。
質問 9番 宮村哲
理解をいたしました。それでは、3番目としてバイオ燃料に関してちょっとお伺いするんでありますけれども、これも詳しく中身について答弁があったわけです。ただ、食料が私は優先だと思っているものですから、食料と競合しない中で農産物を利用する、その中でやっていただくことがいいのかなと思っているんですけれども、例えば、どうも聞くと、このビートについても、余ったビートとは言っているんですけれども、100ヘクタールぐらいの面積の、音更農協ですけれども、生産が少なくなったと言っているんですけれども、その中で、中央会かどこかでしょうね、ビートをつくれつくれとこう言っているようなんですよ。ですから、このことはいいんですけれども、本当にきちっと、燃料に使われるビートについても一般の価格で買えるようなものであればいいんですけれども、それが2千円とか3千円となると、これは決して農家のためにはならぬだろうというようなことを思っていますが、環境にも優しくなるんだよということの中の答弁で、私は理解をしておきたいと思います。それから、4番目のコントラクターでありますけれども、これは酪農家を中心とした考え方で私は出したわけでありますけれども、畑作についても一部回答があったということについては親切な答弁だったと思っています。これは後継者がいない酪農家から言われたわけでありますよ。収穫ぐらいだけれども、できるのかなと音更町、いわゆるコントラクターを使って、大きな酪農家ですけれどもね、一部使ってやっているようなことも聞いていますので、それで調査研究してほしいなということの中で質問を出したわけでありまして、調査研究するということでありますから、前向きの姿勢の中で取り組んでいだけることを求めておきたいと思います。最後に聞きますけれども、小麦、てん菜については、一定の手続を終えた上で、北海道において総合支援協議会から農協を通して各農家に交付されるということで、小麦の金額が支払われるということでありますね、小麦とてん菜。その中で、私は先ほど申し上げましたように、軽油の30%値上がりや全ての生産資材の値上がりの中で、本当にこの所得の確保がどうできているのかということを考えた場合に、この3月を終わった時点の中で、20年度予算の中でも結構でありますから、この所得はどうだったかと、農業者の声を聞く、そして収集する、率直な意見も聞きながら、要望についても、町としてこの対策の検証をする必要があると思うんですけれども、いかがでしょうか。
答弁 経済部長 川上雅二(経済部長は2009年3月まで)
19年度から始まりましたこの新制度、途中で見直しとなってございます。町としましても、農業関係機関と一緒になりまして検証してみたいと思います。
質問 9番 宮村哲
検証してみたいということでありますから、よろしくお願いをしたいと思います。食の安心・安全の関心が非常に高まる中で、消費者の関心が大変大きな農業に対する影響も与える時代になってきたということであります。それから、国内の農産物の自給率の向上を支える十勝農業は、これは元気でなくてはいけないと思います。今や環境問題、原油の高騰、食料の争奪戦など起きている中で、自給率の低い中で、食についていま一度真剣に考える時期が来たと思っています。食の安全は農業の再生から、私は、山口町長に十勝のリーダーとして、十勝農業の先頭に立って自給率を高める農政の展開を目指してほしいと、そういう行動を起こしてほしいということを、さらに国に力強く農業の見直しを求めていく、そんなことを求めて、私の質問をこれで終わりたいと思います。休憩(午前11時45分)