みんなの議会

音更町議会 平成19年第2回定例会 2007年6月15日

(1)乳幼児・子供医療費無料化の拡大を/(2)ひとり親世帯の支援強化を

2007年6月15日、音更町議会の一般質問で、守屋いつ子議員が「乳幼児・子供医療費無料化の拡大を」「ひとり親世帯の支援強化を」について質問し、町長 山口武敏、民生部長 山川光雄、副町長 藤井勉、建設水道部長 安藤正和が答弁しました。

質問者
守屋いつ子 議員
答弁者
町長 山口武敏、民生部長 山川光雄、副町長 藤井勉、建設水道部長 安藤正和

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 7番 守屋いつ子

通告に従いまして、質問をさせていただきます。一問一答方式で質問を行いますので、よろしくお願いいたします。3問についてお伺いいたします。1問目は、乳幼児・子供医療費無料化の拡大を求めます。この音更町の子供たちが元気で伸び伸びと成長できる保障に積極的に取り組んでいくことを求めて質問をさせていただきます。子育て世代にとって大きな不安の1つに子供の病気があります。とりわけ乳幼児は、みずから体調の変化を訴えることが困難で、何らかの症状が出たときには受診を要するという特徴があります。まさに時間との勝負となってきます。昼夜問わず、医療費の心配なく病院にかかれることは、大きな子育て支援となります。乳幼児の医療費助成制度は、既にすべての市町村で実施され、親たちへの大きな励ましとなっています。しかし、市町村が独自で実施している制度については、財政難を理由として、その内容には大きな差が生じてきております。十勝管内を見ましても、中札内村は15歳まで、更別、大樹町では12歳までの医療費の助成を行うなど、対象年齢を引き上げてきております。自治体によって医療費の負担が変わってくるという地域格差の現状は、本来国の制度として解消、充実させていかなければならないものですが、今、貧困と格差が広がっている中、医療費の助成の拡充を求める声は多く聞かれるところです。平成20年4月からの医療制度改定で、今まで3歳以上6歳就学前までの保険給付割合7割が8割に引き上げられることになります。そのことから、6歳就学前までは自己負担なく医療費の助成ができる条件ができてきます。音更町においても、医療費の心配なく子育てができる制度の拡充を図ることが求められます。1つとして、平成20年4月実施の医療制度改定を生かして、乳幼児・子供医療費の助成を小学校卒業まで引き上げることをすべきと思いますが、見解をお聞かせください。2つ目として、安心して医療を受けられる条件の1つとして、母子世帯(父子世帯)や乳幼児や子供のいる世帯は、国保税の滞納世帯であっても国保証の交付を行うべきと思いますけれども、その見解をお聞かせください。2問目に、ひとり親世帯の支援強化を求めます。2002年の母子及び寡婦福祉法の改定により、児童手当中心の支援から就業・自立に向けた支援に転換され、各自治体の自立支援事業の強化が求められているところです。見直しの基本は、児童扶養手当の削減をするために、母子家庭の母に就労努力を義務づけ、就労支援を手厚くするというものです。しかし、母子家庭世帯の平均収入は、全世帯の平均所得の約40%にとどまるという調査結果が出ています。収入増のため、長時間勤務や複合就労などの日々の努力を余儀なくされ、経済的・社会的不安、子供の将来の不安など、さまざまな困難を抱えながら生活をしているのが実態です。2008年から児童扶養手当の削減が予定されておりますが、経済状況の改善が見られない中、不安は増すばかりです。死別や離婚率の増加でひとり親世帯が増加している状況から、ひとり親家庭の親子が地域社会の中で健康で安心した生活が送れるよう、支援策を強化していくことが求められると思います。1つとして、音更町においても、次世代育成支援対策行動計画の中で支援策が立てられておりますけれども、ひとり親世帯の掌握と支援策の実施状況はどうなっているのか、お伺いいたします。2つ目に、相談体制・相談窓口の状況がどうなっているのか、お伺いいたします。3つ目は、公営住宅の優先入居、家賃保障の実施状況はどのようになっているのか、お伺いいたします。4つ目に、2008年度から実施の児童扶養手当削減の見直しを国に求めているべきと考えますけれども、見解をお聞かせください。3問目です。禁煙の普及、拡大対策を求めます。喫煙による健康被害は、知識として浸透、普及していると思います。親が喫煙する環境にある乳幼児の尿中からたばこのニコチン代謝産物が検出されたことが報道されていました。受動喫煙による健康被害の影響が心配されるところです。1日わずか1本から4本の喫煙量でも、心臓疾患や肺がんの死亡リスクが3倍に及び、受動喫煙関連疾患が9種類あることから、これは喫煙者だけの問題ではないことは周知のことです。健康日本21では、未成年者の喫煙防止(防煙)、受動喫煙の害を排除・減少させるための環境づくり(分煙)、禁煙の3つの対策を強力に推進するとしています。十勝管内の喫煙率は全国的にも高い、全道の数字を更に上回っているとの状況から、帯広保健所では、たばこ対策推進チームを立ち上げたことが新聞で報道されていました。最近では、ほとんどの医療機関や公共交通機関、公共施設での禁煙が進められ、更には、タクシーや飲食店でも禁煙の対策が進められてきているところです。1つ目として、音更町における喫煙状況の把握や禁煙対策はどのように進められているのか、お伺いいたします。2つ目に、公共施設の禁煙実施状況はどのようになっているのか、お伺いいたします。以上、答弁よろしくお願いいたします。

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

乳幼児・子供医療費無料化の拡大に関する御質問についてお答えをさせていただきます。初めに、乳幼児・子供医療費の助成を小学校卒業までに引き上げることが必要とのことでありますが、既に御承知のとおり、乳幼児医療給付事業につきましては、疾病にかかりやすく、また、受診する機会の多い乳幼児を対象に、健康の保持と福祉増進を図ることを目的として、昭和47年4月に町単独事業として創設し、更に、昭和48年10月に北海道医療給付事業が創設されたことに伴い、その後は、道との共同事業として実施しているところであります。対象年齢は就学前までとなっており、助成額については、3歳以上の市町村民税課税世帯に対しては、自己負担1割を超える部分を助成し、3歳未満及び市町村民税非課税世帯者に対しては、自己負担分を全額助成しております。なお、町の単独事業として、道の事業に上乗せし、所得要件を廃止しているほか、3歳未満及び市町村民税非課税世帯者に対しては、初診時一部負担金についても助成をしております。また、医療保険制度改革により、平成20年4月から現行の2歳までの自己負担が2割であったものを、義務教育就学前までに引き上げることになっており、これにより3歳以上就学前までについては、自己負担が3割から2割に軽減されることになります。御質問は、対象年齢を小学校卒業までに引き上げてはとのことでありますが、国の乳幼児医療に対する制度改正により、自己負担軽減が行われることもあり、町の厳しい財政状況のもとでの更なる拡大は難しいものと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、母子世帯・父子世帯及び乳幼児や子供のいる世帯は、国保税滞納世帯であっても、国保証の交付を行うべきとのことでありますが、国保制度は、被保険者の方に対して、必要な医療給付を受けることを保障するとともに、必要な保険税の負担を求めることとしております。滞納者の方には、資格証明書、短期被保険者証を交付し、納付相談・納付指導などを行い、個々の事情に応じた対応に努めているところであります。また、資格証明書の取り扱いにつきましては、老人保健法の医療給付などの対象者は除外されているところでありますが、本町においては、乳幼児医療費助成給付対象世帯などについても、資格証明書の対象から除外しているところでありますので、御理解を賜りたいと存じます。2点目のひとり親世帯の支援強化に関する御質問についてお答えをいたします。初めに、次世代育成新対策行動計画に設定している支援策の実施状況についてでありますが、行動計画では、平成16年度から平成21年度までの数値目標が設定されており、その内容としては、ファミリー・サポート・センター事業を初め、全部で6事業が設定されているところであります。それぞれの実施状況についてでありますが、ファミリー・サポート・センター事業については、平成17年度に新設事業で柳町子育てセンターに設置したほか、学童保育所の増設事業として飽和状態にあった木野東の学童保育所を分割して、第2学童保育所を木野福祉会館に開設し、更に、下士幌小学校下にも学童保育所を新設して、利用希望者の入所確保を図っております。また、全保育園で午後6時30分から午後7時まで30分の延長保育を実施するとともに、宝来保育園の増改築事業を完成させたところであります。平成19年度には、民間により移転改築された鈴蘭保育園が運営を始めており、数値目標の残り事業であります子育て支援センター及び一時保育の増設事業、病後時保育の新設事業を鈴蘭保育園に事業委託して、すべての数値目標を完了させて、ひとり親のみならず、子育て環境の拡充を図ったところであります。ひとり親世帯の掌握につきましては、国勢調査の数値で把握しており、平成17年度では、母子世帯は327世帯で、世帯員数が878人、父子世帯は39世帯で、世帯員数が103人、母子・父子世帯の総数としては、世帯数で366世帯、世帯員数で981人となっているところであります。また、町では、ひとり親家庭に対する医療費の助成や保育園の優先入所などを実施しているほか、北海道においては、母子家庭等を対象に生活や技能取得、就職、就学などに関する貸付制度を設けて、生活を支援しております。次に、相談体制・相談窓口の状況についてでありますが、組織的にはこれらの体制はとっておりませんが、これまでも福祉課福祉係が相談の中心となって、相談者の意向を確認しながら、関係部署と連携して対応に努めているところであります。次に、公営住宅の優先入居等の実施状況についてでありますが、昨年度、公営住宅入居者選考の適正化を図るため、音更町公営住宅入居者選考要領を定めたところであります。この要領は、母子・父子世帯を含め、障害者、老人、子育て世帯、多子世帯、DV被害者、生活保護世帯等、いわゆる住宅弱者世帯の優先入居を明確化し、本年3月から実施しております。優先入居の具体的な選考方法につきましては、一般の入居申込者より有利に取り扱うため、抽選する場合は抽選番号を2個与えることとし、困窮度による場合には、住宅弱者世帯として点数を加算いたしております。こうした優先入居の選考方法により、真に住宅に困窮している住宅弱者世帯の入居機会が高まるものと考えております。なお、従前の選考方法による昨年度1年間の住宅弱者世帯等の入居状況は、入居決定者総数76戸のうち、母子世帯が9戸、これを含めた住宅弱者世帯が68戸となっております。家賃の保証として、一般的に賃貸住宅に入居する場合、連帯保証人が求められます。しかしながら、連帯保証人の提出ができない場合は、保証履行する会社との契約により、これにかえることができるようではありますが、本町の公営住宅の場合、現在のところ、連帯保証人をつけて入居していただいておりますことから、この制度の適用は行っておりませんので、御理解を賜りたいと存じます。最後に、平成20年度から実施される児童扶養手当の削減についてでありますが、平成14年度の母子及び寡婦福祉法の改正により、母子家庭対策につきましては、従来の児童扶養手当中心の経済的な支援から、就業・自立に向けた支援への転換が図られることになり、児童扶養手当の制度も改正されたところであります。改正の要点を申し上げますと、平成20年度から児童扶養手当は受給期間が5年または支給事由発生時か7年を超える場合に、その給付額が2分の1を超えない範囲で減額されるものでありますが、母親に障害があったり、8歳未満の子供を育てている場合などは、一部支給停止はされませんが、身体上の障害がある場合など、一部支給停止の対象外とする方の範囲や支給停止する額については、母子福祉団体などの意向も聞きながら、年末の国の予算編成時に決定されるとのことでありますので、これらの方々に配慮した内容になるよう、機会があるごとに要望してまいりたいと思っておりますので、御理解をいただきたいと存じます。3点目の禁煙の普及、拡大対策に関する御質問についてお答えをさせていただきます。初めに、本町における喫煙状況の把握と禁煙対策についてでありますが、本町における喫煙状況につきましては、基本健診受診者を対象に把握しているところでありますが、平成14年度で、男性が30%、女性が10.8%、平成15年度で、男性が33.8%、女性が10.4%、平成16年度で、男性が33.3%、女性が10.3%、平成17年度で、男性が31.4%、女性が8.6%、平成18年度で、男性が27.5%、女性が9%となっております。過去5年間を比較してみますと、男性は30%台を推移しておりましたが、昨年度、初めて30%を下回り、女性は10%台を推移していたところ、一昨年に10%を下回り、年々喫煙率は減少する傾向にあります。今後の禁煙対策につきましては、現在、本町で実施しております成人の健診や健康相談時及び健康教育の機会に啓発を継続的に実施してまいります。乳幼児への影響についても、母子健康手帳交付時に「プレママ・プレパパ生活習慣チェック」と「妊娠とタバコ」のパンフレットを配布しているほか、4か月児健診時においても、アンケートによる問診と「3、4か月児を持つママ・パパの生活習慣チェック」のパンフレットを配布しております。今後とも、指導啓発を継続的に実施するとともに、保健所と連携を図りながら、禁煙対策を進めてまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。次に、町内公共施設の禁煙実施状況についてでありますが、役場庁舎、木野支所、コミュニティセンター、文化センターなど14施設には、30台の分煙機を設置し、喫煙コーナーを設けておりますが、小・中学校や総合体育館、図書館などは建物内を禁煙にしており、また、保育園につきましては、運動会などの事業の際には野外に喫煙場所を設けることはありますが、基本的には、建物内を含め敷地内を禁煙としているところであります。以上で、答弁とさせていただきます。

再質問 7番 守屋いつ子

では、再質問をさせていただきます。まず最初に、子供医療費の拡充の件でございます。最初に1つ確認させていただきたいのは、来年4月から6歳までの医療給付割合が7割から8割になるということで、これが実施されますと、就学前までの医療費を自己負担なしで行っていくということになるのかどうか、そこをひとつお聞かせください。

答弁 民生部長 山川光雄(民生部長は2008年3月まで)

現在の医療費の患者負担につきましては、0から2歳までは2割負担、3歳から69歳までは3割という負担になっております。それで、今度の平成20年4月からの改正につきましては、この0から2歳の年齢を就学前まで引き上げるということで、患者負担は2割ということでございまして、3歳から就学前までは、今まで3割のところ2割になるという制度でございます。

再質問 7番 守屋いつ子

今現在、3歳未満のところは、町と道とで1割ずつ負担をしているということで、自己負担なしで来ていると思うんですね。それが6歳まで引き上げられたということは、6歳まで2割負担になりますね。そうしますと、このままいきますと、その2割分については、音更町と道で負担をしていく、そういうことになったら、6歳までは負担なしでいけるんじゃないかと計算されます。そこのところを拡充していく考えがあるのか。それは十分可能だと思われます。そこをもう一度御答弁をお願いします。

答弁 民生部長 山川光雄(民生部長は2008年3月まで)

今お話がございましたようなことで、0から2歳までにつきましては無料化になっているところでございます。それから、3歳からの方につきましては、道との福祉医療の共同事業におきまして、1割負担をお願いしております。そのようなことで助成をさせていただいているということでございます。今後、この20年4月からの制度改正によりまして、今の制度をどのようにするかということの御質問かと思いますけれども、現在のところは、今道のほうからも変更するというような予定も聞いてございませんし、町といたしましても、共同事業という中で今まで運営しておりますので、従来の道と共同事業として今後も行ってまいりたいということでございまして、結論的に申し上げますと、今のところ、この負担が変わりましても、町の助成制度についての変更は考えていないということでございます。

再質問 7番 守屋いつ子

制度自体が変わるので、そのところについては、町として3歳まで助成していたと。それも道との共同事業で行っていたので、それを6歳まで共同事業として引き上げていきたいという思いにあるということなんですね。結局、今私が言うのは、国で今度は8割までは見ると。あとの2割をどうするかというところにあると思うんですね。そこのところを町としてどのように助成していくのかということを具体化しなきゃいけないと思うんですね。そこのところを今確認したかったんですけれども、ここについてはまだなのかなという私のとらえをいたします。是非ここについて、まず道との関係があるかと思うんですけれども、しっかり試算をしてほしいと思うんですね。どれだけ町が持ち出しになるのか。どれだけ負担をしていけばいいのかというところをまず試算していただきたいと思います。それで、試算する上で、例えば、子供の医療費について1人当たりどのぐらいかかるかということは、町で押さえているのかどうか。かかるとしたら、どのぐらいかかるのか、お聞かせください。

答弁 民生部長 山川光雄(民生部長は2008年3月まで)

1人当たりの医療費は、今数字を持っておりませんけれども、今議員さんがお聞きになりたい部分につきましては、今議員さんがお話しされております3歳以上につきましても、無料化ということなのかと思いますけれども、今3歳以上につきましては1割負担をお願いしておりまして、2割負担分につきまして就学前まで町のほうで助成をしていると。今度は、患者負担が2割になりますから、そのうちの1割は患者負担をしていただいて、1割分につきましては、町と道で共同事業で福祉医療として助成させていただくということになります。その金額につきましては、20年の4月から現制度が継続されるといたしますと、約1,100万ぐらいの町の負担が減ってくるだろうと思っているところでございます。

再質問 7番 守屋いつ子

そうしましたら、さっきと前後しますけれども、1割負担については変えないと。道と共同事業をする部分で、1,100万円が負担軽減に町としてはなっていくという試算が出されているということなんですね。そういうことでは、町の負担が軽くなるということなんですけれども、先ほども言いましたように、今のいろんな状況を経済状況だとかを含めて見ますと、非常にそれぞれの負担がふえております。医療費の負担は子供だけじゃなくて、大人の部分も以前は、1割だったのが2割になり、それが3割になりということで、家族全体として負担が大きくなってきているんですね。言われているように、家庭の所得というのはここずっと下がってきていますよね。そういう上では、この浮いたお金を喜ぶということじゃなくて、しっかりこれからの医療費の助成ということで、拡充していく方向に私は使っていくべきだと思うんですけれども、その辺はどのように考えるのか。これは本当に子育て支援に対する基本的な考えのところに立つんじゃないかと思いますけれども、いかがでしょうか。

答弁 民生部長 山川光雄(民生部長は2008年3月まで)

議員さんの言われることはよくわかるわけでありますけれども、この医療費の町の負担というのは、年々ふえてきているわけでございます。そういった中で、この医療費の負担の割合が変更になるということで、そのような金額にはなりますけれども、現実的にはこの事業はずっと継続するとなれば、その負担もございます。それからまた、子育て支援につきましては、医療費だけではございませんので、そういった経費というものもございますので、総体的に考えてまいらなければならないと思っております。

再質問 7番 守屋いつ子

答弁ということでは、いつもわかるんですけれども、非常に町は大変だということでね。先ほど言いました子供たちの、今新聞にもちょっと出ていたんですけれども、医療費の負担が非常に重いと。そして、それは病気としては何が大きく負担しているかということが出ておりました。その中で、今の時代を反映して、やはりアレルギー性の疾患、アトピー性皮膚炎だとか、ぜんそくだとか、アレルギー性鼻炎、これが子供たちの疾患の中でかなり多くを占めるんですね。それに虫歯が次いできます。これは男の子も女の子もそうなんですけれども、このアレルギー性疾患というのは非常に継続して治療しなきゃならなかったり、医療費が高いという実情がありますけれども、そのあたりは押さえているのかどうか、そこをお聞かせください。どういう状況の把握をしているのか教えてください。

答弁 民生部長 山川光雄(民生部長は2008年3月まで)

大変申しわけございませんけれども、福祉医療につきましての疾病分類というのはいたしていないという状況でございますし、今おっしゃられましたアレルギーの医療費等につきましても、承知しておりません。大変申しわけございませんが、お答えできない状況でございます。

再質問 7番 守屋いつ子

そうしましたら、これについてはまた、十分そのあたりの状況も把握していただきたいと思います。この子育て世代が非常に負担感が強いということで調査したものがあります。これは読売新聞の調査なんですけれども、現役世代の4人のうち3人が医療費の負担が非常に重いということです。30代の方については、「非常に重く感じる」というのが76%あるということなんですね。40代では75%と、そういうことで、30代、40代の方々は子育てとか教育費の負担が非常に大きいということが背景にあるという調査結果なども出ておりますので、そのあたりを考慮しながら、これからの子供の医療費の拡充について是非前向きに検討していただきたいと思います。そこら辺、前向きに検討できるのかどうか、そこだけひとつお願いします。

答弁 副町長 藤井勉(副町長は2007年9月まで)

今子育て問題はいろいろ問題になっております。そんな中で、子育ての対応として何がいいのかということもありますし、医療だけでなくて、全体、総合的な中で、先ほど部長も話しましたけれども、考えていかなきゃならないと思いますけれども、その中の大変重要な部分が医療費の部分であるとは認識をさせていただいておりますので、そのようなことで、以後考えていきたいと思いますので、御理解をいただきたいと思います。

再質問 7番 守屋いつ子

続きまして、国保証の交付の問題ですけれども、音更については、短期資格者証の方については一応交付しているということなんですけれども、これにつきましては、先ほども言いましたように、お金の心配がなく医療にかかれるということでは、短期保険証の方であっても、通常の保険証の交付ということが必要だと思うんですね。確かに2005年の厚労省の通知の中で、資格証明書の交付対象からこの乳幼児医療費助成受給世帯を除外するということが出ているようですけれども、長野県の松本市などでは、子供たちの健康が何よりも大切だということで、子供のいる世帯、乳幼児のいる世帯については、短期保険証や資格者証は今対象から除外しているということなんですけれども、ここについても通常の保険証をきちんと交付するということで対応しているということなんですね。是非そのことは今求められると思います。先日も、非常に生活が大変な方で、分納しているために短期保険証ということで交付を受けておりました。病院に行くのが非常に恥ずかしいと。病院に行くのが本当に大変なんだという切実な訴えがあります。そういうことで、ここへの拡充を是非私は求めていきたいと思いますけれども、その辺、どのようにお考えかお聞かせください。

答弁 民生部長 山川光雄(民生部長は2008年3月まで)

資格証につきましては、災害等の特別の事情を除いて資格証の交付をすることができるということと、それから、老人保健法等の福祉医療等を受けている方は資格証の交付から除外するという制度になっているところでございます。ただ、短期証については、そのようなことにはなってございませんが、資格証につきましては、乳幼児医療費の給付対象世帯につきましても資格証の交付をしない、対象から外すということで、本町としては取り扱っているという状況でございます。ただ、短期証につきましては、やはり他の方々との公平性もございますので、納税相談をさせていただくというような機会を設けてまいりたいということで、短期証をやむなく交付するという状況でございます。そのようなことで取り扱いをさせていただいておりますので、御理解をいただきたいと思っております。

再質問 7番 守屋いつ子

この短期保険証の方についても、是非通常の保険証が交付されるような努力を願いたいと思います。次に、ひとり親世帯の取り組みについてお伺いいたします。先ほど御答弁の中で、次世代育成支援行動計画の中で数値目標を持ちながら、いろいろな取り組みをしているということでございました。音更でも366世帯ということで、多くのひとり親の方々が非常に大変な思いをしながら生活をしていると思います。具体的に、このひとり親世帯に対する自立支援事業としての事業は動いているのか、就労支援関係ですね。なかなか事実としては、仕事を探したくても今行っている仕事を休むことができないとか、そういう切実な問題もありますし、子供がいると、どうしても就職の間口が狭くなってしまうという切実なものもあります。そういうところに対する支援というのは、どのようにされているのかお聞かせください。

答弁 民生部長 山川光雄(民生部長は2008年3月まで)

就労支援の関係でございますけれども、今本町として掌握している部分につきましては、道の対策の中におきまして、技能取得、それから、就職・就学に関する貸付制度ということでございます。それらの制度がございますので、本町の窓口におきまして御相談がいただければ、対応をさせていただくということで、この就労支援につきましては対応させていただいているというのが現状でございます。

再質問 7番 守屋いつ子

自立支援事業といっても広くあるわけなんですけれども、保育園の入園の関係についても、例えば一時保育を利用したいということで、先日もありましたけれども、非常に1時間当たりの500円が高いという話であったり、また、一度御相談させていただいたこともありますけれども、開園時間が自分の働きたい出勤時間に合っていないということがあったり、また、保育所が、自分は土日仕事に出るんだけれども、子供のところが休みということがあったりということで、本当にその仕事を確保するという上で非常に大変な思いをしております。そういうことから、この保育園の入園などについても、更にいろんな対策というか、そういうものをつくっていかなければならないと私は思っているんですけれども、そのあたりについては、特に保育所の関係、前回も質問させていただいたわけなんですけれども、今後、その辺の対応を積極的にしていかなければならないんじゃないかと思います。そこら辺で、前回と少し方針を変えるお気持ちがあるのかどうか、お聞かせください。

答弁 民生部長 山川光雄(民生部長は2008年3月まで)

前回の御質問のときには、それぞれニーズに沿った開園時間をというお話であったと思います。開園時間、それから閉園時間につきましても、今までも十分対応させていただいております。その時間の設定におきましては、次世代育成計画のときのアンケート調査などをもとにいたしまして、そのような対応を図っているところでございます。今後、そのニーズに基づきまして、検討させていただきたいと思っているところでございます。

再質問 7番 守屋いつ子

本当にどんどん状況が変わっておりますので、その辺の対応をいろいろ進めていっていただきたいと思います。相談体制、この窓口の関係ですね。ひとり親になったときに、いろんな制度の活用ということが必要になってくるかと思いますけれども、この制度の周知、さまざまな制度の周知があると思うんですけれども、これについてはどのようにされているのか。音更のホームページで何があるのかというのを探したんですけれども、なかなかぱっとは見つかってこないという状況なんですね。そのあたりをどのようにしているのかお聞かせください。

答弁 民生部長 山川光雄(民生部長は2008年3月まで)

この子育てだけではございませんけれども、福祉全般にわたります制度につきまして、音更町の社会福祉制度ということで1冊にまとめまして、配布をさせていただくということで、行政区長会議、それから、窓口の配布、一般町民の方にも配布させていただくようなことで準備をさせていただいているということでございます。

再質問 7番 守屋いつ子

そうしましたら、今音更の福祉制度ということで、準備を進めているということなんですね。一回一回そういうものを見なくても、例えば離婚届だとか、ひとり親になったということがわかりますよね、いろんな手続の関係で。手続というのは窓口で、住民登録するところはどこか、何かど忘れしちまったんだけれども、そこですぐわかるかと思うんですね。そのときに、離婚されて、子供がいるとかということになったら、こういうものがあるということを知らせてあげる。積極的に町のほうから伝えてあげるということがすごく大事かと思うんですね。そういう窓口の改善を是非求めていきたいと思います。というのは、私たちもアンケートをとらせていただいたんですが、この音更町のそういう相談するところ、また、制度自体を知らなくて、いろんなものを使えないで終わったという人なんかも出てきておりまして、やはりわかりやすいもの、一回一回申請しなくても、まず最初にこういうものがあるということが是非わかるような方法を考えていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。

答弁 民生部長 山川光雄(民生部長は2008年3月まで)

離婚届などの戸籍の窓口でというお話でございます。これにつきましては、非常に難しい問題ではないのかなと思います。やはりそれぞれの方々のプライバシー等もございます。余計なお世話というものがないとも限らない。相談を受けて、そして、それにお答えをさせていただく。相談に乗ってお話を聞かせていただいて、そのいろんな制度につきまして説明をさせていただくということが1つの方法であると思っておりますので、御理解をいただきたいなと思います。

再質問 7番 守屋いつ子

その相談が一回一回できないから、こういう方法が必要なんじゃないかということで、私は提案させていただきました。なかなかぱっと窓口に行って、それでなくても負い目を感じながら窓口に行くわけなんですね。その中で相談するということは非常に大変なことなんですね。そういうことでは、直接じゃなくても、何かそこにぱっと目につくものがあったりとか、そういうことが必要じゃないかと思いますので、そういう配慮を是非していただきたいと思います。公営住宅の優先入居の関係につきましては、今町のほうでも、優先入居ということで対応させていただいておりますが、なかなかあかないという現実的には非常に厳しいものがあるかと思います。そういうことで、何度も何度も公営住宅の入居申し込みをしても抽選から外れるということで、なかなか公営住宅に入れない方がおります。そういうことで、今いろんな対策はとっておりますけれども、また新たに公営住宅としても、そういう公営住宅が足りないのであれば、一般アパートなど、そういうところに入居する手だてをとる、そのときに一部家賃の助成をするということも必要なんじゃないかと思いますけれども、そのあたりについてはどのようにお考えでしょうか。

答弁 建設水道部長 安藤正和(建設水道部長は2009年3月まで)

公営住宅の優先入居がこの3月から非常にスムーズに行っているのかなと考えております。あくまでも、公営住宅そのものは申し込みがありまして、あかなければ入居ができないと、また抽選ということで、残念ながら外れる方もいる、今そのような状況下にあります。今御質問の中で、民間住宅、それに対する補助金ができないのか、これは非常に難しい問題であろうと考えております。現在の公営住宅におきましても、当然町のほうでは借り上げというものも、民間住宅をいかにして進めていくかということで、この21年度からこれらの方策についていろいろと研究をしていきたい。ただ、民間住宅への補助金というのは、非常にその辺は難しいものがあるのかな。現在の公営住宅におきましても、減免猶予という形でとらせていただいております。そういう基本的な考え方から見ると、補助金という制度は非常に難しいと思いますので、御理解をいただきたいと思います。

再質問 7番 守屋いつ子

この件については、非常に難しいだろうということは十分わかっております。千葉県の野田市で住居の場の確保ということで、ひとり親家庭に向けて対策をつくっているんですけれども、ここは川崎重工というのがあるんですね、そこの社宅を購入して、そこをひとり親家庭に向けて確保しているということをやっている自治体もありますので、そういうことを念頭に置きながら、21年度から方針はいろいろ検討していくということですので、取り入れられるような方向で検討していただきたいと思います。ひとり親の方々の収入というのは、先ほど言いましたように非常に少ないです。その上、この一般の民間アパート、賃貸住宅なども子供を置いて生活する上では、4万、5万、そして6万という住宅料の負担ということで本当に重くなっております。そのあたりも配慮をしていただきたいと思います。この調査させていただいた中で、本当に仕事を2つ、3つ抱えながらも、年間の所得が150万以下であったり、また、200万以下であったり、また、時間としても働いている時間が8時間では全然終わらないと。9時間も10時間もという中で、子供たちと過ごす時間も本当にないという切実な声が寄せられております。そういうことで、とにかく生活が苦しくて、悪いと思うけれども、なかなか公共料金なども十分に払えないんだという結果などもありますし、直接私のほうにもそういう声が届いております。非常に努力をして頑張って子育てをしているというのがこのひとり親の世帯の状況ですので、その辺十分考慮していただきたいと思います。児童扶養手当削減に対して、その都度というか、機会あるごとに見直しを国に求めていくという町長の答弁がございました。そういうことで、これは本当に積極的にしていただきたいと思うんですけれども、是非私は伝えたいことがあります。それは、今も何度も言いましたけれども、非常に頑張って、頑張って生活しているこの母子世帯の方の生活が非常に苦しいということ。その中で、子供が2人以上の母子家庭は1人の金額に次、2人目は5,000円であると。同じく養育費がかかるのにどうして金額が安いのか。子供が大きくなるにつれてお金もかかる。そして、高校への進学をするとなると、とってもお金の心配があります、そういう声がありました。また、子供が病気になったときに預かってもらえるというところがない。自分の体調が悪くなっても、家事や育児を手伝ってもらえる人がいない。また、子供に習い事をさせてあげることもできないという訴えです。更には、私は本当に頑張っているんだなと思って、読ませてもらったのは、子供に我慢をさせて寂しい思いをさせながら、こんなに一生懸命働いているのに、どれだけ働けば、国の言う自助努力に値するのですかという訴えもあったんですね。だから、そのあたりもこのひとり親世帯の切実な声として、国に児童扶養手当の削減をやめるような働きかけ方を是非強く進めていただきたいと思います。そのことについて、もう一度町長のお考え、お聞かせください。

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

先ほどからお話を聞かせていただいておりますけれども、まさしく今言われるような社会ができればな、すばらしい日本の国になるのではないかなと思うところでございます。雪寒給付金等もそうでございますけれども、現金給付そのものは確かに現実的に即役に立つというものがありますけれども、これらの問題を根底から変えていくという、長い間1つの安定した職業につくとか、そういうような就職、就業の条件設定をしながら、国は今変えていこうとしつつあるわけであります。今日本の経済そのものが、本州方面は非常にいいということを聞かされますけれども、まだ北海道には実感としてわいてこないというのが事実でございます。私どもも、これらのことについては、やはり今お話しありましたように、一生懸命頑張る、一生懸命働く、そういう人が報われない社会というのは、こんな寂しい話、貧弱な国はないのではないかな。ですから、そういうまじめ人間が正当的なものとしてまかり通る、こういう世の中を今後、築いていく必要がありますし、そういう制度的なものを変えながら、また新しい1つの生き方、考え方も一方で育てていくという傾向にも今なりつつありますので、今お話しありました件については、基本的なこととしては、今申し上げましたように、報われる世の中にならなければならないということが基本的な1つの条件でもあろうと思いますので、それぞれ団体として国に働きかけるような機会も含めて、取り組んでまいりたいと思いますので、御理解をいただきたいと思います。

再質問 7番 守屋いつ子

次に、喫煙、禁煙対策についてお伺いいたします。このことにつきましては、今までも行っていると、いろんな啓発活動だとか、また、分煙機をもって分煙をしているとか、そういう答弁だったかと思います。もう一歩進んだ積極的な取り組みが必要なのではないかと私は思うんですね。これは、禁煙ということでは、最初列車などでも、禁煙車、禁煙と言ったときに、非常に騒然としましたよね。これを広げていくことによって、喫煙することが自分じゃなくて、周りに非常に大きな迷惑がかかるということがはっきりしていますし、そこのところの理解というのが周りのほうでは随分周知されておりますので、そのあたりをきちんと念頭に置いて、特に公共施設というところの分煙じゃなくて、禁煙ということで取り組みを進められないものかと私は思うんですね。そのあたりについてどのようにお考えか、喫煙者が周りにたくさんいますので、私は非常に冷たい、厳しい視線を感じるんですけれども、どのように進めていくのか、具体的なものをお示しいただきたいと思います。

答弁 民生部長 山川光雄(民生部長は2008年3月まで)

私からは、今十勝のほうの健康日本21の中の資料を見ますと、禁煙・分煙をしている公共施設の割合というのは、55%という数字が出されております。今80%以上にしようという目標値を立てまして、取り組んでいるという実態でございますので、そのようなことで今後、進めていく必要があるのではないかと思っております。

再質問 7番 守屋いつ子

なぜかといいますと、やはり喫煙している人と喫煙していない人というのは、喫煙していない方というのは、非常に副流煙というか、自分は喫煙していないのにそういう被害を受けているということだとか、また、たばこの煙に対する刺激といいましょうか、これも強く感じるのが喫煙していない方たちの思いなんです。そして、喫煙していない方々というのは、喫煙している方に対して物が言えないというのも一つ実情としてあります。そういうことも含みながら対応していただきたいということと、何よりも、今医療費がかさむとか、健康対策が必要だといういろんな政策を持ちながら対応しているときに、このたばこについては百害あって一利なしと言われるぐらいに、非常に健康にとっても悪いものですよね。そういう点で、それこそ医療費を抑制するという視点からも、できる限り禁煙方向に進めていただきたいということを要望いたします。休憩(午前11時53分)

出典:音更町議会 平成19年第2回定例会 2007年6月15日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる