みんなの議会

音更町議会 平成18年第3回定例会 2006年9月25日

財政健全化5カ年計画の進捗状況と、まちづくりについて

2006年9月25日、音更町議会の一般質問で、佐藤和也議員が「財政健全化5カ年計画の進捗状況と、まちづくりについて」質問し、町長 山口武敏、企画部長 寺山憲二、助役 藤井勉が答弁しました。

質問者
佐藤和也 議員
答弁者
町長 山口武敏、企画部長 寺山憲二、助役 藤井勉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 3番 佐藤和也

おはようございます。通告に従いまして、一括方式で一般質問を行います。財政健全化5カ年計画の進捗状況と、まちづくりについてお伺いします。この財政健全化5カ年計画は、本町が直面している財政危機が深刻なものであり、従来の手法による財政の立て直しは難しい状況にあるととらえ、数値目標を掲げ、本町が目標としている第4期総合計画におけるまちづくりを推進するとともに、健全財政をこの5カ年で構築し、自主自立のまちづくりを目指すために作成されたものであります。夕張市の巨額債権問題による財政再建団体入れに端を発した自治体の破綻、民間で言えば倒産という問題は、我がまちは大丈夫かということで、多くの人々に不安を与えました。更に、6月27日には北海道新聞及び十勝毎日新聞が、道の調査をもとに財政再建団体入りの可能性のあるまちとして、音更町の名前も報道されたため、多くの町民が心配され、問い合わせも殺到しました。この件については、町は翌日、町のホームページで、地方交付税などの歳入が今後も減り続けるならば、赤字財政になるおそれがあると町民説明会で行っているが、この場合の区分について照会をしたところ、「再建団体に陥る可能性を公表しているとの区分に該当するとの回答を得たことから、それに従って報告したものであり、実際に音更町の財政が再建団体に陥る可能性を公表したものではありません。音更町の財政は健全を維持している」と表明しました。今や財政の問題は、町民の大きな関心事であることのあらわれであり、十分な説明がなされなければなりません。その意味で、次の3点についてお伺いいたします。一つ、財政健全化5カ年計画の初年度が経過したが、進捗状況はどうか。2点目、残り3年半となったが、計画の見直しなどの必要はないのか。また、計画の見直しの時期、方法は今のままでよいのか。3点目、この1年半、行政は財政健全化を前面に推し進めてきたわけでありますが、まちづくりの観点からの影響はなかったのか。今後、配慮すべき点も含めてお伺いしたい。以上であります。

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

財政健全化5カ年計画の進捗状況と、まちづくりに関する御質問についてお答えをさせていただきます。初めに、計画の進捗状況と見直しについてでありますが、御承知のとおり財政健全化5カ年計画は、平成16年度と同程度の事務事業を、平成17年度以降も継続した場合の収支不足額を、最小限の基金繰り入れを基本とし、歳入歳出を一体的に改革することにより、平成21年度からは基金に依存しない財政運営を確立するために策定したものであります。平成17年度の実施状況につきましては、人件費を中心に削減しておりますが、この計画を左右する地方交付税が、平成16年11月の政府与党合意により、地方に必要な一般財源が確保されたことから、計画の推計額を上回り、最終的には主要4基金からの繰り入れを取りやめ、その結果、基金残高は計画に対し8億4,600万円増の20億5,900万円となったところであります。また、平成18年度は当初予算段階で、主要4基金からの繰入額を2億5,100万円とし、計画額3億900万円と比較して5,800万円の繰り入れ減となったところであり、計画に沿った財政運営となっております。しかしながら、さきに公表された「骨太の方針2006」によりますと、国は自らの財政構造改革のため、平成23年度でのプライマリーバランス黒字化に向け、最大14兆3千億円の歳出削減を行うこととしていることから、地方交付税の削減は避けられないものと考えておりますし、またその削減額の着地点も見えない状況にございます。こうした現状の中で、財政運営のたがを緩めるわけにはいかないと思っており、現時点で計画の見直しを行うことは考えておりません。仮に交付税が、想定した以上に大幅削減されるとなれば、計画の見直しが必要となりますが、今後におきましては地方財政政策の推移を的確に把握するなど、情報収集に努めてまいりたいと存じます。次に、計画遂行によるまちづくりの影響についてでありますが、厳しい財政状況の中で、建設事業の総額を確保することは極めて難しい状況にあり、計画した一般財源の範囲内での事業選択が求められることから、少なからず影響はあるものと考えております。また、平成19年度以降の事業実施についても、継続事業も含め、計画策定時点では想定していなかった学校の耐震診断に伴う補強工事など、早期に着手しなければならないものも数多くあります。加えて、平成18年度から、新たに導入された財政指標である実質的な公債費に費やした一般財源の割合を示す実質公債費比率の抑制に向けた取り組みも急務であることから、今後の財政運営は総合計画との整合性を基本としながらも、限られた財源の中で、予期せぬ財政需要にも対応をし得るよう、財政健全化5カ年計画に沿った財政運営を進めてまいりたいと思いますので、御理解をいただきたいと存じます。先ほども申し上げさせていただきました。今の時点で、およそ計画推移を見ますと、私どもあるいは議会の健全化計画の中でも報告をいただいておりますけれども、そういうものと比較いたしますと、今のところ順調に、少しいい傾向にあるのかなと。さりとて、今申し上げましたように、とりあえず骨太方針で、19年度まで、何とか18年並みの財源補償、言ってみれば地方交付税でございますけれども、そういう一つの、見通しは19年度ついてございますけれども、その後の20年度以降はどうなるのだと。私どもは、例えばその進捗状況が低いなら、低いなりにも、ある程度そういう国の見通し、方針というものが示されれば、それに沿った計画というものは樹立できるわけでありますけれども、今のところどちらかというと、不安定材料が非常に多いというようなことでございますから、できれば私どもも、堅実にこれを乗り越えていくためには、ある程度少し厚めにといいますか、深めにといいますか、そういう安全圏的な考え方で、現在この健全化5カ年計画に沿って、取り組まさせていただいているわけでございます。ですから、先ほど申し上げましたように、今後の見通しといいますか、そういうものがあれば、これはもう1年、2年という月日に関係なく、ある程度やはり音更町として、今の計画そのものが、推移がある程度低いとか、大きな変化があっという場合には、当然のごとく、私どもも十分検討もさせていただきまして、それらの内容等についても、また大きな動きがあった場合には、また議会の方にも報告をさせて、御承認をいただきながら、歩んでまいりたいといいますか、行政を執行してまいりたいと、そのように考えてございます。以上でございます。

質問 3番 佐藤和也

今、御答弁いただきまして、17年度につきましては黒字といいますか、計画が順調に推移したのだというお話し伺って、ほっとしているところなのですけれども、何点か再質問をさせていただきたいと思います。私は、この質問を取り上げたいなと思ったのは、実は9月ではなくて、もっと前の段階で思っておりました。たまたま私自身が、民間のサラリーマン勤めを経験していることもあるのだと思うのですけれども、こういった計画を立てた場合、民間では、よく町長は民の力といいますか、民間のいいところということを言われておりますので、お話しさせていただきたいと思うのですけれども、こういう5カ年ですから、中期の計画ですからね。立てた場合には、当然毎年度の見直し、ローリングといいますか、それはするのですけれども、全社的には、例えば上半期、下半期、もう少し目先に行くと四半期ごとと。もっと小さな単位になると、毎月とかという形で、計画に沿っているのかどうか。目標は達成されつつあるのかどうかも含めて、常時見直しをしていくわけです。そして、大体最終期、下半期とか、四半期のその一番最後ですか、あたりになってくると、どうも今年はこの計画達成できそうもないなとなると、歳入でなくて収入といいますか、営業の方のノルマがふえたり、はっぱがかかったりというようなことで、もっとどんどん数字を上げれと。逆に、そうではない部門には、どんどん節約をして支出を抑えれということになって、何とかその年度の計画を達成させようということを切り返していきます。そして、それがでは達成されなければどうなるのか。1年ということはないと思いますけれども、恐らく2年連続とか、3年はもうアウトでしょう。経営者の首といいますか、そこまで行くわけです。そういったことは、どうも私身にしみているものですから、この計画が立って、実際に数値目標も入って動いた以上、少なくても1年がたったら、それに対してどうだったのかということが、公表されるのだろうなと。もちろん行政、こういったものですから、出納閉鎖してから、8月31日でしたか、お正月に報告したとかということで、時期がずれることは承知もしているのですけれども、完全な数字でなくても、例えば速報でも、そういった形で少しでも早く、この計画がどうなっているかということを知らすことが、町民の方には安心を与えるのではないのかなと思うのです。たまたま先ほど新聞に出て、その後ホームページ等で大丈夫だよという案内をされていたところの後の方に書いてあったのが、この後10月ですか、まちの台所、そういったものでも示していくという形。もちろん決算が終わって、そういう形だと思うのですけれども、余りにも民間の感覚からすると、計画が終わった年度、3月に終わって10月とかということですと、その次に反映していくまでに時間がかかるのではないのかなと。ひょっとしたら、予算を立てているのだから、そのときにはきちんと計画、どのぐらいいっているかも含めながら、修正もして、きちんとやっているのだよと。もちろんそうであろうと思いますけれども、私はそういったことも含めて、町民の方には示していくべきではないのかなと。前でしたか、一般質問で宅内道路のときにもお話しさせていただきましたけれども、町の方で十分パトロールもして、どの道がどういう状態にあるのかも把握して、優先順位も考え、皆さんのために判断し、そしてやっいくのだからいいではないのかと言わなかったと思いますけれども、そういったような考え方を言われていました。私は、かつてはそれでよかったかもしれませんけれども、今は町民の方々に全部オープンにして、場合によったら町民の方々は自分たちで判断する場面も必要だろうと。実は、そのことが全くこの5カ年の計画についても言えるのではないかなと思っているのです。何しろこの計画について言えば、歳入歳出を一緒にやっていくのですが、非常に見えないのが歳入、ほとんど半分ぐらいといいますか、かなりウエートを占めている、歳入の半分ぐらい占めている地方交付税どうなるのだという部分が見えないわけですよね。それによっては、本当にあっという間に、ひっくり返るようなことになってしまうかもしれない。だとしたら、どうするのかといえば、歳出を厳しくチェックして、管理していくしかないのだろう。そのときに必要なのは、行政の方々だけがチェックをして、厳しくやっているのだということではなくて、町民の方々も一緒になって、この計画についてきてもらう、理解していただいて、協力してもらう必要があるのではないかというふうに、私は考えています。その意味で、お伺いしたいのは、先ほど言いましたけれども、数値目標が出ているこの計画について、非常に細かいところまでとは言いませんけれども、上がっているものの一つずつの大きな項目でもいいですから、どの程度の1年間でもって行って、達成率は何パーセントなのか、そういったものの数値表というか、成績表というか、そういったものをお出しになれないのか、いただくことはできないのかということをお伺いしたいと思うのです。先ほど17年度は黒字だということで伺いましたけれども、聞いていますと人件費の削減が大きかったことと、地方交付税が思ったよりも減らされなかったと。では、歳出の方の項目がいっぱいある中で、全てがクリアーしているのか、それともどこかクリアーできない項目があるのか。そういったものは、きちんとあらわれてくるべきではないかなと。そこをオーバーしたものは、どういった形で翌年度考えていくのかということも含めて、やる必要があると思うのですけれども、そういった意味で、まず再質問としては、そたものをあらわすことができないのかということをお伺いしたいと思います。それと、見直しの時期とか、見直しの必要がないのかというところで、私の多分、質問が誤解といいますか、逆にとられたのかなと。私は、チェックした結果、17年度がうまくいったから、では少しほかにも回せるねということではなくて、先ほど説明させていただいたとおり、もっともっと細かく見ていって、歳入がわからないというか、非常に見えてこない。たまたま今年度なり、去年はよかったのでしょうけれども、そういった場合には、うまくいっているときに、なおさら支出を、場合によっては絞めるというとおかしな言い方ですけれども、そういったような感覚とか、必要ではないのかなということを思ったものですから、こういう質問をさせていただきました。本当に、では先に行って地方交付税、思ったような形でなかったときに、では万歳とできるわけではないわけですから、私はその辺、もっと先を見越して、一応つくった計画ではありますけれども、いい悪い、先ほど町長は何か不安定な材料、大きな動きがあったとき、そういったときにはということでしたけれども、私はそれに限らず見直ししていく必要があるだろうし、そのときに先ほどお話ししたとおり、行政だけが、役所だけがやっているのだからいいのだよではなくて、町民の方々にも、そういったことを早く示していかれた方がいいだろうと。行政の職員と議会の人数足した数よりも、音更町人口4万3,000人いれば、ひょっとしたらそういったことについて、非常に我々よりもいろいろな知識を持たれていたり、いいアイデアを持っている方だって、私はいるのではないかと思います。その意味で、必要なのは、今の音更町が財政としたときに、どのような状況にあるかを明らかに、それもスピードをもってしていくことではないかと思っています。その点について、再質問をさせていただきたいと思います。

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

お答えをさせていただきたいと思います。確かに、こういう時代でありますから、そんなときにこそ財政力というこの基盤になるものを、しっかり持たなければならないというふうに考えるところでもございます。私どもも、できるだけオープンに物事を進めていきたいというふうに思っておりますし、今お話しのように、これらの健全化5カ年計画そのものは、議会論議の中で十分いただいて、5カ年の中で何とか、私自身は5カ年という一つのスパンはあるものの、できれば先ほどの見直しという、今の時点で、今やらなければならない、どうしてもというものはないわけでありますけれども、そういう点からいたしますと、この健全化計画そのものを、ある程度5年を、例えば3年ぐらいで見通しがつかないのかどうか。こういうようなことも、あわせもって、これを考えていく必要があるのかなというふうに思っております。そういう点では、17年度、非常にそれをどういう形の中で公表をするか。あるいは時期、タイミングもございます。議会という中での決算、議会が終わってから一つの公表、結果と、こういうことになるわけでございます。そういう点では、この台所も10月発行というふうに聞いておりますけれども、そういう中で今、担当に詳しくある程度、全てというわけにはいきませんけれども、大ざっぱな中で今、時の流れはどういうふうになっているのだと、音更の財政はどうなのだと。こういうようなことについては、今の台所の中でお示しすることができるのかなと。そういう中で、できるだけ町民の方々にも理解しやすいような形で、是非この町民の方にも御理解をいただく上でも、そういう取り組みが必要ではないのかなと。それから、最後の方にお話し、御意見ございましたように、できるだけ私どもも、これらの結果について、いい結果が出たから公表しないだけでなくて、たとえ極端な話、よかろうが、悪かろうが、やはり音更町の実態はどうなのだと。こういう計画に対して、進捗度といいますか、そういうようなことも当然のごとく考えていかなければならないというふうに思っておりますので、これらあたりも考えていきたい。特に、これらの内容が、今余裕あるから、即来年に、あるいはこれは17年度から始まっておりますけれども、夢よ再びというようなことは、もう決してそういうことがないわけでありますから、これらのものをというのは、健全な一つの運営の中で考えていかなければならないのかなと、そんなふうに思っているところでもございます。これらの基金についても、17年度の結果においても、およそ4基金と言っておりますけれども、全部合わせれば33億円ほどあります。ですけれども、4基金の目的基金というようなことでいきますと、およそ20億円というほど、先ほど申し上げさせていただいたわけでございます。御承知のとおり、こういう官公庁のこの決算時期というのが単年度決算であると。いかにも、その年のときに基金だとか、そういうものが浮けば、これはもうそれらを使って、あれもこれもというようなことになるのかというと、そうではないと思います。今、一般財源というのは、毎年毎年税金なりあるいは交付税なり、こういったものをいただいて、歳入というのは大きく見積もっていくわけでありますけれども、私どもといたしましては、これらの基金というもので、その毎年毎年、あるいは景気のいいときと悪いとき、こういうものがあるわけでありますから、こういった一つのバロメーターに対する資金的な手当てということになれば、この基金が一番安定した、あるいは財源の調整するものとして一番必要なのかなというふうに思っております。ですから、決してこれが、例えば今の数値目標を上げて、この5年間の中でできたにしても、それらの若干の私どもは、今まで申し上げておりますように、5年間で公共事業の単費にいたしまして45億円、5年間の中で、この中で考えていく。場合によっては、例えば学校だとかそういうものが、今少し計画を遅れぎみでありますけれども、やはり来年も、再来年もというようなことで、場合によっては今少しある程度絞めながら、そしてそれらを到達するためには、やはりそういう少し抑えといいますか、そういうものが必要でございますし、また基金などで充当をしていくと、こういうことも当然考えていかなければならないというふうに思っております。また、先ほども新聞紙上に出たというお話しもございました。私ども、財政力等々、公債費等がありますけれども、これらの一つ一つの制限率がございますので、例えば公債比率についても今、19.4%、そういうような数字になっておりまして、本来的には18%以内。それを超えますと許可制ですよと、こういうことにもなるわけでございますので、これから補助事業、即借金をした一つ行政展開という時代だけではないだろう。そういう財政の一つの指数的なものがありますから、そういうものの中で、当然調整をしながらやっていかなければならないと、こういう時代なのかなというふうに考えるところでもございます。先ほども触れさせていただきましたけれども、事業全体がこういうときでございますから、正直申し上げて、事業そのものが消えてはおりませんけれども、若干こういう時勢ですし、ある程度、安定財政が確立できるまでの間は、全体事業が遅れぎみといいますか、そういうことが言えるのかなと、そんなふうにも思います。ただ、先ほども触れましたように、途中に思わぬ事業といいますか、事件といいますか、そういうような財政負担というものが出てくる、例えば耐震のようなものですね。こういうようなことについては、教育委員会とも、一般の耐用年数が来たというような学校から普通改築事業と、あるいはそういう耐震の事業とか、そういったようなものについても、ある程度危険度合いから言いましても、あるいは小学生、中学生、これは日常の中での生活の中に、そういう危険にさらされると。大げさに言えば、そういうことも言えるのかなと、そのように思いますので、こういったものについては、財政等十分見きわめながら、何を優先するかと。こういうときにこそ、ある程度行政評価システムといいますか、そういう度合いとか、そういったものである程度優先度を考えていかなければならないのかなと。そんなことで思っておりますので、御理解をいただきたいと存じます。

答弁 企画部長 寺山憲二(企画部長は2007年10月まで)

財政健全化5カ年計画の達成度でございますが、財政健全化5カ年計画は平成16年12月臨時議会までに補正された一般財源の額を基準として策定してございます。推進状況でございますが、17年度決算ベースで申し上げますと、歳入では土地の売り払い収入の目標額4,500万円に対し、実績は7,166万2千円となってございます。達成率は159%となってございます。歳出でございますが、全体で3億円の削減目標を立ててございました。削減額は、実績で5億8,900万円、達成率は196%となってございます。歳出の削減の主なものでございますが、普通建設事業、これは5,400万円の削減目標でございましたが、削減額1億700万円、達成率は198%となっております。人件費につきましては1億3,800万円の削減目標に対しまして2億4千万円の削減でございまして、達成率は174%。これにつきましては退職者の不補充、それから早期退職者が多かったということに加えまして、町独自の給与削減を行ったと、こういうことが主なものでございます。以上でございます。

質問 3番 佐藤和也

今、達成率をお聞きしていて、驚いていたのですけれども、いい達成度のところだけ出てきたのかどうかわかりませんけれども、本当にある意味でこういう形できちんとした、もっと今口頭でお聞きしただけですけれども、これをきちんとした形にして、町民の方々もわかるような形、私たちもわかるような形にしていただければ、いろいろな視点から見ていって、努力もわかるかもしれませんし、またこの部分はどうなのだというとも指摘できるかもしれません。先ほど、一番最初に答弁いただいたとおり、人件費とかいったところが非常に大きくきいているのだなと。ただ、これは答えでなくて、私の感想ですけれども、たしか今後の数値目標でも、人件費はかなり厳しく見ていったなというふうに思っておりますので、これから先ずっと大変なことが続くのではないかなと。町長も言われていましたけれども、この計画というのは、例えば5年なら5年、もっと言えば3年に短縮しても、達成できたから終わりということではないといいますか、よくダイエットにたとえますけれども、体質改善が目的ということで、それの目標が最終的に5年なり、3年なり先にある数字たと。ただ、毎年毎年これを繰り返すことによって、行政側も、町民の方にも理解いただいて、そういったことが続いていくようになっていくべきだろうなと。私、先ほど聞き忘れていた中で、町長からも、先に答弁といいますか、お話しがあったのですが、一つは実質公債比率ですか。これ、たしかこの計画を立てるときには、こういった考え方が示されていなくて、大した検討をしていなかったと思います。それが17年度については19.4%ですか。新聞で発表になっています。ほかの数値に比べて、ここが高いような気が、私はしたものですから、その辺どういったことで、この数字になっているのか。それと、では計画段階では考えていなかったのですけれども、この実質公債比率というものを考えに入れたときには、この計画では今後どのような形のパーセントになっていくのか、例えば推移していくのか。上がるということは、答えはないと思いますけれども、どの程度まで下げるようなことになっていくのかということを教えていただきたいなと思います。それと、先ほど3番目について、まちづくりの観点からの影響という部分と、今後配慮すべき点について、私、質問し忘れたので、ここでしておきたいと思います。先ほど町長の方からも、思いがけずというか、想定していなかったものが上がったときのお話があって、その例として校舎の耐震化の関係のことも言われておりました。今は、先ほどお聞きしたように、17年度についていえばよかったわけですから、弾力的に動ける部分があるかなと思うのですけれども、これはこの5年間の間には想定以外のことというのは出てくるだろうなというふうに考えます。そのときに、どういった形で、例えば歳入をふやせといっても、なかなか厳しいかもしれない。後は基金崩しということはあるのでしょうけれども、その辺の根本的な考え方、先ほど町長も言われたようなのですけれども、頭にうまく入らなかったものですから、その辺をお聞かせ願いたいなと思います。それとあと、先ほどから私は、この計画の成功には行政側と町民の方の協力、理解が要るのだということを言っていたことなのですけれども、その意味でまちづくりの観点から見直しというところからお伺いしたいのですが、例えばこれをしていくことによって、かなり町民の方にも厳しい部分が出てきて、例えば扶助費もかなりカットした部分とかあります。それに対して、今度は町民の方の方から、これは何とかしてくれということで、陳情なり何なりという形で上がってくることが実際に考えられますし、また今議会の方にも、直接ではないしても、町民の方々、苦しい部分でそういうことが上がってくると思います。そういったことに対して、個別個別に1件ずつ対応していくことになりますと、私は案件によってばらつきが出たりとかということが考えられます。経済情勢のいいときであれば、町民の方々からの要望はどんどんこたえていくことができて、全く町民の方々の中で問題はなかったかもしれませんけれども、厳しくなれば、今度は実は町民の方々の中で利害といいますか、例えばどこかがよくなれば、どうしても全体の金額が少なければ、どこかには当たらないということも出てくるわけです。その辺、何かルールといいますか、ある種のものを考えておかなければ、個別個別で、その場で判断、どこからか声が上がったから、ではそれに対応しようかということではなくて、そのルールも必要でしょうし、その意味で私は見直しといいますか、そういったことも細かにしていく必要があるのではないかなと。それともう1点、先ほど遊休地の処分ということで、17年度については159%ということで、私は特別委員会の中で、そんなに遊休地売れるのかという質問をした側で、売りたいというときに、買ってくれる人がいなければできないではないかというお話しもしていた側ですから、今回については、この結果はよかったなと思うのですけれども、ただ実際にあったことで、下音の跡地のときには、結局周りの住民の方々から、ここを何とか残してくれというような陳情なりが上がってきたわけです。当然、そういうことはこれから先、毎年毎年遊休地を処分していくと。その遊休地が、本当のというか、使われない、町民の方々からも何も見向きもされない土地が売れるのであれば問題はないのでしょうけれども、売れるということは、ある程度いいところにある遊休地のようなことだと思います。そうしますと、その周りの方々が、それについて非常に関心を持たれ、またまちづくりの面からいったときに、その土地手放して今後どうなるというようなこと、心配もされると思います。ですから、今後の考え方として、当然売るということは、計画を立ててやっていることですから、進めなければいけませんけれども、これだけ厳しくしていったわけですから、売るときにお金だけではなくて、ですから一般競争入札ということだけではなくて、何か考え方として、それを売ることはやむなしだけれども、周りの方々にも、少しでも何かいいようなことになるような方策を考えて、対応していっていただけるかどうかというところもお伺いしたいというふうに思います。いずれにしましても、くどくなりますが、この計画は行政一人でできることではないし、町民の方々が、どれだけ本当に理解されるのか、理解していただけるかということだと思いますので、その辺のところについて、そのためにはくどくなりますが、わかる資料を出されて、どんどん説明を、早く行政の側からされて、十分な説明責任を果たしていく。先ほどありましたけれども、厳しいのであれば、厳しくなるほど、優先順位は私は行政だけがつけるのではなくて、町民の方々も、その優先順位をつけるところにかかわるべきというか、かかわれるものが必要だと思うのですけれども、その点についてのお考えも、あわせてお伺いしたいと思います。その点をお聞きして、再々質問終わらせていたきます。

答弁 助役 藤井勉

まず、1点目にありました実質公債費のことでございます。御承知のとおり、今年度から、従来の公債比率に加えて、実質公債比率というものの調査、あるいはそういう数値のとらえ方といいますか、新たな考え方ということで、そのような言葉が新しく追加されたところでございます。この内容につきましては、従前はあくまでも町債、いわゆる起債の部分についてのみの、全体の予算に占める比率というような形で表現されていたわけなのですけれども、実質的にはそれと同じような債務負担行為もあるだろうと。実質的には、債務負担ということで毎年度予算措置をしているのですけれども、これはある意味では約束されたお金であろうと。それも、投資的経費として、毎年度お支払いする約束になっているもの。そのものを加えた、いわゆる比率を実質公債費というようなことで、改めてこのような言葉が出てきたわけでございます。確かに、言われればそのとおりだろうというふうに思うところでございますし、この数字が新たな数字として、各町村それぞれ公表されております。本町の場合19.4%という数字が公表されております。この標準的といいますか、ある程度危険ラインとして、一つのラインが18%と。この18%を超えると、起債を借り入れるのに際しては、今年度については届け出制といいますか、任意性のような形に移行したわけですけれども、そうはならない、許可制でやるというようなことで、起債の償還計画等々についても立てていかなければならないというようなことになりました、改めて。そんなようなことから、先ほど町長の御答弁にも一部入っておりましたけれども、ラインが18%ということでございますから、今私どもが押さえている数字では、このままの状態でいけば、来年度おおむね18.1%ぐらいになるだろうと。毎年度、起債も減ってきておりますので、そんなようなことから18.1%というような数字になると予想をしております。一つのラインが18%ですから、あとコンマ1%、何らかの努力をして、一つのラインを超えないような努力も必要だろうと。それには、償還できる起債の償還を繰り上げするか。あるいは今、債務負担で持っているもので、それを繰り上げて償還することができるのか。その辺を検討したい、今、検討をさせていただいております。あくまでも、それも財源との絡みもございますけれども、そのようなことで一つのラインを終わる必要があるだろうなというふうに思っているところでございます。そんなようなことで、18年末で18.1%、これ将来のことを、今の段階できちんと申し上げるのは正確な数字にはならないかもしれませんけれども、逐次この率は下がっていくというふうに、私どもは予想をしております。これも、財政健全化の中で、新たな起債の抑制ということは、それなりに効果を上げてきている。その結果が、今後の一つの財政指標としての起債制限率そのものもそうですし、公債比率のそのものも、今後それが生きてくるというふうに見ているところでございます。

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

先ほどの御質問にもあったわけでありますけれども、こういう公的機関と民間の違いといいますか、非常に民間の場合にはシビアに、そういう計画に沿った点検というものが、当然行われるというのは、先ほど御意見としてあったわけでありますけれども、私どももそういう非常に、町だけの一方的な考え方でできないという面。そうかといって、そんなことを言っていたら、町民の皆さん方にお知らせするのも、時間がたっても急施になってしまうと。こういう一つのいずさがあるわけでありますけれども、基本的には私どもとして、何も隠すことがございませんので、いいことはいいように、ある程度目的が今いちのところはそのように、最終的には町民の皆さん方の御理解をいただかなければできないということを基本に据えて、台所の中で、できるだけの資料として作成をし、町民の皆さん方にお知らせをしていきたいと、そういうふうに考えてございます。それから、まちづくり計画ということでございますけれども、先ほども申し上げましたように、ある程度財政基盤そのものに今、取り組んでいるわけでありますから、全体的に遅れぎみであるというようなことで、しかし私どもも、先ほども言いましたように、ある程度先が、兆しが見えてくれば、特に北海道経済、東京あたりの実際に、税収あたりは相当延びていると、大都心部は。だけれども、北海道にはそんな話が全然聞こえてこない。しかし今、これらの制度的な社会保障を何で賄うのかと、こういうような交付税だけでなしに、新税でまた賄うとか、そういう目的税を云々というようなことを言っておりますけれども、私どももいろいろな陳情項目の中で、全国的にどこの市町村も、まず一番初めに健全財政保持、地方の税収を保障するといいますか、硬直化を避けるために、19年度もある程度18年並みと、一つの約束があるわけでありますけれども、そういう意味で、何といっても財政基盤ということが第一に上げて、陳情項目にもなっているわけでございます。こういう中で、いろいろと御質問をいただいて、それなりの資料をめくってみますと、公営住宅、非常に待ちが多いというようなことでございますから、これあたり少し遅れております。それから、いろいろな要望、地域に出てまいりますけれども、地域の皆さん方もいい意味で、今は町にあれも、これも言ってもだめだと。そういう中で、少し遠慮ぎみ、御理解の上で、御意見をいただいているわけでありますけれども、そういう点ではまず宅内道路、それと交通安全標識、これが何といっても音更も人口がふえ、基幹道路が整備されたと。そういうようなことから、非常に多いわけでございまして、正直に今申し上げた公住にいたしましても、宅内道路、これも議会にお約束していることは、この5カ年計画の中の最終年次までは、何とかこの全体で60キロの道路整備をしなければならないわけでありますけれども、およそその30キロ、半分まで何とか到達をしたい、こんな一つの目標を掲げながら、現在取り組まさせていただいておりますけれども、全体的にどうかということになると、正直申し上げて、少し先送りにになっているというのが現状でございます。あと、突発的なそういう自然災害といいますか、いろいろなことが考えられるわけでありますけれども、こういうたぐいのものについては、どちらかというと基金で対応をするという手当てしか、正直言ってないのかなと。そういうようなことで、今後私どもも、今までは補助金をもらって、起債をつけて、自分の自己財源と、こういう形でありましたけれども、先ほど申し上げましたように、公債費あるいは起債制限比率というものがございますから、ある程度基金をひとつ貯めて、そしてそういう中での事業の対応といいますか、特に場合によっては重なるというようなこともあるわけでございます。特に、億を超すような事業等につきましては、町といたしましても、こういう基金を計画的に積み立てをし、その中から取り崩しをしていかなければならないのかなと。特に、この基金というのは単年度事業に対応するというのが、一番ふさわしいのかなと。私どもも、いろいろな時代でございますから、格差社会とかそういうことを言われており、そういう非常に生活に苦しむ、そういう方々もいらっしゃることも確かにあるわけでありますけれども、こういう建物のように単年度で計画するというのは、非常にやりやすいわけでありますけれども、いろいろなものの、いろいろな扶助費等でやりますと、毎年毎年この経常経費的にかかっていくという、そこにおのずと歳出が膨らんでいくというようなことがあるものですから、非常に難しい。さりとて、何もやらないというわけにも、現実問題いかないとするならば、私どもといたしましては、これからのこういう事業等については、時代の変化というものもございますし、また今のところ、先が非常に見にくいと、こういうことがありますから、ある程度期限、年限といいますか、一応3カ年ですよ、2カ年ですよ、こういうような一つの組み立ての中で考えていくという、永久的にやるというのではなくて、ある程度この状況判断という、ケースバイケースということがありますけれども、そういうようなことを考えていかないと、積み重ね積み重ねでいきますと、何ぼ財源あってもこれは足りませんから、ある程度は町民の皆さん方にも辛抱、御理解をしていただきながら、ましてや今の時期は、もう本当に正直申し上げて辛抱するしかない、じっと耐える、このことが今私どもにとっても必要ですし、もちろんそういう中では、行政展開の中ではむだのないように、そういうこと前提にしながら考えていき、一挙ということはなかなかいきませんけれども、そういうことを考えて取り組んでいかなければならないのかなと、そんなふうにも思います。ただ、制度改正というものは、国がやればいい、道がやれはいいというだけではなくて、最近は財政難、そういうような言葉がありますから、そういう点では非常に、例えば後期高齢者医療制度、この20年4月からスタートいたします。国が半分持ちます、北海道と町村は、あと半分持ちなさい、4分の1ずつと。こういうようなことで、好むと好まざるにかかわらず、この制度改正によって、そういうものが新たにどんどん町村にも負担がありますよと、そういうことが非常に多ございます。そして今、私ども考えておりますのが、なかなか正直申し上げて、国の方も新規事業というのはなかなか難しい時代でもありますし、町村の負担もまた苦しいと、こういうようなことがございます。今、それぞれまた来年の予算というようなことになるわけでありますけれども、今まずもってやらなければならないのは、継続事業だと。国もやはり苦しくなる、北海道も苦しくなりますと、その負担率の変わる、あるいは事業そのものが、場合によっては消えるということもあり得るわけでありますから、今のところ私どもも、あれもこれもと言いながらも、今やっているものを、まず早期にひとつ完成させていただくということを、一つの非常的な考え方で進めさせていただいているところでもございます。いろいろ福祉的な、扶助費的なそういう要望があるわけでありますけれども、私ども行政的な立場だけではなくして、こういうものを今、進めていく場合には、必ず福祉計画、障害福祉計画、そういった計画の中に多く町民の皆さん方、公募の場合でも入っていただき、そういう中でできるだ多くの意見を聞いた中で、実施をさせているというのが実態でもございます。全てお答えになったかどうかはわかりませんけれども、以上とさせていただきます。

答弁 助役 藤井勉

遊休地の処分の話がありましたので、私の方から御説明させていただきます。遊休地につきましては、財政健全化5カ年計画では5年間で2億2,500万円を処分したいという計画を持ち合わせておりまして、一定の予定地は、私どもで掌握した中での計画でございます。ただ、こういうものですから、均等に毎年同じということにいかないというのと、地価が最近、一部下落傾向にございますので、できれば少し早め早めで処分した方が有利になるのでないかなというようなこともあります。いずれにしましても、5カ年で数字的には均等に入れさせていただいていますけれども、処分はそのとおりということにはなりませんのと、早く進捗すれば、後ろの方が少なくなるということに、当然なりますので、その辺は先行した分は基金で残して、後の財源に当てるという方法を考えていかなければならないというふうに思っていますし、そのような形で17年度の一部については、そんな考えで基金に積み立て、個別にこの部分はこうだということではございませんけれども、全体として基金を積めさせていただいたという部分もございます。それから、考え方なのですけれども、やはり大型の用地を処分するということになれば、それなりに利用価値というものが、いろいろな形で利用されることになろうかと思いますけれども、周りの方に利益になるようなというような表現もありましたけれども、私どもとしては、気持ちの上では、有効にその地域の方にも利便性が高まる、あるいはまちとしてもいろいろと助かるというようなものであるということが、本当は一番いいのですけれども、しかしながら一方では、やはり少しでも高く買っていただく、そういうことも考えなければならないということになると、一定の広がりある土地については、都市計画上の制限はできても、個別売却に関して、このようなことをやってくださいとか、こういう範囲でということには、なかなかなっていかない。したがいまして、一般競争入札のような形の入札方式をとらざるを得ないという中で、極端な制限を加えた売却方式というのは、なかなか難しいのかなと。ただ、小面積のものにつきましては、地域の方あるいは個人が個別にお買い求めができるような形で、競争入札にはいたしますけれども、予定価格を公表して、それなりに地域の方にも利用していただけるような配慮をしていきたいというふうに考えておりますので、そのようなことで御理解をいただきたいなというふうに思います。

出典:音更町議会 平成18年第3回定例会 2006年9月25日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる