音更町議会 平成15年第4回定例会 2003年12月15日
音更町の来年度予算2004年度予算の編成について
2003年12月15日、音更町議会の一般質問で、真田健男議員が「音更町の来年度予算2004年度予算の編成について」質問し、町長 山口武敏が答弁しました。
- 質問者
- 真田健男 議員
- 答弁者
- 町長 山口武敏
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 8番 真田健男
おはようございます。今日は、先輩議員の方々も傍聴席にお見えになっておりまして、大変緊張気味ではありますけれども、通告に従いまして、四つの問題について質問をさせていただきたいと思います。第1の問題は、音更町の来年度予算2004年度予算の編成についてでございます。12月5日の閣議で決定されました国の2004年度予算方針の基本方針では、不良債権処理、税制改革、社会保障改革、そして地方自治体に対する三位一体の改革、これらをスピード感を持って実施しなければならない、このように強調しております。その上で構造改革を一層促進するとして、歳出全般にわたって徹底的な見直しを行うことを表明しているところでございます。具体的には、高齢者が増えれば、自然に増えていく社会保障関係費のいわゆる自然増、これを抑制していく。年金については、物価スライドによる給付の削減を実施、そして、保険料は引き上げ給付額は引き下げるという、私たちに言わせれば、年金改悪、これもスタートしていくことになります。税制改正では、住宅ローン減税、これは減税の縮減、これは1年先送りされましたけれども、個人住民税の引き上げや年金課税の強化などが含まれております。三位一体改革では、1兆円の国庫負担補助金、これらの削減をする一方で、税源委譲は、約4,200億円、税源委譲予定交付金、これは義務教育関係でございますけれども、これらが2,300億円を含めても6,500億円になることが報道されているところでございます。つまり、差し引き3,500億円もの補助金の削減が強行されようとしております。特に、現在交付されている国庫負担補助金の大半は、生活保護費や保育園の運営費など民生費関係、更には義務教育関係。これで国庫負担補助金の約8割を占めている、このようにも言われているところでございます。これらの国庫負担補助金は、それぞれの法律によって国が負担することが決められている補助金であります。これらを削減するということになれば、住民サービスの後退に連動するものであろう、このように受け止められますので、容認できるものではない、このように考えているところでございます。まさに国民や地方自治体にとっては、痛みばかりが押しつけられるような小泉構造改革であると言わなければなりませんし、国民にとっては、将来不安が増す内容、こういうものであろうと受け止めております。このような中で、地方自治体の財政は、都道府県、市町村を問わず、どこも危機的状況にある、このようにも考えます。歳入欠陥で財政再建団体転落の危機にあるのではないかとも言われるこの北海道も、来年度から使い道を限定しないで活用できる統合補助金、これを導入をして、市町村への道補助金総額の抑制を図ろうと、こういう動きも伝えられているところでございます。このような厳しい町財政をめぐる状況では、厳しい財政状況でございますけれども、住民福祉の前進のために努力するのが、自治体の役割、仕事であろうと、このように考えております。これらの問題意識を前提にしながら、次の四つの具体的な質問を行いたいと思います。一つ目は、音更町の来年度予算編成の方針と課題を明らかにしていただきたいと思います。11日に行われました小野議員に対する答弁等でも、この問題触れられておりますけれども、基本方針に加えまして、課題とその対応策についても答弁をいただきたいと思います。二つ目は、地方交付税交付金の代替え措置として、これまで実施されておりました臨時財政対策債、これは15年度まで、このようにされておりましたけれども、この臨時財政対策債、今後どのようになるのか、その見通し等について説明をいただきたいと考えます。三つ目は、財政難に直面しているこの音更町の財政に対して、音更町民にはどのような責任がある、このように考えていらっしゃるのか説明をいただきたいと思います。四つ目は、山口町長は、今後町民に負担増をお願いしなければならない、このようにも言われておりますけれども、町民が負担増にこたえなければならない理由、これが何なのか。負担増を求める根拠を明らかにしていただきたいと考えます。第2の問題でございます。町民が気軽に相談できる何でも相談室の設置についてであります。自己責任、自己決定が強調されております今の地方分権の中で、これらの理念を浸透し、確立する上では、町民と行政がもっと近い関係になる、そういう努力が求められていると考えます。職員の窓口対応も、以前よりはかなり改善されてきているとは認識しておりますけれども、町民にとって、役場は、まだまだ気軽に来庁し相談する。気軽に電話で担当者に問い合わせる。そういう関係にはなっていないだろうというふうに考えます。町民と行政のパートナーシップの取り組み、これも更に進める必要があるだろうと考えております。そこで、町民からの相談、問い合わせにはきちんと対応するシステムにはなっていると思いますけれども、現状では、その取り組み、町民への広報やPRが不足しているのではないか、このようにも考えます。町民にとって、役場は大変役に立つところ、町民のために仕事をしているところというような評価が町民に評価されるように努力する必要があるのではないでしょうか。次の2点についてお伺いいたします。一つは、町民からの相談や問い合わせへの対応は現在どのようになっているのか、説明を求めたいと思います。二つ目は、町民が気軽に何でも相談ができる何でも相談室、この名称は仮称ですし、こだわるものではございませんけれども、これらを設置検討できないかというふうに考えますけれども、見解を求めるものでございます。第3の問題は、イラクへの自衛隊の派遣と自治体の役割についてでございます。昨晩、フセイン元大統領が身柄拘束されたというようなことで、マスコミ一様に報道されておりますし、今後のイラクの治安安定化へ向けた弾みになるのではないかというような期待もされているところでございますけれども、12月9日、政府は、自衛隊をイラクへ派遣するという基本計画を決定いたしました。戦後初めて戦闘地域へ自衛隊を派遣するものであります。派遣の根拠法でありますイラク特措法にも抵触、違反するものではないかと私は考えます。イラク特措法では、派遣地域を非戦闘地域、このように規定しております。非戦闘地域というのは、現に戦闘行為が行われておらず、かつそこで実施される活動の期間を通じて戦闘行為が行われることがない、このように認められる地域、こういうふうに規定されているわけでございます。この規定に反するような事態が発生する、こういうことを今多くの方が懸念しているところであると思います。現在のイラク情勢、現地の米軍司令官が述べておりますように、イラクを戦闘地域と非戦闘地域に分けることはできない。我々は、まだ戦争状態にある。こういう状況であろうと思います。派遣が予定されておりますサマワ近辺、これまで比較的安定していたとされる地域ではありますけれども、自衛隊が行くことによって、この地域が戦闘地域に変わっていく、こういうことが心配されるわけでございます。11月29日には、日本人外交官が2人殺害されるという痛ましい事件も発生しております。このイラクへ派遣される部隊は、帯広の第5師団を含む北海道の北部方面隊、これが中核となるわけでございます。この音更町内にも、自衛隊の関係者、そして、実際にこのイラク派遣に参加する自衛官も在住しております。住民の生命や財産を守るべき自治体の首長として、このイラク派遣についてどのような見解をお持ちか、お聞きしたいと思います。第4の問題は、町村合併についてであります。この問題につきましては、11月27日の市町村合併特別委員会の席上と今定例会の行政報告で、現時点での町長の見解が表明されました。そこで、次の2点についてお伺いしたいと思います。一つ目は、町長はこれまでこの町村合併について、町民の総意に基づいて判断する、このように言明されてきました。さきの特別委員会、そして、今回の行政報告では、合併は普遍、妥当、こういう見解が示されているわけでございますが、いつどのようにして町民の総意を酌み上げ、そして合併は普遍、妥当と判断されたのか、説明をいただきたいと考えます。二つ目は、普遍、妥当、合併ありき、このような見解には、帯広市を含むのかどうかも明らかにしていただきたいと考えます。以上、よろしくお願いいたします。
答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)
1点目の予算編成についての御質問にお答えをいたします。まず、予算編成の方針と課題についてでありますが、さきに小野議員にお答えいたしましたので、簡潔に申し上げたいと存じます。国も地方も危機的な財政状況にありますが、国は、三位一体の改革を来年度予算に反映させるため、現在、その編成作業を進めているところであります。そのため、削減される補助金や交付税、そして委譲される税源の内容や規模などについては、国の予算が決定するまで明らかにならないと思われますので、その影響額がどの程度になるのか把握できない状況にありますが、地方交付税については、大幅に減額を見込んだ予算編成を進める考えであります。しかし、歳入の減額を見込むことは、歳出の削減も同時に進めなければ、健全な財政を維持していくことは非常に難しく、極めて厳しい予算編成になるものと思っております。現時点におきましては、第4期総合計画に基づく施策の実現を最優先に考えておりますが、特に来年度は、人口増に伴う財政需要に対応しなければならない中で、高齢者対策や少子化対策、障害者対策などについては、それぞれの事業計画に基づいて推進していきたいと考えております。しかし、道の財政悪化に伴う補助制度の見直しが懸念されるところであり、もしも町の財政に影響が及ぶような削減がなされた場合には、更に厳しさが増す予算編成になりますので、今から注意深く見守っていきたいところであります。次に、臨時財政対策債の見通しについてでありますが、御承知のように、今年度までの時限立法となっておりますので、来年度からどのような制度になるのか、極めて気がかりなところであります。仮に、交付税特別会計の総額を今年度と同額と仮定した場合には、制度がなくなることによって歳入が激減し、町の財政は立ち行かないことになりますので、強く存続を望んでいるところであります。次に、財政難に対する町民の責任についてでありますが、このことにつきましては、全く考えたこともございませんが、御承知のように、町の予算は、地方自治法により町長が調整し、議会の議決を経て執行しておりますので、私には、町民とまちづくりを論議する中で、政策の選択をしなければならない責任が課せられております。したがいまして、今後も健全財政に心がけ、議会の御理解をいただきながら、行政のかじ取りを果たしてまいりたいと存じます。次に、町民に負担増を求める根拠についてでありますが、平成7年度の地方分権推進法の制定により、地方の自主自立が推進されてきております。このことから、今年に入り、国と地方の役割分担を明確にするため、三位一体の改革が示され、地方の自立を更に促そうとしております。また、地方自治体の主体的な取り組みにより、市町村合併が推進されるなど、地方を取り巻く環境は、今大きな変革の時代を迎えていると認識しているところであります。一方、国も地方も多額の長期債務を抱えている厳しい財政状況にあり、財政の健全化に対する取り組みは、行政にとって大きな課題となっております。このような時代背景を念頭に置くと、今後の町のあり方としては、行政が全てを賄うことは難しく、町民との協働によって新しいまちづくりを進めていくことが求められていると思うところであり、次世代を担う方に負の遺産を残すことのないよう、行政サービスに対して受益者負担を求めることは避けられないことと考えております。次に、2点目の町民が気軽に相談できる何でも相談室の設置についてお答えをいたします。私自身も、他の官公庁に初めて入る際には、気の重い経験をしていますので、町民にとりまして、役場の敷居は相当高いものがあると認識しております。まして相談のためとなれば、なおさらであろうと存じます。日ごろから職員とともども親切な役場づくりを目指し、努力しておりますが、お褒めとおしかり相半ばというところかと存じます。少し欲目がありますから、批判の方が若干多いのかな、その点は更に反省をしてまいりたいと、そのように思います。まず、町民からの相談や問い合わせの対応についてでありますが、定期的なものとして、人権擁護委員、行政相談委員、老人相談員による悩みごと相談、弁護士による法律相談、労働相談員による労働相談、医師、保健師による健康相談、赤ちゃん相談などのほか、消費者協会が行う消費者相談を開催しております。また、法律が絡む相談に対する顧問弁護士紹介、納税相談、年金相談、生活困窮者相談、教育相談などにつきましては、電話での問い合わせを含め、それぞれの担当部署において随時対応しており、更に、保健センター保健課では、専用回線を使い、子育て電話相談を行っております。社会福祉協議会もまた生活、福祉を中心とした心配ごと相談に応じております。次に、何でも相談室の設置についてでありますが、職員を減らしている状況下において、設置は難しいものがございます。現在、町民相談の窓口を広報広聴課に置き、随時対応しておりますが、1人の相談者の内容が多岐にわたる場合には、決して相談者を各部署にたらい回しすることなく、担当職員を1カ所に集め対応するよう強く指導しているところでございます。町民に対し、広報、PRが不足しているとの御指摘でございました。今後、気軽に利用できる雰囲気づくり、町民への周知を図ってまいりますので、御理解をいただきたいと存じます。特にこのことについては、予算がかかるものではございません。職員一人ひとりの心がけ、一言一言の言葉、これが非常に大切かと思いますので、更にこの辺あたりは徹底をしてまいりたいと、そのように存じます。次に、3点目のイラクへの自衛隊派遣と自治体の役割についてお答えをいたします。先月、イラクで日本人外交官が殺害されるという痛ましい事件に接し、お二人と御遺族に対し、心から哀悼の意を表する次第であります。今回の事件に限らず、テロ行為は、決して容認できるものではなく、厳しい憤りを感じ得ません。イラクへの自衛隊派遣は、イラクにおける人道復興支援活動及び安全確保支援活動の実施に関する特別措置法、いわゆるイラク復興支援特別措置法により、イラク国内の復興と人道支援を目的に派遣されるものであり、今後の外交にかかわる大きな問題として、私個人としては大きな関心を持っております。現段階において、イラク国内の情勢は、無差別的なテロ行為が続発するなど、極めて不安定と言わざるを得ません。本町においても、多数自衛隊関係者が住んでおりますが、地方自治体の使命は、もとより町民の生命、財産を守ることにあることは論ずるまでもなく、政府には、イラク国内の状況を的確に把握していただき、人間の生命にかかわることだけに、より安全、より慎重に判断されることを強く望むものであります。次に、4点目の町村合併についてお答えをいたします。まず、合併は普遍、妥当との判断についてでありますが、私は、さきの行政報告において、市町村合併は本町のまちづくりにとって重要な選択肢の一つであると申し上げました。我が国の人口は、平成17年度をピークに減少に転じ、少子高齢化が急速に進むと予測されており、また、国から地方へと分権が具体的になってきている中、介護保険制度や環境問題、男女共同参画など、新しい分野、更には専門知識が要求される基礎的自治体としての市町村の役割は、ますます拡大していくものと考えております。先般開催された町議会、市町村合併調査特別委員会において、普遍、妥当があると申し上げました。当然一つの自治体としては、自主自立が第一義であることは論を待たないところでありますが、市町村合併は、時代の要請に伴って増大する行政需要に効果的に対応していくためにも、重要な一つの手段として避けては通れない課題であり、常に念頭に置いておく必要があるという意味で述べたものでございます。私は、日ごろから合併の是非は三位一体、つまり行政、議会、町民の総意に基づいて判断されるものと申し上げておりますが、この姿勢には、今も変わりはございません。次に、合併ありきに立った見解に、帯広市を含むのかとの御質問についてでありますが、現在帯広市は、芽室町、中札内村と任意協議会を設置し、法定協議会への移行に向け、最終的な詰めを行っている状況にあると伺っております。私は、合併問題は、一次的に町議会と同歩調をとってまいりたいと考えており、町議会市町村合併調査特別委員会が、北十勝4町の枠組みを基本に任意協議会の設置に向けた中間報告を取りまとめの後、この枠組み以外の組み合わせについて新たに進めようとする場合、当然議会にも御相談申し上げた中で取り組むものと考えており、他市町村との合併について、協議、情報交換を行っていない現時点において、帯広市との合併の有無について申し上げる状況にはないものと思っております。ただ、言えることは、どこの町村もそうでありますけれども、音更町と隣接をしている市町村ということになりますと、帯広市、士幌、池田、幕別、鹿追、芽室、1市5町とのかかわりが出てこようかと思います。実際に音更町として、その市町村に音更から申し入れるか入れないかは、まず今の現段階は別にいたしまして、1市5町が音更町とのかかわり合い、そういうことになるのではないかな。その点からいたしますと、帯広市単独ということではございませんけれども、隣接する音更町としては、やはりそのかかわり合いというものは出てくるのではないかな。いろいろと申し上げたいこともございますけれども、調査特別委員会もございます。近くまた開催をされるということでございますから、そういう中で、私の考えなり、あるいは議会の御意見なりを聞いた上で、一定の方向づけは、合併ありきということに判断をさせていただいております。これらの実施時期をどうするのか、あるいはその相手町村をどこを選定をするのか。こういうようなことについては、議会と十分論議をした中で、更なる音更の一定の方向づけというものに取り組んでいきたい、そのように考えているところでございます。以上でございます。
再質問 8番 真田健男
それでは、再質問をさせていただきます。まず、来年度予算編成の問題、歳入面では厳しくなるというのは、これは、もう言わずもがなことでございます。特に、国による削減分、そして道の補助金等、これらも考えられるということで、そのこと自体については、議論の余地はないわけでございます。そういう認識のもとで議論をしたいと思いますが、まず、二つ目の臨時財政対策債、これについては、強く存続を望んでいるというだけで、これの取り扱い等については、まだ全く国から示されていない。ただ、地方交付税法等の規定、これは法律によって、きちんと国から地方自治体に交付される制度ですよね。要するに、現在、本来であれば国の仕事であるけれども、それを地方自治体が行っていると。民生にしても教育にしても。だから、国がその財源を補てんするということで、ただ地方交付税法の規定といいますか、国税5税から一定割合をその財源にされるわけだけれども、その税収自体少なくなっているという中で、今まで特別会計等からの借り入れも行ったと。しかし、今度は地方自治体にも責任を持ってもらうというようなことで、この臨時財政対策債導入されたわけですけれども、時限立法15年度で切れますけれども、名称はどのようになろうとも、これは補てんされることに間違いはないだろうと思うのですね。そこで、どんな形で行政の方に来ているのかどうかということでお聞きをしたいと思いましたけれども、今のところは、何ら入っていない。ただ存続を望んでいるという答弁なわけですけれども、これも金額にすれば5億から10億というような今までの実績あるわけだから、大きな存在だと思いますので、この点もきちんと今後対応していただきたいというふうに、意見だけ申し上げておきたいと思います。この来年度予算編成で私が一番お聞きしたいと思ったのは、この3点、4点目なのですけれども、現在の財政難について、町民にどのような責任があるのかと、ちょっと皮肉った質問なのですけれども、それに対する答弁は、そういうことは全く考えたことがないというのが答弁ですよね。だから、町民に責任があるのかないのかというのと裏返しに、では、現在の財政危機の生まれた原因は何なのだと、その責任はどこにあるのだと、このことを考えたいと思うのですね。町民に責任が、考えたことは全くないということで、責任がないというふうに思っているのかどうかはわかりませんけれども、よく国が財政難だから、国民に税負担を求めると。そうすると、国民は、もっと国民に負担増を求める前に、やることがあるのではないのと、今の税金の使い方一つ考えても、あるいは問題のある予算の支出がいっぱいあるわけですから。それと同じように、本当に町民にとって、今の音更町の財政難、財政危機、これに責任があるのなら、町民はそれなりの負担増にも応えなければなという町民感情というのはあるだろうと思うのですよ。これは4番目の問題とも関連しますけれども、財政が大変だから、負担増というだけで、応えられる方もいらっしゃるかもしれませんけれども、負担増をお願いするには、なぜ負担増をお願いしなければならないのかという説明責任が、当然行政には求められるだろうと思うのですよ。そのことを私はお聞きしたいわけですけれども、答弁の中では、次世代に負の遺産を残さないためにというところが答弁の中身としては返ってきたかなと思っているのですが、先ほども言いましたように、国も大変な状況、そういう中で、どんどん法律的な増税やら負担増やら出てくる。そこの中で、また音更町も、それはごみの有料化からパークゴルフ場の有料化、施設利用料の引き上げ、これらを含めて、金額にしたら、それほどでないというふうに受け止められているのかどうか知りませんけれども、今、大変な生活の中で、それらが求められるということですから、きちんと今の財政難の原因と、負担増を求める根拠、これを町民に示していくということが必要だと私は思うわけですね。先ほど町長は、決して私は、地方自治法にのっとった行政をやってきたと、それはそのとおりですし、その結果、今の状況になっているわけです。そういう点では、私は、決して町長個人の問題ではないだろうというふうには受け止めています。これまでやはり議会も毎年度の予算、決算、各種の施策について同意あるいは議決をしてきているところですから、議会自身にも責任があるだろうというふうに私は思います。そういう点で考えますと、毎年決算委員会やりますけれども、毎年1億5千万前後の黒字決算ですということで、ずっと長年来ています。毎年黒字決算なのに、どうして借金がこんなに大きくなるのですか。それは、借り入れを歳入として処理しているから、借金が残ってきたということになるわけですけれども、これは、もちろん町民要望によって、町民の要求を実現するための施策というものも含まれているのも理解します。しかし、これは行政の責任として、今まで施策を行ってきて、こういう財政難と。もちろんこれは見通しの問題もあります。音更町自身というよりは、交付税等の国との関係での厳しさ、それによって生まれた側面というのは多分にありますけれども、しかし、それでも大丈夫なのだといって、今までやってこられたと思うのですね。公債費等、これから16年度をピークにということも、長期的な財政見通しの中では、これまで出されてきていると思うのですね。ただ、17年以降も高どまりで、それほど減るわけではない。20億から25億ぐらいの公債費を毎年返していかなければならない。歳入は減って、健全財政というようなことでいえば、年間160億前後ぐらいが妥当なところかなというふうにも判断されているようですけれども、そこの中で、毎年20億から、繰り上げも含めると、場合によっては30億ぐらいということもあるのかもしれませんが、そういう財政運営にならざるを得ない。この責任を行政としてきちんと町民に対して説明するべきだろうと思うのですね。それから、もう一つ、来年度予算との関係でいえば、今、これまでのとおりの継続事業やら歳出、通常に支出していけば、恐らく5億程度の歳入不足が予想されているというような話も聞きますけれども、この歳入不足をどういうところで埋め合わせをするのか、均衡をとろうとされているのか。町民サービスの部分で削るのか、事業を減らすのか。このあたりの考えを、是非示していただきたい。予算案が示された段階では、均衡のとれた形で当然出されると思いますけれども、今予測される歳入と歳出考えたときに、ギャップがあって、今後、庁内での査定等で、それを収支均衡にされると思いますけれども、そのやり方、考え方、これを再度明らかにしていただきたい、このように考えます。それから、二つ目の問題でございます何でも相談室、あるいは、名称は特にこだわりませんけれども、これは生活相談、困ったからという相談だけでなくて、先ほども言ったように、行政と町民が一体となって地方分権にふさわしい自治体、あるいは行政というのをつくっていくといったときに、町民の声をきちんと行政が受け止めるような窓口といいますか、仕組みが私は必要だろうと思うのですね。先日、私こういう話も聞いているのですね。今、ごみの搬出について分別をお願いしている。それで資源ごみを出す日に資源ごみとして出したけれども、持っていかれなかったと、残されたと。それで役場へ電話したときの対応なのですけれども、物は、今、猫のペットフードのえさの入った袋紙なのですが、これはプラスチックとして分類するやつと紙として分類するものが紛らわしいというか、一見見ただけではわからないようなものが今あるようなのですが、その方は、きちんとその包装紙に、これは紙というふうに書いてあるものなのですが、資源ごみの紙の分類のところに出したら、残されたと。恐らくこれはプラ類だというふうに回収の方は判断されたので、残していったのだと思うのですね。それを見て、いや、これは紙に間違いないということで、紙と書いてあるところをもう1回包み直して、表に見えるようにして、その方より後に回収する場所まで持っていって置いてきたと。置いてきて役場へ電話をされたのですね。いや、こういうことで残っていたけれども、これは紙なのですと。連絡、またその先で置いていかれると困ると思って電話をしたと。しかし、担当者は聞く耳を持たないというわけですね。シールが張ってあったでしょうと。回収しないものについては、シールを張るように言ってあるから、シールが張っていないなんていうことはないという一点張りなのだそうなのです。何度もシール張ってあったでしょうということを強調して、役場へ電話した方は、住所も氏名も言って電話をしている。ところが、その出し方の問題だとか、きちんと畳んで出したのかとか、高圧的で警察の尋問を受けているような感じだというわけですね。だから、連絡してきた人の話を聞こうとする態度が全く感じられないと。我々行政は、もし、そういうことで、資源ごみ間違って出してあるのであれば、それはきちんとステッカーを張って、こういうことで回収しませんということを指示しているから、そうなっているはずだと。あなたの出し方が問題あるのではないかということを延々と言われると。これは一例なのですが、だから、町民が、町民あっての役場、あるいは、いや、役場職員も、いや、おれらはサラリーマンだよという人もいます。実態としては、そうだと思う。サラリーマンであると同時に、やっぱり公務員という意識を持って仕事をするということが必要なのではないのかな。その人も言っていましたけれども、ほかの行政のいろいろなことについても、いろいろ気がついていて、役場に言いたいといったところで始まらないという受け止めをしている方々がかなりいらっしゃるということなのですね。これでは住民とのパートナーシップなんていったって、なかなか進まないと思うのですよ。行政に対する意見があるのだったら、それをきちんと受け止めるだけの、これは職員でも、部長さんや課長さん、一定の経験されている方は、そんなことはないとは思うのですが、やっぱり町民とじかに接しているところで、そういう問題が起きているのでないかな。これは福祉に限らず、いろいろな手続きなんかの問題で聞こうとしても、そうということを聞きますね。本当に親切にそれに対応していただく方もいらっしゃるけれども、そうでない方もいらっしゃると。だから、そのことだけを問題にするのでなくて、町民が日ごろ感じていることを行政が受け止める場所として、こういう設置というのは必要なのではないのか。決して専任でなくたって、できるのではないかと思うし、何かあったら、役場のここのところへ連絡くださいと。そうしたら、もちろん行政でやれることもあるし、やれないこともあることもきちんと説明するなり、行政と町民の関係をもっと近づけるというか、そういう努力が必要なのではないのかな。今度パブリックコメントなんていう制度も導入されようとしておりますけれども、それは、行政が今度こういう施策をやりたい、このことについて町民の方は意見をくださいというものであって、パブリックコメントで解決できる問題ではないと思うのですね。だから、町民の提案にしろ生活相談にしろ苦情にしろ、音更役場のここのところへ連絡したら、きちんとそれは町として対応しますよという窓口、これ、是非検討できないかどうかということでお聞きしておりますので、再度お願いをしたいというふうに思います。それから、3番目のイラクの問題ですけれども、これについては、町長個人としては、大きな関心も持っている。あるいは派遣については、より安全、より慎重な判断を望むということは表明されているわけですけれども、この種の問題というのは、今後、有事法制との関係で、国民保護規定等の問題で、自治体首長の責任、役割というものがこれから明らかになってくると思うのですね。そういうものと関連すると私は思っているわけです。イラク派兵の中身については、ここで議論しようとは思いませんけれども、この種の問題、あるいはこの前の一般質問で、道路行政等について町長の見解をお聞きした場合でも、町村会だとか各種の期成会だとか、そういうところと一緒にということは表明されるのですが、首長自身の判断というのは、なかなか示されない。今回の問題で、札幌市長初め見解を述べられている方もいらっしゃいますけれども、今後の地方分権の中では、そういうことが、きちんと首長が私の見解として表明する。いや、賛成反対いろいろあると思います。あってもいいですけれども、もう横並びだけで解決というか、済ますことはできないような時期に入ってきているのではないのかな。その辺が首長のリーダーシップの問題にもかかわってくるだろうというふうに思います。先ほど町内にも、実際に派遣される隊員という話ししましたけれども、既に500万円の支度金をいただいて、支度金としては、自分は100万を使って、あと400万は家族に残すみたいな話も聞いてはいるのですが、そのように、現にこの音更町内にも該当者がいらっしゃるということなのですよね。そのときに、直接の当事者ではないから、当然限界はありますけれども、この問題に対して、首長としての私は見解の表明というのは、あってしかるべきなのではないか。イラクの情勢云々は、それはこの場でやるあれではないとは思いますけれども、そういう観点から、私は、この点では、この種の問題というのは、今後もいっぱい出てくるだろうと思いますので、やはり町民、住民の生命や財産を守るという立場での首長のあり方、分権時代のあり方、そういう観点から、更にその辺についても十分検討していただくように、これは要望をしておきたいと思います。それから、4番目の町村合併でございますけれども、私は、決して合併をすべきだとか、すべきでないという結論を持って質問しているわけではございません。さきの特別委員会、そして今回の行政報告、そして今の答弁でも、合併ありきという立場で町長は考えていらっしゃる。しかし、この問題が起きてから、町民に対しては、町民の総意に基づいて、この合併問題は判断しますよというふうに、町長自身はこれまでずっと説明されてきたと思うのですよ。そこで、新しい説明もないままに、町長は合併は普遍、妥当だという判断を示された。これでは説明責任を果たしているとは言えないのではないですか。町民の総意に基づいて判断する。ところが、この間の町民のアンケート等では、合併、いろいろな条件ありますけれども、合併すべきだというよりは、そう思わないという人が数の上では多くなっているわけですから、そういう中で、合併は普遍、妥当という表明されるということは、なぜそうなったかということを説明いただきたいと思うのです。先ほどの答弁では、それは触れられていないと思うのです。それは長期的な今後の地方自治のあり方を考えたときに、私はそう思うという種の答弁かと思いますけれども、これまで町民に約束してきたこととは違うのではないかということで、再度この点については、お答えをいただきたいと思います。それから、二つ目の帯広市の問題も、合併は普遍ということになりますと、これは組み合わせの問題でないと思うのですよ。これまでの雰囲気ですと、音更と町村との合併は考えられるけれども、帯広市とはどうかなというようなニュアンスの考え方というのは、理事者にも議会内にもあるのではないかと思うのですけれども、合併は避けられない、普遍、妥当だとなったときには、それは枠組みの問題でないと思うのですね。だから、なぜ普遍、妥当なのかという説明が私は必要なのだと思うのですよ。私は、この合併問題について、一律に反対とか賛成という立場でありません。本当に合併によって住民の生活が守られ、よくなるということであれば、それは合併するということも必要だと思うし、ただ、今の合併というのは、押しつけ的な側面が濃厚なわけですから、今置かれた状況といいますか、もう国の方針がこうだから、合併しないことには地方自治体やっていけないというような観点であれば、本当に地方自治を守るというか、地方自治とは何ぞやという問題にもかかわってくるだろうというふうに思うのですね。私、決して帯広市と合併した方がいい、しない方がいいなんて、そんなことを言うつもりはないのです。ですから、これは一つの問題だと思いますけれども、なぜこの時期に普遍、妥当というふうに判断されているのか、再度明確にお答えをいただきたいと。以上です。休憩(午前11時02分)
答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)
再質問に対しての答弁でございますけれども、2004年度、来年度の予算編成ということで、基本的な考え方について、先ほど説明をさせていただきました。大筋で議員もおっしゃっているように、一般会計予算であれば、およそ160億相当額ではないかと、こういう御質問がございました。財政の健全化ということを何としてもここ5年の間に確立をしていかなければならないというようなことでございます。もちろんそういう中で、国は、一つの処置として町村合併と、こういうようなことも取り上げておりますし、また、私どもも、従来のこういう行政運営のあり方というものでは、どうしても歳入が少なく、歳出が伸びていくと、こういうようなあり方も、この5年間の中で思い切った考え方を持っていかなければならない。何かしら合併することによって、それぞれの市町村の財政が豊かになっていく、こういう若干の交付税支援策というものがありますけれども、基本的には、大きく今地方自治が変わっていかなければならない。それは何か。歳入が不足する。それに伴う歳出も調整していかなければならない。そのバランスをとらなければ再建団体になってしまう。こういうことでございます。もちろんそういうことからいたしますと、先ほども御意見ございましたように、町民負担というようなことに、どうしてもなりがちでもございますし、また、今までのような考え方の展開だけではついていけないというようなこともございますし、もちろん町民負担を仰ぐ前に、まち自体も今の行政のあり方というものを、かなりやはりスリム化していかなければならないというような時代なのかなと、そのように考えているところでもございます。この中で、全体の予算でありますけれども、おかげさまで音更町も、微増ながら人口も伸びている。そんなときには学級増になり、学校も建設をしていかなければならない、こういう現象も出ております。また、今までにも継続事業的なものを、特にこの人口増に伴うインフラ整備、こういったものもやっていかなければなりませんし、あるいは農村の水対策、こういうものもやっていかなければならない。こういうようなものもございますから、一様になかなか切るにしても、途中でやめる、こういうわけにはいかない事情の継続事業もあるわけでございます。そういう観点からいたしますと、やはりこの継続事業等も、どうしてもやらなければならないものについては、国の方針でも長々とかかっているような公共事業、早くこれを仕上げてしまえ、こういうような国からの考え方も示されているところでもございます。ですから、できるだけこういう形はなくしたいと思いますけれども、音更町のような人口も伸びて、ある程度発展をしてきている。そういうところに、やはり住みよい生活環境をつくっていく。そういうようなことになりますと、一時的な投資というものも、どうしてもやはり必要になってくるというのも事実なのかな、そのように思っております。どうしても年度当初というのは、窮屈でもございますし、また、今年のように、16年度、もう間もなく来ていながらも、まだ三位一体という形が、ようやく今方向づけがなされているけれども、今、それぞれ市町村にどういう形でおりてくるのか。まるっきり正直申し上げて、雲をつかむようなお話でございます。それだけに年度当初の予算というのは、やはり安定といいいますか、安全型というようなことで、少し押さえ込みをしていかなければ、結果的な赤字ということには、これは、間違ってもそういうことがあってはならないことでございますから、そんな点に気をつけていきたいな。また、今一応5カ年計画の中で、財政の実情等について、議会にも今まで資料等もおあげした経緯がございますけれども、簡単にいえば、返す以上に借金をするな、こういうことに尽きるのかな。あるいは歳入がないなら、歳出が仕事を組めない。そのときに初めてそこにある程度、やはり臨時的な投資と、財源がない。そんなことから、やはりある程度借財というものもやはり取り入れてやっていかなければならないのかな、そんなふうに思っております。一例でございますけれども、およそ今29億の公債費でございます。そのうちの中に、利子等元金分が入っているわけでございますけれども、ここ3年ぐらいの間は、およそ返す以上の半分に削減をしてきていると、借金を減らしてきている。そういう形をとらさせていただいたわけでございます。また、先ほどの御意見の中に、この責任云々というようなお話もございました。こういう行政の中で、私ども正直申し上げて、反省する点も多いにありますし、また、これからその反省を実現していかなければならないということも確かに言えると思います。そんな点では、私どもも、先ほどの町民要望という声もやはり聞いていかなければならないですし、あるいはこの音更にこれだけ人が住んでいただける。決してそれだけが能ではないわけでありますけれども、本当に心から音更を本当に選んでよかった、住んでよかった、こういうまちを、住みよい環境をつくる上においては、若干の先行投資型でいく、こういうことも必要だと思いますし、また、この自主自立、こういうことが何といっても地方自治の基本であると、そのように思っております。そうなりますと、自主財源を持つということが、何といっても自立の第一条件になると思います。今、町の資金についても20億足らず、こういうような状況でございますけれども、こういう基金などを、ある程度こういう忍びがたいときに利用しながら、また、更に今後の健全財政というようなことで、若干のこの積み立て、そういったものもやはり考えていかなければならないのかな、そんなふうに思っているわけでございます。臨時対策債の方でございますけれども、16年度の形、予算上の形では、55億一般の交付税、そして、それに11億がひとつの町債として、国は交付税で出せない。出せないから、地方がかわってその分をひとつ元利償還、国が責任を持つから、その分を負担をしてくださいというのが臨時財政対策債、こういう形でございますけれども、今のところ、これは絶対なくなっては、もう地方自治の運営は成り立っていきませんし、この形は、15年度までということになっておりますけれども、16年も、やはりこのような形の中で今のところ進むだろう。まだ確かなものにはなっておりませんけれども、もうそうでなければ、至るところの地方自治体がもう万歳をしてしまう、こういう傾向にありますので、その辺は、まだ具体化はされていないものの、今のところ、やはりこれは継続して行われるだろうと、そういうものがありますし、また、そうでなければ、非常にそれぞれの全国の自治体においては、大変なことになるのではないかな、そのように思います。この中でも、また町民の負担増になるというようなことでございますけれども、私どもも、今まで単年度決算というようなところに、この地方自治体の危うさといいますか、そういう財政事情の悪化というものも、ひとつあるのかな。そういう点は、今後先を見越して十分反省をしていかなければならない、そのように思っておりますけれども、いずれにしても、やはりこれからの世の中、あるいは町民と行政、あるいは議会と町政についても、あるいは町民という形の中においても、ある程度やはり自分たちのまちは自分たちでつくっていくのだ、こういう考え方も必要でございますし、また、私どもも思いつきではなく、それぞれの財政が大変ながらも、町民総意でつくりました総合計画、こういうものに基づいて、今行政を進めているわけでございます。しかしながら、計画はつくってはいるものの、その進捗状況というのは、必ずしも今の計画どおりいっているかというと、方向性は間違っていないけれども、財政上の事情からいって、ある程度進み具合が鈍いといいますか、そういう形であると、こういうことが言えるのではないかな、そういうふうに思いますし、町民の皆さん方も、こういうときに決して町民だけで即何でも使用料を税金で増やせばいいと、こういうものだけではなくして、私ども職員をはじめ行政全般も見直しながらスリム化をし、そして、そこに不足するところは、町民の皆さん方にも不足分あるいは、例えばごみの問題でございますけれども、それを必ずしも全額御負担をいただく、そういう形はとってございません。できるだけ自分の家庭から出るごみを投げる場合でも、工夫をしていただいて少しでも減量化していく。あるいは資源化していく。こういうような町民の皆さん方の御協力をいただきながら、これからの新しい21世紀に向けた地方自治といいますか、そういう考え方の中では、やはり三位一体的な考え方を持ってやらなければならない。しかし、社会保障だとか、そういう中においても、やはり一番人間の生活の基本でございますから、全て聖域なしとは言いませんけれども、そういうものに対しては、やはり一般行政との比較論の中では、ある程度やはりそちらの方に目を向けていかなければならないだろうと、そのように思っているわけでございます。2番目の町民とのパートナーシップというような形、それから、議員がおっしゃっているように、何でも気軽にというようなことでございます。これは、先ほどもちょっとお話をさせていただきましたけれども、これには予算も何もかかりません。本当に一人ひとりの心がけ一つで、これができるわけでございます。そういうことからすると、議員がおっしゃるように、なかなかこの総合的なというような、一時総合窓口というようなことでやった経緯がありますけれども、あまりその利用度がないといいますか、そういう大きな、民間会社でもそうでございますけれども、官公庁あたりは、それぞれ受付だとか、そういうのを大きく何人か置いてやっているところもありますけれども、音更町の場合、そこまでしなくてもいいのではないか。過去にやったひとつの実績というものを考えながら取り組んでいるわけでありますけれども、いずれにしても、町民の話を聞くといいますか、こんなことを言ったら失礼でございますけれども、やはりいろいろな相談ごともいろいろあります。そういう中で、本当にお話を聞いてあげると、それだけで満足する、あるいは気晴らしになるといいますか、やはり来てよかったなという、そういう感じを受けてもらえることもあるのかなと。私も体験、経験上から、そんなことを感ずるわけでございます。町民のために行政があり、そして、町民に替わって職員が行政をやっているというようなことでございますし、そういうことからすれば、御意見もございますように、これらあたりも、もう少し徹底した考え方で進めていきたいなと、そのように思っているところでもございます。町村合併の普遍、妥当というようなことで、これは特別委員会のときにお話をさせていただきました。この字だけをとりますと、どうしても浮いて見えるわけでありますけれども、そのとき申し上げたのは、地方自治体の再編は、国の大きな流れであり、将来にわたって普遍、妥当性があると、こういうふうに私は申し上げたところでございます。御承知のとおり、確かにその普遍といいましても、一様に広がっていくといいますか、無限に広がっていくというものではなかろうかと思いますけれども、今先ほどもちょっと申し上げましたように、国の今後国づくりそのものも、やはり財政難、まずそういうようなことから立て直しをしていかなければならない。それは、もう50年間の月日を必要とする。こういう長期的なものの中で、たまたま出てきたのが地方分権であり、その中の合併問題と、こういう形が生まれてきたのであろうというふうに思いますし、これらのことにつきましても、先ほども申し上げました、やはりこれは時代の潮流といいますか、そういう形の中にありますし、今全国津々浦々で、それこそ町村合併に向けて取り組んでおられるというようなことからいたします。それから、もう一つには、いま時限法化された合併促進というようなこともありますし、また、17年4月からは、新しい新促進法というのでしょうか、まだ名称はわかりませんけれども、そんな形で、今国づくりがどんどんどんどん変えられようとしているし、既にもう立法化されているし、今合併なるか、ならないかは別にいたしまして、十勝管内においてもそれぞれ取り組んでおられるというようなことからいたしますと、これらの流れというものは、単に今の財政上の一現象だけをとらえて行うというものではなくして、これは、もう時代の趨勢というような形でそれぞれ取り組んでおられる。その中でも一番厳しいのが今回の27、地方制度調査会のですね、そういう発表の中でもございました。何といいましても、やっぱりそれぞれ市町村自治体が1万人未満であれば、やはり今後道庁あたりが中心になって合併を進めていくと、こういうようなことから、非常にそれぞれ人口規模の少ない町村はそれぞれ生き残りをかけて、それぞれ隣同士がお互いに手を取り合いながら今取り組んでいるというのが実態でございます。そんなことからいたしますと、その普遍、妥当性と、こういうような言葉につきましては、先ほどもちょっと答弁させていただきましたけれども、考え方は、そういうところにあると。なぜそういう形になるのか。私といたしましては、やはり人口の構成が変わっていく。3年後には、日本の人口がどんどん減っていきますよと。出生率も、今全国平均1.32人というようなことからしますと、やっぱり少子化というものも迎えてしまう。あるいは高齢化というものもまだ進むだろう。音更町も、今全国大体平均の18.6、7%ぐらいですか、高齢比率がなっております。そんなことからいたしますと、やはりこの単に財政問題だけではなくして、長い目で音更町というものを見た場合に、やはり合併ということは、今すぐやるかやらないかは別にして、やはり合併の道を選択肢として選んでいくべきだというようなことを申し上げたわけでございますし、その申し上げた、その合併の道ありきというような表現になってございますけれども、私といたしましては、その中身の一端として、なぜ合併ありきにしたかと、こういう中身の一つとして、今普遍、妥当という言葉を一つの言葉として使わせていただいたというようなことでございますので、その辺は御理解をいただきたいなと、そのように存じます。イラク問題については、御要望ということ納めさせていただきます。
再質問 8番 真田健男
それぞれにお聞きしたところに、ストレートには返事が返ってきていないのですね。例えば予算編成の問題では、今新しく今度20億足らずという言葉も出た。歳入結果がどのくらいになるかというのは、これから実際に進めていく中で出てくるのでしょうけれども、必要な額と、入って予想される税収と歳入と、一定の開きがある。それも5億だったり20億だったりするわけですけれども、それをどのような形で埋め合わせしようとされているのか。事業量を減らすという考え方、更には住民サービスを引き下げる、こういうことなのだろうと思うのですね、もう借金を増やさないという立場に立てば。これらにどう対応しようとするのか、その考えを示していただきたいということなのです。具体的な数が問題ではないのですね。5億になろうが20億になろうが。いずれにしても、今の現状では、歳入が不足するということなので、それへの対処策、これを考え方を明らかにしていただきたい、こういうことですので、再度お願いをします。それと同時に、これまでの行政の責任について、反省点も大いにあると。これは、こういう議会の場、あるいは町長の考えを聞くような場では、一定度出ることもありますけれども、負担増を求めるからには、こういうことをきちんと町民にわかる形で町の考えとして示していくということが、どうしても必要なのではないのか。各種の町民負担を伴う条例案にしても、新たな施策にしても、現状がこうだから、こうしたい。ここしか出されてこないわけですけれども、これまでのやっぱり行政の責任、よく行政は継続だなんていうことも言いますけれども、やはり町民に理解をしてもらうためにも、このことが必要なのではないか。紋切り型のね、財政が大変だから、町民負担お願いしなければならないのだということではなくて、きちんと行政の考え方、姿勢、これが町民にわかる形で、今もしているつもりなのだろうけれども、きちんともっとわかりやすい形にする必要があるだろうというふうに思いますので、この不足財源対策と、この2点について、再度お願いします。それから、2番目の相談の関係ですけれども、先ほど人権問題から労働問題、健康問題、消費、行政、いろいろそういう相談するところはあるということは言われましたけれども、それは私わからないわけではないのです。町民がここへ乗っかるまで、ここが問題だと思うのですよ。それと同時に、音更町は、困りごとが多くなるのかもしれない。私は提案のところも含めて、是非検討すべきだろうと思っているのですが、そういうときには、町に相談してみようというような町内全体の雰囲気、困ったときには町に相談する。その考えなり風潮が進まない限り、行政と住民の協力、協働って進まないと思うのですよ。先ほども言われたように、町民は行政に対して評価するよりも、やっぱり苦情の方が多いのが実態だと思うのですよ。別に苦情受付窓口というふうにすることはないけれども、行政に対して、いろいろな考えを持っているのは事実ですので、それを受け止める。先ほど総合窓口というふうにありましたけれども、確かに玄関入ったところに担当者を置いたこと、わかります。その役割がそれほどの、何といいますか、継続するまでにならないという総括をされたのだと思うのですが、役場へ入ってくるまでが町民にとってはえらい高い敷居なわけですよ。だから、電話等で相談、町のこの部署にかけたら、まずは行政として受け止めてくれるという窓口ですので、これも更なる検討ということで、要望をしておきたいというふうに思います。それから、合併の問題、これもやっぱり答えていないのですね。普遍、妥当と町長が言明されたことがどうこうということではなくて、従来町長は、町民の総意でこの問題についての判断を下すと言われていた。だから、この間、町民の総意を酌み上げる努力、どうされたのか。ですから、質問に答えていただきたいのですよ。それらの取り組みとは別に判断したということなのか。そうすると、各種の施策のときに、町民にその場では理解されるような説明をしているけれども、実は、本音はそうは思っていないのだなんていうようなことがあってはならないことだと思うのですね。ということで、その問題について、再度正面から説明をいただきたいと思います。以上です。
答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)
これで再々質問になるのかなと、そのように思いますが、ただ、私もいろいろと幅広く、あるいは基本的な考え方、非常に全体的なことでありますから、グローバルなどうしても話し方になって、抽象的なことになるかもしれません。ただ、議員のお話聞きますと、議員の考えているような答弁をしなければ、答弁になっていないと、こう言われても、私も責任ある立場でございますから、言える範囲内でお答えをさせていただいているということでございます。歳入歳出、先ほどから簡単にいえばというようなことでお話をさせていただいております。どれを、歳入をいじるのか、あるいは歳出をいじるのか。その事業の中で何を減らしていくのか。増やすというよりも、現段階は、もう減らすしか言葉がないわけです。そういう形の中では、やはりあの手この手といいますか、そういうものをやりながら、だけれども、先ほども申し上げましたように、ある程度この社会保障費的なものが、今年も16年度に向けて相当膨らんでまいります。しかし、これらの町民の生活に直接、あるいは身体に直接関係するというようなことになれば、その中でも、やはり重きを置いた予算査定というものを考えていかなければならないだろうと。一発で言えるような言葉があれば、それにふさわしいわけでありますけれども、正直申し上げて、やはり限られた財源の中で取り組んでいくということになれば、いろいろと模索をしながら組んでいかなければならない。それと、もちろん基本的には削るとか減らすとかというけちなことだけではなくて、もっと自分たち、行政全般にわたって反省するべきものもあるだろう。これらのことを前提に考えながら、この限られた枠の中で取り組んでいかなければならないだろう。従来は、ややもすると、この歳出を中心にした事業を中心にした歳入の見方と、こんなところにひとつの借財というものが生まれてきているのかなと。今後は、やはりこういうような考えだけではなくして、歳入に見合った歳出、その中の歳出の中でも、特に何に重点を置いていくか。あるいは継続的にやらなければならないもの。あるいは今学校増築なんていうことは、ちょっと町村の段階では考えられないわけでありますけれども、実際には、4教室、来年度何が何でもやらなければならない。こういうことも考えていかなければなりませんし、いかにして豊富な財源を生むかというようなこともございます。おかげさまで音更町の人口も増えているということを申し上げましたけれども、民間の区画整理事業、ああいう形でどんどんどんどんやっていただいている。ただし、町とても、そのうちの公共部分というのは負担をしているわけでありますけれども、そういうことによっての固定資産税の伸びとか、そういうものがあって、およそ音更の税収入で40億、何とかこれは確保しよう。こういうような考え方も持ちながら取り組まさせていただいておりますので、一発回答、明快なものはございませんけれども、そういう意味合いの中で、ひとつ幅広く御理解をいただきたいなと、そのように存じます。それから、これも今お話ししたことになってしまうのかもしれませんけれども、町民のこの負担増の理由といいますか、ということでございます。私どもも、やはりこういう時代の趨勢という見方が少し甘かったのかな。ただ、私どもも、この中央から地方という一つの流れ、これをこれからは地方から中央へ流れを変えていく。こういう時代にあるというようなことでもございますし、国の公共事業というようなことからすれば、私どもも、そういう面で国と一緒になって取り組んできたと。あるいは音更も、どちらかというと、人口等、そこに人が多く住めば、そういう社会基盤の整備という、そういうものも当然やっていかなければならないというようなことから取り組んできた経緯がございます。そんな観点からすれば、少しは、これから少し抑えぎみで物事を取り組んでいかなければならないのかな、そんなふうに思っておりますし、これらの負担、不足分を何からと申し上げましたように、事業を削るか、あるいは何かの歳入を増やしていくか、この二つに一つしかないわけでございますので、これらにつきましても、ただむやみやたらに町税といいますか、町民の負担をあおるというようなことは、そういうことについては、努めて、これ行政のあり方として考えていかなければならない大きな問題であるということの認識を十分持ちながら、今後取り組んでいきたいな、そのように思っているところでもございます。あと相談……、
答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)
3番目の件については、要望ということでございますので、議員の御意見を尊重させていただきたいと存じます。以上です。(発言する者あり)(聴取不能)
答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)
失礼しました。最後に、合併のことでございますが、議員おっしゃっているのは、町民の総意といいますか、合併ありきという判断はどこから生まれてきたのだと、こういうようなことでございます。今、特別委員会もつくっていただいて、いろいろ音更町の将来のあるべき姿と、こういうようなことでいろいろと論議をさせていただき、今までの経過については、省略をさせていただきますけれども、今までの中で、昨年の12月に、それぞれ抽出でございますけれども、1,200人、1千人のアンケート調査もやったというような結果もございますし、今回、そういう音更町の将来というものを考えた場合に、やはり合併の道というものも、やはりこれは、もう時の流れというようなことで押さえていかなければならないだろう。しかし、具体的に合併するということになれば、まだまだ町民の皆さんなり、あるいは議会の中で論議をする必要もあると思います。また、今までにもいろいろなシミュレーション等をつくって、ある程度仮定、想定をした中で、それぞれ地域懇談会もさせていただいて、意見としての集約でございます。総じてなかなか町民の皆さん方に一部始終を御理解をしていただくということになると、相当な中身の説明をし、御理解をいただいた上で判断をしていただくというようなことになるわけでありますけれども、いずれにしましても、音更町の方向としては、やっぱり将来合併という道を選択していくべきだと。しかし、これは合併するには、相手がいるわけでありますから、相手がいない場合、どうするのだと、こういうようなことも当然言葉として返ってこようかなと、そのように思います。これらのことにつきましては、いずれにしましても、合併するにも、具体的にいつ、だれと、こういうようなことが、まだこれからの段階でございます。これらのことにつきましては、特別委員会が議会にできてございますので、近くこれらの合併問題についての話し合いは、また突っ込んだ話し合いを少しやっていこうではないかと、こういうようなお話を聞かせていただいておりますので、そういう席で、それぞれ議員の御意見も聞きながら、また、私どもの合併のあり方なり可能性なり、そういうものを詰めながら、十分議会でも論議をしていきたいな。そういう中で、具体的に今相手がある程度決まるとか、そういうような形になってまいりますと、当然今それぞれ住民投票だとか、そういう形で、合併する、するということで話し合いを進めていく、今合併の住民投票をするというようなことで、ほとんど住民投票いたしますと、合併反対と、こういうような形になってきている傾向にございます。音更町としては、もし、そういう形になったら、今後私だけの意見だけではなくして、議員の皆さん方と十分論議を重ねながら、逆に合併というようなことにでもなれば、先にそういう住民投票なりやるという形も、逆も真なりといいますか、こういうことも必要なのかなというふうに思っております。これらの合併のあり方というのは、多くの町民にかかわる問題でございますから、いろいろな今日も議員さんの先輩諸氏がたくさんお見えでございます。そういう方々のまた貴重な御意見もいろいろ伺いながら、最終的には、合併する、しない、あるいは合併が無理だとするならば、広域連携、こういうものも考えた話が、今2、3の町村からそういう話が来てございます。ただ、現状の中では、それぞれ任意協議会をつくりながら取り組んでおられるという形の中で、音更町がその間に割り込んでいく。あるいは合併と広域連携を二つを持って取り組んでいくという形も、それぞれ町村の中では、ちょっと不自然な形になるのかな。そんな点からいたしますと、場合によりましては、合併というようなことが音更町から外れたとするならば、あるいは広域連携とかそういうもので取り組んでいく必要が、今後事務改善といいますか、そういうことにもなるのではないかなと、そのように思っているところでございます。いずれにしましても、決して町民との何らかの最終的には判断というようなことにもなれば、今まだ具体的なそういう手法等についての方向性を、音更は合併ありきという方向性を今示した段階でございますので、そういうものに対する御意見も伺うということもできますし、また、今後それぞれ十勝管内の町村の合併の状況判断をした中で、また取り組んでいくということも出てくるのかな。あまりこの考え方は、行政の一方的にならないようにも、議会のまた御意見を聞きながら、できるだけ行政と議会が一体となった中で、町民の皆さん方にあまり不安を与えないような方法の中でやはり取り組んでいくべきではないだろうかな。最終的には、議員がおっしゃるような、やはり総意、町民の皆さん方の総意というものをやはり尊重した中で、最終的な一つの判断と、そのいき方に取り組んでいくべきだなと、そのように思います。