みんなの議会

音更町議会 平成15年第2回定例会 2003年6月16日

都市公園の配置促進について

2003年6月16日、音更町議会の一般質問で、塩田潤一議員が「都市公園の配置促進について」質問し、町長 山口武敏が答弁しました。

質問者
塩田潤一 議員
答弁者
町長 山口武敏

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 5番 塩田潤一

おはようございます。5番議員、塩田潤一でございます。初めての質問でございますので、よろしくお願いを申し上げます。大きな1番でございますが、都市公園の配置促進についてでございます。一つ、ホタル公園について御質問をしたいと思います。音更町が平成13年3月に発行されました第4期総合計画によりますと、都市公園79カ所、その他の公園10カ所が整備されていると記載されています。また、公園緑地の町民一人当たりの面積は、北海道の平均を大きく上回っている水準にあると考えられます。町民の多くが住んでいる市街地における公園緑地が少なく、特に北8線以北から本町を含む市街地にかけての公園などの整備が極端に遅れていると言わなければなりません。緑には環境保全、レクリエーション、防災、景観構成などの機能があると言われています。これらの総合的な面や時代の趨勢から見ても、市街地の中において生き物や豊かな自然と触れ合うことを目的として訪れる公園をエコ・パークとして定着しております。全国に広がりを見せている現状にあります。私は、子供や孫に夢とロマンを、そして、ホタルを一度も見ていないという人たちが多い中で、消滅しつつあったホタルをよみがえらせる活動を平成4年より、もと音更農協組合長、林省三さん方と活動してまいりました。音更ホタルの会発足時より、公園の中にホタルやトンボが生息できる小川や水路を設けてほしい旨や具体的な場所を示して、ホタル公園を施工、配置してほしい旨を音更町に要望してきた経緯がございます。現在、試験的に試みている音更小学校裏側と鈴蘭公園下の水路で観賞会を実施している現状であります。ホタルを放流して次の年から自然羽化に成功しております。例年行っている観賞会には、期間3日で1,000人を超える親子連れの方や中高年の人たちが訪れ、大きな歓声と感動を胸に帰っていきます。子供たちに生き物と触れ合う場、そして多くの町民の方々に感動を与えるホタル公園を早期に着手することを強く望みます。ちなみに、観光面から紹介する町がございます。空知支庁管内に人口4,300人の沼田町という小さな町がございます。ホタルの飼育センターをも含む大規模な公園「ほたるの里」を造園してございまして、平成4年にオープン、総工事費1億5,000万、この公園を訪れる方、年間13万人、これにはホテルを利用する関係もございますが、また、この横にホテルを新設いたしました。平成5年にオープンしておりますが、その当時で建設費18億円を投入して、ホタル、また観光に関するその意気込みを感じます。よい事例として参考にしていただきたい。ホタル公園の配置について、町の考え方を伺います。二つ目、既存の森を生かした公園の配置についてでございます。音更川両岸における河岸段丘、樹林と音更神社、谷汲山における鎮守の森が既存の森として昔から親しまれていますが、市街地の周辺には耕地、防風林や小さな森が民有林として存在しております。町民が散策しながら森林浴ができる場所、また、町の中の動植物が生息する豊かな自然環境を守り、かつ優れたふるさと景観の保全などを目的に、民有林を整備して、町民全体が憩える、そして自然体験の場として活用できる公園の配置について、町の考え方を伺います。大きな2番目といたしまして、ユニバーサルデザイン住宅の普及と融資制度について御質問をいたします。「地球に優しく、人に優しく」という標語は、行政施策の基本の考え方だと思います。障害のある方や高齢者を主眼にしたバリアフリーの考え方を一歩進めて、赤ちゃんや妊産婦、そして健常者すべての人が安全で快適な生活ができるような、利便性の向上を追求していこうとする考え方でございます。現在の国土交通省も重点施策として位置づけをしております。第4期総合計画の中でユニバーサルデザイン住宅の普及を上げております。まず、この考え方を普及促進するには一定の設計基準が必要と考えますが、その基準、一般的には設計指針づくりに着手しているのか、そのための関係者による協議の場があるのかどうか伺いたい。この考え方をより一層普及を図るためには、声だけ上げても広がりません。この考え方に賛同し、住宅の新築や増改築を計画している方に工事費の一部を貸し付けをする融資制度を採用する考え方があるかどうか。また、障害を持っている方が車いす使用のためや浴室などのバリアフリー化にするため、住宅の改造費に対する補助制度をあわせて採用する考えがあるかどうか伺いたい。そして、より一層理解をしてもらうために、技術的な面や専門的なアドバイスが必要と考え、建築士、理学療法士、介護福祉士などアドバイザー制度を確立する考え方があるかどうか伺いたい。このアドバイザー制度は、ユニバーサルデザイン住宅だけではなく、広く良質な住宅を建築してもらうためにも、住宅相談コーナーなどを設けて大いに活用することも可能と思いますが、いかがか伺いたい。以上、公園問題とユニバーサル関係について御質問いたしましたが、実りある前向きの御答弁を期待いたしまして、終わります。

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

御質問ありました大きくは2点についての答弁をさせていただきたいと思います。非常に前向きというような御意見もいただきましたが、こういう経済不況ということにとりましては、人間がこの世に生きていくと、こういう上からいきますと、そういうソフト的な事業、これからより多く取り入れていかなければならない、そのような中に、こういう動植物に対する自然環境、こういうものを守っていかなければならないのかなと、そのように冒頭申し上げておきたいと存じます。1点目の都市公園の配置促進に関する御質問にお答えをいたします。まず、ホタル公園の早期配置についての考え方でございます。町内の既設公園にはホタルの生息できる広さと自然な環境を持つ公園は、残念ながら私はないと思っております。今後、一定規模以上の広さを持ち、自然環境を整える公園計画を持つことができる場合には、ホタルが生息する条件を考慮した中で設置について検討してまいりたいと思います。また、河川緑地等の公共空地においても、自然の条件下で整備可能な箇所があれば検討したいと考えております。しかし、現状では、季節によって河川の水質が低下することもあり、ホタルの生息できる環境を整えることは非常に難しいことであると、そのように承知しているところでもございます。次に、既存の森を生かした公園の配置についての考え方でありますが、既存の林地を活用できる立地条件が整うならば、緑の基本計画との整合を図りながら取り組んでまいりたいと考えております。特に市街地周辺の河岸段丘及び鈴蘭公園などの自然景観あふれる緑など、現在ある樹林は今後も保全と活用を図ってまいります。また、新たに整備する公園緑地につきましては、緑のネットワークが構築されるよう、地域の方々と協働で実施するような計画にしてまいりたいと考えております。次に、2点目のユニバーサルデザイン住宅の普及と融資制度について、一括してお答えをいたします。ユニバーサルデザインにつきましては、障害者をはじめ子供から高齢者まで、だれにでも優しい、利用しやすい快適な生活環境づくりを進めるため、第4期総合計画の中で施策の一つに位置づけ、その考え方に配慮をした公共施設の整備に努めているところであります。御質問のユニバーサルデザイン住宅の基準づくりにつきましては、先進自治体の取り組み状況を調査するなど、今後の研究課題とさせていただきたいと思います。また、融資制度につきましては、現在、低金利の状況が続いていることから、従来どおり住宅金融公庫等の融資制度を有効に活用していただくことでユニバーサル住宅への誘導も可能と思われますので、御理解をいただきたいと存じます。住宅アドバイザー制度についてでありますが、住宅に関する御相談は、通常業務の中でお受けする体制となっておりますし、実際に住宅を建築する段階では、ハウスメーカーや設計会社からの助言や情報も得られる時代でもあります。今、音更町にこれら住宅担当職員の中には、4人の建築士の有資格者がおりますので、こういったこれからのアドバイザー制度といいますか、積極的に取り入れた中で、町民にも知らしめ、また、直接の助言、指導もしていくような体制で今後取り組んでまいりたいと、そのように思うわけでございます。ユニバーサルデザインの関係につきましては、お話によりますと、塩田議員さんも帯広市のこれを作成する段階で、何か携わっておられる大ベテランであるというふうにお聞きしているところでもございます。意味合いは、バリアフリーとか、あるいはユニバーサルと、こういう横文字になっておりますけれども、要するに子供も高齢者の方も、あるいは障害を持つ方も、道路につけ公共につけ、あるいは個人住宅につけ、すべてがこういうことを基本に捉えた中で取り組んでいかなければならない。これは、絶対的な今後必要とするものでありますし、その辺が公共施設をつくるものにとっては、当然のごとく配慮をしていかなければならないというふうに思います。ただ、それを否定するわけではございませんけれども、私もちょっと時間があるときには、我が家も相当がたが来ておりますので、いろいろな住宅のモデル住宅行きますけれども、今すべてがこういうユニバーサル、バリアフリー、こういったものを十分考慮されたものでなければ家でないような、何かそのような感じすらする、非常に高度な技術を使われてやっておられるというのが一般的でございます。いずれにしましても、こういったものにつきましては、音更町でこれを取り上げて、まだその時期にはちょっと至っていないのではないかなと。そのようなことからすれば、先ほど申し上げましたように、やはりこれらのことにつきましては十分研究をしてまいるとともに、とりあえずやろうとしてできることは、この住宅に対するアドバイザーシステム、これあたりも単に役場の職員がということだけではなしに、町民の皆さん方に、家を建てる前に一度御相談に応じると、そういうようなことも必要なのかなと。ただ、複雑な関係につきましては、民間が入ってまいりますと、その辺の利害関係といいますか、やはり建築を携わる云々というようなことがあるものですから、非常に難しいのかな。だとすればやはり、行政あたりがそういう、最近の建築技術を得た人方との合同の何かそういう制度的なものを考えるべきなのか、この辺のところを先輩格である帯広市さんがそういう形をとってございますので、十分その辺のところを参考にさせていただきながら、遅ればせながらでもございますけれども、是非取り組んでいきたいなと、そのように思います。あとまた、ホタル公園の関係につきましては、先ほどのお話ししたことに尽きるわけでありますけれども、実は私もその会員でございまして、会費が今少し滞っているのかなとも心配しているわけでございますけれども、今までホタルの会の皆さん方の、小学校の裏にしましても、あるいは鈴蘭公園、あるいは開発建設部の御理解もいただいて、町も幾分の補助をしながら、会の皆さん方の積極的な働きかけによって、後々の管理までしていただいているというようなことでございまして、非常に感謝をしていると同時に、やはり先ほど議員がおっしゃったような、夢と希望、あるいは動植物、人間本来の、あるいは車社会のと、こういう考え方だけではなしに、やはり人間中心の今後自然社会をつくっていくと、そういう点からいきますと、こういう、小さなことでありますけれども、こういうホタルの公園なども非常に結構なことだなと。本当に私どもも昔懐かしく思うところでもございますので、一挙にはできませんけれども、それらの箇所づけ、あるいは今後そういう動植物の繁殖ができる、技術的なものもございますので、そういうホタルの会の皆さん方の御指導もいただきながら取り組ませていただきたいと思います。以上でございます。

再質問 5番 塩田潤一

再質問でございますけれども、今やはり、なぜホタルかという問題が出てくるかと思ってございます。やはり、ホタルそのもの自体は、そんなにきれいな水でなくても生育をするということになっております。しかし、一般的に見る方々のイメージというのは、清潔、きれいな、そういうものを感ずると思います。やはり、ホタルを飼育、生育させていくということは、その町のPRにもなるのではないかなと思ってございます。先ほど沼田町の事例を言っておりますけれども、やはり最終的には沼田町はホタルだけで13万人でございますけれども、全体的な観光は35万人来ると言われております。そういうやはりイメージづくり、ここには農業関係の方々の議員もおられますけれども、当時、前会長の林さんは、将来的にはやはりクリーン農業の方向に向かわせるためにはやはり、ホタルのイメージアップづくりというのが必要ではないかなと、そういうことも言ってございますし、私も同感だと思ってございます。また、今、半歩ぐらい、町長の答弁をお聞きしますと、半歩ぐらいちょっと進んだのかなという感じをいたしますけれども、私は、この公園づくりにつきましては、新規事業ということでなくてもいいと思っております。また継続の形でもいいと思っておりますし、規模については、近隣公園でも地区公園でも運動公園でもいいと思ってございます。前段の既存の森の問題も含めまして、その辺も併せて柔軟な考え方で対応していただいて構わないと思ってございます。私はやはり、水路と飼育センター的なものがあれば、どこの公園でもいいのかなという感じをいたします。その点、是非御検討願いたいと思ってございます。また、ユニバーサルデザインの関係につきましては、一度はやはり帯広がかなり全国的に先駆けてやってきてございます。その意味では私もちょうど、立場上、そういうところにおりましたので、関わってまいりましたけれども、かなり、何十棟と、融資制度を利用いたしましてつくっているというのがございますから、逆にモデル住宅よりつくられた、融資を受けられた方の住宅を是非見ていただければありがたいなと思ってございますが、非常に、段差がありませんし、スロープですし、ドアは全部引き戸でございますし、そういう点ではすごく、住みやすいといいましょうか、快適。小さな赤ちゃん方が来ても全然心配いらない。そういうような住宅がかなり建ってきております。非常にそういう点では、今後の、将来のあるべき住宅の姿が見えてきております。それに伴いまして、当然、道路や公園につきましてもユニバーサル化が具体的になってきております。そういう意味からしまして、是非、非常に、何とか皆さんが研究していただいて、少しでも早い時期にユニバーサルを勉強していただければありがたいなと。その中に私も加わらせていただければ、是非うれしく思っております。そのようなことで、よろしくお願いをしたいと思っております。以上です。

再質問 5番 塩田潤一

ええ、答弁があればあれですし、なければ要望でいいです。

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

何かあればということでございます。何も言わなければ何もしないという誤解を受けてはいけません。今、議員からそれぞれの経験を通じての、ホタルなり、あるいはユニバーサルの経験というようなことで御示唆をいただきました。お話にありますように、一挙に何事もというわけにはいかないというようなことで、先ほど申し上げましたように、これからといいますか、もう既にこういうことが当たり前のごとく行われてきつつあるわけでございますから、行政としてもそれに乗り遅れることのないように、そういう体制なり、あるいはこういう協議に対する指導なり、そういうものも取り組んでいくような方法論について十分研究させていただき、また、それらについての経験の御示唆をいただければと、そのように存じます。

出典:音更町議会 平成15年第2回定例会 2003年6月16日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる