みんなの議会

音更町議会 平成13年第4回定例会 2001年12月17日

保育所の民営化について

2001年12月17日、音更町議会の一般質問で、後藤良勝議員が「保育所の民営化について」質問し、町長 山口武敏、助役 藤井勉が答弁しました。

質問者
後藤良勝 議員
答弁者
町長 山口武敏、助役 藤井勉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 25番 後藤良勝

それでは、通告に従い質問をさせていただきます。1問目は、保育所の民営化についてであります。さきの民生常任委員会・議員協議会において、保育所の民営化を当面平成15年度を目途に市街地に1カ所をモデルケースとして、運営業務委託方式で実施したい旨方針が示されたところであります。保育所の民営化については、これまで一般質問を初め多くの場面でその必要性・効果・課題について議論されてまいりました。そして、本町における行財政改革の主要検討事項として一定の方針が示された今、過去の論議との重複を避け、民営化実施までの間に取り組まなければならない課題について考え方をお伺いいたします。1点目は、モデルケースとして民営化を図る公設保育所の職員の処遇についてであります。職員にしてみれば、職場が1カ所減るということであり、適正な人事異動による配置転換をどのように行おうとされるのか、お伺いいたします。2点目は、民営化によって生じる公設保育所と、民営化された保育所の職員の勤務条件面での格差是正をどのように進めようとされているのか、お伺いいたします。3点目は、民営化が実施された場合、既存の公設保育所との間に生ずる保育内容面での格差解消についてであります。民営化された保育所は、民間の利点を生かし、経営や運営努力によって改善していくことでありましょう。一方、既存の公設保育所は、旧態依然として画一的な保育内容であるとするならば、その格差はますます大きなものになるはずであります。2問目に、過去の一般質問等において検討、あるいは実施する、あるいは他の機関に要請すると答弁のあったものについて、その後の取り組み状況をお伺いいたします。小針豊議員が平成9年12月の議会において、環境基本条例の制定をし、基本計画の算定に着手する考えはないかという質問に対し、町長は早い時期に制定・策定しなければならないと考えているが、町民の責務、事業者の努力義務、行政の指導・監督権など課題が多いため、慎重な対応を取らざるを得ないと答弁されております。その後どのように作業が進められているのか、お伺いいたします。二つ目に、真田議員が平成11年9月、一般質問をされております。遊休地の管理、草地条例の制定をすべきだと、現状どう認識し、その対応はどうしているのかという質問に対して、町長は、当面は火災予防条例の中でもう少し行政指導を続けるが、生活環境安全条例的なもので指導・忠告なりを入れて考えてみたい、このように答弁されております。その後の状況をお伺いいたします。11年12月の議会で、私が十勝エコロジーパークに町民が冬楽しめるスポーツ施設をつくる考えはないかという質問に対して、町長並びに建設部長が、町としても冬期間の積極利用を図っていただくべく、北海道に要請すると答えておられます。その要請された内容と結果についてお伺いいたします。四つ目に、平成12年3月、山本忠淑議員がクリーン農産物生産への取り組みの中で、家畜の排泄物の一部を利用し、完熟堆肥を生産する町独自のリサイクル施設などの研究をする考えはないかという質問に対し、町長は、リサイクルを図る観点から、土づくりに活用できないか、搬入搬出コストなど、具体的可能性について関係団体を初め内部で検討を進める、このように答弁されております。五つ目に、12年3月、私のごみのポイ捨て防止条例の制定について、町長は、罰則規定の難しさはあるが、広域的な観点から北十勝4町で協議をしていきたいと、このように答弁されております。六つ目に、宮原議員が平成12年3月、使用料・手数料の町長が特に認めた場合という減免規定の取り扱いについて質問をされております。町長は、今日の社会経済情勢から、減免基準の考え方を整理した中で検討したいと、このように答弁されております。七つ目に、小針豊議員が平成12年の9月の定例会で信号機のある町道の住居表示を設置すべきの考えを聞いております。町長並びに部長の答弁もありましたが、まず信号機のある町道に対して、積極的に設置したい。また、信号機のないところも、その後引き続き設置したい、このように答弁されております。その後の設置状況及び未設置箇所の計画はどうなっているのか、お伺いしたいと思います。八つ目に、私が1年前、12年の12月職員の倫理規程の制定について考えをお伺いしました。このとき町長は、現在調査検討中であり、早急に職員の倫理に関する規程を制定したいと答弁されております。以上、8項目について、改めて考え方を問うものではなく、答弁をされてから長いもので丸4年が経過していることから、私の質問の趣旨を御理解いただいて、その後どのように検討処理されたのか、この点についてのみ簡潔にお答えをいただきますようお願い申し上げて、質問を終わります。(拍手)

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

1点目の保育所の民営化に関する御質問にお答えをいたします。最初に、公設保育所職員の身分保障についてでありますが、民営化の実施に当たりましては、他の保育所への異動を基本に、保育士に不利益が生じないよう対処してまいりたいと存じます。次に、勤務条件の面での公私格差についてでありますが、運営業務の受託者は、給与規定や就業規則など労働基本法を遵守した中で、保育士の意欲と協力をもって町民の信頼を得られる保育業務を遂行しなければならないもので、町といたしましても事業者の選考方法などには十分な研究が必要と考えております。また、新たな保育サービスを加えていく場合には、労働強化にならないよう配慮してまいりたいと存じます。次に、保育内容の面での格差の解消についてでありますが、保育の内容は、公設民設を問わず国の保育指針において保育年齢に応じた心身の健康、周りとの人間関係、身近な生活環境、言葉の獲得、感性と表現の五つの領域が定められており、各保育園では、この指針に従い保護者の意見や要望を取り入れて年間の保育計画を立て、保育活動を実践しているところであります。このことから、民営化いたしましても、内容の面では公民の格差が大きく生じることはないとは思いますが、ただ保育活動では、民間の発想や工夫、柔軟性などをもって特色ある保育園づくりが期待される一方、町の保育園においても保育活動を点検し、それぞれの保育園の活性化を図りながら公と民との力が合わさった中で、保育サービスの向上につなげていきたいと思います。特に、議員が心配されております職員の関係でございますけれども、一旦この保育所が、これから市街地の中で1カ所選定した中で、それぞれ父兄なり理解をいただいた中で決めていきたいと、そのように思っておりますけれども、職員の身分等につきましては、その1カ所については全員、保育の者は町の職員の方に戻りまして、新たにこの委託を受けた保育園の経営等については別途採用する、あるいは今、臨時、あるいはパート的な保母が、その民間のところに希望したいという場合には、努めて面接の結果、できるだけ多く採っていただくと、こういうようなこともお願いした上で、民間委託という手法を採っていきたいというふうに思っております。次に、私がこれまで一般質問で答弁した8項目の、その後の履行状況についてのお尋ねでございますが、この8項目に限らず、私といたしましては議員皆様方からいただいた御意見、御提言の中で、将来のまちづくりにおいて必要、あるいは是非やってみたいと思われるものについては、誠心誠意取り組んできたところでありますが、実現のためには相当の条件をクリアしなければならないもの、慎重な対応が必要なものなどもあり、現状においては答弁のようには至っていないものもありますので、この点をあらかじめ御了承いただきたいと存じます。まず、環境基本条例の制定、基本計画の策定についてでありますが、環境問題は、身近な生活に関するものから地球規模に至るものまで、今日的課題としてその対策が叫ばれているところであります。良好な関係を維持するばかりではなく、私たちが日常生活を営む上で潤いやゆとりが感じられるより快適な環境を育み、次の世代へしっかりと引き継いでいくことが私たちの責務であろうと存じます。国においては、平成5年に環境基本法が制定され、また道においても環境基本条例の制定と基本計画が策定されており、本町といたしましては、当面、これらに基づき環境対策に取り組むこととし、条例の制定や計画の策定につきましては、状況を見きわめながら検討してまいりたいと存じます。次に、空き地の草刈り条例とごみポイ捨て防止条例につきましては、一括してお答えをいたします。住宅地に点在する空き地の雑草や道路等に無造作に捨てられている空き缶、たばこの吸い殻などが町全体の美観を損ねている大きな要因となっております。清潔で美しい町を創出するために、こうした一人一人の身勝手な行為をなくしていくことの積み重ねが必要であり、環境美化向上への取り組みに対する条例制定の意義は大きいものと考えております。ただ、強制力や罰則規定を有する条例化には困難性がありますが、雑草刈り取りの励行、ごみ・ペットのふんの持ち帰り、更には、家庭ごみ等の排出日、排出場所の遵守などを含め、清潔なまちづくりの町民の行動指針として、また町民に対する啓発、指導のための条例を制定してまいりたいと考えておりますので御理解をいただきたいと存じます。特に、こういう環境問題等についての、最近は各町村で一つ一つに対する条例化、そういうきまりをつくっているという傾向にございます。本町といたしましても、これらの必要性というのは十分考えているわけでありますけれども、これを条例化したとて、即それが実行されるというのも現実の問題難しい。これは一つの個々の精神論といいますか、物に対する一つのモラルの問題でないかな、そのようにも思うわけでございます。特に環境等につきましては、今、クリーン作戦ということで春と秋、できるだけ町民の方々の色々な今の段階は団体等でございますけれども、強いては全町民を挙げて、そういう年に何回かのクリーン作戦に参加をしていただき、そういう一つの環境問題なり、ごみなり、そういうものに対してできるだけの関心を高めていく、そういう中で条例化をしていくということも必要なのかな、条例化するということは、即それらの従った運動なり活動なりというものが、町民の中にやはり浸透されていかなければならない、ということも考えてございますので、これらの必要性というようなことについては、そんなに私なりにも感じているわけでありますけれども、それを制定することによってどの程度町民の中に波及し、そしてそれが守られていき環境が美化されていくか、こういうようなタイミング的なものもあるのかな、そんなことも考えております。いずれにしましても、これら一つ一つの条例化というよりも、先も議員がお話といいますか、前回の答弁の中にもありましたように、何か生活環境安全条例といいますか、そういう大きな一つのくくりの中に空き缶の問題だとか雑草の問題だとか、やはりそういうものを条例の中に一つの項目としてうたい、そしてそれらの一つ一つの規定そのものが規則というような形の中で定めていく、こんな方法が採れないのかな、そんなことも今、模索をさせていただいているところでございます。次に、十勝エコロジーパークに冬を楽しめるスポーツ施設の道への要請状況についてでありますが、十勝エコロジーパーク計画は、平成9年度に約409ヘクタールを都市計画決定し、このうち141ヘクタールを道立広域公園として現在整備中であります。整備計画策定においては、国、道、管内全市町村、各市民団体等、官民一体となって計画立案しているところであります。道立広域公園は、平成10年度に事業着手し、平成18年度完成を目指しているところでありますが、広域公園の通年利用について、現地でエコロジーパークを語る会、道立広域公園の利用管理運営を考えるなどのワークショップを開催し、現地との整合性を図りながら検討している状況であります。御質問の冬に楽しめる施設につきましては、これらワークショップ、更には1市5町連絡協議会、十勝エコロジーパーク推進協議会などから道へ要請しているところであります。今のところ、主たる冬の利用として歩くスキー、築山を利用したそり遊び、また大池を利用したスケート遊び、この大池はおよそ1ヘクタールぐらいの面積というふうに考えております。などの冬の利用が話題とされている状況でありますので御理解をいただきたいと、そのように存じます。中には、広い河川敷地をつくって、スノーモービルというような意見もあるようでありますけれども、あそこは野鳥等が参りますので、これは返って妨げによるというような話も内容としては話されているところでもございます。次に、家畜排泄物の一部を利用して完熟堆肥を生産する町独自のリサイクル施設の研究についてでありますが、内部で十分検討をしてきた結果、その必要性は十分認識しておりますが、現状ではふん尿と生ごみを取り込んだ堆肥化につきましては、堆肥の質や利用量の限界、においの問題、あるいはコスト面などの問題を抱えております。これらのことにつきましては、実際には本州方面ではかなり進んでいるところもあるわけでありますけれども、北海道といいますのはどうしても冬があるというようなことで、どうしても暖房料等の経費がかさんでくる、あるいはこれで作った堆肥そのものを、やはりハウス栽培といいますか園芸栽培、本州あたりはこういうものが盛んに小さな面積の中で色々な園芸ハウス栽培等が盛んに行われているわけでありますけれども、これらの堆肥として使うということになりますと、なかなか畑作に1反何十町というようなことにはなかなか現実問題利用するということになりますと、非常にコスト高になるということから言って、なかなかこれらの費用対効果といいますか、こういうことが非常に難しいところにもあるわけであります。ただ、採算性ということだけではなくして、やはりリサイクル化していくというような重要なものもあるわけでございますけれども、最近は大型化というよりもそれぞれ家庭ごみそのものを有機質肥料というような生産手段として、そういうものが色々と開発されてきているようでもございます。いずれにしましても、現時点でその必要性はわかるものの、なかなかこれらを一つの企業化していく、あるいは経営化していくということになりますと、現実の問題として非常に難しい一面があるのかな、そのように現在のところ思っているところでもございます。次に、使用料・手数料の減免規定の取り扱いについてでありますが、現在町内の関係課で検討しているところであります。特に、コミセン等の会館、ふれあい交流館、総合体育館や温水プール等の体育施設、文化施設などの利用料の減免規定の統一に向けて検討を重ねております。また、電気料や燃料費などの負担のあり方について、他町村の実態を参考にしながら取り組んでまいりたいと考えております。次に、町道の信号機に住所表示を設置する件についてでありますが、住所表示板につきましては、昨年から計画的に町道の信号機に設置しております。昨年度は3カ所で8枚設置し、今年度は6カ所で22枚の設置を予定しており、来年度は残りの12カ所で29枚の設置を計画しております。なお、国道の信号機につきましては、昨年度において信号表示板が設置されたところでありますが、道道の信号機につきましては道に要請しておりますが、まだ実現に至っていないところであります。また、信号機のないところの住所表示のあり方については現在検討中でありますが、来年度までに考え方をまとめたいと考えております。最後に、職員の倫理規程についてでありますが、制定に当たりましては実効性が上がる方法で取り組みを進めたく、年度内に規程の素案を作成し、趣旨等の啓発をも兼ねて庁内にて検討することとし、平成14年度早々には規程を制定し実施したいと考えておりますので御理解をいただきたいと存じます。なお、2問目にいただいた先の答弁に対するその後の進捗状況といいますか、こういうことでの確認の御質問であろうと、そのように思います。ただ、正直申し上げて、私どもも色々な議員さんから御意見・提言等をいただくわけでありますけれども、それはそれなりにその必要性があり、ただ、今すぐできるかどうか、こういう予算的なもの、あるいはその内容によっては事前にそれらを実施するに当たっての調査なり、それらが実効上がるような体制づくりというものもやっていかなければならないのかな、そのようにも思っているところでもございます。いずれにしましても、私どもの回答の中には検討という言葉が非常に多く使われます。場合によっては、これは無理だなと、しかし悪いことではない、提言としては十分値するというようなものについては、今すぐできなくても私どもの答弁の中ではどうしても検討という一言で、二文字でくくられてしまうというようなことがございます。先般もこの質問をいただいて、庁議の中でも色々と職員とも話したわけでありますけれども、やはりこの言葉というのは調査研究なり、そうかと言って肯定か否定かというようなことだけでいきますと、やはり難しいという言葉になってしまいますと、これはできないというようなことになるわけでございます。そんな意味で、私どもも決してこれも検討で全てが逃げているということではございませんけれども、ただ言葉の使い方としては今、申し上げたようなことで、やはり尊重するばかりに一つの検討という言葉で使わさせていただいているということもひとつ御理解をいただきたいと存じます。以上でございます。休憩(午後 0時03分)

質問 25番 後藤良勝

まず、民営化に対する職員の身分保障、労働条件の保障、この件について一つだけお伺いします。民営化の方針を打ち出すに当たって、現場の職員、あるいは職員組合等当然協議をされたと思いますが、その中での協議、どのような内容で合意しているのか、お伺いしたいと思います。それから、保育内容の格差についてでありますけれども、先ほど町長は5本の基本的な柱で互いに公私とも運営をしていくので、そんなに格差は生まれないだろうというような意味合いのことをおっしゃいました。私どもの会派で、昨年滋賀県の甲南町へ視察に行ってまいりました。この研修報告を町長初め担当部長にまでお上げしておりますので、お読みいただいていると思いますが、この甲南町は人口2万人、ちょうど音更町の半分であります。甲賀忍者発祥の地ということで、周りは山に囲まれて静かな町でありますけれども、ここでは早くから民営化に取り組んでおりまして、のぞみ園という民営化された保育所が運営されております。そこでは、保育時間は午前7時半から、午後は6時半まで。そして、毎週土曜日の保育も行っております。土曜日の保育に当たって、必要であれば軽食の提供もしている。更に、地域に開かれた保育園づくりを目指していて、のぞみ園の庭を地域住民に開放したり、お母さん方を対象に子育て講座を開いたり、併設されている支援センターでは、臨床心理士の有資格者を配置して、育児相談や子育て電話サービスなどを行っております。こののぞみ園の今井園長さんは、私どもの将来的な展望として、保育時間は時間帯によっては延長することによって必要とあらば朝食、夕食、更に、入浴サービスも視野に入れていると。更に、障害児保育については、関係する施設、あるいは学校へのアプローチ、卒園後のサポートも行っていきたいと。更に学童保育、高齢者とのかかわりも維持していきたい。もう一つは、来る超高齢社会に対応するために、地域の拠点となる保育園を視野に入れていると。ここまで将来展望を描いて努力しておられます。このように民営化するということは、保育ニーズの多様化に柔軟に対応するということであります。したがって、看板だけを町立から法人名に取り替えて、保育内容は従来と大差ない画一的な運営で終わることのないように、しっかりとした委託先の選定をお願いしたい、そう思います。それから、逆に民営化することによって、私は一つ危惧することがあります。それは、担当の方からいただいた資料に載っておりますので御存じだろうと思いますが、東京の三鷹市では、規制緩和によって企業に公設民営委託をしております。実に三鷹市直営の場合の約半分の費用で運営できる。半分までいかなくても、相当費用についてはやり方によって節約できるのだと思うのですが、問題は経費を節減することによって、職員の勤務状況が劣悪になったり、あるいは質の低下を招かないかな。例えば、給食の食材の低下です。こうした質の低下を招かないために、町が保育士の勤務状況を確認したり、食材の購入先や価格、風評に押されて豚肉ばかり食べているのでなくて、ときには牛肉も取り入れるとか、給食の内容まで細かくチェックするシステム、これを構築していく必要があると思います。この点について、再度お伺いをしたいと思います。それから、次に、2問目の答弁の履行状況についてでありますけれども、先ほどの答弁を伺っておりますと、それぞれの8項目の質問された時期、そのときの質問内容とほとんど変わっていない。私は今回、この質問をするに当たって約4年間の議事録を一般質問に限ってですけれども、ずっと読ませていただきました。大まかに拾っただけでも20件を超えております。その中から今回8項目に絞って、例を挙げて質問させていただいております。今回の質問の趣旨は、それぞれの項目の実行せよと言っていないのです、私は。なぜ手つかずで放置されているのか、それを問いただしているのですよ。先ほど御丁寧に御答弁いただきましたけれども、悲しいかな議事録と同じ内容の答弁がほとんどであります。答弁書は基本的に担当課で作成して、それを取りまとめて、最終的には町長は目を通すわけですよね。そこで、これは何とかできそうだというものについては検討したいという表現になるのでしょう。そして、質問の時点で今手をつけているものについては、少し早い時期に実施したいと、こんなような答弁になるのかと思います。例えば、職員の倫理規程についてなんかは、まさにそうでしょう。1年前に私が質問したときには、手をつけていたはずです。だから、町長は早期にと答えているのだと思います。それが、何ら進展していない。つまり、担当者が答弁つくるわけですから、担当者から町長までは意思の確認をされているはずなのです。それが放置されたままになるということは、質問する我々はどう受け取ればいいのですか。私は、この状況を永年許してきた議会側にも責任の一端はあると思います。今後、私どもも質問のあり方というものを今一度考え直す必要があると思います。しかし、何回も言うようですけれども、総じて言えることは、4年分の議事録を拾い読みではありましたけれども、目を通してみて感じることは、質問を何とかかわそうという、その場だけ逃れようという、そういうものがありありと受け取れるのです。そういう姿勢がこういう結果を招いたのではないかと私は思います。4万人町民のまちづくりは、ここ議会から始まるのです。まちづくりの根幹をなす議場で、答弁されたことが履行されないでどんなまちづくりをしようとおっしゃるのですか。私は、言葉はきついかもしれないけれども、はっきり申し上げて議会軽視だと思います。このような状況をどのようにとらえて、町長はどう改善していこうとされるのか、お考えを改めてお伺いしたいと思います。それから、8項目のうちの2点ほど、個別にちょっと再質問させていただきます。4番目の項目、山本忠淑議員の家畜の排泄物の有効利用について、先ほど町長の答弁では、内部で検討されたと。私は、この問題は非常に大きな問題だと思うのですよ。それは職員の皆さんは日常勉強されているから、内部の検討で判断ができるのかもしれない。しかし、前回、山本議員が質問されたときの答弁に、町長も関係機関等とも、そうおっしゃっています。もっと研究機関、あるいは今、企業も相当力を入れてきておりますから、企業等々から情報の収集を行うなど、もっと積極的にもう一歩、一段上がった視点で私は検討するべきだろうと。実際、先ほどの答弁で町長は、まだ質、あるいは臭い、暖房のコスト、こういった課題があるのですよと答弁されました。これは臭いだとか、バクテリアを利用してもう今は臭いは余りしないのですよ。暖房コスト、これだって堆肥化するのに北海道は寒い。肉牛はともかく、乳牛に至っては水分が多いわけですから、そういう面で暖房コストも高いと町長はおっしゃったのでしょうけれども、これだって今、もう改善されております。2年前に民間企業が既に開発しております。だから、こういう情報ももっと積極的に取り入れて、実現できないかどうかを検討して欲しいのです。机の上だけで処理はして欲しくない。私はそう思います。それから、前回、山本議員が質問の中でも言っておりますように、そのシステムによっては、おがくずだとか生ごみの活用も可能なわけです。おがくずの消費拡大、更には生ごみの焼却処理、こういった問題をこのシステムの中で、堆肥化のシステムの中で活用していく考えはないのか。特に、生ごみに至っては、本町は十勝川温泉という宿泊施設、そのほかにも施設ありますけれども、抱えています。それから、学校を初めとする公共施設、こういうところで生ごみが、あるいは食べ残しがたくさん出るはずです。この処理をいかにしていくか。この堆肥化システムとあわせて考えていくべきだと、こう思いますのでこの点の考え方をお伺いしたい。それから、家畜ふん尿の堆肥化を考えるときに、堆肥化されるまでの過程で熱が出ます。高ジェネシステム。それから、もう一つは、メタンガスが発生します。このメタンガスのエネルギーとしての活用、ここまで踏み込んだ対策、家畜ふん尿処理というものを考えられないのか、この点もあわせて考え方をお伺いしたいと思います。それから、もう1点、先月の7日から4日間にわたって帯広市で畜産における温室効果ガスの抑制と利用に関する国際会議が開催されました。この中でも言っておりますし、協賛事業として士幌町でバイオガスサミット2001というのが開かれました。この中で、士幌の小林町長は、バイオガスプラントの建設を目指している、地球環境を守る農業確立のために、全力を挙げたいと力説されておりました。これは北十勝4町振興策として位置づけられているのです。したがって、本町とのかかわり、これはどうなっているのか、お伺いしたいと思います。それから、もう1点、ごみのポイ捨て防止条例ですけれども、先ほどの答弁では、制定しても実質的な効果が望めないのであれば意味がないだろう。したがって、方法を変更して、クリーン月間作戦にその考え方を盛り込みたいと、こういう意味合いの答弁をいただきました。御存じだろうと思います。これは1年前の新聞の記事でありますけれども、富良野市臭いてポイ捨て条例が制定されました。富良野では自販機を設置した販売者への空き缶などの回収容器設置義務、こういうものもあわせて制定しております。そして、違反者には罰則規定を設けております。罰則規定は市長が違反者に勧告し、従わない場合には10万円以下の罰金を科すと、こういう内容になっております。この対象者には、旅行者も含まれております。確かにごみを投げる、あるいは投げた方を一々市や町に報告して勧告してもらって、従わない場合に罰金をいただく、こういうことは現実には難しいと思います。しかし、自販機の設置者に対する設置義務、こういうものは明らかに私は効果が上がると思います。実際にジュースを買いにいって、空き缶を捨てるところがなければ、自販機のそばにみんな置いていくわけですよ。そういう光景を私も何回か見ております。ある程度私は効果は望めると思うのですね。そういう意味合いから、再度条例を設置する考えがないのか、お伺いしたい。それから、もう一つ、前回の私の質問のときに町長は、広域的な取り組みをすることで、その意義も見出せると。したがって、北十勝4町で何とか考えていきたいと、こうおっしゃっています。この広域的な取り扱いという考え方はどこへ消えてしまったのかな。この広域的な取り扱いについても、改めて御答弁をお願いします。それから、この条例制定を見送って、先ほど町長はクリーン月間の事業の中で町民の意識改革を図っていきたい、そうおっしゃいました。私も参加はしておりますので、大体状況は把握しているつもりです。それは、クリーンタウン音更の会が主催する事業で、今年で4年目ですかなります。この事業を今年の4月の臨時議会臭いて、町長の選挙後の執行方針の中で町民とのパートナーシップによるまちづくり、これを手始めとしてクリーン月間を定めて10月から行いたいと、執行方針の中でこう述べております。そのときに私は、この環境美化活動を町民総意で進めたいということであるけれども、これでは住民一人一人に浸透しませんよと。月間を定めたり、1年に1回か2回ごみ拾いに参加したぐらいで、日々町の美化に対する住民の意識が持ち続ける、維持し続けるということにはなかなか結びつきませんよと、もう少しこの月間行事を形を変えて実施する考えはないのかと、そう私は聞いたつもりであります。しかし、今年の月間行事を見て、この実施要領を昨年と比較して、何ら変わってないじゃないですか。参加団体が1団体ふえている。その期間を1週間延ばしただけですよ。そして、実際に行われたごみ拾いの活動というのが全然見えてこない。町民挙げてというスタイルに当然なっていない。この事業はこの事業として、私は非常に敬意を表したいと思いますが、町がその事業におんぶして、町もやっていますよというそういう姿にはなっていないし、民間がやる事業に対しては、それはそれでお任せすればいいのですよ。自主的にやっているのですから。町としてやらなければならないことはどういうことかということを考えて、私は取り組んで欲しいなとそう思います。そこで、今年度、音更町としてこのクリーン月間に新たに取り組んだ部分、予算的なものも含めて。それは何でどこにそれがあるのか、お伺いしたいと思います。以上で、再質問を終わります。

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

再質問にお答えをするといいますか、非常に私どもも謙虚に厳しい意見であるということと、これからも私どもは各議員さんからもいただく一般質問に対する答え方も、場合によっては変えなければならないのかな。やはりできないものはできない、難しいものは難しい、時間がかかるものはかかる、場合によっては時と場所まで、時間まで示すような考え方でなければ、はっきりお答えの中で検討という言葉も考えなければならないのかな、謙虚に私は今、そんなようなことを思いながらお話を聞かさせていただいたわけでございます。このお話につきましては、先ほどの答弁の中で決してそれぞれのいただいた御意見、これは提言として、あるいは音更のまちづくりとして大切なものであると。ただ、それがいつ、どういう形の中で執行の中に生かしていくか、こういうようなものもございますし、議員がおっしゃったように、各26名の方々から色々な角度から御質問をいただきますし、またその一つ一つをお聞きしますれば、まさしくやりたいけれども、なかなかそこまで到達しない、そういうものもございますし、また一つの文化といいますか、精神論的なものということになりますと、かなりのやはり関心を考え、その精神を自分なりに感じ取る、こういうものを一つの教育的な作用の中でそういうものが育っていくのかな。1回やったから、言ったからといって、必ずしもそれが実践の中に生きてくるものでもございませんし、やり方、その手法等についての手ぬるさというか、そういうものが感ずるものがあるのかもしれませんけれども、やはり最後は決まりではなくして、人個々の生き方、感性なりそういうモラル、こういうものが感じ取られてこそ、初めてそういうものが育っていくのではないかな、そのように感ずるところでもございます。議員もこの8項目を特にと、過去4年間にさかのぼってお調べのようでもございますけれども、私どもも先ほどちょっと回答させていただきましたが、全部8項目も白紙に近いというものではございません。正直申し上げて、私がここで物申すということは、職員は私の言ったことに対して責任を持って行政の中に生かしていく、これがやはり職員と私との関係だろう。ですから、私もできもしないことを自分の立場だけで物事判断することなく、やはり今の行政の実態といいますか、こういうものを十分考えて物を申し上げて、それぞれの質問にお答えをしているということでございますので、その辺は御理解もいただきたいと思いますし、しからば先ほど一つ一つの中でのお話をいただきましたけれども、職員も、また私自身も含めてこの一つ一つに対するお答えの中身が、本当に行政の中で実践されていくのかというようなことでございますけれども、8項目いただきましたけれども、私は答えの中での4項目については、およそ具体的に職員の倫理問題につきましてももう要綱ができて、本当にある程度最終的な庁議の中で図っていくという段階にもなっておりますから、およそ全てが全てこの8項目のうち4.5ぐらいでしょうか、今、一つの動きがあるという考え方でもおります。また、第4期の計画の中でパートナーシップ、言うなれば、まちづくりは町民も行政も一体となった共同経営だよと、こういう考え方の中で努めて私どもも行政だけの一方交通だけではなくして、やはり町民の身になってというだけではなしに、町民の声を聞いた中で具体的な施策の中にやはり取り入れていきたい、これが一つの精神として職員もそういう考え方で取り組んで欲しいということを常日ごろ言っているわけでございます。そんな中で、実際にクリーン作戦、環境問題ということになれば、そういうようなことでたしかこれで3年がたったのかな、そのように思います。なかなか思うようにいかないというのが正直なところでもございますし、どうしても団体だとかそういうところが中心になってしまって、なかなか一般町民個々にと、いうところまでなかなか浸透していないのが実態だというふうに私自身も感じております。将来的には、それもいつまでというようなことではないですけれども、基本的にこれから考えていかなければならないなと、そういうふうに思うのは、やはりこれも福祉だとかこういう環境問題だとか、そういう広い意味ではまちづくりといいますか、こういうようなものにつきましても、一部相互扶助という人間同士的なものもございましょうし、また町民の皆さん方のお力を借りながら、このまちづくりを進めていくということは、その一番先頭に立っていただきたい。今後こういった一つのパートナーシップを育てていくということは、やはり私は町内会を一つの単位にして考えていかなければならないのかな。それまでの間、年に2回というようなことで、このクリーン作戦というようなことで協力をいただいているわけでございますが、正直言ってなかなか1年1年の実績が広がりを見せて、また多くの方の参加をいただく、まだそこまで達していないのも事実でございますけれども、その辺私どもといたしましては、そういうような考え方を基本に置きながら、1人でも2人でもそういう関心を高めていただくということに考えを持って進めさせていただいているところでもございます。決してこれが十分というような考え方は持っていないわけでありますけれども、いずれにしましても、そういう考え方を基本に置きながら、それぞれの政策担当の中でこれらも進めていかなければならないというふうに思っておりますし、議員がおっしゃるような形を1日でも早く、1年でも早く何とか到達するように、これからも一層の努力をしてまいりたいなと、そういうふうにも思います。また、ポイ捨てだとか環境問題についての広域北十勝として組んだらいいと、音更と士幌町がつながっているというようなことからすれば、できればこれあたりが一つの広域行政として、音更だけが基準をつくってやるのではなくして、その隣の町も一つの国道という1本の線でつながっているところもございますから、できればそういう形ができれば理想だというようなことで、4町北十勝ということで、私も実際に北十勝、ちょっと今のところ遅れておりますけれども、3カ月に1回それぞれ4町で集まって情報の交換なり、あるいは広域的なことなり、士幌高原という問題もございますので、そういうものを含めて集まりを持っているわけでございます。これらの特に環境問題につきましては、士幌町では投げ捨て防止条例、あるいは鹿追町ではポイ捨て条例というようなことで2町村ができているということで、できていないのが上士幌と音更といいますか、そんなようなことで先ほどから申し上げておりますように、こういう条例化だとかそういうものは簡単でありますけれども、先ほど議員も言ったように、その後の手立てといいますか、これをどういうふうにしていくかというようなことでもございますし、当然条例化をすればその成果なり結果がやはり求められてくる。当然のごとくだと思いますけれども、ですから私は慎重といいますか、逃げるわけではございませんけれども、ある程度そういう機運というものを醸成していく、こういうようなこともやはり大切なことではないのかな。そして、そういうタイミングを見ながら、いま一つというときにこういう条例なり規定なりをつくって、町民の絶大なる支援をもらうとか理解をもらうとか、こういう形でやはりいくのが望ましいのかなというのが私の偽わざる気持ちでもございます。ですから、決して最近は、特にこういう一つ一つの項目に対して条例だとか規定化をし、そういう規制としていくといいますか、そういう傾向が多分にして強いわけでありますけれども、そんな中に、ただ条例化をしたという一つのつくればいいということで成果が決して上がるものではございませんから、ですから当然つくるからにはその必要と、それからその機運、高まり、こういったものを見ながら考えていくのが本来ではないかな、そのようにも思います。しかし、ただ漠然としていたと、いても何も解決をいたしません。それで、先ほどもちょっと申し上げましたように、前の御質問者の中にもお話をさせていただきましたけれども、できればこういった規定等については、1項目1項目全部拾い上げてやるのではなくして、先ほど申し上げた生活安全条例といいますか、何かそういうような大きなくくりの中に一つ一つのこの精神が生かされていくような項目を立てて、その中で十分つくる段階から町民に参画していただきながら、そういうものを規制化していくというようなことを是非考えていきたいというふうに思っておりますし、この北十勝にも話した経緯がありますけれども、既にできている町村、うちはできているというようがありますが、そのほかの色々な今、条文化が出ておりますので、これも更にこれからのことになりますけれども、もう一歩進めて上士幌ができてないとするならば、それらあたりが共同歩調をとれるのか、あるいは士幌、鹿追等についても、そのほかの絡みの中でとれるのか、もう一歩詰めてまいりたい。現段階は、士幌、鹿追でできているというようなことでございますから、改めてまた一緒にというようなことにはなかなか難しいのかな。新規的なものについては、できるだけ広域的な取り組みの必要性というか重要性、ましてやこういうそこの町村にも関わり合いのあることについては、特にそういうつながりをこれから重んじていく時代であるというふうに認識しておりますので、それらについても十分事務的に少しこれから詰めた中で、何とか条例化の方向に行けるか、あるいは行けないとするならば町単独の中でそれらを実施していくというような部分について、十分研究なり検討なりをさせていただきたい、そのように思っているところでもございます。あと職員の保育所の民営化するというようなことについては、組合とも話し合っておりますので、助役の方からまた答弁をさせていただきたいと思います。

答弁 助役 藤井勉

保育所の民営化に関連して、組合と現場というようなことで御質問でございましたけれども、私どもとしては一つの方針を提案するというような形で進めさせていただいておりまして、個々の内部の職員の勤務条件とか、そういうものについては特別な変化を求めていないということもございますし、今後そういうことに関連が出るとすれば、細かな合意とかということになるのかどうか、説明をして理解をいただくということにならざるを得ないのかなと思いますけれども、あくまでも方針を定めたということでありまして、今後具体的な進行の状況に応じて、職員組合なり現場の職員とのコンセンサスを持っていきたいという考えでございまして、現在のところ内容的な説明はさせていただいておりますけれども、それが細部にわたって云々というような合意とかというような状況の問題のところまでは行っておりませんし、そのような項目については、具体的に今の方針の中では一つの考え方は持っておりますけれども、職員に不利益になるような、あるいは職員組合と交渉事項になるようなことが発生するような、現段階ではそんな状況を考えておりませんけれども、もしそういうことがあるとするならば、今後そういうことで具体的に話をさせていただくということになろうかと思います。あわせて色々民営化に対する効果とか、町の関わり合いというようなことの御質問ございました。そういう点については、やはりどこかで事件が起きたようなことになってはならないわけでございまして、当然そのような必要な調整といいますか、そういうことについては当然、町の施設を使って委託業務をやっていただくわけですから、どこまでがどうだということには多少限界はあるかもしれませんけれども、保育のやっていただくという立場では、それなりの監視といいますか確認といいますか指導といいますか、そういうことについては当然出てくるのだろうなというふうに思っております。いずれにしましても、それによる効果といいますか、そういうものは現場に実際に運営しなければわからない部分もあるのですが、お話にありましたように既にやっているところというところもございます。ただ、北海道はどちらかというと若干遅れているようなふうに見受けられます。この辺については、北海道の物の考え方というのも多少含まれているのかなという部分を感じております。いずれにしても、私どもも北海道なりの御指導をいただく部分についてはきちっとした指導を受けて、そういうものの対応に当たっていきたいなというふうに思っているところでございます。それから、クリーン農業作戦の中での堆肥に絡む、堆肥だけでなくてごみそのものの色々な処理の今後の考え方なりが色々論じられております。大量に出る堆肥の処理、あるいは毎日少量ずつだけれど大量になるごみ、それから、いわゆる今、色々話し出ている中では、野菜の加工に伴う残菜といいますか、そういうものも結局生産者の中で考えるものと、それから行政とそういう生産者と処理する段階で物を考えること、そういうものが色々な形でふくそうしてきております。ただ、大きなバイオガスの問題とかというものについては、単一町村だけで物を考えるにはいかないだろう。したがって、一つの産学官の協同による色々な試みが今、されております。その一つが士幌町で今、考えているものでございますけれども、こういうものについては大きなところで、大きな視野の中で試験を重ねてその結果が出るのだろうなと。現段階によって、これがこの大量の物を処理する方法として、理論的には確立はできていると思いますけれども、コスト面だとか企業性だとか、そういう面ではまだまだ未知のものがあるのかなというようなことでございますので、それらについてはやはり一町村単位の物の考え方でなくて、例えば全道的な物の考え方の中で、今、士幌が取り組んでいるような一つのものがあるのだろうなと。そういうものが確立されていけば、全道、全町的な、あるいはその地域単位でもそれによってそれが可能だということになれば、そのようになっていくのかなというふうに思いますけれども、やはり私ども色々な家庭から出るごみ、あるいは先ほど話ありましたけれども、ホテルから出るごみ、そういうものをどういう効率的なリサイクル方法があると考えた場合に、やはり堆肥化ということが常にお話に上がるわけですけれども、実は私どもも20年ぐらい前になりますけれども、そういう話があってそれぞれの農協さんとか、そういう単位の方とお話をした経過もございますけれども、話の持っていき方にもよるのかもしれませんけれども、行政で出るごみをそこで処理するということになりますと、何かお前たち、ごみを我々の方に持ってくるのかというような拒否反応があった時代もございました。ただ、最近は、そういうごみだけでなくて、いわゆる農家から排出されるごみも含めて、そういうものを総合的に考える必要があるのだろうなと、そういう状況になってきていることは確かでございまして、この話が出た段階でも農協さんともちょっと話をさせていただいております。つい先だっては、どこかの農協さんが残菜を野積みしたというようなことで新聞報道もされていましたけれども、こういうところから出る量も、近年非常に多くなってきております。そんな中で、個々のごみを排出する人の協力を得ながらやれるもの、例えば今やっている中で言えば、それぞれの町内会でそういう物を集めて色々な形でリサイクルに回すというような方法、色々な形で二重、三重のそういうフォローをしながら、一つの流れをつくっていくことが大切なんだろうなと。一人一人の努力が4万町民の努力として成果が上がるのだろうなというようなことでございまして、その辺の誘導策といいますか、施策というか、そういうものについては個々に今後できるものはやっていきたいなというふうに思っておりまして、その辺のことについても今、新年度予算の中でもそういうものの項目を洗い出しまして、色々な形で行政と、それから町民との間で協力できるものについてピックアップした中で、明年度予算に対応できるものについては、それぞれの担当と、今後行政区の対応の中で対応してまいりたいなというふうに思っておりますので、この辺は非常に一つ一つのことがすぐ目に見えて大きく出てきておらないのが実態でございまして、ごみ処理の量は音更町は、人口も増えていますけれども、量が増えております。クリーンセンターに持ち込んでいる量で申し上げますと。そんなことで、今後その辺の処理費用も他町村よりも増えている状況もございますので、色々なことを考えながらやっていかなければならないというふうに思っておりますので、そのようなことで御理解をお願いしたいと存じます。それから、事務的なことでございましてあれですけれども、御指摘ありましたことについては、町長先ほどお話をいただいたことに尽きるわけですけれども、私どももそれぞれ決算時期、あるいは予算時期に一般質問等でいただいた御意見をそれぞれピックアップしまして、内部協議をしながら進めさせていただいておりますけれども、必ずしもお話あったように明快な回答になっていない部分があるというようなことにつきましては、今後十分そのようなことのないように、もう少し確認行為をさせていただくようなことで進めさせていただきたいと存じます。よろしくお願い申し上げます。

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

今、お話ございました士幌高原の代替事業といいますか、そういう考え方で環境、観光、農業という三つの大きな柱の中で、それぞれの北十勝4町の中で要望を上げているわけでございます。その中で、今、士幌町と鹿追町が是非バイオガスの研究をしてみたい、両方の町村でそういう経緯があったわけでありますけれども、同じことを2町村でというわけにもいかないというようなことで、現在士幌町が是非そういう施設をやりたい。ただ、やりたいという気持ちはいいけれども、その費用は道で全て行って欲しいし、またその後々成功したということになれば、道の方で一切の管理運営をして欲しい。これ一つの事業だけでなくて、そのほかの事業もあるわけでありますけれども、基本的にこういうような時代になってきますと、当時の経過はあるもののなかなか道とてもそれなりの対応ができかねているといいますか、まだひとつ足踏み状態の中で、今まだそういう要望はしておりますけれども、私ども4町でそれぞれそういう一つの事業を士幌なら士幌町でやると、それをひとつテスト的にそういうようなことをひとつ取り組もうということに絞ってあげていかないと、あれもこれもというようなわけにいかないというようなことで、町との関わりといいますか、北十勝として今、手を挙げたのが士幌と鹿追ということでございますけれども、それも最終的には士幌町が道の支援のもとに、そういう一つの実験プラントといいますか、そういうものをつくって行うというような話でございまして、まだ具体的に平成14年度、それではやりましょうというような形に、まだそこまで私の知る範囲内ではそこまで至っておりません。多分平成14年度もこれらの事業執行に当たっての調査研究費というようなことで、まだそういう取り扱いの段階でございます。音更町としても、既に別海町だとかそういったところも、もう既にやっているところが実際にございます。この間もちょっと私的な話になりますけれども、別海の町長に会ったから色々と話を聞いてみたわけでありますけれども、少ない電気の供給量としては十分使えるのかな。しかし、それらをもっと大々的にやってやるということになると、なかなか正直言って難しい一面があるというような話を聞かされております。是非私も、1回別海町におじゃましたいからというようなことでお話をしてきたところでもございますが、なかなか思うような実績なり、そして効率的な運営管理ができるほどの採算性、こういうものから考えると、何か難しいような話を聞かされておりましたけれども、これはあくまでも話でございますから。いずれにしても士幌町で是非やりたいというような話を、できるだけ私どもも一体的になって、ひとつ士幌の方にそれらの実験プラントをつくるように働きかけをしていきたいということでございますので、そのように御了承おきをいただきたいと思います。

質問 25番 後藤良勝

最後に、一言だけ要望申し上げて終わりたいと思います。最初に、家畜ふん尿処理の問題ですけれども、先ほどから言っておりますようにこれは、一つには環境の面から、そしてもう一つには、やがて枯渇するであろう化石燃料にかわる自然エネルギーという観点から、そしてクリーンな農業を維持していくという、そういう色々な面から今、世界中が地球規模で取り組んでいる非常に重要な問題だと。決して一概に経費やコストだけでは判断できない、それ以上に意義があり重要な問題だと、そういう認識を持っていただいて、今後とも対応していただきますよう要望したいと思います。それから、履行状況について、これは誤解していただくと困るのですけれども、検討という言葉は別に使っても良いのですよ。これは広辞苑をちょっと調べてみますと、検討というのは調べ尋ねることと、こうなっています。つまり、調べるということはそれなりの資料、データ、人の話、何らかの動きがなければ調べるということになりませんので、そういうアクションを起こして欲しいと、そういうことを言っているのです。私は、何も全て検討すると言ったのだからやりなさいと、そういう解釈はしていないつもりであります。それだけ申し上げて、終わります。

出典:音更町議会 平成13年第4回定例会 2001年12月17日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる