みんなの議会

音更町議会 平成13年第4回定例会 2001年12月14日

新年度予算と行財政課題について

2001年12月14日、音更町議会の一般質問で、小針豊議員が「新年度予算と行財政課題について」質問し、町長 山口武敏、助役 藤井勉が答弁しました。

質問者
小針豊 議員
答弁者
町長 山口武敏、助役 藤井勉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 26番 小針豊

通告に従いまして、2問にわたって質問いたします。まず最初は、新年度予算と行財政課題についてであります。我が国の経済は、平成4年のバブルの崩壊以来、相次ぐ経済対策にもかかわらず低迷を続け、国民総生産もマイナスの下降線をたどっております。また、9月に発生したアメリカでの同時多発テロによる世界経済に与える影響や、国内においても不良債権処理に伴う金融機関や企業の倒産、再編合理化によるリストラの増加や、狂牛病の影響による牛肉価格の暴落、あるいは消費低迷など、国内経済における影響も大変憂慮されているところでもあります。このような経済状況のもと、小泉内閣は日本経済の停滞感や閉塞感を打破し、経済の再生と財政の健全化に向けて骨太の方針を打ち出し、我が国経済再生の道は構造改革を進めることにこそあるとして、聖域なき構造改革路線へ向けて総理は改革断行の強い決意のもとに、連日孤軍奮闘の戦いを余儀なくされているところでもあります。新世紀元年も師走に入りましたが、長引く経済不況による景気の低迷はとどまることを知らず、大規模なリストラによる失業者の増大と雇用不安、雇用環境の悪化による新規就業者の求人倍率の低落、ふえ続ける自殺者、また年金医療介護における将来不安が増幅する中での個人消費の落ち込み、更には、これまで経験したことがないほど加速する少子高齢化による社会構造の変化と、先行き不透明感が多くの国民の不安感を増幅していると言っても過言ではありません。政府は、この4日に決定した改革断行予算と位置づけた新年度の予算編成の基本方針によりますと、日本経済の再生に向けた構造改革の推進のために、本年度末の国と地方の長期債務残高が約666兆円、うち国が506兆円になり、危機的な状況にあるとの認識から財政構造改革に着実に取り組む決意のもとに、国債発行額を30兆円以下を目標に5兆円を削減、充てん分野、要するに七つの分野に2兆円を再配分するとする歳出の見直しと構造改革の推進、公共投資関係の10%削減を初め、地方財政計画の規模抑制、国庫補助負担事業の見直し、地方交付税の段階補正、事業費補正の見直しを打ち出したところでもあります。一方、本町においても、長期債務残高は13年度末見込みで、特別会計を含む全会計でおよそ380億円、水道事業を合わせますと約421億円ほどになることが見込まれます。もちろんこの債務は、後に交付税で補てんされ、実質的負担は軽減されることになっておりますが、少子高齢化が進む中にあって、将来に負担を強いることになるのは確かであります。以上、申し上げましたように、財政を取り巻く環境はこれまでにも増して一段と厳しい中での新年度予算編成と財政課題について質問いたします。第1点目は、昨日の高田議員の質問と重複いたしますが、予算編成方針と編成に当たっての具体的な取り組み内容であります。第2点目として、減額が見込まれる地方交付税の減額根拠と交付税の減額による歳入の落ち込み分をどう補てんされるのか、また予算規模縮小による住民サービスへの影響など、歳入歳出の見通しについてであります。第3点目は、新年度予算の重点施策と最終年度を迎えた行政改革への取り組みについてであります。第4点目は、行政評価システムの仕組みと評価方法並びに結果公表についてであります。大きく2問目の質問に入ります。第4期総合計画の具体的な取り組みについてであります。まず、1番目に、今年度からスタートした第4期総合計画における平成15年までの第1次実施計画の主な内容と見通しについてお伺いしたいと思います。2番目に、当面の課題になっている火葬場及び野球場の整備の見通しについてであります。この件につきましては、平成11年3月の定例議会で火葬場の改築を求める請願が採択され、その後、5月の民生委員会での所管調査において、施設の老朽化、火葬炉の増設、待合室の改善などについて、全面改築の方向で早期の整備が必要と認めつつも、当面補修を重ねながら対応し、第4期総合計画の早い段階での改築に当たりたいと理事者答弁があったところであります。改めて改築の見通しについてお伺したいと思います。また、野球場についても、長年の懸案事項であり、社会体育施設等建設調査特別委員会で深い論議を得て、中長期にわたる計画が定まった経緯があったことは周知の事実であります。さきに完成しておりますプールに引き続いての野球場の整備につきましては、その経過からしてむしろ遅きに失した感はありますけれども、多くの野球を愛好する町民はもとより、少年野球チームの悲願でもあった施設建設へ向けての今後のスケジュールについてお伺いいたします。(拍手)以上、質問とさせていただきます。

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

1点目の新年度予算と行財政課題についてお答えをいたします。まず、予算編成方針と具体的な取り組みについてでありますが、国の予算編成方針が先日発表されましたが、改革断行予算と位置づけ、国債の新規発行規模を30兆円以下にする目標や地方財政計画の規模を抑制することが決定されたところであります。地方財政計画は、地方交付税法に定められた地方団体の歳入歳出総額の見込み額であり、規模の抑制は、地方にも改革を求めており、構造改革問題は厳しい財政運営を覚悟しなければならないと考えているところであります。町の財政は、長期借入金の返済が財政を圧迫しており、地方交付税の減額が見込まれ、町税も伸びが期待できないことから、厳しい状況にありますので、来年度の予算編成に当たっては起債の発行を20億円以内とするほか、行政評価を導入して事務事業の効率性などを見直すとともに、人件費など行政コストの縮減を図っていきたいと考えております。次に、地方交付税の減額の根拠でありますが、従来は、地方交付税の財源不足額は、国と地方が折半して負担する約束で交付税特別会計で借り入れを行い、その償還財源は、国は一般会計からの繰り入れで賄い、地方の負担分は交付税特別会計から支出する仕組みでありましたが、平成13年度から平成15年度までの間においては、国と地方の責任分担の明確化と財政の透明化を図るために、交付税特別会計借入金を地方は臨時財政対策債を発行して財源補てんをする仕組みに変わったところであります。ただ、本年度に限っては地方負担分の直接の借り入れは借り入れ可能額の半分として、残りの半分は、従来の交付税特別会計借入金で賄うことになり、交付額の減額幅が緩和され、減額の振り替えとして臨時財政対策債の新規発行となったところであります。交付税の減額の対応でありますが、基本的には臨時財政対策債で補てんすることになります。来年度の歳入は、地方交付税の減額と交付税振り替え財源である臨時財政対策債の増額、町税は横ばいと推計しており、歳入全体では、前年度予算額より1億8,000万円の減額と推計しております。予算編成に当たっては、人件費等の経常経費の削減などのほか、普通建設事業費については、緊急性などを見きわめるとともに、福祉などの行政サービスが低下しないように取り組んでいきたいと考えております。次に、来年度の重点施策と行政改革の具体的な取り組みについてでありますが、重点施策につきましては、現時点で想定されるものを申し上げますと、霊園の増設、すずらん台土地区画整理事業に伴う下水道整備、宅内道路整備事業、音更六新地区市街化開発事業の集合住宅の公営住宅としての買い取り、木野東小学校の増築、家畜ふん尿対策支援、野球場の実施設計、教育コンピューターの整備などを考えております。とりあえず、こういうような考え方でいっているわけでありますけれども、たまたま平成13年度におきましても2兆5,000億円の追加補正予算が、今、国の段階で考えられているようでございます。ただ、2兆5,000億円の中身についてはまだ明確になっておりませんが、来年度国におきましても30兆円の国債発行をとめると、こういうようなこともございまして、13年度で繰り上げて事業を実施するというような考え方が出ているところでもございます。具体的には、今国会の中ではっきりするかと思いますけれども、それらが市町村に明示されるというようなことにつきましては、年明けなければその辺が具体的にないというようなことがございます。特に、本町、来年度予算が許すならば更葉園の改築とか、そういう事業も伴っているところでもございますし、また来年度予定しているような事業についても、13年度の前倒しにし、明許繰り越し、こういうような今、国のサイドで補正予算として考えられておりますので、そういう関係があって、今一応この時点で申し上げられる範囲内と、そういう受けとめ方でお願いをしたいと存じます。行政改革につきましては、平成10年度より5年間を目標期間として、事務事業の見直し、行政サービスの向上などに取り組んできたところですが、一定の成果を上げているものと思っております。また、重点課題としておりましたサイクリングターミナル、保育所及び診療所の運営見直しについても、一定の方向性を常任委員会、議員協議会に報告し、意見をいただいているところでありますが、今後、具体的な方針を定めてまいりたいと考えております。次に、行政評価システムの仕組みと評価方法についてでありますが、昨日の小野議員の御質問にもお答えいたしましたので御理解を賜りたいと存じます。なお、結果の公表についてでありますが、評価の結果も公表することにより、行政の透明性を高め、町民とのパートナーシップに基づいたまちづくりを進めるためにも、公開は必要と考えておりますが、外部評価を含め検討課題として御理解を賜りたいと存じます。特に、慎重な答弁ということになるわけでありますけれども、新規にやるものについてはこういう行政評価は非常に効果があるし、正しい今後の行政展開の一つの物差しになるものと、そのように私どもも思っております。しかし、現実の問題として今継続事業をどうするかと、こういうことになりますと、やはり地域的な問題というようなことがございます。それらのことについては、町全体的な総合的に考えるということも必要でございますけれども、やはり地域にとりましては重要な課題・問題という受けとめ方が非常に強うございます。そういう点については単なる評価し公表すると、それ以前の問題としてやはり地域の理解・協力を得た上で公表しなければならないと、そういう問題がございますので、一様にこの行政評価そのものを即発表すればいい、公表すればいいということではなしに、その辺のところをある程度やはり今までの経過があるわけでありますから、その辺は慎重な取り扱いを考えながら、ひいては将来的には町民の皆さん方に公表をするということを前提で取り組んでまいりたいと、そのように思っておりますので御理解をいただきたいと存じます。次に、2点目の第4期総合計画の具体的な取り組みにつきましては関連がございますので、一括してお答えをさせていただきます。第4期総合計画は、21世紀にふさわしい魅力あるまちづくりを進めていく指針として、町民と行政がパートナーシップに基づいたまちづくりを推進することを柱とし、本年度からスタートをしたところであります。第1次実施計画における主な事業と見直しについてでありますが、平成14年度に予定している主な事業につきましては、1点目の新年度予算の中でお答えをいたしましたので、ここでは、平成15年度に計画している事業について申し上げます。実施計画は3カ年でございますので、13、14、15のこの3カ年ということで、15年の範囲の中でお答えをさせていただきます。平成15年度に計画している主な事業といたしましては、柳町学童保育所改築、野球場建設、雄飛が丘中央団地公営住宅建設、下士幌小学校改築などを予定しておりますが、さきにも申し上げましたが、地方財政を取り巻く環境は非常に厳しい状況下にありますので、事業の実施に当たっては財政状況と緊急度、優先度を見きわめながら進めてまいります。なお、野球場につきましては、都市公園事業として、平成14年度に実施設計し、その後、建設を計画しているところであります。また、火葬場の改築につきましては、平成16年度以降の第2次の実施計画の中で考えているところでありますので御理解を賜りたいと存じます。特に、この実施計画につきましては、15年度を一つの区切りに、3カ年の区切りにしているわけでありますけれども、計画そのものは総合計画に基づいて、この10カ年の整備が基本的に定められているといいますか、一つの指針になってございますから、できるだけその計画に基づいた実施可能な限り最大限の努力はもちろんでありますけれども、いかんせん、答弁の中でも何回となく申し上げざるを得ないのが、この財政状況でございます。計画そのものは決して間違っていると思いませんし、できるだけこの計画に沿って1年でも早くということを基本的に考えながらも、実際には実施ということになりますと、その計画そのものが繰り延べになっていくと。特に、この3カ年というのは非常に厳しい中で取り組んでいかなければならない、そのようにも思っております。もちろん地方がこういう状況でありますから、国も国債発行30兆円を抑えるということは、14年度の予算におきましても、国は3兆円の事業削減をしなければ、この国債発行30兆円にとどめることができない、この辺が強い現内閣の中で進められようとしております。あわせて、やはり我が町におきましても、今まで申し上げておりますが、同じようにやはり事業費等を歳入ベースにあわせて、今までの少し背伸びしたこの行政展開を縮小していかなければならないと、こういう状況にございますので、計画そのものについて決して横に曲げるものではございませんけれども、一日も早く完成することを目途にしながらも、ただ、今申し上げましたように、財政効率が非常に鈍っているというようなことでございますから、否応なしにある程度事業そのものが縮小したり、あるいは期間が延長したりと、こういうことが本町においても出てこようと思いますので、その辺御理解をいただきたいと存じます。以上で答弁とさせていただきます。

再質問 26番 小針豊

一定のお答えをいただきました。それで、早速再質問に入らせていただきますけれども、第1問の第1点目は、昨日の高田議員に対する答弁と重なっておりますので、この分については、私は特に再質問はしません。問題は、2点目からなのですけれども、2点目の地方交付税の減額に関してなのですけれども、非常に私もこの部分についてはいろいろ勉強させてもらったのですけれども、この交付税の仕組みたるものは何だってこれ複雑なものでありまして、なかなか消化不良の状態のまま今日を迎えてしまったのですけれども、わからないで質問する部分もあるかもしれませんので、ちょっとその辺は御容赦願いたいと思います。実は、新年度における地方交付税について、たしか新聞報道やなんかで出てきたのが、2億6,000万円という数字なのですね。の減額を見込んでいるという報道であったと思いますけれども、私なりに解釈すればこの2億6,000万円の減額は、国の見直しというか、何か政府の改革というか、そういうもので減額に至ったのかなというふうに思うのではありますけれども、これ2億6,000万円という数字がどういう根拠で出てきたのかがちょっと理解しづらいのでありますけれども、その辺について、例えば基準財政需要額だとか、基準財政収入額の算出基礎数字とかに、何かやっぱり動きが出てきているのか、何かそういうことについてちょっと気になるのですけれども、これの数字をちょっともう少しわかりやすく、なぜ2億6,000万円という数字が出たのかということを、まず第1点目としてお伺いします。先ほどの町長の答弁では、実質は臨時財政対策債等で振り替えた部分もあって、1億8,000万円が実際のところ減る数字だというふうにおっしゃったと思うのですけれども、ちょっとそこら辺、もう少し御説明をお願いいたします。それから、2番目なのですけれども、さきに国の予算の基本方針が出たのですけれども、そのところに地方交付税の段階補正と事業費補正を見直しするというような表現になっているのですけれども、これは僕も全然わからないのですけれども、このことによって私たちの町というか地方は、この見直しがかかるとどういうようなことが想定されてくるのかについてです。3番目、歳入の見通し等についても、先ほど町長の答弁にはありましたけれども、要するに、今言ってます地方交付税の減額による一般財源の落ち込み分とか、あと税収は横ばいとおっしゃいましたか、町税は、ほぼ横ばいですね。あといつも決算委員会等で話題というか、指摘されるのですけれども、各種税だとか負担金だとか、使用料などにおける収入未済額だとか滞納繰り越しを含む未納額が近年増加傾向なのですけれども、それと国・道の緊縮財政による支出金がどうも怪しいのではないかなというふうに推測されるのですけれども、これ歳入の落ち込みをどうやって補うかと僕は質問したいのですけれども、そう申し上げますと、恐らく町長の答弁は歳出の方で、先ほど申してました経常経費の削減等で何とかということになるのかなと思いますけれども、もし、これ落ち込み分を補てんしないで歳出を抑え込むということで理解してよろしいのか、その辺も考え方をお伺いしたいと思います。それから、4番目なのですけれども、実は経常収支比率の関係ですけれども、今年度中に恐らく80%は超えていくと言われております。この経常経費なのですけれども、これ大幅に削減するなんていうことは現実的に僕は難しいのかなと思っております。恐らく限界あるのではないかと思うのですけれども、3番目の質問と関連してしまうのですけれども、そういうことで限界があると考えるのですけれども、削減の分を補てんしないということは、先ほどの質問と関連しますけれども、ということは、予算規模が下がってきますよね、当然。歳入に合わせた歳出と、きのうも町長答弁にありました。今までの役所というか行政の感覚としては、歳出に合わせた歳入というのがいい時代のやり方だったと思います。なんだかんだ財源引っ張り込んで、歳入を確保すると、歳出をまずあれして。ところが、今なかなかそれきかないのですね、そんなことにはならないと。一般の家庭でもそうだと思いますけれども、収入に合わせた支出ですよね、基本的には。だから、役所もこれから特にそうだと思うのですけれども、やっぱり歳入をベースにして歳出ということにならざるを得ないのかなと思います。それで、予算規模はやっぱりきのうの答弁でもありましたように、今年度より3億円ぐらい落ち込むのではないかというような答弁であったと思いますけれども、やっぱりそういうことで行くしかないのかなと思いますけれども、ただちょっと心配なのは、余り極端に歳出を抑え込むということは、ややもすると俗に言われる住民サービスの低下というか、わかりやすく言えば、先ほどは福祉だとか住民サービスの低下については、町長は避けたいという答弁でありましたけれども、ここのところがちょっと心配になるわけですけれども、いかがなものでしょうか。それから、3点目の質問の重点施策と最終年度の行革取り組みですけれども、町長は日ごろ、これからのまちづくりはハードからソフト面を重視したいとおっしゃっています。そしてまた、今年の4月、再選後の議会での執行方針の中で、これまでの住民参加から住民参画型、要するにパートナーシップを大切にしたまちづくりを進めたいと、方針の中でおっしゃっておられます。更には、今年度からスタートしております4期総計の具現化、多種多様化する住民要求をどう取捨選択して、厳しい財政状況の中での新年度予算にどのような考え方で反映されようとしているのか、お伺いしたいと思います。2番目、行政改革最終年度の予算編成ではありますけれども、依然として課題は少なくないわけであります。先ほども答弁の中にもあったかと思いますように、昨日の答弁にもありましたけれども、今、俗に言う三大行革という部分については、今作業を進めているところでありますけれども、先ほど町長は、今後具体的な方針を出していきたいということでありますので、この部分についてはもうこれ以上先送りはできない課題でもあります。どうかこれからの新しい時代のまちづくりのためにも、行政改革はこれで終わったということにはなりません。今後とも積極的に取り組んでいく必要があるわけですけれども、町長の今後の取り組みも含めた決意と課題等について、もし持ち合わせておられましたらお伺いしたいと思います。それから、4点目の行政評価システムと結果公表です。この点につきましては、昨日の小野議員の質問に対する答弁と相当重複しております。私なりの考え方だけ申し上げておきたいと思います、質問とはしませんけれども。この行政評価の目的というのは、本来的には自治体財政のシステムを改革するということにあるのかなと思います。そして、その方式という点については、これが絶対的なものだというものは、たしか今の段階ではないのかなというふうに僕は理解しているわけですけれども、この方式については、考えられるのは例えば事前評価、これは経済性を問うものなのですけれども、例えば同じサービスだったらコストの低いサービスが絶対いいわけですから、そういう事前評価の部分と、その次に中間評価ですね、執行評価ともいえるのか、効率性の問題であります。それから、最後には、やっぱり事後評価、やった結果ですよね、効果性・有効性がどうだのかという、大きくくくればこの三つぐらいの評価がシステムとしてきちっと行われるのであれば、相当何かこの評価システムというのはいいのかなとは、私なりに考えておりますし、あわせてその評価の方法なのですけれども、これは一般的にいえば、例えばA、B、Cだとか、1、2、3とか、そういう数値評価というのか、数値で最終的に評価できれは本当は一番やりやすいというか、判断しやすいのかなというふうに思いますけれども、中にはその数値だけでは評価できないという部分もあるのは事実であります。これは、今言っているのは私の考えていることでありますので、余り気にしなくてもいいですけれども。それから、例えば帯広市なんかでも何かやっていると思いますけれども、これ冒頭に言ってますけれども、これが絶対的なものではない段階での行政評価というものが全国的に、きのうの質問では半分以上超えているのですね、取り組んでいると思いますけれども、いろいろあるのですよね。通常は何か事務事業評価という部分が多いのかなという気はしますけれども、あと例えば、政策評価だとか事業評価だとか、行政評価だとか、いろいろ説はあるようであります。一般的なケースとして、事務事業の効果を測る評価基準をつくって、達成度を検証するということが一般的なのかと思います。本町では評価調書に基づいてやられているというふうに聞いております。これをやることによって、客観的な判断が可能になるわけであります。そして、個々の事業が目的を達成しているかどうか共通指標で点検して、必要か不必要かを判断するわけであります。これはわかりやすく言えば物差しになるのですけれども。それで今後、効率的な行政執行の透明性を確保する観点からも、対象事業の範囲や評価基準など制度の内容の改善に向けての検討が必要と考えますけれども、これも昨日町長の答弁にもありましたように、システム全体の見直しも含めて、本町にふさわしい実効性のある評価システムを確立するためにも、より一層努力されるよう強く要望しておきます、この部分は。2問目の質問です。第4期総計にかかわってでありますけれども、ちょっと私もわからなかったのですけれども、第4期総合計画の基本計画を作成したのはわかっているのですけれども、その実施計画というのはなかなか表に出てこない分だなと疑問を持っていたのは事実であります。それはそれでいいのですけれども、当面、もう1次は入っていますから、15年までの3年間の1次実施計画が、先ほど町長からお話しありました。それと、私が強く言っていた火葬場の部分については、残念ながら1次計画には盛り込まれなかったけれども、2次の16年以降とおっしゃるのですから、16年と言ったら2次の最初の年度でありますから、2次どうか何とか計画どおりに進めていただければというふうに思っております。ちなみに、火葬場に関しましては、近年お亡くなりになる方も大変増加傾向にありまして、平成11年は300人ぐらいになったのですけれども、なぜか知らん12年度は245人とちょっとダウンしておりますけれども、ふえていることは間違いありませんし、財政のことを考えれば僕もなかなかそう強くは言いづらいのですけれども、なるべく、これ以上先送りは避けていただきたいなとお願いしたいと思います。今の質問についての答弁は、よろしいです。とりあえず、以上、再質問とさせていただきます。

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

再質問をいただいたわけでありますけれども、交付税の扱い、あるいは対策債、こういった計数の伴うものについては、助役以下担当の者から説明をさせていただきたいと、そのように思います。先ほど御質問にありましたように、ハードからソフトというようなこと、あるいはパートナーシップというような第4期総合計画の中でも、そういう形をとった中でこれからのまちづくりを進めていきたいと、そのように掲げてもおりますし、また私といたしましても、職員一丸となってやはり町民のつくられた総合計画に基づいて、これは行政も住民側も一体的になってやはり取り組んでいくべきだと、そういうふうに考えているところでもございます。最近、行政懇談会等をやりますと、決してサクラを使っているわけではございませんけれども、やはりこれだけの財政難になってくると町も大変だろうと。やはり我々もこういう苦しいときは自らの負担、そういうものをしながら、やはりこれからのまちづくりを進めていかなければならないと、こういうようなありがたいお言葉もいただいているわけでございます。しかしながら、私どもの行政を展開していく大きな意味では、まちづくりというようなことがありますけれども、その基本となるのはやはり住民サービスのために行政があるのだと、こういうような一面もございますので、その点今後このパートナーシップといいますか、ともに行うというようないろいろな意味合いがあるわけでありますけれども、一番私どもといたしましては共同経営と、こういうことがこのパートナーシップというようなことでございますから、まちづくり、あるいは1人でも幸せを感ずるような、こういう町をつくっていく、そういう意味においては住民側も行政側も相一体となった、やはり今後相互理解の上に取り組んでいくというのが、これからの行政展開であろうと、そのようにも思います。今まで、どちらかというと、いろいろ議会の中でも御論議をいただいているわけでありますけれども、やはりそういう施設づくりはもう終わったと。これからはソフトの時代だというようなことで、よくそういう考えなりお話の中に出てくるわけでありますけれども、いろいろな施設はつくったけれども場合によってはその魂が入っていない、あるいは当初の目的が十分達成されていない、こういうような御指摘も受ける施設もあるのかなと。これらについてはなかなか財政が伴うという一面もありますけれども、今申し上げましたように、これからの単に形だとか、そういうものだけにとらわれることなく、やはり目に見えないその精神文化といいますか、そういう面もこれから取り上げていかなければなりませんし、やはりそういうコミュニティー活動も高めていかなければならないと、そのように思っているわけでございます。これからの一つの福祉だとか、まちづくり、いろいろな観点があるわけでありますけれども、一方ではそういうボランティア活動といいますか、奉仕活動、こういう面でも町民のやはりパワーをかりなければ、本当に全町民が幸せなというようなこともできませんし、お互いの相互扶助の精神といいますか、こういうものもやはり大切にし、育てていかなければならないだろうと、そのようにも思っております。特に、これからの福祉活動、高齢化社会を迎える、あるいは障害者のためにもというようなことになりますと、行政だけではなかなか手が回らないと、そういう面もございますので、できるだけこの地域福祉活動といいますか、こういうものも社会福祉協議会と一体となった考え方で、やはり取り組んでいく必要があるだろうと、そのようにも考えているところでもございますので、大ざっぱなとらえ方ということになりますけれども、そのようにひとつ御理解をいただければなと、そのように思っております。最後に、中では回答までくれというお話ではございませんけれども、私もいずれお世話になる火葬場の整備というようなことで、これもやり始めますとおよそ10億円以上の予算が必要になってまいります。1次の中で救えないわけでありますけれども、2次計画の中で、これはもうある程度老朽化しているということもございますので、これらあたりもそれぞれがこれは避けては通れない場所にもなりますので、これらもやはり整備をしていかなければならないというようなことを考えておりますので御理解をいただきたいと思います。以下、助役の方でまた説明をさせていただきます。

答弁 助役 藤井勉

地方交付税の関係の御質問がございました。非常に仕組みがわからないというようなことで御質問をいただいたとおり、全く仕組みは非常に複雑になっております。したがいまして、余り一言で言うと誤解を招くようなことにもなろうかと思いますけれども、わかりやすく少し砕いてというか簡単に、余り詳細にしますとなおわからなくなると思いますので、そんなようなことでお許しをいただきたいと思います。先ほど、町長の答弁の中で、いわゆる交付税の財源不足の部分についての臨時財政特例債の関係のお話をさせていただきました。平成13年度につきましては、不足分の半分国が持って、地方が半分持つのだと。その半分のうちの半分をとりあえず13年については国が特別会計から繰り入れて、その半分は独自で借り入れをしなさいというようなことでございますけれども、平成14年になりますと、その半分は13年の特例措置でございますので倍になると。言ってみますと、今年の特例債の予定額2億7,100万円を予定しております。その部分が倍になるわけですから、2億7,100万円が特例債を発行する状況になろうかと思います。ただ、若干そのいろいろな数値の関係がございますので、私どもとしては2億6,000万円が生の交付税で落ちるだろうという試算をさせていただいているところでございます。更に、臨時特例債もですけれども、これにつきましても、いわゆる国は公共投資の10%削減を地方にも求めているところでございます。したがいまして、特例債が今年2億7,000万円のわけですけれども、同じ倍には来ないだろうと、これについては、約1億3,800万円ぐらいの増というようなことになろうかなというような計算をさせていただいております。それから、その他の交付金いろいろございます。例えば、利子割交付金なんかは昨年と今年はかなり増額をさせていただいておりますし、交付されておりますけれども、これについても高利の金利がなくなっていくというようなことから、あといろいろな交付金についての見直しも考えて出されております。そんなようなことで、その辺でも6,800万円ぐらいの減収になるだろうというような予測をしているところでございまして、それら歳入の全体を見まして1億8,000万円ぐらいの減になるだろうという、先ほどの町長の答弁でございます。そんなようなことで、数字的な御理解をいただければなというふうに思います。それから、事業費の段階補正のことが先ほど質問に出されておりましたけれども、事業費の段階補正と申しますのは、いわゆる交付税の計算に当たりましては、基準的な標準団体を設定しまして、その中でたくさんの項目がございます。それに一定の単価を掛けまして積算するわけですけれども、例えば人口1人に対して幾らというようなことを算定するわけでございますけれども、その人口1人幾らという標準があって、小さいところはどんどん下がっていくわけですけれども、そのまま下げていってしまうと余りにも極端に下がり過ぎると。多いところはそのまま足していくと極端に多くなると。したがいまして、その率をある程度平準化するような数値に補正をしていくわけなのですよ。ですから、従来はどちらかというと、例えば人口の問題で申し上げますと、人口の少ないところに厚くなる、いわゆる単純計算でいくと低くなるのだけれども、それを持ち上げるような補正をして、その分を大きな町村のところで下げると、こういう補正をしていたわけでございます。これについてはそのまま同じようにということで、基準どおりというような考え方ではございませんけれども、従来の考え方でいくと、いわゆる小規模町村に対しては、ちょっと今までの補正率を上がっている分を若干下げるというようなことが言われているわけでございます。これらについては、人口だけでなくて、それぞれの業務の中でそういうものを補正しようという動きがありまして、それらについてはそのような影響が出てくるだろうというふうに多少思っておるところでございます。音更町4万、我々は結構大きな町村だと思ってますけれども、全国平均の基準町でいくと、まだそれに達していませんので、それらの影響がどのように出てくるか心配をしているところでございます。更には、事業費補正というようなことの御質問がございました。これは、いろいろな事業をやる場合に、いつも私どもいわゆる元利償還に対しての交付税の補てんの話をしますけれども、例えば先ほどお話ししました臨時財政対策債なんかにつきましては、元利ともに交付税で補てんされることになっておりますけれども、事業によっては補てんされるものとされないもの、あるいはされても率が違う。例えば、そのうちの70%は交付税で措置しますよというようなもの、あるいは50%とありますけれども、今定められている、例えば70%のものを60%に下げるというような補正をしようとする部分が、先ほどお話しした事業費補正というようなことになるわけでございます。そのようなことでございまして、そのような厳しい状況の中にあるということだけは、そのようなことでおわかりをいただけるかなと思いますけれども、いずれにしましても、今、私どもお話をしています数字的なものにつきましても、これは概算要求段階での一つの指針といいますか、報道されているものでございまして、最終的には地方財政計画というのを国が発表をすることになっております。したがいまして、その内容によっては今お話ししたような数字にずれが出てくるかなとは思います。いずれにしましても、そんな大きなずれはないかと思いますけれども、我々としてはできるだけその影響がないようなことを期待をしているわけですけれども、いずれにしましても、先ほど町長お話しされましたようなことで、財政運営については十分を期していきたいというふうに思っているところでございます。以上でございます。

再質問 26番 小針豊

一応御答弁いただいたつもりでありますけれども、何か何点か落ちているのかなというふうにも思っていますので、再々質問とさせていただきます。今、助役がお答えになった部分の交付税に絡んでなのですけれども、おっしゃったことはおおむね理解するところでもあるのですけれども、別にこだわっているわけでもないのですけれども、この減額が見込まれるという部分の解釈なのですけれども、国の方から、例えば一律10%下げますよとか、そんなことではないような気がするのですよ。例えば、考えられるのは前年度から見れば大きなプロジェクトが少なくなっていったとか、何か根拠というのがあるような、ただ漠然と2億6,000万円、さっき生落ちの部分ですとおっしゃいましたけれども、その辺がちょっと理解しづらいところでありますので、もう一工夫していただくといいのかなと思うのですけれども、その後の臨時財源対策債と言いましたか、それとかでもろもろ含めて1億8,000万円の歳入に対する落ち込みの影響があるというのはわかりました。その前段の部分もしお答えいいただけるものであれば、お願いしたいと思います。あと段階補正とか事業費補正の点については、おおむね理解いたします。あと歳入の落ち込み分をどう考えるのかという、先ほど私は質問したつもりでありますけれども、この部分については町長の昨日からの答弁にもありますけれども、あくまでも歳入に合わせた歳出という基本的な考えで受けとめてよろしいのか、その辺はちょっと確認というよりもお聞きしたいところであります。それと、今の分に加えましてちょっとお聞きしますけれども、関連的にちょっとちなみにお聞きしたいのですけれども、現年度、平成13年度の普通交付税、あるいは特別交付税というのは、当初予定されたとおり交付されることは間違いないのかどうかという部分は、ちょっとお聞きしておきたいと思います。それから、これからがちょっと大事な部分なのですけれども、いろいろ御答弁いただきましたけれども、いずれにしましても、今日のこの状況は極めて深刻でありまして、まさにどん底に入ったかなとも思えるような状況かなとも思いますけれども、そのどん底からそう簡単にはい上がれるような状況でもないような感じをしているわけでありますけれども、それでこれからの財政運営をしていくときに、どうしてもやはり住民にというより住民サービスの低下を招くおそれだとか、あるいは町民負担、これはいろいろな形あると思いますけれども、お願いする場合、例えばこれは金銭的な負担とか、そういうこともともかくとして、今まで行政がサービスとしてやっていた内容の中で、例えばわかりやすく言えばごみだとか除雪なんかの点で、そこまで行政がやらなくても、ある程度住民のサイドでもできる範疇があるとするならば、住民にやっぱり理解してもらって、協力してもらうということも僕はこの先は必要かなと思うのですよ。サービスは何ぼどんどんどんどん広げていったって、満足はある程度してくれるかもしれないけれども、限りないというのはちょっと語弊あるのですけれども、やっぱり一定のところでとめて、先ほどから町長が言っているパートナーシップという部分ともかかわるわけですから、住民にもやれることはやってもらうという、そういうことをやっぱり大事にこれからしていかないと、どんどん住民要求はもう限りなくふえてくる、だけどこたえる方は全然もう無理だというような状況になるわけですから、そこら辺はやっぱり十分これから考えていく必要があると思います。それで、これからのことについての財政の見通しという部分では、やっぱり短期だとか中期、長期という計画に沿って、あらかじめ財政計画というのかそういうものを町民に示すべきだと思います。今までも年に1回出していますね、「台所」出していますけれども、きちっとやっぱり示して、うちの町の状態は今こうだからという部分を出しておかないと困るのではないかなというふうに、僕は思っています。理解と合意のもとに行政の執行に当たるということが非常にこれから大事になると思いますし、その場というか、その年その年で思いつきのようにばっとやったりとか、ばさっと切ったりとか、そういうやり方でなくて、きちっとそういう計画というものを住民に示しておいて、辛抱してもらうところはしてもらわなければならないという部分も含めて、財政運営に当たっていくことが大事でないかと思うわけですけれども、いかがでしょうか。最後に、さっき4期総計の部分に関連してですけれども、4期総計は平成22年まで行くのですけれども、この部分の財政見通しなのですけれども、ちょっと最近心配になってきているのが経常収支比率ですけれども、これから先ずっと80%超える見込みなのですね、見込みは。それで、その中でも日ごろ言われているように、平成16年がちょっと飛び上がるのですね、83.8。最終年度は大分先なのですけれども、ここのところはまたちょっと大変なことで84.9ですから、非常に厳しくなってくるのですけれども、その傍ら公債費も平成16年が29億円ということで、もうピークです。その後若干減っていくという傾向にあるわけですけれども、このまま経常収支比率が10年間80%を超えたまま推移していくとすれば、今、何とか抑えたい抑えたいとは言ってますけれども、経常経費の削減という部分で相当頑張らなかったら、これ抑え込むことが難しくなるのではないかというふうに思いますけれども、これ限界あるのではないでしょうか。そんなことはないですか。一方で、経常収支比率が上がってくるということは、投資に回す経費の財源がぐんぐん抑え込まれるわけですら、そういうことになるとこれはちょっと大変な状況下にこれから入っていくのかと思いますけれども、当面の行財政の運営の考え方についてお伺いします。以上で再々質問とさせていただきます。よろしくお願いします。

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

ただいまの御質問でございますけれども、非常にこれからの財政、あるいは行政、そしてまた、これが直接町民とのかかわりがあるというようなことで、本当に基本的な御質問をいただいたわけであります。今、お話ありました一つ一つに、本当に私どもも危機感を抱いているところでもございます。ですから、今までの時代の流れというものを完全に拭い捨て、新しい一つの行政対応と、こういうものを考えていかなければなりませんし、また今までの状況を先ほどから言っておりますように、本当に交付税を頼りにして行政運営を行われてきたというようなことでもございますし、これから市町村合併問題が出ておりますけれども、やはりこれらあたりは国においてもその財政運営が非常に厳しい。ある程度地方自治体としての適正規模、そういうものを持った中での要するに日本の国づくりを始めていきたいというのが根底にあるのかなと。そうなりますと、やはり最近特に言われておりますように、自主自立という言葉が言われております。これは単なる行政展開の主体的なものの発想だけではなしに、財政そのものも自主自立でなければだめだと。もう私どももいろいろ国に要請に行きましても、単なる陳情要望ではない、具体的な提案という形でなければならない。もう一つには、この国あたりに行きましても、いつまで北海道は甘えているのだと、もうそろそろ自立すれと、こういう世知辛い時代になってきますと、そういう言葉すらが聞こえてくるわけでございます。そんな点で、先ほど来からもお話しいただいておりますけれども、やはり困ったからといって何もしなければ、ますます困るだけでございます。ですから、我が町におきましては、先ほども交付税関係のお話をさせていただきましたけれども、13年度で町税だけで38億円、14年度で38億4,000万円、約5,000万円ということで、若干なりともこの町税全体では13年度よりも14年度に多少の期待ができるのかなと。これもやはり私ども、ごく必然性にあるのではなくして、やはり宝来、あるいは鈴蘭台、こういった宅地造成をやることによって今までの農地価格が宅地並みに、そしてそこに建物が建つ、それによっての固定資産税というものの伸びがございます。この中身といたしましては、法人税、町民税はそのものは下がっているわけでありますけれども、実際には固定資産税でその分をカバーしているというようなことで、私どもといたしまして大変な時代とは言いながらも、町といたしましてはこういう交付税だけではなしに、固定資産税等もやはり我が町の財政を豊かにしていく一つの要因にもなっていると。一方でその負担というものは当然伴うわけでありますけれども、やはりこれからはそういうような一つの国、あるいは道に頼るだけではなくして、やはり独立した一つの自治体として、そういう今すぐできるものではございませんけれども、そういうことを念頭に置いていかないと、音更町そのものもやはり生き残っていけないというものもございます。また、今までの慣例・慣行という、一つの私どもも長い流れの中でどうしても、だっぷり浸かっている。やはりこれからは今までの流れが15%なり、場合によっては20%カットした中での1年間の行政運営をしていかなければならない。もう否が応でも、これはもう避けては通れない、このぐらいの危機感を持って職員一丸となってやっていかなければならない。ただ、その中で先ほども御意見ありましたように、一つの福祉行政、高齢化社会、こういうようなものからいきますと、これとてもやはり町民のための行政ということになれば欠かすことのできないものだろうと、そのように思いますが、やはりもう一つはこういう機会にこそ町民の皆さん方に痛み分けをして、我慢を強いていただく、こういうことも必要でありますけれども、行政と住民との役割分担、機能分担といいますか、あるいはそういうものの考え方というものも改めていかなければならない。そこに先ほどから言われておりますように、経常経費率、年々とこれ高まっていきます。80%ということは残り20%しか自由な金が使えない。そこに補助金なり、町債を借りてどれだけ膨らますかと、こういうような内訳になるわけでございますから、この経常経費をなくすということは、そういう需用費的なものをどんどん縮めていくというものも考えなければなりませんし、またこの経常経費を少なくするためには、分母を大きくしていかなければならないというようなことも言えるわけであります。ですから、多少の事務改善等だけでできるというやさしいものではないのではないかなと。しかし、国とても私どももある程度この先がどのぐらいの中で、3年なのか5年なのか、安定経済成長になるのかと、何かその先が見えることによっての一つの目標設定ができるわけでありますけれども、先ほど申し上げましたように、全体的には15ないし20%落ちる。国もそういうような考え方でどんどん交付税なり、あるいは事業費の削減というようなことで取り組んでおりますから、もちろん町村にもまともにそれがかぶってまいりますので、私どももやはり予算編成に当たっては、こういうことを念頭に置いて、職員一人ひとりが真剣に考えた中で取り組んでいかなければならない、まさに激動と変革の時代でありますから、そういうことを十分わきまえて14年度の予算編成に行かなければならないと、そのようにも思っておりますし、また一方で、福祉だけをやっていて、その福祉を賄う財源がどこから生まれてくるかと、このことも大切であります。やはり産業を振興させ、そしてそういう中から一つの事業を発展させていただくことによって税収が伸びてくると。それを逆に教育なり福祉なりにかぶせていくと、こういうことも一方の作用で必要でありますから、困るから何もできない、福祉だけを、教育だけを考えていればいいと、そういう自治体経営ではないと思っておりますし、基本的には決して教育だとか、そういったものをやはり百年の大計にのっとってやっていかなければならない、その必要性は十分理解いたしますけれども、そのような考え方で今後の財政運営といいますか、そういうことを考えながら取り組まなければならないのかなと、そのように思います。あと更に、財源確保の関係については助役の方から説明をさせていただきたいと思いますので御理解をいただきたいと存じます。

答弁 助役 藤井勉

前段の交付税の関係、いまいちわからないという御質問でございますけれども、まず既に御承知かと思いますけれども、交付税そのものの国の財源は、いわゆる法律に基づいて所得税、法人税、酒税、いわゆる従来の国税3税の収入のうちの32%、それから消費税収入の24%、たばこ税収入の25%を充てるということで、法律で定められているところでございまして、いわゆるこれの動きは非常に交付税の交付額に影響を与えているところでございまして、先ほど申し上げた数値につきましては今年度と同じベースで、そういう税収が上がるだろうという仮定の中でお話をさせていただいております。国は、概算要求では国税は若干上がるだろうというような、いわゆる概算要求の時点ではそんな話をしていたわけでございますけれども、ここに来て、いろいろ報道機関等の中では減収になるだろうというふうなことも言われておりますけれども、一応これにつきましては13年度同様のものの考え方、本町のいわゆる財政需要額等についても、本年度と同様というようなものの考え方ではじき出した数字でございますので、したがって一つ一つ積み上げた数字ではございませんので、その点御理解をいただきたいなというふうに思います。したがいまして、そういう計算をしていくと、今年度より2億6,000万円ぐらいの減収になるだろうということでございまして、それから先ほど1億8,000万円ぐらいという数字を申し上げましたけれども、これは財源不足という意味ではなくて、平成13年度の歳入と比較してその分が減収になるという予想をしているということでございますので、そのように御理解をいただきたいなというふうに思います。来年度の不足分が出た場合どうするのだというふうな御質問でございます。基本的には、町長が先ほどから申し上げておりますように、歳入あっての歳出ということになりますが、しかし今の状況を見ていくと、それでおさまるのかどうか、必ずしもそれでおさまらない部分も出てくるだろうというようなことは予想されますけれども、基本的には歳入あっての歳出という中で、いわゆる財源対策債につきましても、満度借りれるということでなくてもいいということでございますので、これは普通の公共事業債等の中でうまく調整をして、これについては100%交付税補てんの条件になっておりますので、その他で負担のかかるものとの調整をする必要があるだろうと、この起債を借りてほかで補てんのされないものについては、そちらを借りないというような方法もできますので、そんな調整も必要であろうと。ただ、その余裕がなくなったというようなことにもなる状況もございますけれども、今のところは歳入に合っての歳出というようなことで、もちろん借り入れも当然先ほど話しましたように、一定の額を超えないで借り入れをしていきたいというような考え方でございます。ただ、最悪の事態の場合は、いわゆる基金の充当も若干考えなければならないなと。先ほど町長からも厳しいお話がございましたけれども、そのようなことで考えさせていただきたいなというふうに、今のところ考えておりまして、それにつきましても極力抑制をするような努力をさせていただきたいというふうに考えているところでございます。それから、今年度の交付税はどうなのだということでございますけれども、今年度当初予算を見ていた部分、これで最終まだ決定でございません。3月に一部交付がございますので、決定ではございませんけれども、今までいただいている推移からいきくと若干数千万円程度の、数千万円でも5,000万円をちょっと下回ると思うのですが、ぐらいの減になる可能性があるのかなというふうに見ておりますけれども、これにつきましても財源対策債との絡みもございます。それから、今12年度の繰越財源1億二、三千万円残っております。そういうものを充当すれば十分かなというふうに思っておりますけれども、問題は雪の量がこれからの一つの財政に大きな影響を与えてくるのだろうなと。おかげさんで、きのうも雪降りましたけれども、まあまあのところでおさまっていただいて安心をしているところでございますけれども、今年の最終予算の締めとしては、今持っている除雪費の範疇で終わっていただければ、決算時点では余りおしかりをいただかないような数字でおさまるかなというふうに思っているところでございます。以上で答弁とさせていただきます。

出典:音更町議会 平成13年第4回定例会 2001年12月14日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる