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小樽市議会 令和7年第1回定例会 2025年3月4日

市民生活について

2025年3月4日、小樽市議会の一般質問で、中村吉宏議員が「市民生活について」質問し、市長 迫俊哉、産業港湾部長 渡部一博、総務部長 薄井洋仁が答弁しました。

質問者
中村吉宏 議員
答弁者
市長 迫俊哉、産業港湾部長 渡部一博、総務部長 薄井洋仁

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 15番 中村吉宏

次に、市民生活に関連して伺います。まず、除排雪について伺います。気象の異常さが各方面で指摘される昨今、本市の降雪状況も降らないときには降らない、降るときには大雪が一気に降るという傾向が、ここ数年見受けられます。昨冬は、12 月に断続的降雪があった後、1月7日前後に大量の雪が降り、市内交通網が一部麻痺、二十歳を祝う会も参加者が難儀するという状況でしたが、今冬は 12 月にまとまった雪が降った後、1月は穏やかな状況で、事業者の方々が市による補償の心配をされていたところ、2月初旬に大雪となり、下旬まで寒波が繰り返し押し寄せ、相当な積雪となったという印象です。しかし、12 月の降雪の後、1月に排雪を進めたことで、2月の大雪時にも交通の麻痺、混乱は生じなかったものと思います。迫市長は、予防保全的除排雪を掲げ、除排雪事業に臨まれておりますが、今年度ここまでの除排雪事業の状況について、市長はどのように見ておられるのか、御所見を伺います。多くの除雪費を要する状況ですが、予算の質問は1項目めに行いましたので、ここからは除排雪事業に関連した内容の質問をいたします。これまでの議会議論で、除排雪事業を担う事業者の人材不足、とりわけ重機オペレーターの不足が指摘され、育成や人材確保の方法について議論されてきました。今冬、市として何か行った対策などがあれば、お示しください。もう1点、事業者に関連したことですが、事業者所有の重機等が除排雪作業中に故障し、一部では修理に時間を要するため、対応に苦慮されたという状況も発生したとのことです。本市では、市の除排雪重機等について、順次整備、更新するということが示されておりますが、除排雪事業者への対応はどのようになっているのかという疑問があります。除排雪事業で、重機等の破損などが生じた場合、市が修理等を補助する制度があるのか、また、その間の地域総合除雪等が滞らないよう、市の重機の貸出しや他のステーションとの調整など対応策が用意されているのか、お聞かせください。冬の市民生活を支える除排雪事業者への配慮、対応を望むところであります。次に、補聴器購入補助について伺います。令和5年第4回定例会に、加齢による難聴者の補聴器購入の小樽市としての助成方について陳情が提出され、現在、厚生常任委員会で継続審査案件として審議されておりますが、この補聴器購入補助について要望が寄せられておりますので、お伺いいたします。難聴に苦しむ市民の方が公的補助を望む現状、機能的に充実した補聴器を購入するには5万円程度の金額が必要とのことであります。この金額は、年金生活者にとっては高額で手が出ないため、購入を諦めるケースもあるということであります。様々な研究データからも、補聴器の使用が認知症予防にも有効であることも示される中で、本市でも補助事業に取組を望む声があることから伺います。令和6年 12 月1日現在、一般社団法人日本補聴器販売店協会の調査によりますと、全国で 390 自治体、道内では 31 自治体が助成制度を実施しているとのことであります。近隣では、北広島市、旭川市などが実施しており、後志管内では、蘭越町、共和町、留寿都村、赤井川村等で実施しているとのこと。対象年齢も 18 歳以上を対象とする自治体が 75 自治体で、最も多いのが 65 歳以上を対象とする 282 自治体とのことです。本市でも、難聴者への支援、とりわけ高齢難聴者の認知症予防、介護予防の観点からも、実施をするべきではないかと考えますが、本市の見解をお示しください。次に、本市の課題解決に向けた大学との連携について伺います。現在、札幌学院大学から、本市との包括連携協定の締結依頼が寄せられていると伺っております。私が把握している限り、本市で実施されているイベントで、地域課題を解決するための取組が幾つか行われております。雪かきの担い手を増やし、共助を促進するためのイベントや町内会単位で高齢者の方々にスマートフォンの利用方法をお伝えし、地域連携や連絡体系の形成、さらには町内会のデジタル化に寄与する活動を学生が中心となり行っているというもので、これらが基になり、本市のさらなる課題解決に貢献できるものと考えます。特に、LINE教室では、高齢の方がLINEの利用方法を覚えることで、災害時の安否確認にも利用できることが期待されております。また、学生の皆さんが自ら考えたイベントの実施を通して、地域の小・中学生と交流を図り、様々な知識を伝授するという取組も行われております。今後もこうした活動が継続される中で、地域課題解決を目指すことは、大変重要であると考えます。さらに、実際にイベントに関わる学生の話を聞いたところ、小樽市でいろいろな方と関わるうちに、小樽市に魅力を感じ、小樽市で働きたい、小樽市に住みたいという希望を話す学生もおり、人材不足、人口減問題等の解決にも有用であると考えます。これまで小樽商科大学との連携の中で、多くの取組を行ってきた本市です。本市と市民にとって、多くのメリットが期待できる札幌学院大学との包括連携をぜひ積極的に進めていただきたいと考えますが、見解をお示しください。また、今後さらに多くの大学との連携も進めていただきたいと考えます。併せて見解をお願いいたします。以上、再質問を留保して、質問を終わります。

答弁 市長 迫俊哉

ただいま、市民生活について御質問がありました。初めに、除排雪についてですが、まず、今年度の除排雪作業につきましては、予防保全的な作業を念頭に置き、小学校の始業式に対応するため、12 月下旬から排雪作業を行い、その後、主要な幹線道路やバス路線等の作業を行ったところであります。その後、1月 29 日から2月2日にかけて 92 センチメートルの降雪がありましたが、予防保全的な作業を行ってきたことにより、大きな交通障害等が発生することはなかったと考えております。しかしながら、その後の暖気により、がたがた路面やざくざく路面が発生し、その対応に遅れが生じたことから、その対策について課題があるものと認識いたしております。次に、除雪機械オペレーターなど、担い手確保の取組につきましては、現段階において具体的な取組は行っておりませんが、現在、他都市の担い手確保の取組について、情報収集を行っているところであります。次に、除排雪機械に対する修理費の補助制度につきましては、現在、本市において助成制度はありませんが、除雪業務委託設計書の中で、通常の修理費等に当たる機械損料を計上いたしております。次に、除排雪作業で、重機等が破損した場合の対応策につきましては、市で所有するロータリー除雪車が破損または故障等により使用できなくなった際は、ステーション間での調整を行うなど、除排雪業務が滞らないよう対応いたしております。なお、グレーダにつきましては、ほとんどのグレーダは事業者の所有であるため、ステーション間での調整が困難な状況となっていることから、その対応策が課題であると考えております。次に、補聴器購入補助についてですが、高齢難聴者の補聴器購入費への補助につきましては、高齢になると聴力や視力など様々な身体機能が低下し、かつ、それらには個人差もあることから、慎重な検討が必要であると考えておりますので、引き続き全国市長会を通じて補助制度の創設を国に要請してまいりたいと考えております。次に、本市の課題解決に向けた大学との連携についてですが、札幌学院大学との包括連携協定の締結につきましては、同大学との協議が未了でありますので、今後、同大学の意向を確認しながら、判断してまいりたいと考えております。また、大学との連携については、大学が蓄積する知識や情報等により、施策を立案することや、学生の参加により、地域に不足する若い人材によるまちづくりの推進は地域や行政の課題の解決に資するものであるため、今後も大学と連携してまいりたいと考えております。(「議長、15 番」と呼ぶ者あり)

質問 15番 中村吉宏

まだ検討中のもの、それから、いろいろとこれから進めていただくものを御答弁いただきましたが、何点か再質問させていただきたいと思います。まず、観光に関連したところであります。外国人観光客の方々への文化、ルールやマナーに対する認識については、いろいろと本市でも情報収集、分析を行われていて、外国のツアー会社へ確認等を行われているということです。これは認識の違いの情報収集を行って、発信というところも本市では取り組んでいるということなのですが、何か、外国人観光客の方に直接伺うような機会、シーン、今回の質問でいけば、先ほど来、小樽雪あかりの路のボランティアツーリズムの外国人の方のお話も挙がっていました。そういった方にも聞く機会というのは、身近なところで結構チャンスがあるのかと思って答弁を聞いていたのですが、そういった実際に来た方のいろいろな声を聞きながら、文化等の相違を発見する作業が独自に行われてこなかったのかというのがありますので、伺いたいと思います。次に、これも観光需要が増加して課題が生じているという質問の中で、オーバーツーリズム対策事業費についてであります。警備員の配置のほか、バスの混雑やJRの混雑に、市民が利用しにくい状況が指摘されていることについて、メニューは用意されているのかという質問で、今のところメニューは用意されていないということでありました。これについて、予算関連で伺ったのですが、予算に限らず、この解消に当たっての何か対応策というものを別枠で何か御用意をされているのか、あるいは御用意していただく用意があるのかというところをお伺いしたいと思いますので、お示しください。それと、中心市街地の展望についてであります。青写真を描いてくださいとずっと言い続けていますけれども、確かに周辺の事業者たちの発想もあって、なかなか思いが統一しない、難しいということであります。それで、まず小樽駅前広場、それから第1ビル周辺を視野に入れるのだという御答弁でした。これについて、所有者ですとか、JR、市と協議してということで、実施設計のお話がありましたけれども、もし、実施に向けてのスケジュール感というものが見えているのであれば、いつぐらいに計画、あるいは着手し、実施設計がいつぐらいで、完成はいつぐらいを目指すのだという具体的なスケジュールがあれば、お示しいただきたいと思います。次に、市役所の本庁舎整備検討事業費について質問させていただきました。再編に当たって、物価の高騰、それから規模の見直し云々とありましたけれども、財源に触れた御答弁があったところで、小樽市本庁舎長寿命化計画策定時には、なかなか該当する財源がないのだということで、いわゆる先送りにしてきたと。何かふさわしい財源があればということも、議論の中には行われてきた経緯があるのですけれども、今この状況になって、財源として当てにできるといいますか、用いることが可能であると、検討の余地があるのだという財源が何かあれば、お示しいただきたいと思います。

答弁 市長 迫俊哉

中村吉宏議員の再質問にお答えいたします。最初に、オーバーツーリズム対策事業費について、お尋ねがありました。混雑に対応するための事業費については、今回含まれていないということで答弁させていただきましたが、今後、小樽市オーバーツーリズム対策連絡協議会も随時開催していくことになりますので、その中での議論にもよりますけれども、混雑の問題解消のために必要ということであれば、何らかの事業は進めていかなければなりませんし、そのための必要な事業費も検討することになるのだろうと思っておりますので、まずは小樽市オーバーツーリズム対策連絡協議会の中での議論を待ちたいと思っているところでございます。それから、中心市街地の関係でお尋ねがありました。一つには、グランドデザインを描くべきだという御質問でありますが、今回、答弁の中では難しいとさせていただいておりますけれども、これから策定する小樽市立地適正化計画におきましては、小樽駅周辺地区は都市機能誘導地区になっておりますし、その中での中心拠点にもなっておりますので、これから地域のまちづくりをどういうふうに進めていくかということについては、将来にわたって議論していかなければなりませんし、そのプランづくりというのも当然必要になってくると思っております。今後においても、グランドデザインをつくることが難しいということではなくて、時期がいつになるかということについては、今、明言できませんけれども、そういったプランをつくっていくことの必要性は、将来に向けてあるだろうとは認識しております。それとの関係で、小樽駅前広場の実施設計のことについてお尋ねがありました。小樽駅前広場の整備に当たりましては、土地の関係から、駅前第1ビルの再開発事業とセット、つまり、敷地を一部、駅前広場の中に組み込む形になっておりますので、駅前第1ビルの再開発事業の目途が立たないと、実施設計を進めていくスケジュールのめどが立たないと今認識いたしておりますので、その辺について御理解いただきたいと思いますし、別途、再開発事業と切り離して、小樽駅前広場だけを先にやるかというのも選択肢としてはあるのだろうと思っておりますけれども、それについて、今、庁内で協議させていただいているというところで、御理解いただきたいと思っております。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 産業港湾部長 渡部一博(産業港湾部長は2026年3月まで)

中村吉宏議員の再質問にお答えいたします。文化、ルール、マナーに対する認識の違いの情報収集を国、民間事業者、あるいは海外旅行代理店からはしているが、実際においでになっている外国人の方から、そういった情報収集は直接していないのかという御質問だと思います。先ほどの答弁でも言いましたヨーハオのボランティアの方から、ボランティアツーリズムの情報についてお話を伺って、そういった旅行商品の作成につなげたという答弁はさせていただいたのですが、文化やルール、マナーに対する認識の違いという観点で、ヨーハオだとかオコボの方々から情報収集しているかについては、今の時点で確認は取れておりませんので、現場の担当職員にも話を聞いてみたいと思いますし、せっかく皆さんがいらっしゃって、ボランティアの作業以外でいろいろな話をする機会があると思いますので、そういった機会を通じて、生の声といいますか、いろいろな話を聞いてみるということは大事だと思っていますので、その辺も確認して進めてまいりたいと思っております。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 総務部長 薄井洋仁(総務部長は2025年3月まで)

中村吉宏議員の再質問にお答えいたします。市役所本庁舎整備にかかる財源の関係ですけれども、詳細は今後、検討することになりますが、現在想定しているものといたしましては、防災機能の関係を持つことによる緊急防災・減災事業債、そのほか、小樽市立地適正化計画に基づく公共施設の整備の関係の事業といたしまして、都市構造再編集中支援事業といったものを財源として想定しておりますが、繰り返しになりますが、詳細については、今後の検討ということで考えてございます。

出典:小樽市議会 令和7年第1回定例会 2025年3月4日 議事録 PDF(81ページ) 間違いを知らせる