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小樽市議会 令和4年第1回定例会 2022年3月1日

(1)おたるプレミアム付商品券事業について/(2)小樽市鳥獣被害防止計画について/(3)小樽市鳥獣被害対策実施隊設置要綱について/(4)カラスによる農業被害防止等について

2022年3月1日、小樽市議会の一般質問で、前田清貴議員が「おたるプレミアム付商品券事業について」「小樽市鳥獣被害防止計画について」「小樽市鳥獣被害対策実施隊設置要綱について」「カラスによる農業被害防止等について」について質問し、市長 迫俊哉、産業港湾部長 徳満康浩が答弁しました。

質問者
前田清貴 議員
答弁者
市長 迫俊哉、産業港湾部長 徳満康浩

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 25番 前田清貴

おたるプレミアム付商品券事業について質問します。まず、令和3年度に実施されたコロナ禍の消費喚起策として10月から12月までの期間、1万円で1万3,000円の買物などができる、割増率3割のおたるプレミアム付商品券事業について質問します。まず事業の予算額、商品券が使用できない業種・業態、商品券の取扱店舗数についてお聞かせください。次に、商品券の販売実績と、使用された枚数、金額について数値でお示しください。また、商品券を2回に分けて販売しているようですが、理由をお聞かせください。令和3年度に実施したおたるプレミアム付商品券事業の商品券の額面は、1,000円でしたが、使用実績について業種、業態に分けて分析されていますか。分析しているのであれば、特に1人当たりの使用額について、1,000円以下が多いと推測される個人商店や、コンビニ、食堂まで満遍なく使用されたかどうかについて分析結果をお聞かせください。また、使用されなかった商品券があればその実績についてお答えください。そこで提案です。新年度予算の説明の中で、「Ⅲ次の段階としての官民を挙げた経済活動の回復」、「(1)地域経済の活性化 6事業」の③に、「感染症拡大による経済への影響を緩和し、市民の消費を喚起するため、市内全業種を対象としたプレミアム付き商品券(額面1.3万円を1万円で販売)を6.5万冊発行」の費用として2億5,000万円が予算計上されています。同予算の説明の中には、市内全業種を対象とするとありますが、客単価は1,000円未満が多いと推測される業種・業態にまで経済効果が及ぶよう本市においても額面を500円とするよう切望いたします。市長の御見解をお示しください。次に、小樽市鳥獣被害防止計画に関連して質問します。令和3年4月1日、新たに施行された小樽市鳥獣被害防止計画は施行後1年を迎えます。まず、新たな小樽市鳥獣被害防止計画施行後の被害の現状について、鳥獣の種類ごとに直近の捕獲数と被害金額をお示しください。被害の軽減目標は計画どおりに進んでいますか。鳥獣の種類ごとに、捕獲計画数と現状値に分けてそれぞれお示しください。次に、小樽市鳥獣被害対策実施隊設置要綱に関連して質問します。小樽市鳥獣被害対策実施隊設置要綱の構成等に関する第2条について説明してください。また、第2条第2項の制定に関わる特に第3号について当時現職の漁業者が、北海道猟友会小樽支部に入会していなくても手続を踏み直接トドの駆除を行うことができたことから、小樽市漁業協同組合とは、当時、他都市の実施隊要綱にはない、曖昧な表現を設けて決着したとお聞きしています。当時の小樽市と-94-北海道猟友会小樽支部との協議、審議、実態と背景について詳細に御説明してください。仄聞するところ第3号について近々変更されるやにもお聞きしています。現状を変更する場合はあらかじめ市事務担当者と北海道猟友会小樽支部との間で協議して両者納得、理解の上決める必要があると思いますが、このことについて、本市のお考えをお聞かせください。次に、カラスによる農業被害防止等に関連して質問します。令和3年度、カラスに関わる市内全域からの通報件数と被害件数についてお示しください。あわせて、家庭菜園などからの予防も含めて被害の通報はありましたか。件数と被害状況をお示しください。これまでにカラスからの被害を防止するため、北海道猟友会小樽支部に依頼して、市内全域でのカラスの駆除と埋立処分場のある桃内地域のパトロールを実施し、一定の成果と効果を上げ、市民はもとより、桃内地域住民からも高評価を得ていると認識しています。令和4年度も同様に北海道猟友会小樽支部の会員で組織する、小樽市鳥獣被害対策実施隊員による桃内地域のカラスパトロールは実施するのですか。実施隊員は小樽市が作成した小樽市鳥獣被害対策実施隊設置要綱により会員の行動と身分は定められています。令和4年度のカラスパトロール実施に向けた要綱の見直し改正はお考えですか、お答えください。以上、再質問を留保して、質問を終わります。

答弁 市長 迫俊哉

前田議員の御質問にお答えします。初めに、令和3年度のおたるプレミアム付商品券事業について御質問がありました。まず事業の予算額、商品券の使用ができない業種、業態、商品券の取扱店舗数につきましては、事業の予算額は2億3,500万円。また、商品券の使用は全業種を対象としていることから、小樽市暴力団の排除の推進に関する条例に規定する暴力団関係者などを除き市内全ての業種が取扱店として登録可能であり、最終的な取扱店数は、1,171店舗となりました。次に、商品券の販売と使用実績につきましては、販売実績は令和3年10月8日から販売を開始し、12月16日に6万冊が完売しております。また、使用実績は、77万7,505枚、7億7,750万5,000円であり、全体の、約99.7%が使用されております。次に、商品券を2回に分けて販売した理由につきましては、当初令和3年10月8日から10月29日までの期間、市内14か所の郵便局にて販売をいたしましたが1,136冊が売れ残ったことから、11月16日より追加販売を行ったものであります。次に、商品券の使用実績の分析につきましては、業種、業態による分析を行っており、地域応援券を導入した令和2年度と同様に、特定の業種に偏ることなく、幅広い業種で使用されたものと考えております。なお、個人商店や食堂の使用状況は分析しておりませんが、コンビニエンスストアについては令和2年度の使用実績が2万5,190枚であったのに対し、令和3年度は3万3,953枚となり、対前年比で約34.8%の増加となっております。次に、使用されなかった商品券の実績につきましては、使用されなかった商品券のみの数は把握しておりませんので、市民の皆さんが使用しなかった商品券と取扱店が換金申請をしなかった商品券の合計である換金されなかった商品券の実績でお答えいたしますと2,495枚が換金をされておりません。次に、新年度事業の商品券の額面を500円としてはどうかとの提案につきましては、これまでも説明して-95-きましたが、額面を500円とすると、商品券の印刷費用などの事務費が増加することとなります。また、令和3年度事業の取扱店へのアンケートでは、500円券を少しはつけてほしいとの意見があったものの、1,000円未満の端数が出るため、追加した買物が増えた、ワンランク上の商品の購入があったなどの声が寄せられているほか、回答した取扱店のうち約48.9%で売上げが増加し、約30.6%で客単価が増加したとの結果があったことから、本事業の目的である市民の消費喚起や市内経済の活性化が図られたと考えておりますので、令和3年度と同様に商品券の額面は1,000円として予算計上をしたところであります。次に、小樽市鳥獣被害防止計画について御質問がありました。まず、昨年12月までの捕獲数につきましては、エゾシカ107頭、ヒグマ2頭、キツネ30頭、タヌキ48頭、アライグマ40頭、カラス63羽となっております。なお、被害金額については、現在駆除依頼のあった農家等から集計中であるためお示しをすることはできません。次に、捕獲計画数と現状値につきましては、現状値に関してはただいま答弁したとおりであり、捕獲計画数に関してはエゾシカ180頭、キツネ52頭、タヌキ89頭、アライグマ28頭、カラス240羽となっております。また、現状値との増減につきましては、エゾシカはマイナス73頭、キツネがマイナス22頭、タヌキがマイナス41頭、アライグマはプラス12頭、カラスはマイナス177羽となっております。現状値が捕獲計画数を下回っている要因につきましては、エゾシカを例にいたしますと、管内の個体数増加に伴い、捕獲計画数を改訂時に増やしておりますが、熟練捕獲者やわな数量の不足、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による一斉捕獲の中止、生息地域での工事等による出没箇所の広域化などが考えられます。次に、小樽市鳥獣被害対策実施隊設置要綱について御質問がありました。まず、第2条の説明につきましては、第1項では実施隊に実施隊員を置くことを規定しており、第2項では、市長が任命する隊員の対象者を規定しております。第1号は、被害防止施策に関する業務を担当する市の職員、第2号は、北海道猟友会小樽支部の会員で、市から依頼された推薦者名簿に記載のある、被害防止施策の実施に積極的に取り組むことが見込まれる方、第3号は、前2号に掲げる者のほか、被害防止施策の実施に積極的に取り組むことが見込まれる者となっております。次に、設置要綱第2条第2項第3号の制定に関わる経過につきましては当時の背景として、トド被害防止に関わる駆除を平成27年度から、小樽市鳥獣被害防止対策協議会の構成員である小樽市漁業協同組合が実施主体となり、国の補助事業を活用して行うこととなったことから、北海道猟友会小樽支部の会員のほか漁業者ハンターについても実施隊の隊員とする必要があったため、改正をしたものであります。次に、現状変更時の協議につきましては、本市の有害鳥獣対策に協力いただいている北海道猟友会小樽支部や関係者とは密に連携する必要があると考えておりますので、設置要項や事務処理に関わる変更事項があれば、事前に協議した上で進めていく必要があると考えております。次に、カラスによる農業被害防止等について御質問がありました。まず、令和3年度のカラスによる農業被害の通報件数などにつきましては、通報は令和3年12月末現在で、農家からの2件のみであり、被害件数もこの2件であります。次に、桃内地域のカラスパトロールにつきましては、令和4年度においても状況が変わらない限りは同様に実施をしてまいりたいと考えております。次に、令和4年度のカラスパトロール実施に向けた要綱の見直しにつきましては、現在予定をしておりません。-96-(「議長、25番」と呼ぶ者あり)

再質問 25番 前田清貴

再質問させていただきます。まずは、おたるプレミアム付商品券の分析結果をお聞きしました。私の想定していた、分析、思いからはいい方向に分析されているのかという市長の御答弁をいただきました。ただ、予算の説明の中にもありましたように、市内全域に経済波及効果が及ぶようにということでございますので、私が心配しているのはくどいようですけれども、客単価が1,000円未満の、そういう業種、業態の方というところはあるわけでありますから、今後それに向けて、やはりどういうことができるのか、どういう経済波及効果を及ぼすことができるのかについて調査研究して、よりよい方向に進めていただきたいなと思います。それと、小樽市鳥獣被害対策実施隊設置要綱に関連して、説明はいただきました。答弁もいただきました。それで、第2条第2項の制定に関わる、特に第3号についてということでお聞きをしております。そこで答弁はありましたけれども、具体的というか見込まれる者とはどういう方なのか、その辺を少し具体的にお聞かせいただきたいと思います。それと、この項の仄聞するところというところで、第3号について近々変更がされるやにもと聞いているのですけれども、関係者という表現をされていました。関係者とはどのような方を指して関係者と言っておられるのか、このことについても具体的にお答えをいただきたいと思います。最後にもう一つ、小樽市鳥獣被害防止計画に関連して質問しました。それで、シカからカラスまでいろいろと実績について数値をお聞かせをいただきました。それで令和3年4月1日から、向こう3年間の新しい鳥獣被害防止対策の計画が示されているわけでありますけれども、この計画の中では、シカの150頭を180頭、プラス30頭にしたわけであります。現在これができているわけでありますけれども、直近の数値では、実績が107頭で73頭と不足している、理由はいろいろ述べられておりましたけれども、その理由のほかに窓口の担当者のそういう意向等々も踏まえて、何か変更された部分があったやにも聞いております。そのことが、捕獲数の減少にもつながっているのではないのかという指摘も私は聞いておりますので、実際にそういうことがあるのであれば、その辺のことについて、そういう条項を設けた理由と、原因、結果、そのことについてお聞かせをください。同様に、令和4年度のカラスパトロールの実施に向けた見直し、改正はお考えですかと、こういう質問をしているのですけれども、考えはないと、令和3年度と同じというふうに私は聞き取ったのでありますが、それでよろしいですかということで再質問をさせていただきます。

答弁 市長 迫俊哉

前田議員の再質問にお答えをします。私からは、おたるプレミアム付商品券について御答弁させていただきたいと思いますけれども、令和3年度の調査結果を見ますと、私どもといたしましても消費誘発効果といいますか、こういったものが一定程度あったという判断の下で、現行の考え方で進めさせていただきたいというふうに思っております。500円券の発行についての御提言でございますけれども、道内のほかの自治体でも1,000円券と500円券を併用している事例もあるように伺っておりますので、そういったものの効果なども調査をした上で、できるだけ広く、このプレミアム付商品券事業の効果が行き渡るように研究はさせていただきたいというふうに思っているところでございます。今回につきましては、現行のとおり進めさせていただきたいというふうに思っておりますので御理解い-97-ただければと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 産業港湾部長 徳満康浩(産業港湾部長は2022年3月まで)

私からは小樽市鳥獣被害防止計画のことでお答えさせていただきます。まず、2番目の質問ですが、第3号で見込まれる者というのは、過去のことで言えば、市長答弁にあったようにトドを対象にして、当時それをできるように改正した、当時、国のお金を有効に導入できるように改正したところでございますけれども、今後、何らかの動きがあるとすれば、今の条文自体がトドを明記しているわけでもございませんので、この記載の「前2号に掲げる者のほか、被害防止施策の実施に積極的に取り組むことが見込まれる者」、この要綱の文言の中で対応していきたいというふうに考えてございます。次の質問で、関係者とは誰でございますかということでの質問でございます。小樽市鳥獣被害防止計画にもあるように、北海道猟友会小樽支部のみが関係者ではございませんので、今計画上で言えば、新おたる農業協同組合なり、小樽市漁業協同組合なり、鳥獣保護監視員なりというのは記載されてございますので、そのほか関係者の役割として警察等も記載されておりますので、そういう大きい意味での関係者としてお答えさせていただいたところでございます。計画の細かい変更事情というのですか、そういった質問もございましたけれども、そこまで前の計画と今回、令和3年度から5年度までの計画の中身を熟知しておりませんので、それについて私からお答えできませんので、後ほど勉強して前田議員にお答えしたいと思います。5点目は、改正の予定、要綱の見直しの予定はないのかという確認でございますけれども、市長答弁にあったとおり予定はしておりません。(「議長、25番、議事進行について」と呼ぶ者あり)

再質問 25番 前田清貴

シカの頭数が73頭マイナス云々とかということについてお聞きしているのですけれども。条項変更等含めて、そういったことが原因ではなかったのかという。

再々質問 25番 前田清貴

再々質問させていただきます。小樽市鳥獣被害対策実施隊設置要綱の関係で見込まれる者とは具体的に云々と私は聞いたのでありますけれども、当時トドの関係でそういう表現をしたのではないかという御答弁であったかと思います。それで、この本文の中で曖昧な表現を設けて決着したって部分でそういう話になったのですが。この再々質問でお聞きしますけれども、この辺は具体的に文言を訂正するのであれば誰が見てもすぐ分かるようなそういう表現にしたらいかがかと思いますが、この辺について1点。それと第2条第2項第3号について近々変更云々と私は聞いているのですけれども、関係者とは誰なのかということで、何か少しかみ合わないような答弁だったなと。産業港湾部長の答弁と私の思いは違っているのです。それで関係者という答弁をされているのですけれども、関係者とは、どういう方のことを言っているのか。それで、再質問のときの答弁で参加されるということも今言われているのですけれども、その関係者というのを具体的に言っていただければ、この第3号についてのこの曖昧でどうとでも取れる表現、その当時はこうであったから、こういうことではないかとこういうことではなくて、やはりこれからのいろいろとこの行政を施行していく上で、やはり何か差し障りとかいろいろ問題が生じることもある-98-とも分かりません。だとするならば、この辺はきちんと誰が読んでも分かるように表現するべきではないかと思うのですけれども、再度御答弁願います。

答弁 産業港湾部長 徳満康浩(産業港湾部長は2022年3月まで)

前田議員の再々質問にお答えします。まず1点、小樽市鳥獣被害対策実施隊設置要綱第2条第2項第3号で誰からも分かる表現にすべきではないのかと、当時たしか平成27年だったと思いますけれども、トドの関係があってこういう条文の変更になったわけですが、これはよく市の条例なり、要綱なりで何号に掲げる者のほか云々かんぬんなどという表現はよくやることでございますので、現時点でこれを改正するという動機にはなっていないので、その第3号を変えるという予定はございません。もう1点、明確に答えたつもりでございますが、関係者を一つずつお答えしたと思いますけれども、いろいろなことが想定されますので、その事案によっては関係者と協議するという部分は広がると思いますので、決して北海道猟友会小樽支部だけではないというふうに考えてございます。再度お答えしますけれども、新おたる農業協同組合なり、小樽市漁業協同組合、鳥獣保護監視員、警察、道なり、いろいろな方とその事案によっては協議するということは想定していることでございます。

出典:小樽市議会 令和4年第1回定例会 2022年3月1日 議事録 PDF(110ページ) 間違いを知らせる