みんなの議会

小樽市議会 令和3年第1回定例会 2021年3月2日

予算及びワクチン接種について

2021年3月2日、小樽市議会の一般質問で、中村誠吾議員が「予算及びワクチン接種について」質問し、市長 迫俊哉が答弁しました。

質問者
中村誠吾 議員
答弁者
市長 迫俊哉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 16番 中村誠吾

立憲・市民連合を代表して、質問をいたします。その前にこの間、新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられた皆様の御冥福をお祈りいたしますとともに、今も療養中の皆様の一日も早い御回復を願うものです。さらに、新型コロナウイルス感染症との闘いの最前線にいらっしゃる医療従事者の皆さん、保健所をはじめとする関連機関の職員の皆様に心より敬意と連帯の意を表します。それでは、会派代表質問をさせていただきます。令和3年度予算ですが、小樽市の現状を見れば、ベストを尽くされて編成した予算と評価しています。北海道新聞の見出しは、「財源不足9億8千万円」となっていましたが、記事の最後、財政調整基金の取崩し額は、前年度より5億3,000万円圧縮されたとなっています。私なら、財政調整基金の取崩しの額の圧縮を見出しにしたいくらいです。予算作成に関わった市長、副市長、職員の皆さんが、この厳しい状況の中でしっかり予算を編成されたことに対して敬意を表したいと思います。ただ、ここは議会ですので、私どももこの予算をしっかりと議論し、市民の負託に応える必要がありますので、厳しい意見も含めしっかりと申し上げたいと考えています。-78-少し気になったのが、新聞にもありましたが、令和元年度決算における経常収支比率は99.4%で道内主要都市の中で最も高いという大きな課題があります。経常収支比率が道内主要都市で最も高い理由というのは、どのようなものと認識をしていますか。そして、この数値の引下げに向けて、新年度予算ではどのように対応しましたか。公表されている範囲で、私なりに経常収支比率を人件費、扶助費、公債費で分析をしてみると、道内主要都市の中で人件費は最下位、扶助費は3位、公債費は3位です。つまり、人件費の部分を何とかしなければならないと現状は変わらないと考えています。そして、予算説明書を一つ一つ見ていくと、様々な事業が並んでいますが、正職員の人件費は基本的に別枠です。予算編成において、様々な事業を評価し、事業の優先順位を考えて、その事業を行うか行わないかの意思決定を行っていると思いますが、その意思決定を行う中で正職員の人件費は、どのような指標や判断基準を用いていますか。もしくは、正職員の人件費は、基本的には考慮しない構造になっていますか。データを見てみますと、経常収支比率の人件費は小樽市が最下位ですが、札幌市とさほど変わらない数字となっています。私の知り合いの札幌市職員と話をしたときに、現場にまでとにかく細かい事務でもいいから委託をできるものは委託しろと言われるのだそうです。小樽市として業務の委託化についてはどう考えていますか。また、新年度予算においては、その考え方をどう生かしましたか。課題は大きく、また多いのが現状です。この問題は一朝一夕では解決をせず、歳出においては人員配置や事務そのものの効率化を行っていくしかないと思います。歳入においてはふるさと納税をしっかりと活用していく、人口対策に取り組んでいくことしかないと思います。次に、新型コロナウイルス感染症対策の予算についてお聞きしたいと思います。新聞では、「コロナに備え目玉乏しく」と書かれました。このような印象をマスコミは受けたということは事実ですが、小樽市としては新型コロナウイルス感染症対策として、この新年度予算ではどのような部分に力を入れましたか。私は新年度予算に目玉がないということは、そんなに心配していません。なぜなら、今の時点で新型コロナウイルス感染症対策について市独自の目玉があれば、対策が万全になるということではないと思います。それよりも起こった問題について対策できる予算を残しておくという選択肢は、間違っていないと思います。そして、新型コロナウイルス感染症対策で令和3年度に取り組んでいくべき目玉は、ワクチン接種だと思っています。そのワクチン接種ですが、北後志5町村と札幌市は、かかりつけ医で行うと発表されています。蘭島など北西部地区は余市町に、銭函地区は札幌市にそれぞれかかりつけ医がいる高齢者の方は多いと思います。他市町村にかかりつけ医がいる場合であっても、接種できるような仕組みを調整し、予算措置もしていくおつもりはありますか。最後に、ワクチン接種に向けた人員体制ですが、どれぐらいの現状最大限、どれくらいの業務量を見込んで、どれくらいの常駐職員の配置をしなければならないと考えていますか。また、昨年の特別定額給付金の支給業務のように、庁内から応援職員を集めてくることを考えていますか。第1項目めの質問を終わります。

答弁 市長 迫俊哉

中村誠吾議員の御質問にお答えいたします。ただいま予算及びワクチン接種について御質問がありました。初めに、経常収支比率が高い理由と新年度予算での対応につきましては、経常収支比率が高い理由については、本市の場合は人件費や繰出金などの経常経費充当一般財源における割合が、道内主要都市よりも高いことなどが主な要因であるものと考えております。また、新年度予算での対応については、交際費負担を考慮して計画的に建設事業を実施するなど、経常収支比率の改善に向けた対応を進めてきたものであります。次に、予算編成での事業実施の判断における正職員人件費の考え方につきましては、事業実施の意思決定をする際は、その事業自体の必要性・有効性を十分に検討した上で判断をいたしております。なお、行政サービスを進める上で必要となる正職員数については、新規事業による増員分も含め、総務部が各部局から次年度の体制について聞き取りをし、精査した上で予算計上をしております。次に、本市における業務の委託化の考え方につきましては、市民サービスの向上や業務の効率化を図るため、これまでも業務の特殊性や専門性の観点から、公共施設への指定管理者制度の導入や専門的知識を必要とする業務などの委託化を進めてきたところであります。このことから、新年度予算においても、業務の特殊性から、発熱者の24時間電話相談業務を行う受診・相談センターの運営や、業務の専門性から立地適正化計画の策定などの業務の委託料を計上したところであります。次に、新年度予算における新型コロナウイルス感染症対策につきましては、新年度予算においては、補正予算も含め、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に努めながら、コロナ禍で停滞した市内経済を回復軌道へ乗せるため、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金などを活用し、感染拡大防止策と医療提供体制の整備や、地域経済と雇用の維持を図るなど、新型コロナウイルス感染症に対応した政策の推進に係る予算を計上いたしました。次に、他市町村にかかりつけ医がいる場合のワクチン接種につきましては、国の手引きによると他市町村にかかりつけ医がいる方は、そのかかりつけ医で接種することが可能となっており、本市でも手引きに基づき対応してまいります。また、市外で接種した場合の費用は、住民登録のある市が支払うことになりますが、北海道国民健康保険団体連合会を通じての支払いとなり、その手数料として約200万円を予算措置しております。次に、ワクチン接種の人員体制につきましては、ワクチン接種体制構築のため、令和3年2月5日に庁内に新型コロナウイルスワクチン接種対策本部を設置し、現在常駐職員4名体制で準備を進めております。今後につきましては、ワクチンの配分時期や配分量がいまだ明確になっていないため、想定は難しいものがありますが、集団接種が必要な場合には現在のワクチン対策本部の職員以外に、接種会場の運営などのために職員の増員が必要になるものと考えております。

出典:小樽市議会 令和3年第1回定例会 2021年3月2日 議事録 PDF(96ページ) 間違いを知らせる