小樽市議会 令和2年第3回定例会 2020年9月7日
障がい特性の理解を促進する運動について
2020年9月7日、小樽市議会の一般質問で、松田優子議員が「障がい特性の理解を促進する運動について」質問し、市長 迫俊哉が答弁しました。
- 質問者
- 松田優子 議員
- 答弁者
- 市長 迫俊哉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 松田優子
最後に、障がい特性の理解を促進する運動について伺います。私は本年第1回定例会の一般質問において、誰もが障害の有無によって分け隔てられることなく、互いに人格と個性を尊重し合いながら暮らすことができる社会の実現を目的として制定された、障害者差別解消法に基づく対応の市職員への徹底と市民への周知等について質問をさせていただき、その際、市長からは、職員には法の趣旨を踏まえた市民対応を徹底するとともに、民間事業者や市民に対し、共生社会の実現に向けた差別的取扱いの禁止や合理的配慮を行うよう、関係部局や関係機関と連携しながら、周知、啓発に努めていくとの御答弁をいただきました。とはいうものの、障害の内容は多種多様で、同じ障害でも症状は様々で、外見から分かるものだけではなく、外見からは分かりづらい障害のため周りから理解されず、苦しんでいる方もいます。また、逆に健常者の方が障害を持った方と接するとき、その特性を知らないがゆえにうまく声をかけられず、どのようにサポートすればよいのか分からないことも多々あります。そこで大事なことは、まず障害を知ることから始まるのではないでしょうか。しかし、知るといっても個人で全ての障害を知ることは困難です。障害の特性を知り、理解することで必要な配慮ができるのではないかとの考えから、障害特性を理解するためのテキストを作成したり、地域や職場で研修会を開き、障害をお持ちの方を手助けするサポーターを養成している自治体もあるようです。それが鳥取県で、平成 21 年 11 月からスタートした「あいサポート運動」であり、その後、島根県でもこの運動がスタートし、今では連携しながら取り組むことによって、全国の自治体、企業、団体に広がっているといいます。そこで伺います。この障害特性の理解を促進するために、道内ではどのような取組がなされているのか、押さえていたらお示しください。これらの他の自治体での促進運動に対し、小樽市ではどのような認識をお持ちになっているのか、お伺いいたします。先ほど避難所運営でも述べましたが、様々な方が集まる中で障害をお持ちの方には配慮が必要です。日常的に障害を持った方への理解が進んでいないと配慮ができず、まして災害時には自分のことで精いっぱいになりがちです。誰でも病気や事故等で障害を持つことはあり得ます。小樽市では、障害特性の理解について、今後どのように取り組んでいただけるのか、お考えをお聞かせください。どうか小樽市でも積極的にこの運動について取り組み、障害のある人もない人も、誰もが暮らしやすい共生社会の実現に向け進んでいくことを願っています。新型コロナウイルス感染症は、人と会うことを制限しました。御高齢の方の中には、人と会うことを恐れ、買物をする以外は外出を控えているといいます。今年、上半期に予定していた各種会合が軒並み中止になり、中には議論が必要な会合もありますが、書面でのやり取りだけで終了したケースもあります。やむを得ないとはいえ、これにより市政に対する影響がなかったのか心配です。とにかく一日も早く、新型コロナウイルス感染症が収束することを願い、人数制限することなく人が集える日が一日も早く来ることを願って、再質問を留保し、私の質-39-問を終わります。(拍手)
答弁 市長 迫俊哉
ただいま、障がい特性の理解を促進する運動について御質問がありました。初めに、道内における取組につきましては、登別市と苫小牧市が鳥取県と協定を結び、同県でスタートした「あいサポート運動」を実施しております。また札幌市では、障害のある方や発達に心配のある子供を地域全体でサポートするために、地域住民が有償ボランティアで活動する地域ぬくもりサポート事業を実施しております。次に、他の自治体での促進運動に対する本市の認識につきましては、様々な障害特性や必要な配慮などの理解を深め、地域全体で障害のある方をサポートしていく取組は、誰もが安心して地域で暮らすことができる社会を実現するために重要であると認識をしております。次に、本市での障害特性の理解への取組につきましては、本市では現在、多くの市民の皆さんに障害について関心を寄せ、正しく理解していただくため、「障がい者週間」啓発事業やブラインドサッカーの体験交流会、市内の小・中学校での手話を学ぶ授業などに取り組んでいるところであります。今後につきましては、各自治体の促進運動も参考にしながら、障害特性や障害のある方への必要な配慮について、市民の皆さんの、より一層の理解をいただき、地域全体で障害のある方をサポートできるよう取り組んでまいりたいと考えております。(「議長、2番」と呼ぶ者あり)
再質問 2番 松田優子
それでは、御答弁いただいた中から何点か再質問させていただきます。先ほど、まるごと小樽プレミアム付商品券の周知方法について質問をさせていただきました。この商品券には、どこでも使える商品券と、地域応援として使用を限定される商品券が混在していることで、市民が混乱しないための周知方法について質問をさせていただいたところ、いろいろな方策を考えていただけるというお話でした。やはり私は、使う人にとって本当に、せっかくのものが使いやすいように、とにかく色違いでということではありますけれども、大型スーパーだとかドラッグストア、ホームセンターなどは恐らく小樽市に本社や本店がないので使用できないのではないかというふうに考えるわけです。そういった場合に、やはり使う方が、先ほどポールを立てたりして、ここは使えますよ、使えませんよという仕分けをしていただくということもありましたけれども、レジのところにも、ここではこの券は使えませんとか、使ってしまってから、いやこれは使えませんでしたというふうに言われないように、また、レジでも混乱すると思うのです。払ってもらおうと思ったら、いやこれは使えます、使えませんと、そこで仕分けをするということは大変なことだと思いますので、その周知方法について、もう一度しっかりと取り組んでいただきたいというふうにお願いしますので、もう一度答弁をお願いいたします。それと、今後の支援策については、これからまたいろいろ考えていくということだと思うのですけれども、先ほど私も、今までやってきたことに対しての検証がやはり必要だということで、本当にこれで足りたのか、足りなかったのか、まだ必要なところがあるのかどうかということで、例えば事業が、第3回定例会で上程されたものもありますし、まだ始まったばかりで検証も難しい部分もあるかと思うのですけれども、終わったところについてもしっかり、例えばアンケートを取るだとか、どんなことが必要だったのか、そういうようなことを聞き取り調査でもいいですし、アンケート調査でもよいので、3,000-40-万円がまだ残っておりますので、そういった意味で取り組んでいただきたいと思います。それについてももう一度、今後、具体的になると第4回定例会に絡んでくるのではないかと思うのですが、先ほどの町内会費のこともありますけれども、やはり困っている方もいるのではないかと思いますので、その点について、もう一度お聞かせ願いたいと思います。また、町内会については、これから検討していただけるということで、先ほど御答弁をいただきました。やはり本当に町内会費もなかなか集めるのが難しい、そして町内会館を維持するということは本当に重要なことで、しかし、町内会館は固定費がかかりますので、そういった意味で考えて、そして外出自粛をしたというのは、やはり行政側から自粛要請をしたということもありますので、そういったことで町内会館に対する支援についてもしっかり取り組んでいただければと思います。それと、新型コロナウイルス感染症の関係で新規に生活保護に至った人だとか、それから事業者の倒産件数も、廃業した中には、やはり新型コロナウイルス感染症に関連して廃業や倒産した方も何件かあるというふうに先ほど聞きましたので、その方たちの支援策についても、もう一度しっかりと考えていただければと思います。それから、聴覚障害者用のバンダナについてですけれども、今、情報共有ということで耳の聞こえない方については、先日の避難訓練では手話のできる方がいましたが、先ほど言いましたとおり、見た目では分からない障害を持つ方であるときに、そのバンダナがあるとこの方は耳が聞こえないのだなということで声をかけてあげたりだとか、いろいろなことができると思います。例えば、全員ではなくても等級別だとか、また、先ほど例として障害者手帳の交付時に支給しているところもあるということも聞きましたけれども、備蓄品の中にそういうものも用意をしておくだとか、そういったこともしていただければと思います。
答弁 市長 迫俊哉
松田議員の再質問にお答えをさせていただきます。1点目でございますけれども、まるごと小樽プレミアム付商品券が今回は2種類ございますので、その周知方法についてということでございます。具体的には、これから様々な形を考えていきたいと思っていますが、簡易な方法でできればよろしかったのでしょうけれども、今回は商品券の種類が2種類あるということで、先ほども答弁申し上げましたが、とにかくレジなども含めて、使われる方に混乱を生じさせない方法を、これから担当ともしっかりと協議をさせていただきたいというふうに思っているところでございます。それから、2点目の今後の支援策につきましては、これは3点目の町内会の部分と重複する部分もあろうかと思うのですけれども、まだ支援が必要というところもあるかと思います。実は、その町内会のお話も、先日、総連合町会の皆さんとお話をする中で、様々なお話をお伺いさせていただきました。御指摘のとおり、町内会費がなかなか徴収されない中で、固定費だけがどんどん出ていくと。また一方では、地域の方々の交流だとか、外出の機会が損なわれている、そういった別の面での御心配をされる声も伺いましたけれども、町内会への支援も含めて、どのような形の支援が必要なのかどうか、第4回定例会に向けてしっかりと検証もさせていただきながら、ただ事業が、経済対策がかなり輻湊しておりますので、時間的に可能かどうか、今の時点でお話はできませんが、経済対策の検証というのは今後は必要だというふうに考えているところでございます。それから、4点目に、倒産のお話ですとか、生活保護、それから離職者のお話もございましたけれど-41-も、私としては、新型コロナウイルス感染症対策の考え方というのは医療、それから検査体制の確立と経済対策の両立ということで常々申し上げましたが、やはり経済対策の柱は地域の経済と雇用を守っていくために、とにかく倒産ですとか、廃業ですとか、そういったものを防ぎたい、こういう思いがあって、様々な施策を展開させていただいているところでございますので、何とかして様々な方法を駆使しながら、地元の企業、それから事業所、あるいは雇用をしっかりと引き続き守っていけるように努力をしていきたいというふうに思っております。それから、バンダナについての御意見を改めていただきましたけれども、この間、担当が障害をお持ちの方と、この災害時における対応について、いろいろと意見交換をさせていただいたというふうに伺っております。そうした中で、いろいろな要望もいただいておりますので、今回御指摘をいただいたバンダナの配付も含めて、災害時における障害をお持ちの皆さんへの対応については、これからも関係者の皆さんから御意見をお聞きしながら、様々な観点で考えていければというふうに思っているところでございます。(「議長、2番」と呼ぶ者あり)
再質問 2番 松田優子
とにかく一日も早く新型コロナウイルス感染症が収束することを願って、詳しい内容については、予算特別委員会でやらせていただきますので、よろしくお願いいたします。