小樽市議会 令和4年第1回定例会 2022年3月2日
(1)消費者教育の推進について/(2)ケアラー支援について/(3)子宮頸がん予防ワクチン接種について
2022年3月2日、小樽市議会の一般質問で、松田優子議員が「消費者教育の推進について」「ケアラー支援について」「子宮頸がん予防ワクチン接種について」について質問し、市長 迫俊哉、教育長 林秀樹、保健所長 田中宏之が答弁しました。
- 質問者
- 松田優子 議員
- 答弁者
- 市長 迫俊哉、教育長 林秀樹、保健所長 田中宏之
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 松田優子
第1回定例会に当たり、一般質問をさせていただきます。最初の発症報告から足かけ3年、新型コロナウイルス感染症は何度か変異株に置き換わり、現在、日本国内では、オミクロン株が猛威を振るい、感染拡大により北海道は、まん延防止等重点措置区域の適用が延長されるなど、いまだ収束の気配すら見せていません。質問に先立ち、この間にお亡くなりになった方々の御冥福をお祈りするとともに、現在も入院治療や自宅療養中の方々の一日も早い回復を願い、御自身も感染の危険にさらされながら懸命に患者の治療に従事されている医療関係者、そして検査業務や相談窓口として、日夜奮闘されている保健所職員の方々に深く敬意を表します。それでは、質問に入らせていただきます。最初は、消費者教育の推進についてです。今、新聞を目にすると、詐欺まがいの悪質商法や振り込め詐欺などにより、金銭的被害に遭われた高齢者の記事が連日掲載されており、その被害金額も数十万円から百万円単位、中には数千万円という方もお-131-ります。また、同時に、来店した御高齢の方の様子に違和感を覚え、声がけするなどで被害の未然防止に寄与された金融機関の職員や、コンビニの店員などが、管轄の警察署長より感謝状を授与されたという記事も時々目にいたします。こういった事例が起こる背景には、手口が巧妙になったことに加え、高齢者の独り暮らしが増えたことにより、相談する相手がいなかったこともあると考えますが、近年こういった事例が増加したことに対する市としての認識を伺います。そして、先日は架空請求詐欺により、数度にわたって金銭をだまし取られていた道内在住の80歳代女性が、特殊詐欺を特集したテレビ番組を見て、もしかしたら自分もと不安を覚え、警察に相談し事件が発覚したという事例が報道されていました。このような被害に遭わせないためには、手口など具体的な事例を示すなど、高齢者をはじめとする消費者への啓発活動と、不審に思ったときの相談体制が大事だと思いますが、小樽市におけるこれまでの被害防止への取組をお聞かせください。なお、現在、特殊詐欺の中でも還付金詐欺が急増し、警察庁の調べによると、2021年の還付金詐欺による被害は、前年の倍の4,000件を超え、その被害総額は約45億円にも上るといいます。その背景にはコロナ禍で医療費に関心が高まっていることがあり、感染防止のため対面を嫌う相手が多い中、電話だけで送金させることができる点も還付金詐欺が増えている一因であると分析されていますが、被害者のほとんどが65歳以上の高齢者であることを見過ごすことはできません。そこで、警察庁では、被害に遭わないために、一人一人が強い警戒心を持ち、自宅の電話を常に留守番電話に設定しておくことや、迷惑電話防止機器の利用など、注意を呼びかけています。この迷惑電話防止機器とは、過去に詐欺などに使われた番号から電話があると自動的に切断する装置で、道外では高齢者に無償貸与や機器の購入に際し補助金制度を設けている自治体もあると聞いております。少子高齢化が進み、独居高齢世帯が他都市より多い小樽市として、このような制度を導入することも視野に入れ、防止策を検討していただきたいと思いますが、御見解をお聞かせください。なお、新聞記事に掲載されるのは、被害者が御高齢であることが多いと思いますが、被害に遭うのは高齢者とは限りません。そこで伺いますが、小樽市における年齢層別の消費生活に関する相談件数と、10歳代、20歳代の若年層の主な相談内容をお聞かせください。本年4月より、成年年齢が引き下げられ18歳となりますが、この成年年齢引下げで懸念されることの一つが、18歳になると未成年者取消権が適用されず、親の同意を得ないまま契約が成立してしまうことです。18歳といえば一般的にはまだ高校生の年代であり、社会生活全般に適応できていないのが現状で、今後、知識が乏しいまま、安易に契約するトラブルに巻き込まれたり、親の保護がなくなったばかりの社会経験の乏しい若年者を狙い撃ちする悪質な業者も出てくるのではないかという懸念があります。市として、このことに対する認識と、これらを踏まえ、成年年齢が18歳に引き下げられることを念頭に行ってきた消費者教育の取組があればお示しください。なお、この4月から学習指導要領の改訂により、高校の家庭科の授業で、金融教育が導入され、ここで生活設計や金融、経済の仕組みを学び、お金に関する知識や判断力を身につけることで、トラブル回避に必要な知識や判断力を学ぶとのことです。東京都のある高校では、これに先立ち、金融庁の職員を講師に出張授業を行い、また、余市町の私立高校でも金融機関と連携し金融授業を行ったといいます。その講師の談話に、日本ではこれまでお金の話はタブー視されてきたが、知識を身につけ、金銭トラブルに巻き込まれないようにしてほしいとありました。こういった意味から、市でも今後、金融トラブルに特化した講座を開催してはどうかと思いますが、御見解をお聞かせください。ただし、現在はコロナ禍であり、講座を開くにしても多人数での開催は困難を来すと思いますので、動-132-画配信や具体的事例を記載した啓発チラシを作成し、学校に配布するなど、若者が被害に遭わないような工夫もしていただきたいと思いますが、市としての見解を伺います。ともあれ、高齢者にしても、若年層にしても、相談により表面化した件数のほかに、相談できず、人知れず悩んでいる人がいるということも念頭に置かなければなりません。前段で述べました80歳代女性の例は、もう既に被害に遭われており、テレビ放送を見てだまされたことに自分で気づいたのですから、何といっても重要なのは未然防止ということです。このことを念頭に、さらに消費者教育に力を注ぎ、被害に遭われる方が出ないようしっかり取り組んでいただきたいと思いますが、この点についての御認識を伺います。2項目めのケアラー支援について伺います。コロナ禍にあり、巣籠もり状態が続き、精神的に疲労こんぱいされている方が多くなってきています。それは一定の年代に偏ったものではなく、どの階層にも当てはまり、今は一人一人が我慢を強いられておりますが、中でも自宅で1人、もしくは、日中単独で家族を介護せざるを得ない方の孤立感をどう防ぐかが課題となっています。私は、今まで介護問題について何度も質問させていただいていますが、北海道では、昨年の7月末から8月末にかけて、支援を必要としているケアラーの早期発見や、適切な支援につなげるための方策を検討するため、地域包括支援センターなどの関係機関における取組状況などを把握することを目的に、「高齢者・障がい者を世話しているケアラー等」と「ヤングケアラー」に分けて、実態調査を行い、その調査結果が、北海道のホームページに公開されていましたので、今回はそれに関連して質問いたします。まず、高齢者・障害者のケアラーの状況を見ると、ケアラーの悩みとしては、高齢者・障害者への公的サービスよりも、自身の健康や介護疲れ、ストレスなどの自分自身の割合が最も多くなっており、また自分のための時間については、高齢者へのケアラーは、まあまあ取れているというのに対し、障害者へのケアラーの場合は、あまり取れていない人の割合が高く、全く取れていない人がどちらとも20人に1人いるとの調査結果が出ています。このことからも、いかにケアラーに対する支援が必要か分かりますが、この点についての認識を伺います。また、緊急時にケアラーの代わりに、ケアの代行をしてくれる人はいますかとの設問に対し、高齢者の場合は子、障害者の場合は配偶者の割合が多く、誰も変わってくれる人がいないケアラーは、高齢者の場合は約5人に1人、障害者の場合は約7人に1人となっています。このように、ケアラーは、自分にもしものことがあったら誰が代行してくれるのかという不安を常に抱えながらケアしていることになりますが、このことについてもどのような認識をお持ちか伺います。また、今回の調査では、ケアラーだけでなく、その方々を支える地域包括支援センターなど、相談支援機関へも調査していますが、それによれば、必要と考えるケアラー支援の内容では、ケアラーの早期発見と相談支援の割合が高くなっています。つまり、ヤングケアラーと同様に、自分から発信しなければ悩みを抱えていることを知ってもらえていない方がいるということです。そういった意味で、市として昨年末に、ケアラーが1人で悩まず、社会全体で支えることができるよう、相談窓口が表記されているリーフレットを作成したことは、大変有意義なことと思いますが、その後、相談件数等に変化はあったのでしょうか。その効果を伺います。また同じく、相談支援機関が、道や市町村に求める取組について最も高いのが、相談窓口の設置や人材の要請、確保となっています。市では、昨年の機構改革で福祉相談窓口を充実しましたが、市の窓口には社会福祉士など、資格を持っている相談員はいるのか。また、相談員のレベルアップへの取組状況をお示しください。-133-次に、ヤングケアラーについてですが、私は、令和3年第3回定例会の代表質問で、ヤングケアラー問題について種々質問させていただきました。質問の時点で、ヤングケアラーに対する小樽市における調査は、国が行った無作為に抽出された中学校1校だけとのことでしたが、国のアンケート調査結果を受け、問題の深刻さを認識した北海道でも、札幌市を除く全公立中学校及び公立高校の2年生、約5万人を対象に調査し、今回の調査結果となったわけですが、ここでもヤングケアラーという言葉の認知度は1割程度で、聞いたことがない、よく分からないという回答がほとんどでした。また、今回は学校への調査も行いましたが、そこでも「言葉は知っているが、学校としては特別な対応をしていない」という回答が、中学校も高校でも半数以上占めております。ある識者いわく、ヤングケアラーの認知度が低い理由として考えられるのは、ケアラー自身が家族の介護は家族でしなければならないと思っていること。また、ケアが日常になっているので、自身もヤングケアラーの自覚がない。いじめにあったり、レッテルを貼られたりすることを恐れて、障害や病気のある家族がいることを隠すのだと述べ、そのためにもヤングケアラーを見える化し、社会全体の認識を広め、深め、安心してSOSを出せるようにすることが大切だと述べていました。私もこれが今回、北海道でも調査を行った最大の意義だと思っています。まだ調査が終わったばかりで、市としても詳しい分析はまだかと思いますが、現時点でケアラー支援の課題であると感じたことがあればお聞かせください。なお、ヤングケアラーを取り巻く環境は、複合的な要素が絡み合うことから、市独自でも調査を行い、本市の傾向性を把握してはどうかという質問をさせていただきましたが、そのときの市長の御答弁では、今後の北海道や札幌市の調査結果を注視し、その上で市独自の調査を実施して、本市の傾向を把握するのか、関係者との協議等により個別案件を支援につなげていくのか、方向性について検討していきたいとのことでしたが、この調査を受けて方向性は決まったのでしょうか、伺います。私は、前回、ヤングケアラーについては、本人がヤングケアラーだと自覚しているケースはまれなことから、周りが気づいてあげなければならないという趣旨の質問をしましたが、教育長からは、教職員は子供と接する時間が長く、日々の変化に気づきやすいということから気軽に相談できる体制づくりに努めていくとの答弁をいただきましたが、どのような体制づくりを始めたのか伺います。また、ヤングケアラーについても、家族の介護が不登校の要因になっているという発言もさせていただきましたが、実は新型コロナウイルス感染症の影響も波及しており、持病を持った親がいるので、新型コロナウイルス感染症にかかりたくないから学校を休むことが多く授業についていけないという声もあると聞きました。北海道として改めて調査したことを踏まえて、小樽市ではケアをしていることを理由に不登校となっている児童・生徒はいないのか、再度伺います。そして、北海道のヤングケアラーの調査では、児童・生徒のみならず、学校やスクールソーシャルワーカーにも調査を行い、それによると、必要と考えているケアラー支援の内容では、教員がヤングケアラーについて知ることが最も多かったようです。このことからも、教育委員会として、教職員がヤングケアラーの認知度を高めるための方策として考えていることがあれば、お聞かせください。なお、市の作成したリーフレットを拝見すると、ケアラーを支える地域ネットワークとしての児童相談所や、社会福祉協議会などが記載されていますが、連絡先が明記されていません。紙面の都合でできなかったと理解しますが、次に発行するときは明記していただきたいと考えますが、その点について伺います。この項を最後に、前回の質問で、埼玉県ではもう既に日本初のケアラー支援条例が成立していることを紹介しましたが、北海道でも2月開会の北海道議会第1回定例会に、ケアラー支援の定義や、「北海道は市町村や関係団体と連携し、ケアラーの早期発見や相談の場の確保など、施策を計画的に実施する責務がある」と明記した、ケアラー支援条例案を提出したとのことです。このように、北海道では、さらなるケ-134-アラー支援に動き出しましたが、本市も北海道と連携し、ケアラー支援にしっかりと取り組んでいただきたいと思いますが、市長のお考えをお聞かせください。最後に、子宮頸がん予防ワクチン接種について伺います。かねてから我が党は、子宮頸がん予防ワクチンの対応について、各種の要望をしてまいりましたし、さきの定例会の予算特別委員会でも横尾議員がこれに関連して質問しましたが、大変重要なことですので私も再度質問させていただきます。この子宮頸がん予防ワクチンについては、平成25年6月14日付で、厚生労働省の通知により積極的な勧奨は差し控えられ、以後、任意接種に切り替わっていましたが、令和3年11月26日付でその通知が廃止されたことに伴い、小樽市では今後、個別勧奨に向け準備を進めていくと保健所のホームページに掲載されていますが、どのように推進していくおつもりなのか、その周知方法なども含め、お考えをお聞きしたいと思います。初めに、無料接種の対象者について伺います。ホームページによれば、このワクチン接種は市内在住の小学校6年生から高校1年生相当の女子、平成17年4月2日から平成22年4月1日生まれは無料となっておりますが、参考までに、令和3年度で対象となるのはどのくらいいるのか、その人数を押えていたらお聞かせください。次に、子宮頸がんワクチン接種の定期接種が始まってから、現在までの接種件数をお示しください。このワクチンは、3回の接種が必要ですが、1回目から3回目まで6か月の間を置かなければならないので、1回目を対象年齢中に接種しても、2回目、3回目が対象年齢から過ぎた場合は有料となってしまいます。このことについては、大変重要なことにもかかわらず、積極的な勧奨はしていなかったとはいえ、ホームページにはその点が明記されていなかったことから、我が党の千葉議員の指摘により、注意喚起の意味も含めて、朱書きで追加掲載されていますが、この注意喚起が追加される前の令和2年度中に、1回目の接種をし、2回目、3回目は年度を越え有料になった方がいます。また、現在高校1年生相当の女子が無料になるためには、令和3年10月1日までに1回目を接種しなければなりませんが、このような注意喚起が漏れていたのと併せ、そもそも積極的勧奨を控えていた通知が廃止されたのは11月26日ですので、通知が廃止された後、すぐ接種したとしても3回目は有料期間になってしまう方が当然出てきます。そこで伺いますが、これらの方々については、あくまでも有料とするのか、御見解をお聞かせください。次に、キャッチアップ事業についてです。また同時に、無料対象年齢に達していたのに、平成25年6月の厚生労働省の通知により、積極的な勧奨が廃止されたために、接種を受けずに今に至った方がおります。この期間に接種対象となっていた方はどのくらいいたのか、おおよそで結構ですので、その人数をお示しくださるとともに、合わせてこの空白期間を過ごした方々に対するキャッチアップ事業についての考えをお聞かせください。まだ国から詳細な情報が入っていないかもしれませんが、予防接種の勧奨再開や無料対象になる子への周知、1回目の接種時期によっては無料対象から外れる場合がある旨の周知など、今後の周知方法についてしっかり検討していただきたいと思いますが、この点についてもお考えをお聞かせください。ともあれ、事は命に関わる問題です。子宮頸がん予防ワクチンは、新型コロナワクチンと同様に、早期の接種が重要であり、周知勧奨の遅れが地域の公衆衛生や女性の健康問題と直結してしまいますので、早急に準備を進めていただきたいと思います。また、ワクチンを接種したとしても、二十歳になったら2年に1回の子宮頸がん検診も必要です。今後は、このことについても、さらなる周知啓発をしていただきたいと要望いたしますが、最後にこの点についても市長の考えをお聞かせください-135-以上、再質問を留保して、質問を終わります。(拍手)
答弁 市長 迫俊哉
松田議員の御質問にお答えをいたします。初めに、消費者教育の推進について御質問がありました。まず、高齢者の振り込め詐欺などによる被害の増加につきましては、高齢化が進む本市においては、独り暮らしの高齢者も増えており、相談相手がおらず、だまされていることに気づかないケースも多くあると聞いておりますので、気づきと相談窓口の啓発が重要であるものと考えております。次に、本市の被害防止への取組につきましては、市のホームページに被害事例を掲載して、注意喚起を行っているほか、消費生活情報誌「くらしのニュースおたる」を年4回発行し、不審電話や勧誘トラブルなどへの注意喚起情報について、町内会などへの配布により周知を行っております。また、昨年11月には、北海道警察が発令した特殊詐欺警報を受け、小樽警察署との合同により、市役所に来庁した方々に啓発チラシを配布いたしました。さらに、小樽・北しりべし消費者センターでは、センターでの常設展示に加え、5月の消費者月間には、市役所渡り廊下において、契約トラブルや、悪質商法等の問題を解説したパネルを展示し、安全な暮らしのための知識の普及に努めております。次に、迷惑電話防止機器導入の補助金制度につきましては、道内では北斗市、苫小牧市、石狩市などで、購入費用の一部助成や機器の無料貸出しを行っていると聞いております。機器の導入は、被害防止策の一助になるものでありますが、設置費用や維持費など、使用者負担が発生する場合もあることから、他都市の事例も参考に、本市における制度の導入の必要性を含め、研究してまいりたいと考えております。次に、本市における年齢層別の相談件数等につきましては、直近2年間でお答えいたしますと、令和2年度は、10歳代が5件、20歳代が40件、30歳代が56件、40歳代が121件、50歳代が152件、60歳代が178件、70歳以上が224件、年齢不明の方が39件の計815件となっており、10歳代では化粧品の定期購入、20歳代では副業サイトのトラブルなどの相談が寄せられております。令和3年度は、昨年12月末現在になりますが、10歳代が4件、20歳代が29件、30歳代が51件、40歳代が83件、50歳代が108件、60歳代が75件、70歳以上が161件、年齢不明の方が32件の計543件となっており、10歳代ではネットショッピングのトラブル、20歳代では住宅の賃貸契約に関するトラブルなどの相談が寄せられております。次に、成年年齢引下げに伴う契約トラブルと消費者教育につきましては、民法改正による成年年齢引下げにより、成人と認められる一方で、社会における様々な知識が乏しく、消費者トラブルの被害に遭う危険性が高まることから、若年者を対象とした消費者教育と啓発の必要性が増しているものと認識をしております。これまで、市といたしましては、希望する高校において、若年者向けの講座やリーフレットの配布を実施したほか、消費者庁からのポスター掲示や市のホームページでの啓発を行ってきたところであります。次に、金融トラブルに特化した講座の開催につきましては、現在、市では小樽消費者協会に委託をし、暮らしに関わる身近な事柄や、多様化する消費者問題をテーマとした「くらしの講座」、さらには、町内会や学校などからの依頼に応じた「移動消費者教室」を開催しております。現在、金融トラブルに特化したテーマの講座はありませんが、全国的に金融トラブルの被害も増加しておりますことから、そのような講座の開催も検討してまいりたいと考えております。次に、若者の被害防止に係る動画配信や啓発チラシの配布につきましては、新年度において、北海道の-136-消費者行政強化補助金を活用し、市内の高校3年生を対象に契約トラブルへの注意喚起などを掲載したチラシの配布を予定しておりますので、高校生の皆さんに、被害未然防止の一助にしていただきたいと考えております。また、金融庁などが中高生向けに動画やテキストをウェブ上で公開しているほか、小樽・北しりべし消費者センターにおいても、消費者被害防止等に関するDVDの貸出しも行っておりますので、これらのことも併せて周知してまいりたいと考えております。次に、被害の未然防止につきましては、議員御指摘のとおり、被害の未然防止が何より重要でありますので、まずは多様化する消費者問題に対応できるよう、小樽・北しりべし消費者センターにおける相談員の知識と対応力を養い、相談窓口のさらなる強化を図るほか、引き続き、小樽消費者協会はもとより、警察などの関係機関と連携しながら、被害に遭わないための知識の普及に向けた市民の消費者教育と、啓発に取り組んでまいりたいと考えております。次に、ケアラー支援について御質問がありました。初めに、高齢者・障害者のケアラー等についてですが、まずケアラーへの支援の必要性につきましては、北海道の調査では、高齢者や障害者のケアラーは、介護を続けることで身体的な負担やストレスが増大していることが浮き彫りになっております。こうした負担やストレスを和らげるためにも、介護や障害等の福祉サービスの提供などの支援につなげていくことが必要であると認識しております。次に、ケアラーが抱える緊急時のケアの代行に対する不安につきましては、緊急時などにケアラーの代替となる支援を円滑に受けられるよう、日頃からケアラーの声に耳を傾けることが重要であると認識していることから、地域包括支援センターなどの関係機関と連携の上、ケアラーの不安解消に努めてまいりたいと考えております。次に、ケアラー支援のリーフレット作成後における相談件数等の効果につきましては、配布したリーフレットを見て相談に来られたというような具体的な事例は現時点ではありませんが、庁内関係部署や関係機関、学校等にリーフレットを配布したほか、市のホームページにも掲載して周知をしたところであり、ケアラーやヤングケアラーについて、さらに認識が広まるよう努めてまいりたいと考えております。次に、福祉総合相談室窓口における相談員の有資格者の配置とレベルアップにつきましては、福祉総合相談室には、社会福祉士や保健師など複数の専門職を配置しており、ケアラー支援に限らず、室内で幅広く相談を受け、連携して対応をしております。また、専門職に限らず、室内の職員においては、業務に関係する研修に積極的に参加しているほか、それぞれの相談事例に対応しながら、介護や障害、生活困窮など幅広い福祉制度を学ぶことで、相談業務全体のレベルアップを図っております。次に、ヤングケアラーについてですが、まず、ヤングケアラー支援の課題につきましては、北海道の調査結果にもありますとおり、ヤングケアラーという言葉の認知度が低く、周囲がケアラーに気づかないこと、またケアラー自身にも自分がケアラーであるとの自覚がないため、相談につながりづらく、結果として対象者の把握が困難になっていることが課題であると考えております。次に、ヤングケアラーに対する取組の方向性につきましては、本市では令和3年11月に、庁内関係部局で構成する小樽市ケアラー支援連絡会議を発足させており、ここで北海道及び札幌市の調査結果を踏まえ、今後、市が独自の調査を実施するかどうか、最終的な方向性を見いだしたいと考えております。次に、リーフレットにおける地域のネットワークの連絡先につきましては、本リーフレットでは、ケアラーを地域社会全体で支えることを理解していただけるよう、地域のネットワークとして表記をしたものでありますが、連絡先につきましては、今後改訂する折には、紙面を工夫してまいりたいと考えております。-137-次に、ケアラー支援に対する北海道との連携につきましては、北海道の条例案の概要では、ケアラーの支援は、北海道、市町村、道民等が相互に連携を図りながら、ケアラーを地域社会全体で支えるよう行うとされておりますので、本市といたしましても、北海道をはじめ、関係機関等と連携し、ケアラー支援に、今後も取り組んでまいりたいと考えております。次に、子宮頸がん予防ワクチン接種について御質問がありました。初めに、無料接種の対象者についてですが、まず令和3年度の対象者数につきましては、2,230人であります。次に、定期接種開始から現在までに、定期接種として接種した延べ回数につきましては、平成25年度が141回、26年度が3回、27年度が4回、28年度が1回、29年度が3回、30年度が2回、令和元年度が16回、2年度が31回、3年度は4年1月までに107回となっております。次に、2回目または3回目の接種が定期接種の期間を過ぎた方への対応につきましては、令和4年4月から積極的勧奨中止により、接種機会を逃した平成9年度から17年度生まれの方々に対する救済措置が予定されておりますが、既に有料で接種した方への救済措置を含め、国から詳細が示されていないことから、詳細が分かり次第、国の方針に従い対応してまいります。次に、積極的勧奨の差し控えにより、接種機会を逃した方々に対する救済措置、いわゆるキャッチアップ接種についてですが、まず接種対象となる人数につきましては、現時点では約3,100人と想定をしているところであります。キャッチアップ接種につきましては、国の方針に従って実施する必要がありますが、先ほど申し上げましたとおり、まだ国から詳細が示されておりませんので、詳細が分かり次第、速やかに事務を進めてまいります。次に、積極的勧奨再開に伴う周知につきましては、対象者への予診票の個別送付を予定しておりますが、定期接種期間内に接種できるよう、通知文書や市のホームページなどにおいても丁寧な説明を行ってまいります。次に、子宮頸がん予防ワクチン接種に係る周知、勧奨につきましては、国から示された方針では、基本的に令和4年4月から順次実施することが示されていますが、準備が整い次第、その前から実施することも可能とされているため、接種業務を委託する医療機関との調整がつき次第、今年度中に開始することも想定しているところであります。子宮頸がん検診の周知につきましては、健康増進法に基づくがん検診等の実施に当たり、広報おたるでの周知のほか、年間の検診日程等を示した冊子を、毎年5月に新聞折り込みで配布しております。また二十歳になった方に、子宮頸がん検診を無料で受けられるクーポン券を個別にお送りしているほか、子宮頸がん検診を受けていない25歳の方を対象とした自己検査キットを利用した事業も実施しており、対象者には個別に案内をしております。これらのがん検診等の周知についても、引き続き行ってまいります。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 教育長 林秀樹(教育長は2024年3月まで)
松田議員の御質問にお答えをいたします。ただいま、ケアラー支援について御質問がありました。まず、ヤングケアラーについてですが、子供が気軽に相談できる体制づくりにつきましては、昨年10月の校長会議におきまして、学校はヤングケアラーと思われる児童・生徒を早期に発見しやすい環境であることから、教職員のヤングケアラーに対する理解を一層深め、具体的な取組を行うよう指導をしておりま-138-す。各学校においては、これまでも定期的に行われている個人アンケートや面談等の教育相談において、家庭生活で困っていることに触れるなど、ヤングケアラーにも対応できる体制づくりに努めているところであります。次に、ケアをしていることを理由に不登校となっている児童・生徒につきましては、学校では不登校傾向が見られる児童・生徒に対して、その要因や背景などを把握し、対応策を検討することとしており、現在、ケアをしていることを理由として不登校となっている児童・生徒の報告は受けておりません。次に、教職員がヤングケアラーの認知度を高めるための方策につきましては、昨年9月に道が作成したケアラーの認知度向上に向けたリーフレットを、小学校においては教職員に、中学校においては教職員及び生徒や保護者に配布し、ケアラーに関する啓発を行っております。また、本年4月に、北海道ケアラー支援条例が制定される予定であることを踏まえ開催された研修会に、小・中学校の校長会代表者が参加し、学校に求められる役割やヤングケアラーの支援の在り方について理解を深め、研修会終了後は校長会を通じて、市内全ての小・中学校に研修内容を周知したとの報告を受けているところであります。(「議長、2番」と呼ぶ者あり)
再質問 2番 松田優子
それでは何点か、再質問させていただきます。最初に、消費者教育の推進についてです。先ほど、私から、迷惑電話防止機器の貸与だとか、補助金について、そういうものも含めて検討してほしいという質問をさせていただきました。苫小牧市などやっているところもあるので。ただ、使用料がかかるという課題もあるからということで、これから検討していくということだったのですけれども、そういう迷惑電話防止機器があるということ自体も高齢者の方は知らない場合もあると思うのです。だから、そういった意味でこういう機器があるということをしっかりPRしてほしいなと思うのです。そういうお金がかかる場合は、例えば、遠く離れた家族の方が援助してくれるだとか、そういったことも必要ではないかと思うのです。というのは、先ほど言いましたとおり、被害に遭われている方が高齢者ということで、やはり家電を使う人のほうが多いわけです。それに付け込んで、悪質な方は、家に電話をかけてくるわけですから、やはりそういう未然防止ということから考えたときに、そういうお金もかかるけれども、そういうことで防止もできるのだよというPRも兼ねて、こういう機器があるということを再度、いろいろな啓発チラシの中に入れていただくだとか、そういったことを考えていただきたいとに思いますので、それについてもう一度御答弁いただきたいと思います。先ほど言いましたとおり、確かにいろいろな未然防止とかで、ホームページということもあるのですけれども、やはり御高齢の方はなかなかホームページを見るということもしませんので、啓発チラシということも大事だと思うのです。やはり分かりやすいような啓発活動をもっとしていただければと思います。というのは、御高齢の方はいろいろなところに行きます。出前講座だとか、移動教室とか行ったときに、そのときは、なるほどこういうものがあるのだな、気をつけなければならないなと自分で思っていても、やはり手口が巧妙になってくると、被害に遭ってしまう。そうして今度、それがどうなるかというと、自分を責めてしまうということもあるわけです。御高齢の方は孤独ですし、こうやって気をつけなければならないと言われていたのに、そういう詐欺に遭ってしまったという方もいると聞いていますので、それについてもしっかりPRだとか、そういうことも考えていただければと思います。これは御答弁は要りませんけれども、そういった意味で啓発活動につなげていただきたいと思います。また、若者に対する、これから、まだ自分で実感していない部分もあると思うのですけれども、悪徳悪-139-質な業者については、今までの御高齢の方もそうですが、若者に対するそういうことをターゲットにしてくることも考えられますので、先ほど、今後、金融トラブルの講座だとかを開くということは言っていましたけれども、そういった意味でもう一回、きちんと成年になったらこういうことも責任を負わなければならないのだよというようなことで、成年に対する責任も踏まえた上で、しっかり取り組んでいただきたいと思います。次に、ケアラー支援について質問です。ヤングケアラーについては、先ほど、市独自で調査するのか、協議会をつくって把握するのかということで、これから再度検討するという方向性が示されましたけれども、ヤングケアラーというのは、18歳で未満の子供、本当は小学生も入っているのですが、今回の調査は、中学生と高校生に限定されております。それだけではなくて、やはり小学生も悩んでいる人がいるのだよということで、もう一度、きちんと影響があることを踏まえて、独自の調査もして、ヤングケアラーについては複雑な要素があり、やはり時間がかかると思いますけれども、市独自でも調査をしていただきたいと要望いたします。それについてお聞かせください。また、北海道ではケアラー支援条例ができることから、小樽市も北海道と連携し、ケアラー支援に取り組んでいくということを先ほど市長から御答弁いただきましたけれども、埼玉県に限らず、空知管内の栗山町では、町でも独自のケアラー支援条例を成立させているということもあります。市町村で初めてです。先ほどは北海道は道、また埼玉県は県でしたけれども、市町村でも独自でケアラー支援条例を成立させているというところもありますので、小樽市としても、そういう検討も含めていただければと思いますので、その点についてお聞かせください。最後に、子宮頸がん予防ワクチン接種についてですけれども、有料になる要因は、周知が不徹底だったということもあると思いますので、これについては、しっかり市が責任を持って、有料から無料にしていただきたい。やはりこちらの落ち度もあると思いますので、早くやっていただきたいと思います。あとは、国からの指令待ちというか、国からの指示待ちというふうに先ほど何回も言っていましたけれども、そのためには、いつ指令があってもいいように、どのくらい人数がいるのかだとか、どういう人が漏れたのかということを、市としても把握していく必要があるのではないかと思いますので、その点についても、もう一度回答いただきたいと思います。あと、キャッチアップ事業ですけれども、先ほど言いましたとおり、この空白期間の方は、先ほど三千何人とおっしゃいましたが、小樽市から既に離れた方もいらっしゃいますし、またこれは市だけではなくて全国的な問題ですけれども、やはりどのようにキャッチアップ事業について取り組んでいくかという方向性的なものをしっかり検討していっていただければと思います。
答弁 市長 迫俊哉
松田議員の再質問にお答えをさせていただきます。まず1点目、消費者教育の関係でありますけれども、高齢ですとか、独り暮らしという弱みに付け込んで、特殊詐欺が後を絶たないという状況につきましては、しばしば報道でも触れられますが、私としても本当に胸が痛む事案だと感じているわけであります。その中で迷惑電話防止機器に対する御提言がありましたけれども、迷惑電話防止機器の導入につきましては、引き続き、他都市の状況なども見ながら考えていくという御答弁をさせていただきました。今、機器そのものがこういった機器があるのだということをPRすることも必要だという御提言でしたので、それについては十分検討させていただきたいなというふ-140-うに思っております。また、御答弁は不要だということではありましたけれども、こういった特殊詐欺は、どんどん手口が巧妙化しておりますので、啓発活動もそれに合わせて継続的にやっていくということも必要だというふうに思っております。また一方では、御提言にありましたように、高齢の方々が対象になりがちな中で、ホームページに頼って啓発を続けていくということもやはり考えていかなければいけないというふうに思っておりますので、様々な手段を通じて、未然防止のための啓発活動については考えていかなければならないなというふうに思っておりますし、心がけていきたいなというふうに思っております。ヤングケアラーの調査については、小樽市独自の調査をしてはどうかということでございますけれども、私がいつも考えさせられるデータがありまして、小樽市の特殊事情として、独り親世帯の割合が、全国に比べて非常に高く、2倍近くなっているということで、平成27年の国勢調査の結果で導き出されたものなのですが、令和2年の国勢調査の結果でも、独り親世帯になりますと、御両親がそろっている家庭に比べて、ヤングケアラーになる確率は当然高くなってくるわけです。そういった他都市と異なる特殊な事情がある中で、道なり札幌市の調査の結果を使うかどうかということは、やはり慎重に考えていかなければいけないのだろうなというふうに思っておりますので、これは担当部とも協議させていただきたいというふうに思っております。独自の条例につきましては、今担当では、他の自治体での取組をいろいろ調べているところでございますので、それを踏まえて検討させていただきたいというふうに思っているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 保健所長 田中宏之
松田議員の再質問にお答えをいたします。私からは、子宮頸がん予防ワクチンの関係についてお答えをいたします。間もなく、子宮頸がん予防ワクチンの積極的勧奨を再開して、本格的な実施という時期を迎えているわけでありますけれども、大きく2点。市の広報が不十分だったがために、本来、定期接種で受けられた方が自らお金を払って、その期間を外れてから接種を受けた方がいたのではないかと、こういった方に対する救済をどうするのかということと。あと積極的な勧奨を行わなかったがために、接種を受けられなかった方のキャッチアップをどういうふうにしていくのかという、この大きな2点について、今後、市としてどういうふうにしていくのかということですけれども、まず基本的な考え方として、市としては、そういった対象となるであろう方に、丁寧な周知を行っていくということが、まず何よりも必要だというふうに考えております。定期接種に該当する方には、今後は予診票を同封した接種券の送付を行っていきたいというように思っておりますし、それ以外の定期接種の期間を過ぎたような方に対する周知は市のホームページを通して、あるいは様々な媒体を通して周知をしていくということを心がけていくようにしていきたいというように思います。なお、有料で実際、接種をされた方に対する救済であるとか、例えば3回接種しなければならないわけですけれども、1回しか打っていない方、2回しか打っていない方に残りの機会、3回に到達するまで打つべきかどうかという点については具体的な考え方が国からも示されていないということもございますので、国からのそういった部分についての考え方、具体的な方法等が示された段におきまして、保健所としては速やかに必要な対策を講じていく、措置を取っていくということを心がけていきたいというふうに思っております。
答弁 保健所長 田中宏之
すみません。答弁漏れがあったようでございます。実際概数としてはどのぐらいの方が漏れていたかということは推計はしているところですけれども、実態がどうなっているのかということについては、直ちに具体の方法をここでお話しすることまではできませんが、例えば、接種医療機関などを通して、そこで寄せられている声なども伺いながら、行政が十分にアプローチしてこなかった対象者がどういうところにいるのかということもつかみながら、対応を検討していきたいと思います。(「議長、2番」と呼ぶ者あり)
再々質問 2番 松田優子
再々質問ですけれども、どちらにしても子宮頸がん予防ワクチンについては市だけではなくて、国の制度的なものもあると思いますので、市だけではないと思うのですが、やはり国の指示を待つだけではなくて、こういった場合どうするのだとか、こういった疑問があるけれどということを国に積極的に話を聞いていくと。自治体によって扱いが違わないように市としてもいろいろと準備をしながら疑問に思うことは国にしっかり聞いていただきたい。とにかく命に関わる問題ですので、しっかり取り組んでいただきたい。それについてもう一回御答弁いただければと思います。
答弁 保健所長 田中宏之
松田議員の再々質問にお答えをいたします。議員の御指摘されましたとおり、保健所として特に有料で受けた方に対する救済措置、ここの部分については国の見解をきちんと求めていくように対応していきたいというふうに思います。また、国からの対応方針が示される前にできることは最大限保健所としても行っていきたいというふうに思います。