小樽市議会 令和2年第1回定例会 2020年2月26日
子育て支援について
2020年2月26日、小樽市議会の一般質問で、川畑正美議員が「子育て支援について」質問し、市長 迫俊哉が答弁しました。
- 質問者
- 川畑正美 議員
- 答弁者
- 市長 迫俊哉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 21番 川畑正美
子育て支援について質問します。保育士の確保と処遇改善についてです。保育士不足が課題となっています。昨年の第4回定例会で我が党の酒井議員の一般質問で、札幌市が保育士不足解消のため保育士に直接給付を始めている。より長く働いてもらうことを狙って3年、6年、9年間勤務した保育士にそれぞれ 10 万円の給付を始めていることを紹介しました。その後、恵庭市では、新たに勤務する保育士に保育園側が出す就職祝い金を市が負担するとして、保育士人材確保対策事業に100 万円計上しました。江別市では待機児童解消対策で 1,814 万円を計上して、奨学金や宿舎借り上げ支援など保育士確保策などをきめ細かく打ち出しているわけです。石狩市では、保育士確保のために採用時と3年目、5年目にそれぞれ 10 万円から 30 万円の一時金を支払う奨励金制度を新設し、500 万円を計上しております。他市においては、保育士確保のために直接支援を進めております。自治体間の競争をあおるつもりはありません。しかし、昨年の第4回定例会の一般質問に対して、検討した事例を挙げて答弁しておりますが、他市の事例のように保育士を確保するため直接的に支援することはできないのでしょうか、お答えください。本市では、保育人材の確保として、子育て支援員研修事業費として 110 万円計上されています。事業内容は、保育施設において保育補助業務を行うことができる人材を育成するという子育て支援員研修を実施するという内容です。子育て支援員は保育士ではありません。本市においては専門職としての保育士が不足しているのです。子育て支援員で保育士不足が解消すると考えていますか。子育て支援員は、保育園の保育補助や企業主導型保育施設等の保育員になることができます。保育園の保育補助の子育て支援員では、入所待ち児童の解消につながらないのではありませんか、お答えください。こども医療費助成の拡大についてです。2020 年8月から住民税課税世帯の3歳から就学前までの未就学児についても実質無料化として、本市独自分の予算計上額は 7,462 万 6,000 円を計上しています。札幌市は、小学校1、2年生は、2019 年3月診療分までは、初診時一部負担金のみとなっており、2020 年4月から小学校3年生の通院・入院医療費の自己負担額が実質無料となっています。2021 年4月からは、小学校4年生から6年生の通院・入院医療費の自己負担額を初診時一部負担金のみとする計画です。住民税課税世帯の通院医療費を小学校6年生まで拡大した場合、現行1割の自己負担を実質無料化にした場合の所要額を示してください。また、通院医療費の助成を中学生に拡大し、非課税世帯及び課税世帯を実質無料化とした場合の所要額を示してください。加えて、入院医療費を中学生まで拡大し、自己負担を現行1割負担から実質無料化に拡大した場合の所要額を示してください。子育て世代から、小樽市は子育て支援に積極的で住みやすいまちと評価されることが少子化を防ぐことにつながると思います。子育て世代を支援するためには、こども医療費助成の拡大が必要です。医療費の実質無料化の対象を中学生まで拡大すべきです。市長の認識を示してください。札幌市は、実施時期を4月としています。しかし、小樽市は8月としています。4月実施とすべきではないでしょうか、見解を示してください。
答弁 市長 迫俊哉
ただいま、子育て支援について御質問がありました。-62-初めに、保育士の確保と処遇改善についてですが、まず、保育士に対する直接的な支援につきましては、子育て支援策をトータルで考えていく中で検討させていただきましたが、今後の財政負担や実施した場合の効果などを十分に吟味した結果、新年度は他の取り組みを優先することとしたものであります。次に、子育て支援員につきましては、かねてから民間の保育施設からも人材の確保のため市内での支援員養成研修の実施について要望があったところです。市内での研修実施により、保育に興味を持つ市民が受講しやすい環境を整えることで、本市の保育人材として活躍することが期待されます。また、保育施設が子育て支援員を確保しやすくなることで、保育士の業務負担が軽減され、より長く働き続けられることが期待されるため、保育士不足の解消の一助になり、入所待ち児童の解消にもつながるものと考えております。次に、こども医療費助成の拡大についてですが、まず、医療費助成の拡大に係る所要額につきましては、小学校1年生から6年生の通院を実質無料化した場合には、年間で約 1,800 万円、中学校1年生から3年生までの入院・通院をともに実質無料化とした場合には約 3,600 万円、また、中学生の入院のみを実質無料化した場合には約 200 万円と見込んでおります。次に、医療費の実質無料化を中学生まで拡大することにつきましては、本市の財政状況を勘案いたしますと、直ちに助成を拡大することは難しいものと考えておりますが、市民の皆さんが安心して子供を産み育てることができる環境づくりは重要であると認識をしておりますので、子育て支援の施策の中で優先順位などを判断しながら引き続き検討してまいりたいと考えております。次に、助成拡大の実施時期につきましては、受給者証の有効期限は、市民税額の確定及びその後の事務作業期間の関係から、8月1日から翌年の7月 31 日までとなっておりますが、4月実施とした場合、4カ月間有効となる受給者証を新たに発行することになり、この間、受給者証を同時に2種類持つ状態となることから、受給者及び医療機関において混乱が生じる可能性があると判断しましたので、これまでの助成拡大と同様に受給者証の更新時期に当たる8月から実施することとしたものであります。