みんなの議会

小樽市議会 令和元年第4回定例会 2019年12月11日

(1)幼保「無償化」負担増解消を/(2)保育士の処遇改善を/(3)避難所開設訓練について/(4)外国人観光者について

2019年12月11日、小樽市議会の一般質問で、酒井隆裕議員が「幼保「無償化」負担増解消を」「保育士の処遇改善を」「避難所開設訓練について」「外国人観光者について」について質問し、市長 迫俊哉、産業港湾部長 上石明が答弁しました。

質問者
酒井隆裕 議員
答弁者
市長 迫俊哉、産業港湾部長 上石明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 酒井隆裕

一般質問いたします。10 月から幼児教育・保育の無償化がスタートしました。認可保育所や幼稚園などの利用料は無償化されましたが、これまで利用料に含まれていた副食費は保護者負担となるため、これまで納付していた利用料より副食費が高くなる逆転現象が発生することが問題となっています。では、無償化によって、負担がかえってふえる逆転現象が生じる子供は何人いると算出しているのですか。また、逆転現象を生じさせないため、負担の増額分を助成するとすれば幾ら必要なのですか。日本共産党は、全世帯の副食費を無償化することを求めています。市の推定でも、年間 1,566 万円で実現できるのです。市長は、「食材料費は、在宅で子育てをする場合でも生じる費用であることや、既に授業料が無償化されている義務教育においても実費相当の負担がなされていることなどから、比較的所得の低い世帯などの免除対象を除き、引き続き保護者に負担をいただくべきもの」としている一方で、「優先順位をしっかりと分析なり、検証しながら、トータルで子育て世帯を支えるような施策は実施していきたい」と述べられています。新年度予算に向けて、第3回定例会後、副食費無償化について、市としての考え方に進捗はありましたか。少なくとも実施しなければならないのは、逆転現象の解消です。全世帯での副食費無償化をしていない札幌市や旭川市、苫小牧市でも負担増分の差額を補助することを決めています。本市においても、当然実施することを市長は明言するべきです。いかがですか。保育士の処遇改善についてです。これまでも課題となっている保育士不足解消の方策として、奨学金の肩がわり返済などを提案させていただきました。第3回定例会代表質問で市長は、「保育士の処遇改善が進み、経済的負担の軽減が図られるよう、引き続き国へ要請していくとともに、御提案をいただいた制度も含め、他都市での事例も参考にしながら、効果的な取り組みについて検討してまいりたいと考えております。」と述べられました。第3回定例会後、どのような事例を検討されたのですか。市長は、新年度において何らかの保育士の処遇改善を行う考えはありますか。札幌市の事例を紹介します。札幌市は保育士不足解消のため、保育士直接給付を始めます。3年、6年、9年間勤続した保育士に、それぞれ 10 万円を給付するというもので、より長く働いてもらう狙いがあるとされています。対象となるのは認可保育施設で働く保育士か、幼稚園の一時預かり保育を担う保育士で、札幌市は 1,310 人、事業費を1億 3,100 万円と見込んでいます。こうした札幌市の保育士不足解消のための事業について、市長はどのような所感をお持ちになられましたか。また、本市で同様の事業を実施するとした場合、対象人数と事業費はどれくらいと見込まれるのかお答えください。11 月2日に行われた避難所開設訓練について伺います。-91-訓練は災害対策室職員と入船地区連合町会等の地域住民を実施者として、教育委員会庁舎を会場にして行われました。改めて参加された町会等の住民の皆様に敬意を表します。今回の開設訓練は、実施をしたというだけでも大変すばらしいことで、有意義であったと思います。幾つか課題は見つかりましたが、今後もぜひ継続をしてほしいという観点で質問いたします。まず、こうした訓練を今後も続けていかれるのかということです。時期や会場、対象となる町会などを可能な限り変えて継続していくことが必要と考えますが、いかがですか。訓練は、電気が使える前提で行われました。市民にとって直近の災害は北海道胆振東部地震に伴った大規模停電でした。こうしたことから、今後は停電している想定で、非常用発電機を使用することも必要ではないでしょうか。大地震直後、避難所に急いで来ても、すぐに避難所の中には入れません。二次災害を防ぐために施設の安全を確認し、避難者を受け入れる準備が整うまで避難者は校庭などの安全な場所で待機してもらうという原則はそのとおりです。しかし、厳冬期にいつまでも外で待たなければならないというのは現実的ではありません。状況に応じて最低限の安全確認をした上で、まずは屋内に避難させる。その後、建物の破損など危険が想定される場合は移動するなど、避難所開設職員が状況に応じた柔軟な対応ができるようにすることは可能ですか。内閣府防災担当のホームページを拝見しました。そこでは、全国各地で同様の訓練が行われていることが紹介されています。そこでは、「③継続への工夫」として、「一般的に、「防災活動」は、専門家の単発的な防災講演会や、ワークショップ、防災訓練といった「行事」としての開催が多く、今回の取組もその一部にすぎない面は否めません。また、「行事」を実施した場合、一般論として、地域住民にとってはイベントを開催した「達成感」で満足してしまい、今後継続して活動することが難しくなる恐れがあります。このため防災活動を「達成感」で終えることなく、訓練実施後にふりかえりのワークショップ等を実施し、「次に何をする必要があるか」の意識を持たせる「しかけ」を事前に意識しておくことが重要です。」とあります。この点、今回の訓練、質疑応答は大変よかったと思いますが、さらに充実していくお考えはありますか。最後に、外国人観光者について伺います。急増している外国人観光者は、小樽経済に寄与している一方で、一部の観光者らによる迷惑行為が問題になっています。最近では余り目にはしませんが、かつて船見坂の車道上で撮影行為を行う外国人観光者が問題となりました。堺町での白タクと疑われる車両も問題となりました。今回お伺いするのは、朝里駅周辺の問題です。先日、私に朝里地区住民を名乗る方から、写真が入ったCD-R入りの封書が届けられました。内容は、外国人観光客について対策をお願いしたいというものでした。一部を紹介します。「線路内の侵入などはJRが警備員を置いて注意喚起していますが、民家や民有地の立ち入りなどは対応してもらえません。警察も通過するだけです。住民も柵やロープを張ったり張り紙をしていますが、効果はありません。雪かき姿を勝手に撮られる。除雪道具や自家用車を小道具にして写真を撮る。玄関ポーチへの侵入。敷地内で用を足す。普通の住宅地に住む人々の生活を守っていただきたいです。ことしも既に連日、数十人の観光客が来ています。冬の観光シーズンが本格化する前に、どうかお願いします。本当にまいっています。」非常に生々しいものです。私も手紙を拝見した後に、当該地域の別の方からお話を伺いました。手紙の内容とほぼ同様のお話でした。まず、こういった一部の外国人観光者の迷惑行為について、実態を市としてどのように把握しているの-92-か伺います。第二次小樽市観光基本計画では、外国人観光客との相互理解として、「外国人観光客に向けた日本のマナーやルールの情報提供」とあります。では、基本計画に基づき、第二次観光基本計画策定以降、どのような取り組みが行われたのか伺います。第二次小樽市観光基本計画では、ホンモノの小樽を軸とした観光客と市民の接近をうたっています。そこでは、「ずっと小樽にいるから私たち市民は気付かない、その日常が、観光客がふれたい小樽です。例えば、雪を見たことのない外国人観光客にとっては、雪景色はもとより、除雪や冬着など冬の市民生活自体が新鮮な非日常であり、魅力となります。」としています。観光客も悪気があって行っているわけではないと思います。しかし、許可なく除雪中の人物を撮影し公開することや、自動車のボンネットに子供を乗せること、個人敷地内での喫煙、玄関フード内に置かれた除雪道具を持ち出すとなると迷惑行為そのものです。計画が目指す姿と異なると思います。私の話に市長はどういった所感をお持ちになりましたか。見過ごせない写真がありました。建物内に入って卑わいな撮影をしていると疑われるもの、建造物の中に入って下着姿になっているもの。これが事実であれば、犯罪行為そのものです。一般論として、こういった理解でよろしいですか。大切なのは、市民と観光客が気持ちよく、この小樽市において共存できることです。各団体や関係機関などとも連携し、迷惑行為については徹底した周知をすることや、看板、掲示板の設置、ITの利用などで実効性の高い取り組みをしていくことが必要と考えますが、市長のお考えを伺います。鎌倉市では、公共の場所におけるマナーの向上に関する条例を制定しています。条例では、土地所有者や管理者の許可なく行う、車両が通行する道路上で立ちどまって撮影を行うこと、線路のそば等、危険な場所で撮影を行うことなどを迷惑行為と規定しています。すぐに条例を制定せよと言っているわけではありません。条例を制定したところで実効性が伴わなければならないからです。ただ、自治体として何らかの対策をとることはできないかということです。小樽市として、こうした鎌倉市など他市の例を研究するお考えはあるのか伺います。以上、再質問を留保し、質問を終わります。(拍手)

答弁 市長 迫俊哉

酒井議員の御質問にお答えいたします。初めに、幼保無償化に伴う負担増の解消について御質問がありました。まず、副食費の負担による逆転現象が生じる子供の人数につきましては、これまで本市が独自で保育料を無料としていた3歳以上の第3子以降の子供で、10 月1日現在 99 名であります。また、この負担の増額分を助成する場合の所要額につきましては、1人当たり月額 4,500 円を徴収されていると仮定した場合、一月当たり約 45 万円、年額で約 540 万円が必要になると試算をしております。次に、副食費無償化に対する考え方につきましては、新年度の予算編成に向け、副食費の無償化も含めて、考えられる子育て支援策の中で効果的な取り組みや優先順位などを庁内で議論しているところでありますので、現時点でお示しできる段階には至っておりません。次に、保育士の処遇改善について御質問がありました。まず、検討した事例につきましては、保育士に対する給付制度、保育補助者を雇用する施設への補助制度、保育補助者養成のための研修開催、保育人材を確保するための就職相談会開催などであります。-93-保育士確保については、喫緊の課題であると認識しておりますので、有効性などを見きわめながら処遇改善を含めた対策を講じてまいりたいと考えております。次に、札幌市の保育士不足解消のための事業につきましては、現に就労している、または就労を希望する保育士に対して、より長く働く意欲を高める効果が見込める取り組みであると認識をしております。次に、札幌市と同様の事業を実施する場合の対象人数と事業費につきましては、民間の常勤保育士のみを対象とした場合でお答えいたしますと、対象人数は約 60 名、事業費は約 600 万円と見込まれます。次に、避難所開設訓練について御質問がありました。まず、今後の避難所開設訓練につきましては、より多くの市民の皆さんに参加をいただくため、開催時期、会場など条件を変えながら、今後予定している避難所運営訓練とあわせて継続してまいりたいと考えております。次に、停電を想定した訓練の実施につきましては、小・中学校などに今年度配備した停電対策用資機材を使用した訓練を、避難所開設訓練などにあわせて実施してまいりたいと考えております。次に、避難所開設員の状況に応じた柔軟な対応につきましては、厳冬期や荒天時に避難所開設時の安全確認を行っている間、避難者を屋外で避難させることは身体的にも負担をかけるものと認識をしております。建物に倒壊や大きな損傷がなく、外観上問題が見受けられない場合には、一時的に避難者を屋内に避難させるなど、状況に応じた対応について検討してまいりたいと考えております。次に、訓練実施後の振り返りの充実につきましては、今回の訓練に限らず、町会での避難訓練の後には、質疑応答や反省会など、参加者の防災に対する意識づけを行っているところであり、今後につきましても御指摘のようにさらなる充実に努めてまいります。次に、外国人観光者について御質問がありました。まず、JR朝里駅周辺における一部の外国人観光客による迷惑行為につきましては、近年、海外で上映された映画にJR朝里駅がロケ地として使われ、その影響で多くの外国人観光客が訪れており、線路内に入って写真を撮影したり、周辺住民の自宅敷地内に勝手に入っているなどの状況について把握をしております。次に、JR朝里駅周辺における迷惑行為に対するマナーやルールの情報提供につきましては、JR朝里駅舎内での注意喚起の掲示については、計画策定以前から継続的に行っており、計画策定以降は、海外にサーバーを持つサイトや市のホームページを活用した注意喚起を行っております。次に、外国人観光客の迷惑行為につきましては、議員がおっしゃる内容が事実であるとすれば、私といたしましても地域住民にとって迷惑行為であると思っております。次に、外国人観光客の行為に対する理解につきましては、当該画像を私は確認しておりませんので、犯罪行為かどうかお答えすることはできません。次に、市民と観光客の共存に対する取り組みの必要性につきましては、第二次小樽市観光基本計画の取り組みにもあるように、市民や観光事業者に向けて外国人観光客の国別の文化や習慣の違いについて情報を提供するとともに、外国人観光客に向けた日本のマナーやルールの情報提供を行い、市民と外国人観光客の相互理解を深める取り組みを進めていく必要があると考えております。次に、他市の事例を研究する考えにつきましては、近年多くの外国人観光客が全国的に急増しており、本市においても東アジア圏の外国人宿泊者を中心に増加傾向にあります。その一方で、一部地域において地域住民の生活などに対して、負の影響をもたらす、いわゆるオーバーツーリズムの状況が見られておりますので、本市におきましてもそのような状況とならないよう、鎌倉市の条例など他都市の取り組みについて調べてみたいと考えております。-94-(「議長、8番」と呼ぶ者あり)

再質問 8番 酒井隆裕

それでは、再質問をいたします。逆転現象で生じる児童数は 99 人、年間で約 540 万円が必要だということでありました。先ほど紹介させていただきましたけれども、この中で、札幌市や旭川市、苫小牧市、ここではもう既に逆転現象に限っては解消しますということを明言されているのです。市長がここでお話しされていたのは、そうしたことも含めて、全体の無償化も含めてという意味だと思いますが、優先順位なども含めて検討していきたいと、新年度予算に向けて検討していきたいと言っているのですけれども、いやいや、そんな時期はもう終わっているのです。私は、第3回定例会で同様の質問をしているのです。それを受けて、どう考えているのですか。他の地域はもう動いています。少なくとも、給食無償化はしないとしても、逆転現象だけは解消する。それはやりますというふうに言っているのです。苫小牧市ではどうか。こうしたことを受けて、副食費の部分について、団体は全部の無償化を要望しているけれども、とりあえず逆転現象だけは解消しますと市長自身が言っているのです。小樽市はその考え方すら示さないのですか。まだ何もない、真っさらですか。まずいですよ。改めて市長、やっていく方向なのか、少なくとも逆転現象だけは解消していくつもりなのか。無償化しろとは言っていますよ。せめて少なくともこの部分だけはやっていく方向なのか、改めてお伺いしたいと思います。保育士の処遇改善についてであります。これについても、これまでと同様の給付とか研修とかいろいろなことを言っているのですけれども、いやいやこんなこと、もう遅いのです。札幌市でも、先日も北海道新聞の札幌版に出ていましたけれども、北海道主催の保育士不足解消のためのセミナーをやっているのです。そこでも札幌市で保育士不足解消のためのさまざまな取り組みをやられているのです。それにあわせて今回、この3年、6年、9年勤続した保育士に給付するという制度を新たにつくって、そこでもPRしているのです。そこまで深刻になっているのです。小樽市も大変な状況なのです。私は札幌市の制度をそのままやれと言っているわけではない。ただ、他の地域では、こうした争奪戦がもう既に始まっているのです。新年度に向けて今から悠長に考えている時間はないのです。何らかの取り組みを市長は行うつもりはありますか。それともこれまでの延長線にとどまるのでしょうか。これまでの延長線ということになれば、給付にするのか、研修にするのか考えていきたいということですけれども、少なくとも直接的な効力があるこうした給付制度を行っていくですとか、これまでも紹介した奨学金の立てかえ制度をやっていくとか、こういった直接的に効果があると思われる制度を、今は言えないけれどもやりたいと思っているのだ。それぐらいのことを言ってほしいと思うのです。私がこの札幌市の事業についてどのような所感をお持ちですかと聞いたら、市長は、より長く働いてもらうための取り組みだというふうに理解しておりますと、それはそうなのです、これは札幌市が言っているのです。市長はそれをもって危機感を感じないのですか。改めて市長の所感はどうだったのかについてもお伺いいたします。本市で同じようなことをやった場合、約 60 人、約 600 万円でできるというのです。真剣に改めて考えてもらいたいと思いますけれども、いかがでしょうか。避難所開設訓練については、これからも充実してやられていくということで、しっかり期待したいと思っています。最後に、外国人観光者についてお伺いをいたします。-95-この一部の外国人観光者の迷惑行為について、市として把握しているというのですよ。把握した上で、一体何を行ってきたのかということなのです。ホームページなどで紹介している、注意喚起していると。注意喚起を行っても全く効果がないということなのです。改めて関係機関などとも、もしくは関係住民から聴取することも必要なのかもしれない。市として何らかの対策がとれないかどうか、考えてみる必要はないのでしょうか。情報提供を行っていく、そういったことも必要でしょう。北海道や警察などとも連携して、この対策を考えていく必要があるというふうに思います。市長は、この迷惑行為についてどう思いますかと聞いたら、迷惑行為だと思っていると。そのままですよ、これ。いや、迷惑行為そのものだということについて、どう思っているのですかと聞いているのです。迷惑ですと聞いて、迷惑だねと、それは少し違うと思うのですけれども、改めてどうでしょうか。それから、犯罪行為についてです。写真を見たわけではないので犯罪行為かどうかわからないと言っているのです。建造物に侵入するだけで犯罪行為ですよね。違うのですか。(「見ていないって言ってるんだから」と呼ぶ者あり)それから、この実効性が高い取り組みについて検討が必要だということでありますけれども、具体的にどうやったら取り組みが実効性のある取り組みになるのか、改めてこれまでの情報提供に加えてやっていくという考えが私はどうしても必要だと思うのです。いかがでしょうか。

答弁 市長 迫俊哉

酒井議員の御質問にお答えをいたしたいと思います。幼保の逆転現象の問題と保育士の処遇改善については関連がありますので、まとめて御答弁させていただきたいと思いますし、本答弁と重複することは避けたいというふうに思っておりますが、第3回定例会での経過について少しお話しされていますけれども、私は酒井議員の御質問に対して、今後、子育て関係のさまざまな政策について、この逆転現象の問題だけではなくてトータルで考えさせていただきたいということで答弁をさせていただいたと記憶しております。第3回定例会を終了した後に、私は職場で職員に指示をいたしまして、子育てに関してトータルで考えていこう、まずその議論をスタートさせようということで、現在、総務部、それから医療保険部、保健所、生活環境部、建設部、教育部、福祉部、こういった各部にまたがる子育て政策について、これは新年度に向けて議論を今させていただいているところでございます。当然その中にも、今申し上げました無償化に伴うこの逆転現象の解消について、それから保育士の処遇改善についても、当然議論の対象になっているわけでありますけれども、現在、小樽の子ども・子育て支援をトータルで考える会というのを庁内に設置しているのですが、この会ではまだ議論の途中でありますので詳しくは申し上げることはできませんけれども、引き続きこの逆転現象の問題、保育士の処遇改善も含めて、子育て全般について新年度に向けて何らかの対策を講じていきたい、このように考えているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 産業港湾部長 上石明(産業港湾部長は2020年2月まで)

酒井議員の再質問にお答えいたします。私からは、外国人観光者について3点ほど御質問がありました。まず1点目です。今後、何らかの対策をとるつもりはないのかという点ですけれども、先ほど市長か-96-らも答弁がありましたように、これまでも私どもとしましても、注意喚起をしてきております。ただ、今後につきましては、地域住民のお話をやはり直接聞かないと、どういったことがあるのか具体的に把握できませんので、直接地域住民の方のお話を聞いていきたいというふうに考えております。二つ目です。犯罪行為について、違うのかという点ですが、少し繰り返しになりますけれども、内容を具体的に私どもは確認をとれておりませんので、ここについては少しお答えはできないと考えております。三つ目、実効性ある取り組みはという点ですが、先ほどの1点目と同じだと思うのですけれども、まず地域住民の皆さんのお声を少し聞いて、どういった取り組みがいいのかという部分については、これから考えていきたいというふうに考えております。(「議長、8番」と呼ぶ者あり)

再々質問 8番 酒井隆裕

再々質問いたします。外国人観光者についてであります。住民に直接聞くということであります。ぜひやっていただきたいと思うのです。実際にどんなことが行われているのかというのを当該地域の方々に直接聞くことで実態把握をしていくということは大事だと思います。それと同時に、先ほど申し上げた警察や北海道など関係機関への情報提供、何ができるのかということも含めて、そういった関係機関との協議に至らなくても、情報提供なども含めてやっていく必要があると思うのです。先ほど産業港湾部長は、犯罪行為かどうか確認できないと言っていました。私が聞いたのは、家屋、玄関フードとか敷地内に侵入するだけでも犯罪ですよねと言っているのです。犯罪ですよね。犯罪だったら警察に通報することができるのです。そういうことも含めて、そこまで住民の方は追い詰められているのです。突然、知らない人がいきなり家に入ってきて、玄関フードをガラッと開けて、じょんばを持ち出して何かをやっていると。おっかないです、やはり。でも、そういった外国人観光者の人たちと共存していかなければならないという問題もある。だからこそ、こういった犯罪行為と思われるもの、こうしたものについても、警察や関係機関とも情報提供なども行っていく必要があるのではないかと思いますけれども、その点についてはいかがでしょうか。

答弁 産業港湾部長 上石明(産業港湾部長は2020年2月まで)

酒井議員の再々質問にお答えいたします。関係機関との情報提供とのお話でしたけれども、これにつきましては、先ほどお話ありましたとおり、まず地域住民の話を聞いて、その中でどういった対応ができるのか。それに応じて関係機関との情報提供も、必要があるのであればやっていきたいというふうに考えております。

出典:小樽市議会 令和元年第4回定例会 2019年12月11日 議事録 PDF(107ページ) 間違いを知らせる