小樽市議会 令和元年第3回定例会 2019年9月10日
(1)公園について/(2)総合体育館と駐車場について
2019年9月10日、小樽市議会の一般質問で、小池二郎議員が「公園について」「総合体育館と駐車場について」について質問し、市長 迫俊哉、教育長 林秀樹、建設部長 西島圭二が答弁しました。
- 質問者
- 小池二郎 議員
- 答弁者
- 市長 迫俊哉、教育長 林秀樹、建設部長 西島圭二
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 小池二郎
質疑及び一般質問をさせていただきます。公園についてです。小樽市の最大の課題、人口減少や少子高齢化は、市長を初め市民全体が問題認識していることだと思いますが、人が少ない、子供が少ないことでさまざまな問題が生じ、さらに人口減少のスピードを加速させてしまいます。この問題について、昨年7月に小樽商科大学との研究結果の報告によると、政策的ターゲットは子育て世代とすべきであると報告されています。小樽市内に住む人々、特に子育て世代の定住志向を高め、小樽への満足度を上げていかなければなりません。満足度を上げるためにも、さまざまな課題がある中で、私は公園が重要な役割を果たしていると考えます。このアンケートでは、子供の遊び場、公園の充実度を見ても、「不満」、「やや不満」が圧倒的に多いのが現状です。公園は、子供からお年寄りまで幅広い年齢層が利用し、緑を中心とした憩いのスペース、地球温暖化対策、ヒートアイランド現象の緩和、高齢者の健康づくり、地域のコミュニティ活動の場など、多目的で重要な役割を果たしていますが、やはり子供たちが安心・安全で体いっぱい遊べること-90-が大きな役割の一つであり、子育て世代が子育てする上で公園はとても重要です。公園で遊ぶことで、体力、運動能力の増加、また、遊びは心の発育、発達、創造性や主体性の向上、さらにさまざまなスポーツに対しての基礎的な体力向上にもつながります。近年、一部の子育て世代は、市外の公園にわざわざ連れていく傾向が見られます。特に、ことしは 30度を超える暑い日が続き、水遊びができる公園はとても需要があったと聞いております。小樽には海があり、海水浴に連れていくこともできますが、小さい子供であれば手軽に安心に水遊びができる公園があればとの要望もありました。他都市の公園を見ると、複合遊具はもちろん、パークゴルフなどスポーツ施設のほか、水上アスレチック、滑り台などの水遊びができる施設。また、美術館、図書館、キャンプ場が公園内にあるなど魅力ある個性的な公園があり、観光スポットとしても人気の公園があります。旭川市は、昭和 59 年に旭川市公園緑地協会が設立され、協会と行政の連携により、委託された公園において円滑な維持管理運営に取り組んでいることから、公園に対する重要性を感じます。公園は、多くの役割を持ち、市民生活環境に直結する大事な基盤になり、重要性は高いと考えますが、今までの小樽市の公園の取り組みと評価について、市長はどうお考えでしょうか。先日の定例記者会見で、市長は公園についての言及をされておりましたが、具体的にどのように整備されるお考えでしょうか。今後の公園整備を考えると、子育て世代の視点を重視し、また、さまざまな関係者と協議会などで取り組むべきだと考えますが、お答えください。第7次小樽市総合計画基本計画原案では、公園のさまざまな機能や市民ニーズを踏まえた計画的な施設の更新と魅力の向上につながる利用実態を考慮した公園緑地のリニューアル整備と示されています。これを踏まえて、現在の緑の基本計画、公園施設長寿命化計画を含めた市民ニーズに合う新しい公園計画が必要となると考えますが、お答えください。次に、総合体育館と駐車場についてです。まず、駐車場についてですが、総合体育館やその他周辺施設の利用者にはとても不便な状況が続いております。先日、公共施設再編素案の説明がありましたが、これから計画を策定し、実行するまで相当な時間がかかると思われます。しかしながら、それまでの期間も公共施設が利用されることを考えれば、少しでも市民の皆様にとって利用しやすい環境を整備するべきだと考えます。その中で、総合体育館周辺にはグラウンドや市民会館、公会堂、小樽公園、野球場などさまざまな施設があり、そのほとんどの駐車場は小さく、大会や行事が重なるとすぐにいっぱいになり、その影響で路上駐車がふえ、通行の妨げとなり、安全面にも問題が出ております。大会などが行われる際に、現状の対策は、その主催者が市役所の駐車場や市教委の駐車場、旧緑小学校の駐車場の許可をとり、主催者側が対応しなければならない状況になり、利用施設の駐車場で賄い切れない状況が続いております。山の手小学校の敷地は、以前第2駐車場があり、敷地が広かったため多くの方が利用できました。当時、それまで駐車場について大きな問題ではなかったと思います。都市計画では、平成 26 年に第2駐車場の配置変更で旧緑小学校に変更していますが、山の手小学校新設後、第2駐車場は旧緑小学校の解体が行われないことで使用できず、現在大幅に駐車場が足りていない状況になっております。そこで質問ですが、旧緑小学校の解体費用額と、なぜ解体がおくれているのかお答えください。また、解体する予定はいつだったのか。今後、解体の予定はいつになるかをお答えください。さらに、以前の第2駐車場と現在の旧緑小学校の駐車場の駐車台数と、校舎を解体した場合何台駐車できるのかお答えください。いずれにしても、できるだけ早く旧緑小学校を解体し、駐車場にすることが一番有効な対策だと考えますが、お答えください。-91-小樽総合体育館は、全道大会、また、全国大会が開催されるほどの大きな体育館であり誇らしい一方、駐車場が少ないことで市民や遠方から来られた利用者にも不便をかけています。以前、市外からの利用者が路上駐車をし、駐車禁止で切符を切られてしまうことがあり、個人の責任ではありますが、こういったことで市外から来られる方の小樽へのイメージも悪くなります。大会などで小樽に来る方は観光される方も多く、さまざまな影響があります。総合体育館だけではなく、市民会館など周辺施設も同様と考えますので、早急な対応が必要と考えますが、市長はどうお考えでしょうか。また、体育館の冷房設備がないことで、ことしのアリーナはもちろん、第四体育室の室温は 30 度を超えた日が続き、とても厳しい環境でスポーツが行われ、トランポリン教室や子供体操教室など、無料の子育て支援も高温の中で行われました。人気のあるよい企画も、このような状況では子育て世代の満足度にもかかわります。利用者の安全も考え、気化式冷風機や移動式冷風機の購入など、今までと違う対策が必要と考えますが、お答えください。以上、再質問を留保し、質問を終わります。
答弁 市長 迫俊哉
小池議員の御質問にお答えいたします。初めに、公園について御質問がありました。まず、今までの公園に対する取り組み等につきましては、明治時代に開設した小樽公園では、小樽公園再整備計画に基づき平成 18 年から昨年にかけて再整備を行うとともに、街区公園などでは、小樽市公園施設長寿命化計画に基づき遊具の更新などを行っております。しかしながら、アンケート調査の結果では公園に対する不満の声が多いことから、今後はより市民ニーズに合った整備を行う必要があると考えております。次に、公園整備につきましては、若い世代を中心に公園整備の要望が多いと感じており、地域や世代によって公園に対する考え方も違うことから、単なるブランコや滑り台などの画一的な整備ではなく、地域の皆さんの御意見や御要望を聞いた上で整備に取り組んでまいりたいと考えております。次に、公園整備の取り組み方につきましては、これまで長寿命化計画に基づき順次整備を進めてきたところでありますが、昨年度より子育て世代などの皆さんから御意見を伺った上で整備を行っているところであります。今後は、公園の利用形態に合わせて、関係するさまざまな団体の御意見も伺いながら、さらなる取り組みを進めてまいりたいと考えております。次に、新たな公園計画の策定につきましては、公園整備に当たっては、現計画に基づき国の交付金を導入しながら進めておりますが、これらの計画は近く計画期間満了を迎えることから、その更新に当たっては、第7次小樽市総合計画を十分踏まえた計画として策定してまいりたいと考えております。次に、総合体育館と駐車場について御質問がありました。まず、旧緑小学校の解体費用につきましては、平成 28 年時点の概算額で2億 5,000 万円となっております。また、解体時期につきましては、山の手小学校が開校する平成 30 年4月以降に解体するということになっておりましたが、具体的な時期については決まっておりませんでしたので、解体がおくれているという認識は持っておりません。なお、今後の解体時期については具体化をしておりません。次に、駐車台数につきましては、旧第2駐車場では約 120 台、旧緑小学校跡地では約 90 台、校舎解体後の駐車場は約 150 台であります。-92-次に、旧緑小学校の早期解体による駐車場の整備につきましては、総合体育館の建築と合わせて旧緑小学校を解体することで仮設工事や基礎工事等の経費を削減できることなどから、公共施設再編計画の中で協議することが望ましいと考えておりますが、一方で、駐車場不足の問題は十分認識しておりますので、解体工事に係る財源も含め、駐車場の確保についてできるだけ早期に検討する必要があると考えております。次に、周辺施設も含めた駐車場の早急な対応につきましては、周辺施設も総合体育館と同様に駐車場が少ないことは十分認識しておりますので、ただいま申し上げましたとおり、駐車場の確保についてできるだけ早期に検討する必要があると考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 教育長 林秀樹(教育長は2024年3月まで)
小池議員の御質問にお答えをいたします。ただいま、総合体育館と駐車場について御質問がございました。総合体育館の冷房設備につきましては、アリーナや体育室に冷房設備がないため、夏季には適宜窓をあけて換気を行っておりますが、卓球やバドミントンなど風が影響を及ぼす競技につきましては窓を閉め切る必要がありますことから、夏場の暑い日には厳しい環境になるものと承知をしております。特に、地上2階部分に設置されております第四体育室につきましては熱がこもりやすい状況となっております。新たに冷房設備を導入することにつきましては、多額の経費を要するため難しいものと考えておりますが、今後総合体育館を建てかえる際には導入を検討してまいりたいと考えております。(「議長、3番」と呼ぶ者あり)
再質問 3番 小池二郎
再質問をさせていただきます。まず、公園について、今後の公園整備については単なるブランコや滑り台だとかではなく、画一的な整備ではなく、市民の声を聞いて変えていくというふうにお答えになったのですが、それは小さい公園に関してはそういうふうにやってくべきだと思うのですけれども、大きい公園に関しては、やはり複合遊具のほかに水遊びができる施設や、子育て世代の視点を取り入れた、やはり多目的な公園を取り入れていくべきだと考えておりますが、どうでしょうか。あと、駐車場の件なのですけれども、平成 26 年に小樽公園都市計画変更により駐車場の変更がされましたが、そのときの変更理由は、市民レクリエーションの充実に資するため、地域の学校再編により統合新校建設計画にあわせて小樽公園第2駐車場を変更するものであり、主要な公園内施設に小樽公園第2駐車場を近接させることで、公園利用者の利便性を図るものであると変更理由に示されているのです。そもそもこの変更理由は、もちろんこの山の手小学校をつくるための変更でもありましたが、主な変更理由としては、やはり小樽公園の利用の利便性を図るための変更だったと思うのです。山の手小学校を建てることと、旧緑小学校の校舎を解体することが決まっていて初めて変更が行われると思うのですが、それについてお答えください。あと、旧緑小学校解体以外に何かほかに有効な対策の、お考えがあるのかお聞かせください。
答弁 市長 迫俊哉
小池議員の再質問にお答えをさせていただきます。まず、1点目の公園整備の問題なのですけれども、公園に対する特に若い世代の方々の要望が大変強いというのは、私も選挙期間中を通じて感じておりました。それで、今回、ことしの公園整備に当たりましても、担当する職場には、十分に地域の声を聞いて整備を進めていくようにという指示を与えまして、先ほど質問の中にもありましたけれども、やはり多目的な機能を持った遊具を望む声が多かったという声もありまして、そういった形で整備をさせていただくことにしておりますが、小さい公園にしろ、比較的大きな公園にしろ、しっかりと地域の特性だとか地域の皆さんのお声を聞きながら、水遊び場という御意見もありましたけれども、地域の皆さんの声を聞きながら、行政主導ではなくて地域の皆さんの声を聞きながら公園の整備に当たっていきたいというふうに思っております。それから、小樽公園周辺の駐車場の確保についてでありますが、旧緑小学校を解体して駐車場を確保する以外にまとまった土地はないというふうに考えておりますので、基本的にはいろいろな財源の問題もありますけれども、旧緑小学校の解体について早期に検討させていただきたいなと、このように思っているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 建設部長 西島圭二(建設部長は2021年3月まで)
小池議員の再質問にお答えをいたします。私からは、都市計画変更の理由についてということで御質問がございましたので、その点についてお答えをしたいと思います。確かに、都市計画変更した時点での理由というのが、公園の利便性を図る必要があることから駐車場の整備という形で理由づけをさせていただいております。ただ、その後、いろいろな市の公共施設、体育館の議論だとかというのが進んでまいりまして、旧緑小学校跡地も一つの体育館の建てかえ候補地ということにもなりましたので、そういった意味で当初、都市計画変更したときとの状況が変わってきているということでございます。ただ、当然、体育館をそこに持って行ったとしても、それにかわる代替の駐車場というのは整備しなければならないという、これはもう間違いなくそういった事実がございますので、場所も多少変更はあるにしても、利便性を図るための駐車場整備というのは考えていかなければならないと思っております。また、それに伴って、もし都市計画変更の手続等が必要であれば、それについてはしっかりと行っていきたいというふうに考えておりますので、御理解をお願いいたします。