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小樽市議会 令和元年第2回定例会 2019年6月18日

議案について

2019年6月18日、小樽市議会の一般質問で、高野さくら議員が「議案について」質問し、市長 迫俊哉、教育長 林秀樹が答弁しました。

質問者
高野さくら 議員
答弁者
市長 迫俊哉、教育長 林秀樹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 19番 高野さくら

2項目め、議案について。議案第 14 号、監査委員の選任について質問します。市長から 13 日の本会議にて、監査委員の選任を林下孤芳氏にしたいと提案がありました。-40-日本共産党は、議会三役について、議長を第1会派から、副議長と監査委員は第2会派から選出をと主張してきました。第2会派は3会派でどのように分配していくか議論する必要があったにもかかわらず、自民党が第2会派に監査委員を任せたくないと言い、結局話し合いがつかず、共産党は戦後史上初めて臨時会で市長が監査委員を提案できなかったと述べましたが、改選後の臨時会において市長が議選監査委員を提案できなかったことは、これまであったのでしょうか。そもそもの監査委員の役割を考えてもチェック機能を果たさせるためには、与党ではなく共産党に監査委員を任せたほうがよいのではないかと考えますが、市長の見解を伺います。不登校児童生徒支援事業について伺います。小樽市教育委員会が 1994 年から不登校児童・生徒を対象に学校への復帰を促すために適応指導教室を設置し、2016 年度国の不登校児童生徒支援事業として予算がつき、これまで児童・生徒を受け入れる体制から学校や家庭への訪問にも取り組み、適応指導教室への通級生がふえ、学校に通えるようになった子供たちもいるとお話を伺っています。そこで伺いますが、2016 年度以降、教育委員会として具体的にどのようなことを行い、国や道に対しても予算化を求めてきたのでしょうか。本事業が新しい体制になって間もなく、2017 年度は国の予算がつかず、国が予算をつけていないからと道も予算をつけなかったため、小樽市単独で事業を継続することになりました。この間、私は北海道が財政負担をするよう市として求めていくことを議会で質問しました。また、菊地葉子道議会議員が不登校児童・生徒の増加している状況や不登校児童・生徒への支援を道議会でも求めてきました。このたび、補正予算で 284 万円事業費がついたことは大変うれしく思っているところです。しかし、今回の補正予算も国が予算を出すことになったから北海道も出すという理由であれば、来年度以降は事業費が出ないことも考えられ危惧しています。来年度以降、事業費予算はどうなるのでしょうか。小樽市として、子供たちのために国に対して恒常的な財政負担を行うよう求めることも必要なのではないでしょうか。学校移転事業費について伺います。日本共産党は、議会のたびに倒壊の危険がある松ヶ枝中学校に生徒を通わせるよりも、最上小学校を中学校として活用をと言い続け、西陵中学校についても存続を求めてきました。2016 年第1回定例会では、地域から小学校、中学校がなくなるのは地域の衰退にもつながると、最上小学校を松ヶ枝中学校として活用することを求める陳情、西陵中学校の現在地存続を求める陳情が議会に出されました。このたび、地域住民の運動が実って松ヶ枝中学校が 2020 年4月より旧最上小学校校舎へ移転することになり、8,200 万円の予算がつけられました。松ヶ枝中学校は、雨が降れば雨漏りがひどくて、廊下にバケツが幾つも置いてある状況の中、子供たちが学ばなければいけない状況だったこともあり、共産党としても教育環境が改善されるということは喜ばしいことと感じています。幾つか確認させていただきたいことがあるので伺います。現在のスケジュールでは、来年4月と伺っていますが、子供たちの安全を考え一刻も早く移転するべきだと考えます。見解を伺います。松ヶ枝中学校から最上小学校に移転することが決まってから、保護者や地域での懇談はあったと聞いていますが、松ヶ枝中学校に通っている子供たちの声は聞いていないと伺っています。より快適な教育環境にするために子供たちからの声を反映させる必要があるのではないでしょうか。議案第 12 号工事請負契約に関連して伺います。今回、幸小学校が校舎の耐震補強のため改修工事を進められることになりましたが、耐震化が必要な-41-小学校は4校、中学校は3校で計7校あります。今回、幸小学校が耐震化の予定となっていますが、まだ耐震診断さえ未実施な学校もあります。小樽市の小学校、中学校の耐震化率は 81.3%となっていますが、全国や全道は 95%以上となっており、小樽市は全道や全国と比べても耐震化率が低い状況です。文部科学省は、統廃合に関係なく耐震化を行うよう通知しています。耐震化は、子供の安全を考え早急に行うべきではありませんか。また、市内の小学校、中学校ではトイレの洋式化も進んでおらず、大変な思いをされている子供がいます。桂岡小学校では、洋式トイレが各階1個しか設置されておらず、低学年は休憩時間に並んで授業に間に合わないという事例があります。西陵中学校でも、授業中でも日によってはにおいが気になるということも聞いています。現在は、どの家庭も洋式トイレが当たり前の時代であり、和式だとどうしたらよいか戸惑う子供も少なくありません。トイレの洋式化について、校舎の大規模改造を待たずスピードを速めて行う必要があるのではないでしょうか。2項目めの質問を終わります。

答弁 市長 迫俊哉

ただいま、議案について御質問がありました。初めに、議案第 14 号監査委員の選任についてですが、まず改選後の臨時会で議会選出監査委員の選任同意案が提出されなかった事例につきましては、昭和 34 年の1件だけであります。次に、議会選出監査委員の選任につきましては、議会各会派において監査委員の職責の重要性を念頭に置きながら協議が行われたものと考えており、これまでの協議内容など議会の動向を踏まえた上で提案をさせていただいたところであります。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 教育長 林秀樹(教育長は2024年3月まで)

高野議員の御質問にお答えをいたします。ただいま、議案について御質問がございました。初めに、不登校児童生徒支援事業についてでありますが、まず、教育委員会として具体的にどのように国や道に対して予算化を求めたのかということにつきましては、本事業は道が国の委託を受けて行う事業であり、平成 29 年度は道が不採択になりましたことから、本市とともに本事業を実施した他都市と協議を進め、北海道都市教育委員会連絡協議会を通じて国や道に対して、不登校の傾向がある児童・生徒への支援のため、人的配置などの予算措置を求めてまいりました。その後、毎年、道への申請を継続し、今年度は新たに道と綿密な協議を進め、事業内容の見直しを行った結果、採択に至ったところでございます。次に、来年度の事業費予算について、小樽市として国に対して恒常的な財政負担を求めることも必要ではないかということにつきましては、教育委員会といたしましては、本事業は本市の子供たちを支援する大切な事業であると認識しておりますので、取り組み内容のさらなる充実に努めてまいるとともに、今後も引き続き運営にかかわる補助制度の創設など、恒常的な財政的支援の拡充について、北海道都市教育委員会連絡協議会を通じて国や道に強く要望してまいりたいと考えております。次に、学校移転事業費についてでございますが、まず、松ヶ枝中学校を旧最上小学校校舎へ移転するスケジュールにつきましては、今定例会で議決をいただいた後、旧最上小学校を中学校とするために必-42-要な改修をする工事に着手することになりますが、工事の規模から3月中旬までかかる予定となっております。工事の完了後、引っ越し作業を行うこととなりますので、令和2年4月1日に移転することが最も早いスケジュールであると考えております。次に、より快適な教育環境にするためにも子供たちからの声も反映させる必要があるのではないかにつきましては、中学校につきましては、国の定める中学校設置基準により備えるべき施設が定められており、このたびの松ヶ枝中学校移転に伴う旧最上小学校改修におきましても、中学校として不足している特別教室を設置するなど必要な施設整備を行うこととしております。また、改修内容につきましては、学校とも協議を行っており可能な限りいただいた意見を反映させるとともに子供たちや保護者から要望の強かったトイレの改修を行うことといたしております。次に、議案第 12 号工事請負契約に関連してでございますが、まず、耐震化は子供の安全を考え早急に行うべきではないかにつきましては、学校は児童・生徒が多くの時間を過ごす学習や生活の場でありますので、児童・生徒の安全・安心の確保からも早急な対策が必要と認識しております。これまで適正化基本計画に基づく再編により統合校となった学校から耐震補強工事を行っておりましたが、適正化基本計画の見直しに伴い耐震化は切り離して検討することとしたため、今定例会の補正予算におきまして松ヶ枝中学校を耐震性のある旧最上小学校へ移転する予算案を計上しております。また、今年度は2校の耐震診断を実施し、耐震化への取り組みを進めているところでございます。次に、トイレの洋式化について大規模改造を待たずにスピードを早めて行う必要があるのではないかにつきましては、トイレの洋式化は、新築や大規模改造工事にあわせて行っておりましたが、学校からの要望が強いこともあり、平成 29 年度からは新たに毎年1校を整備するトイレ改修事業を実施してきております。今年度におきましても、これまでの方針に基づき幸小学校と銭函中学校のトイレを洋式化するほか、旧最上小学校の改修工事においても、トイレの洋式化を実施することといたしております。今後も引き続き子供たちの教育環境の整備に努めてまいります。

出典:小樽市議会 令和元年第2回定例会 2019年6月18日 議事録 PDF(56ページ) 間違いを知らせる