小樽市議会 平成29年第4回定例会 2017年12月13日
小樽協会病院分娩再開について
2017年12月13日、小樽市議会の一般質問で、中村岩雄議員が「小樽協会病院分娩再開について」質問し、市長 森井秀明が答弁しました。
- 質問者
- 中村岩雄 議員
- 答弁者
- 市長 森井秀明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 中村岩雄
小樽協会病院分娩再開について、お聞きいたします。小樽協会病院分娩再開の知らせが 12 月5日入りました。翌6日の朝刊には、「小樽協会病院分娩の扱い再開へ」の見出しで、2015 年7月から休止していた分娩の扱いを来年4月以降に再開することが5日わかった。札幌医大から産科医師の派遣のめどが立ったためと記事も載りました。そこでお尋ねいたします。そもそも小樽協会病院ではどのような経緯で周産期医療を担っていたのか、また、休止に至るまでの経緯と、休止になってから今日まで再開に向けてどのように取り組んだのか、御説明ください。その中で、後志の周産期医療を守る会の署名活動がありました。私も及ばずながら協力させていただきましたが、その活動について市長の感想をお聞かせください。また、北後志周産期医療協議会が設立され、大きな役割を果たしていると思いますが、設立の経緯、組織の内容、特にワーキンググループの行っている医師確保、施設改修、財政支援について、それぞれ内容を詳しくお知らせください。さらに、これから明年4月以降の再開まで、協議会としてどのように取り組んでいくのか、お知らせください。明年4月以降の再開時、小樽協会病院の周産期医療はどのような新しい体制でスタートするのか、その全体像と再開の効果をどのように想定していますか、お考えをお示しください。このたび、市長を会長とする北後志周産期医療協議会が中心となり、小樽協会病院分娩再開に向けてめどをつけられたことに対して、心から敬意を表したいと思います。周産期をめぐる環境は依然厳しさが続きますが、今後に向けて決意のほどをお聞かせください。以上、再質問を留保し、質問を終わります。
答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)
中村岩雄議員の御質問にお答えいたします。小樽協会病院の分娩取り扱い再開について御質問がありました。まず、小樽協会病院が周産期医療を担ってきた経緯につきましては、北海道が定めた医療計画の中で、今後の周産期医療を安定的に維持するため、道内 21 に分かれる第2次保健医療福祉圏ごとに地域周産期母子医療センターを設置するという方針が示され、後志管内では、産科や新生児医療を担当できる小児科を有していた小樽協会病院が平成 13 年 10 月に認定を受け、以降、後志管内の周産期医療を担っておりました。休止に至るまでの経緯につきましては、全道的に産婦人科医師が不足する中、医師の派遣元である医育大学から今後医師の派遣が困難であるとの連絡を受け、平成 26 年 11 月から分娩の新規受け付けを休止、平成 27 年7月からは分娩の取り扱いも休止したものであります。再開に向けての取り組みにつきましては、平成 27 年8月に小樽市病院局長を会長とした医療関係者を中心とする小樽市周産期医療懇談会を設置し、小樽協会病院が分娩取り扱い再開に向けて取り組むこと、それに対しての支援策について協議会を設置し検討していくことを確認した上で、閉会をいたしました。その後、平成 28 年5月に、北後志6市町村、医師会、北海道社会事業協会、北海道で構成する北後志周産期医療協議会を設置し、医師確保、施設改修、財政支援にかかわるさまざまな支援策について検討を進めました。また、平成 28 年 12 月からは、妊婦の皆様の御負担を少しでも軽減できるよう、手稲渓仁会病院の御協力を得て、妊婦健診を行う助産師外来を小樽協会病院に開設しております。次に、後志の周産期医療を守る会による署名活動についての私の感想につきましては、医育大学からは、周産期医療を再開するためには地域の熱意や意識の高まりが必要とのお話を伺っていたことから、5万筆以上の署名が集まったことは地域の熱意を示すことに大きく結びついたと考えており、活動に携わった皆様には大変感謝しているところであります。次に、北後志周産期医療協議会設立の経緯、組織の内容及び各種ワーキンググループの活動内容等につきましては、北後志周産期医療協議会は、小樽協会病院の一日も早い分娩取り扱い再開に向けて、北後志地域が一体となりバックアップ体制の充実を図るため設置したものであり、同協議会の中に、具体的な支援方策について検討する医師確保、施設改修、財政支援の各種ワーキンググループを設置し、それぞれ計3回開催いたしました。医師確保ワーキンググループでは、小樽協会病院における医師確保の取り組み状況や医師派遣の要請活動について検討してまいりました。施設改修ワーキンググループでは、医師に選ばれ、妊婦の皆様が安心して出産できるための施設改修について、医育大学教授を委員としてお招きし、お話を伺いながら検討してまいりました。財政支援ワーキンググループでは、小樽協会病院の財政支援の方向性について協議を進め、6市町村で財政支援することを検討いたしました。来年4月以降の分娩取り扱い再開までの協議会としての取り組みにつきましては、施設改修費用の財政支援について協議を進めるとともに、医育大学、小樽協会病院、北後志周産期医療協議会の3者で、分娩取り扱い再開に向けた協定締結式の開催を予定しております。次に、来年4月以降の小樽協会病院の全体像につきましては、小樽協会病院からは、4月以降の体制について現在検討を進めているところであり、詳細はまだ決まっていないとのことでありますが、派遣される医師2名から3名と、在籍している非常勤医師1名の合わせて3名から4名体制で、診療、分娩に当たる予定であると伺っております。また、再開の効果につきましては、小樽協会病院では来年早々に施設改修を予定しており、分娩の取り扱いが再開される4月以降は、妊婦の皆様が安心して出産いただけるものと考えております。次に、周産期医療をめぐる今後の私の決意につきましては、このたび皆様の多大なる御協力により、小樽協会病院の分娩取り扱い再開に向けてめどが立ちました。改めまして、北海道などの行政機関、医育大学などの医療関係者、市民の皆様に感謝を申し上げます。また、私といたしましては、安定的に周産期医療を継続させることが何より大切であると認識をしておりますので、今後とも皆様には御協力をお願いいたしますとともに、地域の皆様が安心して産み育てる環境を整備するために、引き続き努力してまいりたいと決意をしております。(発言する者あり)(「あんたのためじゃないんだよ。小樽のためにやってるんだよ」と呼ぶ者あり)(「議長、4番」と呼ぶ者あり)
再質問 4番 中村岩雄
それでは、再質問を1点に絞っていたしたいと思います。北後志周産期医療協議会として行ってきた、あるいは行っている内容についてお尋ねしたわけですが、周産期医療を政策医療として大事に守るというのが行政の役目かなというふうに思います。その意味では、過去、小樽市の対応は認識が甘かったのではないかなというふうに思います。病院の施設も劣っていたということもありました。しかし、今回は市の動きが大変よかったと思います。特にワーキンググループが頑張っているとお聞きしております。それから、北海道全体の周産期医療という視点からも、後志が空白になっていたことに対して今回配慮がなされたのかなということもあったかと思います。さらに、市長として直接札幌医科大学などへ交渉に行かれ、それもまた効果としては大きかったともお聞きをしておりますが、具体的にどのような取り組みをされたのか、お聞かせいただきたいと思います。協議会会長としてといった立場でもあったと思いますけれども、お聞かせください。(「よいしょ質問いらないですよ」と呼ぶ者あり)
答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)
中村岩雄議員の再質問にお答えいたします。中村岩雄議員からも御指摘ありましたように、産科における周産期医療という意味合いにおきましては、現在小樽市立病院として掲げているわけではありませんけれども、表現としては政策医療と表現されておりましたが、まちとして、市として、非常に重要な医療機関であるというふうに思っております。ですので、小樽協会病院だけに任せ放しにするわけではなく、それらを担っている小樽協会病院を初めとした医療機関の方々と情報交換や連携を図りながら、市としてしっかりと支援をしていくべき必要性があるというふうに思っているところでございます。また、この間、この再開に向けて、医育大学であったり、さらにはそれに携わる医療機関の方々、そしてさまざまな関係者の方々と私自身も直接お話をさせていただいたり、また、そこに抱えている課題等も含めていろいろ情報収集をし、その中で、市の中で解決できること、または改善を図れること、そのようなことを特に、先ほど中村岩雄議員からもお話がありましたワーキンググループの中で、それらの問題点や、またはその必要な取り組みなどについて一つ一つ議論をし、そしてその積み重ねによってこのような集大成につながったのではないかなと私自身も感じているところでございます。改めまして、多くの皆様に、この再開に対しましてお力添えをいただいたことに対しまして、私からも改めてお礼を申し上げますとともに、それに対して取り組んでいただいた方々に対して深く敬意を表し、私からの答弁とさせていただきます。(「なんじゃそれ」と呼ぶ者あり)(発言する者あり)(「議長、4番」と呼ぶ者あり)
再質問 4番 中村岩雄
詳細については、常任委員会でやらせていただきますので、これで終わります。