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小樽市議会 平成28年第2回定例会 2016年6月24日

(1)泊原発の再稼動について/(2)JR並行在来線について/(3)「塩谷・ぱるて築港線」の新設を求める要請について

2016年6月24日、小樽市議会の一般質問で、川畑正美議員が「泊原発の再稼動について」「JR並行在来線について」「「塩谷・ぱるて築港線」の新設を求める要請について」について質問し、市長 森井秀明が答弁しました。

質問者
川畑正美 議員
答弁者
市長 森井秀明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 21番 川畑正美

通告に従って一般質問します。最初に、泊原発の再稼働についてです。北海道電力は4月 13 日を皮切りに、泊原発の新規制基準に基づく安全対策等について後志管内 20 市町村の住民を対象とした説明会を実施する計画を発表しています。説明会は、6月 13 日現在、泊原発から 30 キロメートル圏内に存在する自治体のうち、余市町を除く 12 町村で実施しています。今後、30 キロメートル圏外に属する小樽市をはじめとした後志管内の7市町村を予定しています。北電が 30 キロメートル圏外の市町村で説明会を開催することを市長はどのように受け止めていますか、お聞かせください。実施した説明会では、北電は、新規制基準で要求されている安全対策は万全を尽くしている、また、重大事故が発生した場合、その拡大を防止する対策は十分している、さらに北電が独自に設備を設置するなどの安全対策を講じていることなどを説明しています。このように説明会で安全を強調する北電の姿勢に対して、市長の見解をお聞かせください。また、説明会では参加者から多くの質問も出され、納得できない答弁に不満や提案もあったと伺っていますが、市長は主な意見について把握されているでしょうか。原発問題全道連絡会がUPZ圏内の自治体を訪問し、泊原発再稼働について意見を伺っています。北海道知事と泊村長だけの了解で再稼働することにはならない。30 キロメートル圏の 13 町村の意見を聞き了解をとるべき、小樽市も含め了解をとるべきなどの意見が寄せられています。今こそ泊原発が所在する後志の自治体と連携し、北電には速やかな廃炉を求め、道知事には再稼働を容認しないよう後志の20 市町村全ての了解を得るよう申し入れすべきだと思います。市長の見解をお聞かせください。原発は国が進めてきた政策であり、廃止するには政治決断が必要であります。市長は今年の第1回定例会で我が党の代表質問に対して、泊原発再稼働には反対の意思を貫いていきたいと答えています。政府に廃止に向けた政治決断を迫り、泊原発再稼働反対を表明することが必要と思います。市長の見解を求めます。次に、JR並行在来線について伺います。2016 年3月 26 日、JR北海道は、北海道新幹線の営業開始とともに8駅の廃止、79 本の減便を実施しました。その後、留萌-増毛間の廃止、特急サロベツ、特急オホーツクの減便運行を公表しています。JR北海道が利用者の少ない不採算路線での減便や運行廃止がやむを得ないとするなら、北海道の鉄道は限られた都市圏の一部を除いて運行廃止の方向に向かうのは必然であります。ですから、国とJRの責任により全道の地方ローカル線を守る方向で、JR北海道の採算問題を解決しなければならないと考えます。そもそもJR北海道の不採算問題は、1987 年、国鉄民営化を強行したことに始まります。国鉄の分割民営化は、臨調行革が実施され、JR7社が発足しました。しかし、もうかる本州3社ともうからない三島会社の格差は当初から明らかでした。もうからない三島会社の支援策として設置された経営安定資金の運用益活用や内部補助制度は既に破綻しています。国や道が公共交通を維持し、道民の足を守る責任があります。市長はどういう見解をお持ちでしょうか、お聞かせください。長万部-小樽間の函館本線普通列車は通学、通勤、通院、都市部への買物の足として、運転困難な高齢者や子供たちにとっては、なくてはならない交通機関であります。平成 28 年5月6日に小樽市をはじめ、黒松内町、蘭越町、ニセコ町、倶知安町、共和町、仁木町、余市町、長万部町の各首長がJR北海道に今後のダイヤ改正は慎重に行ってほしいとの要請を行っています。長万部-小樽間の自治体がそろって要請したことについて評価しております。しかし、JR沿線の住民にとって、このダイヤ改正による改悪は、函館本線の廃止に向けた鉄路の消滅を強いられるのではと心配しています。市長は、JR北海道への要請によって、沿線住民の不安が解消できるとお考えでしょうか。見解をお聞かせください。市長は、このたびのダイヤ改正によって起きている諸問題について、JR北海道に要請しています。これは、大切なことです。あわせて、沿線住民の意見や要望を把握した上でJR北海道との話合いが必要と考えます。幸いにして、この管内にはJR函館本線の存続を求める住民の会があり、市内の沿線住民も参加しています。また、在来線の存続を願う蘭越住民の会、JR在来線の存続を求めるニセコ住民の会があります。前市長は、住民の会とも懇談しています。これらの会とも、積極的に意見交換することが大切だと思いますので、懇談会などの実施を求めます。いかがでしょうか。函館本線の長万部以北の鉄路には、室蘭本線が火山や高潮、津波などの被害で機能しなくなった場合の代替輸送路線として重要な役割があります。有珠山の噴火や太平洋岸の高潮、津波を想定外とすることは到底できないことです。室蘭本線に何か災害が起きたときに、札幌圏、道東、道北への物資輸送を担い、北海道経済への致命的な打撃を緩和するのが函館本線です。重要な代替輸送路線として在来線を確保することについて市長の見解をお聞かせください。平成 28 年第1回定例会における我が党の代表質問で、並行在来線は不可欠であり、JR北海道が経営すべきであるとして市長の見解をただしたのに対し、市長は、並行在来線の経営分離の法的根拠はありませんが、北海道新幹線札幌延伸の許可の条件であり、本市としては平成 24 年5月に同意している在来線の重要性について認識しており、経営分離後の住民の足確保に向けてどのような対応ができるかについて北海道新幹線並行在来線対策協議会で十分検討してまいりたいと答弁しています。経営分離の同意については、改めて撤回を求めます。いかがでしょうか。次に、塩谷・ぱるて築港線の新設を求める要請について伺います。塩谷連合町会、新道町会、塩谷をよくする会の3者は、小樽市立病院、小樽協会病院、済生会小樽病院への通院を主要な目的とした市内路線の塩谷海岸・ぱるて築港線の新設を求め、北海道中央バス株式会社に要請しています。現在、ぱるて築港へのバス路線は、オタモイ、望洋台、新光、赤岩、最上、奥沢の6路線があります。塩谷地域と隣接するオタモイ2丁目、3丁目の人口は4月現在で 4,653 名を擁する居住地域であります。この地域は、前述の3病院へ通院するには、バス路線を乗りかえしなければなりません。病院に通院する患者にとって、非常に大きな負担となっています。また、塩谷、オタモイの地域住民は、同じ市民として不平等感を強くしています。塩谷の連合町会などの3者は、住民の強い要望を受けて、北海道中央バスに塩谷・ぱるて築港線の新設を要望する署名に取り組み、これまで 2,000 筆を超える署名をもって北海道中央バスに要請しています。北海道中央バス株式会社は、市内線の多くが赤字で経営が苦しい、市に対して協議会の設置を要請しているが、皆さんからも市に協議会の設置を働きかけてほしいとの要望を受けました。地域住民の強い要望を受けた3者は、引き続き事業者への要請を続けたいとしています。市も地域住民の要望を組み入れていただき、事業者への働きかけを求めて質問します。一つ目は、市内には四つの大きな病院がありますが、そのうち3病院は南小樽・築港方面に集中しています。塩谷、オタモイ2丁目、3丁目地域から3病院に通院している患者数について把握されているでしょうか。最近の小樽市立病院、小樽協会病院、済生会小樽病院の通院患者の状況についてお知らせください。二つ目に、塩谷・ぱるて築港線の路線新設の要望について、市は、把握されていると思います。地域住民の要望に基づいて事業者に要請されていると思いますが、現在の状況をお知らせください、三つ目に、事業者からどのような要望を受け、どう対処されているか、国、道などからの補助支援を受けるための方策は検討されているでしょうか。また、事業者との交渉はどこの部署が担当されることになるのでしょうか、お知らせください。以上、再質問を留保し、質問を終わります。(拍手)

答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)

川畑議員の御質問にお答えいたします。初めに、泊原発の再稼働について御質問がありました。まず、北海道電力が 30 キロメートル圏外の市町村で説明会を開催することをどう受け止めているのかにつきましては、北電からは、説明会開催の理由について、知事から事業者の責務として特に後志管内の方々へ安全対策などの情報提供を丁寧に行うようにとの申入れがあり、原子力発電所の新規制基準や泊発電所の安全対策等について説明させていただくために開催することとしたと聞いておりますので、私自身もそのように受け止めております。次に、説明会で安全を強調する北電の姿勢に対しての見解につきましては、説明会に参加された方々の受け止め方はさまざまであると思いますが、原発が運転停止中であっても放射性物質が存在している以上、安全の確保は当然のことであり、今回の説明会での安全対策にとどまらず、不断に安全性を追求する姿勢は事業者として当然の責務であると考えております。次に、説明会での主な意見の把握につきましては、北電のホームページにおいて公開されており、主なものとしましては、泊発電所自体の安全対策に関するものや福島第一原発での事故に関するもの、原発の必要性、放射性廃棄物に関してなどの質疑があったと承知しております。次に、北電や北海道への申入れにつきましては、第1回定例会でも答弁をいたしましたが、私の泊原発再稼働反対の立場は、既に北電に対して直接お話をさせていただいているところであります。また、管内全市町村の了解については、私も望んでいるところではありますが、管内の首長の意向はさまざまであると感じており、国の責任において同意の範囲など再稼働への手続を早期に明確にするよう、道が申入れを行うとのことですので、今後それらの動向を注視しながら対応を考えてまいりたいと思っております。次に、泊原発再稼働反対表明の必要性につきましては、十分に認識をしており、これまでも私の選挙公約に掲げ、また、議会や記者会見の場においても明確に表明してきたところであります。今後におきましては、国に対してもどのような発信の仕方があるのか、検討してまいりたいと考えております。次に、JR並行在来線について御質問がありました。まず、国や道による公共交通の維持につきましては、鉄道は広大な面積を有する北海道において、人口減少が急速に進む中、道民が日常生活における移動手段を確保する上で、重要な役割を果たしていることから、国において策定される交通施策に基づき、本市は国や北海道との適切な役割分担を踏まえ、交通事業者や地域住民の理解と協力を得ながら、公共交通維持に取り組むべきものと考えております。次に、JR北海道への要請につきましては、本年5月にJR北海道に対し、今後のダイヤ改正に当たっては慎重な対応等を行っていただきたいとの要請活動を行ったところであり、今後とも沿線自治体と連携し、沿線住民やニセコ方面への観光客などの鉄道利用の促進を図る取組を進めながら、沿線住民の不安解消となるよう引き続きJR北海道などへの要請活動を行ってまいりたいと考えております。次に、沿線住民の意見や要望の把握につきましては、公共交通を維持するためには市と地域住民の連携が必要であることから、沿線住民の皆様の御意見をお聞きすることは重要であると認識をしておりますので、今後においては、さまざまな機会を通じて意見や要望の把握に努めてまいりたいと考えております。次に、室蘭本線の代替輸送路線としての重要性につきましては、室蘭本線が機能しなくなった場合の代替輸送ルートの確保は北海道の経済活動を支える上で重要であると認識をしており、並行在来線のあり方を検討する際には、こういった役割の重要性についても引き続き関係機関に伝えてまいりたいと考えております。次に、並行在来線の経営分離に関する同意の撤回につきましては、北海道新幹線札幌延伸の認可を受けるためには、経営分離についての同意が条件であったことから、本市としましては平成 24 年5月に同意しているところであり、撤回することはできないものと考えております。しかしながら、並行在来線の重要性については十分認識をしておりますので、その利用促進や利便性の向上に向けて、JR北海道や沿線自治体とも協議してまいりたいと考えております。次に、塩谷・ぱるて築港線の新設を求める要請について御質問がありました。まず、塩谷及びオタモイ2丁目、3丁目地域から小樽市立病院、小樽協会病院、済生会小樽病院に通院している最近の患者数につきましては、本年4月と5月の延べ人数で申し上げますと、4月が小樽市立病院で 686 人、小樽協会病院で 174 人、済生会小樽病院で 281 人であり、合計 1,141 人となっております。また、5月につきましては、小樽市立病院で 693 人、小樽協会病院で 183 人、済生会小樽病院で316 人であり、合計で 1,192 人となっております。次に、塩谷・ぱるて築港線の路線新設の要望につきましては、地域住民からの要望を受け、市からもバス事業者に検討を依頼しておりますが、市内線の収支が赤字になっている現状においては、塩谷からぱるて築港への直通路線の新設は非常に困難な状況にあると、バス事業者からは説明を受けたところであります。しかしながら、公共交通機関としてのバス輸送は市民の足として大切な役割を担っていることから、市といたしましても、引き続きバス事業者に対し働きかけをしてまいりたいと考えております。次に、バス事業者からの要望などにつきましては、バス事業者からは今後の公共交通のあり方を検討する協議会の設置を要望されておりますが、本市におきましては、ノンステップバス導入時に国の補助を受けるために協議会を設置し、事業計画を策定することでバス事業者への支援を行っているところであります。また、バス事業者との窓口については、今年度から建設部まちづくり推進課が担当しております。(「議長、21 番」と呼ぶ者あり)

再質問 21番 川畑正美

それでは、再質問いたします。市長は、説明会の受け止め方はいろいろあるということですけれども、私自身の捉え方として、安全対策に対してやはり最低限のレベルでもって新規制基準をクリアできればいいというふうに北電が考えているのではないかと、そのような姿が見えます。例えば、パンフレットに出ているのですが、ほくでんエネリーフには「気になる放射線、実はとっても身近なもの」だと。あるいは「一度に大量の放射線を受けた場合には、人体に影響が出ることがわかっています。しかし、100 ミリシーベルト未満の放射線を受けた場合の影響については、がんのリスクの明らかな増加を証明することは難しい」とパンフレットに書いています。すなわち、心配の必要がない、安全なものだと言わんばかりのことが示されていると思います。それで、説明会の中でいろいろな質問などが出たことについては、市長は相当割愛されていますけれども、私も全部説明するわけにいきませんが、要するに捉え方として、北電の答弁の姿勢としては、参加者から聞いた話も、報告もあわせると、北電は回答したくないことについては、あるいはその回答を十分にできない質問に対しては回答を避ける、通り一遍の説明に終始しているというふうに思うのです。そしてまた、安全対策に限りがないのではない、今後も努力するというような抽象的なことで、まともに答える姿勢が見えないと私は捉えます。私は北電が率先して住民の理解を得ようとしていないというふうに思うので、説明会を開催しているとは思えないと、説明会を住民の理解を得ようと思ってしているふうには思えないのです。道知事など、いろいろな外部からの要請によって開催しているのだろうというふうにも捉えています。ですから、一定の理解が得られたので再稼働するということの口実を与えるわけにはいかないと私は思うのです。そういう意味で、このような私の考え方について市長はどう思うか、もう一度見解を聞かせてほしいと思います。それから、私は本質問で原発問題全道連絡会の自治体訪問のことを取り上げてきましたけれども、5月3日の北海道新聞でも泊原発の再稼働について取り上げられていました。その中では後志管内 20 市町村の首長のアンケートでは、再稼働に必要な地元同意の範囲はどこまでかとの問いに、小樽市をはじめ7町が再稼働に必要な範囲は管内全域だというふうに答えているのです。また、泊原発の再稼働に賛成と表明したのは3町村だけでした。ほかは国の判断に委ねるだろうと賛成表明はしていないわけです。そして、最近の報道によると、再稼働に賛成している自治体に対して脱原発会派の住民が撤回を申し入れているという報道もされています。泊原発の地域の風向きについても、年間を通してやはり西とか西北西あるいは北西の風向きが強く、それでいけば、札幌までが風下になり、例えば風速 10 メートルの西風が吹いたとすれば、小樽まで1時間です。そして、札幌まで2時間ぐらいで届くことになるわけです。ですから、UPZ圏外の本市は安全だと思えないと、私はそう思うわけです。これまでも市長は北電に申し入れていると言っていますが、説明会でも地域住民の具体的問いただしや原発問題全道連絡会、UPZ圏内の自治体の意見など具体的な内容を北電にやはり突きつけて、そして、泊原発の再稼働をやめさせると、廃炉にするように市長が地域のリーダーシップをとって申入れをしてほしいと思っているわけです。その件についても意見を聞かせてください。(発言する者あり)それから……(発言する者あり)静かに聞いてください。JR並行線在来線についてですが、道路だとか空港については国が建設、維持を担っているのですけれども、道路を利用するバスやトラックの事業者や空港を利用する航空会社は税金や利用料を払うけれども、巨大な建設資金と維持費を必要とする鉄道だけが事業者が全額負担しているのです。同じ準公共性の性格を持ちながら、そういう点では公平性を欠いているのではないかと思うのです。それで、政府や道に地方再生の基盤と言うべき函館本線に財政支出を求めるべきではないかと思うのです。そういう意味で、長万部-小樽間の在来沿線の唯一の市である小樽の市長として政府や国に財政支出を求めていただきたいと思うのですが、それについてまず聞きたいと思います。それから二つ目には、これまで在来線の廃止に対してバスへの転換を代替案の有効な方策としていた蘭越町は、共産党の町議会議員の質問に対して、鉄路だから果たせる存在感もあると、地域にとって最もいい方法を選択していきたいと考えていると。沿線自治体の多くの皆さんが望むのであれば、その先頭に立って行動しなければならないというふうに答えているわけです。ほかの沿線自治体でも、鉄路の存在とダイヤ改正による諸問題、駅舎の改善などを求めているわけですから、小樽市長もこのような動きと連動して取り組まれることを求めたいと思うのですが、それについていかがでしょうか。それから、三つ目には、在来線を切り離す同意書については、新幹線の整備計画を決めた当時の政府と政党との間で新幹線着工のための5条件の中の一つであったわけですけれども、沿線自治体は苦渋の選択をされたわけです。それで、法的な根拠はないことが前定例会の市長答弁で確認されているわけですが、その後、政権もかわっているので、当初に合意をした首長の中でも変わっている方がいるのですから、この種の問題については住民の意思によって変わって当たり前だと思うのです。ですから、重ねてその撤回を市長に求めていただきたいと思うところです。それから最後に、塩谷・ぱるて築港線の問題です。これについては交渉しながら一生懸命やっていただけるのではないかと期待しているのですが、要望として本市の高齢化事情や、地域住民の不平等感の解消を考慮し、公共交通機関のあり方も含めて話合いを積極的に進めていただきたいと、そういうことで市長の力をおかりして、ぜひ中央バスにも改めて強く要請していただきたいと思っています。もちろん塩谷の連合町会などは、3者で今月 22 日、中央バスへ要請に行ったそうですけれども、その辺の結果はまだ聞いておりませんが、市長からも強く要請していただきたいと思っています。

答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)

川畑議員の再質問にお答えいたします。最後のバスにおいては、強く要請してほしいという要望だったかと思いますが、それについてはそのように思っておりますので、取り組んでまいりたいと思っております。質問については、5点あったかと思います。まず1点目、北電の現在の説明等の取組についての御所見のお話からだったかと思いますけれども、私自身としては、これは道からの要請もあって行っていることであろうと思っておりますが、この説明をもって再稼働の流れになるというふうには思っておりません。それだけで住民の理解が得られたというような判断には至るべきではないというふうに私は思っております。しかしながら、現行においては北電は北海道から要請があり、いわゆる説明が目的ではないかと思っております。それは初めに答弁をさせていただいたとおりでございます。そして、2点目でございますが、北電に限らず電力会社で原発を有されているところは、安全性さえ保たれれば再稼働していいのだという考え方をお持ちなのかもしれませんけれども、私自身は当時の安全神話ではありませんが、何をもって安全が確保されるのかというのは、現行では私は理解ができておりません。ですので、再稼働をすべきではないという私のスタンスは変わっていないところでございます。その中で、おっしゃるように、リーダーシップを発揮して具体的に取り組まなければならないと私自身も思っておりますので、今までも私なりに何度も答弁させていただいておりますが、その考えについては市の代表としてお伝えさせていただいているところではあります。今後においても、よりその取組が国等に対してのアプローチも含めて具体的にできるよう努力をしてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。3点目が、函館本線について、国に対して財政出動を求めるべきではないかというお話だったかと思います。私としても、この函館本線の重要性、可能性を非常に感じているところでございますが、その重要性や可能性を国にも理解いただけなければ、いきなり財政出動を求めても当然にその出動は実現できないと思っております。先ほども答弁させていただきましたが、やはりその重要性、必要性をこれから改めて各関係機関も含めてお伝えしていく中で、先々にそこまで取り組めることが私としても希望すべきところだと思いますので、それに向けて取り組んでまいりたいと思っております。また、これからも、これについては他の町村ともしっかり連動して、その維持に向けて取り組んでいきたいと思っているところでございます。そして、同意についてでございますけれども、これは先ほどお話しさせていただいたように、当時新幹線と並行在来線との兼ね合いの下で、経営分離に同意せざるを得ないというところであったと私は認識しているところでございますし、それを現行において撤回することはできないと思っているところでございます。私自身もそのことについて今回の選挙戦において公約で掲げたわけではありませんので、それについて市民の皆様の同意を得られているというところではないと思っているところでございます。ですので、同意そのものの撤回については、私は現行では難しいものと考えているところでございます。

出典:小樽市議会 平成28年第2回定例会 2016年6月24日 議事録 PDF(239ページ) 間違いを知らせる