小樽市議会 平成28年第1回定例会 2016年3月7日
泊原発再稼働について
2016年3月7日、小樽市議会の一般質問で、新谷とし議員が「泊原発再稼働について」質問し、市長 森井秀明、総務部長 小鷹孝一、建設部長 相庭孝昭、医療保険部長 小山秀昭、福祉部長 三浦波人が答弁しました。
- 質問者
- 新谷とし 議員
- 答弁者
- 市長 森井秀明、総務部長 小鷹孝一、建設部長 相庭孝昭、医療保険部長 小山秀昭、福祉部長 三浦波人
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 22番 新谷とし
最後に、泊原発再稼働について伺います。昨年8月と 10 月に九州電力は住民多数の反対を押し切って川内原発1・2号機の再稼働を進め、今年1月 29 日には関西電力が高浜原発3号機を再稼働させました。安倍総理大臣は、世界で最も厳しい規制基準をクリアしたと原子力規制委員会が判断した原発は再稼働を進めていくのが政府の方針として、原発再稼働を推し進めています。高浜原発再稼働に当たっては、原子力規制庁の山形氏は、新規制基準は重大事故が発生し得る前提でつくられており、対処をしていれば事故は起こらないという従来の考え方を大きく変えたとまで言っています。このような原発再稼働推進の新規制基準に対する市長の見解を伺います。北海道電力は、原子力規制委員会に対し、泊原発の基準地震動を引き上げ、新たに八つの基準地震動を追加したことで規制委員会の審査会合でおおむね了解を得たとして、原発再稼働に向けた取組を進めています。今後、原子力規制委員会の原子炉設置変更許可が出されれば審査合格となり、2017 年、再稼働が見込まれています。再稼働には地元自治体の同意が必要ですが、自治体の範囲は決められていません。市長は、1月 29 日の定例記者会見で、小樽市を地元同意の範囲に入れるために国に働きかけるための体制は考えていきたい、取組の時期やタイミングも重要と、前進した意向を示されましたが、今がその時期ではありませんか。泊原発再稼働に反対している後志の首長とも力を合わせ、市民の命と安全を守るために具体化を急ぐべきです。市長の決断と見解をお示しください。再質問を留保し、質問を終わります。(拍手)
答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)
ただいま、泊原発再稼働について御質問がありました。初めに、新規制基準に対する私の見解につきましては、新規制基準は、福島第一原発事故の教訓や最新の技術的知見のほか、国際機関の安全基準なども踏まえ策定したものと承知をしており、その内容について皆様がさまざまな見解をお持ちなのではないかと考えておりますが、私としましては、新規制基準に適合したとしても 100 パーセント事故が起きないというものではないと考えております。次に、今が本市を地元同意の範囲に入れるための取組の時期ではないかということにつきましては、泊発電所への原子炉設置変更許可が出されれば、再稼働に向けた地元同意の議論が本格化するとの報道がありますが、許可の時期については、現時点で見通せない状況であると承知をしているところです。また、原発再稼働に係る地元同意の範囲につきましては、法的な規定もなく、国においても再稼働に向けた明確な手続を示していない中、北海道においては、国に対して具体的な手続を示すよう求めていると伺っておりますので、これらの動向を注視しながら、本市を地元同意の範囲に入れていただくよう努力をしてまいりたいと考えております。(「議長、22 番」と呼ぶ者あり)
再質問 22番 新谷とし
それでは、再質問をいたします。最初に、国政関連の問題を質問いたしました。アベノミクスの新3本の矢について、第1次のアベノミクスについての見解を伺いました。確かに小樽市経済動向調査には、市長が答弁されたように載っております。しかし、設備投資について、2009 年以降「実施していない」が「実施した」を上回ったままです。これは、消費税の増税、8パーセントに引き上げた後、そういう状態になっております。現在、中国など、外国人観光客が急増して、いわゆる爆買いで観光関連の売上げはいいと思いますけれども、この経済動向調査で、来期の見通しはどうかといいますと、全業種で「好転」と回答している企業は 11.3 パーセントしかありません。そういうことで、読売新聞の世論調査でも、このアベノミクスに対して、この3年間の経済政策を「評価しない」というのが 57 パーセントで、「評価する」が 42 パーセントです。景気の回復を実感しているかという問いに対しては、「実感していない」が 84 パーセントに上っております。景気回復を期待できるかという問いに対しては、65 パーセントが「期待できない」、それからトリクルダウンの考え方は「適切でない」が 63 パーセントに上っており、本当にこのアベノミクスが国民に大きな負担を、国民とか中小企業に負担をかぶせているということが、この読売新聞の世論調査でも明らかになっていると思います。小樽市が緩やかに景気が回復していると、それはいいことなのですけれども、そういう点ではしっかりと今後の新3本の矢も見ていかなければならないと思います。それから、消費税の 10 パーセント増税です。これについては、小樽市の一般会計の歳出、それから病院の損税、また、市民の家事用の水道料金・下水道使用料で大きな負担がかかるということで、本当にこれが景気を一層後退させるのではないかなという心配があります。市長も心配される点があるというふうにお答えしていましたけれども、やはりこれは本来であれば増税しないでどうかということではいかがですか。それから、小樽市の 2016 年度の予算編成についてですけれども、石狩湾新港の北防波堤延伸工事、簡易水道の見直しを求めていきたいということでしたが、本当にこれは小樽市にとって大きな負担となっているわけですから、引き続き要望していただきたいと思います。それから、除雪予算についてですけれども、この時期に至って、質問原稿をつくってから1週間もたってかなり雪が解けているという状況ですが、依然として排雪をしてほしいという要望が出されております。執行状況は7割ということでしたけれども、あれから1週間たっていますので、もう少し増えたかなとは思うのですが、先ほど自民党の鈴木議員の質問に対しても、市長みずから除排雪状況を見て回っているという答弁でしたけれども、やはり市民が必要としている、そういう状況をしっかりとつかまえていただきたいと思いますが、必要とする判断基準はどのようにしているのかお聞きします。それから、新・市民水泳プールです。2月 18 日に、市長、副市長、教育委員会などが集まって会議を開いたということで、この点では本当に前進だと思います。この連携をしっかりした形で、市民の目に見えるものにしていただきたい。そして、市民との話合い、協働も行っていただきたいと思いますが、いかがですか。市長は、市民幸福度の高いまちにしたいと常々おっしゃっております。室内水泳プールは、スポーツ振興はもとより、市民のよりどころでもありました。子供たちの体力向上、高齢者、障害者の健康保持のためにも、今年こそ期待に応えて、知恵を集めて適地を見つけるという目標を持って進めていただきたいと思います。先ほどは期待に応えるように頑張っていきたいというお答えでしたけれども、これは最低限の目標だと思いますが、いかがでしょうか。それから、年金生活者等支援臨時福祉給付金についてです。これは本質問でも言いましたけれども、たとえ無年金であっても家族の扶養になっていれば、これが支給されないわけです。対象外の方は 8,000 人にも上るということで、3万円出るのかなと思っていたが、息子の扶養なので、年金が低いのだけれども本当に残念とがっかりしている人もおります。こういう点では、公平性の観点からしても問題ではないかなと思います。それから、2017 年度から年金生活者支援給付金が支給されるといっても、最高額で国民年金 5,000 円です。これで消費税増税で1人2万 7,000 円の負担ですから、とても追いつかないわけです。ですから、本来であれば、この給付金は消費税 10 パーセント増税を前提としたものですから、真に消費の喚起をするというのであれば、10 パーセント増税中止こそが最大の保障ではないでしょうか。それから、厚生関連です。ゼロ歳児の待機児童解消に向けて、保育士セミナーなどを行って人材確保をしていきたい、民間保育所との連携というか、交流をしたいというお答えでしたけれども、このゼロ歳児が2月1日現在で 44人もいるというのは、何とかしなければならないと思います。保育士不足に対して、潜在的保育士の調査も必要ではないかと思います。2011 年に厚生労働省の委託で民間が行った潜在的保育士の全国的調査では、賃金、勤務形態など、さまざまな要望や不安を持っていますけれども、「条件を整えれば就労できる」が3割、「不安要素を取り除けば就労できる」が3割という結果が出ています。一番の問題は賃金が安いということですけれども、こうした潜在的保育士のアンケート調査を行うなどして、保育士確保につながる施策を講じることも必要ではないかと思いますが、いかがでしょうか。それから、地域支援事業です。先ほど担い手、事業所にお願いしたいということでしたけれども、事業所が雇う訪問介護員の資格のない人、ボランティア、それはやらないということなのか、いかがですか。それから、事業所の声を紹介しますけれども、募集しても人が来てくれるかどうかわからないと、若い人はなかなか来ないし、研修を受けるといっても、結局高齢者が雇われる、老老介護になるのではないかと、また、安い単価では赤字が増えるばかりで、とてもやっていけませんと、こういうふうに話しております。単価はまだ決まっていないということですけれども、事業所の報酬がこれ以上下がらないようにすること、それから安い賃金でサービスの質を落とさないようにしなければならない、この点をしっかりと検討すべきですが、いかがでしょうか。また、介護報酬にもかかわってくると思うのですけれども、利用者負担、これは他市では3割にしているというところもありますが、こういう点についてもどう考えるのか、お聞かせ願いたいと思います。それから、鉄道の問題です。新小樽駅(仮称)駅の駅舎、駅前広場について、負担にならないようなことでということでお答えがありましたけれども、この最終的な駅舎、駅前広場、周辺の移転などの明確な費用負担というのは、いつごろはっきりするのでしょうか。それから、利用頻度についてですけれども、頻度についてはわからないということでしたが、2003 年に北海道経済連合会が北海道新幹線の新函館駅の1日乗車数を 9,700 人としていましたけれども、昨年11 月のJR北海道の発表では 5,000 人と、約半分に減っています。小樽市が行った市民アンケートでも、小樽市民の新幹線利用はあまりなさそうですし、それから札幌-東京間が5時間で当初描いたものとは違ってきております。それから、報道では、2月 17 日の第3回新駅周辺まちづくり計画策定会議での会合で、市内の商店街加盟店を対象にしたアンケートでは、7割以上が出店の意向がないと、こういうことは新幹線利用客数に期待できないということではないのでしょうか。14 年後の日本経済がどうなるのかわからない中で、果たして利用客がどれだけあるのかによっても、この計画も変わってきます。こういう点ではまだまだ検討が必要で、この広場の策定、これは急ぐべきではないと思いますが、いかがでしょうか。それから、並行在来線の問題で、しっかりとその重要性は認識しているというお答えでした。それから、JR北海道の並行在来線の経営分離は法的に根拠がないということで、こういう点では改めて、確かに小樽市は平成 24 年5月に同意しておりますけれども、大変、余市町長や蘭越町長は苦渋の選択で経営分離に同意したと述べておりますが、最近、蘭越町長が日本共産党の質問に対して、在来線の存続を願う蘭越住民の会設立総会の席上、これまでバスへの転換を代替案の一つとして申し上げてきたけれども、他方で、鉄道だから担い得る、鉄路だから出し得る存在意義がある、地域にとって最もよい方法を選択していきたい、沿線自治体の多くの皆さんが望むのであれば、行政の長としてその先頭に立って行動しなければならないという思いですと挨拶をしましたという、大変勇気のある発言をされております。本当にこのJRの存在というのは、小樽市内でも通勤、通学、通院に欠かせないものです。ですから、これが第三セクターになって、経営がうまくいかなくなり、バス路線に転換して、結局は全部なくなってしまうというのが、今までも例があることですから、やはり責任を持ってJR北海道が経営すべきだと思うのです。並行在来線といえば、小樽-札幌間も並行在来線です。しかし、ここは黒字というか、だからここだけはJR北海道が経営して、ほかは分離するというのは、これはおかしいのではないかと思いますけれども、いかがですか。それから、原発について、国に対して北海道が申し入れているということで、地元同意の範囲は入れていただくように努力していきたいということでしたけれども、市長自身が本当に国に申し入れたいということで、後志の町村長にも呼びかけていただきたいなと思うのです。2016 年度の日本共産党の倶知安町委員会が、町長に対して予算要求を行いました。その中で、泊発電所は直ちに廃炉を目指すよう国・道、北海道電力に求めることという要望に対して町長は、「原発に対する私の考えですが、基本的には廃炉です。放射能漏れ事故が一たび起きれば、チェルノブイリや福島のように長期間住めなくなるとも、これは明白な事実と認識しており、原発は新たにつくらない、既にあるものは可能な限り早期に廃炉処理すべきと思います。国に対しては、代替エネルギーを早急に確保し、可能な限り早急に廃炉処理をしていただきたいと考えております」、このように述べております。ですから、このようにはっきりと明確に物を言っている後志の首長とも力を合わせて、道の様子を見るということではなく、市長自身も努力していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)
新谷議員の再質問にお答えいたします。私が答弁したこと以外に関しましては、各担当より答弁させていただきたいと思います。私からは、まず、消費税の増税をしないほうがいいのではないかというお話があったかと思いますけれども、先ほども答弁させていただいたように、現在、消費税においては社会保障に対して取り組んでいただけるというふうに認識をしているとともに、やはり小樽市民に限らずではありますが、大きな負担をかけることがないように、さまざまな配慮はいただきたいというふうに思っているところでございます。今、小樽市としても、社会保障に携わるさまざまなところがありますけれども、それに対しての財源が不足している部分もありますので、そのようなことをしっかり視点に置いて、さらにはその負担感が薄れるように、消費税を納めることによって市民の満足度、又は国の満足度が高まるようにしていくことが行政としても、また、国としても大変重要なことだというふうに思っておりますので、その方向性に向けて国もいろいろ鑑み、取り組んでいただければというふうに思っているところでございます。2点目が新・市民プールについてでございます。市民の皆様と協働する、またさらに見えるものにしていただきたいということだったかと思います。私も、できるだけ早期に市民の皆様に見えるように努力をしていきたいという思いもあり、定例会で御指摘がありました連携について、まず庁内において会議を立ち上げたところでございます。このように、まず一歩ずつ進んでいくことが重要かというふうに思っておりますので、一歩ずつ進み、見えるようにしていきたいと思っておりますし、現在において、その取組の中で市民の皆様にどう参画いただくかというところは決められていないところではございますので、今、御指摘いただき、その協働についてどのような形がとれるのか、内部であわせて検討していけたらというふうに思っております。それと、鉄道の駅舎についてですけれども、恐縮ですが、いつごろできるかというのは、今の段階ではっきり表明はできません。先ほども答弁いたしましたが、その利用を高めていけるかどうかというのも当然にこれからにかかっているのかというふうに思っていますので、さまざまな視点で快適に使っていただく環境を整えたり、また、市民の皆様にとっても使いやすい、新幹線に乗っていきたいという思いになるように、行政としても考えていかなければならないというふうに思っているところでございます。そして、在来線の点でございますけれども、私も、在来線が、現在、市民の皆様の、住民の皆様の足として使われているということは認識をしているところでございますので、在来線の今後のあり方とともに、住民の足の確保をやはり考えていかなければならないと思いますので、協議会等でその辺についても協議をしていきたいというふうに思っておりますし、先ほど蘭越町長のお話がありましたが、町長ともその点について意見交換をしてまいりたいというふうに思います。また、原発に対してでありますけれども、何にしても私としてはやはり再稼働には反対の意思は貫いていきたいというふうに思っておりますし、以前にもお話ししましたが、それについてはもう私は公約でももちろんそうですし、北海道電力に対しても直接話をさせていただいているところでございます。今後において、御指摘のように、重要なのは地元同意の範囲のこと、それが何も現行で決まっていない中で、それぞれの地域における原発の再稼働が動いているという状況がありますので、やはりそれは北海道とも連携しながらまず明確にしていくとともに、その範囲の中に小樽市が入るよう私としても取り組んでいきたい、努力していきたいというふうに思っております。
答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)
済みません。今、議長の御指摘があったように、質問なのかどうかが私も判断できなかったところもありまして、改めて私から答弁させていただきます。まず、新3本の矢については、今後においてどのような取組になるのかが見えてくるのかというふうに思いますが、まず、その取組においてはやはり自治体ごとに違いがあるというふうに思っておりますし、3本の矢に限らず、国から、やはり地方が自発的な取組を促す流れで地方創生という取組があるというふうに私は認識をしておりまして、そのような国における取組に、小樽市として地方創生がしっかり果たせるように、いわゆる市としてもしっかり取り組んでいかなければならないというふうに思っておりますので、もちろん見ていかなければならないというふうには思っておりますけれども、その流れの中で小樽で酌み取れることをしっかり酌み取って、市の活気に結びつけたいという思いを持っております。もう一点、石狩湾新港についても、引き続き行ってほしいということだったと思ったのですが、先ほど答弁させていただいたとおり、おっしゃるように引き続き必ず行っていきたいと思っております。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 総務部長 小鷹孝一(総務部長は2016年3月まで)
新谷議員の再質問にお答えいたしたいと思います。私からは、石狩湾新港と簡易水道の件につきましてでありますけれども、石狩湾新港につきましては、これまでも答弁で申しておりますとおり、一定の負担は伴いますが、その負担につきましても、その時々の社会情勢ですとか、本市の財政状況も当然踏まえていただきまして、投資効果も十分勘案した上で、過大投資とならないようにしていただくということを申し添えながら進めていくべきだと思っておりますので、そういったスタンスに変わりはございません。それから、簡易水道につきましても、ぜひ要望してほしいということで、私どもといたしましても北海道に対しまして、北海道は企業誘致を進めることしかないのだという言い方をしておりますけれども、そういったことも含めて何らかの手だてをしていただけるように、粘り強く要請をしてまいりたいというふうに思ってございます。それから、北海道新幹線の駅の利用につきまして、出店の意欲もあまり出ていない、それから駅の利用頻度も低くなるのではないか、そういった意味ではあまり期待できないのではないか、それに対してしっかりとした検討が必要ではないかということでございますけれども、それにつきましては、来訪者を呼び込むための魅力づくりといたしまして、一つには、ソフト面で申しますと、インフォメーション機能の充実を図るとか、イベントや展示の開催をするとか、そういったこと、それからハードの面につきましては、ビジネス・観光客向けの利便施設を充実させる、例えば案内所、それからお土産店、そういったものも充実させるとか、そういったことのほかに、中心部との連絡交通手段のためのバス、タクシーの充実、そしてそれをとめるための駅周辺の広場の整備とか、そういったことが必要になってくる。駅前広場は急ぐ必要はないのではないかということでございますけれども、そういった観点も総合的に考えながら、全体としての進みぐあいに支障が出ないような形で対応してまいりたいというふうに考えてございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 建設部長 相庭孝昭(建設部長は2017年3月まで)
新谷議員の再質問にお答えいたします。除排雪の判断基準ということでございますけれども、除雪につきましては、御案内のとおり、出動基準というのを設けてございまして、幹線、準幹線については 10 センチメートル以上の降雪が見込まれる場合については除雪をするということで進めてございます。それで、除雪を進めまして、必要な幅員等を確保してまいります。その後、幅員等が確保できて交通障害が起きない、そういったことで確保していきますが、拡幅がこれ以上できないといった場合、交通障害が起きるおそれがあるといった場合につきましては、個々の判断で必要な箇所を必要なタイミングに排雪をするということで、除雪本部で判断しているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 医療保険部長 小山秀昭(医療保険部長は2018年2月まで)
新谷議員の地域支援事業に対する再質問に答弁いたします。新谷議員の御指摘のとおり、さまざまな課題があります。それらにつきましては、これから調整をして、10 月からやりたいということでございますけれども、原課に私も言っているのですが、決して無理をして、無理やりやろうという思いではありません。平成 29 年度から本格施行、本格実施をしなければならない、これはもう決まっていることですから、それに向けて円滑に、事業者と調整がついたもの、そして本格実施に向けて課題等が整理できるように、そのような視点で試行に向かえということを言っておりますので、そのように御理解願います。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 福祉部長 三浦波人(福祉部長は2016年3月まで)
私からは、保育士の確保のためにもアンケート調査を行うべきという点でございますけれども、私どもといたしましても、保育士の労働について、労働内容と賃金のバランスという面で敬遠される要素があるということですとか、あるいは労働時間も早番、遅番というのがありますので、その点でもやはり条件的に難しい要素となっていることは認識しているところでございます。そのような中で、今年2月に、家庭にいる有資格者を対象に、答弁にもありましたように、セミナーを行いました。そこでも、配偶者の扶養になっているということで、年収の壁といいましょうか、そういったことをおっしゃってる方もおりましたけれども、私どもとしては今後も、大々的なアンケート調査ということではなく、こうしたセミナーも平成 28 年度も開催するなどして人材の確保に努めていきたいというふうに考えております。
答弁 総務部長 小鷹孝一(総務部長は2016年3月まで)
年金生活者等支援給付金の、家族の扶養に入っている方が 8,000 人ほどいるということ、これは問題ではないかということでございますけれども、一応扶養に入っているということでございますので、それなりに、何と申しましょうか、それほどの貧困の状態にあるとか、そういったことではないのではないかというのが国の考えだと思ってございます。国の制度にのっとって、これは我々としては支給をして、きちんと仕事を終えるべきだろうというふうに考えてございます。(「議長、22 番」と呼ぶ者あり)
再々質問 22番 新谷とし
それでは、再々質問をいたします。(「排雪基準、聞いてください」と呼ぶ者あり)いや、それは言おうと思っていたのです。除雪ですけれども、必要な判断基準は、歩くですか、車両の通行ですか、そういうように幅員が確保されていないと思われるときは排雪するということですよね。こういうところはいっぱいあるのではないですか。それでも、排雪をしてもらえないという苦情がいっぱい来ていましたし、今でも来ております。雪が解けるのを待っているような状況があると思うのですけれども、それであれば、排雪を抑えているのであれば、第2回定例会以降の補正予算の比較対象に、参考にならないと思うのですよ、そのようなことをしていたら。まず第一は、市民の生活に支障が出ないようにしっかりと排雪をしていくという、そういう視点に立つかどうかということだと思うのです。(「そうだ」と呼ぶ者あり)(「そうだそうだ」と呼ぶ者あり)それから、地域支援事業については、決して無理をしてやるべきではないと、円滑にいくように事業者と協議をしていきたいということでした。私は、事業所が雇う人、資格のない人を雇って進めるということではないのかということを聞いたのです。要するに、資格のある人がこれをやるのかということなのです。既に先行してやっている自治体では、シルバー人材センターなどに委託していますけれども、受入れのキャパシティーがないということで非常に困っているわけです。利用者負担が3割になるというところもあって、これではもう大変だなと思っているのですけれども、その辺はこれからなのでしょうが、まず、事業所に全て責任を負わせるのか、それから、資格のない人を研修させて、それで事業所に責任を任せるのか、それから、これでも雇用が確保できないといった場合はどのようにしていくのでしょうか。それから、新幹線の新小樽(仮称)駅舎の建設ですけれども、鈴木議員は別な角度から話をされましたが、私たちが聞いているのは、本当に、小樽市の財政がどうなるかわからないという中で、市民負担がどうなるのか、市民サービスが削られるようなことがあってはならないと思うのです。いろいろ意見があるわけです。先ほども言いましたけれども、地元の企業が7割も出店しない、これはやはり期待できないからだと思うのです。そういう中で、さっさと計画だけ先にありきというのは、私はうまくないと思うのです。もっと市民の議論を経て、2016 年度中に策定するというけれども、それを延ばしてもいいのではないかと思うのです。それで、新幹線が開業する新函館北斗駅の利用状況も参考にしなければいけないし、やはり何も急いで策定する必要がないのではないでしょうか。
答弁 建設部長 相庭孝昭(建設部長は2017年3月まで)
新谷議員の再々質問にお答えいたします。排雪についてですけれども、市民の方から要望がたくさん上がってきている、これはステーションに入っているところでございます。その中で、私ども担当員もしっかりその要望について、現場を見ながら必要な箇所について判断してまいっているところでございます。それにつきましては、これ以上除雪をしても、交通障害が起きる、幅員が狭くなる、そういったところについて個々個別、必要なエリアについてやっていく、若しくは雪の厚さですね、これがざくざくになって、これ以上放っておくと、特にこれから春を迎えますので、そういったところもありますので、そういった道路の状況を個別に確認しながら、把握しながら、随時判断しているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 医療保険部長 小山秀昭(医療保険部長は2018年2月まで)
新谷議員の再々質問にお答えいたします。担い手の問題でございますが、今、事業者とも調整して、新谷議員がおっしゃるように本当に集まるのか、そういう問題もございます。その辺は、集まらない場合に既存の有資格者の中でも、サービス内容として今までとは違うものができるのかできないのか、そういうように考えております。決して集まらないのに無理に集めろとか、そういう考えはございませんので、よろしくお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 総務部長 小鷹孝一(総務部長は2016年3月まで)
新谷議員の再々質問にお答えいたしたいと思います。駅前広場等の設備については、急ぐ必要はないのではないかということでございますけれども、先ほども申しましたとおり、全体的な進行の状況に何とか遅れないようにということで申しましたが、それにつきましても、規模・機能の詳細、それからその時期についても、それから負担の費用につきましてもまだ決まっていない、これからということでございますので、その辺をにらみ合わせながら考えてまいりたいというふうに思ってございます。(「議長、22 番」と呼ぶ者あり)
再々質問 22番 新谷とし
答弁漏れだと思います。よろしいですか。駅前広場の策定は平成 28 年度中にと言っているけれども、急いで 28 年度中にやらなくてもいいのではないかということを聞いたのですよ、市民にいろんな意見がありますので。
答弁 総務部長 小鷹孝一(総務部長は2016年3月まで)
申しわけございません。そういった意味であれば、勘違いしてお答えしておりました。平成 28 年度中に策定をするということで、そのことについては決まっていることでございますので、私どもとしては、その予定で進めさせていただきたいと考えてございます。
質問 20番 小貫元
日本共産党を代表して、議案第 15 号 2015 年度小樽市一般会計補正予算について否決の討論を行います。低所得の高齢者 1,100 万人に対する3万円の年金生活者等支援臨時福祉給付金です。たった一回だけのばらまきで、市内では2万 2,000 人が対象になるといいます。その一方で、来年度から、子育て世帯の臨時特例給付金は1万 1,150 人が受けることができなくなり、来年度で臨時福祉給付金が廃止され、合わせて4万 9,000 人も受けられなくなります。みずからの年金切下げ政策を棚上げにしてばらまきをするのではなく、年金生活者の暮らしを気遣うなら、消費税増税やマクロ経済スライドを撤回すべきです。以上、討論といたします。(拍手)