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小樽市議会 平成27年第4回定例会 2015年12月9日

市立病院について

2015年12月9日、小樽市議会の一般質問で、中村誠吾議員が「市立病院について」質問し、市長 森井秀明、病院局長 並木昭義が答弁しました。

質問者
中村誠吾 議員
答弁者
市長 森井秀明、病院局長 並木昭義

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 17番 中村誠吾

次に、市民の命と健康を守る観点から、市立病院についてお聞きします。オープンしてから1年がたちました。病院関係者皆さんのこれまでの御努力に敬意を表します。そこで、やはり基本でありますので、前年度と比べ、外来・入院患者数はどのようになっているのか、その収益は当初考えていたものとはどうなのか、お聞かせください。また、1年がたって見えてきた課題、例えば、私は第2回定例会の一般質問でもお聞きしたのですが、患者の院内での導き方、動線、待ち時間の改善、施設面での課題など、さらには駐車場が供用開始されましたので、利用者からの声も含めて、今後の課題とその改善方法をどのように考えているのか、お聞かせください。次に、新公立病院改革ガイドラインに関連して質問します。小樽協会病院が新しくなって以降、この2年余りの間に、済生会小樽病院、市立病院、小樽掖済会病院と、病院が新しくなりました。それぞれに小樽・北後志における地域二次医療圏での役割を担うと同時に、先進医療を提供されているものと理解しています。そのような中で、本年3月、総務省から新公立病院改革ガイドラインが示されました。そこでお聞きしますが、新公立病院改革ガイドラインでは、公立病院に何を目的とさせようとしているのか、旧ガイドラインと違い、今後、何を目標としなければならないのか、それらを実施していくためには何が必要となり、その取組のスケジュールはどうなっていくのか、現状の認識と分析をお聞かせください。次に、私は第2回定例会でも質問しましたが、選ばれる病院、地域との連携について、この間の取組と見えてきた課題があればどのようなもので、今後どのように進めていこうと考えられているのか、お聞かせください。医療に関連して最後の質問となるのですが、同じく本年3月、厚生労働省から地域医療構想策定ガイドラインが示されました。まず、このことを現時点で対応されている所管はどこでしょうか。その上でお聞きしますが、このことにより、市内公的病院等の果たすべき役割について変更が生じてくるものなのか、具体的にはどのようなことを検討していかなければならないのか、また、その課題についてお聞かせください。

答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)

ただいま、市立病院について御質問がありました。地域医療構想策定ガイドラインの所管についてですが、本ガイドラインは、将来の医療需要を考慮した第二次医療圏ごとの病床数、病床機能等を地域医療構想として都道府県が策定するための指針でありますので、所管につきましては、北海道となります。地域医療構想の策定に当たりましては、第二次医療圏において、医療関係者や自治体の長などで構成される地域医療構想調整会議が設置され、協議を進めていくことになります。なお、小樽市を含む後志圏域におきましては、10 月 29 日に、地域医療構想の概要説明を中心とした第1回目の調整会議が開催されたところであり、今後、具体的な協議が進む中で、公的病院等の果たすべき役割や病床数や病床機能等を検討する上での課題が明らかになっていくものと承知しております。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 病院局長 並木昭義(病院局長は2025年3月まで)

中村誠吾議員の市立病院についての御質問にお答えいたします。初めに、外来と入院の患者数についてのお尋ねがありました。今年度の4月から 10 月までの延べ外来患者数は 12 万 4,986 人、昨年度の同時期では 10 万 1,082 人でしたので、2万 3,904 名、23.6 パーセントの増加となっております。同様に、今年度の延べ入院患者数は7万 3,334 人、昨年度は6万 6,259 人でしたので、7,075 人、10.7 パーセントの増加となっております。また、収益につきましては、患者数の増加に伴い、当初の見込みより好調に推移しており、当初予算に比べ、入院収益は4億 7,000 万円、外来収益では1億 9,600 万円の増額を見込んでいるものであります。次に、今後の課題として、その改善方法についてのお尋ねがありました。ハード面では、10 月 16 日の駐車場供用開始をもちまして病院統合新築事業は完了しておりますが、御利用の皆様に信頼される病院となるためには、ソフト面での充実、医療の質の向上が課題であると認識しております。開院以来、患者動線や待ち時間の改善など、運営面については、御利用の皆様の声を受け、案内や受付の増員を行うなど、改善に取り組んでまいりました。1年経過した現在は、おおむね円滑に進んでいるものと考えております。ソフト面での充実は、今回、病院機能評価の認定に向け、職員が一丸となって医療の質の向上という目標に向かって組織横断的に業務改善に取り組んでおります。これを継続して実施していくことが重要であると考えております。次に、新公立病院改革ガイドラインについてのお尋ねがありました。新たなガイドラインの目的は、公・民の適切な役割分担の下、地域において必要な医療提供体制の確保を図ることであります。その中で、公立病院が安定した経営の下で、僻地医療、不採算医療や高度・先進医療等を提供する重要な役割を継続的に担っていくことであります。このため、各地方公共団体に対して、新公立病院改革プランの策定が要請されております。旧ガイドラインでも示された経営の効率化、再編・ネットワーク化、経営形態の見直しのほかに、新たに地域医療構想を踏まえた役割の明確化を加えた四つの視点について改革が求められております。当病院事業では、平成 28 年度予算編成後に新改革プランの策定に取り組むことにしております。策定に当たっては、経営状況の詳細な分析や二次医療圏において当院の果たす役割など、地域医療構想の協議状況を念頭に置く必要があるものと認識しております。次に、選ばれる病院、地域との連携の取組についてのお尋ねがありました。病院といたしましては、質の高い、信頼・安心できる医療を提供することが何よりも重要であります。病院がどのような医療を提供しているかなど、積極的に情報を発信していくことや地域の皆さんとの交流も大切なことと考え、行動しております。具体的なこととして、病院の広報誌絆の作成、配付や市民公開講座、健康教室、各種講演会も継続して開催しております。さらに、新駐車場のオープンにより、統合新築事業の完了を記念するとともに、地域住民に愛される病院を目指し、多くの皆様と触れ合うことを目的に、10 月 31 日に第1回病院まつりを開催いたしました。また、オープン病床登録医と当院医師のカンファレンスを継続して実施することなど、地域の医療機関等との連携を進めていくことも重要であることから、地域医療連携室の強化に努めてまいりたいと考えております。

出典:小樽市議会 平成27年第4回定例会 2015年12月9日 議事録 PDF(109ページ) 間違いを知らせる