小樽市議会 平成27年第4回定例会 2015年12月7日
自治体病院について
2015年12月7日、小樽市議会の一般質問で、酒井隆裕議員が「自治体病院について」質問し、病院局長 並木昭義、市長 森井秀明、医療保険部長 小山秀昭、建設部長 相庭孝昭、福祉部長 三浦波人、総務部長 小鷹孝一、事務部長 笠原啓仁、教育長 上林猛が答弁しました。
- 質問者
- 酒井隆裕 議員
- 答弁者
- 病院局長 並木昭義、市長 森井秀明、医療保険部長 小山秀昭、建設部長 相庭孝昭、福祉部長 三浦波人、総務部長 小鷹孝一、事務部長 笠原啓仁、教育長 上林猛
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 酒井隆裕
最後に、自治体病院について伺います。小樽市立病院が開院して1年が経過しました。老朽化や狭隘化が深刻な問題となっていた中、旧病院が統合新築されたことで来院者からはきれいになった、明るくなったと一定の高い評価を得ていることは喜ばしい限りです。日本共産党として、来院者がより利用しやすい市立病院にという趣旨で、病院事業管理者に質問いたします。第1に、来院者にわかりやすくという課題です。新病院の院内は、ベージュとオレンジを基調としたさわやかで温かみのあるデザインとなっています。診療科目の案内は、白地にオレンジの文字で記されていますが、視力の弱い方や色覚異常の方からは、見分けにくいという意見が寄せられています。玄関の点字ブロックもベージュのカーペットに銀色です。そこで、市立病院として色覚バリアフリーについてどのように捉えられているか、伺います。他の自治体病院では、診療科目を色で区別しているところもあります。矢印で誘導するなど工夫しているところもあります。小樽市役所の案内でも1階は色で区別しています。診療科目の案内についての考え方を問います。診療科へは基本的にアルファベットと数字でたどり着くようになっています。若い来院者はアルファベットに違和感はありません。しかし、一部の高齢者からは、どこに行けばいいかわからなかったから職員に聞いてみたけれども、Bと言っているのか、Dと言っているのかわからなくて、ますます混乱したという声もあります。おおむね午前中はボランティアの皆さんがいますし、総合案内に限らず職員に聞けばわかるのではという考えもあります。しかし、人に聞かなければわからないということでは、患者に優しいとは言えないのではないでしょうか。わかりやすい患者誘導についてどのようにお考えか、伺います。来院者にとってトイレがどこにあるかというのも大きな問題です。遠くから見ても、そこにトイレがないようなおしゃれなつくりで不快さは全くありません。しかし、どこにあるのかわからないのでは、本末転倒ではありませんか。考えを問います。第2に、よりよい病院のため、患者からの意見をどう反映しているかという課題です。従前より「ご利用者の声」を設置し、院内に表示していることは評価できます。しかし、よりわかりやすくという点では不十分ではないでしょうか。1枚の紙に 25 件近くの意見と回答が小さく記されておりますが、他の自治体病院や民間病院では、意見の一つ一つに1枚ごと回答が記されており、表示するスペースも倍以上、入り口のわかりやすい場所に掲示され、さらに病院広報紙のみならず、ホームページにも掲載されているというのが特徴です。回答についても、意見を寄せた方と病院だけの問題とせず、利用者と病院が共有できるようになっています。このような改善についての考えを聞きます。次に、患者満足度調査についてです。本年1月に行われた外来患者満足度調査がホームページに記載されています。今回、小樽商科大学様にも御協力をいただいて調査が行われたということです。医師や看護師、職員などの対応についてや待ち時間、病院全体の評価などについて調査され、おおむね大変よい又はよいとされています。こういった調査で一番大切なのは、調査の方法や設問、期間などについて検討を重ねる一方で、調査ごとに比較できるようなものにしていかなければならないということです。ある病院ではレーダーチャートを用いて、前回との比較ができるようになっています。また、お気づきの点についてなど、自由記載のスペースが多くとられています。そもそも1月の調査は配付件数と回答件数の記載がありません。詳細は別にあるので、概略ということでは病院全体における定期的、継続的な医療の質向上へ反映させていくということにならないのではないでしょうか。今後の調査方針と公表の仕方について伺います。第3に、病院機能評価についてです。病院が組織的に医療を提供できる機能を有しているのか、第三者の目で評価することが病院機能評価です。日本医療機能評価機構に所属する評価調査者が、中立で公正な立場の下、当該病院が所定項目を満たしているかを判断します。その上で病院内の課題を明らかにし、改善に向けて行動するように病院に指導します。こうした審査を経て、病院調査者が一定の水準を満たしていると判断した病院は、認定病院と認められます。後志管内では小樽協会病院のみが認定されていますが、2015 年時点で全国の約 28パーセントの病院が認定病院となっています。病院機能評価を受けることで、病院内の問題点が明らかになるというメリットがあります。外部から評価を受けることで、病院のすぐれている点や劣る点、改善するべき点を客観的に理解することができます。一方で、5年ごとの更新にかかわる審査料が負担になることも指摘されています。病院改革プラン評価報告書にも、機能評価委員会を開催し、新病院開院後の取得に向けて取組を進めていること、また早期の認証を期待する意見が示されています。受審に向けたスケジュールと取組、受審予定のバージョンと当院としてメリット、デメリットをどのように捉えられているか、伺います。以上、再質問を留保して、質問を終わります。(拍手)
答弁 病院局長 並木昭義(病院局長は2025年3月まで)
酒井隆裕議員の自治体病院についての御質問にお答えいたします。初めに、色覚バリアフリーについてのお尋ねがありました。小樽市立病院の設計に当たりましては、利用しやすい快適な病院とするため、全ての利用者に配慮するユニバーサルデザインの観点から、明快な案内サインを目指したところでありますが、御指摘の白地にオレンジ色の文字の組合せなどにつきましては、認識しづらいとの御意見をいただいたこともありました。これに対応するため、迷われている方には職員やボランティアが積極的に声をかけるよう指示しているところであります。次に、診療科の案内の考え方についてのお尋ねがありました。外来診療科については、20 科程度を想定し、設計を行っています。利用しやすい配慮とするため、外来部門を1階に集中させ、多くの患者さんを効率よく受け付けするため、複数の診療科の受付をまとめたブロック受診方式を採用し、メーン通路に沿って5か所のブロック受付を設け、受付をした後に各診療科に御案内をしております。次に、わかりやすい患者誘導についてのお尋ねがありました。新病院で採用したブロック受付方式は、各診療科ごとに受付をしていた旧病院と方法が異なり、開院当初は職員がふなれであったこともあり、受診する患者に御不便をおかけしましたが、その後、受付や案内の職員を増員したほか、受付開始時間にエントランスホールで受付方法の事前説明を行うなどの対応を行い、患者さんがスムーズに受診できるように配慮をしております。次に、トイレがどこにあるかわからないのは本末転倒ではないかとの御質疑がありました。院内の案内表示につきましては、利用しやすい快適な病院とするため、明快な案内をできるようなサイン計画を実施したところです。しかし、昨年 12 月の開院後も、案内表示に関してさまざまな御意見をいただいたところから、対応可能なものにつきましては改善しておりますが、引き続き皆様の御意見を踏まえて対応してまいりたいと思います。次に、患者からの御意見をどう反映していくかについてのお尋ねがありました。まず、「ご利用者の声」についてですが、現在、病棟も含め、病院内の掲示物につきましては、診療報酬の算定などで提示を義務づけられているものや注意喚起、啓発のための掲示を要するものが多く、慢性的に掲示スペースが不足している状況であります。今後、「ご利用者の声」を掲示する際には、文字を大きくするなど見やすいように配慮することなど、スペースにつきましても増設を含め、検討してまいりたいと考えております。また、回答内容につきましては、今後とも当事者のみに限らず、当院を利用される多くの方々の視点に立った回答を心がけてまいりたいと考えております。次に、外来患者満足度調査についてのお尋ねがありました。本年1月に実施した調査は、小樽商科大学の協力をいただく中で、新病院となって初めて実施した調査であり、今後とも同様の方法で定期的に実施してまいりたいと考えております。また、公表の仕方につきましては、本年 10 月下旬に同様の調査を実施しており、今後この結果を公表する際には、自由記載や回答件数などを掲載するほか、前回調査との比較について表記の仕方を含め、検討してまいりたいと考えております。次に、病院機能評価についてのお尋ねがありました。病院機能評価につきましては、新病院での認定を目的として、平成 24 年4月に受審準備委員会を立ち上げ、これまで 43 回の委員会を開催しております。26 年 12 月下旬には、私から全職員に向け、28 年2月に病院機能評価を受審することを宣言しております。これまで受審準備委員会が中心となり、院内の各委員会の要領やマニュアルの整備を行ったほか、業務の見直しを進め、11 月下旬には書面審査用の書類を日本医療機能評価機構に提出しております。来年1月上旬に自己評価調査票を提出し、2月下旬に訪問審査を受け、おおむね4か月後に認定される予定となっております。今回、受審するバージョンは、平成 27 年4月から運用が開始されました3rd.G:Ver1.1 であります。私としましては、今回の機能評価受審に向けた取組は、職員が一丸となって医療の質向上という目標に向かい、組織横断的に業務改善に取り組むことで、組織の活性化や職員の自覚、改善意欲の醸成などが図られること、また、この取組がこれまで以上の医療サービスの質の向上や安全・安心な医療の提供につながることが大きな意義であると考えております。(「議長、8番」と呼ぶ者あり)
再質問 8番 酒井隆裕
それでは、幾つか再質問をしたいと思います。まず、市長の政治姿勢についてお伺いします。市長は、議会とのかかわり方について、できる限り尊重していきたいとおっしゃいます。しかしながら、尊重するということであれば、行動しなければならないのではないでしょうか。口では尊重すると言いながらも方針を変えない、検討しないということでは、議会から何を言われても意見を変えるつもりがないということではありませんか。改めて市長の考える議会意思の尊重とは何か、お伺いしたいと思います。次に、市民から異論があった場合に、話し合う余地があるかという問題です。今回のふれあいパス問題で、来年度は現行どおりという方針が示されました。私は市長のこれからの考えにも重要であったというふうに考えます。大切なのは、一度立ち止まりさまざまな意見を聞きつつ検討し直すということです。今後においても、こうした姿勢をとっていただきたいと考えますが、市長の考えを伺います。副市長を庁内から選考してはという提案についてです。そのような主張についても提案の一つだということで御答弁がございました。市長としては公約の実現を理解する、そうした方をということが御答弁にあったわけなのですけれども、この庁内で選考してほしいという提案について、どの程度検討されたのか、具体的にそのことについて動いたということはあったのか、伺います。次に、教室改修事業費についてであります。そもそも適正化基本計画では限りある資源を有効活用して、なるべく財政負担をしないというものではなかったのではないでしょうか。今後においても特定の学校に偏った結果、一時的とはいえ、教室を増やすということでは、再編計画そのものの考えが間違っているということにつながりかねないというふうにも思います。こうした考え方についてお伺いいたします。次に、市民公募委員登録制度について伺います。本質問の中で拙速すぎると主張をいたしました。市長の政治姿勢にも関連することでもございますけれども、私はこのことも含めて丁寧さに欠けるのではないかと思うわけであります。市長はこの提案については、先ほどの自民党酒井隆行議員の質問に対し、7月には既に部内で検討していたということで、十分やっていたのだということで主張されたと思うのですけれども、議員や市民に対してというのは、今回初めて出されたのです。しかも、こうしたことについてしっかりと説明ということはされていないと思うわけであります。私はこのことも含めて丁寧さに欠けるのではないかと思います。市長は突然出された方針だという感覚はお持ちですか、お伺いいたします。また、どのように検討されて方針となったのか、質問いたしたいと思います。メンバーは誰なのかも含めて、これまでの経緯について説明していただきたいと思います。次に、委員の構成についてでございますけれども、審議会等で異なりますけれども、一般的には学識経験者、市民代表、それから民間会社の構成員などになっております。今までの御答弁の中でいえば、公募の部分が市民公募委員登録というふうに理解していいのかなと思いますけれども、いずれにしても中身がよく見えないというのが私の実感であります。本質問で質問したのですけれども、公募の部分全て新制度ということになってしまえば、例えばこのものであらかじめ登録した方しか委員になれないというおそれがあると思います。こういうことではないのですよとしっかりと説明をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。次に、マイナンバー制度についてお伺いをしたいと思います。個人番号カードをつくらなければならないという市民が大変多くいらっしゃるということで、つくらないことによるデメリットについてはありませんということで答弁をいただいたと思います。申請状況は市ではわからないというものではありますけれども、そもそも申請する必要がないということは確認できたと思います。こうした考え方についてお伺いをしたいと思います。それから、子供の医療費助成についてお伺いいたします。分析の結果は、おおむね同様の結果であったということでございます。ということは、幾らであったのか、再度答弁していただきたいと思います。それから、段階的な子供医療費助成の方針について、今定例会中に示すということで、当初予算で予算化ということが示されましたけれども、今定例会の厚生常任委員会で示されると理解してよろしいのでしょうか。改めてお伺いをいたしたいと思います。次に、ふれあいパスの利用制限方針についてお伺いしたいと思います。来年度からの制限方針については、ひとまず撤回され、現行どおりということが答弁されたわけでございます。多くの老人クラブの皆さんや町会、社会福祉団体など、市民の反対の声が市政を動かした結果だと私は考えます。ひとまずほっとしているところであります。しかし、再来年度にまた行うということではいけない。やり方は今後考えるということでありますけれども、当面は変更しない、このように申し上げていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。市長の公約との関連についてお伺いしたいと思います。市長は限られた予算の中で継続していくためということで御答弁されました。これについてはこれまでの市長と同じ考えなのです。市長として公約に反することではないと言うのですけれども、私は明らかに公約違反だと思います。やはり今年度に限らず再来年度にも高齢者対策の充実ということを言うのであれば、このようなことは行うべきではないと思いますが、いかがでしょうか。それから、市の事業負担のめどを1億 5,000 万円とする根拠についてでございます。この答弁でも高齢者に係る費用は増大するということが回答されたわけですけれども、1億 5,000 万円にする根拠というのが回答されていないのです。既に、このふれあいパス制度については1億 5,000万円を超えた年もあったと聞いております。なぜ1億 5,000 万円にこだわらなければならないのか、改めて答弁をお願いいたします。今後については、さまざまな角度で検討していくということで、利用動向ではなくて利用目的も調査していく、こうした方針が回答されました。こうした中で、ぜひ要望したいのが、特に老壮大学や老人福祉センターを利用されている方の実態を調査していただきたいということでございます。それから、2路線以上使わなければならない、そうした方々の事情についてもしっかりと調査をしていただきたいと思います。調査の中では、中央地区では1人当たりの枚数は少ない傾向にあるけれども、その他の部分についてはそうした傾向は見られないということでありますが、実際問題として遠ければ遠くなるほどそうした2路線以上使わなければならないという問題が生じるわけであります。そうした実態も含めて、来年度においてしっかりと調査をしていただきたいと思いますが、その考え方についてお伺いしたいと思います。それから、高齢者の社会参加を制限するものではないかということについて市長は必要な措置だということで御答弁されました。私はこの利用制限方針を再来年度以降行うことになれば、やはり社会参加に関すれば矛盾しているのではないかと思います。改めて考え方を伺いたいと思います。それから、閉じこもり問題についてであります。この閉じこもり問題について会ってもらえないということが問題であると答弁されたのですけれども、会ってもらえないような状況をつくり出そうとしているのが、この方針ではないでしょうか。だからこそ、私は再来年度以降も、こうした方針についてしっかりと対応してほしいと思うわけでございます。改めてその考えを伺いたいと思います。次に、除雪問題についてお伺いしたいと思います。生活路線の除排雪の改善ということで、これまでと同様の答弁、2か年で調査をしっかり進めていくということでありますけれども、そうなると3年以降にならなかったら、生活路線の除雪については改善できないのかと思ってしまうわけであります。そういうことにはならないと思うのですけれども、2か年の調査の中で対応できるものについては対応していくと答弁していただきたいと思うわけであります。その考えについてお伺いいたします。それから、来年度からのJVについての考え方であります。やはり除雪延長や面積などの条件が異なるという中で、少しでも多くの業者を参加させていただきたい、昨年度の実績を踏まえて4社にしていきたいということを言っていますけれども、私は一律に4社にしていくということはやはり適切ではないと思うのです。だからこそ、今シーズンの調査の中でしっかりと判断していただいて、その上でこの地域については4社、この地域についてはそうではないとか、さまざまな考え方を示していただきたいと思うのです。一律4社というのはやはり正しい考えではないと思いますけれども、考えを改めて問うものです。それから、業者からの意見を聞くということでありました。例年、意見交換をしているということで、その中で対応されると言っていますけれども、例年、意見交換をしていてやっているということであれば、こんなに混乱は起きなかったと思うのです。やはり今度の意見交換の中で、しっかりと今回の混乱も含めて意見交換をしていただきたいと思いますけれども、改めて考え方を伺いたいと思います。それから、新・市民プールについてでございます。新年度に向けた取組でありますけれども、庁内の会議の中で報告はあったということでありますけれども、どのような報告があったのでしょうか、答弁をお願いしたいと思います。それから、そもそも教育委員会において検討しているということでありますけれども、一体いつまで待たせるのかというのが市民の考え方なのです。今の答弁は、これまでと全く変わらないのです。動いたのでしょうか、一体。それについてお答えしていただきたい。いや、このままでいったら、2020 年度まで設計もしない、建設もしないということになりかねないのです。これまでの市長は建設しないとは言わなかった。とりあえず建設はするけれども、場所が見つからないと言ってきたのです。市長に同じことをしていただきたいとは思わない。だからこそ一定のアクションをしていただきたいと思うのですけれども、考え方をもう一度伺いたいと思います。それから、議会において陳情を全会一致で採択した重みについては受け止めているけれども、早急にできるように取り組んでまいりたいと。これも全く変わらないのです。全会一致の重みというのはそんな軽いものではありません。改めて市長の思いを伺いたいと思います。最後に、自治体病院についてでございます。患者誘導などについて声かけを十分に行っているということであります。十分取り組んでいただきたいと思います。新病院はできたからといって、ゴールではなくてスタートだと私自身も思うわけであります。こうしたハード面で対応するというのは確かに難しいかもしれないです。でも、ソフト面で対応するということについては大いに可能でありますから、改めてそういった対応についてきめ細やかにやっていただきたいと思います。病院局長にお伺いしたいと思います。それから、「ご利用者の声」についてであります。掲示スペースは不足しているものの、今後スペース増設に向けて検討していくということで、非常に歓迎したいと思います。ただ、1点だけ申し上げたいのは、掲示スペースが不足している原因として、かなり重複している掲示物があると思うのです。こうしたものの整理などもぜひ院内で検討していただきたいと思うのですけれども、その考えについてもお伺いいたします。それから、外来患者満足度調査についてであります。新病院として自由記載も件数も出していくことを検討していくということであります。こうした自由記載部分というのがやはり一番大事なのです。これまでも旧病院のころにもその自由記載の部分がたくさん記載されていて、非常に参考になった部分というのもあると思うのです。今回、検討されているということなので、期待したいと思います。最後に、病院機能評価についてでございます。既に準備をされていて、1月上旬にはもう自己評価調査票を提出いたしまして、2月には受審するということでございます。この病院機能評価は、病院局長もおっしゃられたとおり、外部から評価も受けるということで、プラス面が大変大きいと思うのです。ただ一方では、やはり審査料がかかるということもあって、さまざまなことが言われていることもあると言われております。今回初めて受けるということでありますから、今後のことを聞いてもなかなか仕方ないということでもありますけれども、5年ごとに受審するということが一応は必要ということになりますけれども、その考えについてお伺いしたいと思います。
答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)
酒井隆裕議員の再質問にお答えいたします。私が答弁した以外のことのついては各部長から答弁しますので、よろしくお願いいたします。まず、議会意思の尊重について、尊重されるのであれば行動すべきだというお話だったと思います。私もできる限りの尊重をしっかり行ってまいりたいというふうに思っておりますし、その次の再質問の中でお話しされていたふれあいパスについて、足をとめて話を聞いたほうがいいというお話もありましたけれども、まさにこのふれあいパスにおいては、議員の皆様からも御意見をいただき、また市民の皆様からもお話があったからこそ、このような判断に至ったということでございますので、今回のこの点においても、例えばという例でお話をしておりますけれども、その尊重の中で考えを取り組ませていただいたところだという思いですので、そのような視点で御理解いただければと思います。また、副市長の選任において、先ほどお話しさせていただいたように、御提示いただいていることは一つの手法だとは思っておりますけれども、現時点でその手法の中において具体的な形では動いてはおりませんが、今まさに私自身が人選を行い、形にしようと鋭意努力をさせていただいているところでございますので、御理解いただければというふうに思います。市民公募について説明していない、突然出された方針だというお話でしたけれども、私自身今までの議会の中においても、自治基本条例のブラッシュアップをしたいという表現をさせていただいております。また、公約の中でも市民の皆様とともに政策をつくってまいりたいというお話、またオープンにしたいというお話をさせていただいております。この市民公募委員登録制度は、もうかなりの自治体で導入されていて、そのような市民の皆様と協働を共有していくという取組においては、ある程度認知されている取組だと思っておりますし、またさらには、2年間試行期間として取り組むということですので、私としてはそういうふうに突然で提出させていただいたという認識ではございません。また、今までの公募に伴う制度について、これについては私は残して並行して行っていきたいということですので、それについては改めてこの場でお伝えさせていただきたいと思います。それと、ふれあいパスの利用方針についての御質問もあったかと思います。これについてもそうですが、初めからコンクリートして予算案を提出させていただいたわけではありません。このような方法もあるのではないかということで、案として示させていただいたところでございます。もちろん議員の皆様であったり、市民の皆様の御理解を得られれば、来年度から反映できればという思いはありましたけれども、今回はそういう意味では、今まさにふれあいパスにおいては課題を持っていると。現在、利用者における活用の差が大きかったりとか、さらにはこれだけの予算がかかっていると。特に現在は1億 6,000 万円強でございますが、今後のピーク時においては1億 9,000 万円を超えるのではないかというような形で、数字も出始めていますので、その課題を皆様に提示させていただきましたので、今後においてこのふれあいパスが、現在の方々だけではなくて、将来の高齢者にとっても利用していただきたいという思いから、その継続していく案件として提示させていただいたところですから、ぜひこれから皆様からもいろいろよい方法であったりとか、大きな予算でないけれども、継続できる環境があれば、それに鑑みながら制度化したいと思っておりますので、ぜひ御提言いただければと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。そのようなお話の中で、私自身は限られた予算の中において、高齢者に対してこのふれあいパスを使っていただきたいという思いの中で提示しておりますので、そういう意味合いにおいて公約違反ではないと思っております。あとは、市民プールのことについてでございますけれども、報告内容等、土地の調査を今まで行っていなかったのは、その民間における土地の調査も含めて調査をしていただいております。その中で、幾つかの土地の候補を挙げていただいておりますけれども、先ほどの答弁でお話しさせていただいたように、当然に民間の土地を利用するということは、それだけの予算、財源がかかるということなので、現状ではなかなか具体的な土地としてここと言える状況ではないというのが実情でございます。その中で、先ほどお話しさせていただいたように、学校適正配置の取組、さらには公共施設の総合計画も今まさにつくろうとしておりますので、その中で公共の施設、土地があく状況が見込めるようなときに、その建設場所を示させていただきたいと思っております。それができれば、本当は一日も早くという思いもありますので、先ほど御指摘されたように、全会一致でいわゆる新市民プールの陳情を採択されたということも私も大変重く受け止めておりますし、私自身もプールにおける建設は公約の一つとして掲げさせていただいておりますので、一日も早い御提示ということにおいての思いは変わらず持っているところでございますので、その考え方で御理解をいただければ幸いでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 医療保険部長 小山秀昭(医療保険部長は2018年2月まで)
酒井隆裕議員の再質問にお答えいたします。子供医療費助成についてですが、第2回定例会の時点では、他都市の例を基に医療費を全額無料化したときに平成 26 年度ベースで1億 4,000 万円必要だとしておりました。今回、小樽市のデータを基に26 年度ベースで計算したところ、約1億 1,000 万円程度となりました。多少違いますが、大枠では今回の資料は使えるのではないかと判断いたしまして、28 年度ベースに直して資料を今調整中でございます。厚生常任委員会に報告したいと思っておりますが、資料につきましては、できましたら予算特別委員会の初日に間に合うように配付したいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 建設部長 相庭孝昭(建設部長は2017年3月まで)
酒井隆裕議員の再質問にお答えいたします。まず一つ、生活路線の関係でございますけれども、まず私どもとしては、循環線路線といいますか、そちらのほうから改善を行いまして進めているところでございます。生活路線についても全く考えていないということではありませんけれども、ただ、循環線のほうの改善を進めなければ、なかなか生活路線に入っていけないということもございますので、この今年度から進めます改善の状況を検証した上で、どういったことができるかということを検証していく必要があるのだろうというふうに思っております。それから、4社の件でございますけれども、私どもとすれば、きめ細かな除雪とそれから将来的な除雪体制の維持ということで、4社ということは考えてございますけれども、ただ、今般の中でいろいろ業者からも意見を聞いておりますので、業者との意見交換をしながら、具体的にどういったことができるのか、検討してまいりたいというふうに考えてございます。それから、これまで業者との意見交換でございますけれども、先ほどまず答弁で申し上げましたのは、シーズン明けに、この年の除雪を振り返ってということでお話ししているのがメーンでございます。そういったことで、今年度といいますか、今年の意見交換の場には、それだけでなく、今後の将来の除雪体制についても議題としてといいますか、話題として話し合っていきたいということで答弁したところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 福祉部長 三浦波人(福祉部長は2016年3月まで)
私からはふれあいパスについて残りの部分をお答えさせていただきます。まず、1億 5,000 万円についての根拠でございますけれども、これはそもそもこのふれあいパス事業というのは、いわゆる市単独事業でございます。助成制度としてはこの規模の事業費というのはなかなかないわけでございまして、それが平成 25 年度、まだ1億 4,800 万円ほどの事業費でしたけれども、その時点、26 年度に移行するに当たって、説明いたしましたとおり、負担が変わりまして市の予算額も1億 6,800 万円に 26 年度からなっております。こういった経過もございまして、市としてはこの単独の助成事業、規模としてはやはり将来にわたって1億 5,000 万円程度の範囲で進めたいというふうに考えているところでございます。それから、閉じこもりの問題についてですけれども、これは今回の御質問が閉じこもりの問題についてどのように考えているかというのようなことでしたので、恐らく冒頭申し上げたような答弁になったかと思いますが、このふれあいパスとの関係でいいますと、以前にふれあいパスの利用者負担額が 110円から 120 円になったこともありましたけれども、この閉じこもり問題とのかかわりについては、わかりかねるところでございますし、閉じこもりの問題については別途対応していくべきことであろうかと考えています。あとは、高齢者の社会参加を阻害するのではないかという質問もあったかと思いますが、今回については、そういったことも含めて利用者負担額の提言といいますか、10 円減らすというようなことも含めて利用しやすいことも合わせたプランを提案したのですけれども、いずれにいたしましても、これは今後ふれあいパス制度の継続をどうすればできるかといった観点で、総合的に検討していくことになろうかと思います。老人福祉センターや福祉センターの利用実態あるいは2路線に関する調査などをすべきということですが、今回さまざまな角度からまた検討するために利用目的なども調査をするということでございます。その中で具体的にどういった対象に、どういった規模で、あるいはお聞きする項目とか、今よりも密にしたいと思いますが、具体的なものはこれから検討させていただくということで御理解いただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 総務部長 小鷹孝一(総務部長は2016年3月まで)
酒井隆裕議員の再質問の中のマイナンバーについてお答えをしたいと思います。マイナンバーの個人番号カードがない場合のデメリットについて、その考え方はということでございますけれども、繰り返しの答弁になってしまいますが、例えば税・社会保障制度を中心に活用がなされていくであろうということの中で、現在、窓口で行われている手続が個人番号カードを持っていないということでもってできなくなるということはありませんので、現時点では個人番号カードを申請しないことによってデメリットが生じることはないとお答えしたところでございます。来年度もこの整備は進んでまいりますけれども、恐らくその時点になっても、ここでデメリットが生じるとかそういうことはないだろうと考えてございまして、繰り返しの答弁になって申しわけございませんが、現時点ではそのような考えでございます。
答弁 事務部長 笠原啓仁(事務部長は2015年12月まで)
酒井隆裕議員の再質問にお答えいたします。まず、来院者にわかりやすい病院についてということで、院内サイン等についての御意見を頂戴いたしました。昨年 12 月に開院して1年ということで、現時点で院内サインそのものを抜本的に見直すということはもちろんできませんけれども、この間も昨年の開院以降、先ほど病院局長から答弁申し上げてございますけれども、要望いただいて対応できる部分については、院内サインを増やすなど、そういう対応をしてまいりました。ただ、それだけで全体が万全かというと、もちろん課題はございますので、その部分につきましては議員からも御指摘のあったとおり、声かけ等を含めてソフト面での対応、こういうことを心がけていきたいというふうに思ってございます。2点目、「ご利用者の声」の掲示に関しまして、我々としては手法を含めて検討していく、掲示場所の増も含めて検討していきたいということで答弁申し上げましたけれども、議員から御指摘ございましたとおり、中には重複するものというのも確かにあるかと思いますので、それについては整理していきたいというふうに思っております。それと3点目、外来患者満足度調査につきましては、自由記載の部分、掲載してほしいという御趣旨でございましたので、それにつきましては手法も含めて検討してまいりたいというふうに思っております。最後4点目、病院機能評価の受審に関連しまして、プラスになることで、今後どうするのかというお話がございました。議員からも御指摘ございましたけれども、質問の中にありました受審に向けた費用というのは、今回私どもの病院で考えますと、精神の副機能を含めますと 237 万 6,000 円かかるわけでございますけれども、局長の答弁にあるとおり、それを受けるためにこれまで1年間職員が一丸となって組織改善、事務の見直し等取り組んできている。それを継続して実施していかなければ意味がないというふうに思っておりますし、第三者の目で評価してもらう、これについても重要なことと考えてございますので、継続してまいりたいというふうには考えてございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 教育長 上林猛(教育長は2015年12月まで)
酒井隆裕議員の再質問にお答えいたします。教室改修事業費についての再質問でございました。一時的であっても特定の学校に児童・生徒が集中することで、改修工事などの経費がかかるということであれば、適正化基本計画自体に多少無理があるのではないかと、そういった質問であったかと思いますが、先ほども答弁いたしましたとおり、在校生特例ということで、1年生から5年生までの子供たちの友達関係を重視してスムーズに学校が統合できるようにということで、一時的には特定の学校の人数が増えるということがあり得るかと思いますけれども、しかし、学年進行する中で、徐々に当初計画した間口におさまっていくというふうには考えておりますので、計画自体に無理があるということは考えておりません。また、統合校にあっては、一時的に増えた場合の教育環境というのが、今いる在校生にとってはこれ以上悪化するということは避けるということから、一定の教育水準を確保するという意味で、内部の改修費が必要になってくると考えておりまして、その場合であっても、何例かの改修方法は今一番改善的な方法で内部改修を考えておりまして、さらに先ほど申しましたとおり、学年進行で学級が減っていきます。減っていっても改修したものがそのままその後に有効に活用できる方法、そのことも考えながらの内部改修費でございますので、御理解をいただきたいというふうに思います。
答弁 福祉部長 三浦波人(福祉部長は2016年3月まで)
失礼しました。今の時期の話ですが、これについて私から答弁申し上げます。今回は平成 28 年度は現行どおりとするという方針でございます。具体的に、では次はどのようにしていくかということでございますけれども、現段階では 28 年度に調査をして 29 年度から何かをとか、あるいはさらに先とかというものは具体的には決まっておりませんけれども、ただ、今申し上げられるとすれば、やはりこのふれあいパス制度をいかにして継続していくかという観点で、いろいろと議論をしなければいけない、こういうところでございますので、御理解をいただきたいと思います。
答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)
大変恐縮ですけれども、建設場所の明示について、いつにということはまだ表現できるような状況にはなっておりませんが、先ほど酒井隆裕議員からも御提言がありましたように、その調整する関係部局との協議の場はしっかり検討し、近い時期にそのような教育委員会であったり、関係部署との連携の協議の場は何とかつくってまいりたいと思っておりますので、御理解を賜りますようお願いいたします。(発言する者あり)
答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)
先ほど再質問の答弁をさせていただいた中で、庁内からの選任に関しては具体的には動けておりませんということでお話をさせていただきました。その答弁で御理解を賜りますようお願いいたします。(「議長、8番」と呼ぶ者あり)
再々質問 8番 酒井隆裕
それでは、再々質問したいと思います。まず、議会とのかかわり方についてでございます。市長は議会の考えについてできる限り尊重していきたいとおっしゃられました。だけれども、できる限りというのは、私、問題ではないかと思うわけです。これだと、議会の役割というのは一体何かということになりかねない問題ではないでしょうか。やはり市長は執行機関として、しかも提案する役割を果たされている。議会としては議決をしなければならないと、そういった機関となっている。できる限りということになってしまえば、議会の存在というものの価値についても否定されることになりかねないのではないかなと思うのです。やはり率直に、この議会の意思については尊重するというふうにすっきりとさせていったほうが、今後のためにもよろしいのではないかと思うのですけれども、お伺いしたいと思います。(「そのとおり」と呼ぶ者あり)それから、副市長の考え方についてでございます。庁内からの選任については、今の御答弁では検討されていないということでありますけれども、それでは果たして、例えば次の第1回定例会なりに、突然提案されたとして、庁内も含めて納得できるかということになると思うのです。やはり前もってそういったことで言っていたわけですから、あくまでも検討する必要があったと思うのですけれども、今、市長の考えるその考え方、庁内若しくは議員や市民を含めて納得できるような状況になるのかということをお示し願いたいと思います。それから、ふれあいパスについてお伺いしたいと思います。この件については、私はあまり質問するつもりはなかったのです。というのは、現行のままでいくということでずいぶん安心していた部分があったのです。ただ、今の御答弁の中で言えば、このままでは火種を残したまま来年度に突入してしまうということになりかねないのではないでしょうか。白紙に戻した上で、調査するということについて改めて考え方を伺いたいと思います。それから、プールについてであります。これは、近い時期にそうした機関についても検討したいということなのですが、一体いつになるかということなのです。現状での部署というのは、一体どこになっているのでしょうか。私が提案した後において、担当する部署というものはないということなのでしょうか。検討もされていないということなのでしょうか。横断した機関をつくってほしいと言ったのですけれども、まるで初めて聞いたかのような対応だったのです。本来であれば総務部でありますとか、そういったところが対応されると思うのですけれども、その現状について伺います。
答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)
酒井隆裕議員の再々質問にお答えさせていただきます。私が答えること以外は関係部長よりお答えさせていただきます。まず、尊重できる限りという言葉のお話でしたが、先ほども答弁させていただきましたけれども、そのようにできる限り尊重させていただきたいと思っていますが、私自身としても公約に掲げた市民との約束を果たさなければならないという信念、思いもございます。また、酒井隆裕議員が全てを……(発言する者あり)望んでということでお話をされているとするならば、私自身の存在意義は逆に言えばなくなってしまうのではないかというふうに思っております。(発言する者あり)やはりこの議会の中におけるさまざまな議論を経て、その中でよりよいものを得ながらそれを形にしていくということが、私自身は執行機関と議会の皆様との取組の中で行われているというふうに思っておりますので、先ほどの答弁の繰り返しになってしまいますけれども、できる限りしっかり尊重してまいりたいというふうに思っているところでございます。あと、副市長の件について御心配いただいているところでございますけれども、おっしゃるように庁内含めて納得できる環境はつくっていかなければならないというふうには思っております。それらも含めて今鋭意努力をしているところでございますので、御理解を賜りますようお願いを申し上げます。市民プールの横断的組織、大変恐縮ですが、先ほど答弁させていただいたように、まだ設置というところまでは至っておりません。何とか形にできるよう努力してまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 福祉部長 三浦波人(福祉部長は2016年3月まで)
ふれあいパスについて私から答弁いたします。この制度の見直しを白紙にすべきというような趣旨の御質問だったかと思うのですけれども、市長の答弁にありましたように、やはり引き続き検討が必要ということでございます。その点で御理解をいただきたいというふうに思います。