小樽市議会 平成26年第2回定例会 2014年6月17日
市民生活にかかわって
2014年6月17日、小樽市議会の一般質問で、吹田友三郎議員が「市民生活にかかわって」について質問し、市長 中松義治、教育長 上林猛が答弁しました。
- 質問者
- 吹田友三郎 議員
- 答弁者
- 市長 中松義治、教育長 上林猛
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 吹田友三郎
第5項目め、市民生活にかかわってであります。1点目は、街路防犯灯についてであります。街路防犯灯は、市民生活に大変重要な役割を持っております。夜道を明るく照らし、高齢者や小さな子供たちの足元をしっかり守り、そして不審者等の犯罪予防にも大きな力となっております。本市の街路防犯灯の設置灯数はどのように把握されておりますか。そのうち、LED器具への交換の進捗状況はどのようになっておりますか、伺います。そもそも街路防犯灯は、どなたの責任で設置、運用されているものなのですか。防犯灯の老朽化により、改修費負担と値上がりする電気料金が地域町会に重くのしかかっております。町会会員の減少により、維持・管理の確保のめどが立たないと言われております。本市は、どのような対策を考えておりますか、伺います。私は、器具の改修には大きな資金を必要とすることから、例えば本市より町会に改修費の90パーセントは無利子で貸し付けることにより、市内の街路防犯灯の確保をすることが必要と考えます。市長は、いかがお考えになりますか、伺います。道内の小さな町村では、街路防犯灯の維持・管理は、地域住民の責任で対応されているものなのですか。どのように把握されておりますか、伺います。地域住民が減少しても、住民のいる限り、街路防犯灯数は確保しなければなりません。今後の街路防犯灯の維持・管理は、一つの考えですが、地域にある町会組織の機能が継続されないところから随時、市の負担としなければならないと考えます。市長の御所見を伺います。第2点目に、ごみの不法投棄についてであります。本市におきましては、ごみ処理の有料化、資源の有効活用を含めた分別の定着化に向け取り組んでいると思われます。本市のごみの減量化、不法投棄などでは、どのような問題を抱えているものと考えますか、お尋ねいたします。最近、個人で、投棄されたごみの収集作業をする活動が新聞紙上で登場します。私は、大変ありがたいことだと思っておりますが、小樽以外の方々まで来て、観光地小樽がごみの中にいるようなイメージになってはと危惧しております。私は、今話題になっている漫画の作家などが来て、小樽はごみを平気でまちなかに捨てる人が住むまちだと紹介されてはと思っており、拾う人がいることにより必ず捨てる人が醸成されると考えます。市長は、観光地小樽をアピールする手段として、ごみ拾いをする方々の活動を進めていくお考えをお持ちですか、伺います。ごみを捨てないという高い認識を一人一人の市民が持つことが重要です。私は、不法投棄を減らすため、例えば自動販売機設置者に対し、回収ボックスの設置、維持・管理を義務づけ、購入者が気軽に、どこにでも設置してある回収ボックスに入れられるような対策をとること、また、現在、ボランティアによるごみ回収の処理は市がやっており、回収ボックスのごみ処理料を市の負担で行うことにより、環境美化対策をされてはどうかと考えます。御所見を伺います。今、行われているごみ拾いの運動を好機と捉え、大きな市民運動としてきれいなまちづくりを日々の生活の中で定着させることが重要と思われます。教育の中でも、きれいな環境のすばらしさを認識させ、落ちているごみを拾うことにより、社会に役立つことを教えることが必要と思われます。小・中学校の教育現場では、どのような教育を行っておられますか、伺います。
答弁 市長 中松義治(市長は2015年3月まで)
ただいま、市民生活について御質問がありました。初めに、街路防犯灯についてですが、まず町会等が管理する街路灯の設置灯数につきましては、昨年8月末時点で1万4,071灯であり、このうちLEDは476灯で、全体に占める割合としましては約3.4パーセントとなっております。次に、街路防犯灯の設置、運用につきましては、夜間における治安の維持などを目的として、町会がみずから設置、運用しているものであります。次に、防犯灯の維持管理費の確保につきましては、町会等が管理する街路防犯灯に数多く設置されている水銀灯などのLED化を進めることが維持費の縮減にも結びつくものですので、厳しい財政状況ではありますが、助成制度のあり方について財源も含め、検討してまいりたいと考えております。次に、市による改修費の無利子貸付けにつきましては、現在、設置費についての助成を行っていることから、今のところ考えておりません。次に、町村における街路防犯灯の維持・管理につきましては、後志管内の町村の状況を見ますと、半数の町村が町会で管理していると承知しております。次に、町会組織の機能が継続されないところから、随時、市の負担とすべきとのことにつきましては、高齢化や人口減少に伴い、今後、町会の運営が厳しさを増していくものと思われますので、検討していかなければならない課題の一つであると認識しております。次に、ごみ不法投棄についてですが、まず、ごみの減量化は、平成17年度の家庭ごみ収集の有料化や資源物収集の拡大により家庭ごみの排出量は大幅に減少し、既に市民に分別方法が定着しております。また、本年2月からは、小型家電の回収にも着手しておりますが、さらなるごみの減量化については、再資源化先の確保の問題もあり、有効な方策を模索している状況にあります。また、不法投棄についても、依然として家電やタイヤなどの大型のごみが山間部などに捨てられており、その処理に多額の経費を要していることなどが挙げられます。次に、ボランティアによるごみの収集活動につきましては、市民ボランティアによる地道な清掃活動の様子が市民や観光客の目に触れたり、報道で紹介されたりすることにより、モラルの向上にもつながっているものと思っております。したがいまして、本市といたしましては、引き続き回収袋の配布やごみの無料収集を通じてボランティアによる収集活動を支援し、観光客の皆さんに気持ちよく市内を観光していただきたいと考えております。次に、自動販売機での回収ボックスの設置の義務づけによる環境美化対策につきましては、回収ボックスを設置しても、管理が不十分であった場合には、逆に不衛生な状態になるおそれがあることから、回収ボックスの設置については、自動販売機設置者の判断に委ねております。また、適正に維持・管理されている回収ボックスについては、空き缶やペットボトルなどの資源物が大半と考えられますので、リサイクル業者に引き渡すことにより、設置者には大きな負担は生じていないものと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 教育長 上林猛(教育長は2015年12月まで)
吹田議員の御質問にお答えいたします。ただいま、市民生活にかかわっての御質問がありました。きれいな環境のすばらしさを認識させるための小・中学校における教育についてでありますが、学校教育の中での扱いについては、道徳教育において、ごみを散らかさないことや自分のごみは持ち帰ることなど、社会人としての基本的なマナーを身につける学習が行われております。また、環境教育の一環として、海や山、川などでの自然体験活動や古紙、アルミ缶などのリサイクル活動を通して、自然を大切にする心や地球環境を守る心を育む教育を行っております。そのほか、各学校での特色ある活動としては、向陽中学校では、保健美化専門委員会の取組として、6月から10月までの登校時に自宅から学校までの通学路に落ちているごみを拾う地域ごみ拾い活動を行っており、日常的に地域の環境美化に努めております。また、塩谷中学校においては、塩谷桃内連合町会と連携し、通学路や塩谷海岸の清掃活動を実施しており、地域の特色でもある海水浴場の美化活動を通して、郷土を大切にする心の育成に努めているところであります。教育委員会としては、今後とも自分が生まれ育った小樽の自然や環境を大切にする豊かな心を育む教育の推進に努めてまいりたいと考えております。