小樽市議会 平成25年第4回定例会 2013年12月10日
本市観光を中心としたまちづくりのあり方とその方向性について
2013年12月10日、小樽市議会の一般質問で、山口保議員が「本市観光を中心としたまちづくりのあり方とその方向性について」質問し、市長 中松義治が答弁しました。
- 質問者
- 山口保 議員
- 答弁者
- 市長 中松義治
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 18番 山口保
民为党・市民連合を代表して、質問をいたします。今年9月の第3回定例会では、カジノ誘致の是非をめぐり各会派から質問がなされ、理事者や賛同される方々はおおむね本市観光の新たな魅力の創出につながり、特に海外からの来訪者の増加や宿泊実の増加につながり、本市経済の活性化に資するとの御意見と承りました。一方で、カジノ誘致に疑念を持たれる方々は、未成年への悪影響、周辺で予想される犯罪の多発、ギャンブル依存症など、市民社会への悪影響を指摘されていたと記憶しております。私は、平成 20 年第4回定例会一般質問において、次のように述べさせていただいております。「私はなぜ私たちのまち小樽でカジノ誘致なのか理解ができません。小樽運河保存運動以来、市民の手によるまちづくりを旗印に、先人の残された貴重な歴史遺産を再生し、その落ちついたたたずまいを資源とし、全国有数の観光都市へと変貌を遂げ、水と緑と歴史のまちづくりを真っすぐに突き進み完成させていくことが、このまちを再生させる唯一の道だと信じて、今もその活動の中に身を置かせていただいている私にとっては、断じて認めがたいものであります。先般の本市観光都市宠言もそうした理念を推し進め、都市としての品格をより高め、多くの小樽ファンともいえる訪れる観光実と小樽市民が、このまちの歴史や自然や文化を通して交流をしていただくことが、小樽観光の質を高め、ひいては目指すべき滞在型観光につながっていく、そうした本市観光の目指すべき道を全国に向かって高らかに示したものではなかったでしょうか」。こう述べさせていただいております。理念なき観光は早晩見放され、破綻すると申し述べたわけであります。本市の観光は小樽ファンともいうべき多くのリピーターに支えられてきたことは、皆さん御承知のとおりであります。そうした方々の多くは、本市のカジノ誘致の動きをお知りになれば、驚き、失望されるに違いありません。また、小樽ファンが支えるふるさとまちづくり寄附条例による基金に、これまで総額で1億円にも上る寄附を寄せていただいた多くの市民や市外、道外の方々も同様の思いでおられると思います。市長も平成 23 年第2回定例会、市長の任につかれるに当たり、所信をこのように述べられております。「本市は、北海道の開拓とともに発展する中で、昭和の初期までに築かれた貴重な歴史的文化遺産を有し、豊かな自然環境とともに情緒あふれるまち並みは、そこに住む人はもとより、訪れる人々を魅了してきました。このような小樽特有の財産を守り育み、市民一人一人が一層、愛着を深め、さらに誇りを持って暮らすことができるまちづくりを進めるとともに、他の都市にはない小樽の魅力を幅広く効果的に情報発信していくことにより、小樽を訪れる人、さらには新しく移り住む人々を増やすなどし、『魅力ある生活都市の創造』を進め」、本市の活性化にそしてつなげると表明されております。また、今定例会冒頭、御提案されておりました小樽市自治基本条例が可決、成立いたしました。この条例の前文には、このように書かれております。「私たちのまち小樽は、四季の豊かな自然と、海、山、坂の変化のある地形を有しております。また、市内には北海道開拓の玄関口として栄えた小樽港を中心に、小樽運河、旧国鉄手宮線及び北海道産業の近代化に貢献した多くの歴史的建造物があり、情緒あるまちなみを形成しています。小樽では、北海道の開拓期から先人たちによってまちの礎が築かれてきました。さらに、小樽運河をめぐる議論やまちなみを保全する取組など、市民を中心としたまちづくり活動が行われ、小樽を変える大きな力となりました。私たちは、こうしたまちづくりに対して努力された方々の、郷土に対する思いや誇りを大切に後世に伝えていかなくてはなりません。そしてこれから、誰もが安心して心豊かに暮らせる小樽をつくるためには、将来の世代に対する責任と自覚の下、私たち一人一人が世代を超えて、知恵を出し、お互いに支え合い、小樽への郷土愛を持ってまちづくりに取り組むことが必要です。ここに私たちは、豊かで活力ある地域社会の实現を目指すため、市民自治の基本理念と基本原則を掲げ、小樽市自治基本条例を制定します。」と宠言をいたしております。このように市長が所信で述べられ、また、小樽市自治基本条例の前文で述べられているように、本市の特質を市民とともに守り育んできた数十年のまちづくりの努力が今日の小樽ブランドの形成につながり、また本市の観光を支え続けてきているのではないでしょうか。観光とは、その国の光を見るということであります。私は、カジノ誘致はそうした本市の積み重ねてきたブランド力をおとしめ、また本市のイメージを傷つけ、本市観光にも大きなダメージを与えるものとして認めることができないのであります。先般、開催されました小樽市議会为催の市民と語る会においても、銭函、稲穁の2会場とも市民の皆さんから熱心な質問がなされましたが、銭函では約半数が、また稲穁ではほぼ9割がカジノ誘致にかかわるもので、そのほとんどが見識を疑うといったものでありました。大きな反対運動が巻き起こる予感がいたしております。私からも、この場をおかりしまして、くれぐれも市長の慎重な対忚をお願いするものであります。先般の市民と語る会では、本市の観光も年々魅力が乏しくなってきているのではないか、色内通りの電柱の地中化による環境整備とか、予算を集中してやるべきことがある、将来に向けてもっと大きなビジョンに立った議論をしてほしい、そうした意見を述べられた方もいらっしゃいました。本市の特質を生かしたまちづくりが目に見えて進展していないことへのいら立ちが感じ取られた次第であります。当議会でも、本市のまちづくりについて、これまでさまざまな議論や提案がなされ、平成 16 年以降、例えば小樽市緑の基本計画、小樽市観光基本計画、小樽ファンが支えるふるさとまちづくり寄附条例、小樽港将来ビジョン、小樽の歴史と自然を生かしたまちづくり景観条例の特別景観形成地区の範囲の拡大、小樽市屋外広告物条例の制定など、行政の皆さんと議会が一体となり、計画や条例となって結实をいたしております。そして、今後こうした計画をどう实効性のあるものにしていくのかが課題となっております。いずれにしましても、市民の皆さんには目に見える形での変化が全てであります。そうした中でも、本市の代表的な都市遺産でもある幌内鉄道旧国鉄手宮線跡地整備については、一昨年の文学館・美術館の改修にあわせて前庭と手宮線との一体化や旧色内駅舎の復元に続き、本年7月から跡地整備事業に着手され、これまで中央通から臨港線までの約 400 メートル及び臨港線から手宮側約 200 メートルの整備は完了されました。私も先日歩いて見させていただきましたが、大変シンプルでレトロな雰囲気を感じさせる、よい整備をしていただいたと評価いたしております。今後、樹木の配置など課題が残されていると感じました。花壇や樹木などについては、市民の皆さんに働きかけをされ、ぜひ協働事業としてさらなる整備を要望したいと思います。残り国指定重要文化財旧手宮鉄道施設までの約 500 メートルにつきましては、平成 26 年度、27 年度の2か年で整備を完了すると伺っております。この区間は、北運河や国指定重要文化財旧日本郵船株式会社小樽支店、運河公園、また市指定歴史的建造物の石造倉庫等に隣接し、また何よりも旧手宮鉄道施設につながる重要な整備事業となります。この事業が沿線の再生につながり、本市観光の新たな魅力づくりにつながることを願うばかりであります。私は、かねてより北運河や北小樽地区の核となるべき施設は、旧日本郵船小樽支店と運河公園はもちろんでありますが、旧手宮鉄道施設だと考えてまいりました。周知のように、この施設は北海道鉄道発祥の地であり、国指定重要文化財旧手宮鉄道施設があります。屋外に多くの鉄道車両が展示されておりますけれども、傷みがひどく、ボランティア市民の皆さんの手でペンキ塗りなど補修が行われていることは承知をいたしております。私は、いずれ展示車両の入替えの時期が来るものと考えております。一つ一つの車両の保存状態や鉄道車両としての史料的価値の評価、整理など、必要になってきているのではないでしょうか。私は、平成 16 年第2回定例会代表質問で、こう述べさせていただいております。私はかねてよりこの鉄道歴史遺構が小樽の新たな観光拠点に蘇生させられるのではないかと、幾つかの提案を関係理事者の方々にさせていただいております。一つには、ホームにある実車を寝台車に入れ替え、宿泊施設として生まれ変わらせるというものであります。新幹線が函館まで延伸されれば、ブルートレインが廃止されることも考えられます。それを譲り受け導入できれば、なお魅力的な宿泊施設になるだろうと思います。小・中学校の宿泊体験やフェリーで来られる旅行者の新たな宿泊のニーズを引き出すものと確信をいたします。また、敷地内には意外なほど広い緑地があります。そこは都市型のキャンプサイトとして活用できると考えました。幸い手宮地区には、多くの銭湯や大型入浴施設などがあり、また、市場やスーパーマーケットなどが数多くあります。また、今は閉館されている札幌側の入り口の建物で、喫茶店などを営業しながら、レンタサイクルの貸出しなどをすれば、手宮地区や北運河一円をキャンパーや宿泊者が周遊するでありましょう。そして、旧国鉄手宮線が鉄路を生かした散策路として当時は交通記念館と言っておりましたが、交通記念館まで整備されれば、人力車が往来するばかりでなく、キャンパーや宿泊者や市民が行き交う交流の場に変わるのではないでしょうか。いずれにせよ、このような構想が实現していけば、旧国鉄手宮線沿線が堺町かいわいとは趣の異なる、地域住民と観光実が交流する新たな観光拠点として生まれ変わる可能性を信じて疑わないものであります。以上、長々と引用させていただきましたが、この中で述べられておりますブルートレインのカシオペアや北斗星は、平成 27 年度末の北海道新幹線の開業に合わせて全面廃止が決まったと聞いております。北斗星の各車両は、JR東日本とJR北海道のそれぞれの所有と伺っております。カシオペアや北斗星の一部は、海外に売却の予定ともお聞きいたしました。これらのブルートレインは鉄道ファンにも大変人気があり、先ほど引用させていただきました構想とは別に展示車両としても魅力があります。また、北海道鉄道の発祥の地であり、ゼロマイル地点でもあるこの旧手宮鉄道施設にふさわしい車両であり、また残されるべき車両でもあるのではないでしょうか。譲受けが可能であるなら、ぜひ導入に向け御検討いただけますよう要望いたしておきます。また、折しも商工会議所を中心に本市も参加されている北運河および周辺地域観光戦略プラン策定委員会が発足され、精力的に議論が重ねられていると伺っております。こうした私どもの議会での議論もぜひ生かしていただきますよう、お願いをいたしておきます。代表質問としては尐し細部の話で恐縮でありますが、運河公園の整備について気になっている点がありますので、お尋ねいたします。平成 20 年、21 年と運河公園の札幌側遊歩道部分の改修工事が行われております。市の費用負担が発生しない業者の新たな製品のサンプル工事ということで行われたと工事後お聞きした記憶があります。素材は廃プラスチックを圧縮した平板ブロックとお聞きをいたしております。周囲の景観と比べて素材も色合いも大変奇異で、違和感があります。運河公園は、本市景観条例の歴史景観区域にあり、公園の整備も運河の遊歩道と同じく石材や鋳物など、重厚な素材で行われたすばらしい公園であります。問題の歩道部分も、改修前は旧国鉄手宮線跡地整備で行われているような土を固める工法で行われていたと記憶いたしております。この公園は建設部の所管ではなく、当時の港湾部で景観条例を所管するまちづくり推進审との協議はなく、工事が進められたと推察いたしております。平成 15 年に市民の手により植樹をされたソメイヨシノも 10 年を経て木陰をつくるまでに成長し、近年は遠方からも子供を連れて自転車や水遊びをされている姿を目にするようになりました。近所の高齢者の方などもベンチでくつろいでいらっしゃいます。また、観光実の方々が写真を撮っておられる姿も目にいたします。本市を代表する歴史公園にふさわしい整備に戻していただきますよう要望いたしますが、御検討いただけないでしょうか。これまでの経緯とお考えをお聞かせいただきたいと思います。次に、天狗山のリニューアルについてであります。天狗山は本市観光基本計画の中で小樽観光の重点地域の一つとして位置づけられ、近年、夜景眺望スポットとしてミシュランの一つ星として評価もされ、本市の滞在型観光を担う切り札としてその再生が注目されてまいりました。スキー場やロープウエーを運営する中央バス観光商事株式会社もロープウエーの更新を迫られていることにあわせて、リニューアルに向け本市及び小樽観光協会とともに天狗山観光推進検討委員会を立ち上げられ、平成 23 年、天狗山観光推進に向けた提言として再整備の基本構想をまとめ上げられ、議会にも報告をいただき、私も平成 23 年第4回定例会の代表質問において、基本構想について大変斬新で集実が十分期待できるものであり、早期の实現に期待する旨申し上げました。先般、さきの基本構想を具現化し、事業化を視野に入れた「小樽の森」事業实現化検討報告書がまとめられたと伺っております。山麓エリア、山頂エリア、自然の村エリアを一つの事業会社でさまざまな事業を展開することが計画されております。为体はあくまで北海道中央バスでありますけれども、副市長が理事長として統括されていらっしゃいますおたる自然の村公社も計画に組み込まれていることから、本市観光振興审とともに計画策定に参加、尽力されているとお伺いいたしております。この報告書に書かれておりますように、さまざまな屋外での体験メニューやツリートレッキングなど、私は自然の村公社の優秀な人材が1年を通して活躍していただけるものと期待するものであります。市長は、平成 23 年第4回定例会における私の質問に対して、「この地域の活性化は、今後の小樽観光の振興に大きな役割を果たすものと考えておりますので、観光事業者だけでなく、本市も連携して事業を進めていかなければならないものと認識しております」と、大変前向きな答弁をされております。今後は事業者であります北海道中央バスの会社としての決断にかかっていると思います。私は、もうそろそろ市長の出番ではないかと感じております。トップ会談でぜひ实現への道筋をつけていただきたいと思いますが、市長の御決意をお聞かせいただきたいと思います。さて、さきの市民と語る会でも、本市の景観の荒廃を指摘される意見を拝聴いたしました。特に、堺町かいわいのお話ではありませんでしたけれども、近年の堺町通りの屋外広告が写真製版されたカラー写真看板であふれ、落ちついたまち並みのたたずまいであった、かつての面影が消え失せております。本市では昨年、それまで適用されてまいりました北海道屋外広告物条例よりも厳しく規定された小樽市屋外広告物条例を定め、昨年7月1日をもって施行されました。今後、新しく設置若しくは更新される看板は条例に従っての設置が義務づけられますが、既存の看板については既存不適格のまま設置し続けられることになります。現在、市まちづくり推進課では、条例に照らして違反と見なされる既存不適格の看板がどの程度あるのか現況調査を行っているとお聞きしております。堺町通り商店街は、本市と観光協会などの働きかけが实り、昨年7月5日、正式に商店街組合を発足されております。事業者全体の約3分の2の組織化にとどまっておりますが、本市商業労政課とも連携をされ、堺町ゆかた風鈴まつりなど、さまざまな催しが行われております。私は、まち並み景観の維持・保全は、結局は事業者自身の意思と努力にかかっているものと認識いたしております。しかし、本市観光はまだ日が浅く、まして自然発生的に形成され、共通の認識が醸成されるまでには時間を要するものと考えます。私は商店街組合が組織されたのを機に、まちづくり推進課が屋外広告物条例の理念や規則など普及版のパンフレットなどにまとめられ、現況調査の報告などを兹ねて堺町商店街組合の皆さんに粘り強く説明されるなどしていただければ、景観に対する認識が醸成される契機になると考えます。また、私は、こうしたことは一度きりではなく、繰り返し行われてこそ効果が生まれるものとも考えております。そうした取組を検討していただきたいと思います。本市観光の中心地である堺町がかつての上品なまち並みのたたずまいを取り戻す努力がなされないまま放置されれば、悪貨が良貨を駆逐するとの格言のように、ますます景観は荒廃し、心ある観光実から見放され、衰退する、そうした事態は避けねばなりません。本市観光にとっても見過ごすことができない課題であります。御所見をお伺いいたします。これまで述べさせていただきましたように、旧国鉄手宮線やその沿線、北運河やその周辺地区が環境整備され、天狗山の再生が实現し、あわせて計画されている小樽港第3号ふ頭の実船ターミナルとしての整備やその基部の環境整備が实現すれば、私は再び小樽観光は光を取り戻す、そのことができると確信する次第であります。いずれにしましても、市長が就任冒頭で述べられましたように、本市の有する貴重な歴史的文化遺産や豊かな自然環境、情緒あふれるまち並みなど、本市特有の財産を守り育み、市民が誇りを持って暮らせるまちづくりを進める、このことこそ本市発展の王道であり、ようやく目に見える形で实現されようとしている本市の市民協働のまちづくりをカジノ誘致などという邪道にくみすることなく、真っすぐに進めていただけますよう、お願い申し上げまして、私の質問を終えさせていただきます。なお、再質問は留保をいたします。(拍手)
答弁 市長 中松義治(市長は2015年3月まで)
山口議員の御質問にお答えいたします。ただいま、本市観光を中心としたまちづくりの戦略とその方向性について御質問がありました。初めに、旧国鉄手宮線跡地整備と北運河、旧手宮鉄道施設のあり方についてですが、まず運河公園の歩道部の改修につきましては、運河公園は平成 10 年に供用を開始し、その後、歩道部に採用した土系舗装の务化が進み、補修を検討していたところ、平成 20 年に市内リサイクル企業から樹脂製平板ブロック寄贈の話があったものです。本ブロックは耐久性が高く石畳模様で、石づくりを基調とした運河公園に使用が可能であると判断し、平成 20 年、21 年の2か年でこのブロックを使用して市で補修いたしました。他の舗装材への置き替えについては、補修後間もないことや費用的なこともあり、当面考えておりませんが、運河公園が歴史景観区域内にあり、小樽港の歴史を伝える重要な施設でありますことから、今後とも歩道も含めて施設の補修が必要になった際には、使用する材料等について十分景観に配慮したものを選定したいと考えております。次に、天狗山リニューアル構想につきましては、以前の御質問に対し、観光事業者だけではなく、市も連携して事業を進めていかなければならないと答弁しており、今もその認識は変わっておりません。このたびの検討委員会からの報告は、小樽観光の振興策を広い視野から提案されているものであり、将来に向けた本市のまちづくりの観点からも重要であるものと捉えておりますので、その实現に向けて、私といたしましても、積極的に取り組んでまいりたいと考えております。次に、堺町通り商店街のあり方と屋外広告物条例についてですが、本市では、これまで为に建築物を対象とする景観条例によりまち並み景観の誘導を行ってきたところでありますが、これに加えて、昨年7月に屋外広告物を対象とする市独自の条例を施行し、より实効的なまち並みの景観の誘導が可能となったところであります。しかし、屋外広告物が多い堺町通りのような商店街のまち並み保全を図るには、商店街組合などの事業者の皆さんとの協働が不可欠でありますので、まずは現地の实態を把握した上で、景観まちづくりに関する周知、啓発に取り組んでまいりたいと考えております。