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小樽市議会 平成25年第2回定例会 2013年6月18日

教育に関連して

2013年6月18日、小樽市議会の一般質問で、吹田友三郎議員が「教育に関連して」について質問し、教育長 上林猛、副市長 貞村英之が答弁しました。

質問者
吹田友三郎 議員
答弁者
教育長 上林猛、副市長 貞村英之

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 吹田友三郎

最後に、教育に関連して質問いたします。私は、以前から、学力の向上には教員の絶対的な努力が必要と考え、要請し続けております。しかし、本市はさまざまな要因で教育を受ける対象者が激減しており、教育委員会の関係者は、この問題についてみずからができることを積極的に取り組んでもらう必要があると考えております。今の少子化は、子育てには費用がかかるということで諦めていることが考えられ、学校関係者が学力向上は学校で完結させ、親の経済的負担の解消を図ること、そして小樽の魅力ある教育内容、体制をつくり、小樽での教育を希望する市外の方の積極的な受入れを、市と教育委員会が両輪となって進めることはできないものか、伺います。戦後の教育は、日本の心を育てる教育を怠ってきたと考えております。本市における心の教育についてどのような取組が行われておりますか、伺います。世界的な有名人となっておりますビル・ゲイツ氏は、富の獲得と幸福はイコールと考え、必死に仕事をされ、ある程度の生活ができるようになりましたが、幸せを感じることができないため、また必死に仕事をして多くの富を獲得しました。それでも心の豊かさに満足ができず、さらに努力を重ね、超巨大企業のトップとして成功者となりましたが、満たされない気持ちが続いておりました。あるとき、さまざまな問題で苦しんでいる人々に巨額の私財を提供し、さまざまな感謝を受け、満ち足りた人生となっておられるとのことです。教育におきましては、人のために何をしてあげることができるか、困った人に温かい手を差し伸べられる優しい心を育てることが必要と考えます。教育長は、今後どのように教育の中に取り入れることができますか、伺います。各項目について再質問を留保し、質問を終わります。

答弁 教育長 上林猛(教育長は2015年12月まで)

ただいま、教育に関連して御質問がありました。初めに、小樽の教育を魅力あるものとするため、市と教育委員会が取り組むことについてでございますが、まちづくりは人づくりといいますが、小樽の将来を担う人材を育成することは、市及び教育委員会の共通の目標であります。教育委員会としては、小樽市学校教育推進計画の基本理念として、「心豊かに学び ふるさとに夢と誇りをもち たくましく生きる 小樽の子どもの育成」を掲げ、各般事業を推進しております。とりわけ、小樽の教育を魅力あるものとするためには、まず子供たちが生まれ育った小樽の歴史、伝統、文化、産業等について理解を深め、ふるさと小樽に自信と誇りを持つ教育の推進が大切であると考えております。そのためには、総合的な学習の時間などにおいて、地域の建物や人材、文化財など、身近な教育資源を活用した学習の充実に努めております。また、子供たちがみずからの進路や職業を選択し、北海道はもとより日本、世界で活躍できる人材を育成するためには、学力の向上が必要であります。そのため、教育委員会では、基礎学力を支える樽っ子学校サポート事業や音読を利用した家庭学習の定着化、教員の資質能力を高める教員研修プログラムの充実を図り、確かな学力の育成に努めているところでございます。これらの取組を通じ、活力ある小樽のまちづくりに寄与する人材を育成することで、小樽の教育を魅力あるものとして、市外から小樽への人の流れが期待できるものと考えております。次に、本市の心の教育の取組状況についてでありますが、学校教育では、各学校がさまざまな工夫をしながら、豊かな心の育成に向けた取組を行っております。例えば、道徳の時間では、心のノートなどを使い、登場人物の行動を通して、集団や社会とのかかわりなどについて、互いの考え方を深め合う学習を行っております。また、総合的な学習の時間では、高齢者や車椅子利用者、妊婦などの疑似体験を通して、福祉や命の大切さについて学び、思いやりや優しさを育む学習などを行っております。次に、優しい心を育てる教育についてでありますが、私としては、まずは子供たちの豊かな感性や表現力、想像力を育む読書活動が大切であると考えており、市立図書館の小樽っ子ノートや音読カップの取組を通じ、読書習慣の定着を図ってまいりたいと考えております。また、総合的な学習の時間などを活用し、幼稚園や保育所、高齢者施設などでの体験的な学習を通して、子供たちのコミュニケーション能力を高めるとともに、困っている人に手を差し伸べられる思いやりの心を育むことや、優しい心を育てる取組の充実を図ってまいりたいと考えております。(「議長、4番」と呼ぶ者あり)

再質問 4番 吹田友三郎

再質問させていただきます。まず、予算特別委員会のこともあるのですけれども、ここで一つには、先ほど申し上げましたが、入札の予定価格を出す場合、そういうものが適正に行われていないということを念頭にした場合はやめるというようなことがあるということが国から出されているのですけれども、例えば今回も奥沢保育所の関係では、各工事の落札価格が全て入札予定価格の94.5パーセントから95パーセントになっているという状況なのです。これは予定価格を出さなければこのようなことにならないのでないかと私は感じておりまして、こういう形の、私にすれば高い数字というのは、偶然なってしまったことですが、ある部分、それは弊害ではないかと考えていることがあります。それと、今回の私の提案の中で、仕様書の内容について検討したいということで、詳細な部分はやりたいということであったのですけれども、今まではそういう形で出ないから、万が一の場合、図面と単なる項目だけで全てをやろうと思ったら大変な作業になるという状況で、私にすれば、なぜそういうことを放置していたのかと。それは、単価を入れて入札するというのならわかります。予定価格ですから、それはだめです。しかし、それを算出するための数字を、いわゆる量的なものとか、何かの数とかなどというものについては、決まったことだから、そのようなものは出して何にもおかしくなかったにもかかわらず、今までそういうことが行われていなかったというのは、何か意図があってやったのではないかと私は感じます。私の見方が違うのかもしれませんけれども、普通に考えたら、皆さんが入札しようと思うときは、なるべく適正に正確にというのですか、札幌の場合も、そういうものについてきちんと積算できているかどうかについて、その日のうちに出してもらって、チェックをして、そして適切であれば契約するというやり方をしているのです。だから、そう考えますと、小樽の場合は今まで、考え方によっては物すごく難しくやっていたと。これは、私にすれば、なぜそういう形になっているのかということについては、いろいろな理由が行政側に出てくると思いますけれども、全然理解できない。自分たちが物事をやらせるのだったら、絶対に競争ですから、入札については、金額的なことは全部自分たちが努力して交渉して、さまざまな交渉をしますから、そのようにやっていただく。しかし、数字をつくることについて、もともとそういう大変な作業をやっている人たちに、自分で勝手にやってくださいというのはどうかと、発注者側は圧倒的に強い立場ですから。しかし、私たちにすれば、そういうことについては、やっていただく方も常に対等な立場であると考えているのです。ただし、努力して安くしていただくことが基本だと。だから、それを考えたら、これについては今後はこういうやつでいくけれども、今までなぜそうなっていたのかということについて、市長は就任して2年ですが、その前から延々とやっていたということで、これはどういう体制でやっていたのかということについて少しお聞きしたいと考えております。次に、地域総合整備資金貸付金の関係については、償還利子として2,000万円が最終的に市の予算に計上されますが、その75パーセントが国から措置されると。問題は、これが義務的経費として来るのか、それとも交付税的なものになるのか、そうすると、いつ切られるかわからないという状況が考えられます。また、これは年数的には相当先までのことですから、場合によってはそれは市のほうで持ってほしいというやり方も出てくるのではないかと考えているのですけれども、この辺については、先ほどおっしゃいましたが、75パーセントというのは確約されたものなのかどうかということについてお聞きします。このたびのこういった貸付けについては、これからもさまざまなものが考えられるのですけれども、これについては希望される、また、そういう適切なものであれば、市のほうでは大いに受けていくのか、それとも、小樽市の財源としてはこのくらいの範囲でしかできないものなのかどうか、これらについてはどのような形になっているでしょうか。

答弁 副市長 貞村英之(副市長は2015年3月まで)

吹田議員の再質問にお答えいたします。まず、入札制度の件ですけれども、奥沢保育所の例を挙げられて予定価格の94パーセントから95パーセントというのが一律、予定価格の公表の弊害ということでございますが、公表しておりますから大体同じようなものが出てくるのではないかと思いますけれども、以前、予定価格を公表していなかったときも、かなり高い、95パーセント以上のものがかなりあったということで、予定価格を公表して公明正大にやるということも一つの制度でございますので、ここら辺は別に弊害があるかとかというのではなくて、これから事前公表するか事後公表するかもいろいろ指導もあるかと思いますが、研究してまいりたいと考えております。それから、仕様書の内容を精査して量的なものが出てこないということについて、確かに量がなかったらかなりの作業になるかと思うのですが、設計図書等で確認できれば、確認というか、量がわかるものですから、私も小樽市の設計図書のことはわかりませんけれども、たぶんその辺で負担をかけていたものもあるのではないかと思いますので、今後、ほかの市町村の事例等も研究しまして、あまり負担をかけないような方向で取り組みたいと思っております。それから、ふるさと融資の利息、2,000万円に対する交付税ですが、これはもう制度として決まっております。平成元年のふるさと創生事業の時代の制度をそのまま引きずってというか、まだ生きておりますので、今まで交付税措置がなくなったということは、当初、契約時に借りまして、終わりまでになくなったことはありませんので、これは保証できると思っております。それから、額ですが、3億円を借りるということになっておりますけれども、内規で上限を決めております。これは保証行がつかないと借りられないことになっておりますので、保証行をつけて相談に来ていただければ3億円まで上限として貸せるようになっておりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。(「議長、4番」と呼ぶ者あり)

再質問 4番 吹田友三郎

このほかは予算特別委員会、また常任委員会で質問したいと思いますので、これで終わりたいと思います。

出典:小樽市議会 平成25年第2回定例会 2013年6月18日 議事録 PDF(86ページ) 間違いを知らせる