みんなの議会

小樽市議会 平成25年第2回定例会 2013年6月18日

(1)赤岩遊歩道について/(2)冬季における観光客の誘致について/(3)まちの活性化に向けて

2013年6月18日、小樽市議会の一般質問で、久末恵子議員が「赤岩遊歩道について」「冬季における観光客の誘致について」「まちの活性化に向けて」について質問し、市長 中松義治が答弁しました。

質問者
久末恵子 議員
答弁者
市長 中松義治

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 28番 久末恵子

平成25年第2回定例会の質疑及び一般質問をいたします。初めに、国定公園に指定されている赤岩遊歩道について質問をさせていただきます。この件につきましては、昨年の第3回定例会、第4回定例会でも取り上げさせていただきましたが、今定例会では、最近の情報に基づいてお聞きしたいと思います。昨年の秋には、地元や関係機関の御協力によって遊歩道の一部が補修され、感謝いたしております。本年5月18日、19日の両日、おたる祝津たなげ会主催で、第5回おたる祝津にしん群来祭りが盛大に開催されました。この中で、赤岩~祝津絶景コースとして、「にしん山道フットパス」が企画され、参加者の皆さんは赤岩遊歩道の散策を楽しまれておりました。残念ながら私は散策には参加することができませんでしたが、参加者から写真を見せていただきましたところ、この冬は積雪も多く、しばれが強かった影響なのでしょうか、多くの柵が倒れたり壊れたりしており、大変驚きました。この赤岩遊歩道は、赤岩3丁目に位置し、地元の貴重な財産であり、観光資源として生かし、小樽の活性化に利用すべきと常々考え、これまでも各方面に協力をお願いしてきております。早速、国定公園の管理者である北海道にも確認していただき、ロープによる応急措置がなされたと聞いておりますが、従前から申し上げておりますとおり、幼児から高齢者まで安心して歩けるよう、市としても安全な遊歩道整備について、関係機関への働きかけを強くすべきではないでしょうか。市長のお考えをお聞かせください。次に、冬季における観光客の誘致についてお尋ねいたします。昨年度は例年よりも雪が多く、しばれが強かったため、なかなか雪が解けず、市内では道路の両脇にうずたかい雪の山ができ、車の往来には非常に危険な状態が続きました。このような寒さ、残雪の多さでは、観光入込客数に影響があるのではないかと心配しましたが、市によりますと、3月の観光入込客数は前年同月よりも増加したそうで、ひとまず安心をいたしました。雪が深くても、寒さが厳しくても、多くの観光客に来ていただき、観光のまち小樽の観光資源をゆっくりと楽しんでいただきたいと願うものであります。そこでお聞きしますが、寒い時期でも観光客の皆さんに来ていただけるよう、次の冬に向け、何か新しい取組を考えておられましたら、お聞かせいただきたいと思います。最後の項です。今、私の地元であります北小樽地域に大きな変化が起こっています。8月には、地域から長年親しまれてきた済生会小樽病院が築港地区に移転します。来年秋には、長橋の市立医療センターが小樽病院と統合されますので、この地域から大きな病院が二つなくなることになります。また、手宮のまち並みを見てみますと、空き地、空き家、シャッターが下がったままの店舗が目立ち、かつての勢いを失ってしまった市場など、活気にあふれた全盛期を知る者として、そのあまりの変化に心が痛みます。小樽全域に目を向けますと、教育の分野では、これからの小樽を背負って立つはずの子供たちが減少しており、学校再編が進められております。また、若い人たちは職を求め市外に流出しており、小樽経済の低迷に拍車をかけているように思います。一方では、高齢者の人口は増え、市民の高齢化率は増加の一途にあり、北小樽かいわいはもちろん、市内全域に活気を取り戻すためには、若い人たちの力が欠かせないものと思っております。人口対策については、これまでもいろいろと検討されてきていることと思いますが、小樽から若い人たちが減少しないような何かよいお考えがありましたら、お聞かせいただきたいと思います。以上、再質問を留保しまして、私の質問を終わらせていただきます。(拍手)

答弁 市長 中松義治(市長は2015年3月まで)

久末議員の御質問にお答えいたします。初めに、赤岩遊歩道について御質問がありました。確かに、この冬は寒さが厳しく積雪も多かったことから、雪解けも遅く、遊歩道の柵にも被害があったものと思われます。国定公園を管理している北海道が既にロープによる応急措置をしたとお聞きしましたが、利用者の安全を確保するためにも、柵の補修やつけ替えについて、市としても北海道へ要望してまいりたいと考えております。次に、冬季における観光客の誘致について御質問がありました。次の冬に向けての新たな取組についてですが、観光協会では、冬季の観光客誘致に向けて、昨年まで実施しておりました小樽ロングクリスマスの内容を充実させた新たなイベント、小樽ゆき物語を開催すると聞いております。内容等の詳細につきましては、来月にも公表される予定でありますけれども、期間は11月11日から翌年の1月13日までの64日間に延長されるとのことであります。市といたしましても、冬季の観光客誘致は小樽観光の課題の一つでありますので、雪あかりの路とともに小樽の冬の魅力を発信する効果的なイベントとなるよう、観光協会と連携して取り組んでまいりたいと考えております。次に、まちの活性化に向けて、若い人たちが減少しないための方策がないかという御質問がありました。我が国全体の人口が減少する中で、まずは人口減を最小限にとどめることが重要であると認識しております。人口減に対する特効薬はありませんが、交流人口の拡大や地域経済の活性化により、雇用の場を創出し、特に若年者の流出をとめることが重要であると考えており、今年度予算においても、経済・雇用対策を重点施策に位置づけいたしました。また、これに加え、子供を産み育てやすい環境づくりや移住促進などの取組を総合的かつ着実に推進していく必要があるものと考えております。(「議長、28番」と呼ぶ者あり)

質問 28番 久末恵子

一つだけ、山のほうのことなのですけれども、群来祭りのときに参加者の中で登山家の方がおりまして、その方は、この山道はこのままにしておいたら、あと一、二年の間にもうだめになって閉鎖され、通行止めになりますと断言しておりまして、私もびっくりしたのですが、そのようなことで、一時的に直すのはいいのですけれども、それを見守っていかなくてはならないわけで、いつまたそこがだめになるかという心配も出てくるわけでございますので、やはりこれは道にお願いをしまして、恒久的にそれを直してもらう方法を考えていただくということを、市からもお願いできればいいなと思っております。やはり危険が伴うわけですから、国定公園になってもう半世紀以上たっておりますので、これを維持するためには、ただ単発的に直すのではなくて、安全という、そこを一番の基調にしてやっていただければありがたいと思っております。先日、私も雪が解けてから山に3回か4回ぐらい車で見に行っています。そうしたら、いろいろな人が来ておりまして、女性の方が、歩いてはいけないという崖の下からはい上がってきて、草やぶが動くもので、びっくりしまして熊だろうかと思ったのですけれども、海のほうには熊は来ないというふうに聞いておりますので、熊でなければキツネかなと思っていたら、若い女性がやぶの中をはい上がってくるのです。そして、びっくりして声をかけましたら、ロッククライミングに挑戦するのだと言っていまして、こんな若い女性があの危ないところを、と思ってびっくりしましたけれども、今、そういう時代になってしまったのですね。それから、あるときは、車から男女2人がおりてきまして、私たちの乗っている車の前を通っていきましたら、その女性がハイヒールを履いているのです。この人はこの山をこの履物で上がるのかという感じで、おりてくるかなと思ってしばらく待っていましたら、来ないので帰りましたけれども、そういうこともあったり、それからお地蔵さんをお参りするお年寄りが何人か来ていたり、やはり結構皆さんここを歩いているものですから、できるだけ早く誰もが本当に安心してあの風景を見られるような道にしていただければと、小樽で最北端の場所ですから、これは大事にして、北の果てまで観光客に来ていただいて、あそこにお風呂もあるわけですから、最後は泊まってもらう、そうしたら滞在型観光にもつながると思っておりますので、市長のお考えをよろしくお願いしたいと思います。

答弁 市長 中松義治(市長は2015年3月まで)

久末議員の再質問について、私の考えを話させていただきたいと思います。私もこの赤岩遊歩道については大好きでございまして、妻と2人でよく行くところでございますので、状況等については十分承知しているつもりでございます。今、議員がおっしゃるように、赤岩のほうから祝津のほうにおりていきますと、左側には暑寒別連峰であるとか、あるいは今、ロッククライミングをやっている方もたくさんおられます。それから、遊歩道を歩くと、足元には非常に小さなというか、かわいらしい花などもずいぶん咲いておりまして、私もいつも楽しんでおります。そういったような状況でございますから、より多くの市民あるいは観光客の皆さんがこの遊歩道を楽しんでいただけるように、やはり何といっても安全を確保するということが一番だろうというふうに思いますので、私といたしましても、この国定公園を管理している北海道に対して、粘り強くお願いをしてまいりたいというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

出典:小樽市議会 平成25年第2回定例会 2013年6月18日 議事録 PDF(89ページ) 間違いを知らせる