みんなの議会

小樽市議会 平成24年第2回定例会 2012年6月18日

(1)財政と市政運営について/(2)医療と福祉について/(3)防災について/(4)観光と産業振興について/(5)教育について

2012年6月18日、小樽市議会の一般質問で、上野智真議員が「財政と市政運営について」「医療と福祉について」「防災について」「観光と産業振興について」「教育について」について質問し、市長 中松義治、病院局長 並木昭義、教育長 上林猛が答弁しました。

質問者
上野智真 議員
答弁者
市長 中松義治、病院局長 並木昭義、教育長 上林猛

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 14番 上野智真

平成 24 年第2回定例会に当たり、自由民主党を代表して、市長、教育長、関係理事者に質問いたします。初めに、財政についてお尋ねいたします。一般会計における平成 22 年度決算は、実質収支で 11 億 8,394 万円の黒字額を計上し、その黒字額は平成 23 年度へ繰越しし、補正予算などの財源に活用されています。先般示された、平成 23 年度決算見込みによりますと、単年度ではほぼ収支均衡が図られ、実質収支で約 11 億 9,500 万円と平成 22 年度並の黒字が見込まれています。まず、平成 23 年度の一般会計決算で 11 億 9,500 万円の黒字見込みとなった要因をお聞かせください。次に、実質収支で黒字となっているものの、繰越金や財源対策として他会計借入金を差し引きますと、マイナス4億 9,600 万円と実質的には赤字決算となり、市長は他会計に依存する財務体質の改善を命題として、24 年度予算では他会計からの借入れをしない予算組みをしていることは、この問題に対する市長の強い決意を感じます。しかし、本年度予算においては他会計からの借入れがないため、除雪費予算の計上を一部留保して対応するなど、不安定な予算組みとなっています。23 年度の決算の見通しが示される中、今後も他会計からの借入れをしないで対応できる見通しをお聞かせください。本年度から新市立病院をはじめ、新学校給食共同調理場、新夜間急病センターと大きな建設事業が着工の予定で市債が増えることが見込まれます。市債の多くを過疎対策事業債で対応していく方針とのことですが、今年度の過疎債申請の状況と同意見込みについてお聞かせください。また、過疎債の申請が不同意となった場合には、他の起債メニューに振り替えることとなりますが、交付税措置の手厚い過疎債を活用できない場合、今後の市の財政状況に及ぼす影響について御見解をお聞かせください。今後も厳しい財政運営が想定される中、本市の財務体質は、収入においては地方交付税交付金の増減に多大な影響を受け、支出においては、財政構造の硬直化を示す経常収支比率は 90 パーセントを超え、政策的な事業に使える財源が少ない非常に硬直した状況にあります。このような状況を踏まえ、今後の財務体質改善に向けての市長の決意をお聞かせください。次に、市長の市政に対する基本姿勢についてお尋ねいたします。6月 12 日の新聞報道によると、小樽市の人口は9日現在で 12 万 9,995 人と 13 万人を割り込みました。人口減少に歯止めがかからない状況に対する市長の御認識をお伺いいたします。人口が減少するに伴い、市の税収も落ち込むことが予想され、今後の行政運営に多大な影響を及ぼしかねません。そこで雇用創出により人口流出に歯止めをかけるとともに、現在の行政組織もその時代に見合ったものにする必要があります。市長は七つの公約の中で、効率的で安定した行財政運営の確立を掲げています。時代とともに変化する市民のニーズに対応し、効率的な行財政運営を行っていくには、組織・機構もそのニーズに対応できるように機構改革が必要と考えますが、市長の現在の組織・機構に対する御認識をお聞かせください。人口減少や高齢化が進む本市においては、市民のニーズにこたえるように現在の組織・機構を検証し、廃止、統合などによって、より効率的でコンパクトにすることが望ましいと考えますが、公約を踏まえて市長の今後の組織改革に対する御決意をお聞かせください。この項の最後に、行政評価システムについてお尋ねいたします。市長の公約に、すべての事務事業や行政と民間の役割分担などについて見直し、検証するために行政評価システムを導入するとあります。市長就任直後から降りかかる難題に臆することなく、積極的に行政運営を行い1年が経過した今、昨年度の事務事業等を踏まえ今後の行政運営や、さきに述べた効率的な組織・機構に反映させるためにも、市長が唱える行政評価システムが必要と考えますが、このシステムの内容と今後の導入に向けての取組をお聞かせください。次に、新市立病院建設についてお尋ねいたします。現在の老朽化した病院での医療体制の限界から、新市立病院建設は小樽市民の生命の安心・安全の確保はもとより、後志全体の命を守る使命を担っています。このたび3月に行われた入札辞退による入札中止、その後5月に再び行われた入札も前回同様に入札中止に終わったことは、病院職員をはじめ、新市立病院建設に期待を寄せる多くの市民に大きな落胆と先行きに対する不安を抱かせたことは、まことに残念なことであります。市はこの事態を重く受け止め、市民の期待と責任にこたえていかねばなりません。そこで、2回に及ぶ入札中止に至った原因として、病院局が示した予定価格と入札参加予定者の積算価格との乖離が挙げられていますが、この乖離を今後どのように解消していくのか、その見通しとあわせて、3回目の入札方法についてどうお考えかをお聞かせください。3回目の入札は7月に公示とのことですが、今後、着工、開院に至るまで市民の理解を得られるよう、より誠意を持って丁寧な説明をしていかなければならないと考えますが、御認識をお聞かせください。最後に、病院局の責任の下、進められた事業がこのような事態に至ったことに対して、行政の最高責任者として市長はどのように受け止めているのか御見解をお示しいただき、6月 11 日の市立病院調査特別委員会の質疑を踏まえた上での新市立病院建設に向けての決意を改めてお聞かせください。次に、新夜間急病センターについてお尋ねいたします。済生会小樽病院の築港地区への新築、移転に伴い、現在、病院に併設している夜間急病センターが閉鎖されます。そこで、平成 25 年度の済生会新病院開院と同時に、新夜間急病センターを開設するため関係諸団体と協議をし、小樽病院看護師宿舎跡地に建設予定で、総事業費約2億円、本年度として1億1,650 万円が計上されていますが、開設までのスケジュールについてお聞かせください。次に、新夜間急病センターの運用についてお尋ねいたします。現在の夜間急病センターは済生会小樽病院に併設されているため、済生会小樽病院との協力関係によって運用がなされてきたと伺っていますが、新夜間急病センターは単独での運用となるため、今までのような協力が得られず、それをどのように補完するかが課題と言えます。担当医の確保や医師の運用体制の御認識についてお聞かせください。また、このような問題に、開設までにどのように取り組んでいくのか、お聞かせください。次に、予防医療への取組についてお尋ねいたします。高齢化が進む本市において、国民健康保険の被保険者1人当たりの診療費用は増加傾向にあり、この傾向は今後も続くことが想定されます。この要因の一つとして、北海道は他の都府県より検診や予防接種などがあまり周知されていなく、病気が重度化してから受診する傾向があると指摘されておりますが、本市における各種検診の受診率と予防接種の接種率をお聞かせください。市の医療費抑制もさることながら、市長がおっしゃる市民の安心・安全の観点からも、病気を未然に防ぎ、老いも若きも健康に暮らせるまちを目指すには、予防医療については行政が率先して取り組まなければならない課題と考えます。そこで、各種検診の啓発や予防接種の推進に関して、市長の御認識をお聞かせください。特に、予防医療に関して、病気を未然に防ぐだけでなく、発病しても症状の緩和が見込める予防接種の推進は積極的に進めていかねばなりません。各種ワクチン接種に関して、本年、厚生労働省から新たな方向性が示されたことを踏まえ、お尋ねいたします。全国的にも、また本市においても、高齢者の死亡原因の4位が肺炎であります。この肺炎に対するワクチンとして、肺炎球菌ワクチンがあります。高齢者の肺炎球菌ワクチンは、1回の接種でその効果が5年程度と効果が長期間持続しますが、このワクチンの接種費用が高額なことから、接種率が低いのが実情です。このワクチンに関して、厚生労働省では新たに接種費用助成の対象として検討していますが、市長の御認識をお聞かせください。また、このワクチンは全国の自治体では既に 320 か所、道内では 49 か所で接種助成が行われています。全国的にも高齢化率の高い本市こそ、率先して行っていかなければならないと思いますが、市長の御見解をお聞かせください。次に、近年、毎年のようにインフルエンザが流行し、特に子供たちへの感染、それに伴う小・中学校の学級閉鎖、学校閉鎖などが全国的にも話題となっています。本市においても、小・中学校のインフルエンザによる学校閉鎖は、平成 21 年度は 23 校、学年閉鎖は 29 校 82 学年、学級閉鎖は 36 校 121 学級、22 年度の学年閉鎖は7校 14 学年、学級閉鎖は 10 校 14 学級、23 年度の学年閉鎖は 23 校 38 学年、学級閉鎖は 28 校 108 学級と、毎年多くの学年・学級閉鎖が発生しております。本市においても、小児用ワクチンの公的助成はさまざまされていますが、インフルエンザワクチンに対する助成は高齢者のみで子供にはされていません。子供のワクチン接種費用は1回 2,000 円から 3,000円が多く、2回の接種が必要なことから、子供を扶養する家庭の負担は決して軽いものではありません。近年、毎年のようにインフルエンザが流行し、全国の市町村においても子供のインフルエンザワクチン接種に対し、1回につき 1,000 円から 2,000 円の助成が行われてきておりますが、全国的にも学力が低迷する北海道の中で、さらに低い位置にある本市においては、学級閉鎖などで貴重な教育の時間が失われてはなりません。子供たちが健康で学業に励むための支えこそが公の福祉であり、行政の責務と考えますが、子供たちのインフルエンザワクチン接種費用助成について市長の御見解をお聞かせください。介護保険制度の創設から 12 年がたち、多様なニーズにこたえるべく制度の見直しが重ねられる中、新たに介護保険制度の見直しが行われ、本年4月より施行されました。その見直しに伴い、本市の高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画も見直され、新たな指針が示されました。そこでお尋ねいたします。このたびの介護保険制度の見直しは、施設型から在宅型あるいは複合型への転換という面が見えますが、本市ではそれを踏まえ、重点目的として、本定例会において 24 時間定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業の支援のための予算が計上されていますが、老老介護や少子高齢化が進む本市において、在宅介護の拡大が可能なのか疑問が生じます。この事業の現状と今後の見通しをお聞かせください。次に、地域生活支援体制の整備についてお尋ねいたします。地域生活支援体制の整備に関しては、現状、その基盤体制ができていないので、今後、行政、ボランティア、NPO、町会、介護サービス事業所などの関係機関が一体となって取り組むことの可能性について見極め、実施可能であればその土台づくりを進めるとの計画ですが、現実に諸団体においても高齢化が進む本市において、どのようにこの体制に向けての見極めをしていくのか、その内容について具体的にお聞かせください。今回、介護保険制度の改正において介護報酬の改定が行われ、表面上では 1.2 パーセントの増ということでしたが、介護職員の処遇改善交付金を廃止し、処遇改善加算として報酬で対応することとなった結果、交付金は報酬に置きかえると2パーセントに当たることから、実質改定率はマイナス 0.8 パーセントとなります。本市においては、介護保険制度にかかわる 194 の事業所の半数以上が施設型サービスであり、このたびの改定によって減収となり、介護事業に従事する職員の所得にも影響を及ぼすと思われます。昨年行われた小樽市介護従事者処遇状況等調査の結果によると、介護従事者は正規、非正規を含め市内に 3,207名で、その年齢構成は 40 代から 50 代が最も多く、60 代でも約 500 名が従事しています。逆に、若年層の従事者は少なく、また全体的に女性の従事者が 77 パーセントと女性が非常に多くなっています。若年層の就業率の低さ、離職率の高さ、男女のバランスの偏りは、他の職業より低い所得が一因とされ、この所得の改善には介護報酬の改善が必要で、調査のアンケートにおいても、市内の 194 事業所のうち 152事業所で何らかの介護報酬の改善を望んでいます。本市において、介護事業は福祉事業であるとともに、雇用創出の産業でもあります。今回の介護報酬改定に関して懸念される問題点について実態を把握し、改善が必要な点があれば、関係機関と連携して国に申し入れるべきと考えますが、市長の御認識と今後の改善に向けての取組をお聞かせください。次に、防災についてお尋ねいたします。昨年の暮れから本年3月までの冬期間において、岩見沢市では記録的な大雪に見舞われ、市民生活に大きな影響を及ぼしました。その中で、積雪による空き家建物の倒壊が起こり、近隣住民の避難などが行われたことは記憶に新しいと思います。雪に限らず、倒壊や放火などの犯罪の温床となるなど、空き家問題は社会問題化しつつあります。総務省によると、全国の空き家は 2008 年で 757 万戸に上り、10 年間で 180 万戸増え、本市においても高齢化による介護施設等への移住や人口流出等で空き家が増え、市内の民生委員の方々からは空き家への対応が要望されています。現在、市で把握している市内空き家の総数や管理状況等はどのようになっているのか、お聞かせください。また、本市における空き家対策をお聞かせください。空き家対策として、2010 年7月に全国で初めて埼玉県所沢市が条例を制定してから、31 の自治体で条例が制定されており、道内では滝川市が本年より条例を施行しています。地域住民の安心・安全の点からも、本市においても今後条例を制定し、行政が主体的に取り組まなければならないと考えますが、市長の見解をお聞かせください。昨年の東日本大震災の教訓から、全国的に防災・減災の意識が高まっている中で、小樽市は北海道の津波予想に基づく津波ハザードマップを作成し対象地域に配布いたしましたが、このような災害に対しての避難場所の確保について、特に一時的に避難する緊急避難場所の確保は急務であると考えます。6月2日の北海道新聞に函館市大森町の宇賀の浦中学校が、震災の危機感から、市に津波の際の避難場所の相談に行ったところ、市側は道の新たな浸水予測が決まらないと判断できないとの答えから、市の対応を待たず独自に民間ホテルと協議し、避難協力の協定を結んだことが載っておりました。このことは決して人ごとではなく、本市においても言えることであります。津波などは、特に、短時間での避難が必要なことから、道の予測を待つだけでなく、市でも独自にある程度の予測をし、避難場所を設定する必要があります。その際、公的施設のみならず、民間施設との連携が不可欠であると考えますが、民間施設の一時避難場所設定について、どのようにお考えかお聞かせください。次に、福祉避難所についてお尋ねします。高齢化の進む本市では、災害時に特別な配慮を必要とする高齢者、障害者などの方々が安心して避難生活を送ることができるよう、通常の避難場所に加え、社会福祉施設などを活用した福祉避難所をあらかじめ指定しておくことは喫緊の課題と言えます。現在、道内の福祉避難所の指定状況は、昨年4月末で 28 市町村、137 施設に過ぎず、北海道は昨年度から地域づくり総合交付金に器材整備などのメニューを加え、社会福祉法人等との協議締結作業を進めているようですが、福祉避難所指定に向けての道の取組を踏まえた、市の認識と取組についてお聞かせください。次に、観光と産業振興についてお尋ねいたします。昨年は、東日本大震災が小樽市の観光に大きな影響を与え、4月の市長就任時は堺町通を中心とした主要観光地に全く人がいない状況の中、市長みずから率先して観光客回復のための施策を打ち出し、5月のゴールデンウィーク明けから徐々に回復の兆しを見せ始めました。平成 23 年度の統計によると、観光入込客数は 603 万人と、前年に比べ1割程度の減少で推移したのは、民間の努力はもとより、行政の支えがあったからではないかと思います。ただ、入り込み数の内訳を見ると、外国人宿泊客が前年の6割と大きく落ち込んだことは、今後、さらなる海外の観光客誘致を目指す小樽としては、一つの教訓であり課題でもあります。また、宿泊に関して、北海道経済部観光局の調査によると、道外からの観光客の宿泊日数が3泊以上の長期宿泊型観光が増加傾向の中、現在、道の長期滞在型観光促進事業に小樽市も参加していると聞きますが、このような状況とこれまでの取組を踏まえ、市長の観光に対する御認識と今後の観光振興の方向性をお聞かせください。また、本年、外国人観光客へのサービス向上を目的に設置した、国際インフォメーションセンターの運営状況をお聞かせください。今定例会で予算計上されている「小樽の森」構想実現化に向けた検討委員会補助金は、天狗山観光推進に向けた提言を受けて、「小樽の森」構想の事業化を検討するためのものであると考えます。この構想は、その美しさを誇る夜景など、天狗山の魅力を最大限活用し得るものと考えますが、提言を受けてから、この間の経過と検討委員会の詳細及び今後のスケジュールについてお聞かせください。観光に関して、昨年7月より市が賃貸をし、管理を北一硝子に委託している堺町の観光バス駐車場についてですが、本年も賃貸及び委託料として約 1,500 万円が予算計上されています。この駐車場は国有地であり、契約期限が平成 24 年度末となっていることから、その後の存続が懸念されます。この駐車場は堺町周辺の観光バスにとって好立地の駐車場であり、この駐車場が失われると堺町周辺への影響は大きいと考えます。地元業者とも連携して交渉を進めているとのことですが、賃貸期限が迫る中、この駐車場の今後の対応についてお聞かせください。次に、港湾についてお尋ねいたします。本年も、レジェンド・オブ・ザ・シーズの寄港を皮切りに、多くのクルーズ客船が寄港する予定となっています。このクルーズ拠点港として、昨年、小樽港が富山県の伏木富山港と京都府の京都舞鶴港との3港連名で日本海側拠点港に選定されたことは、港を抱える小樽市として大変喜ばしいことでした。本年4月 11 日、環日本海クルーズ推進協議会の設立総会が行われましたが、これを踏まえ、これまでの協議会の取組状況と今後の展望についてお聞かせください。また、施設整備に関して港湾計画の見直しが検討される中、第3号ふ頭の基盤整備等については平成20 年度から先行し実施しているとのことですが、この第3号ふ頭は小樽駅の正面に船が接岸する、いわば小樽の港の顔とも言える埠頭であります。小樽の玄関としての埠頭を踏まえ、第3号ふ頭の整備状況及び今後の展望についてお聞かせください。また、港湾計画改訂事業として、市民アンケート並びに第3号ふ頭及び周辺再開発計画作成が予定されていますが、この事業の進捗状況についてお聞かせください。次に、企業誘致についてお尋ねいたします。石狩市に隣接する銭函地区において、近年、東洋水産や一正蒲鉾の新工場の建設、稼働、また、石狩湾新港のLNG火力発電所の建設計画など、景気低迷が続く中、小樽市にとっては喜ばしい状況が続いております。この状況をさらに推進するために、本年、市長みずから企業が集中する首都圏での企業立地トップセミナーを行うことは、市長の強い意気込みの表れと理解いたします。このトップセミナーは小樽市にとっては初めての企画であり、ぜひとも成功させ、二つの港を有する物流の利便性や札幌という道内一の大消費地に隣接する強みを企業にアピールすべきと考えますが、このセミナーの内容と進捗状況についてお聞かせください。最後に、教育についてお尋ねいたします。上林教育長が就任されて1年が経過し、教育長みずから学力低迷の現状への危機感を強く持ち、積極的に学力向上に向けて取組をなされていることは、小樽市の子供たちにとって喜ばしいことであり、保護者の方にとっては心強いことと思います。初めに、1年を経過しての教育長の小樽の教育に対しての御認識をお聞かせください。本年度は、小樽市教育行政執行方針における重点施策である学力の向上について、執行方針に基づいた取組が行われていると思います。特に国語力の向上を目指し、音読カードを配付し、各学校で音読を徹底していると聞きますが、これまでの取組や成果についてお聞かせください。また、教員に対しては、指導力向上教員研修会が計画されていますが、これまでの研修状況をお聞かせください。さらに、執行方針に基づく今後の取組についてお聞かせください。平成 23 年度北海道における学力等調査結果が公表されました。グラフを用いて各教科における小樽市の位置が明示され、前回に比べ、より現実味を共有できる公表であると理解いたします。この結果によると、中学校、特に中学国語の結果は低く、そのほかについても全道平均程度という結果に対して、教育長の御見解をお聞かせください。また、この公表結果は市内各学校の平均であることから、学校間での学力格差はあると考えますが、この学校間格差に対し、教育委員会としてどのような指導、取組がなされているのかお聞かせください。今回の学力等調査結果のアンケートによると、小樽市の子供たちの携帯電話の所有率は小学校で 40パーセント、中学校で 77 パーセントと、全道平均より小学校で 10 パーセント、中学校では 20 パーセントも高くなっています。また、通話やメールなどの携帯電話の利用については、ほぼ毎日と時々の利用を合わせると小学校では 33 パーセント、中学校では 70 パーセントで、全道平均より、小学校で 11 パーセント、中学校では 17 パーセントと、所有、利用ともに高い状況にあります。携帯電話は子供の安否確認などに有効な面がある一方、利用の仕方によっては、事件などトラブルに巻き込まれるケースは年々増加し、大きな問題となっています。アンケートの結果を踏まえ、子供の携帯電話の所有及び利用に対し、教育長の御見解をお聞かせください。この問題は北海道議会でも取り上げられ、北海道教育委員会ではリーフレットなどによる啓発、教員や保護者への説明会、また子供の有害サイトへの接続を防ぐ取組等を行っています。小樽市教育委員会ではこの問題に対し、携 10 運動を進めて、携帯電話の適正利用について取り組んでいますが、その取組と成果についてお聞かせください。最後に、今後、携帯電話のさらなる適正利用に向けて、どのような取組をお考えか、お聞かせください。次に、学校内における弗化物洗口についてお尋ねいたします。道は、平成 21 年に施行された「北海道歯・口腔の健康づくり 8020 推進条例」と北海道歯科保健医療推進計画」に基づき、学校等における弗化物洗口の導入の促進を行っており、本年が対象期間の最終年度となっています。北海道は全国的にも虫歯の本数が多く、全国ワースト2位と不名誉な結果となっており、後志においても同様の状況にある中、弗化物洗口は、小樽ではいまだ実施に至らない状況となっていますが、このような状況に対しての御認識をお聞かせください。小樽市保健所では、乳幼児から9歳児までの子供に対し、弗化物塗布を実施、推進しています。弗化物の有効性や適正な使用など、保護者に対しさらなる周知をしていくためにも、市保健所やその他関係機関とより連携をしていく必要があると考えますが、教育委員会としての今後の取組についてお聞かせください。次に、新学校給食共同調理場についてお尋ねいたします。今定例会において、新学校給食共同調理場建設費が予算計上されております。現在の2か所の共同調理場は老朽化が進み、設備、衛生管理などが現在の基準に適合しにくくなっていく中、新共同調理場建設は子供たちに安全な給食を提供するために必要であります。このたび実施設計がなされ、建物の概要についての発表がありましたが、今月、調理場職員のノロウイルス感染の報道があり、幸い適切な処理により集団感染には至らなかったものの、衛生管理については、今後もさらに注意が必要と考えます。そこで、新共同調理場における衛生管理について、ハード、ソフトの両面から、その取組をお聞かせください。新共同調理場は真栄の雪の花酒造跡地に建設されますが、近隣には北の誉酒造や勝納川があり、水質管理には細心の注意が必要と考えます。調理場から排出される汚水やごみ等の管理はどのようになされるのか、お聞かせください。また、建設、運用に当たり、近隣住民への情報開示や配慮はどのようになされているのかお聞かせください。最後に、新共同調理場が運用されることで、学校給食の質の向上も図られると認識しています。現在、小樽商工会議所では、知産志食キャンペーンを行い、小樽・後志の食材の発信を積極的に行っていますが、今後、学校給食において、このような地元の食材の使用や質の向上を含めた取組をお聞かせください。以上、再質問を留保し、質問を終わります。(拍手)

答弁 市長 中松義治(市長は2015年3月まで)

上野議員の御質問にお答えいたします。初めに、財政と市政運営についてお尋ねがありました。まず、平成 23 年度の一般会計決算見込みについてでありますが、歳入では約 582 億 2,600 万円、歳出では約 570 億 3,100 万円となり、実質収支では約 11 億 9,500 万円の黒字と見込んでおります。黒字となる主な要因といたしましては、最終予算額との比較で申し上げますと、歳入では地方交付税が3億 6,900万円予算額を上回る一方で、他会計からの借入金の縮減などにより、繰入金が4億 5,500 万円程度予算額を下回る見込みであります。また、歳出では職員給与費など、人件費が2億 3,300 万円程度、他会計への繰出金が5億 5,800 万円程度、扶助費の生活保護費が一般財源ベースで1億 6,200 万円程度、予算額よりも減少する見込みとなったことなどによるものであります。次に、他会計からの借入れをしないで対応していける見通しについてでありますが、平成 24 年度の財政運営は、平成 23 年度決算で約 11 億 9,500 万円の黒字が見込まれることから、その一定額は財政調整基金へ積み立てる必要があるものです。また、当初予算で計上を留保いたしました除雪費1億 5,000 万円をはじめ、今後の財政需要を見込むことは難しいところでありますが、それらについても繰越金を充当することにより、他会計からの借入金に依存することなく対応できるものと考えております。しかしながら、今後とも他会計からの借入金に依存せずに財政を運営していくためには、みずからの歳入に見合った歳出構造の下、年度間の不測の財政需要にも柔軟に対応し得る財務体質をつくり上げることが重要であると考えておりますので、引き続き最大限努力してまいる所存でございます。次に、今年度の過疎対策事業債の申請状況についてでありますが、1次分の申請として、新市立病院をはじめ新共同調理場や新夜間急病センターの建設事業費などの財源として、23 件、約 36 億 4,000 万円の申請を行っております。また、同意の見込みについてでありますが、過疎債は、国の地方債計画における計上額の範囲内で同意されるものであり、現時点で今年度の全国の要望状況が明らかになっていないことや、同意予定額の通知も例年9月であることから、同意の見通しをお示しすることは難しいものであります。次に、過疎債を活用できない場合の市財政に及ぼす影響についてでありますが、本市では、今年度から過疎債を活用した大型の建設事業が予定されておりますが、元利償還金の 70 パーセントを交付税措置される過疎債の同意を得られなかった場合、今後の財政運営に及ぼす影響は極めて大きく、まずは必要額の確保が重要と考えております。このことから、今年度、北海道市長会に働きかけ、国に対する要望の中に過疎債の必要額の確保を新たに追加してもらうとともに、私も今月6月でありますが、東京で要請を行ってきたところであります。次に、市財政の体質改善についてでありますが、本市の財政構造は、歳入では市税などの自主財源に乏しく、また歳出では扶助費をはじめとした義務的経費の占める割合が高く、柔軟性に欠けるといった特徴があります。こうした状況を改善するためには、安定した税収の確保に向け、今後とも産業振興や企業誘致などに積極的に取り組むとともに、平成 25 年度の見直しに向けた使用料・手数料の改定作業や、できるだけ早期に事務事業の見直しに着手することなどにより、真の財政再建に向けて歳入の確保や経費の節減など、歳入歳出の両面で収支改善の取組を引き続き強力に実施してまいりたいと考えております。次に、人口減少に歯止めがかからない状況に対する認識についてですが、昭和 39 年の約 20 万 7,000人をピークに、転出による社会減とあわせ、近年では死亡者数の増加と出生者数の減少による自然減も拡大している状況にあります。人口の減少は、経済の縮小など地域社会の活力にも大きな影響があるものと考えており、大変重く受け止めているところであります。人口減に対する特効薬はありませんが、今年度予算で重点施策に位置づけた経済雇用対策により、雇用の場の確保を図る事業を積極的に推進するほか、子供を生み育てやすい環境づくりなど、人口減を最小限にとどめるための施策を着実に進めていきたいと考えております。次に、本市の組織・機構についてでありますが、厳しい財政状況の中、財政再建を念頭に、スリムで効率的な行政運営や市民サービスの一層の向上を目指し、これまで平成 16 年度と 20 年度に大規模な機構改革を行い、部の統廃合などを進めてきた一方で、社会経済情勢の変化に伴うさまざまな課題に対応できる体制を維持してきたと認識しております。今後におきましても、組織・機構については財政状況や人口規模に見合った効率的なものとしながら、常に安定した市民サービスを提供していくことが必要ですので、継続して見直しに取り組んでいきたいと考えております。次に、行政評価システムの内容と今後の導入に向けての取組についてですが、本市におきましては、過去3回にわたり、試行的に行政評価に取り組んできたところでありますが、客観的な評価指標の設定や膨大な作業量など、解決すべき課題が多く、現在のところ本格的な実施には至っておりません。私が市長に就任し1年がたちましたが、本市の財政状況が依然として厳しい中、緊急性や必要性を踏まえて事業の選択と集中を進める必要があると考えておりますので、この評価システムを効率的で安定した行財政運営を推進していくためのツールとして活用してまいりたいと考えております。導入に向けては、現在これまでの試行を踏まえて、その内容や方法を検討しているところでありますが、本年度は評価システムの確立に向けた試行の位置づけとして実施し、その結果を今後の予算編成にも反映させていきたいと考えているところであります。また、本年度の試行を踏まえ、その問題点の洗い出しなどを行いながら、より効果的なシステムを構築できるよう、引き続き検討してまいりたいと考えております。次に、新市立病院についてお尋ねがありましたが、私が答弁した以外については、病院局長からお答え申し上げます。新市立病院建設工事について、2回の入札辞退が生じた事態をどのように受け止めているかについてですが、この工事は本年3月に続き、5月に予定した2回目の入札についても入札参加予定者の辞退に伴い、再度中止となり大変遺憾に思っております。また、これに伴い開院の時期が遅れ、一日も早い開院を心待ちにしていた多くの市民の皆さんや関係者の方々に御迷惑をおかけすることになり、大変申しわけなく思っております。今回の事態を受け、私は病院局に対し、2回にわたって入札が中止になったことを大変重く受け止め、早急に原因を検証し、対応策を検討した上で、できるだけ早く工事の発注ができるよう必要な作業を進めるよう指示いたしました。次に、新市立病院建設に向けての決意についてでありますが、新市立病院の建設は市民の命と健康を守るだけではなく、小樽のまちづくりにおいても絶対に必要な事業であり、私の公約の中でも重点項目としております。3度目の発注に際しては、今まで以上に病院局と市長部局が連携し、万全の体制で鋭意発注作業を進め、平成 26 年の 11 月ごろには開院できるよう、最善の努力をしてまいりたいと決意を新たにしているところであります。次に、新夜間急病センターについて何点か御質問がございました。まず、開設までの今後のスケジュールについてでありますが、今議会に計上しております建設事業費の議決をいただいた後、8月下旬には工事に係る入札、契約を締結し、本年 10 月から着工の予定であります。工期は約7か月間を予定しておりますので、来年4月下旬には新夜間急病センターが完成する予定であります。完成後、新規に購入する医療機器の搬入、開設許可等関係手続を行い、平成 25 年7月の供用開始に向けて準備を進めているところであります。次に、新夜間急病センターが単独での設置になることへの課題についてでありますが、医師の確保については、指定管理者である小樽市医師会にお願いをしておりますが、近年の医師不足、派遣医師の高齢化による退職など、その後任の確保については大変厳しい状況にあるとお聞きしております。夜間急病センターが単独設置になることによる課題解決に当たっては、派遣医師に不都合があった場合の補充方法、2次救急医療体制の充実に向けた協議を、既に本年1月から市と医師会の間で行っておりますので、その中で十分な議論を行い、その解決に努めてまいりたいと考えております。次に、予防医療の取組について何点かのお尋ねがありました。まず、各種健診の受診率についてでありますが、主なものとして、国民健康保険加入者を対象として行う特定健康診査の受診率は、平成 22 年度 12.2 パーセントとなっております。国の補助事業で実施している女性特有のがん検診については、平成 23 年度の乳がん検診は 25.9 パーセント、子宮頸がん検診は 32.2 パーセントとなっております。また、予防接種の接種率についてですが、国の補助事業で実施しているワクチン接種緊急促進事業については、平成 23 年度の子宮頸がん予防ワクチンは 60.5 パーセント、小児用肺炎球菌ワクチンは 28.8パーセント、ヒブワクチンは 27.9 パーセントとなっております。次に、検診等の啓発、予防接種の推進についてでありますが、市民が安心・安全に暮らせるよう、検診の啓発や予防接種の推進を図ることは重要なものと認識しており、各種検診の必要性を広報おたるや市民向けの健康セミナー等を通じた啓発に取り組んでおり、本年も8月に脳卒中予防をテーマとした市民健康セミナーを開催する予定であります。また、予防接種につきましても、ポリオワクチンや麻疹ワクチン等といった予防接種法に基づく接種のほか、平成 22 年度からは法定接種外の子宮頸がん予防ワクチン等の無料接種を開始するなど、予防接種の推進に取り組んでおります。次に、高齢者の肺炎球菌ワクチンについてでありますが、現在、国は疾病予防の推進を目的として各種ワクチンの医学的・科学的な評価に取り組んでおり、本年5月に開催されました厚生労働省予防接種部会において、高齢者の肺炎球菌ワクチン、水痘ワクチン、おたふく風邪ワクチンなどについて広く接種することが望ましいものと提言されました。しかし、同部会では高齢者の肺炎球菌ワクチンの免疫の効果の持続等の検討や接種対象年齢、再接種の効果等について、再評価することが必要と同ワクチンを評価しており、定期接種化にはさらなる詳細な検討が必要と提言されております。本市といたしましては、国のさらなる評価結果を見ながら、各種ワクチンの公費助成について研究してまいりたいと考えております。次に、子供のインフルエンザワクチン接種に係る公費助成についてでありますが、インフルエンザの蔓延を防ぐためには、ワクチンの予防接種、せきエチケットの徹底、手洗い、うがいなどが有効であるとされております。現在、本市においては、重症化する可能性の高い高齢者に対して、国の指針に沿って接種費用の公費助成を行っているところでありますが、子供の予防接種費用の公費助成につきましては、国の動向を見ながら研究してまいりたいと考えております。次に、介護保険制度及び介護報酬について何点か御質問がありました。まず、24 時間訪問サービス事業の現状と今後の見通しについてでありますが、本サービスは医療、介護、予防、住まい、生活支援サービスが切れ目なく有機的かつ一体的に提供する地域包括ケアシステムの中心となるサービスであり、本市の高齢者の現状や高齢化のピークを見据えた施策として推進する必要があります。現在、サービスを利用している方は9名でありますが、このサービスは 24 時間定期に訪問することに加え、緊急時の随時対応など利用者のニーズに柔軟な対応ができることから、潜在ニーズはあるものと考えております。市としましては、重度者の在宅生活を支えるために創設されたサービスでありますので、引き続きサービスの周知に努めるとともに、事業者と連携を図りながら、利用者の拡大に努めてまいりたいと考えております。次に、地域生活支援体制の整備についてでありますが、第5期介護保険事業計画では、期間内に事業の方向性を見極め、さらに実施となれば事業の土台づくりの期間とすることとしております。今後、事業実施の方向性は、生活支援サービスの効果などを先進市の事例から検証するとともに、市民ニーズを把握することで事業の方向性を見極めてまいりたいと考えております。また、実施となれば、関係機関の基盤体制の整備やこの事業を総合的にコーディネートする実施機関の構築などの土台づくりを進めることとなりますが、基盤体制が整わない場合の人材確保、65 歳以上の被保険者で登録する介護支援ボランティア制度の活用で補うなど、さまざまな課題について取り組んでまいりたいと考えております。次に、介護報酬改定に関する問題点についてですが、厚生労働省においては、次期介護報酬改定に向けた取組として、介護報酬改定検証・研究委員会を既に立ち上げており、また本年 10 月には全国の介護事業所を対象に介護事業者の経営実態や介護従事者の処遇状況について、詳細に調査をすることと承知しております。これらにより、今回の介護報酬改定による効果や問題点が明らかになり、必要に応じて見直しが図られることとなっておりますので、その動向を注視してまいりたいと考えております。なお、従来から全国市長会などを通じ、介護保険制度に関するさまざまな要望を行ってきており、今後も必要に応じて要望してまいりたいと考えております。次に、防災についてお尋ねがありました。初めに、空き家対策について何点か御質問がございましたが、市内の空き家の総数といたしましては、消防本部が年2回実施している空き家調査では、昨年の 11 月末現在で 312 軒の空き家を確認しております。また、その管理状況につきましては、管理良好家屋が 226 軒、不良家屋が 50 軒、倒壊危険家屋が36 軒となっております。次に、本市における空き家対策についてでありますが、これまでも建設部や消防本部がパトロールなどを行い、危険な空き家が確認された場合はその所有者の把握に努め、所有者が判明した空き家については危険防止の対策について助言などを行っております。その結果、所有者の理解が得られたものについては、修繕など安全対策が講じられたものから解体まで行われた例があります。次に、空き家対策としての条例制定についてですが、本市は、現在、後志管内の 19 町村や小樽開発建設部、後志総合振興局のほか、建築士会後志支部などの関係団体で構成する廃屋・空き家対策検討会に参画し、その中で今年度中をめどに、モデル条例の研究も含めた空き家対策について検討が行われております。本市においても、この検討会と並行しながら空き家対策や条例制定の必要性などについて検討を進めており、今後、検討会でのモデル条例案の研究結果や他都市の状況も参考しながら、条例の制定について判断してまいりたいと考えております。次に、民間施設の一時避難場所への活用についてですが、市では、現在、小・中学校をはじめとした公共施設など 24 か所を津波避難所として指定しているところですが、地震発生から津波到達までの時間的猶予や地理的条件により、近くの避難所や安全な高台などへの避難が困難とされる地域では、津波避難ビルなど一時避難場所の確保も必要と考えております。このため、市では、今年度、地域での津波避難計画の策定や避難訓練の実施に向け、町会等との協議を進めているところであります。その中で、避難経路や避難方法等についての検討を行い、地域の実情に応じて民間の利用可能な施設についても、一時避難場所としての協力を要請してまいりたいと考えております。次に、福祉避難所指定に向けての北海道の取組を踏まえた市の認識についてでありますが、北海道では、北海道災害派遣ケアチーム設置・運営要綱を定め、社会福祉団体等と協定を締結し、被災していない地域の社会福祉施設などから被災地の福祉避難所等へ必要な人材を派遣する仕組みを構築しておりましたが、本年3月、各市町村あてにこの仕組みの詳細が示され、福祉避難所の指定に積極的に取り組むよう通知がありました。また、北海道の地域づくり総合交付金のメニューに昨年度から福祉避難所の機能確保促進にかかわる事業が追加されるなど、これらのことは市町村にとって福祉避難所の指定に向け、後押しとなるものであると考えております。次に、今後の取組についてでありますが、これまで一番の課題となっていた災害時のスタッフ確保のめどが一定程度立つこととなりますので、福祉避難所等の必要数等を見極めながら、市内の社会福祉法人と福祉避難所指定に向けた協議を進めるとともに、公共施設を指定することについても検討してまいりたいと考えております。さらには、福祉避難所の対象である高齢者や障害者など、避難生活において特別な配慮を要する方に必要な物資の備蓄等について、北海道の地域づくり総合交付金の活用も視野に入れながら、順次進めてまいりたいと考えております。次に、観光と産業振興について何点か御質問がありました。最初に、観光に対する認識についてでありますが、本市にとって観光は、今や基幹産業の一つとしてさまざまな地場産業と一体となった取組により、地域経済に大きな効果をもたらすものであり、昨年は、震災後に、本市が観光協会や民間事業者と連携して実施した緊急経済対策が観光入込客数の下支えにつながったものと考えております。また、今年度、北海道観光振興機構が実施する長期滞在型観光促進事業に本市も参画しておりますが、小樽エリアの募集枠は数日でいっぱいとなったことから、道外観光客から宿泊地としての魅力が一定程度評価されているものと考えております。本市の観光振興の方向性につきましては、今後とも観光基本計画で示している「時間消費型観光の推進」「ホスピタリティ意識の向上」「海と港の活用」「観光プロモーションの推進」の四つの基本方針の下に、国内外へ向け、観光情報を積極的に発信することにより、中国をはじめとする東アジア圏からの外国人観光客の誘致に努め、宿泊滞在型観光への移行を進めるとともに、道央圏からのリピーター客の拡大を図り、観光の経済波及効果を高めていくことが必要であると考えております。次に、国際インフォメーションセンターの運営状況についてでありますが、国際インフォメーションセンターは、昨年度まで3か所の観光案内所にローテーションで配置していた英語、中国語、韓国語の通訳を運河プラザ内の観光案内所に集約して開設したものであり、業務としては、訪れた外国人案内だけではなく、観光協会会員からの問い合わせや簡易な翻訳などにも対応しております。今年の4月と5月の利用件数は1万 4,561 人を数え、昨年の運河プラザ内観光案内所との比較では 41 パーセント増となっております。次に、「小樽の森」構想実現に向けた検討委員会についてでありますが、市では、天狗山観光推進検討委員会からの提言を受け、北海道中央バスと協議を進めてまいりましたが、天狗山が小樽観光の重要拠点の一つであることから、関係者と連携して構想実現化に向けた検討を行う必要があると判断し、本年4月、市のほか、北海道中央バス、中央バス観光商事、観光協会、商工会議所で構成する新たな検討委員会を設置しました。検討委員会では、提言策定業務を委託したコンサルタント会社に構想を踏まえ、実現性の高い事業の精査、事業採算性の検証、事業の実施手法の検討などについて分析を委託し、その結果を基に具体的な事業形態や事業主体なども含めた検討を進め、ある程度の方向性が決まるまで協議を続けてまいりたいと考えております。次に、堺町の観光バス駐車場についてでありますが、市といたしましては、この駐車場が、小樽観光にとって大変重要な役割を果たすインフラの一つであると認識しております。しかし、現在の市の厳しい財政状況では、平成 24 年度末での土地購入は困難であるため、賃借の継続について、土地を所管する北海道財務局小樽出張所に対し要望しているところであります。小樽出張所にも、観光バス駐車場の廃止が小樽観光に与える影響の大きさを認識していただいておりますので、今後も引き続き、粘り強く交渉してまいりたいと考えております。次に、港湾について何点か御質問がありましたが、まず環日本海クルーズ推進協議会についてでありますが、4月の協議会設立後、現在、3港の共同パンフレットを作成中であり、今後は3港が連携して、国内外船社及び旅行代理店への客船誘致活動やアジアクルーズ見本市に出展するなど、環日本海クルーズの魅力を最大限にアピールすることとしております。近年、外国船社のアジアへの配船強化が進んでおりますので、本協議会の一体となった活動を通じて、これらのクルーズ客船の寄港増加に結びつけてまいりたいと考えております。次に、第3号ふ頭の整備状況と今後の展望についてでありますが、第3号ふ頭の整備については、平成 20 年度から、埠頭への動線を確保するための道路整備や埠頭内の岸壁エプロンへの舗装改良、上屋の美化、多目的広場の整備、案内看板の設置等の環境整備を進めてきたところであります。また、今後の展望といたしましては、日本海側拠点港の応募計画にあります大型クルーズ客船対応のための係留施設や埠頭基部の緑地整備を進める必要があると考えております。これらについては、本年度作成する第3号ふ頭及び周辺再開発計画の内容を港湾計画に新たに位置づけた後、事業に着手する環境が整い次第、実施してまいりたいと考えております。次に、港湾計画改訂事業の進捗状況についてでありますが、市民アンケート並びに第3号ふ頭及び周辺再開発計画の作成については、いずれも国の補助金を活用の上、委託業務として実施するもので、今月下旬に発注を予定しており、市民アンケートについては7月から8月にかけて実施し、再開発計画については来年3月までに取りまとめてまいりたいと考えております。なお、再開発計画の作成に当たりましては、市民や関係者の意見を伺うためにワークショップを設置する予定であり、第1回を7月上旬に開催することで準備を進めているところであります。次に、企業立地トップセミナーの内容と進捗状況についてでありますが、このセミナーは、私みずからが、東京において小樽のブランド力と企業立地の優位性についてプレゼンテーションを行いますが、本市にとって初めての試みとなることから、小樽の魅力を力強くアピールしてまいりたいと考えております。また、本市で新工場を立地し、既に操業を開始した本州企業のプレゼンテーションや、金融・経済分野における専門家で、本市にゆかりのある方の基調講演も考えており、現在、講師や協力いただける企業について、具体的に詰めている状況であります。なお、昨年実施しました設備投資動向調査において、企業立地の意向を有する企業などを中心に、セミナー参加への働きかけを随時行っており、開催時期につきましては、本年 11 月ごろになるものと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 病院局長 並木昭義(病院局長は2025年3月まで)

上野議員の新市立病院についての御質問についてお答えいたします。初めに、予定価格と積算価格の乖離について、今後どのように解消していくかについてであります。現在、価格の乖離については、その原因等を調査・分析するとともに、建設市況の分析を行い、これらを踏まえて設計の見直し作業を行っております。価格の乖離を単純に上乗せすることは、予算などの関係で難しいと考えております。そのため、見直し作業の中で、病院としての規模・機能は変更せずに、建物の質を確保する中で、構造以外の材料やデザイン等の仕様の見直しや建設主体工事から医療機器と関連する手術室工事等を別途工事として分離発注することで、設計価格を減額いたします。それと並行して、各資材の見積りを再徴収し、現況の市況価格を反映した積算や工事変更に伴う増額分についても精査し、これらの増減額により、予定価格と積算価格の乖離を解消していきたいと考えております。次に、今後の入札方法につきましては、本議会でのこれまでの議論や陳情の趣旨等を尊重しなければならないと考えているところでありますが、発注に関しましても、発注方法を改めて検討するため、発注検討部会を設置し、工事の発注に向けての体制の強化を図り、早期かつ着実な発注ができるよう万全を期してまいりたいと思います。次に、新市立病院の着工から開院に至るまでの市民への説明についてであります。市民の皆様への説明につきましては、これまでも広報おたるやホームページを通じ、設計内容などについて情報発信してきたところであります。今後も発注内容や各工事の進捗状況について、広報おたるやホームページ及び病院広報誌の「絆」も活用しながら、よりわかりやすい内容で市民の皆様にお知らせしてまいりたいと考えております。また、工事の着手後は、新市立病院の現場見学会なども検討していくなど、市民の皆様が楽しみに開院を待ってもらえるよう、工夫してまいりたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 教育長 上林猛(教育長は2015年12月まで)

上野議員の御質問にお答えいたします。初めに、就任1年を経過しての小樽の教育に対しての私の認識でありますが、昨年6月、教育長に就任し、この1年間、学力の向上を目指し取り組んでまいりましたが、学校訪問や授業参観の様子、学力等調査の結果などから、小樽においては子供たちに学力の向上の基礎となる国語力、とりわけ基本的な言語力を身につけることが必要であると感じております。また、学力の向上を進めるためには、学校関係者だけではなく、小樽商科大学や図書館、博物館、美術館などの社会教育施設あるいは大学教授や専門家、学識経験者などのマンパワーを大いに活用して、学校教育の活性化を図っていくことが重要であるというふうに考えております。次に、音読の取組についてでありますが、教育委員会では全児童・生徒に音読カードを作成、配付するとともに、保護者には「家庭学習は音読から」を合い言葉に国語の教科書を毎日音読する取組についての啓発文書を配付し、周知を図っております。また、この運動が親しみのある全市的な取組となるように、おたる潮まつり実行委員会、小樽商工会議所、小樽青年会議所の協賛をいただき、音読の取組と潮まつりをイメージしたキャラクター「潮おんどくん」のデザインを募集したところ、児童・生徒から 560 点の作品の応募がありました。教育委員会では協賛団体の方々による審査会を開催し、潮おんどくん大賞を1名、潮おんどくん準大賞を2名、潮おんどくん賞を2名を選び、6月 15 日に表彰式を行ったところであります。今後、このキャラクターは各種文書のロゴマークとして使用し、潮まつりの梯団のはっぴのマークに使うなど、音読の取組のPRの活動に努め、さまざまな場面で活用してまいりたいと考えております。このようなことからも、音読は、今まで以上に家庭や学校において確実な広がりを見せておりますが、今後より一層多くの子供たちの家庭学習や読書活動が充実するよう努めてまいりたいと考えております。次に、指導力向上教員研修会についてでございますが、教育委員会では、今年度、教員向けのさまざまな研修会を 34 講座実施する予定ですが、特に教員の授業力の向上をねらいとした講座を9回開催することにしております。全国的に著名な方を招いての国語の講座や習熟度別少人数学習における算数・数学の効果的な指導方法など、直接授業改善につながる講座となるよう企画しております。先日、小学校理科をテーマに1回目の授業力向上研修講座を開催しましたが、参加した教員は、模擬授業や演習を通して、子供たちに実感を伴った理解をさせる授業づくりの具体について学ぶことができました。この9回の講座については、毎回 40 人以上の参加を目標に、積極的に参加を促してまいりたいと考えております。次に、教育行政執行方針に基づく今後の学力向上の取組についてでございますが、さきにも述べましたとおり、本市の子供たちの学力を向上させるためには、国語力の向上を目指して、小樽ならではの音読の取組を行うことや、学校図書館の充実によって読書習慣を身につけさせること、勉強の遅れを取り戻すために恵まれた教育資源の一つである小樽商科大学の学生による「樽っ子学校サポート事業」などを活用して、子供たちが授業以外の場でも学ぶ楽しさを実感し、家庭学習の習慣を身につけさせる取組を進めてまいります。また、教員の授業力を高めるために、7月中旬に秋田市の実践校に3名の教員を派遣し、視察した内容を取り入れた国語、算数の公開授業を3回開催し、すべての学校の教員が参加できるよう働きかけ、本市の授業改善につなげてまいります。今後とも、このような取組を着実に実施しながら、小樽の子供たちの学力向上と教員の資質能力の向上に努めてまいります。次に、平成 23 年度の学力等調査の結果についてでございますが、教育委員会では道教委の公表を踏まえ、本市の学力等調査結果についての分析を行い、状況について公表を行いました。議員が御指摘のとおり、全道の平均正答率と比較した場合の小樽市の結果は、小学校はほぼ同様であり、中学校ではやや低い位置にあります。国語では文章の内容を正確にとらえることや正しく漢字を書くことに課題が見られます。また、算数・数学では図を基にして時間を求めることや百分率の意味を理解してそれを用いること、グラフから情報を読み取ることなどについて課題が見られます。教育委員会では学力向上検討委員会を設置し、改善に向けた方策について検討してまいりましたが、今後も学校訪問や研修会を通して、授業改善を中心に各学校の取組を積極的に支援してまいりたいと考えております。次に、学力等調査結果の学校間の格差についての指導と取組についてでございますが、教育委員会では学力等調査結果について学校ごとに分析をし、把握するとともに、学校訪問や授業参観を通して、各学校が抱える課題の把握を行っており、今年度は既に5月に、道教委の指導主事と全小・中学校を訪問し、すべての学級の授業を参観しているところでございます。今後は教員の指導力、子供の学習意欲、外部人材の活用、家庭学習の定着など、それぞれの学校が抱える課題に応じた個別の具体的な指導・助言が必要であると考えておりますことから、課題解決に向けた効果的な指導・助言に努めてまいりたいと考えております。次に、小・中学生が携帯電話を所有している割合についてでございますが、学力等調査の児童・生徒質問紙の結果によれば、本市の携帯電話の所持率は全道、全国と比較してかなり高い状況にございます。あわせて、携帯電話を使用する時間も長くなっていることから、家庭で勉強や読書をする時間が少ないこと、睡眠時間が不足して学校での授業に集中できないことなどへの懸念もあり、大変憂慮すべき状況にあるというふうに認識しております。次に、携 10 運動の取組についてでありますが、携 10 運動とは、小樽の子供たちの携帯電話の使用状況を改善するために、教育委員会が小樽市PTA連合会及び小樽市校長会と連携をして、子供たちに携帯電話やインターネットを夜 10 時以降は使わせないことを各家庭に求める運動のことであります。教育委員会では、保護者向け啓発文書「携 10 運動に参加しましょう」を作成、配付し、有害情報から子供たちを守るフィルタリングの必要性やネット上で他人と知り合うことの危険性などをお知らせするとともに、夜の 10 時以降の利用制限を呼びかけているところでございます。次に、子供たちの携帯電話の適切な利用を図るための今後の取組についてでございますが、教育委員会では保護者の意識を高め、子供たちがネットいじめや出会い系サイトなど、犯罪やトラブルに巻き込まれることのないよう、この7月に「夏休み直前保護者のためのネットパトロール体験会」を夜の時間帯に3回開催いたします。また、学校に対しては、各教科や道徳の時間、特別活動などにおいて、情報モラル教育を一層充実するよう指導するとともに、携 10 運動につきましても全市的な取組となりますよう、今後もさまざまな機会をとらえ、周知徹底に努めてまいりたいと考えております。次に、弗化物洗口が実施されていない状況についてでありますが、本年2月に道教委、道保健福祉部の担当職員が市教委へ来庁し、保健所、歯科医師会、学校薬剤師会、保育所担当職員、市教委が出席をし、弗化物洗口の安全性について説明を受けたところでありますが、本市においては、保護者や学校関係者には弗化物洗口についての安全性や効果について、いまだに不安を持っていることや、実施に当たって弗化物薬剤の保管や使用について課題があることなどから、いまだ実施に至っていない状況にあると認識しております。次に、教育委員会としての今後の取組についてでありますが、弗化物洗口の導入に当たっては、保護者や学校関係者の理解と合意が必要と考えておりますので、先ほども申し述べました課題解消に向け、保健所やその他関係機関と連携をしながら、早期実施に向けて努力してまいりたいと考えております。次に、新学校給食共同調理場について何点か御質問がありました。初めに、衛生管理についてのハード面での取組についてでありますが、文部科学省の学校給食衛生管理基準に適合するため、床を乾いた状態で保ち、雑菌の繁殖を防ぐドライシステムを導入するとともに、汚染防止の観点から、場内を汚染区域と非汚染区域、従業員区域と管理区域ごとに壁で仕切り、それぞれ準備室を経由し、特に非汚染区域へはエアシャワーを通過しなければ入室できないようにすること、調理員が見学の方などの外部の人間と接触することのないように、場内の通路やトイレをそれぞれ別に設けるなど、衛生状態を保つための最大限の配慮をした施設となっております。次に、ソフト面での取組についてでありますが、新共同調理場の稼働に合わせ、衛生管理については作業前の手洗い、服装、健康状態チェックなど、調理員の衛生状態の保持や健康状態を管理する衛生管理マニュアルを、また、作業管理については作業工程の方法や順番、調理機器の使用方法、洗浄、消毒作業などを管理する作業管理マニュアルをそれぞれ整備し、衛生管理や作業工程の管理に万全を期してまいりたいと考えております。次に、新共同調理場から排出される汚水やごみについてでございますが、臭気対策を講じた排水処理施設を調理場に隣接して設置をし、ここに汚水や調理で発生した残菜などを集約し、残菜類については破砕して汚水とともに分解処理するものであります。また、処理水については下水道に放流し、最終的に発生する汚泥につきましては処理施設地下に貯留し、定期的に処理業者により搬出処理することとされております。なお、食材の搬入などに伴って発生する段ボールなどは、場内の廃棄物保管庫に集約した後、処理業者が回収し、処理をすることになっております。次に、近隣住民への情報開示などについてでありますが、施設の建設工事着工に当たっては、近隣の皆様には敷地内での建築位置や建物の規模などの建築概要、さらに工事期間や工事車両及び機材の搬入搬出などの工事概要について説明会を開催し、周知を図ってまいりたいと考えております。また、完成後の施設の稼働に当たっても、配送車両の運行や新共同調理場の稼働に伴う音やにおいなど、周辺環境への影響についても説明をし、理解を得ながら進めてまいりたいと考えております。次に、地元食材の使用や給食の質の向上についてでありますが、小樽・後志産の食材につきましては、学校給食では決められた時期に大量の食材を確保するという難しい面はございますが、新たな調理機器の導入で焼き魚など魚類の提供が可能となることから、今後、関係機関と協議を進め、地元食材の使用に努めてまいりたいと考えております。また、新たな調理機器の導入により、焼き物や蒸し物の調理を短時間で大量につくることが可能となるため、これまで以上にメニューの豊富化を図ることで、給食内容の向上を目指してまいりたいと考えております。(「議長、14 番」と呼ぶ者あり)

質問 14番 上野智真

今後の質問は予算特別委員会、常任委員会で質問させていただくことといたしまして、質問を終了いたします。

出典:小樽市議会 平成24年第2回定例会 2012年6月18日 議事録 PDF(31ページ) 間違いを知らせる