小樽市議会 平成25年第3回定例会 2013年9月9日
自治基本条例について
2013年9月9日、小樽市議会の一般質問で、上野智真議員が「自治基本条例について」質問し、市長 中松義治が答弁しました。
- 質問者
- 上野智真 議員
- 答弁者
- 市長 中松義治
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 14番 上野智真
自治基本条例案についてお尋ねいたします。平成 22 年度より有識者による策定委員会が設立され、昨年の提言書提出まで2年の歳月を費やし、数多くの議論がなされたことと思います。私も、議員に立候補する前の1年間、策定委員として取り組ませていただいたこともあり、この条例に関しては一方ならぬ思いがあります。提言がなされ、その素案を基に市内部で精査をし、今回議案として提出されておりますが、まず策定委員会による提言を受け、どのように内部で議論がなされたのか、お聞かせください。条例案を見ますと、ほぼ提言に沿った条文となっていることから、この条例案については策定委員会の意見を率直に取り入れたと考えてよろしいのか、お聞かせください。この条例は、小樽市の今後の柱となっていく条例と認識していますが、この条例が絵に描いた餅にならず、実際に市民協働のまちづくりのツールとして使われていくには、広く市民に認識してもらい、条例に関しての意識醸成が必要と考えます。しかし、条例制定に向けたパブリックコメントが2件ということから、市民の認識はいまだ不足しているように感じます。そこで、条例制定後、この条例についてどのような部署が所管して市民に周知等をしていくのか、お聞かせください。また、今後、条例の見直しなどが考えられますが、見直しについてどのようなプロセスをお考えか、お聞かせください。最後に、市長のこの条例に対する思いと今後この条例を柱とした市民協働のまちづくりをどのように進めていくのか、その意気込みをお聞かせください。
答弁 市長 中松義治(市長は2015年3月まで)
ただいま自治基本条例案について御質問がありました。初めに、小樽市自治基本条例策定委員会からの提言書に対する庁内における議論経過についてですが、平成 24 年 10 月に策定委員会からの提言を受け、課長職による自治基本条例原案策定庁内会議を4回、また、私以下、全部長職による自治基本条例原案検討会議を3回開催し、議論してまいりました。次に、条例案については、策定委員会の意見を率直に取り入れたと考えてよいのかとのことですが、小樽市自治基本条例に対する提言は、策定委員会が平成 22 年8月の発足以来2年以上にわたって目指すべき小樽のまちづくりの姿を描くため、熱心な議論をしていただいた結果であると重く受け止めております。また、策定委員会の提言は、フォーラムやワークショップにおいて出された市民の皆さんの御意見も広く取り入れられたものであることから、提言内容を最大限尊重することを基本として庁内議論を行い、条例案を策定したものであります。次に、条例の市民周知を行う部署についてですが、この条例の趣旨を広く市民の皆さんに理解していただくために、条例制定作業に引き続き、総務部企画政策室が担当してまいります。次に、条例の見直しについてですが、この条例は、小樽のまちづくりに関する基本的な考え方やルールを定めたものであり、その内容は軽々に変更されるべきものではないと考えます。しかし、地方自治制度の改革や社会情勢の変化、新たな地域課題の発生などがあった場合には、的確に対処していく必要があります。市は、5年を超えない期間ごとに本条例が小樽のまちづくりに適しているかどうかの検討を行うこととしており、その結果によっては必要に応じて条例を見直すとしております。その場合の手法については、現時点で明確にしておりませんが、十分に市民意見が反映されるよう、その方法を検討してまいりたいと考えております。次に、自治基本条例への思いと市民協働のまちづくりに対する意気込みについてですが、私も市長就任前には、自治基本条例の懇話会委員や策定委員として協議に加わっておりましたので、この条例の必要性を強く感じております。自治基本条例の制定は到達点ではなく、今後のまちづくりの出発点となります。自治基本条例が決して形だけの条例とならないよう、常に市民との協議、参画を念頭に置いた市政運営を進めてまいります。