みんなの議会

小樽市議会 平成24年第1回定例会 2012年2月27日

(1)財政について/(2)平成23年度決算見込みについて/(3)新年度予算について/(4)防災について/(5)産業振興について/(6)福祉について/(7)新市立病院について/(8)小樽ジャンクションについて/(9)教育について1 0その他

2012年2月27日、小樽市議会の一般質問で、前田清貴議員が「財政について」「平成23年度決算見込みについて」「新年度予算について」「防災について」「産業振興について」「福祉について」「新市立病院について」「小樽ジャンクションについて」「教育について1 0その他」について質問し、市長 中松義治、病院局長 並木昭義、教育長 上林猛、産業港湾部長 工藤裕司、経営管理部長 小山秀昭が答弁しました。

質問者
前田清貴 議員
答弁者
市長 中松義治、病院局長 並木昭義、教育長 上林猛、産業港湾部長 工藤裕司、経営管理部長 小山秀昭

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 27番 前田清貴

平成 24 年第1回定例会に当たり、自由民主党を代表して、市長、教育長及び関係理事者に質問します。現在、欧州では、ソブリン問題が発生し、ギリシャに続き危険水準にあるとされるスペイン、イタリアの国債も下落、ユーロ圏の景気後退が世界経済を圧迫する構図が鮮明になってきました。加えて、核開発疑惑が強まるイランに対する制裁強化措置としてイラン産原油の輸入を7月から禁止するとしたアメリカ、欧州の決定に反発したイランは、ホルムズ海峡の封鎖をほのめかしてアメリカなどとにらみ合いを続け、緊張が高まっています。実際にホルムズ海峡が封鎖されると、日本で使用される原油の 87パーセントがとまることとなり、日本に及ぼす経済的影響ははかり知れません。日本では、昨年3月 11 日に発生した東日本大震災から、まもなく1年を迎えようとしています。いまだ被災地では、政府の初動措置の迷走もあり、次から次と問題が発生し、ここに来てようやく復興庁も設置され、中・長期的な復旧・復興が始まりました。被災者が一日も早く被災前の生活に戻れますよう願っています。このような中、日本経済は全体的に緩やかに回復しつつあると言われています。しかし、北海道では、「特需一服 再び悪化」との見出しが示すように、その傾向は一向に見えません。とりわけ本市の経済は、いまだ停滞から脱しきれず、厳しい実態が続いています。一方、本市の財政状況は、行政改革などで好転しつつあるものの、市税の減収、滞納増に加え少子高齢化による扶助費などの増加がとまらず、これを他会計からの借入れで賄うなど、依然として厳しい財政状況にあります。我が党は、昨年4月の市長選挙において、中松新市政実現に向け政策を協議し、選挙戦を戦いました。中松市長が掲げた選挙公約とマニフェストは、市長を支持・推薦した我が党にとっても実現しなければならない最重要課題です。このため、市長と議会が車の両輪となりまちづくりを進めることはもとより、地方分権型社会に対応した自立する本市の将来像を明らかにしてまちづくりの方向を示すことが極めて重要と考えており、この立場から質問を進めてまいります。もって、本市の市政運営に当たっては、山積する諸課題を着実に解決し、将来にわたって安定した市民サービスの提供が可能となる政策、施策が求められています。以下、通告に沿って質問をさせていただきます。まず、財政について質問します。さきの総選挙で誕生した民主党政権は、素人大臣などの問題発言が相次ぎ、更迭、辞任を繰り返し、政権2年半で総理が鳩山、菅、そして野田首相と3人も交代するなど、国民の期待を裏切り、あげくの果てに掲げた公約、マニフェストをことごとく破棄し、まるで正反対の政策を実行しようとしています。今や民主党政権は国民の支持率も下がり、政権は末期状態となっています。このような状況の中、野田首相が特に力を入れて実現しようとしているのは、消費増税を柱とする社会保障と税の一体改革です。市民生活はもとより、地方財政にとっても大きな影響を及ぼすものでありますので関連してお聞きします。野田首相は、諸課題解決に向け消費増税に強い意欲を示し、実現に向け決意表明されました。実現には野党の協力はもとより、国民の理解を得られるかが最大の焦点となります。政府与党は、既に消費税率を平成 26 年4月から8パーセント、平成 27 年 10 月から 10 パーセントまで引き上げる一体改革大綱素案をまとめています。「欧州のソブリン問題、円高と海外経済のスローダウンの影響が、日本はもとより北海道にも波及してくる」と、日本銀行札幌支店長は、さきの講演会で話されていました。北海道財務局は、昨年 10 月、11 月、12 月期の道内業種・業態別経済動向について、「厳しい状況にあるものの緩やかな持ち直しの動きが見られる」として、前期の判断と同じく道内経済の動向について据え置きました。消費増税は、タイミングとして、震災の復旧・復興、そして低迷した内需拡大に水を差す愚策であることは、過去の経験から明らかです。次に、固定資産税・都市計画税について質問します。平成 24 年度は、固定資産税収入などに影響を及ぼす固定資産評価替えの年度と認識しています。評価替えによる影響額と今後の動向についてお聞かせください。次に、平成 23 年度決算見込みについて質問します。本市の一般会計決算は、平成 20 年度から単年度で黒字決算となり、平成 22 年度にはこれまでの累積赤字を解消しました。しかし、実態は他会計からの借入れの積み重ねにより黒字化された決算内容であり、さらなる試練が求められるところです。そこで、今年度も残すところあと1か月余りとなりました。平成 23 年度の各会計の決算見込みについてお聞かせください。あわせて、地方公共団体財政健全化法で求められている実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率など、各指標について平成 23 年度決算見込みで試算するとどのような数値になるか、お聞かせください。次に、新年度予算に関連して質問します。平成 23 年度一般会計決算は黒字の見込みのようですが、実際には他会計からの借入れで賄い、厳しい財政状況であることに変わりはありません。このような状況の中、新年度予算は中松市長にとって市長選挙後初となる通年を通しての本格的な予算編成となります。新年度予算編成に伴う説明では、これまでのように財源不足分を他会計からの借入れで賄うことはやめるとのことですので、予算編成では大変な御苦労があったものと推測いたします。そのような状況の中、限られた予算で市民サービスの低下を招かないよう、できる限り市民要望にこたえていきたいとの思いを新年度予算から読み取ることができます。そこで、新年度予算を見ますと、一般会計では予算規模は約 565 億 5,000 万円、前年比マイナス 0.8パーセント、約4億 4,000 万円のマイナス予算となりました。また、特別会計の予算規模では約 357 億6,000 万円、前年比プラス 4.6 パーセントの約 15 億 8,000 万円の増額、同じく、企業会計の予算規模では約 252 億 7,000 万円、前年比プラス 7.3 パーセント、新病院関連予算約 28 億 9,500 万円が含まれており約 17 億 2,000 万円の増額となり、全会計では約 1,175 億 8,000 万円、前年比プラス 2.5 パーセントの約 28 億 6,000 万円の増額となっています。また、一般会計の収支状況を見ましても、一般財源収入は約 342 億円、前年比マイナス 0.5 パーセントの約1億 8,000 万円の減額、また歳出に必要な一般財源は約 349 億 8,000 万円、前年比マイナス 1.7パーセントの約6億 2,000 万円の減額となり、管理経費の節減、企業会計の経営健全化などを着実に実行したとしても、財源対策前の財源不足は約7億 8,000 万円となっています。新年度予算編成では、他会計からの借入れは行わないこととしたため、財源不足の対策として財政調整基金の取崩しで約6億3,000 万円、除雪費一部計上留保で約1億 5,000 万円の財源を確保し、収支均衡予算とした苦肉の予算編成と見受けます。そこで、予算編成に当たり、何点か質問します。まず、この厳しい財政状況の下、公約実現などに向け、どのような点に配慮し、どのような点に重点を置いて予算編成されたのか、お聞かせください。次に、他会計からの借入れをやめた理由と当初予算以降の補正予算編成に及ぼす影響及び再度の借入れの可能性についてお聞きします。平成 23 年度までの借入金は今後返済していく必要があると考えますが、他会計、基金、それぞれの累積残高及びその償還計画と償還原資についてお聞きします。また、借入れをやめることで、市長公約実現に向けた影響と市民サービス低下を招くことはあってはならないことと考えます。特に、除雪費の一部経費約1億 5,000 万円の計上を留保しています。今冬は除雪費約9億 5,000 万円の予算に対して本定例会で2億円の補正予算を計上しています。実態を考えると、つじつまが合いません。不足分の原資調達はどうするのか、お聞きします。次に、平成 24 年度末見込みの市債残高 1,025 億 7,000 万円のうち、一番高い借入利率と全会計の年間支払利息額は幾らになっているのか、また今後、借換えによる利息軽減は見込めないのか、お聞きします。平成 22 年度決算で歳入歳出とも甘い見積りで生じた黒字決算と批判されていますが、新年度予算編成ではそのような批判を受けることがないのか、お聞きします。次に、東日本大震災に関連して質問します。平成 23 年3月 11 日午後2時 46 分に発生した宮城県沖を震源とするマグニチュード 9.0 の大地震は、大津波を伴い、とうとい人命を失うなど、東日本地域に未曾有の被害をもたらしました。地域経済はもとより、日本、北海道、そして小樽に与えた影響ははかり知れません。死者、行方不明者の中には、公務中に殉職された消防団員 254 名が含まれています。ちなみに、今回の震災で自治体消防の消防士の死者、行方不明者は3県で 27 名、警察官は3県警で 30 名でした。いかに消防団が地域に密着し活動しているかが、その殉職者数を比較しても明らかと思います。東日本大震災当日、これら消防団員は、消防団の本分である地域の人命と財産を守るため、日ごろ積み重ねた訓練を生かし、津波が押し寄せる中、各自治体の消防計画などに基づいて防潮堤の水門閉鎖、避難誘導などに手順どおり持ち場で配置につき活動したことと思います。しかし、1000 年に1度と言われる今回の震災は、想像を超える津波を伴い、これら消防団員の善意を一瞬にしてのみ込み、殉職することとなりました。そこで、お聞きします。今回の震災の教訓を踏まえ、本市消防計画の中の消防団の位置づけや消防団員の服務規程など、消防計画の見直しや修正など検討が必要と考えます。消防庁や道などから通達、指導などはあったのでしょうか、お聞かせください。また、消防計画の見直しを検討しておられたら、その項目と見直し内容について具体的にお聞かせください。あわせて、自治体消防についても殉職者が出ていますので、同じく見直しについてお聞きします。次に、本市の防災計画について質問します。平成 23 年3月 11 日に発生した東日本大震災は、被災地域ばかりではなく、他の自治体に地震・津波対策など、さまざまな形で経験と防災対策の教訓を与えました。そこで、災害対策基本法に基づき、政府は防災基本計画を昨年 12 月に津波対策を強化する修正をしています。並行して、地域防災計画の見直しが行われることになっています。小樽市は、東西に細長く、海岸線は総延長 58 キロメートル、市域面積 243.30 平方キロメートルを有する起伏を帯びた土地で形成されています。このような地形から、海抜ゼロメートル地帯も市内に多く点在しています。私は、先日、財団法人全国市町村研修財団が主催する市町村議会議員特別セミナーを受講する機会を得ました。講義の内容は、「災害に強いまちづくり」です。今回の震災では、津波によって多くの犠牲者が出ていますが、これは避難開始のきっかけに生死を分ける要因があったようです。つまり、大きな揺れで津波が来ると思った人たちはいち早く避難して無事だったのに対して、避難勧告などを聞いてから避難した人たちは多くの方が亡くなられました。また、避難開始まで何をしていたかの分析では、地震後、即避難、テレビ、ラジオなどで情報を確認した人たちの多くが無事だったのに対して、家族や知人の安否を確認しに職場から自宅に戻った人たちなどが多く犠牲になったようです。今回の震災で得られた教訓は、大きな揺れを感じたらすぐに避難することが大切で、津波は来ないだろうと思い込むのは危険です。ラジオや携帯電話など情報入手、連絡手段を確保するため持っていくものを事前に準備しておき、高いところへ逃げ、忘れ物をしてもとりに帰らないことなどです。本市は、これまで地震の揺れを感じても軽微で、水害、津波、土砂崩れについても比較的小規模な災害が発生している程度で、大きな災害は経験していません。しかし、災害はいつやってくるかわかりません。一般的に市民の持っている防災知識といえば、避難訓練、消火訓練、懐中電灯など単にどこかで見聞きしたことを断片的に知っている程度にすぎません。肝心なことは地域住民の確かな防災意識向上と、その知識や経験を実際に災害が発生した場合、初期の行動にどう生かせるかが重要なこととなります。そこで、何点かお聞きします。本市が地域住民に期待する防災意識と組織のあり方について、どのようなお考えをお持ちなのか、お聞かせください。また、今回の大震災を受け、政府は新たな国の指針を策定するとともに、防災基本計画の修正をしています。本市も今回の震災を受け、現在の地域防災計画を見直すとのことですが、見直しを行う項目とその内容、見直しに伴う新たな施策、支出などはあるのでしょうか、お聞かせください。3・11 大震災の経験、教訓から、見えていないものを市民に見せる、これがハザードマップの大切な役割と言われています。市内には多くの市民が居住しています。市民と観光客がわかりやすく、優しいハザードマップが必要と考えます。現在、本市は津波ハザードマップを製作しておりますが、指針と進捗状況についてお聞かせください。次に、産業振興に関連して質問します。本市の事業所数の推移を事業所統計で比較すると、昭和 56 年の 9,458 事業所をピークに、平成8年の8,176 事業所、平成 11 年の 7,722 事業所、平成 13 年の 7,503 事業所、平成 16 年の 7,005 事業所、平成18 年の 6,577 事業所と、減少の一途をたどっています。ピーク時の事業所数と直近の事業所数を比較すると、マイナス 30 パーセント、事業所数で 2,881 事業所が減少しています。平成8年から平成 18 年までの直近 10 年間を比較しても、マイナス 20 パーセント、1,599 事業所が減少するなど、一貫して右肩下がりの実態が続いています。従業者数も平成8年の6万 4,307 人から平成 18 年の5万 4,316 人と、直近 10 年間を比較しても 9,991 人、約1万人の従業者数が減少しています。事業所数の減少は即小樽市の人口減少に直結します。そこで、直近 10 年間の各産業別事業所の減少要因と背景についてどう分析され、押さえられていますか。最近の傾向とあわせ、お聞かせください。特に、私が購読している調査専門誌の検証では、廃業の要因は最近の傾向として後継者不在が大きな理由に挙げられています。北海道は、47 都道府県単位で後継者不在率は 71.8 パーセント、第8位にランクされています。ちなみに、後継者不在率最下位は、和歌山県の 37.3 パーセントです。あわせて、本市の各産業別事業所の後継者不在率について把握していたらお聞かせください。また、事業所の後継者不在が原因の廃業を食いとめるため、本市がこれまでにとられてきた施策と効果についてお聞かせください。一方、起業者育成も重要です。これまでの施策と効果、直近5年間の新設法人数についてお聞きします。次に、中小企業振興に関連して質問します。中小企業金融円滑化法が平成 25 年3月までの1年間延長されることと決定しました。同法は、金融機関に対して事業所への貸付条件の緩和を求める制度です。経済活動停滞により、道内でも平成 21 年 12月の同法施行以来、多くの事業所が同制度を利用しているとお聞きします。市内では、2月に入り、建設業、ガラス製品製造業の倒産、水産食料品製造業の民事再生法申請などが相次いでおり、厳しい経営実態が表面化しています。そこで、市内金融機関への同制度申請件数と実行件数について、産業別に分け、金額もあわせ、お聞きします。あわせて、本市新年度中小企業等融資制度と中小企業金融円滑化法1年延長との整合性及び同融資制度作成に当たり配慮された点についてお聞かせください。次に、公設青果地方卸売市場について質問します。本市の公設青果地方卸売市場は、昭和 48 年の開設以来、今日に至るまで生鮮食料品の安定供給を支えてきました。この間、数度の卸売市場法の改正、人口減少、流通形態の変化、量販店の進出などで、同市場の取扱量と取扱金額はピーク時の2分の1以下に減少するなど、大変厳しい経営環境にあります。同時に、卸売業者である樽一小樽中央青果株式会社も、平成 14 年から6年連続の赤字経営が続き、大変厳しい経営を強いられているとお聞きします。本市はこの樽一青果の経営支援策として、市場使用料を平成 17 年度から平成 19 年度まで2分の1、50 パーセント減免、平成 20 年度からは 10 分の9、90 パーセント減免して経営支援を行い、樽一青果の経営が改善してきていることは承知をしています。そこで、お聞きします。現在、樽一青果の経営状況はどのようになっているのか、直近5年間の決算内容と経営改善策などについてお聞かせください。また、同じく直近5年間の同市場の取扱量と取扱金額、卸売市場使用料及び施設使用料の使用料収入と減免額及び減免額の総額についてお聞かせください。また、これら減免に伴う青果物卸売市場事業特別会計に占める一般会計からの繰入金額と繰入金総額、平成 24 年度の一般会計からの繰入金額についてお聞かせください。あわせて、これまでの費用対効果について検証とあわせ、お聞かせください。この項最後に、中松市長は銀行の元支店長です。仮に現役の銀行支店長なら、このような会社をどのように経営指導を行い、経営改善に導きますか。また、今後の市場の動向、方針、方策についてお聞かせください。次に、稲一再開発ビルについて質問します。同ビルは、昭和 63 年4月、同地域にあったデパートやホテルを取り壊し、跡地の再開発を目的に設立した小樽開発株式会社が 130 億円をかけて建設し、平成2年にオープンした大型商業ビルです。オープンと同時に旧丸井今井小樽店、旧小樽グランドホテル、さらには平成3年に丸井マルサのオープン、テナントとの相乗効果と相まって、飲食店街をはじめ周辺商店街は大いににぎわいました。しかし、平成17 年 10 月に旧丸井今井小樽店が撤退、さらに平成 21 年2月には旧小樽グランドホテルが営業を休止、同時に入居していたテナントなどが次々と撤退し、本体である小樽開発株式会社が経営悪化、平成 22年4月に破産申請、同ビルと地域周辺は機能不全に陥り、現在に至っています。この間、債権者による競売が申し立てられ、平成 23 年4月には最低価格6億 2,195 万円で競売にかけられましたが、不売に終わりました。同年8月には、前回の半値3億 1,089 万円で再度競売にかけられましたが、不売に終わり、手続上最後の競売となった平成 24 年2月2日の入札にも応札者は現れず、競売は不売となりました。その後、2月 10 日期限の特別売却に回されましたが、買手は現れず、競売での売却はなくなり、あとは管財人による任意売却に頼ることとなりました。そこで、合計3回の競売が不売に終わったことについて、本市が把握している理由をお聞かせください。また、特に障害となっているのは何でしょうか。また、その中に本市がかかわっている案件はないのでしょうか。さらには、同ビルの固定資産税・都市計画税の賦課状況はどのようになっているのか、お聞かせください。この項の最後ですが、民と民の問題に行政は介入しないとの基本的な立場は理解しています。しかし、同ビルの早期問題解決には、再開発を支援してきた市の役割は欠かせないものがあります。同地域振興に向けたまちづくりと同ビルの活用について、一定の方針、方策など本市の考え方をこの際示す必要があると思いますので、お聞かせください。次に、福祉に関連して質問します。1月 20 日、札幌市内の賃貸住宅で女性2人の遺体が発見され、その後の調べで、この部屋に住む 40代の姉妹とわかりました。また、妹には知的障害があったことが確認されています。姉妹は、料金の滞納でガスや電気の供給をとめられ、年末の紅白歌合戦も見られずに、近くの人に相談することもなく、寂しくこの世を後にしました。この間、姉は、区役所に生活保護申請などの相談に訪れていたようですが、書類など煩雑な手続が必要だったため手間取り、生活保護支給までには至らなかったようです。今回の悲しい出来事の背景には、地域の無関心と本当に生活支援が必要な相談者なのかどうかの本質を見極める眼力の不足と、相談者の家庭訪問などその後の追跡調査を怠り、実態を確認しなかったことが悲劇につながった要因だと言われています。そこで、お聞きします。本市の生活保護申請に係る調査や審査の流れ、また相談員及び担当者としての能力や素養の基準、職員育成についてお聞かせください。また、今回の事件は、生活保護申請など手続の煩雑さに加え、相談者のその後の追跡調査や実態確認を怠ったことが要因の一つと考えられています。そこで、本市の生活保護申請などに係る相談件数と内容及び申請受理件数と保護開始件数について、直近5年間の状況についてお聞かせください。あわせて、生活保護世帯の保護開始後の実態調査や相談者の追跡調査、実態確認について、実情どのように行っているのか、お聞かせください。また、道は、今回の事件を受けて市町村に対して、地域住民らと連携して、高齢者や障害者など要援護者の見守り体制を強化するよう通知を出したとお聞きします。これを受けて、福祉サービスを利用していないため生活実態を把握できていない要援護者の調査を各市において実施しています。本市でも、同事件を受けて知的障害者の生活実態について調査するとしています。そこで、本市の実態把握に向けた調査項目の内容について、また調査終了後の施策についてお聞かせください。次に、新市立病院に関連して質問します。新市立病院の基本設計の概要を見ますと、免震構造とヘリポートを備えた地下1階、地上7階建て、建築面積 7,325 平方メートル、延べ床面積2万 9,850 平方メートル、鉄骨鉄筋コンクリートづくりの病床数 388 床、診療科目 23 科、駐車場 250 台を収容する高度医療と近代医療設備を備えた総合病院です。昨年の第4回定例会で示された資料によると、その概算事業費は 137 億 5,000 万円となっておりますが、新市立病院建設に向け重要なのは財源の確保です。そこで、新市立病院建設には病院事業債と過疎債を併用するとのことですが、病院事業債と過疎債の違いと調達の見通しについてお聞かせください。また、建設費など事業費総額に占める起債の比率について、数値と金額を示し、お聞かせください。あわせて、起債の償還計画についてお聞かせください。次に、今回の新市立病院建設の入札では、本市の建設に係る発注では初めてとなる総合評価落札方式の条件付一般競争入札を採用することとなっています。まず、総合評価落札方式とはどのような入札方式なのか、その概要と今回の入札で特に特徴的なところがあればお聞かせください。また、価格以外の評価項目、配点などを審査した総合評価委員の委員と委員長、審査項目と審査基準及び配点などの概要についてお聞かせください。また、本体工事に係る各入札公告は1月 19 日に公示され、2月8日参加表明締切り、必要書類の受渡し期間も過ぎ、入札参加資格の審査結果通知も2月 15 日で終わり、3月5日入札執行、3月6日落札者公表の工程となっております。あとは、各工事の入札と落札者公表を待つばかりですが、今回の新市立病院建設は、市内での資材購入などの経済波及効果に加え、市内企業に与える経験と技術力向上などを考えますと、本市に及ぼす費用対効果は大きなものがあると思います。その推測する波及効果など、どのようにとらえておられるのか、お聞かせください。次に、現病院と新病院に関連して質問します。平成 23 年 10 月 17 日、小樽市立病院経営改革評価委員会から提出された小樽市立病院経営改革プラン平成 22 年度評価報告書の中で指摘された医師不足による医業収支の悪化により、現改革プランの最終的な達成は難しい、また起債を実行するための医業収支未達分を補てんする繰入金増額によって、経常収支比率は改善されているが、これは改革プランの成果として評価することはできないなど厳しい指摘を受けたことから、平成 24 年2月、小樽市立病院改革プランの改定版提出につながったものと認識しています。そこで、現病院経営の中で指摘されている医業収益に占める職員給与費の割合など、改善を求められている指摘事項と改善策、計画値と今年度決算見込みとの差異について、指標など数値を交え、お聞かせください。また、評価委員会からの指摘では、一般会計からの繰入金が毎年多額になっており、経常収支比率は改善されているが、改革プランの成果としては評価することはできないと報告されています。病院事業会計への平成 23 年度一般会計からの繰入額と平成 24 年度予算編成に係る一般会計からの繰入額についてお聞かせください。また、このような報告を受けて起債申請に影響はないのか、お聞かせください。次に、並木病院局長は、平成 21 年4月の就任以来、現市立小樽病院の経営と新市立病院に係る多くの論文を寄稿されています。寄稿内容は、御自身のこれまでの医師としての経験や体験談、本市が抱える医療問題と医療環境整備の必要性、あわせて現市立小樽病院が抱える問題解決に向けた決意と新市立病院開院に向けた抱負だったと思います。そこで、病院局長が認識している現市立小樽病院が抱える問題と新市立病院に持ち込んではならないと思っておられる問題の主なものは何でしょうか。また、医業収益と医業費用のバランスや減価償却費を考慮しつつ、年間医業収益の最低ライン確保と医師確保に向けた決意についてお聞かせください。新市立病院は平成 26 年度開院予定ですが、小樽市民の期待にこたえる理想の病院像をどのように描いておられるのか、並木病院局長の開院に向けた決意についてお聞かせください。次に、北海道横断自動車道、余市-小樽間の小樽ジャンクションについて質問します。我が党は、平成 20 年第1回定例会の代表質問及び平成 22 年第1回定例会の一般質問で、この問題を取り上げた経緯があります。質問趣旨は、道路開通後、広域的な連携、交流の活性化、観光振興、防災など本市活性化のため重要な役割を期待する一方、余市方面から進入した車両の朝里での市内へ接続する道路がないことが判明したことから、小樽市中心部にアクセスできるフル規格での小樽ジャンクションの整備を強く求めたものでした。市長が先頭に立って、商工会議所、観光協会など関係諸団体と一丸となってオール小樽で関係当局と交渉し、その実現に向け要請していく考えはないか質問しています。当時の山田市長は、我が党の再質問に、余市まで整備される段階ではフルジャンクションの建設は無理かもしれないが、将来に向けて「利用地については取得していきたいというふうには聞いております」と御答弁しています。そこで、確認します。小樽ジャンクションの道路用地は、フルジャンクション分が取得される予定なのかお聞かせください。また、昨年の改選後、小樽市と小樽市議会、小樽商工会議所三者は、国土交通省など関係機関を訪れ、同道路の小樽ジャンクションのフルジャンクションでの整備実現方について要望書を提出しています。その後、陳情に対して何らかの回答や動きはあったのでしょうか。再度の陳情は考えていないのか、実現の見込みもあわせ、お聞かせください。この項最後に、道路用地取得の進捗率と新年度工事予定、また供用開始見込みについてお聞かせください。質問も最後の項となります。教育に関連していくつか質問します。我が党は、平成 20 年第1回定例会での代表質問、平成 22 年第1回定例会での一般質問などで、当時の教育長に、教育行政に係る主要な施策、方針について、教育委員会がみずから市長提案とは別に新年度に当たり本会議場で行うべきだと再三申し上げてまいりました。結果、我が党の思いを教育委員会が受け止め、平成 23 年第2回定例会で小樽市議会初の教育長による教育行政執行方針の説明が実現したことは記憶に新しいところです。そこで、教育長が平成 23 年度教育行政執行方針説明の中で述べられたことについて何点かお聞きします。まず、「学力向上検討委員会」を設置し、分析を各学校の改善プランに活用すると述べられています。取組状況と学力の向上に向けた成果についてお聞かせください。また、昨年度、全国学力・学習状況調査で本市が全国的に見て下位に位置していることに触れ、学力向上には授業改善を進めるとともに、家庭での学習習慣の確立が不可欠と述べられています。改善策とその成果について、教育長が期待した効果に比べどうであったのか、検証結果をお聞かせください。あわせて、平成 24 年度から中学校で新学習指導要領が全面実施されることから、授業力を向上させるため教職員向けに研修会を実施するとしていました。その市教委主催の教員研修日数及び研修内容と期待する効果についてお聞かせください。また、平成 23 年度全国学力・学習状況調査問題を活用した北海道における学力等調査結果について、道は平成 22 年度を下回らない方向で公表するとしています。本市の公表する範囲と内容についてお聞かせください。次に、平成 24 年度の教育行政に係る執行方針の説明をお聞きしました。新年度の施策は、前年度に引き続き、学力の向上に向けた教職員の指導力向上、全国学力・学習状況調査への参加、教育環境の整備、特別支援教育の充実とスポーツ振興などであります。前年度の施策、家庭における生活習慣の定着に向けた保護者への啓発などの継続と、新年度は、学力向上に向け、文章を丁寧にかつ正確に読む、筋道を立てて書く、読書習慣の定着を目指すなどと、一般的な教育方針が豊富にうたわれています。教育長が就任される前の学力向上に向けた教育方針との差異について、お聞かせください。また、教職員の指導力向上に向けた取組と各種講座の開催、全国学力・学習状況調査への参加、体力向上への取組、武道の授業など豊富な教育方針を消化するためには、従前以上の教職員と外部指導者の協力体制は欠かせません。現状と今後の方向性についてお聞かせください。あわせて、教職員の指導力不足の判断基準と実態についてお聞かせください。次に、新・市民プールについて質問します。新・市民プールについては、総合計画の前期実施計画において、実施設計の着手が登載されているほか、各定例会において市民からの陳情が行われているとともに、これまでも何回か議会議論となっております。そこで、中松市長にお聞きしますが、前市長在任中に策定された第6次小樽市総合計画について、すべてとは申しませんが、基本的に踏襲する方針と受け取ってよろしいでしょうか、確認いたします。次に、新・市民プールの建設に向けた進捗状況についてお聞きします。さきの定例会などにおきまして、教育委員会からは、駐車場を含め約 5,000 平方メートル程度の敷地が必要であり、適地を検討しているなどの御答弁があったものと記憶しております。そこで、教育長にお聞きしますが、第6次小樽市総合計画の計画満了は平成 30 年度となっておりますことから、この計画期間も含め、現在の新・市民プールに関する取組状況と今後の進め方についてお聞かせください。次に、本市の学校行事における小・中学校での国旗掲揚、国歌斉唱の実施率は、道内他都市と比較しても異常に低い状態が長く続いてきました。しかし、教育委員会の根気強い取組と努力が実り、現在 100パーセントに近い実施率が保たれ、隔世の感があります。しかし、まだ一部の学校では国旗・国歌の取扱いについて統一されておらず、乱れが散見されます。時節柄、学校では、式の準備や国歌の歌唱指導が学習指導要領に沿って実施されていることと思います。そこで、教育長の同準備に向けた指示と国歌の歌唱指導実態について、具体的にお聞かせください。加えて、国を思い国を敬うことは、教育の基本と思います。卒業式と入学式の時期を迎え、公教育現場における国旗・国歌の取扱いに関する教育長の見解について、あわせて学習指導要領に基づいた教育方針と教育長が目指す教育との整合性についてお聞かせください。以上、再質問を留保して、質問を終わります。(拍手)

答弁 市長 中松義治(市長は2015年3月まで)

前田議員の御質問にお答えいたします。初めに、財政についてお尋ねがありました。まず、固定資産の評価替えによる影響についてでありますが、平成 24 年度は平成 23 年度当初予算に比べて固定資産税と都市計画税を合わせまして、現年課税分で 8.2 パーセント、約5億 6,000 万円の減となっております。次に、今後の動向についてでありますが、家屋につきましては平成 24 年度の評価替えの価格が平成26 年度まで据え置かれますが、土地の価格が下落傾向にあることから、今後も減少傾向が続くものと考えております。次に、平成 23 年度決算見込みについて何点かお尋ねがありました。初めに、各会計の決算見込みについてでありますが、まず一般会計につきましては、このたび提案いたしました最終補正予算において収支は均衡しておりますことから、今後、例年どおり一定程度の歳出における不用額を見込むことができるので、現時点で黒字は確保できるものと見込んでおります。一方、特別会計と企業会計のうち、国民健康保険事業につきましては、最終補正予算において 8,000万円程度の収支不足が生じており、黒字の確保に向けては今後の調整交付金や医療費の動向に大きく左右されることとなりますが、残された期間、徴収率の向上などに最大限努めてまいります。その他の会計につきましては、現段階において黒字あるいは資金剰余が生じるものと見込んでおります。次に、いわゆる財政健全化法に基づく各指標の平成 23 年度決算見込みに基づく試算についてでありますが、まず一般会計等を対象とする実質赤字比率につきましては、対象となる会計が現時点においてすべて黒字と見込まれますことから、昨年度に引き続き比率は算出されないものと考えております。また、全会計を対象とする連結実質赤字比率につきましては、国民健康保険事業において現時点で収支不足が見込まれますが、水道事業など他会計の資金剰余金の見込みがこの収支不足額を上回っておりますことから、同じく比率は算出されないものと考えております。なお、実質公債費比率及び将来負担比率につきましては、その算出に詳細な決算分析が必要となりますことから現時点での試算は困難でありますが、昨年度から大幅な増減は生じないものと推測しております。次に、新年度予算につきまして何点かお尋ねがありました。初めに、平成 24 年度の予算編成に当たり、公約の実現に向け配慮した点などについてでありますが、平成 24 年度は私が市長となって初めての当初予算編成となりましたが、本市におきましても多くの難しい課題を抱えておりますことから、私の七つの重点公約の実現を目指す中、市民のだれもが将来に明るい希望を持てるよう、先見性とスピード感を持って着実に市政運営を進めなければならないと強く認識したところであります。そのため、まず重要視いたしましたのは、東日本大震災を踏まえた防災対策と地域経済の活性化に向けた経済・雇用対策であり、これらの施策を重点的に展開するため、限られた予算の中ではありますが、国や道などの施策とも呼応しながら、可能な限り予算に計上し、平成 23 年度から切れ目のない執行に努めてまいりたいと考えたところであります。また、その一方で事業の厳選にも引き続き取り組み、最優先課題である財政の健全化を念頭に置いたところでありますが、第6次小樽市総合計画に沿ったさまざまな施策についてはできる限り予算に盛り込み、市民の皆さんの要望にこたえるよう努めたところであります。次に、他会計からの新たな借入れをやめた理由と今後の予算編成に与える影響などについてでありますが、他会計からの借入れによる財源対策につきましては、財政調整基金などの残高がない中で、多額の累積赤字を解消しつつ歳入と歳出のバランスをとるため、やむを得ない措置として行ってきたものでありますが、その結果、累積赤字の解消は図られたものの、一方では借入残高が年々増加しており、依然として赤字体質の解消には至っておりません。そのため、今後は次のステップとして他会計などからの借入れに依存した財政構造を改めていかなければ、今後も市民サービスの向上や新たな財政需要への十分な対応ができないことから、このような財政構造から一日も早く脱却するためにも、平成 24 年度は他会計からの新たな借入れは行わずに一般会計予算を編成したところであります。なお、今後の補正予算への影響などについてでありますが、現時点で平成 23 年度決算は黒字の見込みであり、一定程度の繰越金が見込まれますので、この繰越金や予算執行段階で生じる入札差金などを財源として活用したいと考えておりますが、年間を通した財政運営の結果、最終的に収支不足が見込まれ、他会計で資金剰余が見込まれるような場合には、双方において返済方法などを協議の上、借入れを行うこともあり得るかと考えております。次に、他会計と基金からの借入金の残高、償還計画及び償還財源についてでありますが、平成 23 年度末の他会計からの借入残高は、今年度借入予定額を含め約 39 億 300 万円となる見込みであります。同じく基金からの借入残高は約 19 億 5,300 万円となり、合計で約 58 億 5,600 万円となる見込みであります。それぞれの借入金につきましては、借入時に償還計画を立てており、その計画に基づいて償還することとしておりますが、完済するのは他会計及び基金借入金のいずれも平成 38 年度を予定しております。なお、償還財源は、各年度の一般財源となります。次に、当初予算に計上を留保した除雪費の追加とその財源についてでありますが、除雪費の所要額につきましては、その年の冬期間の気温や降雪状況によって変動があり、例えば平成 18 年度は8億円程度でしたが、昨年度及び今年度においては、基本額の約9億 5,000 万円では不足し、2億円を追加したところであります。平成 24 年度につきましては、当初予算に約8億円を計上しておりますが、冬期間の降雪の状況などを見極めた上で適切に対応したいと考えており、不足が生じる場合には、今後、一定程度見込まれる繰越金の活用や各種事業の執行段階で生じる入札差金などを執行保留とすることで、必要な財源を確保してまいりたいと考えております。次に、市債の借入利率と支払利息及び借換えによる利息の軽減についてでありますが、まず現在残高のある市債のうち借入利率の一番高いものは、昭和 59 年に病院事業会計で借り入れた市債で 7.1 パーセントとなっておりますが、これは借換えを行うと政府資金による新たな借入れができなくなり、当時予定していた新病院建設の資金調達に支障が生じることから、借換えを行わなかったことによるものであります。また、平成 24 年度予算における全会計の支払利息額は 19 億 1,947 万円であり、今後の市債の借換えにつきましては平成 24 年度に下水道事業会計において予定している約 4,745 万円で、その利息軽減による財政効果は約 572 万円を見込んでおります。次に、平成 22 年度決算の黒字は予算の見積りが甘かったためと批判されているが、新年度予算編成ではそのようなことがないのかとのお尋ねについてでありますが、まず平成 22 年度の黒字の要因となった不用額について述べさせていただきますと、今日の行政に求められているのは、事務の効率化や節約に努めた上で市民へのサービスの向上を目指すことであり、その節約などの結果として生じた予算の執行残は批判されるものではない、このように考えております。しかしながら、不用額は予算計上額に比して執行額が少ないことが原因でありますことから、新年度予算の編成に当たりましては、通年において多額の不用額が生じている経費を精査するなど、歳入歳出全般において、より適正な予算の見積りに努めたところであります。次に、東日本大震災に関連して何点か御質問がありました。初めに、消防庁や道からの通達や指導についてでありますが、本年2月1日付けで総務省消防庁から通知があり、消防団にあっては大規模災害時における活動と安全対策の推進、地域コミュニケーションの核としての役割等も踏まえ、消防計画を見直す場合には地域の実情に応じ、装備や資機材、訓練等の事項を記載するよう指導がありました。次に、消防団に係る消防計画の見直し項目については、消防団員が行う津波の監視体制であります。見直し内容は、地震が発生し津波注意報などが発表された場合、潮位を測定する地区情報責任者や海面潮位測定者をあらかじめ定めており、海岸付近において監視活動をすることとしておりましたが、東日本大震災では海岸線にいた消防団員が津波により多数犠牲になったことから、消防団員の安全確保を考え、安全に監視できる高台で活動することといたしました。次に、常備消防に係る消防計画の見直し項目は、小樽市警防業務規程第 25 条第2項に基づく非常配備基準の津波の監視場所についてです。見直し内容は、消防団と同様に、津波監視活動時の安全を確保するため、監視場所を各地域の海面監視ができる高台に変更いたしました。次に、本市が地域住民に期待する防災意識と組織のあり方についてですが、大規模な災害が発生した場合には地域全体が被害を受けている可能性が高くなります。住民一人一人がふだんから備えを行うとともに、災害発生時にみずからを守るために適切な行動をとる自助が必要となります。また、災害発生時にいまだ公的救援が十分でないときであっても、自主防災組織などの近隣地域の人々による組織的活動としての共助は大きな力を発揮します。自助や共助は、防災の地域力とも言えるもので、災害時の初期段階での被害を抑えるのに効果を発揮するものと考えております。次に、地域防災計画の見直しについてですが、東日本大震災を受け、長い海岸線を有する本市においては、津波対策を早急に進める必要があると考えております。このため、地域防災計画において津波避難計画の策定を中心に見直しを行う予定で、北海道が作成した津波浸水予測を基に津波の際の初動体制、津波に関する情報の収集、伝達や避難体制の整備、津波対策の教育、啓発、津波避難訓練の実施などについて新たに計画に盛り込むこととしております。また、これらに伴う新たな施策としては、津波ハザードマップの作成、防災行政無線の整備のほか津波避難所への物資の配備や、標高を表示した避難所表示板の設置を5年計画で行ってまいりたいと考えております。次に、津波ハザードマップの作成に当たっての考え方と進捗状況についてですが、このハザードマップは、北海道が作成した津波浸水予測に基づき市内の浸水地域を表示するとともに、沿岸地区における標高を5メートルごとに色分けして表示したもので、避難対象となる方々が避難路や避難場所を考える際の目安として、また各地域での避難計画作成の参考となることを目指し、作成するものです。なお、このハザードマップについては、今月末に完成、納品の予定であります。次に、産業振興について何点か御質問がありました。まず、事業所数減少の要因と背景についてでありますが、事業所・企業統計調査では減少要因などの調査は行っておりませんが、民間の調査会社が平成 12 年から 23 年まで道内で休廃業又は解散した企業数の集計を公表しております。その概要によりますと、平成 16 年から休廃業又は解散した企業数が倒産の数を上回る現象が顕著になっており、平成 23 年には倒産数の 3.6 倍になっており、本市のデータは公表されていないものの、道内の状況と同様の傾向にあるものと考えており、倒産数を大きく上回る休廃業又は解散した企業数があるものととらえております。次に、後継者不足についてでありますが、本市における後継者不在率については把握しておりませんが、後継者育成に関連した事業として、平成 21 年度から「地域工芸職人後継者育成及び需要開拓支援事業」として職人の後継者育成を目的とした事業を行っており、技術を学んで独立する方や新たな製作体験メニューを展開するグループの動きも出ており、後継者育成の芽が育っているものと感じております。また、平成 22 年度に実施した異業種交流推進事業で、事業継承をテーマとした講演会を行っており、市内企業の中に事業継承の理解が深まりつつあるものと考えております。次に、起業者育成についてでありますが、平成 21 年度から経営の基本などを学ぶ小樽商人(あきんど)塾の開講や、中小企業大学校旭川校の研修受講への助成を行っており、現在までに商人塾には 68 名が参加し、受講助成は4名が受けております。これらの方々のうち8名が起業し、このうち商業起業者支援事業を利用して空き店舗へ出店している方は7名となっており、起業者育成の研修と家賃助成の両面で起業の促進につながるよう支援してきたところであります。また、本市で把握している直近5年間の新設法人数については、平成 19 年度 157 件、平成 20 年度 153件、平成 21 年度 125 件、平成 22 年度 140 件、平成 23 年度は今年1月末までで 112 件となっております。次に、中小企業金融円滑化法についてでありますが、まず、この法律に基づく市内の申請件数や金額については公表されておりませんが、道内の状況については、昨年末、北海道財務局から公表されております。その概要は、同法の施行日から平成 23 年9月末までの中小企業者に対する実行件数が延べ5万5,135 件、金額は約1兆 2,288 億円となっており、産業別には分類されておりません。また、本市の融資制度と中小企業金融円滑化法の延長との整合性等についてでありますが、本市の制度融資の利用者から貸付条件の変更等の申出があった場合には、これまでも法の趣旨に基づき条件変更に応じており、今後も同様に対応してまいりたい、このように思っております。次に、公設青果地方卸売市場について何点か御質問がありました。まず、樽一小樽中央青果の直近5年間の決算内容についてですが、平成 18 年度及び 19 年度については大幅な赤字を計上しましたが、平成 20 年度以降は3期連続の黒字となっております。この間の経営改善策については、平成 17 年 10 月より丸果札幌青果の経営支援を受けるとともに、市や仲卸人など市場関係者も連携して支援を行う中、経費削減や販路の拡大など経営改善に取り組んできたところでありますが、需要の低迷による売上げの減少、取引形態の変化などの影響から厳しい経営状況が続いております。次に、市場の取扱量などについてですが、まず取扱量と取扱金額については、平成 18 年度は1万 7,761トン、38 億 500 万円、平成 19 年度は1万 4,875 トン、33 億 5,500 万円、平成 20 年度は1万 4,281 トン、31 億 800 万円、平成 21 年度は1万 3,963 トン、29 億 3,500 万円、平成 22 年度は1万 2,235 トン、28億 5,200 万円となっております。また、卸売市場使用料と施設使用料を合わせた使用料収入については、平成 18 年度は 2,371 万円、平成 19 年度は 2,287 万円、平成 20 年度は 1,178 万円、平成 21 年度は 1,208 万円、平成 22 年度は 1,198万円であり、その間の減免額は平成 18 年度は 1,492 万円、平成 19 年度は 1,402 万円、平成 20 年度は2,434 万円、平成 21 年度は 2,348 万円、平成 22 年度は 2,315 万円となっており、5年間の減免総額は9,990 万円となっております。次に、一般会計からの繰入金についてですが、平成 18 年度は 1,600 万円、平成 19 年度は 1,169 万円、平成 20 年度は 2,133 万円、平成 21 年度は 4,073 万円、平成 22 年度は 2,103 万円となっており、5年間の一般会計からの繰入金の総額は1億 1,077 万円であり、平成 24 年度の一般会計からの繰入金は 1,399万円を計上しております。次に、費用対効果についてですが、平成 19 年度には大手仲卸人の営業停止が発生し大幅な赤字となったものの、平成 20 年度以降については黒字経営を続けており、市民生活に欠かすことのできない青果物を安定的に供給するための社会インフラとしての役割を維持することに寄与しているものと考えております。次に、経営指導についてですが、経費全般の見直しや組織体制の見直しによる財務体質の健全化に加え、新たな産地や販売先の開拓など営業強化にスピード感を持って取り組むことなどが考えられます。次に、今後の市場の動向、方針、方策についてですが、昨今の卸売市場を取り巻く状況は食生活の変化や流通形態の多様化などにより急速に変化し、さらに人口減少や高齢化の進行による消費の減少が続いており、今後の地方卸売市場の運営は厳しい状態が続くものと認識しております。今後の方針、方策については、昨年 12 月、北海道において平成 23 年度から平成 27 年度までの5年間を計画期間とする第9次北海道卸売市場整備計画を策定し、市場活性化への取組をスタートしたところであります。この計画を踏まえ、北海道や北海道市場協会などの関係団体からの指導・助言を受け、卸売業者や仲卸人など市場関係者と協力しながら、地域における生鮮食料品の流通における基幹的なインフラとして、公共的な役割を今後も引き続き果たしてまいりたいと考えております。次に、稲一再開発ビルについてお尋ねがありました。まず、競売が成立しなかった理由についてでありますが、建物が共有名義であることや地権者の権利関係など課題が多いためと把握しており、そのような権利関係の複雑さが障害となっているものと考えております。なお、市が同ビル敷地内のアトリウム部分の土地を所有し小樽開発株式会社に賃貸しておりますが、このことは本件の競売の障害にはならないものと破産管財人からお聞きしております。次に、固定資産税・都市計画税の賦課状況についてでありますが、札幌地方裁判所では本物件の競売に当たり、入札期間に限って期間入札の公告に平成 21 年度の固定資産税及び都市計画税としてそれぞれ具体的な数値が掲載されておりましたが、賦課状況については、地方税法第 22 条で規定しております保護する秘密に該当するため、控えさせていただきます。次に、周辺地域の振興に向けたまちづくりと同ビルの活用についてでありますが、本市中心3商店街の中央に位置し、観光集客ゾーンの堺町通りや花園の飲食店街に近接している同ビルを再生させ、商業機能を中心とした、にぎわいのあるまちづくりを進めていくことが重要であると考えております。このことから、商工会議所などの経済団体とも連携し、再生に向けた取組を行ってまいりたいと考えております。次に、福祉について何点がお尋ねがありました。まず、生活保護申請に係る調査や審査の流れについてでありますが、申請は福祉部相談室で受け付けており、相談員が聞き取りを行い、生活が困窮していると判断した場合は、本人の意思を確認した上で申請を受理しております。生活保護の申請が受理されますと、ケースワーカーが担当者となり、その方の世帯や収入、資産の状況などについて調査を行い、生活保護受給の基準を満たしているかどうかの確認、決裁を経て生活保護の可否が決定されます。また、相談員につきましては特段の基準はありませんが、担当者、いわゆるケースワーカーにつきましては社会福祉主事の資格のある職員を配置するようにしており、資格がない者が配置となった場合には通信教育によりその資格を取らせております。これらの職員の育成につきましては、毎月実務に関する職場内研修などにより能力の向上を図っているところであります。次に、本市の生活保護申請などに係る直近5年間の傾向についてでありますが、平成 18 年度では相談件数 1,218 件、申請受理件数 478 件、開始件数は 442 件、平成 22 年度では相談件数 1,041 件、申請受理件数 494 件、開始件数は 446 件となっており、この5年間で相談件数ではやや減少の傾向が見られるものの、それ以外につきましては、ほぼ横ばいで推移しております。また、この間の主な相談内容といたしましては、生活保護の制度についての説明を聞きたいという相談や、失業や離婚などによる今後の生活が不安であるとの相談などであります。次に、生活保護世帯や相談者の実態調査などについてでありますが、まず生活保護世帯につきましては、担当ケースワーカーが定期的な訪問を行い、生活状況の確認など実態の把握に努めております。また、生活保護の申請に至らなかった相談者につきましては、その後の追跡調査や実態調査はしておりませんが、地区の民生委員に相談内容について報告するとともに、その方が困窮した際には再度市への相談について民生委員からも助言をしていただくよう依頼しているところであります。次に、福祉サービスの利用をしていない知的障害者の実態把握に向けた調査項目と内容についてでありますが、18 歳以上の福祉サービスを利用されていない知的障害者の方で、単身や2人世帯など緊急性が高いと思われる方を対象として、経済的に困窮していないかという観点から、収入や食事の状況など、社会的に孤立していないかという観点から、相談する人や緊急時に支援をしてくれる人がいるかなど、このほか健康状態として御本人や御家族の病院の受診状況などについてお聞きするもので、実態把握のための訪問調査を始めたところであります。また、調査終了後の施策といたしましては、安心して在宅生活が送れるよう、高齢者見守りネットワークや民生委員などの連携をより一層強化して、見守り体制の充実を図るほか、相談支援事業所などとも連携し、御本人が希望されるサービス利用に向けた支援を行ってまいりたいと考えております。次に、小樽ジャンクションについて何点か質問がありました。初めに、道路用地の取得についてですが、東日本高速道路株式会社からの説明では、小樽ジャンクションのフルジャンクション分も含め4車線分を取得すると聞いております。次に、昨年の8月に行いました小樽ジャンクションのフル整備の要望につきましては、具体的な回答は来ておりません。しかし、大規模な災害時の緊急避難路や輸送路として、また後志地域から小樽市内への急患搬送路として、その必要性と公共性は極めて高いものと考えておりますので、フルジャンクションの実現に向けて、今後とも国や関係機関に対し強く働きかけていきたいと考えております。次に、道路用地の取得率や工事予定などについてですが、東日本高速道路株式会社によりますと、道路用地の取得率は現在約 60 パーセントであり、工事につきましては今年度は工事用の進入路整備を進めていますが、来年度からは本線の本格的な工事が始まる予定で、平成 30 年度の供用開始に向け、事業が順調に進んでいると聞いております。次に、第6次小樽市総合計画についての認識についてでありますが、この総合計画は新たなまちづくりの指針として、市民など多くの皆さんの御意見を取り入れて策定し、平成 21 年度からスタートしたところであります。現在、本市においては、この総合計画で体系づけた生涯学習や市民福祉など、まちづくり五つのテーマの考え方に沿って行政運営を進めているところでありますので、行政の継続性の観点も踏まえ、今後とも総合計画を基本としながら、私の公約との整合性などを図りつつ、本市のまちづくりに取り組んでまいりたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 病院局長 並木昭義(病院局長は2025年3月まで)

前田議員の新市立病院についての御質問にお答えいたします。最初に、新市立病院建設の財源である起債についてのお尋ねがありました。まず、病院事業債と過疎債の違いについてであります。病院事業債は、従前から毎年の医療機器整備などに借り入れてきたものであります。過疎債は、平成 22 年度に小樽市が過疎地域に指定されたことにより借入れが可能となったものであります。最も大きな違いは、それぞれの起債の返済に対する国からの交付税措置の割合で、病院事業債の 22.5 パーセントに対し過疎債は 70 パーセントと、過疎債は大変有利な起債であります。資金調達の見通しにつきましては、平成 23 年度の起債については許可済みであり、3月末に借入れを行う予定であります。平成 24 年度につきましても、例年どおりですと4月末から5月初めごろに起債計画書等を北海道に提出し、10 月から 11 月ごろに許可を受け、年度末に借り入れていく予定であります。次に、事業費総額に占める起債比率等であります。事業費は、今後、入札等により変わりますが、現時点では事業費総額 137 億 5,000 万円に対する起債総額は 126 億 370 万円と試算しており、比率は約 91.7パーセントになります。償還計画につきましては、償還期間は平成 24 年度から平成 56 年度までの 33 年間で、償還額は現在の利率で試算しますと元利合わせて合計で約 155 億円になると考えております。このうち約 46 パーセントに当たる約 71 億円が交付税措置されるため、一般会計約 26 億円と病院事業会計約 58 億円を合わせた市の実質的な負担は約 84 億円になるものと考えております。次に、建設工事の入札方式についてお尋ねがありました。新市立病院本体工事の入札方式として採用した総合評価落札方式は、通常の入札が価格のみで落札者が決定されるのに対して、価格以外の要素として工事実績や地域貢献などの技術提案をあわせて評価して落札者を決定する方式であります。この方式は、価格面と建物の品質確保の両方において総合的にすぐれた施工者を決定することができる方式であり、新市立病院のような大型の建設工事においては発注者にとって大きなメリットがあることから、近年、他都市の市立病院の発注に取り入れられてきておりますが、本市では初めて採用するものであります。また、価格以外の評価項目として今回の特徴となっておりますのは、建物の品質に大きく影響する主任技術者の実績と地域貢献度の提案に大きく配点し、特に地元への下請工事の発注や建築資材等の調達に重点を置き、市内への経済波及効果を期待しております。次に、総合評価委員会と審査項目などについてのお尋ねがありました。まず、総合評価委員会の構成は副市長を委員長とし、構成員は総務部長、財務部長、産業港湾部長、建設部長、建設部次長の6人としたところであります。次に、評価項目やその配点についてであります。評価項目は企業の施工実績や主任技術者の実績のほか地元企業の活用など 10 項目とし、その配点は主任技術者の実績や地域貢献度に大きなウエートを置いたものとなっております。なお、評価項目などは、地方自治法の規定に基づき中立公正の立場の2名の学識経験者から意見を聞き、妥当性を認識した後、病院局として決定したものであります。次に、建設工事がもたらす波及効果などについてであります。新市立病院の建設工事は、建設主体工事のほか4件の本体工事で約 88 億円という大規模な事業であります。建設事業はさまざまな業種が関連することから、建設関連の企業をはじめ飲食等の消費効果も含め市内経済への直接、間接的な波及効果は大変大きなものになるものと期待しております。また、市内の企業は共同企業体の構成員としてや下請企業として工事に参加することで、大規模工事の実績取得に加え、大手建設業者の施工技術を習得することなども期待できることから、各企業の技術力向上にも役立つものと期待しております。次に、改革プラン平成 22 年度評価報告書に関してのお尋ねがありました。現病院経営の中で改善を求められている主な指摘事項は医業収支比率、職員給与比率などの指標で、いずれも平成 22 年度決算では入院外来収益が当初策定した改革プランの計画値を下回ったために、計画目標を達成できていない項目であります。これらを平成 23 年度の当初計画と決算見込みで比較しますと、医業収支比率は計画値 98.3 パーセント、決算見込み 90.3 パーセント、職員給与比率は計画値 50.3パーセント、決算見込みが 58.0 パーセントで、平成 23 年度においてもやはり当初計画の目標は下回る見込みであります。改革プランの最終的な目標は、新市立病院の起債の条件である平成 25 年度の地方財政法上の資金不足の解消であります。この目標の達成のために、医師確保に全力を尽くすことは無論、平成 24 年度DPC請求実施後の医薬品の後発品の推進や新たな診療報酬項目の取得などにより収入の増加を図り、一方で両病院の職員の適正配置や職員給与費の独自削減の継続、修繕費等の節減などを実施して支出の減額に努めるなど、多方面からできる限りの収支の改善に努めてまいりたいと考えております。次に、一般会計繰入金についてであります。まず、繰入額につきましては、平成 23 年度決算見込額は 17 億 4,400 万円、平成 24 年度の予算額は16 億 4,500 万円となります。次に、平成 22 年度評価報告書で指摘された内容が起債申請に影響することはないかということであります。この件につきましては、新市立病院起債の条件が平成 25 年度末での地方財政法上の資金不足の解消でありますので、今回改正した改革プランを確実に実行し、今後の起債申請に万全を尽くしてまいりたいと考えております。次に、現病院が抱えている問題と新市立病院に持ち込んではならない問題は何かというお尋ねがありました。市立病院の統合に向けて現病院が抱えている問題でありますが、やはり設立からの歴史的な背景、診療及び運営内容が異なる二つの病院を一つに統合することに起因する職員の意識の違いや、病院の人材不足による診療体制の停滞化が挙げられると考えております。私が今年の新年のあいさつで職員に強調したことは、新市立病院の建設に着手する今、新市立病院の統合、診療、運営が円滑に行われるよう、新市立病院の機能にふさわしいシステム、人事の構築が必要であるということを述べました。すなわち、二つの病院が単に一つになるということではなく、時代の要請に応じる新しい病院をつくり上げ、そこで職員は気持ちを新たに生き生きと働くことが大切であるということであります。そして、その実現のためには、新市立病院開院までのこの2年間に新市立病院に必要なシステムの構築、人材育成に向けて取り組む覚悟を述べ、職員の意識改革と積極的な行動を求めたところであります。次に、新市立病院が開院した場合の医業収支などを考慮した年間医業収益の確保の最低ラインと医師確保に向けた決意についてお尋ねがありました。新市立病院が開院した当初は、主に医療機器の減価償却費が大きく、減価償却後の収支均衡は難しいものと考えております。これは他の自治体病院においても共通して見られる傾向であります。そのため、当面は減価償却費を除いた実質的な資金収支のバランスをとることが目標となります。収入面で申し上げますと、新市立病院開院効果、駐車場の増設などにより最低でも現病院での患者数を上回ることによって現状以上の収入が確保できるものと期待しています。支出面においては、これまで何度も申し上げているとおり、二つの市立病院が統合されることで人員体制及び医療機器などの非効率性が解消されることにより、相当の経費の削減が図られ、建設にかかわる起債の返還を賄えると考えております。そのため、新病院では、収支均衡を保ち、一般会計からの財源支援に頼らない健全なる病院経営ができるものと期待しております。そのためにも、これまで以上に積極的に医師確保をする必要があります。前回の第4回定例会でも話しましたが、新市立病院建設が始まることは医師確保にとっても追い風となりましたので、両病院の院長ともどもこれまで以上に積極的に医師招聘と広報活動に取り組み、一人でも多くのいい医師を新市立病院に招聘できるよう努力してまいります。最後に、小樽市民が新市立病院に期待する理想の病院像を踏まえた新市立病院開院に向けた決意についてお尋ねがありました。新市立病院の設計の特徴として、一つ目に利用しやすく快適な病院であること、二つ目として安全で安心な病院であること、三つ目として環境に配慮した病院であること、四つ目として医療環境の変化に対応した病院であることの四つを特徴として設計に取り組んでおります。小樽市民が期待する理想の病院とは、まさにこの四つの特徴を実現する病院であり、小樽・後志地域医療を統括する中心的な役割を果たす施設として特徴を十分に発揮し進展していくことであります。そうすることで新市立病院は小樽のシンボル的建物となり、市民に安心・安全、信頼、幸福をもたらし、小樽の発展に大いに貢献することが期待できるものであります。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 教育長 上林猛(教育長は2015年12月まで)

前田議員の御質問にお答えいたします。初めに、各学校の改善プランの取組と成果についてであります。各学校では、学力向上検討委員会で作成した報告書を基に、自校の課題を踏まえた1年間の取組を示した改善プランを作成しています。このプランには、例えば文章で相手にわかりやすく伝えることを重視した国語の授業実践や、小数や分数の四則計算の定着に向けた算数のドリル学習の継続的な実施など、学力向上に向けた取組のスケジュールや改善方策が示されております。自校の学力調査などの結果を基に改善プランを作成することで、教員の学力に対する意識が高まり、全学年で学力の定着度を把握するために行うCRTやNRTの学力検査を実施する学校が大幅に増加いたしました。また、学力調査で無回答率が高かったことや家庭学習の定着が不十分であるという結果を踏まえて、長期休業中や放課後の補充学習をほとんどの学校で取り組むようになりました。次に、授業改善に向けた取組と家庭での学習習慣の確立についてでありますが、教育委員会では、他の人の授業を見て教員一人一人が自分の授業を振り返って学び、学校全体で組織的に授業改善を図ることが大切であると考えておりまして、平成 23 年度も公開研究会の開催や研修会への参加を促進してまいりました。各学校における公開研究会は、昨年より2校多い 19 校で開催され、他校の教員も広く参加する中で延べ 550 名の教員が授業を参観し、協議をしております。また、教育委員会では、国語の授業を参観し効果的な指導方法を学ぶ「これからの学習指導」などの研修会を 52 回開催し、延べ 1,223 名の教職員の参加があり、昨年度と比較して講座数が4講座、参加数が 187 名増えております。さらに、学力向上には指導方法の工夫・改善が求められておりますことから、ティーム・ティーチングや退職教員などの外部人材を活用した授業に指導主事が訪問をし、指導・助言を行うなど、今後とも公開研究会の積極的な開催を奨励するとともに、研修会の参加については、学校として課題を明確にし、組織的に行うよう働きかけてまいります。次に、家庭での学習習慣の確立につきましては、これまで各学校では家庭学習の仕方などの手引を作成、配布し、保護者会などで説明をしたり、学校だよりやホームページに掲載したりするなどの取組を行っております。また、教育委員会では、学年に応じた家庭学習時間の設定や携帯電話の正しい利用方法などの啓発を行ってまいりました。本市では、家庭学習を全くしない子供たちの割合が全道・全国に比べて依然として高いことに課題がありますことから、今後、家庭での音読の推奨や学校図書館を活用した読書活動を推進し、読書習慣の定着を図るなど家庭での学習習慣の確立に努めてまいりたいと考えております。次に、教育委員会主催の研修会についてでありますが、平成 23 年度は全 52 講座を行っており、研修日数が延べ 56 日間となっております。教員向けの講座といたしましては、授業研究を通して子供たちの学力の向上を図る効果を目指した「これからの学習指導」ほか7講座、それから豊かな心をはぐくむ指導の充実の効果を目指した「道徳教育研修講座」ほか9講座、それから安全に配慮した柔道の指導を通して健やかな体の育成の効果を目指した「武道研修講座」ほか6講座、携帯電話やインターネットのトラブル防止の効果を目指した「情報モラル教育研修講座」ほか6講座、小学校向けの学習支援ソフトの効果的な活用を目指した「コンピュータを活用した授業実践講座」ほか3講座などとなっております。また、管理職としての資質能力向上の効果を目指した「夏季管理職研修会」ほか7講座、初任者の授業力向上の効果を目指した「初任者学校間交流」ほか6講座、そのほかに教員の生徒指導力向上の効果を目指した「生徒指導教育講演会」を開催しております。次に、平成 23 年度の学力等調査に係る本市の結果の公表についてでございますが、教育委員会では本調査の結果は保護者や地域の方々にしっかりと説明し、課題などを共有することが大切であると考えております。北海道教育委員会が来月上旬には全道の管内別の結果を公表すると聞いておりますので、本市といたしましては、その内容を踏まえ、児童・生徒の学力や学習の状況を全道と比較をしてわかりやすく示すとともに、学校で取り組む指導改善のポイントや家庭学習の定着を図る具体例を盛り込むなど、昨年度よりも踏み込んだ内容にしたいと考えております。次に、平成 24 年度の教育行政執行方針と私が就任する前の方針との相違についてでございますが、これまでと大きな違いは、まずは教育行政執行方針として私自身の考え方やその年度の重点施策、予算の主なものなどを議会の場で説明できるようになり、報道などを通して広く市民の皆様にお知らせできるようになったことであります。これまで教育委員会では、5か年の中期的な学校教育推進計画2次計画に基づき各般の事業を年度ごとに行ってきましたが、その内容は議会や教育関係者に資料を配布することで周知をしていたため、その年度に取り組むべき施策が市民にはわかりづらいものとなっていたと思っています。今後とも教育委員会といたしましては、毎年議会に教育行政執行方針を報告し、その年度に取り組む重点を明らかにしながら、市民にわかりやすい教育行政を執行してまいりたいと考えております。次に、外部指導者活用の現状と今後の方向性についてでございますが、各学校では音楽の伝統楽器の学習における琴の指導、能楽の体験、キャリア教育における職業体験学習、部活動やスキー学習、絵本の読み聞かせなど、すべての小・中学校でさまざまな教育活動に外部指導者を活用しております。さらに、教育委員会では、小樽の子供たちの学力向上のため、市内小・中学校で行っている放課後や長期休業中の学習サポートに小樽商科大学の学生の派遣をお願いするため、現在、大学側と協定を結ぶ準備を進めているところでございます。教育委員会としましては、平成 24 年度の教育行政執行方針でも述べましたとおり、本市は専門家や学識経験者などマンパワーに恵まれているということもありますので、今後、一層外部人材の活用を図ってまいりたいと考えております。次に、教員の指導力不足の判定基準と実態についてでございますが、教育委員会として指導力不足の教員とは児童・生徒の教育指導や学級経営などがうまくできない教員という認識をしており、これらの教員については校長や保護者からの相談などを通じて把握しておりますが、平成 22 年度には子供への不適切な言動、児童・生徒の評価に関する苦情、いじめへの不十分な対応、学級経営や教科指導などの相談が十数件寄せられております。教育委員会といたしましては、これらの相談について早急な事実確認と対応を学校に求めるとともに、各学校の教員の日々の教育活動を細かに把握することや、組織的な取組を行うことなどについて校長会議を通じ指導をしているところでございます。次に、新・市民プール整備事業についてでありますが、教育委員会といたしましては、引き続きプール建設用地の確保について検討しているところでありますが、平成 24 年度の予算編成に当たり本市の財政が大変厳しい状況にあると認識しておりますので、今後の進め方については市長部局と十分協議しなければならないものと考えております。次に、国旗・国歌の適切な実施に向けた教育委員会の指導内容と各学校における国歌の歌唱指導の状況についてでございますが、教育委員会では学習指導要領に基づき適切に国旗・国歌に係る指導を行うこと、国旗は出席者の目に触れる場所に自然な形で掲揚すること、国歌は教育課程に適切に位置づけ、子供の発達の段階に応じた指導を行い、式の中で実際に歌唱されるよう指導すること、直接子供の指導に当たる教職員が国歌斉唱時に起立することは社会通念上当然であることなどについて、校長会議や学校訪問で機会あるごとに指導をしております。また、国歌の歌唱指導の状況については、小学校では音楽の年間指導計画に位置づけて取り組んでおり、小・中学校ともに入学式や卒業式等の儀式的行事の練習の場面で式の流れに合わせた練習を行い、市内すべての小・中学校で適切に指導されております。次に、公教育の現場における国旗・国歌の取扱いについての私の見解でありますが、私としては、児童・生徒に我が国の国旗・国歌の意義を理解させ、これを尊重する態度を育てるとともに、諸外国の国旗・国歌も同様に尊重する態度を育てることは大切であると考えており、このことを指導する教員には、教育公務員としての責任の下、適切に対応することが求められているものと考えております。入学式や卒業式などにおいてこの意義を踏まえ、学習指導要領の定めるところにより、国旗・国歌を適切に実施されるよう各学校への指導を徹底してまいります。最後に、学習指導要領と私が目指す教育方針についてですが、学習指導要領は教育の機会均等と全国的に一定の教育水準を確保する観点から国が定めているものであり、市内の各学校では、学習指導要領に基づいた教育課程を編成し、確かな学力の育成などの教育活動を展開しております。私としては、本市における全国学力・学習状況調査のこれまでの結果や議会での議論、保護者や市民からの学力向上を求める声などを総合的に勘案し、小樽の学力の向上は喫緊の課題であると認識したものであります。したがいまして、平成 24 年度の教育行政執行方針においても、学力向上を重点施策の第1番目と位置づけ、教員の指導力の向上と家庭学習習慣の定着を大きな柱に、全力を挙げて取り組んでまいります。(「議長、27 番」と呼ぶ者あり)

再質問 27番 前田清貴

何点か再質問をさせていただきます。初めに、後継者不在の関係を聞きました。それで、調査していないということなのですが、していなかったのであればいたし方ないですが、できれば調査していただいて、後継者育成などの施策に生かしてもらえればよかったと、こう思っております。それで、やはりこれだけを調査するというのは大変だと思いますので、何かの商業的なアンケートを実施する際、その中に一行入れてもらえればいいわけでございますから、ぜひそういったことも調査をして、今後のそういった不在率の低下を抑える、そういったことと同時に後継者育成、これらの部分にこういったアンケート調査を生かしてもらいたいというのが1点です。それと、稲一再開発ビルですが、これは市長公約の中にも結構うたっているのですよ。七つの重点公約の中に大きく2番目ぐらいにうたっているのです。それで、市長に当選されてからもう1年近くたつのですが、競売ということもありましたけれども、この1年間、市長が公約に掲げられたのでありますから、やはり何か水面下で、固有名詞は出さなくて結構ですけれども、具体的にこうやって動いたのだということを市民にお聞かせいただければと思いましたので、何か具体的に取り組んだのであればお聞かせください。あと、ちょっと聞き逃していたかもしれませんけれども、市として、今と同じことになるのですが、解決に向けてリーダーシップ的なものをとってと質問していたのですけれども、その辺の答弁がなかったと、ただ商工会議所とうんぬんと、何かそのようなことで他力本願的に聞こえたのですけれども、その辺をもう少しお聞かせください。それとあと、新市立病院の関係ですが、お話しできないものもあるようでございますけれども、約 137億 5,000 万円を投じるわけですから、波及効果はどのようなものがあるのだということを聞いているのですけれども、大変大きなものがあると、ただそれだけなので、やはり、基本的には数字をある程度答えていただかないと、ただ大きなものがあるというだけでは、それはあまりにもアバウトすぎるのではないのかと思います。それともう一つ、これも同じようなことで、年間医業収益の最低ラインはということで聞いているのですが、今の病院より多くなるとの答弁です。少なくなったら大変なのですけれども、この辺についてもやはりきちんと、病院が計画どおり機能したらこの程度の医業収益はないといけないと、やはり人件費などいろいろなものを支払っていかなければならないわけですから、そういったこともはっきり示していただいて、恐らくつかまえているとは思いますけれども、やはりこれも今より多くなるという答弁ではちょっとアバウトすぎるのではないのかというのが一つです。それと、教育長にお聞きするのですけれども、プールの問題ですが財源が大変厳しいということです。それで伺いました。平成 30 年度までに建設できるのかというようなニュアンスのことを聞いているのですけれども、そのお答えが計画どおりいくようにも聞こえましたけれども、30 年度までには完成させると、こういうような御答弁はできないのでしょうか。

答弁 市長 中松義治(市長は2015年3月まで)

私から稲一再開発の問題について答弁させていただいて、あとは担当部長から答弁をさせていただきたいと思います。先ほども稲一再開発の問題については前田議員の御質問にお答えいたしましたけれども、やはり本市中心の3商店街の中心であるということと、それから、にぎわいのあるまちづくりということからいうと、何としても稲一再開発に向けては私としても本当に取り組んでいきたいというふうに思っております。私が就任いたしましてから幾つかお話がありましたけれども、それぞれいろいろな事情の中でなかなか実現に至っていないということでございます。競売の問題については議員の御質問のとおり終わったわけでありますけれども、これから任意売却に向けてやはり取り組んでいきたいと、このように思っているところですので、御理解をいただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 産業港湾部長 工藤裕司(産業港湾部長は2012年2月まで)

後継者不足の調査につきましては、今後、何らかの形で調査ができるよう検討をさせていただきたいと思っております。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 経営管理部長 小山秀昭

新市立病院建設の経済効果でございますが、具体的に入札の後どれぐらいの下請が出るか、これは資料で話したいと思いますが、それまでは控えさせていただきます。ただ、飲食等の効果は、例えば砂川市は市立病院建設のときに調べたようですが、そのときで約5億円あったということでございますので、本市の場合はもう少しあるのではないかと思っております。それと、新市立病院の医業収益でございますが、基本的には今より上回ると思っておりますが、計画でそれほど大きく人数を増やすとか、そういうことはしたくありませんので、今は現状の患者数、それと単価で計画をつくっているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 教育長 上林猛(教育長は2015年12月まで)

新・市民プールのことでございますけれども、繰り返しになりますが、現在、用地について検討を進めているところでございまして、なるべく早くめどを立てたいというふうに考えておりますが、今後の進め方については、市の全体の財政のこともございますので、市長部局と協議を行いながら進めてまいりたいというふうに考えております。(「議長、27 番」と呼ぶ者あり)

再々質問 27番 前田清貴

再々質問をいたします。市長にお伺いしますけれども、稲一再開発のビルの問題ですが、任意売却になったということで、そういう活用策に向けて逆に市長のリーダーシップが重要になってくるのではないかと思います。だから、競売の場合は介入できない部分があるのでしょうけれども、任意売却になれば今度はいろいろな話が出てそこで入っていけるわけですから、市長のいろいろな経験、過去の経歴を十二分に発揮していただいて、一日も早くあの辺をにぎやかにしてもらいたいということで、花園の皆さんがそう言っておりますので、よろしくお願いします。それと、教育委員会に伺いますが、新・市民プールを平成 30 年度までに建設できるのかを聞いたのですが、そのことについて明確にお答えにならなかったのですけれども、場合によっては 30 年度から先へ延びるという可能性もあるというふうに受けとったのですが、それでよろしいのですか。

答弁 市長 中松義治(市長は2015年3月まで)

前田議員の再々質問にお答えしたいと思います。議員がおっしゃるように稲一再開発については一日も早く報告できるめどが立てられるよう努力してまいりたいと思いますので、御理解をいただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 教育長 上林猛(教育長は2015年12月まで)

再度の御質問ですが、第6次総合計画の範囲ということで、前期計画に位置づけられておりますので、基本的には平成 30 年度までというふうに考えてはございますが、その進め方については市長部局と協議をしてまいりたいというふうに考えています。

出典:小樽市議会 平成24年第1回定例会 2012年2月27日 議事録 PDF(33ページ) 間違いを知らせる