小樽市議会 平成23年第4回定例会 2011年12月6日
(1)認定こども園について/(2)公の施設の指定管理者の指定について/(3)市営住宅条例の一部改正について/(4)職員給与条例の一部改正について/(5)病院事業会計補正予算について/(6)児童・生徒の学力の向上について/(7)小樽市姉妹都市提携委員会などについて/(8)密告者の摘発と処分について
2011年12月6日、小樽市議会の一般質問で、吹田友三郎議員が「認定こども園について」「公の施設の指定管理者の指定について」「市営住宅条例の一部改正について」「職員給与条例の一部改正について」「病院事業会計補正予算について」「児童・生徒の学力の向上について」「小樽市姉妹都市提携委員会などについて」「密告者の摘発と処分について」について質問し、市長 中松義治、病院局長 並木昭義、教育長 上林猛が答弁しました。
- 質問者
- 吹田友三郎 議員
- 答弁者
- 市長 中松義治、病院局長 並木昭義、教育長 上林猛
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 吹田友三郎
平成 23 年第4回定例会に当たり、一新小樽を代表して質問させていただきます。日本の景気低迷は深いやみの下に沈んだ状態の中、3月 11 日の東日本大震災、そして東京電力福島第一原発の事故があり、日本じゅうを震撼させております。地震が発生してから 10 か月目に入ろうとしておりますが、復興計画の具体的なものは被災地、被災者には示されず、あきらめの厳しい冬を迎えようとしております。国は、これらの復興財源は現段階で十数兆円と見積もり、この財源を国民の所得税を主に 25 年間、臨時徴収する考えであります。財源の確保だけが最優先の取組となっており、国の補助制度のやり方は、事業が完了しなければ資金の手当てをしないもので、さまざまな復興をさせるためにはつなぎ資金が必要となり、そのことにめどが立たないまま進んでいるものと思われます。私たち戦後の第1次ベビーブームの者たちなどは、死ぬまで払い続けることとなるようです。国民の所得は生活に十分なものとなっていない中、新たに徴収するやり方は問題であると考えており、今回の大規模な復興財源の捻出には、国及び全国の自治体は各所管の責任の社会資本整備を一時凍結し、その余裕な人、物、金を投入して復興させることにより、復興財源を捻出し、増税を行わない方法もあるものと考えております。現在、復興の足かせとなっているものは行政の体制にあり、市町村は都道府県に、都道府県は国に、国は地方自治体にと、たらい回しが続いており、被災民は持っていくところがない状態になっているように思います。現状を聞くにつけ、被災者、弱者に対する対応に、豊かな生活に守られている官僚では無理かという思いがあります。先日は、小宮山厚生労働大臣が福島県のために特に配慮して進めているという発言がありましたが、地元福島では、それは何を言っているのかと、厳しい反発を買っているとも聞いております。厳しい環境に暮らす人たちは目に見える温かい対応が必要であり、本市におきましても、行政は市民が真に必要としているサービスを安価で適時に提供することを踏まえて、質問をさせていただきます。第4回定例会では、市長より 17 本の議案と2本の報告が提出されておりますが、この中のものを中心に取り上げ、質問をいたします。まず、認定こども園についてであります。今、国は、税と社会保障の一体改革の中に、少子化対策、待機児童解消に向けた子ども・子育て新システムの議論が終盤を迎えており、野田総理大臣は次回通常国会に法案の提出を目指しております。このシステムは、幼稚園、保育所の一体化の下で進めることを目指しておりますが、その内容は幼稚園型のこども園、保育所型のこども園、幼保連携型のこども園、地方裁量型、そして幼稚園、乳児保育所と議論の中でさまざまな形態が出現し、単なる待機児童解消であれば、このような難しい、利用者にとってもプラスになるようではないものに大変な労力を費やし、整理がつかないような状態となることが懸念されております。保育所待機児童の現状については、平成 23 年度当初で過去1年間を見ますと、定員の拡大は4万 6,000人、保育所定数は 220 万 4,000 人となっており、保育所利用者は4万 2,837 人増加し、保育所利用児童数は 212 万 2,951 人で、年齢区分では3歳未満児が3万 1,226 人の増、3歳以上児は1万 1,611 人の増となっております。待機児童数は2万 5,556 人と前年より 719 人減少し、4年ぶりに増加がとまっているものです。しかし、少子化が進む中で若い世代の所得が低く、どうしても2人が働き続けることが必要となっていることがこのような現象として現れているものと思われ、乳幼児の保育所利用率はますます高まることが予想されます。現在、幼稚園型のこども園、学校法人の幼稚園が無認可の保育所を併設する形が全国各所でつくられておりますが、現場ではさまざまな問題が出ており、また利用者からも指摘される事業者は、事業の継続に及び腰となっていることも聞いております。このたび、本市での第1号となる幼保連携型となりますこども園は、安心こども基金を活用することとなります。国は、安心こども基金を都道府県に分配しており、通例の事業費負担金は道の基金財源から総事業費の2分の1、国の補助金が4分の1、そして事業者が4分の1の負担となり、今回は認定こども園整備事業費補助金は2億 671 万円となりますが、これは幼稚園園舎の建替え分へも補助金が加算されていることが、このような大きな予算となっているものと考えております。社会的要望のゼロ歳から2歳児の乳児の待機児童の解消が主たる目的となりますが、本市はこのたびの 55 名定員の施設設置により、市内の保育サービスの供給体制に対して、どのような現状と将来像を持っておりますか。また、銭函保育所の改築の実施時期を延期されましたが、今後、地域性の中で規模の縮小、将来的には民間への移行がありますか、お伺いいたします。次に、公の施設の指定管理者の指定について伺います。このたびは、塩谷児童センター管理代行業務費 2,124 万円(平成 24 から 26 年度)、いなきた児童館管理代行業務費 2,116 万 5,000 円(24 から 26 年度)、さくら学園管理代行業務費1億 3,800 万円(24から 26 年度)、総合体育館管理代行業務費等1億 7,085 万 6,000 円(24 から 26 年度)の債務負担行為の下、指定管理者の指定が提案されております。このたびの委託業務契約にかかわる施設等の管理経費は、自前で運営するときとどれほどの財政的効果、サービスの内容の向上が見られますか、委託先選定における公募制度になじむ環境づくりはどのように進めておりますか、お伺いいたします。次に、市営住宅条例の一部を改正する条例案についてですが、本市では一人一人の収入が減少し、家庭をつくり2人で働いても余裕のある生活ができない状態となっており、個人住宅の取得が難しいことから、賃貸の住宅の要求が高いものと考えております。このような情勢から、市営住宅の必要性は常にあると考えております。本市の市営住宅の供給について、特に若年層の低所得者を考えるとき、若年層向けの住環境の整備は本市の人口動態の改善に大きく影響があるものと考えますが、このたびの条例の一部改正を踏まえて、今後の政策はどのように進めますか、お伺いいたします。次に、職員給与条例の一部改正にかかわり、本市の職員の労働構成は2重構造となっております。本市の職員は、正規職員として就労している方と非正規職員となっているからです。近年、正規職員の削減が行われてきましたが、業務を補う人材としての非正規職員の採用はどのような傾向で進んできましたか。10 年前と比較してお知らせください。また、非正規職員で臨時職員として就労している、例えば事務職員や保育士の、週の労働時間と1人当たりの年収ベースについてをお知らせください。非正規職員は、職務給的に年齢にかかわらず同一賃金となっていると思いますが、このたびの職員の給料表で示されているように正規職員は年功序列型の給与体系を続けるものか、職務給、職能給への移行を視野に進めているものか、お伺いいたします。年金問題をとっても、非正規職員は国の日本年金機構の厚生年金に加入しており、厚生年金は大変難しいものとなっておりますが、本市も事業主として社会保険料の半額を負担し、非正規職員の福利厚生にかかわっております。本市雇用の非正規職員のためにどのようなことを日本年金機構に対してかかわっているのでしょうか、お伺いいたします。次に、病院事業会計補正予算が示されました。このたびは、病院耐震化補助金8億 219 万 9,000 円を受けるためには、平成 23 年度中に着工することが条件であり、本定例会の補正予算として継続費及び債務負担行為の設定を行うことで、病院建設予定地内小学校解体工事費1億 3,500 万円の債務負担行為、市立病院統合新築建設工事 88 億 4,000 万円の継続費、市立病院統合新築外構工事3億 2,000 万円の継続費、医療コンサルタント業務委託費 2,500 万円の継続費と、本定例会での補正予定額は 93 億 9,000 万円となっております。この予算の額の見方はどのような観点から見ることが正しいものとなりますか。建設工事の積算については、国、道が示しているもののほか、見積り等の徴取も行ったと思いますが、どのような積算方法で算定されたものですか。また、入札価格はどのような過程を経て決定をされるのですか。お伺いいたします。新市立病院の建設にかかわっても、ITにかかわるシステムの開発が進められますが、11 月 30 日付け読売新聞にも取り上げられ、「省庁IT費、高どまり」の指摘が会計検査院からありました。この中で注目することは、抽出調査結果によると、2008 年度から 10 年度のIT調達計約 1,677 件、金額にして 9,334 億円のうち随意契約が 43.4 パーセント、入札者が1者だけの1者応札が 37.6 パーセントに上り、全体の8割で競争性が不十分だったとのことです。06 年の調査では、約8割であった随意契約は減ったものの、かわって競争入札での1者応札が増えたと指摘しているとのことです。ある省庁では競争入札を導入しているが、1者応札が多発しているとのことです。特に、大手業者同士が競合するのは極めてまれと言っていいとのことです。業者間で不文律のようなすみ分けがあるのではと言っているとの報道がなされております。このような問題は、地方自治体においても同様のことが行われていると考えることが普通であると思います。本市においては、ITに係るシステムの開発、改修、業務管理等において、これら指摘された問題についてどのような方策を行ってきましたか。また、今後どのように対処することを考えておりますか。IT関連予算は少額ではなく、業務費用の削減のポイントともなるものです。このことについて、現状、そして今後の取組についてお尋ねいたします。次に、教育委員会についてお尋ねいたします。北海道の小・中学校の教育レベルは全国的にはワーストレベルにあり、本市におきましても同様となっております。現在、全国的に、学力の向上の第一は、教職員の指導力の向上が必要十分条件となっていると言われております。学力が全国トップとなっております秋田県では、特にこのポイントを重要としてさまざまな取組を行っているとのことです。教職員同士の指導力向上のための内部研修、そして外部研修、また学校現場には一般住民など、だれもがいつでも授業参観をすることができ、教員の指導についての意見を言うことができ、その意見を現場に役立てることにより、より指導力の向上に寄与していると言われております。本市におきましても、児童・生徒の学力向上のための指導力について、今後どのような取組のお考えがありますか、お伺いいたします。このたびは本市の教科書の選定が行われ、教育出版から光村出版に変わり、内容的にはより充実したと聞いておりますが、小学校では導入されている中で、例えば国語の教科書の内容の指導が教科書の意図する内容の教育レベルに達していないと関係者の中で言われていると聞いております。教職員の指導力不足が原因となっているのではないかとのことですが、教育委員会としては、この点についてどのような認識でおられますか、お伺いいたします。国語などでは、家庭での読書の機会をつくることが必要でありますが、学校におきましても、朝読又は昼読として 30 分程度の時間をとることが必要と思われます。教育委員会ではこれらについてどのように考えられますか、お伺いいたします。各学校現場では、教育にかかわるさまざまな活動をするに当たり、ある程度の予算が必要となる場合があります。近隣の町村では、首長を含め、臨機な対応ができていると言われておりますが、本市では大変融通性に難があると言われており、各学校の創意工夫をした教育活動ができない状況にあると言われておりますが、本市の教育予算の中ではどのように対応されておりますか。事例を含めその内容をお聞かせください。本市では現在、小・中学校の学校再編が進められておりますが、教職員の指導力の向上の中で中学校などでは、各教科において複数の教科担任教諭による内部研修が必要と思われますが、小さな町村では少人数校におきましては、各教科に1人しかいない場合とか、また教科の免許以外の指導、つまり資格のない教科の授業を担当することがあるとのことです。本市におきましては、どのような状況となっておりますか、お伺いします。景気の低迷による所得格差がますます厳しい状況であり、塾通いをすることなく、学校で確かな学力をつけられる教育を受けられることが必要であり、教育委員会はこの問題について今後どのように取り組むこととなるか、お伺いいたします。次に、小樽市姉妹都市提携委員会などの活動内容の一部についてお尋ねいたします。この委員会は、昭和 45 年4月6日に小樽市と姉妹都市関係又は友好都市関係にある都市との友好親睦事業を推進するために設け、事務局を小樽市役所内に置くことになっております。この委員会の事業は、一つ目、都市提携に関する諸事業の企画立案及び実施、二つ目、都市提携の趣旨普及及び姉妹都市、友好都市の紹介、三つ目、都市提携に関する情報及び資料の収集、四つ目、市及び関係団体との連絡調整、五つ目、親善使節団の派遣及び受入れ、六つ目、貿易促進に関する事業などであります。この委員会の委員長は、通例どなたがされておりますか。事務局は市のどの部門にありますか。実務的運営責任者はどなたですか。お伺いいたします。市では、過去にこの委員会にどのような財政措置をしておられましたか。お聞きした内容では、市部局の方々がこの委員会の予算を使用して、業務としての旅費を使用しているのですが、この委員会のどの事業に本庁の公務出張では行くことができないものがあるのでしょうか。お伺いいたします。この委員会の事業は、前年度末には事業予算がついているのであり、市の職員の旅費の使用に二つの財布があると思いますが、どのような理由で使い分けているものか御説明をいただきます。通常、この委員会で出張した場合では、旅費の支給については市の旅費規程が使われているとのことです。別の旅費の支給であれば、また一つの考えともなりますが、わざわざ資金の異動をして使うことではないと考えられますが、なぜこのようなやり方を 40 年間も続けてこられたのかお聞きします。また、このやり方に疑問なり変更の検討はなかったのですか。そして、今後、改める考えはありますか。お伺いいたします。このような方式は他にもあるように思われますが、市から財政措置をし、市職員がその資金の一部でも使っての出張が行われているものは、過去に、そして現在にもありますか、お伺いいたします。やめられた市議会議員にお聞きしましたところ、そのようになっていたということはわからなかったとのことでした。通常であれば、外部に流れた資金は議会では詳細な内容の確認ができないと思います。質問の最後になります。市職員による議員の質問事項についての情報が事前に密告されたことがあり、その者たちの摘発、その処分についての質問をいたします。私は、「人は過去と他人を変えることはできない。しかし……」という言葉を踏まえた人生を送っています。つまり、人は自身の行ったことは、どのようにしても変えることはできない。そのことによる結果はすべて自身の責任であるということです。本市は、さきのパーティー券問題のときも市部局においてしっかりとした調査を行い、適切な解決をしたものと思います。このたびの問題については、なぜそのようなことをする必要があったのか。だれが行ったのか。そして、その処分についてどのようにされるのか、お尋ねいたします。(「具体的に言わないとわからないことだ」と呼ぶ者あり)私は、このような諸君がいる組織とは仕事はできまいと考えております。(「だから、具体的に言いなさい」と呼ぶ者あり)最低でも、関係部署より排除することを要求したいと考えております。市長はどのようにお考えになりますか、お伺いいたします。(「質問の内容がわからないよ」と呼ぶ者あり)このたびの質問の基本は、今後、本市が直面する人口減少と高齢化社会の中で、いかに早い段階で解決に向かってのかじを切るための財源をつくり出すことを念頭に置き、人、物、金のそろわない限り政策が進まないものであり、その闘いに挑戦するしっかりとした答弁を期待し、再質問を留保し、質問を終わります。(拍手)(「質問の意味わからないから答えようがないよ」と呼ぶ者あり)(「市長、答えようがないのではないですか」と呼ぶ者あり)
答弁 市長 中松義治(市長は2015年3月まで)
吹田議員の御質問にお答えいたします。初めに、認定こども園について何点かお尋ねがありました。まず、市内の保育サービスの現状でありますが、本年4月に5か所の市立保育所及び2か所の民間保育所において定員の見直しを行い、また、新たな乳児保育所の開設もあり、3歳未満児の定員を増やしたものですが、現在では定員を超過し、さらに入所待ちの児童も生じている状況にあります。また、将来像とのことでありますが、今回の認定こども園は桂岡町に建設されることから、銭函地区における保育サービスの供給体制の拡大につながるものと考えております。今後におきましても、小樽市次世代育成支援行動計画を踏まえ、入所待ちの児童が生じることのないよう努めてまいりたいと考えております。次に、銭函保育所の規模についてでありますが、銭函保育所の建替えに当たっては、認定こども園開設後の銭函地区の保育需要の動向を見て、定員、規模を定めてまいりたいと考えております。また、民間への移行については、市立保育所の規模、配置に関する計画において、銭函保育所は地域における保育施策の推進及び総合的な子育て支援の役割を担う拠点施設と位置づけており、民間への移行は考えておりません。次に、公の施設の指定管理者の指定についてお尋ねがありました。初めに、指定管理者を指定することによる財政的効果とサービス内容の向上についてでありますが、市が管理していた時点と指定管理者制度の導入後との財政的効果でありますが、それぞれ指定前の年度と直近の平成 22 年度の決算額で申し上げますと、まず、いなきた児童館につきましては、17 年度 990万円、22 年度が 1,138 万円で 148 万円の増、塩谷児童センターは 17 年度 1,293 万 8,000 円、22 年度が1,089 万円で 204 万 8,000 円の減、総合体育館は 16 年度 6,106 万円、22 年度が 5,437 万 7,000 円で 668万 3,000 円の減、さくら学園は 15 年度 5,791 万円、22 年度が 4,340 万円で 1,451 万円の減となっております。また、サービス内容の向上についてですが、いなきた児童館、塩谷児童センターにおいては、とみおか児童館を含め輪投げなどのゲームで成績を競う児童館オリンピックを実施するようになったこと、総合体育館では、民間のノウハウを取り入れることにより、子供から高齢者まで多様化するスポーツ教室の開催が可能になったこと、さくら学園では、送迎自動車の充実により、きめ細やかな送迎体制が可能となったことなど、それぞれの施設において、多様化する市民ニーズに対応したサービスの向上が図られているものと考えております。次に、指定管理者に応募しやすい条件づくりでありますが、各施設における目的や性格が異なるため、それぞれの施設が円滑に運営管理できるよう、例えば児童や障害者などの方が利用する施設は安全・安心に利用できるよう同種の運営実績のある法人であること、体育館の場合は、体育指導を行える者を配置できることなど個別の応募条件を設定しております。その結果、指定管理者の募集に当たっては対応できる法人が限られ、任意により選考となることもありますが、広報おたるへの掲載、ホームページでの公表、報道機関への報道依頼などで広く周知を図りながら、原則公募としているところであります。次に、市営住宅の供給についてでありますが、本市では平成 22 年3月に策定した小樽市公共賃貸住宅長寿命化計画により、オタモイ住宅の建替え事業や若竹住宅の全面的改善事業などを行い、単身者やファミリー向けの住宅を整備しています。今後につきましても、この計画に基づき、若年者や高齢者などの世帯が安心して快適な生活を送れるよう、市営住宅の適切な供給に努めてまいります。次に、職員給与条例の一部改正について何点か御質問がありました。まず、非正規職員の採用について、過去 10 年の傾向でありますが、10 年前の平成 13 年4月の人員は市全体で正規職員を含め 3,037 人であり、そのうち臨時職員は 175 人で全体の 5.7 パーセント、嘱託員は 640 人で全体の 21.1 パーセント、正規職員は 2,222 人で全体の 73.2 パーセントでありました。これに対して、23 年4月は市全体で 2,483 人であり、そのうち臨時職員は 158 人で全体の 6.4 パーセント、嘱託員は 585 人で全体の 23.5 パーセント、正規職員は再任用職員を含めて 1,740 人で全体の 70.1パーセントとなっております。この 10 年間で途中、多少の増減はありますが、それぞれの職で全体的に減少傾向となっており、10年前との比較では嘱託員及び臨時職員を合わせた構成比率は3パーセント程度の増となっております。また、臨時職員のうち、事務補助職員と保育士の週の稼働時間と年収についてでありますが、1週間の就労時間につきましては正規職員と同じ 38 時間 45 分であり、年収につきましては通勤費を除き、事務補助職員で 150 万円程度、保育士で 200 万円程度となっております。次に、正規職員の給与体系についてでありますが、職員の給与については、その職務と責任あるいは勤務成績に応じて支払われるものであり、それが結果として年功的なものになっていると認識しております。また、能力、実績に基づいた人事管理を進めることは、組織の活力を維持する上でも大切なことであると考えており、これまでもこのような観点で適切に昇任等を行ってきたところでありますが、今後におきましても、こうした考え方に基づき給与体系を維持してまいりたいと考えております。次に、非正規職員の厚生年金に関する御質問ですが、嘱託員及び臨時職員の将来の安定的な年金受給のために、市が日本年金機構に対して何か特別の働きかけをするということはしておりませんが、市といたしましては、加入資格がありながら、届出漏れなどにより、将来的に年金を受給する際に不利益が生じないよう、これまで同様に適正な事務処理に努めてまいりたいと考えております。次に、小樽市姉妹都市提携委員会についての御質問ですが、この委員会は本市の姉妹都市交流推進に当たり、市内の経済団体や文化団体、国際交流団体などの御意見を反映し、協力して事業を実施するため設置しているもので、市、市議会並びに各団体の代表で構成しており、委員長は委員会規約に基づき委員の互選により私が務めております。また、事務局は総務部国際交流担当に置き、実務的運営責任者であります事務局長は総務部長が務めております。次に、姉妹都市提携委員会に対する財政措置についてでありますが、委員会に対しましては、姉妹都市の訪問事業や姉妹都市からの使節団の歓迎事業など、各年度において交流事業の実施に必要と認める事業費及び事務費を交付金として支出してきたところであります。次に、委員会からの市職員への旅費の支出についてでありますが、委員会が支出する旅費につきましては、姉妹都市の訪問など姉妹都市提携委員会の事業実施に必要な経費を委員会予算から支出しているところであり、この取扱いを改めることは考えておりません。次に、姉妹都市提携委員会と同様の事例についてですが、平成 22 年度の道外出張の実績でお答えしますと、市職員の旅費を全額負担していた団体は、北海道新幹線建設促進後志・小樽期成会、北海道横断自動車道黒松内・小樽間建設促進期成会、小樽国道協議会、小樽・余市間国道新設改修期成会、小樽港貿易振興協議会、中国及びロシアでの市場調査事業等実行委員会、小樽国際観光客誘致実行委員会の7団体であり、また市が旅費の一部を負担している団体はありませんでした。なお、過去の実態につきましても、おおむね同様に行われていたものと考えております。次に、議員の質問事項の取扱いについて適切さを欠いていたのではないかという御質問についてですが、今回の件について、詳細は承知しておりませんが、私としても通告前の質問事項につきましては、内容にもよりますが、十分注意を払い慎重に取り扱わなくてはならないものもあると思いますので、しかるべき場面で、私からも、より適切に対応するよう指示をしてまいりたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 病院局長 並木昭義(病院局長は2025年3月まで)
吹田議員の市立病院についての御質問にお答えいたします。最初に、新市立病院の建設工事に係る予算額について、どのような方法で積算したのかということであります。新市立病院は、延べ床面積が約3万平方メートルという大規模な建物であり、使用する建設資材の数量も多くなることから、資材の単価については、ほぼすべてについて道内外より数量に見合った見積りを徴収しております。この見積りの単価と通常市長部局で準拠している北海道建設部営繕工事積算標準単価表の単価や、市販されている刊行物による単価を比較し、最も安価なものを採用し、積算を行ったところであります。また、経費等につきましても、同規模病院での実績を参考にするなど、民間工事での積算方法も取り入れ、算定をしたものであります。次に、予定価格はどのような過程を経て決定されるのかについてであります。予定価格が決定される過程につきましては、今回、予算額をお示ししましたが、現在進めております実施設計の中で、今後、設計者において、さらなる工事費の積算精度を高め、これを建築技術職員等が精査、検証して設計工事費を算出します。その後、この金額を基本として取引の実例価格なども参考にしながら、小樽市病院事業管理者である私が、設計担当者などの専門的意見も聴取した上で、工事の発注時期をめどに予定価格を決定することになります。次に、病院のITシステムに係る現状と今後の取組についてお尋ねがありました。両市立病院におけるITシステムであります電子カルテ・オーダリングシステムの整備につきましては、平成 20 年度に「市立小樽病院及び市立小樽第二病院医療情報システム導入に係るシステム選定委員会」を設置し、9社に提案依頼を行い、最終的に3社から提案を受け、提案内容と見積価格の評価に基づいたプロポーザル方式により契約業者を選定いたしました。この業者選定により、基本システムについてはいずれも随意契約で、20 年度に第1期として医事会計システムを更新し、21 年度に第2期として基本オーダリングシステムを導入しました。本年度、第3期として電子カルテシステムの導入を進めているところであります。なお、電子カルテ・オーダリングシステムと連携する放射線画像などの各部門システムにつきましては、個別に価格や機能を評価し、基本システム同様プロポーザル方式でそれぞれ契約業者を決定してシステムの導入や更新を行っております。今後の取組につきましては、新市立病院建設時に第4期として、フルオーダリングシステムの導入を行い、一連のシステム整備は完了いたします。それらのシステム運用につきましては、院内に委員会などを設置し、問題点などを協議しながら運用していく予定であります。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 教育長 上林猛(教育長は2015年12月まで)
吹田議員の御質問にお答えいたします。初めに、本市における教員の指導力の向上にかかわる取組についてでありますが、各学校において、広く地域に授業を公開して、保護者や地域から多くの声を聞くことは、教員の指導力を向上させる上でも大切なことであると考えております。本市におきましても、全小・中学校が授業公開日を設けており、その機会に直接、学校評議員や保護者、地域の方々から御意見をいただいており、また保護者に対してアンケートを実施するなどの取組を通して、保護者、地域からの声を学校の教育活動に生かしております。教育委員会といたしましては、各学校の状況を把握した上で、実際の授業を基にした教員の指導力の向上に結びつく実践的な研修講座の実施や、地域の方々が自由に授業を参観できるような授業公開日を各学校が積極的に開催するよう指導してまいりたいと考えております。次に、国語の教科書が変わったことによる教員の指導力についてでありますが、どの教科書も学習指導要領に基づいて編集されておりますが、教科書が変わったことで新しい教材開発や板書の工夫などが求められていることから、各小学校では、校内研修において教員が共同で教材の分析を行ったり、国語の公開研究会を開催するなど、指導の改善に取り組んでおります。教育委員会といたしましては、教員が新しい教科書を使った授業力を高めることができるよう、校内研修への指導主事の派遣や、実践力向上を図る研修会を行うことも必要であると認識しております。次に、学校における読書指導についてですが、小樽市学校教育推進計画2次計画では、全校一斉の読書活動の取組を実践項目として位置づけており、市内の各学校におきましては、朝の 10 分間読書、図書委員会活動を活用した取組など、さまざまな読書活動が行われております。学校における読書活動の充実は、子供が読書の楽しさを知り、読書習慣を身につける上で大切であることから、教育委員会といたしましても、実践事例を紹介するなど、各学校で積極的に読書活動が推進されるよう啓発を図ってまいります。次に、各学校現場での予算についてでありますが、本市の教育予算のうち、学校関連予算については、教育委員会で一括執行される予算と各学校に配分する予算があります。教育委員会で一括執行する予算には、大規模な工事や修繕費、警備委託料などの委託料、燃料費、光熱水費、パソコンリース料などがございます。学校に配分される予算には管理運営費と教育活動経費があり、それぞれ学級数や児童・生徒数により配分されるもので、それぞれ学校の裁量により執行されております。管理運営経費には、少額の修繕費や備品購入費、書籍刊行物、医薬品などの購入費、コピー料金などがございます。教育活動経費には、教材費、クラブ・部活動費、体育用具等整備費、学校行事費、学校図書館図書整備費や校外学習等活動事業費などがございます。なお、校具購入や理科教育教材の備品などについては、3年から5年の間隔で各学校に重点的に配分される経費もございます。次に、中学校での各教科の教員と免許外教科の状況についてでございますが、学校の教員の定数は学級数に応じて決められており、授業時間数は教科によって異なります。このようなことから、担当する教科の教員の不足や担当する教科の免許所持者がいない場合、免許外教科を担当することになります。免許外教科を担当する場合は、免許教科外教科担任の許可を受けて授業を行っておりますが、今年度、中学校における状況では、免許外担任が受け持っている割合は家庭科が 51.3 パーセント、技術科が 14.4パーセントと高い割合になっており、主要5教科については国語が 4.3 パーセント、数学が 4.0 パーセント、理科が 3.4 パーセントと免許外の割合が低くなっております。最後に、学校における確かな学力の育成についてでございますが、義務教育では子供が成長、発達していく上で不可欠な学力、体力、道徳性を養うことが求められており、本市においても、子供たち一人一人に確かな学力を身につけさせることは、喫緊の課題であると考えております。各学校では、どの子供にも確かな学力をはぐくむために、加配教員を習熟度別少人数指導に活用するとともに、放課後や長期休業中の学習会を行うなどの取組を行っているところであります。教育委員会では、児童・生徒が授業時間以外での学習する機会を増やすことが大切であると考えており、家庭学習習慣の確立に向けた保護者への啓発を行うとともに、各学校に対しては、放課後などに学習内容のつまずきを解消する補習学習や家庭学習の課題を与えるなどの取組を一層充実させるほか、外部人材などを活用した放課後の学習サポートについても、積極的に実施するよう働きかけてまいりたいと考えております。
再質問 4番 吹田友三郎
大変済みません。先ほどの質問のときに再質問を留保ということを言っていなかったものですから、これにつきましては、今後の予算特別委員会又は常任委員会で質問したいと思いますので、よろしくお願いします。
再質問 4番 吹田友三郎
この件につきまして、私は基本的に議会内のことについては議会と、議員の関係については別の形だと思いますし、市職員がそういうことにかかわった部分についてだけ市長からお聞きしたいと、こう考えておりました。先ほども、私が話した最中に内容がわからないというお話がございましたのですけれども、これにつきましては、概略を簡単に言いますと、私のほうで、あることにつきまして、いろいろと市の職員と情報交換をさせていただいて、内容も聞いていましてということでやっていたのですけれども、その内容につきまして、私のほうで質問する前に、ある関係の方からその内容についてということでこちらのほうに来ましたものですから、私はそのことは一応そういう、こちらの活動について知っていてのことかなと、こう考えまして、こういう形の一応私はここに実はその者についてあるので、私はこれについては、私のほうで市の職員に何か所かにその話をしましたので、その件についてはどういう内容の件かということはわかっていると考えて、市のほうにそのことを質問したということでございまして、それ以上については、こちらのほうで大変失礼なのですけれども私はきちんとした、市の方々は、ここで一言話しますと、やはり基本的に我々が活動するものについては、表に出していいときと出してだめなときというのは、これきちんと踏まえていただきたいと、こう考えていまして、だからそういう面では、そういうものにつきまして、私はここで一つ石を置いておきたいと考えまして、このような形をさせていただいたということでございます。あとは、また予算特別委員会の席でこのことについてはもう少しやりたいと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。(「わからないよ」と呼ぶ者あり)