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小樽市議会 平成23年第3回定例会 2011年9月12日

(1)泊原発について/(2)政治資金規正法違反問題について/(3)財政問題について/(4)子育て支援について/(5)介護保険制度について/(6)国民健康保険制度について

2011年9月12日、小樽市議会の一般質問で、中島麗子議員が「泊原発について」「政治資金規正法違反問題について」「財政問題について」「子育て支援について」「介護保険制度について」「国民健康保険制度について」について質問し、市長 中松義治が答弁しました。

質問者
中島麗子 議員
答弁者
市長 中松義治

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 20番 中島麗子

日本共産党を代表して質問します。最初に、泊原子力発電所についてです。東京電力株式会社福島第一原子力発電所での事故から6か月が経過しました。原発事故によって大量かつ広範囲に放射性物質が放出され、汚染された稲わらを食べた牛の肉が全国に広まった例で明らかなように、放射能汚染に対する国民の不安が広がっています。余市町、仁木町をはじめ、全道 32 市町村議会で原発からの撤退や十分な安全性を求める意見書が可決されています。このうち、函館市や七飯町では、青森県大間原子力発電所の建設の凍結、建設反対を求めています。泊原発や大間原発で一たび事故が起きると、被害は周辺自治体と住民ばかりでなく、後志全体に広がり、北海道への影響も心配されます。このような中で北海道電力株式会社は、7月 28 日、長期調整中の泊原発3号機の営業運転再開を表明し、高橋知事も容認しました。3月の東京電力福島第一原発事故以来、検査中の原発が営業運転を再開したのは全国初めてです。福島第一原発事故の全容も解明されず、道民の合意も得られないままでの営業運転は許されません。最初に、福島第一原発事故後、全国に先駆けて3号機の営業運転が開始されたことについて、市長の見解をお聞きします。次に、泊原発の安全性の問題です。第1に、活断層の存在と評価についてです。北電は泊原発に最大の被害を及ぼすおそれのある活断層は、寿都沖約 50 キロメートルの断層としていますが、2009 年に東洋大学、渡辺満久教授が泊原発の西約 15 キロメートルの海底から北北西に約 70 キロメートルの活断層があると学会で発表しました。しかし、北電はこの活断層を認定せず、調査もしていません。活断層の存在と評価は地震対策に大きく影響します。北電の耐震安全性評価によれば、基準値震動は最大で 550 ガルで設定していますが、渡辺教授が指摘する活断層は、より原発に近く、特に縦揺れとなれば、阪神・淡路大震災で最大加速度 840 ガルを記録しており、550 ガルで耐えられる保証はありません。第2に、津波の引き波対策です。泊原発は海水を冷却水として取水していますが、1号機、2号機の海水取水口は海面からマイナス4.17 メートルにあります。北電が予測している最大の引き波はマイナス 6.13 メートルですから、引き波時には冷却水が取り込めません。北電は、かわりの代替取水措置があり、その間に波は戻ってくる、こう言っていますが、取水口の延長対策は講じておりません。第3には、防災体制と避難対策です。福島の事故では、半径 30 キロメートル圏内とそれを超える地域でも避難の対象になりました。事故の規模や天候、風向きなどによっては、さらに放射能被害が広がることになります。蘭越町などが 30 キロメートル圏の原子力防災対策を求めていますが、防災対策を重点的に充実すべき範囲EPZは依然として 10 キロメートル圏内のままです。その 10 キロメートル圏内からの避難でも、北側は国道 229 号と当丸峠だけであり、冬の吹雪のときなどは避難経路が利用できなくなるおそれがあります。現在、北海道は、EPZが 10 キロメートル圏内の4か町村とだけ安全協定を結び、それ以外は通報連絡協定にとどめていますが、これでは福島第一原発事故の被害実態に照らしても、住民を守る体制になっていません。小樽市民の安全を守る立場の市長として、これらの問題点を含めた泊原発の安全性に対する見解をお伺いします。その後、日本共産党が入手した内部資料と調査によって、泊原発3号機へのプルサーマル導入について住民の意見を聞く 2008 年 10 月の北海道と地元4町村主催のシンポジウムで、北電が社員に参加と推進意見を述べるように社内通達を出していたことがわかりました。北電の内部調査では、賛成意見を促す文書を作成したのは泊原子力事務所渉外課長であり、メールは渉外課から社員約 450 人に送信されていました。シンポジウム会場で北海道が集計したアンケートでは、55 パーセントが「理解が深まった」と賛成しています。シンポジウムでの参加者の発言は有識者検討会議に反映するものですから、公正さが求められました。意図的な動員や推進意見の組織は許されないものであり、同シンポジウム後に高橋知事がプルサーマルを受け入れたこと自体を見直すべきです。北電はやらせを指示していたことを認め、MOX燃料の製造延期を発表し、これにより、プルサーマル発電の開始時期 2013 年夏以降にずれ込むことが確実になりました。北電は、1999 年、泊原発3号機の導入時にもやらせを行っており、これは道民に対する背信行為であり、公営企業としての資質が問われる問題です。北海道と北電の関係では、高橋道政になってから道の課長級以上の幹部4人が北電及び関連子会社に天下っており、また高橋知事の政治団体が、2004 年から毎年、北電の常勤役員全体から総額年間約 40万円の政治献金を受け取っています。このような道と北電の関係で公正な行政運営がなされているのか、道民の間に不信が広がっています。我が党は企業、団体の政治献金の禁止を一貫して訴えておりますが、中松市長は、行政執行者と民間企業間の政治献金のあり方についてはどのようにお考えでしょうか、見解をお聞きします。この項の最後、電力供給量についてです。日本共産党は、期限を決めて原発からの撤退を進め、自然エネルギーの本格的導入を提案していますが、原子力発電をなくすと電力が不足するという心配の声があります。本当にそうでしょうか。北海道電力は泊原発発電量 207 万キロワット以外に火力、水力、地熱、太陽光などで 535 万 2,085 キロワットの発電を行っており、合わせて 742 万 2,085 キロワットです。そのほかに北海道企業局の水力発電などを加えると、道内では総計 831 万キロワットの発電できる施設があります。原子力 207 万キロワットを除いても 624 万キロワットで、前年の最大電力は1月 579 万キロワットですから、節電なしでも電力不足は起きない、こういう試算もあります。電力に対するすべての情報を公開し、検討する必要があります。本年第2回定例会の我が党の新谷とし議員の「泊原発のプルサーマル計画は中止するよう北電や国に申し入れるべき」という質問に対して中松市長は、「福島第一原発3号機のプルサーマル事故を国がしっかり検証した後に開示される情報を基に判断する」と、この時点での申入れを拒否しました。しかし、現在、プルサーマル導入を推進した道民意見そのものが、電力会社のやらせにより、ゆがめられたものであることが明らかになりました。道民合意を捏造して進められたプルサーマル計画の廃止を求めると同時に、福島第一原発事故に学び、泊原発の安全確認のためにも3号機の運転中止を求めて、市長として国と道に申入れをするべきと考えますが、見解をお聞かせください。最後に、札幌市の上田市長が国の防災対策見直しを待たず、独自に原子力防災体制の推進を表明していますが、中松市長自身にも国の対策待ちにとどまらず、小樽市として原子力事故に対する安全対策の早期の取組を求めますが、この点についてもお答えください。次に、政治資金規正法違反問題について質問します。本年4月に行われた小樽市長選挙に係る小樽市幹部職員の政治資金規正法違反事件では、5月 20 日に札幌簡易裁判所から、当時の総務部長をはじめ 10 人の部長が罰金及び公民権停止の略式命令を受けました。その後7月 27 日、中松市長はこれを受けて、8人の部長に対する懲戒処分と人事異動による部長職から参事職への異動を発表しました。市長は、「本市のこれまでの事例や他都市の選挙にかかわる類似例を参考に、今回の事件が公務内外に与えた影響などを考慮し、総合的に判断した。前総務部長の月額給与の減給 10 分の1、6か月は減給処分としては条例上の最大の月数」と説明しています。例えば、公職選挙法違反で罰金刑と公民権停止を受けた他都市の幹部職員は、懲戒処分、減給 10 パーセント、1ないし2か月であり、横浜市では、前市長室長から依頼されて幹部職員が部下にパーティー券を売った事件では、発起人として名前を出した2人の局長は、減給 10 パーセント、3ないし4か月、その他の幹部は懲戒処分で一番軽い戒告でしたから、これらに比べて小樽市の処分は厳しいと言えます。しかし、人事異動に対しては、部長から参事職となり、部長の下で働くとはいえ、給与は部長職と同額であり、市民からは、「納得できない」「公民権を停止された幹部の存在はおかしい」と明確な降任人事を求める声があります。公務員は同じ問題で2度処分できませんから、今後はみずからの申告によって降任する制度、小樽市職員希望降任制度を適用して降任するしかありません。日本共産党は、すべての公務員は全体の奉仕者であって一部の奉仕者ではない、この立場から、9月7日の政治資金規正法違反問題に関する調査特別委員会では、小貫委員が刑事罰を受けた幹部職員すべてにみずから降任を自己申告して市民の信頼回復にこたえるよう呼びかけています。本定例会には、議案第 22 号として市長の追加処分が提案されています。可決されると市長の減給処分の合計は給与 10 パーセントカット、通算6か月に加え、期末手当 50 パーセントカットとなります。みずからの後援会の問題として、政治的・道義的責任をとっての減給処分は理解できるものです。同時に、議会に対しては市長の決意や見解が示されていますが、市民に対しても直接説明し、今後、市民に信頼される市役所づくりに取り組むことを伝えていくべきではないでしょうか。市長として参加する機会にはできるだけ参加して、市民にメッセージを発信すべきです。このような中でこそ、信頼回復の一歩を進めることができると考えます。この提案に対する市長の見解をお聞きします。現在、外部委員による小樽市職員の政治資金規正法違反事件に関する調査委員会で、事件の全容把握と原因の調査、再発防止策が検討されています。日本共産党は、幹部職員による市役所ぐるみの前代未聞の事件に対し、社会的に与えた影響は深刻であり、再発防止のためにも関係者の処分は厳しいものでなければならないと考えます。市長は今回の懲戒処分は条例上の最大の月数と説明していますが、市の条例では「減給は1か月以上6か月以下の期間、給与月額と地域手当の合計額の 10 分の1以下とする」とあります。国の人事院規則 12-0、職員の懲戒、第3条、減給では、1年以下の期間、俸給の月額の5分の1以下に相当する額を給与から減ずると期間、額ともに2倍です。今後、小樽市の条例を国の基準を目指して引き上げ、より厳しい処分とし、法令違反に対する毅然とした対応を求めます。また、市長は、「パーティー券を買った課長職等は、事件の全容が明らかになった時点で処分又は措置を行うかどうか慎重に検討していく」と述べています。しかし、部長から頼まれてパーティー券を買った課長の中には「自分は被害者だ」と話したり、相乗りの一角を占める市職員組合の幹部は「大した問題ではない」などと述べており、公務員としての反省が見られません。このような認識を改め、再発防止のためにもパーティー券に関与した幹部職員を厳しく処分、措置すべきと考えます。以上、我が党の提案に対する市長の見解をお伺いします。次に、財政問題です。平成 22 年度一般会計決算は、単年度収支 12 億 1,500 万円の黒字となり、21 年度までの累積赤字 3,100万円を解消し、実質収支は 11 億 8,400 万円の黒字でした。16 年度からの累積赤字を7年ぶりに解消したことになります。この要因についてですが、市長の提案説明では、「市税収入や特別交付税などが予算を上回り、歳出では職員給与費、生活保護費、介護基盤緊急整備等交付金や他会計への繰入金などにおいても、不用額が生じたことによる」と説明しています。臨時財政対策債を含む地方交付税は平成 21 年度から増額になっていますが、22 年度は当初予算と比較した増加率は昨年度より多くなっているのでしょうか。また、平成 22 年度の特別交付税の当初予算に対する増加率とその内容について説明してください。次に、市税収入ですが、本年第2回定例会の新谷とし議員の質問で、市税収入の平成 22 年度当初予算を対前年度比で9億 4,000 万円も少なく見込んでいることを指摘していますが、答弁では対前年度比 6.3パーセント減で地方財政計画上、つまり国の計画とほぼ同様で妥当だと言っています。しかし、財政健全化計画では、市税収入は平成 21 年度予算に比べ、個人市民税は 21 年度をベースに3パーセント減、法人市民税、固定資産税は 21 年度予算と同額で計画しています。6.3 パーセント減では健全化計画の2倍の減額見込みになります。昨年3月の財政健全化計画の見直しによると、累積赤字は 21 年度は4億 9,200 万円、22 年度では1億 1,800 万円の予定でした。しかし、21 年度決算で累積赤字が 3,100 万円まで一気に減少したため、早期の解消を図るために 22 年度予算を意図的に低く見積もったのではありませんか。説明を求めます。歳出ですが、不用額が 19 億 3,800 万円出ており、予算現額に対して 3.3 パーセントです。平成 18 年度から予算現額に占める不用額の割合を見ると、2.8 パーセント、2.7 パーセント、2.6 パーセント、3.6パーセント、3.3 パーセントと上がっており、とりわけ 21 年度、22 年度では3パーセントを超過しています。不用額の考え方ですが、適切な予算執行を目指すなら不用額は少なくあるべきですが、事業によっては見込み、概算で執行する事業もあり、やむを得ない点があることは理解できます。600 億円規模の予算総額に対して、不用額はどれくらいと考えるのか、お示しください。特に、民生費の不用額は 12 億 2,400 万円と、10 億円を大きく超過しています。生活保護費や子ども手当に多額の不用額が出ていますが、適切な運営がなされたのかお聞きします。職員給与費は、平成 21 年度の2億 5,800 万円に続いて、22 年度は1億 8,800 万円の不用額でした。そのうち退職手当の不用額は 21 年度約 8,600 万円、22 年度約1億 1,300 万円でした。20 年度は、それまで 55 歳だった勧奨退職を 53 歳に引き下げ、18 人が退職しています。翌年から予算額を増加したと言いますが、21 年度は例年並みにとどまりました。それなのに 22 年度は 21 年度並みに予算化していますが、見込みすぎではありませんでしたか。考えをお聞かせください。次に、財政健全化計画です。現在まで財政健全化計画における収支目標は達成しました。しかし、他会計から 39 億円、基金から19 億 5,000 円の借入れを解消していくために、平成 24 年度を初年度とする新たな財政健全化計画を策定するということですが、これまで借入時には返還時期をその都度決めてきたはずです。新たな計画の目標は何か説明してください。また、他会計を優先するのか、基金を先にするのか、返還額をどのように設定するのか、解消期間などについて現在の考え方をお聞かせください。これまでの累積赤字解消のように、歳出抑制を厳しくして、市民サービス抑制の道をひた走ることになるのでしょうか。確かに、決して安心できる財政状態ではありませんが、職員と市民の協力の下で一般会計の累積赤字が解消されたのです。今後は財政健全化計画という名称はやめて、他会計基金借入返済計画とか、元気な小樽を目指す返済計画など、名称の変更をしてはいかがでしょうか。今後は、職員給与の計画的な回復、ふれあいパスの市民負担軽減、市営プールの建設、朝里コミュニティセンターの建設、子供の医療費無料化等、市民サービスの計画的推進を期待します。新市長として市民への温かい発信を求めますが、市長の見解をお聞かせください。次に、子育て支援についてお聞きします。初めに、子ども手当の支給削減についてです。8月 26 日、参議院本会議で、子ども手当特措法案が日本共産党以外の各党の賛成多数で可決成立しました。子ども手当は、民主党の 2009 年の衆議院選挙の目玉政策です。これに基づき民主党政権は、平成22 年度から子供1人当たり一律月額1万 3,000 円を支給してきました。ところが、自民党と公明党は、民主党に対して、赤字国債を増発するための特例公債法案成立と引きかえに、子ども手当などの抜本的な転換を要求、その結果、3歳から小学生までの第1子、第2子と中学生を1万円に減額し、来年度からは所得制限を導入することに変更しました。民主党政権は、子ども手当導入の際、財源対策としてそれまでの年少扶養控除を廃止したため、15 歳以下の子供のいる家庭は増税になりました。今回の法案は控除の廃止はそのままで、手当の額を減らしました。その結果、2009 年度までの児童手当より支給額は増えても、控除廃止による増税分のほうが多いという差引き負担増の世帯が生まれます。そこで、小樽市への影響をお聞きします。本年 10 月からの変更は、具体的にいつの支給月からになるのか、小樽市の支給対象世帯数は何世帯か、現在までの総支給額に比べて、変更後の減額はどれぐらいになるのか、お答えください。また、法案は改めて受給者の申請が必要なために、自治体に多くの事務作業が発生しています。被災者、被災地では一層大変です。市の事務作業の実情と経費は幾らかかるのか、お知らせください。また、子ども手当から保育料を天引きできることになりましたが、1万円か1万 5,000 円の手当額より保育料が上回っている場合も多く、低所得者に対しては手当の意味をなくすものです。小樽市では、手当から保育料徴収を実施するのでしょうか。各自治体の判断で実施を決めるのですから、強権的天引き徴収はやめて、それぞれの家庭の事情に即した丁寧な対応を求めますが、市長の御意見をお聞きします。次に、乳幼児医療費の問題です。1961 年、岩手県の沢内村で、全国で初めてゼロ歳児の医療費を無料にし、その後、新日本婦人の会などの運動で全国に広がり、2009 年5月時点では、入院医療費は 43 都道府県で無料化され、外来分を就学前まで助成対象にしているのは 35 都道府県に広がっています。小樽市では、1973 年に、道に先駆けて1歳未満児の入院、外来の医療費無料化を市の単独事業として始めました。その後、外来分は2歳、3歳、4歳、5歳と市単独で拡大を図ってきた経過があります。残念ながら、平成 16 年度から自己負担が導入され、20 年度から道の制度として就学前は外来、入院まで、小学校卒業まで入院分が助成されるようになりましたが、所得制限と自己負担があり、小樽市もこれに倣いました。3歳未満児は、医科で初診時 580 円、歯科では 510 円です。3歳以上の市民税非課税世帯は同様の自己負担額ですが、市民税課税世帯は1割負担になります。小樽市の乳幼児医療費助成を平成 22 年度決算で見ると、受給者数は 6,150 人ですが、就学前の子供たちが約 73 パーセントを占めており、小学生になると少なくなります。医療費助成額で見ると総額で1億611 万円ですが、毎年のように決算額が減少しており、平成 23 年度には1億円を割り込むことにもなりそうです。このうち自己負担金額は 3,880 万円、国の制度として実施されたら、自治体間格差も解消され、地域ごとの医師会との契約に基づく現物給付の手続も必要ないはずです。しかし、国は、国の基準を上回る独自施策を実施している自治体にはペナルティを科しています。小樽市のペナルティについてお知らせください。子供の医療費無料化は、安心して産み育てられる社会への大きな課題です。小樽市も過去の独自事業で子育て支援を進めてきた実績に立ち返り、ぜひ小学校卒業までの子供たちの医療費自己負担金を助成し、無料化を実現してください。市長の御意見をお聞きします。次に、介護保険制度についてです。6月 15 日、参議院本会議で、介護保険法改定案が可決成立しました。新たに介護予防・日常生活支援総合事業を創設し、市町村の判断で要支援者のうち一定部分を総合事業に移すことができますが、介護保険サービスと違って、総合事業にサービスの質を担保する法令上の基準がなく、財政上の裏づけも示されていません。各自治体の財政に合わせた取組で、自治体間格差が広がり、介護予防が重要な軽症者への取組を大幅に後退させてしまう心配があります。政府は、将来、軽度者を介護保険から完全に外す方向を検討しており、総合事業はその第一歩です。小樽市として、総合事業は見送り、現行の介護保険制度で要支援者を含むすべての要介護者へのサービスを続けるように求めます。市長の見解をお聞かせください。次に、第5期の施設計画についてお聞きします。第4期計画では、廃止予定だった療養病床が存続となったため、施設計画が大きく変更になっています。最終的に第4期で新たに設置された施設数と内訳を説明してください。今回、第5期介護保険改定に向けて、市内特別養護老人ホーム待機者の調査をしていますが、平成 20年度と比較して増加しているのか、また在宅で待機している数を要介護度別に報告してください。これらの待機者の実態も含めて、第5期の施設計画の課題は何か、お知らせください。第5期では、24 時間対応型の巡回型訪問介護・看護サービスを創設するとありますが、小樽市における需要をどのように把握しているのか、また参加事業所の見通しについてお答えください。厚生労働省は、全国平均で月額 4,160 円となっている第1号被保険者の第4期保険料がこのままでは5,000 円を超えると推定し、財政安定化基金を取り崩して保険料軽減に充てるよう各自治体に求めていますが、本年第1回定例会の私の質問に対して前市長は、「小樽市介護保険の財政安定化基金を利用しても1人当たり 120 円分」ということでした。9月中旬には介護給付費の推計が出されるとのことでしたが、これ以上の保険料引上げにならないようにぜひ取り組んでください。策定委員会ではこれまでどのような審議がされているのか、保険料は月額 5,000 円を超えるのか、5,000 円以内にできるのか、見通しをお知らせください。次に、給食サービスについてお聞きします。小樽市のひとり暮らしあるいは高齢者世帯への給食サービスは、週1回食事を届けて安否確認を行う事業です。平成 20 年第3回定例会で、私は、給食サービスの拡充を求めて質問しました。当時、市議団として独自に全道 35 市を対象にアンケート調査をしました。当時、週1回実施していた市は小樽市を含めてわずか2市、他の市はすべて週3回以上、日曜日を含めて毎日実施している市が 10 市もありました。小樽市の配食は町内会ボランティアで実施されており、登録者もボランティアも増えず、全市的な取組になっていませんでした。週7日すべての地域で利用できるよう改善を求めた質問に対し、「介護保険の中で第4期では地域的な拡大を図り、第5期は回数の拡大を検討していく」と方向が示されました。現在、利用食数が大幅に増加したと聞いてます。実利用者数や延べ利用数の変化、市内全域で利用できているのか、この間の取組についてお答えください。現在、市が利用している民間事業者の給食サービス利用者のうち、約8割が週1回の利用者でした。これは週1回と決められているために、希望する回数が反映されていないのではありませんか。包括支援センターの情報では、週1回では不足のため、利用回数を増やしている事例もあります。今後、見守り事業としてのあり方を検討し、必要な食事回数を必要なときに利用できるようにするためにも、週1回から週7回、いつでも利用できるよう改善することを求め、質問します。最後に、国民健康保険です。小樽市国民健康保険事業特別会計は、平成 22 年度決算で 13 年度に 33 億 8,700 万円あった累積赤字をついに解消し、約 7,007 万円の剰余金を出しました。歳入は予算より2億 3,960 万円少なかったのですが、歳出で3億 971 万円の不用額を出しました。不用額のうち保険給付費が1億 9,881 万円で、不用額の 65 パーセントです。日本共産党は療養諸費を過大に見積もり、毎年多額の不用額を出して累積赤字を解消してきたと指摘してきましたが、今回も同じです。平成 22 年度の療養諸費の見込みをどのように設定したのか、約1億9,900 万円も保険給付の不用額を出したことを適切だと考えているのか、お答えください。平成 13 年度以降9年間、市民は、国民健康保険料を 33 億 8,700 万円の累積赤字分を含めて納付してきたことになります。この間、小樽市は高すぎる国保料を払いきれない市民に通常の保険証を発行せず、資格証明書や短期保険証を発行してきました。21 年度9月時点の資格証明書、短期保険証の発行件数、また平成 21 年度の国保料滞納世帯に対する差押件数は何件になるのか、お答えください。小樽市の国保加入者の年間平均所得は、2000 年度と 2009 年度で比較すると、73 万円台から 56 万円台に 76.7 パーセントまで下がっているのに、保険料は 105.8 パーセントに上がり、平成 22 年度は1世帯当たりの所得に占める保険料割合は 16.9 パーセントにもなっています。このような保険料が高騰する中でも、小樽市は、22 年度、23 年度、連続して限度額を5万円ずつ、計 10 万円引き上げました。この結果、22 年度の最高限度額の保険料を支払う世帯の所得はおおむね 380 万円で、毎年、限度額到達世帯の所得額が減少しています。このような一律の限度額引上げの結果、全国的に年間所得が 500 万円台以下の世帯で限度額に達する状況が出現し、収入率の低下につながりかねないと、国は引上げ額の緩和も検討するとしています。小樽市は、既に所得 380 万円で限度額に達する事態でも国の基準に従うと、我が党の反対にもかかわらず、限度額を引き上げてきました。改めてお聞きします。今年度の国保料の限度額引上げは、やめるべきではありませんでしたか。次に、平成 14 年度から毎年の単年度黒字が続いています。とりわけ 20 年度、21 年度は6億円、7億円を超える額が発生しております。その理由をお知らせください。国保会計が黒字に転換しましたから、これまでのような多額な単年度黒字は認められません。今後どのような適正な保険料設定をしていくのか、お答えください。現在の小樽市国保の問題は、滞納対策に終始する余り、国保の本来の目的を見失っていることです。国保法第1条では、国保を社会保障及び国民保険のための制度として規定し、4条では国保の運営責任は国が負っていることを明記しています。しかし、国は、国保を相互扶助の制度に置きかえ、保険料を払えないから保険証がもらえないと市民に思わせる状況があります。国保加入に来た市民が加入手続が遅れたために、保険料が高額になり、保険証交付をあきらめて帰ることが少なくありません。国民皆保険で、他の保険に加入していないときは、すべて国保加入しなければならないはずです。保険料滞納も解消する必要はありますが、保険証を渡してから保険料の相談をしてもいいと考えますが、市長の見解をお聞きします。以上、再質問を留保して質問を終わります。(拍手)

答弁 市長 中松義治(市長は2015年3月まで)

中島議員の御質問にお答えいたします。初めに、泊原発について幾つかの御質問がありました。泊発電所3号機の営業運転再開についての見解でありますが、北海道知事がこれまでの国からの回答を基に安全性を評価し、さらに道民の生活や経済活動に配慮した電力の安定供給の確保から、最終検査の手続に異議なしとしたことについては理解できます。しかしながら、原子力発電に対する不安が払拭されていない中、私としては、機会あるごとに国、道や北電に対して安全対策に万全を期すこと、情報の提供に努めること、電力の安定供給確保のため、エネルギー供給源の多様化を進めることなどの対応を求めていくことが必要であると考えております。次に、泊原発の安全性についてでありますが、原子力発電は万全の安全対策が求められるべきであり、このたびの福島第一原子力発電所事故を踏まえて、特に地震、津波、地震と津波の同時発生などの対応として、従来の設計基準を大幅に超える事故への対応が重要であると考えております。このため、原子力発電施設の安全規制体制をゼロベースで見直し、新たな安全規制体制の早期確立を国に対して強く求めるとともに、津波や地震など東日本大震災のような規模の災害に備え、道民や市民の不安解消のため、泊原子力発電所における、さらなる安全対策の強化を徹底することが必要であると考えております。次に、政治献金のあり方についてですが、企業や団体が政党や政治資金団体以外の政治団体に献金をすることは禁止されておりますが、企業や団体の役員の方が個人として献金することは、法律でその限度額が定められておりますが、禁止されておりません。御質問は、民間企業の役員などから、個人としての献金を受け取ることに対する見解についてのお尋ねであると思いますが、個人の方が支持する政策を推進する政治家を応援することは自由であり、政策に賛同していただいている企業や団体の役員などから、個人としての献金をいただくことは、法的には問題ないことだと考えます。しかしながら、行政執行者として、これらの献金の有無をもって行政判断が左右されるようなことは絶対あってはならないことであると考えております。次に、プルサーマル計画の廃止と泊原発3号機の運転中止についてでありますが、福島第一原発3号機はプルサーマル発電を行っていたことから、国は今回の事故にプルサーマル発電がどのような影響を及ぼしたのか調査中でありますが、まだ検証結果が出ておりませんので、現時点では国、道にプルサーマル計画の廃止を申し入れる考えはありませんが、結果が出ましたら、慎重に判断したいと考えております。また、泊原発3号機については営業運転再開に当たり、知事がこれまでの国からの回答を基に安全性を評価し、さらに道民の生活や経済活動に配慮した電力の安定供給の確保から判断されたものと思いますので、現時点で中止を求める考えはありません。次に、小樽市の原子力事故安全対策の取組についてありますが、原子力事故安全対策は地域防災計画の中に盛り込まれるものであり、盛り込む条件として、防災対策の重点地域、EPZの範囲内の市町村が対象となります。現在、国の原子力安全委員会が範囲拡大に向け検討しており、範囲が拡大され、本市がその範囲に含まれることになった場合には、まず北海道の計画が変更されますので、それに基づいて本市の防災計画も見直し、原子力安全対策を盛り込んだ計画にしたいと考えております。しかしながら、市民の安全確保については範囲拡大の見直しにかかわらず、道や北電に対して、原子力発電所に関する情報提供を求めるほか、市内の空気放射線量の測定を行ってまいりたいと考えております。次に、政治資金規正法違反問題について御質問がありました。初めに、市民へのメッセージの発信についてですが、これまでも記者会見を通して、また広報おたるやホームページにより、今回の問題に関するおわびや経過、処分等について市民の皆さんにお伝えをしてまいりました。今後につきましては、再発防止策も含め、信頼される市役所づくりのためのメッセージを市民の皆様に発信することは重要と考えておりますので、広報おたるやホームページによるメッセージの発信はもとより、参加可能な機会があれば参加をし、私の考えなどをお話ししてまいりたいと考えております。次に、懲戒処分の基準引上げに関する御提案についてでありますが、本市の懲戒処分における減給等の期間や減額率につきましては、昭和 26 年に国が各地方自治体に示した標準例によるものであり、一部でこれを引き上げている自治体もあると聞いておりますが、北海道をはじめ、全国のほとんどの都道府県及び市町村が同様の定めをしており、本市でこれまで行われてきた懲戒処分につきましては、これに基づき厳しい処分がなされてきたものと考えております。また、再発防止の観点につきましては、現在、法令遵守に重点を置いた再発防止策の策定を進めているところであり、今後これらを徹底し、事件、事故等の未然防止に努めてまいりたいと考えておりますので、現時点では懲戒処分の基準を引き上げることまでは考えておりません。次に、パーティー券に関与した幹部職員に対する厳しい処分等に関する御提案についてですが、今回の問題に関係した職員の処分等につきましては、職員分限懲戒審査委員会に審査を諮問しており、先行して処分を行った8名の部長職及び退職者を除き、残る約 110 名の管理職等につきましても、外部調査委員会からの報告があった後に審査が再開されるものと考えております。私といたしましても、職員分限懲戒審査委員会からの答申を踏まえ、処分又は措置について適正な判断をしてまいりたいと考えております。次に、財政問題について何点かお尋ねがありました。まず、地方交付税の増加率についてでありますが、平成 21 年度当初予算では臨時財政対策債を含む実質的な地方交付税を 167 億 6,900 万円計上しておりましたが、決算額は約 172 億 8,400 万円となり、約5億 1,500 万円、3.1 パーセントの増となりました。22 年度当初予算では同じく 185 億 1,800 万円計上しておりましたが、決算額は約 191 億 3,000 万円となり、約6億 1,200 万円、3.3 パーセントの増となりました。以上により、22 年度の当初予算額に対する決算額の増加率は、21 年度を 0.2 ポイント上回りました。また、平成 22 年度の特別交付税の当初予算に対する増加率は、当初予算額 11 億 6,300 万円に対し、決算額は約 12 億 3,900 万円となり、約 7,600 万円、6.5 パーセントの増となりました。その理由につきましては、国の公表資料では、地方全体で対前年比 825 億 2,600 万円の増額のうち、除排雪に関する交付額が 103 億円増加しておりますことから、本市における除排雪経費の増高についても、一定の配慮がなされたのではないかと考えております。次に、市税収入の予算見積りについてでありますが、財政健全化計画では人口減少や固定資産の評価替えなど、中・長期的な視点から、毎年度の市税収入を試算していますが、予算の見積りに当たっては、前年度の決算見込みや経済動向など直近の状況を基に積算しております。平成 22 年度の当初予算の計上では、法人市民税においてリーマンショックによる影響を考慮して、大幅な税収の伸びを見込まず、約 12 億 4,000 万円と見積もりましたが、予想外に製造業を中心に業績が回復したことから、決算では予算に比べて約1億 9,600 万円の増となり、固定資産税と都市計画税では地価の下落傾向が続いているため、前年度予算額より低めに見積もりましたが、収入率の上昇などにより、決算では予算額に比べ約 3,500 万円の増となったことなどから、市税収入全体では予算額を約2億円上回ったものであります。次に、本市の予算規模に対する不用額はどの程度が適当かとのお尋ねがありましたが、不用額はさまざまな理由により生じるものであると考えますが、総じて申し上げれば、予算上の見積りに比して、各制度の利用等が少なかったことが大きなものと考えております。そのほかにも予算の効率的な執行や節約によって生じる不用額もありますことから、一定程度の不用額の発生はやむを得ないものと考えており、予算規模に対する不用額の許容範囲を一概に申し上げることは難しいものと考えます。しかしながら、平成 23 年度予算の編成時に通知した予算要求に当たっての基本的事項の中では、改めて、近年、決算時において多額の不用額が生じていることを踏まえ、事業ごとの毎年度の不用額についてもよく分析した上で予算要求額を見積もるよう求めたところであり、今後におきましても、できる限り適正な予算の計上に努めてまいりたいと考えております。次に、民生費における生活保護費や子ども手当の不用額についてでありますが、まず生活保護費につきましては、予算編成の際、過去の支給対象者数の動向などを基に推計いたしますが、特に医療扶助においては、変動要素が大きく、結果として見込みを下回る結果となったものであります。また、子ども手当につきましては、国の子育て支援策として平成 22 年度に実施した事業でありますが、所得制限の撤廃など、児童手当からの大きな制度変更により、対象児童数の推計が困難であったことなどから、結果として不用額が発生したものであります。いずれにいたしましても、どちらの事業も国が主体の事業であり、市に裁量の余地はなく、一定の要件等を満たすことで支払義務が生じるものでありますので、不用額の発生いかんにかかわらず、適切に運営されたものと認識しております。次に、職員給与費の不用額に係る退職手当の見込額についてですが、過去2年間の職員給与費の不用額のうち退職手当が占める割合が多くなっておりますが、これは平成 20 年度に勧奨退職者の数が例年の2倍程度となったことから、勧奨年齢を2歳引き下げたことがその原因と考え、今度もその傾向が続くものと判断し、予算に不足を生じないよう、一定の執行を見込んできたところであります。しかしながら、職員が退職する理由には、家庭の事情や身体的な事情によるものなどさまざまで、その申出の時期と補正も含めた予算編成のタイミングとの連動が難しい場合もあり、ある程度幅を持たせた見積りが必要となりますが、過去2年間につきましては、予定外の退職が少なかったことから、結果として一定の不用額を生じたところであります。次に、新たな財政健全化計画の目標についてでありますが、平成 22 年度決算において当初の財政健全化計画の目標である 24 年度での一般会計の累積赤字の解消は達成いたしましたが、財政調整基金や減債基金の残高がない現状で、他会計からの借入れなどの財源対策を行った上での赤字解消であり、今後は、こうした借入金に依存しない実質的な収支均衡に向けた取組が必要であると考えております。こうしたことから、新たな財政健全化計画の目標といたしましては、一般会計において、まずは毎年度の予算編成上での他会計からの借入れの圧縮、解消を目指し、最終的にはみずからの歳入に見合った歳出構造の下、年度間の不測の財政需要にも柔軟に対応し得る本来の意味での収支バランスがとれるようにすることであると考えております。次に、他会計借入金及び基金借入金の返済順位や返済額の設定、解消などについてでありますが、まず他会計借入金と基金借入金の返済につきましては、それぞれ返済計画を立てた上で借り入れており、計画に基づき返済することとしております。また、返済額につきましては、返済期間中の各年度でできるだけ均等になるように設定しております。返済計画に基づく借入残高の解消期間は、平成 23 年度借入予定分までで申し上げますと、返済が完了するのは他会計借入金及び基金借入金のいずれも 38 年度となっております。次に、新たな財政健全化計画の名称についてでありますが、新たな計画の目標は、真の財政再建に向け他会計からの借入れの圧縮、解消を図り、一般会計が本来の意味での収支バランスをとることであると考えており、計画の詳細は今後詰めてまいりたいと思いますが、その内容にふさわしい計画名称を検討していきたいと考えております。次に、市民サービスの計画的推進についてでありますが、平成 22 年度決算の黒字により、一般会計の累積赤字が解消され、これまで取り組んでまいりました財政健全化計画の目標は達成することができました。しかしながら、他会計からの借入れなどの財源対策により収支の均衡を図っている現状にあり、まだ本来の意味での収支バランスがとれていない状況の中では、健全化に向けた取組を継続していかなければならないものと考えております。住民サービスの推進のためには、安定した行政運営と財政基盤が必要不可欠でありますので、そのためにも、なるべく早期に真の意味での財政再建をなし遂げることが重要であると考えており、財政健全化のため、最大限の努力をしてまいりたいと考えております。次に、子育て支援についての御質問ですが、初めに子ども手当についてでありますが、まず支給月は2月、6月、10 月の年3回となります。今回は 10 月分からの変更でありますので、変更後の初回の支給は平成 24 年2月となります。対象世帯数ですが、本年6月の支給では 7,187 世帯となっており、今回の変更では支給対象者の定義は大きく変わっておりませんので、24 年2月の支給対象世帯数に大幅な変動はないものと考えております。また、6月の支給額は約6億 2,000 万円でありましたが、24 年2月の支給額は約5億 3,500 万円と見込まれることから、8,500 万円程度の減額となるものと考えております。次に、事務作業と経費についてでありますが、今回の変更ではすべての支給対象者からの申請が必要となることから、申請書類の作成、送付、受付、それに並行してシステムの改修、データ作成などの業務を行うことになりますが、現在、10 月支給分の作業をしておりますので、この作業終了後に平成 24年2月の支給に間に合うように変更作業を行うことになります。また、この申請書類などの書式等については、まだ示されておらず、システムの改修についても 10月支給分の作業終了後となるため、必要な費用の算出はできない状況にあります。次に、子ども手当からの保育料の徴収についてでありますが、現時点では手当より保育料の額が多い場合の差額の取扱いやシステム等の変更、これに伴う費用など、幾つか課題があることから、実施の有無も含めて検討しているところであります。次に、小樽市独自の乳幼児等医療助成事業に対する国のペナルティについてでありますが、国は、自治体が地方単独事業として医療費一部負担金の軽減等を行っている場合には、医療費の増大につながる可能性があることなどを理由に、国民健康保険に対する国の療養給付費負担金の減額措置を行っております。小樽市の乳幼児等医療助成に対する減額措置の額は、平成 22 年度で約 170 万円となっております。次に、子供の医療費無料化についてでありますが、安心して子供を産み、健やかに育てることができる環境整備の一環として、医療費の負担軽減策を図る乳幼児等医療助成事業の果たす役割は重要なものであり、一層の負担軽減が望ましいと考えております。しかしながら、依然として厳しい財政状況にある中で、無料化の実施には新たに 4,000 万円程度の財源を必要とすることから、現行の事業を継続してまいりたいと考えております。次に、介護保険制度について何点かお尋ねがありました。まず、総合事業を見送ることについてでありますが、総合事業は本年6月の介護保険法等の一部を改正する法律に基づいて創設されたサービスですが、いまだ具体的な取扱いの基準は示されておらず、国は秋口に基本指針を示し、年度内に参考となる手引を作成する予定としておりますので、それらを検証した上で総合事業導入の可否を判断したいと考えております。次に、第4期で新たに設置された施設数と内訳についてでありますが、施設数は6か所、内訳といたしましては、平成 21 年度にグループホームが3か所、小規模多機能型居宅介護が1か所、特定施設入居者生活介護が1か所、23 年度末には、現在建設中の地域密着型特養が1か所設置されることとなっております。次に、特別養護老人ホームの待機者の状況でありますが、平成 20 年度の待機者は実人数で 933 名でありましたが、23 年度では 832 名と約 100 名の減少となっております。また、特養の待機者 832 名のうち在宅で待機している方は 308 名で、要介護度別では要介護1が 96 名、要介護2が 92 名、要介護3が 74名、要介護4が 31 名、要介護5が 15 名となっております。次に、第5期の施設計画の課題についてでありますが、当面、平成 30 年3月まで介護療養病床が存続になることを想定すると、施設の待機者のニーズに対応する施設整備の推進を図ることができるかが課題として挙げられます。次に、24 時間対応型の巡回型訪問介護・看護サービスの需要についてでありますが、市内 41 の居宅介護支援事業所にアンケートをとり、ケアマネジャーが担当している利用者の中で、このサービスを利用する方を聞いたところ、約 100 名との回答がありました。また、参加事業所の見通しにつきましては、平成 23 年度、国のモデル事業に本市が手を挙げ、関係事業所に対しモデル事業の募集を行ったところ、5か所の事業所から申込みがありました。今後、モデル事業では1か所を選定することになりますが、補助金により基盤整備が図られることから、少なくともこの1か所は事業に参加するものと思われます。次に、これまでの策定委員会での審議についてでありますが、これまで3回開催され、現行計画の推進状況、アンケート調査の結果報告、特別養護老人ホームの待機者状況、本市の将来人口の推計などを協議いたしました。また、介護保険料が月額 5,000 円内にできるのかの見通しについては、介護療養病床の存続に伴う給付費の増、介護給付費準備基金の残額があまり見込めないこと、さらに要介護認定者の増加による給付費の自然増を見込むと財政安定化基金の取崩しを講じたとしても、本市の保険料は 5,000 円を超える見込みであります。次に、給食サービスについての取組についてでありますが、平成 20 年度までは社会福祉協議会に委託し、町内会の配食ボランティアが弁当を届けていたため、配食ボランティアのいない地域では利用できませんでしたが、21 年度から民間の事業所1社の参入を可能としたため、市内全域で利用できることとなり、現在では社会福祉協議会と民間の事業所2社の計3事業所で対応しております。実利用者数は、平成 20 年度末 180 人であったものが 22 年度末には 592 人、延べ利用者数は 20 年度末8,553 食が 22 年度末には2万 5,193 食と、いずれも約3倍の増加となっております。次に、給食サービスの利用回数の改善についてですが、道内 10 万都市の給食サービスは本市を除きすべての市で栄養改善を目的としており、適切なアセスメントにより利用回数が決定されておりますので、利用者によっては週7回のサービスが提供される方もいると聞いております。一方、本市の給食サービスは、独居又は高齢者世帯を対象に安否確認を目的としており、週1回の利用回数となっております。本市においても給食サービスのあり方について安否確認から栄養改善に変更していくことを検討しておりましたが、平成 24 年度から創設される総合事業のメニューに配食・見守りのサービスを市町村の判断により実施できることとなりました。これにより給食サービスのあり方は総合事業の実施の可否をなくして判断はできませんので、先ほどお答えしたとおり、まずは第5期事業計画の中で総合事業の実施について検討してまいります。次に、国民健康保険について何点かお尋ねがありました。まず、療養諸費の見込みの設定についてでありますが、療養諸費の予算策定に当たっては、入院、外来、歯科などの診療区分ごとに受診件数や1件当たりの医療費などを細かく分析し、さらに過去の伸び率等を勘案した上で1人当たりの医療費を算出するなど、適正な見積りに努めているところでありますが、医療費の動向は全体的に増加傾向にあるものの、インフルエンザの流行や社会情勢の変化など、さまざまな要因により影響を受けるため、正確な予測は難しいのが実態であります。また、平成 22 年度の不用額1億 9,881 万円につきましては、年度途中で退職分の療養給付費に約 9,900万円の不足が見込まれるため、本年第1回定例会で補正予算を計上していますので、補正後の予算と比較した不用額ということになります。したがいまして、当初予算との比較では約1億円の不用額で、保険給付費約 123 億円の 0.8 パーセント程度であり、やむを得ないものと考えております。次に、資格証明書等の発行件数と国保料滞納世帯に対する差押件数についてでありますが、平成 22年度9月時点の発行件数は資格証明書が 274 件、短期保険証が 672 件であります。また、22 年度の国保料滞納世帯に対する差押件数は 337 件であります。次に、国保料の限度額の引上げはやめるべきではなかったかとのお尋ねですが、賦課限度額の引上げは医療費が増加する中、一定程度の高所得者に負担を増やしていただき、中低所得者の負担を緩和させることが目的であることから、従前より道を通じて国の基準に合わせるよう指導を受けてきております。また、賦課基準を国の基準に合わせることは、平成 22 年度も交付された国の特別調整交付金の交付対象自治体の選定に大きく影響を与える項目でありますので、国の基準に準拠することを念頭に置いた引上げは必要であったと考えております。しかし、国の方針は、将来的に協会けんぽの限度額を目安に今後も引上げを行う方向であるということから、小樽市としては、国の都道府県ブロック会議への意見として、所得階層別の賦課限度額を設けるなど、国保特有の被保険者構造に十分配慮した検討をお願いしたい旨、道へ申出をしております。現在、国では、ワーキンググループを設置し、全国一律の引上げから緩やかな引上げとすることや都道府県の実情に応じた賦課限度額のあり方について検討を始めたいと聞いておりますので、今後、地域特性や急激な引上げの緩和に十分配慮した見直しがされるよう期待しております。次に、平成 20 年度、21 年度の単年度黒字の発生理由についてでありますが、先ほどもお答えしたとおり、医療費の正確な予測は難しいという実態があり、特に 20 年度と 21 年度は、20 年4月の後期高齢者医療制度の創設や退職者医療制度の対象年齢引下げにより、被保険者構造が大きく変わり、それらの影響による実績が乏しい中での予算設定でありましたので、より予測が難しい状況にあったことが理由と考えております。次に、今後の保険料設定についてでありますが、平成 22 年度末で黒字に転換したとはいえ、23 年度で国の交付金の精算による返還金が発生しており、実質的には約 4,000 万円の赤字の状況となっていることや、震災の影響により国の特別調整交付金の枠が減額となる可能性もあることから、今後も慎重に収支状況を見極める必要があると考えております。また、保険料の適正な設定については、保険給付費をどのように見込むかによるところが大きいため、5月の確定賦課作業時において、当初予算策定時以降の医療費等の実績を踏まえ、保険料の見直し作業を行っているところでありますが、今後も引き続き、保険料の適正な設定に努めてまいりたいと考えております。次に、加入手続の際の保険証交付についてですが、加入手続が遅れた方については、制度上、最大で2年間までさかのぼった保険料の納付義務が発生することを説明し、納得していただいた上で加入手続を進め、必要に応じて保険収納課で納付相談をしていただいているところであります。しかし、中には加入手続を保留し、帰られるケースもまれにありますが、国民皆保険という前提から加入手続については国民健康保険法で世帯主に届出義務を課しており、法の定める趣旨を十分被保険者に説明し、積極的に届出を行うよう指導してまいりたいと考えております。(「議長、20 番」と呼ぶ者あり)

再質問 20番 中島麗子

再質問を行います。最初に、泊原発の問題ですけれども、この泊原発の安全性の問題では、市民の心配も含めていろいろ対応しなければならないということはわかるが、今は申入れをする、そういうことは考えていないと、こういうお話でした。しかし、先日の新聞報道でも、小樽市の消費者協会が市民の意識調査をやって、今後の原発政策についても将来的に脱原発、直ちに原発をやめてほしい意見が8割、安全対策を強化して推進すべきだという原発推進派を大きく上回っていると、こういう報告が市民の声としてもあります。また、北電の泊原発3号機のプルサーマル導入の問題では、やらせが発覚しましたけれども、これとは別に 2009 年3月に地元の住民団体がアンケートをやっているのです。回答者の8割が計画の説明を聞いていない、不十分だと答える、そういう結果が出ており、北電によるやらせが発覚した 2008 年のこのシンポジウムのアンケートと全然違うのです。こういう世論のゆがみが明らかになった以上、3号機の運転推進、プルサーマル計画そのものが道民合意を得たと言えない状況だと皆さん普通は思うのではないでしょうか。そういうことに対して、後志の小樽市長として見解を発していただきたいと私たちは強く思っております。そういう点で、国の結論を待って対応するというところにとどまらない自治体の長の判断というものがやはりあっていいのではないかと思うのです。それぞれの自治体の皆さんがEPZの中に入れてくれとか、いろいろ言っているわけですよ。小樽市長としても、市民のこういう声をバックにみずからの声を発することが私は非常に期待されていると、市民にも大きな期待があるとこういうふうに思います。そういう点で、国の指示待ち方針ではない、中松市長の声を聞きたいということなので、再度お答えください。職員の処分の問題ですけれども、私も罰則を厳しくすれば粛正されると、そういうものではないと思います。しかし、今回の問題は、全国的に有名になりました。市役所ぐるみの法令違反、職員間に問題意識もない。こういうことが明らかになった以上、従来並みの対応で終わらせていいのか、こういう問題意識は市民の中にも大変強くあります。そういう意味で、こういうことを二度と起こさない、そういう意味での厳罰処分もあり得るかなと私たちは思っています。そういう点で考えるべきではないかとやはり思うのですが、この点でももう一歩踏み込んだ答弁をいただきたいと思います。財政の問題ですけれども、丁寧にお答えいただきましたが、不用額として適正なラインというものが示されるものでないというお答えでしたけれども、正直言って、今回、平成 22 年度決算を見て私が思ったのは、では、もうどんどん不用額が増えていっていいのか。今3パーセント、4パーセント、5パーセント、適正なものがないといって不用額が増えるような、そういう予算執行、そういうものでいいかという問題があると思うのです。実際に歳出削減という困難がある中で、歳出見込みのあたりで一定の操作あるいは多く見込むという、むしろそういう部分が出てきているのではないかと思うのです。先ほど、職員退職手当のことを話しましたが、平成 20 年度から勧奨退職が 55 歳から 53 歳に変わって、例年8人から9人の退職者が一気に 18 人ぐらいに増えました。それで、翌 21 年度はまた同じような額を見込んだのはわかります。しかし、実際には例年どおり8人、9人どまりだったのですよ。そうしたら、またもとに、前年度実績に戻すのが普通ではないですか。また同じ額を設定しているのですよ。そういう意味での歳出見込みの上積みという、そういうことがないのかどうかという気がいたします。財政部の話では、各課が途中でお金が足りなくなるのが嫌だからどうしても多く見込む傾向があるのだという、そういう傾向もお話を伺いましたけれども、やはり予算を立てるということの厳密さと、それから実際に市民のサービスに使う額の確保という点から考えれば、計画の段階でのもう一歩厳密な中身というものが要求されるのではないかと思います。そういう点で、確かに予想が立たないものもあるということはわかります。そうは言いながら、全体として多額の不用額が出る実態の中身については、やはり悪く考えれば、国保会計が療養諸費を多額に見積もり、毎年黒字を出して、累積赤字の解消をしてきた。そういうことを一般会計の累積赤字でも取り入れたのではないですかと、そういう気もしないわけではありませんので、お聞きしております。子育て支援ですが、この問題でもお答えがありましたけれども、結局、子ども手当から保育料の天引きについては考えると、やらないとは言いませんでした。お金がないから 4,000 万円かかる一部負担金の乳幼児医療費免除というのはちょっと大変なのだという、それは今すぐやってくれといっても無理なのかなという気もしますが、少なくとも財政的なバックが必要のない子ども手当からの保育料天引き、こういうことはやらないと言っていただきたいのです。なぜこんなような形で介護保険料の年金天引きの形をあらゆる徴収に適用しなければならないのか、大変理解ができないところです。子育て支援どころの話ではなくなると思いますが、天引きについてはやらない、こういうふうにはっきりお答えいただきたいと思います。国民健康保険についても一言言っておきたいと思います。2年間にさかのぼって保険料が発生するとおっしゃいましたけれども、今の国の法律では、保険料の支払う期間は2年間までさかのぼりますが、たとえそのお金を払ったとしても、その間保険給付は全く受けられないという仕組みですよ。そういう仕組みに納得できる市民がどれだけいるかなと私は思うのですが、私たちが経験したケースでも、50 代の男性が平成 20 年に会社を退職して、このとき国保に加入するという説明がなく、知らないで経過して、21 年に病気のために国保加入手続に来たときには、窓口で2年間にさかのぼる保険料滞納分として 28 万円を1回で払うように言われて、国保に入ることをあきらめて、全額自己負担で病院にかかったと、こういうお話でした。こういう問題が発生する背景に、滞納者が保険料滞納に対して払うと言わなければ、保険給付の保険を出さないという、そういう仕組みになっているのではないかということが心配なのです。こういう方の場合には、ではどうすればよかったのか、国保のほうではどのようにお考えなのか、お答えください。

答弁 市長 中松義治(市長は2015年3月まで)

中島議員の再質問に答弁をさせていただきたいと思います。まず、泊原発につきまして御質問がありました。これにつきましては、国の検証結果がまだきちんと出されていないということでございます。それから、道のほうとしては道民の生活あるいは経済活動に配慮したということで、私も常に安全については第一に考えていかなければいけない問題だろうというふうに思っております。しかし、国や道の基準がそういうことでまだ出されていない中で小樽市単独で中止を申し入れるという、こういうことについては国、道の状況を見た上で判断をしてまいりたい、このように思っているところでございます。それから、政治資金規正法問題の処分についてでありますけれども、これは先ほども答弁させていただいたように、昭和 26 年に国が各地方自治体に示した標準例、これについては北海道をはじめとする全国の都道府県及び市町村が同様の定めをしているということでございますし、それよりも何よりも、やはり私どもとしては、こういったことに真摯に取り組んで、しっかりとした信頼の回復を図っていかなければいけないと思っているところでございます。そういった中で、私としては、職員分限懲戒審査委員会からの答申を踏まえて、そういった処分についても取り組んでいきたいと思っております。それから、財政の問題でございますけれども、先ほども答弁させていただきました。近年決算時において多額の不用額が生じていることを踏まえて、これからは予算要求額を見積もるよう、そのあたりについてやはりきっちり対処をしていきたいというふうに思っているところでございます。それから、子ども手当からの保育料の徴収についてでありますけれども、実施を含めて検討していきたいということでございますので、これについても御理解をいただきたいというふうに思っております。それから、同じ子育て支援についての乳幼児の医療費の助成についてでございますけれども、これも無料化実施するということになると、4,000 万円を超える財源が必要ではないかと、このように受けておりますので、このあたりも現時点では非常に厳しい、このように思っております。それから、国民健康保険制度の問題について、保険料の納付義務、これが2年間さかのぼって保険料納付しなければいけないというようなことですから、これについては原課のほうについては該当される方とよく相談した上で対処をするようにという指示をしているところでございます。(「議長、20 番」と呼ぶ者あり)

再質問 20番 中島麗子

各部の部長から追加説明があるのかなと思ったのですが、市長が全部お答えされておりましたけれども、ほとんどお話が進んでいない気がいたします。そういう意味では、中松新市長としての声というものをもう少し聞かせていただきたかったという点では、少し物足りない、残念な思いもいたしますが、少なくとも子ども手当から保育料を天引きするなどということは、これは市町村の判断でできるというのです。やらなくてもいいと言っているのです。それはもう市長として私やりませんよという、その一言が欲しかったと思いますし、できるのではないですか。今までそういうことをしなくても保険料をちゃんと納めている方がいるのですから。そんなことをしない形でも保育料納付がされるのでしたら、改めて子育て支援のお金から天引きする必要は全くないはずだと思うのです。そういうことを市長が答弁できない。そういうところに大変残念な思いがいたします。あと、国民健康保険の問題では、これは具体的に保険料を 28 万円1回で納めなさいと、こういう指導をしているのですよ。28 万円を納められたら問題ないのですが、仕事がなくて病気になった人が、納められないから相談に来ているのですが、具体的な対応がないままに保険証を交付されない市民が発生している、そのことについてどう改善するのかという質問なのです。1回で払いなさいと言われて帰った方の話なのです。だから、そこら辺は実際の指導と現場が違うのですか。明確にお答えください。

答弁 市長 中松義治(市長は2015年3月まで)

中島議員の再々質問についてお答えしたいと思いますが、同様になりますけれども、先ほどの子ども手当の問題につきましては、いろいろなケースがあるのだろうというふうに思っております。そういった中で、今後、検討していきたいということで答弁をさせていただいたところでございます。それから、国保についても同様でございまして、今は中島議員からは一例についてお話をいただきましたけれども、私も原部のほうからいろいろと話を聞いてみると、いろいろなケースがあるということでございますので、そういったケースの中でできるだけ対処するようにという指示をしたという先ほどの答弁でございます。

出典:小樽市議会 平成23年第3回定例会 2011年9月12日 議事録 PDF(38ページ) 間違いを知らせる