小樽市議会 平成23年第2回定例会 2011年7月5日
(1)市政運営について/(2)財政と補正予算について/(3)市立病院について/(4)防災対策について
2011年7月5日、小樽市議会の一般質問で、秋元智憲議員が「市政運営について」「財政と補正予算について」「市立病院について」「防災対策について」について質問し、市長 中松義治、病院局長 並木昭義、教育長 上林猛、選挙管理委員会委員長 大渕勝敏、総務部長 迫俊哉、教育部長 大野博幸が答弁しました。
- 質問者
- 秋元智憲 議員
- 答弁者
- 市長 中松義治、病院局長 並木昭義、教育長 上林猛、選挙管理委員会委員長 大渕勝敏、総務部長 迫俊哉、教育部長 大野博幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 秋元智憲
平成 23 年第2回定例会に当たり、公明党を代表し、質問いたします。初めに、中松市長の市政運営について伺います。4月に行われました統一地方選挙で、中松市長は小樽市民に対し、まちづくりの三つの基本姿勢と4年間の七つの重点公約を掲げ、初当選されました。小樽市の抱える課題が山積している現在、少子高齢化問題、人口減、長引く景気の低迷による市内企業への影響、雇用の確保、どの課題、問題も優先事項であり、その対策はどれ一つ将来に先送りできないものであります。そこで、中松市長が掲げた七つの重点公約について伺いたいと思いますが、その前に、既に本市では第6次小樽市総合計画が実施されており、今年度は前期5か年の中間に当たります。これまで進めてきた第6次小樽市総合計画のまちづくり五つのテーマのうち、特徴的な事業と事業費についてお知らせください。重点公約の一つ目は、小樽観光の充実、後志など広域連携による商工業の振興、そして地域経済の活性化と雇用創出による若者の定着、二つ目はまちづくりの核をつくる、三つ目は新市立病院建設を計画どおり進め、平成 26 年度開院を目指す、四つ目は、学校の統廃合を進め、校舎改築や給食環境など教育環境の整備を進める、五つ目は保育所施設や民間の保育への支援などの子育て環境の整備に努める、六つ目は高齢者や障害者の方が安心して暮らせる施設整備などの支援体制をつくる、そして七つ目は小樽市の真の財政再建をなし遂げるというものです。特に七つ目の真の財政再建をなし遂げるという部分では、真の財政再建達成までの問題点、課題について、どのような見解をお持ちなのか伺います。その上で、今後見込まれる主な大規模事業名と事業計画年度、第6次小樽市総合計画前期実施計画とも整合性を図った形で御説明ください。今回の東日本大震災を経験し、実施計画の見直しや事業の優先順位の変更などは考えられるのか。もし見直し、変更の事業がありましたら、その変更理由と事業内容についてお知らせください。統一地方選後、いよいよ山積するこれらの課題解決に向けスタートするはずであったわけですが、市民の信頼を失う大きな問題が浮き彫りになりました。一つは、市長選に伴い、中松市長の後援会事務局長より受け取った 150 枚中 135 枚を管理職以上で購入、販売し、政治資金規正法第 22 条の9第1項及び第2項に違反し、前総務部長と後援会事務局長が罰金 30 万円と公民権停止5年、前総務部長から券を購入して部下らに売った退職者3人を含む部長職 10人が罰金 15 万円、公民権停止4年の略式命令を受けました。現在では、議会でも、政治資金規正法違反問題に関する調査特別委員会、また第三者委員会も設置され、全容解明と再発防止に向けて議論されております。市長も速やかにみずからの責任を明らかにするため、平成 23 年6月、7月、8月の3か月の間、給料月額の 10 パーセント削減をしております。事件発覚後、既に2か月を経過しましたが、市長は職員の処分について、職員分限懲戒審査委員会に諮問しており、現在、審議が進められていると聞いておりますが、その審査結果によっては、市長みずからの処分についても再考する必要があると考えますが、市長のお考えを伺います。市長が基本姿勢として掲げた3点の中には、市民参加の市政運営を進め、市民力によるまちづくりを目指すとありますが、市民の信頼を回復し、市民との協働をしていくには何が必要とお考えか、お答えください。次に、今回の統一地方選挙では選挙管理委員会のミスが相次ぎ、民主主義の根幹にかかわる選挙事務のミスということで、市民の信頼を損ねる事態になったわけであります。一つは知事選、道議選において、知事選の期日前投票をした方が後日道議選の投票に行き、知事選に二重投票をした件、もう一つは、市議選の開票作業の際に、候補ごとに 100 枚の束にした投票用紙に別の候補者の用紙がまざっていたというものです。あってはならないミスであり、今後の再発防止のために何をどう改善していくのか、これらの問題解決に向けどういう議論がなされたのか、選挙に携わる人に今後どう周知していくのか、お答えください。次に、財政と補正予算について質問いたします。平成 22 年度一般会計決算見込みの収支見込額では、11 億 8,400 万円の黒字となる見込みでありますが、大幅に黒字見込みとなった理由をお示しください。また、歳出での不用額はすべての項目で見られ、特に総務費では1億 1,500 万円、民生費で 12 億 2,400万円、土木費で1億 800 万円、職員給与費では1億 8,800 万円の不用額が出ていますが、その理由、原因について御説明願います。職員給与費について、これまで職員数の削減を行ってきておりますが、今後の見通しはどのように考えているのか、お答えください。これまで決算時には不用額の不用理由の分析についてどのように行ってきたのか、また予算へ反映されてきたのかについても伺います。今定例会に上程された補正予算は 18 億 6,407 万 9,000 円で、そのうち一般会計では 17 億 3,834 万円です。特に小樽管内の雇用状況は5月の有効求人倍率で 0.39 倍、4月の 0.43 倍より 0.04 ポイント下降、前年同月の 0.38 倍より 0.01 ポイント上昇するという大変厳しい状況が続いている中、雇用に関連する予算として重点分野雇用創出事業費が 4,501 万 1,000 円で、6事業、新規雇用者 25 名でありますが、当初予算では8事業を予定しておりました。今回の補正予算では6事業を提案されておりますが、雇用の創出効果は当初とあわせどのようになっているのか、お答えください。地域人材育成事業は、若年者就職支援雇用プログラム推進事業費として 2,237 万円で、新規雇用者 16名となっていますが、この事業についても効果についてお知らせください。市独自の雇用対策事業については、事業費 1,794 万 3,000 円の9事業、新規雇用者 80 名となっています。この事業に対する今後の見通しとこれまでの効果についての見解を伺います。次に、新市立病院について伺います。新市立病院について、本年第1回定例会において実施設計予算を可決し、去る4月 20 日には、株式会社久米設計札幌支社と1億 1,970 万円で業務委託契約を締結、先月 23 日に開かれた市立病院調査特別委員会では、建設工事の発注方法について説明がありました。起債計画については既に道との協議を終えて、道を通じ総務省へ提出されたとの報告を受け、経営管理部長より、このことは起債計画の内容は道に認められたことだという認識を確認いたしました。引き続き両病院の経営努力と収支の改善、何より市民に選ばれる病院を目指して努力していただきたいと思います。そこで、医師確保について、何点か確認、質問させていただきます。これまで並木局長はじめ両院長は、医師確保に向けて並々ならない努力と御苦労を重ねてきたことと思います。先日の委員会の場では、そのかいもあって医師が1名増えるとのお話も伺いまして、大変にうれしく思っております。今後も医師確保に向けて努力をされると思いますが、具体的内容について伺います。また、医師数の現状維持について、取り組む内容、課題をお知らせください。研修医にあっても近年増えてきているとのことでありますが、その経過と今後の対策についてもお答えください。最後に、並木局長の描いている新市立病院のイメージについて、診療科はもちろん、今後の市立病院が目指すべき、取り組むべき医療の方向性についてお考えを伺います。次に、災害防災対策について質問いたします。細部にわたる質問もありますが、よろしくお願いいたします。3月 11 日午後2時 46 分、東北・関東地方を襲った地震は国内観測史上最大のマグニチュード 9.0 を記録、最大震度は7を示しました。この地震は、すべてがこれまでの想定を覆し、あわせて津波被害、福島第一原子力発電所の事故と、まさに前代未聞の大災害となったわけであります。発災より既に 100日を過ぎていますが、いまだ避難生活を送る人は 12 万人以上と、現在も不自由な生活を強いられています。政府は6月 24 日、東日本大震災の地震や津波による住宅や社会基盤施設などの直接的な被害額が 16.9兆円に達するとの試算を公表いたしました。1995 年の阪神・淡路大震災の被害額は 9.6 兆円であり、今回の試算には、福島第一原発事故による放射性物質の飛散による影響額は含まれていません。この被害の状況を考えると、改めて地方公共団体の根本の使命は、住民の生命と生活を守るということだと強く感じております。内閣府より発表されている地震防災マップ作成のすすめでは、阪神・淡路大震災では犠牲者の約8割以上が住宅等の倒壊による圧死だったことを踏まえ、このような大きな被害をもたらす地震から人命、財産を守るためには住宅等の耐震化が重要であり、これを進めていくことが急務となっているとしています。しかし、新耐震基準以前の住宅・建築物の約6割が耐震性に問題があるにもかかわらず、耐震化への第一歩である耐震診断についてもなかなか行われていないのが現状とあります。平成 17 年9月の中央防災会議において建築物の耐震化緊急対策方針が決定され、住宅及び多数の者が利用する建築物の耐震化率を平成 27 年までに9割にするという目標が示され、この目標を達成するため、各自治体による耐震改修促進計画の策定などを盛り込んだ耐震改修促進法の改正が平成 17 年 11 月に行われました。このことを受けて、私も平成 20 年5月に会派視察をした和歌山県和歌山市を例とし、この年の第2回定例会で、小樽市においても早急に耐震計画を策定するべきと主張してまいりましたが、本市にあっては平成 21 年3月に小樽市耐震改修促進計画が策定されました。この計画の計画期間は平成21 年度から平成 27 年度までの7年間とし、社会情勢が大きく変化した場合には本計画も適宜見直すこととなっておりますが、現在、小樽市耐震改修促進計画の見直しは考えているのか、見直すとすれば作業スケジュールについてお知らせください。また、市内特定公共建築物 157 棟の耐震化の現状を建物用途別に、耐震化を有する建築物数と耐震化率をお知らせください。その上で、今後、耐震化を進めるに当たり、用途別の課題と進め方をお示しください。計画では平成 27 年度までに耐震化率 90 パーセントを目標としておりますが、住宅総数6万 4,300 戸のうち、自然更新により耐震を有する建物は4万 8,600 戸、耐震化率 75.6 パーセントとしており、目標の 90 パーセント達成には、戸数で 9,300 戸の差が生じております。目標達成に向けた取組を具体的にお答えください。また、住宅・土地統計調査のデータを基に算出した市内の耐震化率は、どういう結果にあるのかもお知らせください。小樽市耐震改修促進計画では、市民の地震に対する不安解消と人的被害の軽減を図るため、戸建ての木造住宅を対象とした無料耐震診断を実施することとしております。まず、この制度の市民への周知状況と診断件数をお知らせください。小樽市では、この計画策定以前より、住宅の耐震改修工事に伴う固定資産税の減額措置の取組を行ってきたと承知していますが、この利用状況と効果、また今後の制度周知についての考え方をお知らせください。次に、防災拠点施設と避難所について伺います。東日本大震災では市役所庁舎や役場、病院、学校などの施設がことごとく破壊されたことでもわかるように、防災拠点施設はたとえ周辺地域の建物が被災しても、初動対応及び応急対応が支障なく開始できることが重要であり、その機能確保が求められ、建物や設備が損傷を受けないことが最も大切な条件だと思います。防災拠点の被災は復旧活動に支障を及ぼすだけでなく、被災者の生活支援にも大きな影響を及ぼし、今回のような想定を超える災害がいつ起こるかもしれないということでは、本市にあっても災害時に防災拠点施設となる建物の選定と改修が当然必要になるわけであり、この点を踏まえると早急に計画を進めることが求められます。そこで、市施設の耐震優先順位の考えをお答えください。また、庁内体制として設置された耐震改修促進会議の開催状況と話し合われてきた内容、その効果についてもお答えください。次に、防災公園の整備についてですが、平成 21 年度から2ヘクタール以上の公園を防災拠点として整備する自治体に対して補助制度が設けられていますけれども、例えば今後、公園整備とか防災対策という部分で、小樽市としてこういう補助制度を使いながら、防災拠点としての公園を整備していくような考えはあるのか伺います。次に、揺れやすさマップについて質問します。本市ホームページには、「石狩地震」「増毛山地東縁断層帯の地震」「全国どこでも起こりうる直下の地震」の3種類の揺れやすさマップが公表されています。まずこのマップを作成するに当たり、用いられた基礎データはどういうものか、お知らせください。基礎データの収集は、揺れやすさマップの精度を決める上で重要な作業項目であり、揺れやすさマップについては、表層地盤、震源にかかわるデータを収集する必要があると思います。現在のマップはあまりにも大まかなものであると感じますが、メッシュの大きさはどういう設定になっているのか、お知らせください。また、今後、本市のハザードマップを作成、更新するに当たり、震度、津波、土砂災害、液状化等を考慮し、防災拠点施設、救急救助施設、避難施設も含め検討すべきと思いますが、このようなたくさんの情報を管理できる消防防災GISというシステムもありますが、こういうシステムの導入などは考えられるのか、市長の御見解をお聞きいたします。現在、指定されている避難所は市内 66 か所になりますが、今後、揺れやすさマップや各ハザードマップ作成に当たり、土砂災害、津波被害等を考慮し、変更するようなことも考えられるのか、お答えください。以前、建設常任委員会で、緊急輸送道路の橋梁耐震補強3箇年プログラムに関連し、質問しましたが、このプログラムは被災時の円滑な救急救援活動や救急物資の輸送、復旧活動の支援において重要な役割を果たす緊急輸送道路の耐震補強を重点的に実施するものです。平成 21 年第1回定例会時点では、橋梁の点検をしているということでありました。この点検状況と、その結果、緊急性が高いと判断され、対応した橋梁についてお答えください。今後、橋梁については長寿命化修繕計画を策定するとのことでしたが、この計画の策定状況と進捗状況、課題があれば、その課題と対策についてお知らせください。私はこれまでの議会で、環境対策、財政の負担軽減との観点で、道路照明と公園の照明の省エネ化を訴えてまいりました。市所管の街路灯がナトリウム灯へと改修が進められていますが、今回の震災で電線の寸断等により停電が続き、被災地の多くの国民が不安に陥りました。そこで、避難所の緊急時の光源として、太陽光発電ができるLED照明灯の設置を進めるべきと考えますが、見解を伺います。次に、災害時要援護者避難支援プランに関連し、質問します。平成 20 年第1回定例会の一般質問で、災害時要援護者名簿の作成と避難支援プランの策定を求め、質問いたしました。災害時、一人で避難することが困難な人を災害時要援護者と呼び、既に本市においても平成 20 年5月より基礎調査を開始し、同6月には作成作業が開始されました。まず、本市の対象としている災害時要援護者の定義を確認いたします。また、市内の対象者数と現時点での名簿登録者数、避難支援プラン作成人数をお答えください。当初は緊急雇用創出事業臨時交付金から約 1,000 万円が予算づけされ、10 名の臨時雇用がありました。その後、民生委員が中心に登録を進めていると認識していますが、民生委員の方の中にも、この制度を知らないという方もおり、ましてや対象となる市民の多くの方にも認識されていないという現状があると感じますが、名簿登録の推進と避難支援プラン作成の課題と対策について伺います。現在、そして今後登録していただく支援員の方には、詳細について説明しなければ名ばかりのプランとなってしまい、万が一のときに機能しないことは明白で、何よりたくさんの人命にかかわることですので、しっかりとした対応が必要です。この点でのお考えをお示しください。今定例会には、災害時要援護者避難支援プラン整備事業費として 376 万 1,000 円が上程されています。この事業費の内訳と新規雇用者が行う作業、取りまとめ期間についてお知らせください。避難支援プランの関係機関での共有については現在どのようにされているのか、関係機関名と連携の仕方についてお答えください。次に、被災者支援システムについて伺います。1995 年1月 17 日に発生した阪神・淡路大震災で大きな被害を受けた西宮市の情報システム担当職員は、震災発生直後から被災者台帳、被災者証明書の発行、義援金の交付、避難所の管理、仮設住宅の管理等を管理する画期的なシステムを次々と短期間に開発し、救済、復旧・復興業務において大きな力を発揮いたしました。この被災者支援システムは汎用ウエブシステムとして発展し、被災地ならでの経験、教訓を生かしたシステムとして、公明党の山本香苗参議院議員が国会の中で何度も取り上げ、現在、総務省から全国の自治体に無償で提供されています。このシステム導入に当たっても、私は以前に議会で取り上げましたが、今回の震災後、東北3県で 30 近くの自治体が導入し、全国各地でも、約 140 の自治体が既に導入あるいは準備を進めております。災害時、情報や仕事、人が錯綜する中で、現場の職員が開発したこの画期的なシステムを本市でも導入するべきではないかと考えますが、市長の御見解を求めます。次に、災害通信計画について質問いたします。災害時におけるインフラ等の状況を知る上で欠かせないのが通信計画でありますが、本市においても万が一上下水道管の破損や道路の破損等々があった場合には、この状況をいち早く掌握し、2次被害が出ることも考えると早急な対応が必要であり、この通信体制について、まず現状のシステムと各部局や指揮系統との連絡、連携についてお知らせください。今回の東日本大震災でも有線の回線が切断され、携帯電話も基地局が破壊されたり、回線がパンク状態に陥り、まさに緊急時に使用不能になったわけです。このような状況を考えますと、災害時はもちろんですが、日常的な業務遂行にも利便性がよく、かつ費用負担も少ない地域振興通信システムがありますが、このシステムについての認識と導入について、市長の御見解を伺います。次に、自主防災組織の取組と立ち上げについて質問します。自主防災組織については、災害対策基本法第5条で、「市町村長は、前項の責務を遂行するため、消防機関、水防団等の組織の整備並びに当該市町村の区域内の公共的団体等の防災に関する組織及び住民の隣保協同の精神に基づく自発的な防災組織の充実を図り、市町村の有するすべての機能を十分に発揮するように努めなければならない」と定められています。同法第8条では、国及び地方公共団体に「自主防災組織の育成、ボランティアによる防災活動の環境の整備その他国民の自発的な防災活動の促進に関する事項」の実施に努めることとし、地域内で中心となって、みずからの身を守るための防災活動を行うことを求めています。そこで、市内の自主防災組織の数、活動内容と今後取り組む課題についてお知らせください。高齢化が進む本市では、なかなか自発的にということは難しいと感じます。前山田市長時代に、市の幹部職員を中心に町会活動支援員制度をスタートしていますが、なかなか機能できていないという状況です。これから防災計画を策定していくに当たり、市民のかかわりは非常に重要になってきますし、市民との協働ということを考えても、市民にどう協力をいただくのかが問題です。そこで、この支援員制度を活用し、市職員が地域の自主防災組織に入るなど、みずから居住する地域を支えることはできないものか、職員を勤務時間外に拘束することはできないものと思いますが、支援員制度を効果的なものとするために検討できないものか、市長の御見解を伺います。次に、今定例会では、市教育委員会として初めて小樽市教育行政執行方針が教育長より述べられました。その中の「健やかな体の育成」では、各学校長に危機管理対策のチェックを指示したとのことですが、今回の東日本大震災において、市内小・中学生約 3,000 人のうち 99.8 パーセントが難を逃れ、「釜石の奇跡」と呼ばれた釜石市の防災教育の認識と、本市での必要性について御見解を伺います。次に、業務継続計画、いわゆるBCPについてであります。この件に関しても、私は平成 21 年第3回定例会の代表質問で、新型インフルエンザのパンデミック時の取組として取り上げました。BCPは非常事態の発生時に企業や自治体が重要業務をできるだけ中断せずに継続させるための計画でありますが、厚生労働省はパンデミック期間中、最大で欠勤者が 40 パーセントになる可能性を指摘しております。限られた人員で必要最低限の業務を実施するためには、職員の感染防止はもちろんのこと、拡大防止や業務の継続、中断、再開といった計画をつくることが求められておりますが、まさに非常事態という意味では、災害発生時も同じような状態が考えられます。前市長の答弁では、「BCP、業務継続計画につきましては、危機管理体制の一つの有効な手段であると考えられますので、今後、研究してまいりたいと思います」とのことでしたが、その後、本市の業務体制はどのようになっているのか、また、BCP業務継続計画を本市として策定するお考えはあるのか、お知らせください。次に、北海道電力株式会社泊原子力発電所について何点か質問いたします。今回の震災における東京電力株式会社福島第一原子力発電所の事故を受け、今後の安全管理と対策について注目が集まるところであります。泊原子力発電所の3基のうち、現在1号機は停止中であり、2号機も8月下旬には検査入りし、3号機については試験運転中であります。国が定める指針では、防災対策を重点的に充実すべき地域、いわゆるEPZを原発から半径約8キロから 10 キロと規定されていることから、道の計画でも周辺4町村が対象になっています。しかし、福島第一原発事故では、半径 20 キロ圏内に避難指示が出され、その後、20 キロから 30 キロ圏内にも屋内退避との指示が出るなど、被害が広範囲に広がっている現状を考えますと、本市は泊原発より 50 キロ圏内に位置していますが、安全対策の見直しや公表を求めていくことはもちろんのこと、EPZの範囲の拡大を求める必要があると考えますが、市長の御見解を求めます。また、モニタリングポストは泊原発周辺 22 か所に設置され、放射線量の計測をしています。このモニタリングポストの設置については、道が放射線監視等交付金を活用し、設置してきたと思いますが、今後、内外に本市の安全性を訴えていくためにも、市内での放射線量を計測していくべきと考えますが、市長の御見解をお聞かせください。以上、再質問を留保し、質問を終わります。(拍手)
答弁 市長 中松義治(市長は2015年3月まで)
秋元議員の御質問にお答えします。まず、市政運営についてですが、初めに第6次小樽市総合計画により進めてきた事業のうち特徴的な事業についてであります。山田前市長におかれては、財政再建を最優先に取り組む課題として掲げ、厳しい制約を伴った予算編成が続いたものと認識しておりますが、その中にあっても、まちづくり五つのテーマとして体系づけた生涯学習、市民福祉、生活基盤、産業振興、環境保全という市政の各分野について一定の行政サービスを維持するとともに、それぞれ道筋をつけられたものと考えております。総合計画のスタートした平成 21 年度以降で特徴的な事業について、分野を絞って幾つか申し上げますと、市民福祉の分野においては、平成 22 年度に新しく開設した成年後見センターが挙げられ、事業費の実績見込額は約 770 万円となっております。生活基盤の分野においては、公共賃貸住宅長寿命化計画に基づいて、オタモイ地区など老朽化した市営住宅の建替え事業や改修事業なども実施しております。実績見込額は、平成 21 年度と 22 年度の2か年度計で約 13 億 4,000 万円となっております。最後に、産業振興の分野でありますが、本市の基幹産業である観光について申し上げます。まず、平成 21 年度に実施した小樽ショートフィルムセッション開催事業が挙げられ、これは本市のすぐれたロケーションを広く発信するなど、フィルムコミッション活動による地域の活性化を目的に行ったものであり、事業実績額は約 100 万円となっております。また、平成 22 年度には東アジア圏観光客誘致推進事業を予算措置し、中国をはじめとする東アジア諸国へのPR活動を展開しており、その実績見込額は約 450 万円などとなっております。次に、私の重点公約のうち、真の財政再建をなし遂げるということについての問題点や課題についてでありますが、まず私の考える真の財政再建とは、基本的にはこれまでの市の考え方と同様でありますが、みずからの歳入に見合った歳出構造の下、年度間の不測の財政需要にも柔軟に対応し得る財政体質をつくり上げることであり、問題点といたしましては、一般会計がまだ本来の意味での収支バランスがとれていない状況であることと認識しております。したがいまして、今後の課題といたしましては、一般会計の収支が他会計からの借入れなどに依存しない、そのような本来の意味での収支バランスをまずはいかに早くつくり上げるかであり、さらには年度間調整のための財源の確保をいかに図るかということであると考えております。次に、今後見込まれる主な大規模事業名と事業計画年度についてでありますが、前期実施計画の体系に沿って、主要な事業に絞ってお答えいたします。まず、生涯学習の分野では、小・中学校の再編や校舎の耐震化改修関連事業が挙げられ、学校規模・学校配置適正化基本計画を踏まえる中、地域と協議を進めながら実施してまいります。また、学校給食共同調理場統合・新築事業については、本年度から用地買収などに着手し、前期実施計画期間内での完了を目指しております。市民福祉の分野では、市立保育所の規模・配置に関する計画に沿って、銭函保育所や奥沢保育所など老朽化した市立保育所の整備を進めてまいります。また、市立病院の統合新築については、平成 26 年度の開院を目指し取り組んでいるところであります。生活基盤の分野では、引き続き老朽化した市営住宅の建替え事業や整備改善事業を進めるとともに、雪対策の充実強化に関連してロードヒーティングの更新を進めているほか、市民や観光客の回遊の向上を目指す旧国鉄手宮線活用事業について積極的に取り組んでまいります。消防においては、本年度から3か年度で実施していく高機能消防指令センター整備事業のほか、消防救急無線デジタル化事業などを進めてまいります。次に、実施計画の見直しや事業の優先順位の変更などについてでありますが、先ほど答弁いたしましたように、本市においては、今後、市立病院の統合新築をはじめ、小・中学校の再編整備など大規模な建設事業が集中するとともに、東日本大震災の発生を機に新たな防災対策への対応も求められるなど、地域を取り巻く情勢が大きく変化しているところであります。なお、現時点では実施計画の見直しといった事案はございませんが、引き続き厳しい本市の財政状況を踏まえ、後年度に集中して財政負担の生じることのないよう、事業の平準化なども念頭に置きながら、重点とする分野をしっかり整理するなど、必要な対応を図ってまいりたいと考えております。次に、政治資金規正法違反問題に関する私の責任の考え方についてでありますけれども、本年第2回臨時会で御提案いたしました 10 分の1、3か月の給料減額措置につきましては、その時点での私の責任を明らかにする措置として提案させていただいたものでございます。今後、職員の処分が決まり、また事件の全容が明らかになった時点で、改めて判断をしてまいりたいと考えております。次に、市民の信頼を回復し、市民との協働をしていくには何が必要かという御質問がありましたが、私がまちづくりの基本姿勢として掲げている市民力によるまちづくりを進めるためには、市民の皆さんとの良好な関係の確立が必要です。そのためには、今回の事件で損なうことになった市民の皆さんからの信頼を回復するため、まずは議会の特別委員会や外部委員による調査委員会で御審議いただいた内容や御提言などを真摯に受け止め、早急に市として職員の意識改革を含めた再発防止策を取りまとめて実行に移すことが必要であり、道のりは決して平たんではないと思われますけれども、私が先頭に立って、職員とともにしっかりと取り組んでまいりたいと考えております。次に、財政問題に関して、初めに平成 22 年度の一般会計の決算見込みが黒字となる理由についてでありますけれども、最終予算額との比較で申し上げますと、歳入では、市民税や固定資産税などの市税収入が合わせて2億 400 万円程度上回る見込みであり、また、地方消費税交付金や特別交付税などが合わせて1億 400 万円程度、そのほか諸収入や寄付金が合わせて1億 800 万円程度、それぞれ予算額を上回る見込みであります。また一方で、歳出における不用額の発生もその大きな要因でありますが、その主なものについて発生理由を申し上げます。まず、総務費では、全体で約1億 1,000 万円の不用額が生じる見込みでありますが、税等の過誤納金還付金で想定したより実際の還付額が少なかったために、約 3,600 万円の不用額が見込まれるほかは、入札差金や予算の節約、効率的な執行に努めた結果生じたものであると考えております。民生費では、全体で約 12 億 2,000 万円の不用額が生じる見込みでありますが、主なものとしては、生活保護費で約3億円、私立保育所運営費負担金で約 7,600 万円が見込まれ、これらにつきましては、予算の見積りに比べて制度の利用が少なかったことや、保育所入所者数及び補助単価が減少したことなどによるものであります。また、介護基盤緊急整備特別対策事業交付金で約2億 5,300 万円、介護職員処遇改善等臨時特例交付金で約 6,600 万円の不用額が生じておりますが、これらはいずれも国の方針に沿って介護療養病床を廃止し、グループホーム等への転換を図るため、その整備に要する経費を予算措置しましたが、年度途中において国がその方針を凍結し、第4期介護保険事業計画を抜本的に見直したため、全額が不用額となったものであります。また、土木費では全体で約1億円の不用額が見込まれますが、住宅事業特別会計や港湾整備事業特別会計への繰出金で約 3,500 万円の不用額が生じており、これはそれぞれの会計において使用料や土地貸付料などの収入が増え、一方で管理費や公債費などの支出が減ったことなどによるものであります。最後に、職員給与費では約1億 8,800 万円の不用額が見込まれ、主なものとしては退職手当で約1億1,300 万円、その他の手当で約 5,900 万円が見込まれ、これらについてはいずれも予算の見積りに比べて支給対象者数や支給額が減少したことによるものであります。次に、職員給与費の見通しでありますけれども、職員給与費につきましては、これまで財政健全化の一環として、給与の独自削減に加えて大規模な機構改革や退職者不補充あるいは業務委託の拡大など、さまざまな抑制措置を講じてまいりましたが、今後につきましても、業務量に見合った職員配置に努める中で組織のスリム化を進めるとともに、国の給与の動向なども勘案しながら、職員給与費の総額抑制に努めてまいりたいと考えております。次に、不用額の理由の分析をどのように行ってきたのか、また、その結果を予算へ反映してきたのかとのお尋ねについてでありますが、まず不用額の分析につきましては、各部において、年度開始後の予算執行の段階で明らかに不用額の見込みが立てられるものと、年度終了後の総体の執行状況を分析する中で不用額の理由を整理するものなどがありますが、いずれにいたしましても基本的には各部において決算資料の作成にあわせ、それらの理由をまとめているところであります。また、毎年度の不用額を次の予算編成へどのように反映させてきたのかということについてでありますが、歳出予算の見積りに当たりましては、前々年度の決算における不用額や前年度の決算見込みのほか、国や道の制度などをできる限り見極めながら積算しておりますが、国全体の景気動向や年度途中での制度改正のほか、執行してみなければ把握が難しい経費などもあり、一定程度の不用額の発生はやむを得ないものと考えております。しかしながら、平成 23 年度予算の編成時に通知した予算要求に当たっての基本的事項の中では、改めて近年、決算時において多額の不用額が生じていることを踏まえ、各事業ごとの毎年度の不用額についてもよく分析した上で、予算要求額を見積もるよう求めたところであり、今後におきましても、できる限り適正な予算の計上に努めてまいりたいと考えております。次に、重点分野雇用創出事業についてでありますが、今回の補正予算では、津波ハザードマップに必要な基礎データを作成することを目的とした津波ハザードマップ作成基礎調査事業やFMラジオを活用し、道内からの観光客の誘致を積極的に進めることを目的とした観光情報発信事業など、6事業で 25名の新規雇用者を見込んで予算計上したところであります。当初予算に計上した8事業の新規雇用者数33 名と合わせ、14 事業で 58 名の新規雇用創出効果を見込んでおります。次に、地域人材育成事業についてでありますが、今回の補正予算では若年層の雇用を確保するため、社会人に必要なスキルを習得させることを目的とした若年者就職支援雇用プログラム推進事業として、1事業で 16 名の新規雇用者を見込んで予算計上したところであります。当初予算に計上した2事業の新規雇用者数 32 名と合わせ、3事業で 48 名の新規雇用創出効果を見込んでおります。次に、市独自の雇用対策事業のこれまでの効果についてでありますが、平成 21 年度は7事業で 34 名、22 年度は7事業で 79 名の雇用が創出され、23 年度におきましても9事業で 80 名の雇用創出を見込んでいることから、雇用状況が厳しい中、一定の成果があったものと考えております。また、今後の見通しについてでありますが、現下の雇用環境は改善の動きが見られているとはいうものの、いまだに厳しい状況にあることから、今後もその動向を注視しながら対応してまいりたいと考えております。次に、防災対策について何点か御質問がありました。初めに、小樽市耐震改修促進計画の見直しについてでありますが、当該計画は平成 21 年3月に策定し、現在、目標達成に向けた取組を進めております。この計画は耐震改修促進法に基づき策定したものであり、今後国の動向も見ながら、必要があれば見直すことも考えております。次に、特定公共建築物の耐震化された棟数と耐震化率についてでありますけれども、計画では、対象となる特定公共建築物を学校、市営住宅、その他の一般公共施設の三つに分類しております。この特定公共建築物の棟数でありますが、計画策定段階では 157 棟でしたが、現在は5棟増え、162 棟になっております。耐震化を有する棟数と耐震化率でありますが、学校の対象棟数は 58 棟、耐震性を有するものはそのうち 26 棟、耐震化率は 45 パーセント、市営住宅の対象棟数は 77 棟で、耐震性を有するものはそのうち74 棟、耐震化率は 96 パーセント、一般公共施設の対象棟数は 27 棟、耐震性を有するものはそのうち3棟、耐震化率は 11 パーセントであります。また、耐震化の課題と進め方についてでありますが、特定公共建築物で耐震性を確認できない建物が59 棟もあることから、調査や改修などに多額の費用や年月を要することが課題と考えております。当面、学校や市営住宅について優先的に改修工事を進めることとしており、一般公共施設については、今後、庁内関係部局と対応について協議してまいりたいと考えております。次に、耐震改修計画の目標達成に向けた取組についてでありますが、平成 21 年度から、耐震基準が改正された昭和 56 年以前に建築され、図面等資料のそろっている木造住宅については、無料の耐震診断を市で実施しており、平成 22 年度からは、同じく昭和 56 年以前の木造住宅で図面等資料のないものについて、耐震診断に要する費用の一部を助成する制度を設け、目標達成に努めているところであります。次に、住宅・土地統計調査による住宅の耐震化率についてでありますけれども、計画策定時に利用した平成 15 年の統計調査では耐震化率は 64.7 パーセントであり、直近の平成 20 年の統計調査では 66.8パーセントとなっております。次に、木造住宅無料耐震診断の周知と診断件数についてでありますが、無料診断につきましては市のホームページや広報を活用し、広く市民の皆様に周知を図っているところであります。また、無料耐震診断の利用件数については、平成 21 年度4件、平成 22 年度2件となっております。次に、住宅の耐震改修工事に伴う固定資産税の減額措置の実績についてでありますが、平成 18 年度の制度開始以来、平成 22 年度までに申請はなく、この制度があることによる効果についての判断は難しいものと考えておりますが、この制度につきましては引き続きホームページに掲載するなど、その周知に努めてまいりたいと考えております。次に、市の施設の耐震化についての考え方でありますが、耐震改修計画では、対象となる特定建築物については用途や規模、利用状況を勘案しながら、計画的に耐震改修など耐震化に努めていくこととしております。当面小・中学校の再編や市営住宅の用途廃止も視野に入れながら、これらの建築物について優先的に耐震化を進めてまいりたいと考えております。次に、耐震改修促進会議の開催状況などについてでありますが、会議は計画策定後、昨年度に1回開催し、小・中学校の耐震化の進捗状況の確認や耐震改修助成制度などについて話合いを行ったところであり、会議の開催により、計画の推進に向け、庁内の施設管理者が耐震化の必要性について改めて共通認識を持てたものと考えております。次に、防災拠点としての公園整備についてでありますが、積雪寒冷地である本市では冬期間の公園の使用は困難であることから、現状では防災拠点としての公園整備は難しいものと考えております。次に、揺れやすさマップについてでありますが、当該マップは北海道が北海道全域について揺れやすさマップを作成したことから、このうちの小樽市域分を本市のホームページに掲載しているものであります。このマップの基礎となるデータは、地震調査研究推進本部や中央防災会議で作成したデータなどを参考にしたと聞いております。次に、マップのメッシュの設定でありますが、地震の揺れの大きさを計算する単位としては 500 メートルメッシュを用いていると北海道から聞いております。次に、ハザードマップを作成するに当たり、GISシステムなどの導入を考えているかとの御質問ですが、本市には建設部が使用しているGISシステムがあり、この中には既に市内の現況図や地形図などの情報が入力されておりますので、このシステムを活用して津波ハザードマップを作成していきたいと考えております。次に、避難所の変更についてですが、本市が指定している避難所については、これまで対応できる災害の種類による分類がされておりませんでした。避難所の状況によっては災害の種類によって使い分けることが必要になると考えておりますので、今後の見直しの中で変更することもあると考えております。次に、橋梁の点検状況と緊急に対応が必要であった橋梁についてでありますが、橋梁の点検は、平成22 年度末までに全橋梁 135 橋のうち 94 橋を実施しております。その結果、於古発川にかかる高島橋についてはコンクリートの劣化が著しいことから、平成 22 年度にかけ替えを行い、旧蘭島川にかかる曙橋については木橋であり、けたの腐食が激しいことから、今年度に整備を予定しております。次に、橋梁の長寿命化修繕計画についてでありますが、今年度 41 橋の橋梁点検を行い、全 135 橋の点検を終了することから、平成 24 年度と 25 年度の2か年で橋梁の長寿命化修繕計画を策定する予定であります。また、課題としては、架設年次の古い老朽化した橋梁が多く、修繕には多大な事業費が予想されることから、長寿命化修繕計画において優先順位を決定し、事業費の平準化を図ってまいりたいと考えております。次に、避難所に太陽光発電等のLED照明を設置してはどうかとの御提案ですが、確かに停電時に太陽光発電の照明により、被災者の不安を少しでも解消することができればと思います。実際に太陽光発電のLED照明などについて、どのような機種があるのか、十分な明るさが保てるのか、整備費用等につきましても関係部で調査させたいと考えております。次に、災害時要援護者の定義ですが、小樽市地域防災計画において、「乳幼児、身体障がい者、知的障がい者、精神障がい者、病人、高齢者、妊産婦、外国人等、災害に際して必要な情報を得ることや迅速かつ適切な防災行動をとることが困難であり、災害の犠牲になりやすい人々」と定義しております。また、市内の対象者数ですが、避難支援プランを作成するために調査した 65 歳以上の高齢者を中心とした人数は約4万 1,000 人で、そのうち名簿に登録し、避難支援プランを作成している人数は 8,937 人となっております。次に、名簿登録の推進と避難支援プラン作成の課題と対策について御質問がありました。現在、避難支援プランの名簿登録については、民生委員が世帯調査で担当地区の世帯を訪問した際に、避難支援の必要がある方に制度の内容を説明し、登録を希望された方については、本人の状況や緊急連絡先など必要な情報を登録届に記載して、市に提出していただき、避難支援プランを作成しております。制度の周知につきましては、市民向けには広報おたるに掲載し、民生委員につきましては正副会長会や地区会に職員が出席し、説明をしてまいりましたが、今後につきましても同様に周知を図ってまいりたいと考えております。課題と対策につきましては、これまで登録された方の中には、避難する際の手助けをしていただく近隣に住む支援者が決まっていない方もおり、この支援者の選定が避難支援プラン作成の課題となっておりますので、本年度臨時職員を雇用し、支援者の決まっていない方について訪問調査を行い、町会や民生委員の協力をいただきながら、支援者の選定をしてまいりたいと考えております。次に、災害時要援護者の支援員として登録していただく方に避難方法などを詳細に説明する必要があるのではないかとの御質問でございますが、支援員として登録いただく方には、形式的な説明ではなく実際に避難訓練を実施するなど、避難支援要領を詳細に説明していきたいと考えております。次に、災害時要援護者避難支援プラン整備事業費の内訳ですが、新規雇用者5人の人件費が 314 万5,000 円、車両借上料が 27 万 3,000 円、複写機借上料が6万 3,000 円、燃料費が8万円、その他の経費が 20 万円となっております。新規雇用者の作業は、災害時要援護者として登録されている世帯のうち、避難支援者が定められていない世帯を訪問して、支援者の選定と支援に関する情報の調査・整理を行うものであり、その取りまとめ期間は4か月を予定しております。次に、避難支援プランの関係機関での共有についてですが、登録されている内容は電子データとして保管しておりますので、民生委員の方については、要援護者の方が登録されている内容を紙に印刷し、それぞれの担当地区ごとに民生委員の方に保管していただき、新規の登録や登録内容に変更があった場合、住所などに異動があった場合は新しく登録内容を印刷、配付し、情報の共有を行っております。福祉部や消防本部などの本市の関係部局については、要援護者のデータの利用が可能となっておりますので、非常時や世帯調査を行う際には役立つものと考えております。次に、被災者支援システムを導入すべきではないかとの御提案でございますが、大規模災害が発生した場合には、被災者や避難所の状況、情報を管理していくことが当然必要となってまいります。本市におきましては、昨年の5月に、被災者支援システム全国サポートセンターから当該システムを利用するための許可を受けましたので、現在、防災担当と情報システム課で導入に向けた準備をしているところでございます。次に、災害通信計画についての御質問ですが、災害時に水道や道路の破損状況など、インフラ状況を掌握して早急に対応するためには、速やかな通信手段が必要となります。現在の災害時における通信システムは、NTTの一般加入電話、携帯電話、庁内専用電話といった電話回線によるものと、水道局、建設部、産業港湾部、生活環境部、消防本部が設置している専用無線施設によるものですが、専用無線施設は各部局内での交信しかできませんので、部局間や災害対策本部との通信は電話回線を使用することになります。次に、地域振興通信システムについての認識と導入についてでありますが、当該システムは、地域産業の振興を通じて地域住民の生活向上を図ることを目的とした、法人や団体が開設する陸上移動業務用の無線通信システムと認識しております。また、このシステムは、地域振興、活性化という本来の目的以外にも、非常時における緊急通信手段としても活用できるとのことですが、また一方では、緊急時には通信がふくそうして有効な使用ができなくなるおそれがあるとも言われておりますので、導入につきましては、システムについて十分に研究してから検討したいと考えております。次に、自主防災組織の数、活動内容、今後の課題についてですが、自主防災組織として結成されておりますのは現在2か所で、活動内容は地域内の安全点検、地域住民への防災知識の普及・啓発、防災訓練の実施などであり、実際の災害発生時には初期消火活動、救出救護、避難誘導などを行います。また、今後の課題につきましては、自主防災組織として結成はされていない町会でも、積極的に防災訓練などを実施しているところもありますので、自主防災組織としての結成に向け、町会に積極的に働きかけてまいりたいと考えております。次に、町会活動支援員制度の活用についてでありますが、支援員はこれまで、町会行事や地域でのイベント等における支援、町会の課題に対する相談、助言及び関係部との連絡調整、市に対する町会の要望等の受付などを行ってきておりますが、この制度は町会からの要請を受けて職員を派遣しているものであり、全町会に配置されていないことや、その地域に職員が居住していない町会もあることから、現在の制度のままでは、地域の自主防災組織にかかわっていくことは難しいものと考えております。しかしながら、市と市民との協働の観点から、自主防災組織への協力は必要でありますので、今後、市や市の職員がどのような形でかかわっていくことができるのか、町会の意見も聞きながら、関係部局間で調整させてまいりたいと考えております。次に、業務継続計画についてでありますが、本市については、現時点では業務継続計画は策定しておりませんが、仮に災害が発生した場合の対応につきましては、従前同様、市民の生命を守る業務を最優先するのはもちろんのこと、適宜業務の優先順位を判断し、臨機応変に迅速な対応をしてまいりたいと考えております。また、同計画につきましては、危機管理体制の一つの有効な手段であると思いますので、その実効性について、他都市での策定状況等も参考にしながら考えていきたいと思います。次に、泊原子力発電所について御質問がございました。初めに、国が定めている、防災対策を重点的に充実すべき地域の拡大を求める必要があるのではないかとの御質問ですが、このたびの福島第一原発での事故では半径 20 キロ圏内が警戒区域に指定されるなど、今までの範囲を超えて被害が及んでおります。先日、北海道市長会と北海道町村会が連名で、道と北海道電力株式会社に対して要望した際、道には国の防災指針と道の防災計画の早期の抜本的な見直しを意見として提出させていただいたところでございますが、現在、国の原子力安全委員会において、範囲拡大等に向けた検討がされておりますので、国の見解として示されるものと考えております。次に、市内での放射線測定についてでありますが、測定を行い、安全であることを示すことは重要であると考えております。本市では、環境大気中の放射線量を測定することができる機器を保有しております。この機器の活用に当たっては、測定場所、測定時間のほか、収集したデータの分析、さらには公表の方法についても検討する必要がありますので、関係各部で協議の上、準備を進めてまいりたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 病院局長 並木昭義(病院局長は2025年3月まで)
それでは、秋元議員の市立病院についての御質問にお答えいたします。初めに、今後の医師確保に向けた具体的な内容と医師数の現状維持について、取り組む内容、課題についてのお尋ねがありました。まず、医師確保については、これまで道内外の大学医局を積極的に回って派遣要請をしてきましたが、新市立病院の基本設計の概要ができ上がり、さらに今年度は実施設計に入りましたので、そうした動きも説明し、これまで以上に働きかけを強めているところであります。そのかいもありまして、4月に市立小樽病院の整形外科に嘱託医2名、7月には市立小樽病院の内科に常勤医1名、嘱託医1名の計2名が勤務することになりました。また、各種学会等における研究発表などの活動実績を含めた広報活動にも力を入れ、両病院のアピールを積極的に展開し、両病院長と協同して働きかけをしてまいりたいと考えております。また、現在勤務しておられる医師数の現状維持についてですが、医師が働きやすくスキルアップにつながる環境を整えることが重要な課題であると考えております。そのため、従前から各医師と個別に面談を行い、率直な意見や要望など生の声を聞いて、必要な改善に努めているところであります。特に、新たに勤務されることになった医師たちとはよく話し合って、安心して診療に従事できるよう配慮しているところであります。次に、研修医が増えている経過と今後の対策についてのお尋ねがありました。市立小樽病院は、平成17 年度に研修医期間を2年とする臨床研修病院として指定を受け、研修医を受け入れることになりました。平成 19 年度まで実績はありませんでしたが、平成 20 年度に1名、平成 21 年度に2名、平成 22 年度には3名の研修医を受け入れております。今年度は新たな研修医2名、2年目の研修医2名を受け入れ、さらに札幌医科大学の研修協力病院として研修医1名を受け入れることになり、合わせて5名になったものであります。これは院長はじめ研修指導医の努力の結果であると考えております。また、研修協力病院として、市内の医療機関をはじめ、小樽市保健所長や市立脳・循環器・心の医療センターの指導医にも御協力をいただいているところであります。来年度以降につきましても、引き続き研修医の受入れに向けて、各方面にも御支援、御協力をいただくとともに、研修医を指導する指導医の養成にも力を入れていきたいと考えております。次に、今後の市立病院が目指すべき医療の方向性などについてであります。新市立病院では、昨年6月に策定いたしました新市立病院計画概要に示しましたとおり、現在の両市立病院の機能を統合し、より高度で専門的な医療を提供することとしており、特にがん診療、脳・神経疾患診療、心・血管疾患診療を診療の三つの柱とし、また、他の医療機関で対応の難しい疾患の診療のほか、地域における医療連携についても中心的な役割を担ってまいりたいと考えております。また、このたびの東日本大震災で、改めて災害時の拠点病院の重要性を再認識したところであります。新市立病院は地震などの大災害が発生した際にも継続的に病院機能を保持するため、免震構造やヘリポートを設置するなど、十分な防災機能を備えた強い病院を目指してまいりたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 教育長 上林猛(教育長は2015年12月まで)
秋元議員の御質問にお答えいたします。釜石市の防災教育への認識と本市での必要性についてでございますが、報道によりますと、釜石市では平成 18 年の千島列島沖地震の際に、津波を警戒して避難をする人があまりにも少なかったことを教訓として、徹底した防災教育に取り組んできた結果、想定にとらわれない、最善を尽くす、率先して避難するという三つの原則に基づいて行動し、ほとんどの児童・生徒が無事避難できたとのことでございます。釜石市では津波の脅威を学ぶ授業も相当行われてきたと聞いておりますが、何よりも臨機応変に、みずからの安全はみずからが守る教育が実践されていたのではないかと承知しております。今後、防災教育に対する情報収集に努めてまいりたいと考えております。本市におきましても、みずからの安全はみずからが守る教育が必要と考えておりますので、各教科などでの授業や避難訓練を行いながら、防災意識の啓発を図るとともに、各学校の避難マニュアルの見直しを進め、防災体制の整備充実に努めてまいります。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 選挙管理委員会委員長 大渕勝敏(選挙管理委員会委員長は2019年6月まで)
秋元議員の御質問にお答えいたします。初めに、このたびの統一地方選挙においてたび重なる不手際があり、市民の皆様に多大なる御迷惑をおかけし、選挙への信頼を損ねる結果となりましたことにつきまして、深くおわび申し上げます。今回のミスの発生を受け、選挙管理委員会におきましても、何ゆえこのようなことが生じたのか、それぞれの業務においてチェック体制はどうであったのか、また今後防止するためにはどのような方法が考えられるかなど、事務局職員とも意見を重ねたところでございます。次の選挙に向けて、選挙人名簿抄本の確認や、より一層の慎重な点検などを選挙事務従事者の説明会で重点的に指導するほか、特に注意すべき事項などを文書にして配付し、注意を強く喚起するなどの対策を講じてまいりたいと考えております。今後、さらに議論を深め、市民の皆様からの信頼を回復するよう努めてまいりたいと考えております。(「議長、1番」と呼ぶ者あり)
再質問 1番 秋元智憲
何点か再質問させていただきます。初めに、選挙管理委員会の答弁につきまして、今回は政治資金規正法の問題と選挙管理委員会のミスの問題がありました。非常に政治資金規正法の問題が大きく報道されておりまして、選挙管理委員会のミスについては、忘れ去られたというわけではないですけれども、なかなか取り上げられなくなってきていますが、この問題も非常に大きな問題だというふうに思っております。これまで何度もいろいろな選挙を経てきた選挙管理委員会ですから、ぜひ再発防止に向けては、再度見直しも含めて議論していただき、本当に市民の皆さんの信頼を失わないように努力をしていただきたいというふうに要望いたします。続きまして、教育委員会の釜石の奇跡に対する認識を伺いました。教育行政執行方針の中でも、各学校長に対して危機管理対策の点検ですとかも指示したということでしたけれども、執行方針の文章を読むと、今も教育長からお話しいただきましたけれども、各学校の避難マニュアルに何か見直さなければならないような点があるのかということをちょっと心配に思ったのですが、このような点があったのかどうなのか、お答えいただきたいと思います。続きまして、防災関係についてですが、市施設の耐震化の優先順位の答弁の中で、学校や市営住宅のお話を聞きましたけれども、私は小樽市庁舎の問題が非常に大事な部分だと思うのですね。被災した場合に一体どこで災害の対策や復旧の指揮をとるのかということに対して答弁いただきたかったと思うのですけれども、この部分は先日新聞でも報道されておりましたが、市庁舎が被災した場合の代替施設についても議論されてきたのか、この辺を伺いたいと思います。続きまして、消防防災GISなのですけれども、先ほどGISは小樽市にもあるということで、これは我が党の高橋議員がGISのことについては何度も議会で取り上げてまいりましたけれども、GISがあるのはわかっているのですけれども、消防防災GISという形で導入を検討するのか、ハザードマップをつくっていくのかということをまず確認しておきたいと思います。それと、災害時要援護者避難支援プランの定義について伺いました。乳幼児ですとか身体障害を持った方、病人や高齢者の方ということでしたけれども、この文言はわかっているのですけれども、本当に対象となっている方、例えばお母さんお一人でお子さんを抱えている方、また外国人でなかなか日本語がうまく話せないという方にも周知はされているのか、先ほど4万 1,000 人の対象になっている方がいるということで、8,937 名登録いただいているということでしたけれども、高齢者や障害者のみならず乳幼児や外国人に対しての周知はどういうふうになっているのか、また登録者がいればお答えをいただきたいと思います。被災者支援システムの導入について、先日、代表質問にかかわりまして、担当の方とお話しをさせていただきましたが、既にインストールキーを入手していて使えるような状況になっているけれども、システムの問題がまだまだあるということでしたが、以前にも質問をさせてもらったのですけれども、非常に安価で予算の負担が少ないということ、それと被災された市の職員の方が被災されたときにつくってきたシステムということで、今回被災した東北の 30 の自治体の方も既に導入しているというお話をさせていただいたのですけれども、これはぜひスピード感を持って取り組んでいただきたいと。これは非常に問題があってできないというのであればまた別なのですけれども、今回も導入に向けて議論しているということなので、ぜひその辺スピード感を持って進めていただきたいと思います。それと、小樽市で取り組んでいる町会の支援員なのですが、以前、千葉議員のほうから何度も議会の中で議論させていただきましたけれども、なかなかうまくこの制度が活用されていないということで、先ほど市長からも町会からの要請がないと行けないのだということがありましたけれども、市長が再三言われています市民との協働という部分で考えれば、町会から要請があってから行くのではなく、また町会に住んでいる方がいないからということではなくて、どういう不便があるのか、各町会に聞きながら、市のほうから積極的に働きかけていくことが重要なのではないかというふうに思います。大部分の町会でこの支援員制度を活用されていないということで、要請を待っているのではなくて、しっかりと周知し、こちらからの働きかけをぜひやっていただきたいというふうに思います。最後に、福島第一原発の問題で、放射線量を計測する機械が小樽市にもあるということなのですけれども、何台あって、どういうふうに、だれが計測していくのか、わかっていればお答えいただきたいと思います。
答弁 市長 中松義治(市長は2015年3月まで)
まず、私のほうから市庁舎の防災について、これはおっしゃるとおり耐震化されていないものですから、今後、早急に見直しをして、そしてそれについてどう対応していくのかやろうと、こういう話はしております。できるだけ早急にそれを踏まえた対策、本部をどこに置くのかとか耐震化をどうするのかとか、いろんなことをトータル的に考えていきたいというふうに思っております。それから、ちょっと細かいことは部長に答弁をさせますけれども、先ほどの被災者の問題でございます。被災者の支援システムについては、これは無料ということなのですけども、許可をもらわないと利用できないということなものですから、私ども昨年の5月に被災者支援システム全国サポートセンターから、許可をちょうだいしまして、早速これを進めていきたいというふうに思っております。それから、町会の支援員の関係でございますが、これは職員にも話しておりますが、市民力ということを私はよく使わせていただいているのですが、この市民力というのは、我々職員も町会に入っていって、町会の皆さんと一緒になって活動することが市民力の一つであるということも申し上げております。今、町会が全部で 153 あって、四十幾つに支援員が所属しているのですけれども、さらにこれを広げていきたいというふうには思っております。そこで、実際にネックになっているのは何なのかという問題、これはこちらのほうから一方的にやることではなくて、やっぱり町会といろいろなコミュニケーションを踏まえた上で対策をしていかなければいけないということでございますので、そんなことも早急にやっていきたいというふうに思っております。防災については、本当にいろいろと見直しをしなければいけないことが実はたくさんあるわけでございますけれども、一つ一つスピード感を持ってやっていきたいというふうに思っております。ただ、現状、今回の東日本大震災の状況を踏まえたときに、やはりもうちょっときちっとやっていかなければいけない問題がたくさんございますので、それについては今後スピードを持ってやっていきたいと思います。それから、原発の放射線量の件でございますけれども、放射線量を測定する機器は、現在、消防本部に3基、それから保健所に1基あります。合計4基ございますので、これらをどういう形でやるかというのは早急に決めていきたいと思っています。現在、だれが、いつ、どこでという、そこのところまで決めておりませんので、それはできるだけ早く検討していきたいというふうに思っております。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 総務部長 迫俊哉(総務部長は2015年3月まで)
それでは、私のほうからは、ハザードマップの作成に当たってのGISの活用についてお答えさせていただきたいと思います。市では消防防災GISというのは保有しておりませんけれども、現在、保有しておりますGIS、そのうち幾つかのデータを使えることになっておりますけれども、今考えられるのは現況図ですとか地形図、これは市長の答弁にもありましたけれども、そういったものを活用しながら、ハザードマップを作成していきたいと思っておりますけれども、今後、道庁から示される津波の浸水予測図を見ながら、現行のGISを活用して、ハザードマップを作成していきたいと考えております。それから、災害時の要援護者避難支援の考え方についてですが、先ほど市長も答弁申し上げましたけれども、今回の震災の関係で、いろいろなことを市として考えていかなければならない状況になっておりますので、実際に行いますこの災害時要援護者プランにつきましても、十分周知徹底が図られるよう努めていきたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 教育部長 大野博幸(教育部長は2011年7月まで)
秋元議員の再質問で、学校防災の関係についての御質問がございました。実は教育委員会のほうでは、毎年それぞれの学校でどういった避難訓練を行っているかということについて調査しております。大体小学校では年間2回から3回、中学校では1回から2回の避難訓練を行っています。ただ、その中でどういった災害を想定しての訓練を行っているのかという回答項目があるのですけれども、41 校すべてが火災、地震を想定しての避難訓練という結果になっております。御承知のとおり、小樽の小・中学校は比較的高い場所にあるところが多いのですけれども、学校によっては川沿いにある学校もありますので、今後、防災のほうで津波に関係する防災マップを策定するということになりますので、私どももその策定、見直しの状況とあわせて、それぞれの学校の立地条件に合った避難経路、防災の指針計画の見直し検討をしていかなければならないというふうに思っております。