みんなの議会

小樽市議会 平成23年第2回定例会 2011年7月5日

(1)新共同調理場の土地取得について/(2)エネルギー政策について/(3)市立病院と市内の医療体制について/(4)政治資金規正法違反について/(5)防災について/(6)地デジ化について/(7)教育について

2011年7月5日、小樽市議会の一般質問で、成田祐樹議員が「新共同調理場の土地取得について」「エネルギー政策について」「市立病院と市内の医療体制について」「政治資金規正法違反について」「防災について」「地デジ化について」「教育について」について質問し、市長 中松義治、病院局長 並木昭義、教育長 上林猛、経営管理部長 小山秀昭が答弁しました。

質問者
成田祐樹 議員
答弁者
市長 中松義治、病院局長 並木昭義、教育長 上林猛、経営管理部長 小山秀昭

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 成田祐樹

第2回定例会に当たり、一新小樽を代表して会派代表質問をいたします。最初に、議案第7号新共同調理場の土地取得についてお伺いします。本市は、旧雪の花酒造跡地である真栄1丁目8番地 10 の宅地1万 163.73 平方メートル、坪に直しますと約 3,074 坪を1億 9,200 万円で取得するとの議案を提出してきました。しかし、この土地の売買に関しては、非常に注意しなければならない点があります。なぜなら、この土地は一度雪の花酒造から株式会社北のたまゆらに売却されており、しかもその土地の登記がされたのが昨年の7月 23 日であり、北のたまゆらが所有してからまだ1年も経過していない土地を本市が購入しようとしているからです。いわゆる短期間での転売に当たるので、本市が北のたまゆらが購入した金額よりもはるかに上をいく金額で購入するというのは、特定の会社に利益享受をすることとなり、道義的に許されるものではありません。まずここで、お伺いいたします。北のたまゆらは、旧雪の花酒造跡地の約 4,000 坪と合わせて、隣接の土地も 1,000 坪ほど購入しており、合計で 5,000 坪近い土地を取得したとされています。この北のたまゆらにおける2か所の土地取得額は確認しているのでしょうか。2か所の土地取得額について、それぞれお答えを願います。2点目に短期間での転売についてお伺いします。先ほども申し上げましたが、北のたまゆらが土地取得をしたのは昨年7月 23 日で、1年もたっていない土地です。もし、土地取得額より利益が出るようであれば、市が転売に加担したことになり、1社に対して不当な利益を与えたことになると思われます。これに関する見解をお聞かせください。今回、北のたまゆらが購入した約 5,000 坪の土地全体の抵当権が、極度額2億 7,600 万円で設定されています。一般的に、抵当権の極度額設定は、土地取得費用だけでなく、撤去費用も含めての上限でかかり得る金額だというふうに言われています。この2億 7,600 万円の抵当権極度額を 5,000 坪で割って坪単価に直すと、約5万 5,200 円になりますが、今回の議案に対して土地取得予定額は、1億 9,200 万円です。これを 3,074 坪で割って坪単価にすると、これは1坪当たり6万 2,500 円であり、明らかに高くなっております。なぜ本市は、抵当権極度額よりも高い坪単価でこの土地を買わなければならないのか、見解をお聞かせください。雪の花酒造から北のたまゆらへ売却された土地約 4,000 坪は、平成 22 年6月 23 年に1億 2,500 万円で売却されたとの情報があります。もし、この金額で北のたまゆらが取得している場合は、隣接の土地約 1,000 坪を含めた約 5,000 坪を約1億 5,000 万円程度ですべて取得している可能性があり、今回の議案第7号による取得価格であると、旧雪の花酒造部分での撤去費用を含めても1億 9,000 万円ほどで、この 5,000 坪の土地の取得と撤去を全部賄えてしまうのです。それで同じような金額で、今度は本市に3,074 坪売るとなってしまえば、結果的には 2,000 坪を北のたまゆらにただでくれてやるようなものなのです。明らかにこの話はおかしいと思いませんか。話をもっと単純に説明します。これは隣接地とのセット購入を考慮しなくても、単純に雪の花酒造が北のたまゆらに 4,000 坪の土地を1億 2,500 万円で売った。今度は、1億 2,500 万円で買った 4,000 坪の土地のうち、3,074 坪を本市が1億 9,200 万円で買うということなのですよ。撤去費用を考慮しても、どう考えても高いと。7,000 万円近く高い金額で、しかも坪数は 4,000 坪から 3,000 坪に下がったものを買うというのは、明らかにおかしいです。撤去費用は、およそ 3,000 万円若しくは 4,000 万円程度と言われています。そういったことを踏まえても、この土地を 7,000 万円近く上乗せして購入しようと本市がしている、このような行為は到底許されることではありませんが、本市の見解をお聞かせください。次に、本市におけるエネルギー政策についてお伺いします。ソフトバンク株式会社が、北海道内での自然エネルギーによる発電を計画しており、特に大規模太陽光発電所、いわゆるメガソーラーの設置候補地として、孫社長が北海道を候補地として、今、上げておられます。これに関しては、北海道が広大な土地を持っていることが、候補地として上げられた要因の一つであることは間違いありません。しかし、その陰に隠れがちになってしまうのですが、ソフトバンクは、太陽光発電だけではなく、地熱発電や洋上風力発電の建設も検討していると、北海道新聞6月 28日夕刊での報道にもございました。本市におきましては、広大な面積が必要である太陽光発電の誘致は難しい面があるかもしれませんが、洋上風力発電となれば十分可能性があるわけです。先進国の話を申し上げますと、イギリスでは、洋上風力発電に関して非常に大きなプロジェクトが進められており、イギリス政府は、2020 年までに 7,000基以上の洋上風力タービンを設置するとの方針を出して、計画が進められております。イギリスの例に限らず、世界各国が再生可能エネルギーへの注目度を上げており、世界的な流れにあわせて、同様にエネルギー政策がシフトする可能性が十分あり得るわけです。そしてまた、この再生可能エネルギーの中で最も採算がとりやすいと言われているのが、この風力発電と言われております。ここで、お伺いします。本市は、ソフトバンクに対して自然エネルギー発電所の誘致に関するアプローチを行ったのか、お聞かせください。また、本市にかかわるエネルギー政策において、今後、どのようにエネルギーと携わっていくのか、そういった発電所等には全く関与しないのか、それとも、先般、決議をしたLNGの発電所といった誘致もございますが、既存の会社である北海道電力との新たなエネルギー政策を模索していくのか、また、他社と新たなチャンスをねらった誘致活動をしていくのか、本市が一体どのようなエネルギー政策を持っていくのか、その指針をお聞かせください。6月 22 日に、出光興産と国際石油開発帝石が、赤井川村と札幌市にまたがる阿女鱒岳地域を地熱発電の事業化に向けて共同調査するとの発表がなされました。この地域には、地熱発電が可能な 200 度以上の地下温度があるそうです。赤井川村と札幌市をまたぐ地域といえば、朝里岳の南側に位置し、本市にも近接した区域だと思われます。ここで広くお伺いしますが、小樽市における地熱発電の可能性はあるのでしょうか、お答えください。また、この調査地域に関しては、住民に対する説明会がなされたということです。地熱発電の取組がなされたときに、温泉の泉量などに影響が出るといった報告もなされたりしております。ここで、朝里川温泉地域のさらに南側、いわゆる山側のほうで、地熱発電の開発された場合に温泉の泉量などに影響がないのか、こういった説明を受けているのか、お聞かせください。次に、泊原子力発電所についてお伺いします。北電の泊原発の1号機は、現在、定期検査で停止している状態ですが、営業運転中の2号機が8月下旬に定期検査に入り発電ができない場合は、北海道内で電力需要がピークとなる 12 月には需給が逼迫するとの答弁が、北海道議会で公明党の吉井道議に対してなされたそうです。12 月に電力不足になってしまうといった可能性があるのであれば、本市も前もってその対応策を考えなければなりません。冬季における家庭での節電は、少なからず室温などにも影響があると思われ、また工場などの操業に関しては大きな影響があると思われます。そのような節電が、この小樽市、そして北海道でも現実的になるのであれば、節電対策をしっかり考えなければならないと思われます。当然ですが、詳しい話を聞くにはどうしても北海道電力の力が必要となってしまいますが、本市においても最低限の節電対策や電気使用状況を前もって調査する必要性があるのではないでしょうか。見解をお聞かせください。続いて、防災についてお伺いします。各会派の代表質問で防災に関する質問が相次いでおりますが、一新小樽は質問順が最後であるため、あまり重複にならないよう観点を変えて質問させていただきます。全国各地で東日本大震災後の防災対策が見直される中、名古屋市は、6月 20 日に名古屋港の高潮防波堤が、1960 年代の建設時と比べて最大で2メートル沈下しているとの発表をいたしました。これは、建設から 50 年以上が経過し、地盤が緩んだのが原因だと言われています。ここで、小樽市の防波堤は経年の測定がなされているのか、沈下などの実態がないか、お聞かせください。今回の震災で被災地においては、まずあらゆる情報が手に入らなかったと、そんな声が大きく上がっていたそうです。そんな中で、財団法人地方自治情報センターは、自治体に対して重要な情報はPDFやエクセルなどのファイルではなく、HTMLやCSVなどの形式で発信するのが望ましいとの呼びかけをしました。特に、災害時は、PDFなどの容量の大きいファイルであると、アクセスが集中した際に閲覧ができなくなり、またPDFやエクセルファイルを携帯で閲覧することは、対応していない機種があるため非常に難しくなります。本市におけるホームページを使った情報提供も、すべてをすぐ行えという話にはなりませんが、しかしながら、災害など有事に必要な情報部分はHTMLなどを使い、情報端末に左右されない情報のバリアフリー化を行う必要性があると考えます。特に、本市の今掲載されているハザードマップや地域別防災マップなどは、PDFファイルでアップされており、これに関する改善が必要であると思われますが、見解をお聞かせください。今回の大震災で津波が押し寄せ、被害のあった登別市では、震災後すぐに海抜5メートル、10 メートルと海抜ごとに区分した世帯数などの調査、把握を行い、海抜に沿った等高線ごとに色分けした地図の作成を、職員の頑張りもあり、たったの3日で市全体の作成を終えたそうです。その努力の陰には、登別市の小笠原市長が、明日、いつ津波が来るやもしれない、そんなときに市民を救うことができるのかとの思いから、市における行政において最優先順位として取り組ませたと、直接、小笠原市長から話をお伺いしました。そのスピード感は大変頼もしく思えたものです。たとえ、この小樽という土地が津波が少ないからといっても、本市において対策を練らないわけにはいきません。ここでお伺いいたします。本市における海抜5メートル以下の世帯数、10 メートル以下の世帯数は一体どのように把握されているでしょうか。また、その中に、避難所、避難場所として含まれている場所はあるのか、お答えください。今回の震災後に被災された方が口々にお話をされていたのは、本当に大災害が起きたときは行政も何も頼りにはならない、自分で自分の命を守らなければならないという言葉でした。多くのまちが被災し、役所も役場も完全に水に浸かり、職員が被災し、中には町長がお亡くなりになられた、そういった自治体もございました。そのような中で、行政機能が崩壊してしまった自治体がたくさん出てしまったわけです。今回のような大規模災害が起きたときに、一から十まで行政の責任だということにはなり得ないと考えます。なぜなら、個々に避難指示を出してもらうわけでもありません。結果的には、住民個人個人の判断が必ず必要になってしまうからです。ここで、お伺いします。ハザードマップ作成に当たって、津波を想定した避難場所の策定に当たり、市による避難場所、避難所の一方的な策定ではなく、地域ごとの意見を十分聴取し、住民主体に避難場所、避難所を決定してもらい、住民自身に改めて自分自身で避難場所を自覚してもらうという方法が必要ではないでしょうか。物事は、指示されるよりも、自分たちで考えたほうが記憶に残るのは明白であり、また、自分たちのためなのだという責任と自覚も生まれると考えます。実際に地震が起きて、避難指示された場所ではなく、すぐ近くの裏山に避難したなど、緊急時には、やはり市の指定したところには行けそうにもないという事態になってしまえば、それはその地域に住まわれている住民にとっても、そして市にとっても不幸なことであると言わざるを得ません。ただいま申し上げました住民を主体としたハザードマップ作成に関して見解をお聞かせください。また、町会単位や学校区域単位で避難場所を設定すると、明らかに遠い距離の世帯が出てくると思われます。特に、学校区域単位で設定すると、四、五キロメートル離れた場所に居住されている方などはどうするのでしょうか。津波は短時間でやってきます。徒歩で1時間かかるような避難場所、避難所にたどり着く以前に津波の被害を受けてしますことでしょう。よって、指定された避難場所と、現実的に避難する場所との相違が出てします可能性が高いと言わざるを得ません。先ほども同様のことを申し上げましたが、特に小さな集落では、近くの丘や建物に逃げたほうがいいという箇所も間違いなくあると思われます。ここで、町会や学校ごとなど、大きな単位だけで避難場所、避難所を設定するのではなく、班ごとに避難場所を決定するなどの、世帯の分布状況に応じた柔軟な避難場所設定が必要ではないかと思われますが、見解をお示しください。また続けてお伺いします。古い建物が多く残る小樽市ですが、その中で、本市における耐震化された避難所、避難場所は何か所あるのでしょうか、お答えください。ここで大変気になるのは、耐震化された建物までの避難する距離のことなのです。小樽の土地の形状からして、市街地が横長に大きく広がっている以上、耐震化された避難場所から離れた世帯の人が出てしまうわけです。お伺いいたします。耐震化された避難所、避難場所から最も遠い住民が住んでいる地区は、どのくらいの距離が離れているのか、また、それにあわせて、5キロメートル以上離れた地域、10 キロメートル以上離れた地域をそれぞれ把握しているのか、お答えください。小樽市においては、塩谷、蘭島、そして銭函地区の一部である銭函4丁目、5丁目の石狩湾新港地区といった場所には耐震化された避難場所が近くになく、また沿岸部に面している地理的要因から、非常に津波の影響を受けやすいと思われます。この地域における耐震化された避難場所、避難所を設置する必要性があるのではないでしょうか。もし、耐震化された避難場所を早急に考慮されないのであれば、これらの地域に津波災害があったとき、完全に見放してしまうことになりますが、市長の見解をお聞かせください。その場合、新規に耐震化された避難所だけを建設するということは、非常に採算性が合わないと思われます。新たに土地取得もせねばならず、坂が多くて大きな土地が少ない小樽においては、極めて難しいことになると考えます。そうなると、既存の学校を耐震化するのが一番手っ取り早いと思われます。ここで、耐震化された避難所が存在しない地域には、学校再編で閉校となる学校施設を耐震化して避難所として残すという方法もあると思いますが、市長の見解をお聞かせください。市立病院と、市内の医療体制についてお伺いします。済生会病院の移転に当たり、夜間急病センターの移転もあわせて行わなければならなくなりましたので、その設置場所については、早急に決めなければなりません。夜間急病センターを運営する医師会からは、現市立病院周辺地域というふうに要望が出されているそうです。その中には、築港地域も含まれているようです。しかし、私が考えている地理的な利益を考えると、本市の人口分布は花園地区を中心地として考えるという主張をかねてからさせてもらっております。少し離れた銭函地域などを除けば、市民にとって最も訪れる、負担が少ない地域が花園地区なのです。つまり花園地区から離れれば離れるほど、市民にとって移動距離の総和が増え、負担が増すことになります。よって、花園地区から離れ過ぎてしまう築港地区を含まずに、より花園地区に近い現市立病院周辺が夜間急病センターの適地であると私は考えておりますが、それに対する見解をお聞かせください。また、今後、どのようなスケジュールで夜間急病センターの計画を策定していくのか、逆算すると、非常に時間が差し迫っているように思われますが、見解をお聞かせください。新市立病院建設計画に対する収支計画は、改革プランを、今後、改定するという条件下で実施されていくものであると答弁がなされましたが、改革プランの目標値を後づけにして、公表もせずに、先に収支計画が出てくることに関しては違和感を覚えざるを得ません。普通であれば、目標として設定される改革プランの改定した値を公表してから、それに沿った収支計画が出てくるはずでありますが、なぜ先に収支計画だけが出てくるのでしょうか。このプランの改定というのは、いつ出るのか、お答えください。また、改定した改革プランを出さずして病院建設計画を進行するのは、ガイドラインを無視したやり方であると思いますが、見解をお聞かせください。また、今回の新市立病院建設の起債申請に当たり、道と国に提出した書類は一体どういった書類なのか、申請書類に合わせて添付した書類もあると思いますから、詳細にお答えください。起債申請に当たり、小樽市は、起債にかかわる書類の一切の資料要求を、前回の市立病院調査特別委員会で拒否いたしました。なぜ拒否する必要があるのでしょうか。起債が通ると自信を持っているのであれば、病院の経営状況など、資料を自信を持って議会に出せばよいわけです。なぜ隠す必要性があるのでしょうか。ここで考えられるのは、小樽市議会に提出した各書類と比べて、数値などに相違のある書類で起債申請が出されたのではないかということです。何も出さない、答えないというのであれば、疑いをかけられてもしようがありません。議会に出した数値と相違がないというのであれば、ないという宣言を行ってください。また、先月 23 日に行われた市立病院調査特別委員会において、資料要求した病院にかかわる起債申請の書類を、小樽市独自の判断で拒否するとの答弁が小山部長からございました。一体どういう根拠で資料要求を拒否したのか、改めて説明をお聞かせください。また、どういった法的根拠に基づいて拒否しているのか、その点についてもお聞かせください。新市立病院建設の発注方法について、共同企業体の構成員である地元業者に考慮された総合評価落札方式が導入されるとの市の見解が示されました。しかしながら、たとえ地元業者が請け負う割合が何パーセントと示されていても、裏で金銭授受などのキャッシュバックが行われていたり、また、本件とは別件で、非常に安価に労働力を提供しなければならなかったり、確実に地元業者が潤うという保証はどこにもないわけです。お伺いします。この総合評価落札方式において、地元業者が確実に条件分の割合の工事費を受け取れるという保証は一体どのようになされるのでしょうか。それについて説明をお願いいたします。次に、政治資金規正法違反についてお伺いいたします。今後の職員分限懲戒審査委員会について、どのような進行スケジュールになるのか、お聞かせください。また、職員処分の結果が出るのはいつになるのでしょうか。全くめどがつかないという状態ではないと思いますから、見解をお聞かせください。当然ながら、市職員の処分が決定した際には、さまざまな事態が想定されます。東京都町田市の市長選では、同様に横浜市職員によるパーティー券売買があり、その際には、職員の中に停職者も出ました。まだ今回の事件における処分は決定しておりませんが、市長が厳正に処分を行うというのですから、特定の部や課における幹部職員が一時的に不在になってしまう可能性も否定はできません。ここでお伺いします。処分が出ることに合わせて人事異動を考えているのかどうか、お聞かせください。また、本市は、政治資金規正法違反における全容解明に協力するとは言っておきながら、6月 29 日の政治資金規正法違反問題に関する調査特別委員会では、一新小樽の資料要求を拒否しました。市職員のパーティー出席率を各部ごとで出してほしいとの要求に対して、結果的には市全体での出席率しか出さなかったわけです。私がこの資料要求をした背景には、部ごとに偏りが生じていることによって市の体制がどういう形であったかを把握するための質問でしたが、それを拒否された形になったわけです。市が考えている全容解明とは一体何か、全容解明の定義を教えてください。また、市が全容解明できていると考えていても、市民や議会ができていないと思えば、それは全容解明と言えるのか、市長の見解をお聞かせください。今回の事件について、組織風土などが原因にあるのであれば、非常に屈折した考えや習慣で物事が進められている可能性があります。思想を変えろなどといった憲法に反することを申し上げるつもりはございませんが、現在、ある程度部内の職員の思想がどうであるか、わからなければ全容解明にならないと思いますので、市長の見解をお聞かせください。次に、地デジ化についてお伺いします。地デジ化への移行も残り 20 日間を切り、テレビの左下には大きく残りの日数が出ていることを、まだアナログテレビを見ている方であると気づかれるというふうに思います。ここでお伺いいたします。地デジ化完全移行に合わせるかのように、日々さまざまなところで地デジ電波の傍受が難しい地域が出たというような報道がされております。ここで、本市における地デジ電波傍受困難地域の解消は済んだのか、お聞かせください。また、地デジ化によって視聴ができなくなる世帯の把握はできているのでしょうか。特に、高齢者や障害を持たれている方などは、移行そのものをしっかりと理解されていない方も少なからず存在していると思われます。その対策はどうなっているのか、お聞かせください。また、地デジ化により、全国にある 3,000 万台とも言われるアナログテレビの廃棄が問題になると言われております。特に、本市では、石狩湾新港を抱える銭函や、祝津などの沿岸部、また山間部など人通りの少ない地域でのテレビの不法投棄が急増する可能性があると思われますが、近年のテレビなどの映像機器の不法投棄が増えていないか、状況をお伝えください。また、地デジ移行後の不法投棄対策をどうするかも、あわせてお答えください。最後に、教育について質問いたします。教育長が、お話をされた教育行政執行方針の中では、教員自身が授業力を向上させるために、授業の上手な教員の模擬授業などの研修を受け、自身の指導力向上につながる発言という部分が深くは含まれておりませんでした。全国学力・学習状況調査の成績がよい秋田県においても、教員がよく学び、研修を受けるからこその結果だとの報告がなされております。ここで、新しい教育長にお伺いします。教員自身が学ばずして指導力の向上は非常に難しいと思うのですが、これに関する教育長の見解をお聞かせください。以上、再質問を留保して質問を終了いたします。ただいま質問をさせていただいた中で、質問順が通告と異なっていた部分がございますが、答弁は順不同で構いませんので、お答えをいただければと思います。大変失礼いたしました。(拍手)

答弁 市長 中松義治(市長は2015年3月まで)

成田祐樹議員の御質問にお答えいたします。初めに、このたびの新学校給食共同調理場の建設予定地の土地所有者である株式会社北のたまゆらが、2社から土地を取得した際の金額については、国土利用計画法に基づく届出書が市に対して提出されており、その金額は確認しておりますが、事業活動情報のため、金額の公表はいたしておりません。次に、今回提出しております土地取得議案について、北のたまゆらの土地購入時の価格や抵当権など、何点かの御質問がありましたが、本市が土地を取得する場合は、事前に当該地の不動産鑑定評価を不動産鑑定士に依頼し、鑑定評価書を受理した後、市有財産等評価委員会で評価額を決定しております。このたびも、同様の手順により評価額を決定した後、土地所有者である北のたまゆらに対して、この評価額を基に協議を行い、1億 9,200 万円の売買価格で合意いたしましたので、土地売買の仮契約を5月 31日に締結し、土地取得議案を提出したものであります。次に、エネルギー政策について何点か御質問がありました。まず、ソフトバンク株式会社に対するアプローチについてでありますが、北海道から事業提案についての照会がありましたが、太陽光発電につきましては、メガソーラーの計画ということで広大な用地が必要となることから、本市では現在のところ提案はいたしておりません。また、洋上風力発電につきましては、具体的な内容が公表されていないため、特に問い合わせはいたしておりませんが、今後、これらについて情報の収集に努めてまいります。次に、本市におけるエネルギー政策の指針についてでありますが、地球温暖化防止に寄与する低炭素社会の実現を目指す必要があると考えております。先日、決議もいただきました北海道電力株式会社が計画しているLNG火力発電所については、化石燃料の中では二酸化炭素の排出量が最も少なく、道内における電力の安定供給にもつながることから、石狩湾新港地域への誘致活動に努めます。また、同地域で、銭函風力開発株式会社が計画している風力発電につきましても、本市として実現に向けて期待しているところであり、今後は再生可能エネルギーの推進に向けて情報収集や研究を行っていかなければならないと考えております。次に、出光興産が発表した地熱発電についてでありますが、地質の構成や地下の鉱物密度などを約1億円かけて調査し、平成 25 年度末までに事業化ができるかどうか判断するとの報道がなされたところでありますが、調査事業者からの説明がないことから、本市における地熱発電の可能性については承知しておりません。また、朝里川温泉への影響につきましても、現時点では事業者からの説明はありませんが、今後はこれらの情報収集に努めてまいりたいと考えております。次に、本市における節電対策等の必要性についてでありますが、北海道が道議会で示した見通しについては承知しておりますが、ピーク時にどの程度の電力不足が見込まれるのか、不明な点も多く、また、市は個々の電気使用量について把握できないこともあり、今後、北海道や電力会社から情報を得ながら、実際に電力が逼迫するような場合には、道内他都市とも連携して、市民、事業者に必要な節電対策の情報提供に努めてまいりたいと考えております。次に、市立病院と、市内の医療体制についてのお尋ねがありました。私が答えさせていただいたもの以外は、後ほど、病院局の並木局長から答弁いたします。夜間急病センターの設置場所についてでありますが、医師会では、本年2月に単独設置することを決定した以降、建設候補地について協議がなされており、6月 22 日には、その時点で医師会として急病センターは新市立病院のかいわいが最適であると判断し、さらに協議を重ねるとの報告を受けました。今後の新急病センターの計画については、秋ごろをめどに固める必要があると考えており、建設場所について医師会の最終的なお考えを聞いた上で検討してまいります。次に、政治資金規正法違反についての御質問でありますが、初めに職員の処分についてですが、職員の懲戒処分につきましては、現在、職員分限懲戒審査委員会の中で審査を進め、審査の対象としている関係者約 130 人のうち、刑事事件として成立している8人の部長について先行して答申がなされるものと考えており、その結論がいつになるかは、現時点でははっきりとしたことは申し上げられませんが、答申がありましたら、速やかに対応したいと考えております。また、それに合わせた人事異動につきましては、処分の結果が出た時点で私なりに判断をしてまいりたいと考えておりますので、御理解を願います。次に、事件の全容解明に関してですが、事件の内容については、警察や検察によって関係者の取調べなど、捜査が行われ、刑事処分がされています。司法当局の事件の把握は、刑事処分を行うためのものですが、本市で必要となる事件の全容の把握や原因の調査は、再発防止を検討するためのものであると考えております。議会や市民の皆様には、調査を行った事件の内容はできるだけ公開してまいりたいと考えておりますが、個人のプライバシーにかかわることなど一部お示しできない部分も出てくることにつきましては、御理解をいただきたいと考えております。次に、事件に対する職員の意識がわからなければ全容解明にならないのではないかということについてですが、今回の事件は、法令順守の意識や違法性の認識の欠如が大きな要因であったと考えておりますが、原因の究明にはアンケートを行うなど、この事件に対する職員の意識についても調査を行う必要があると考えております。次に、防災について何点かお尋ねがありました。まず、小樽港の防波堤の沈下状況についてでありますが、小樽港の主要防波堤につきましては、大変古く整備されたこともあり、完成時の天端高の実測記録が残っておりませんので、現状との比較は困難でありますが、長年厳しい波浪にさらされてきていることを考えますと、完成時に比べてある程度の沈下は生じているものと思われます。また、沈下の経年変化につきましての継続調査は行われておりませんが、北防波堤につきましては、小樽開発建設部の小樽港湾事務所が、平成 10 年、14 年、20 年に計測を行っており、この期間内での沈下はなかったと聞いております。なお、小樽港湾事務所では、これまで各防波堤について目視による定期的な点検を行っており、いずれの防波堤につきましても大きな沈下は確認されていないと聞いております。次に、ホームページでの情報提供する際のファイルの種類についての御質問ですが、御指摘のとおり、改善の必要があると考えますので、ファイルを順次変換するなど、改善を図ってまいりたいと考えております。次に、海抜5メートル及び 10 メートル以下の世帯数と、そこの含まれている避難場所についてですが、標高別の世帯数は、現在、把握しておりませんが、本年度実施を予定しているハザードマップ作成の基礎調査の際に、沿岸地区の標高を調査いたしますので、その際に、住宅又は世帯の把握をできるものと考えております。なお、海抜5メートル以下に避難場所はありませんが、北海道職業能力開発大学校が、海抜 10 メートル以下にある避難場所となっております。次に、ハザードマップ作成に当たって、市による避難場所の一方的な策定ではなく、地域ごとの意見を十分聴取し、住民主体に場所を決定してもらい、住民自身にも改めて避難場所を自覚してもらう方法が必要ではないかとの御指摘がありました。ハザードマップの作成及び津波避難計画の策定に際しましては、それぞれの地域の状況を調査しながら策定を進めてまいりますが、住民の方々にも地域の状況や避難場所を知ってもらう必要がありますので、各地域の町会や自主防災組織などに協力をいただき、説明会などを通じ、避難場所の選定や住民への周知を図ってまいりたいと考えております。次に、世帯分布の状況に応じた柔軟な避難場所設定が必要ではないかとの御指摘ですが、津波以外の土砂災害や、台風などによる災害に備えて避難する場合もありますので、地域の状況に応じて柔軟に考えていく必要があると考えております。次に、耐震化された避難場所の数についてですが、避難場所の建物について、耐震性が判定されていないものもございます。4月1日現在、小・中学校等耐震化が確認できている避難場所は、一部耐震化になっているものも含めて 38 か所ございます。耐震化された避難場所への距離についてですが、蘭島地区から最寄りの耐震化された塩谷小学校体育館までの距離が一番遠く、蘭島駅から塩谷小学校体育館までの道のりで、約 6,800 メートル離れております。なお、5キロメートル以上、10 キロメートル以上、耐震化された避難所から離れた世帯の数については、現時点では把握いたしておりません。次に、塩谷、蘭島、銭函地区の一部について、耐震化された避難場所を早急に設定する必要があるのではないかとの御指摘ですが、塩谷、蘭島地区については、避難場所となっている学校の校舎又は体育館が新耐震基準になっていないところもあり、また、石狩市に近い銭函地区の一部については、避難可能な公共施設が近くにありませんので、今後、策定する津波避難計画の中で最善の方法を考えてまいりたいと思っております。次に、学校施設しか避難場所が存在しない地域では、学校再編で使用しなくなる学校施設を耐震化して避難場所として残すという方法もあるとの考えに対する見解ですが、一定の地域で学校施設だけが避難場所となっており、その学校が使用されなくなる場合には、避難所の確保の点から、一定程度配慮することが求められるものと考えております。ただし、建物の老朽度や、改修にかかる費用、建物の管理主体などの問題もありますので、地域の意向も踏まえ、総合的に考えていかなければならないものと考えております。次に、地デジ化について幾つかの御質問がありました。まず、市内の新たな難視地区の解消についてですが、市内で新たな難視地区に認定されている地区と世帯数は、16 地区 232 世帯で、現在まで星野町や蘭島などの6地区 208 世帯が、ミニ中継所や共聴施設の新設により難視を解消し、地上デジタル放送を視聴できる環境になっています。残りの 10 地区 24 世帯は、本年7月 24 日までに対策が困難なことから、暫定的な措置として、衛星放送を利用して地上デジタル放送を視聴することになっており、遅くとも平成 27 年4月までに恒久的な対策により、地上デジタル放送の視聴できる環境を整えることになっております。次に、地デジ化によってテレビを視聴できなくなる世帯の把握についてですが、市内で地デジ化への準備ができていない世帯数を把握することは困難であり、把握しておりませんが、先月 24 日の報道によると、道内世帯のデジタル受信機普及率は、95 パーセント以上ではないかとのことであります。7月 24日のアナログ波の停止まで、北海道総合通信局をはじめ、NHKや民放各局、デジサポなどが広報活動や戸別訪問を強化し、地デジへの移行がスムーズに進むよう準備を進めていますが、市といたしましても、広報おたるやテレビなどで市民周知を図るとともに、6月 15 日から市役所別館1階にデジサポ道央の地デジ臨時相談コーナーを設置し、地デジへの移行の周知に努めているところであります。次に、テレビの不法投棄の状況についてでありますが、家電リサイクル法によるテレビのリサイクル処理が住民に周知されてきたことから、近年では、平成 18 年度 275 台、19 年度 164 台、20 年度 132 台、21 年度 60 台と減少傾向にありましたが、平成 22 年度は 117 台と増加しており、地上デジタル放送の完全移行が間近になったことによるものと推察しております。不法投棄対策としては、昨年度から、日中の監視に加え、夜間パトロールも実施し、強化に努めているところであり、今後も監視パトロールや不法投棄防止用看板を設置するほか、広報やホームページなどを活用し、啓発に努めてまいりたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 病院局長 並木昭義(病院局長は2025年3月まで)

成田祐樹議員の市立病院についての御質問にお答えします。初めに、新市立病院の収支計画と改革プランの改訂についてであります。起債は、年度ごとの手続になり、その際求められる収支計画につきましては、その時点での実態に基づいて、毎年見直して提出していくものであります。一方、改革プランにつきましては、この間、目標達成に向けて努力してまいりましたが、策定時に想定した医師数が確保できていないことなどから、平成 21 年度、22 年度は、目標値と実績に乖離が生じており、収支計画を中心に、今後見直しが必要と認識しております。改訂する収支計画は、新市立病院の建設事業費も織り込むことになるため、今年度、北海道との起債協議に一定のめどがついた時点で、起債協議を行った収支計画をベースに見直したいと考えておりますので、御理解を願いたいと思います。次に、新市立病院の起債計画の提出書類についてであります。起債は、年度ごとの手続であり、今年度は実施設計について計画書を提出しましたが、あわせて新市立病院の全体計画についても示し、協議しております。主な書類としましては、10 種類ほどあります。一つ目は、事業概要、財源内訳、本年度計画及び翌年度以降計画書などをまとめた起債計画書、二つ目は、工事工程表、三つ目は、工事施工箇所を示した位置図・平面図、四つ目は、建物本体及び附帯施設の工事費内訳、設計監督費、外構工事費、事務費、解体撤去費などの内容を示した事業費算出表、五つ目は、現病院の閉院まで及び新市立病院開院後5年目の平成 31 年度までの収支計画とその積算内訳、六つ目は、現病院の看護基準や許可病床数、病床利用率、1日平均患者数、職員数などを示した現況調べ、七つ目は、平成 20 年度から平成 27 年度までの各年度の経常収支や医業収支比率などについて、これまでの実績と今後の見込みを示した年度別経営指標、八つ目は、平成 18 年度から新市立病院開院後5年目の平成 31 年度までの一般会計からの繰入れ状況及び繰出金通知に基づく繰入れ計画、九つ目は、現行の公立病院改革プランの概要、そして、公営企業経営健全化計画の実施状況などを提出しております。このほか、新市立病院計画概要、基本設計の概要、基本設計説明書などの参考資料も提出しております。次に、起債申請書類について、議会に提出したものと数値などが相違しているのではないかという点についてであります。北海道に起債計画書を提出したのは、4月 25 日という早い時期でしたので、その時点では、収支計画の平成 22 年度の決算見込みについては、その時点の見込み数値で計上し、平成 22 年度の決算値が確定した時点で修正し、再提出することにしており、あわせて協議過程における修正も、その時点で整理することとしております。そのため、さきの市立病院調査特別委員会で報告した収支見込みでは、ほぼ確定値に近い数値を計上しましたので、現時点では、この決算部分の数値が若干相違しておりますが、北海道との起債協議についての影響はないものと考えております。次に、市立病院調査特別委員会において、起債申請書の資料要求に応じなかった理由についてであります。一つは、先ほど答弁しましたように、決算内容の置きかえなど、今後、数値の調整が出てくることであります。もう一つは、起債計画書類は北海道に提出し、協議を経て国に提出されるものですが、協議相手先の北海道では、現在、国と協議中で、意思形成過程にある文書であり、今後、数値等を調整する必要があるとの見解と聞いております。北海道がこのように考えていることから、計画書を提出し、協議をお願いした側の小樽市としても、書類をそのまま公表することは適当でないと判断し、現時点での提出を差し控えたものであり、御理解を願いたいと思います。次に、地元業者が工事代金を前提条件の割合どおりに受け取れる保証はあるのかとのお尋ねであります。小樽市が発注する工事等で、共同企業体が受注しようとする場合には、小樽市共同企業体取扱要綱の規定に基づき、構成員の合意の下に出資の割合等を定めた共同企業体協定書並びに利益及び欠損を生じた場合の利益の配当、欠損の負担等について定めた共同企業体附属協定書を市に提出することとされ、市ではこれを確認しているところであります。また、協定書で定められた事項につきましては、構成員の管理の下で適正に実施されるものと考えております。新市立病院の建設工事について、入札参加者を仮に共同企業体とした場合につきましても、同様の手続になるものと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 教育長 上林猛(教育長は2015年12月まで)

成田祐樹議員の御質問にお答えいたします。教員の研修などについてでございますが、教員にはさまざまな研修を通して高い指導力を身につけ、教育の専門家としての資質・能力の向上を図ることが求められております。教育委員会では、今年度、教員研修プログラムとして、小樽市学校教育推進計画2次計画の五つの重点目標に基づいて、33 の研修講座の開設を予定しておりまして、そのうち、参加した教員を児童に見立て、ALTと指導主事が授業を行う外国語活動研修講座を1講座、実際の授業を参観して、指導方法などについて研修を深める内容のものを3講座実施することとしております。そのほか、各学校や小樽市教育研究会の部会においても、教員を対象とした公開での研究授業を行っております。今年度は、小学校において新学習指導要領が実施され、来年度には、中学校においても全面実施となりますことから、多くの教員に研修への参加を働きかけるとともに、研修内容の充実を図り、実践的な指導力の向上に努めてまいります。(「議長、5番」と呼ぶ者あり)

再質問 5番 成田祐樹

再質問をします。大項目4点、病院、共同調理場、政治資金規正法、防災についてお伺いします。まず、病院についてですが、答弁漏れが1か所あります。今回、資料要求したものが出なかったことについて、何の法的根拠に基づいて拒否したのかという部分が答弁されておりません。その部分をもう一度お願いいたします。2点目ですが、防災についてお伺いします。今、蘭島駅から塩谷小学校まで 6.8 キロメートルという御答弁がございました。この蘭島駅というのは、あくまでこの蘭島地区の中心を表しただけであり、当然ながら、この中には、駅よりもさらに西側に住まわれている方が必ずいらっしゃるはずです。山奥のほうに行き、蘭島駅から3キロメートル、4キロメートル離れた場所に住んでいるとなれば、塩谷小学校までおおよそ 10 キロメートルぐらい離れている方が実際に存在しているわけなのです。そんな中で、塩谷小学校、これもきちんと全部が耐震化されていないものだというふうに考えると、耐震化されているところまで非常に長い距離をかけて避難しなければならなく、2時間以上かかるような道のりになります。小樽市は、蘭島地区の防災面を本当に考えているのか、耐震化されたものを必要としていないのか、一体この地域で大震災が起きたらどうするのか、そういったことについて非常に危機感が薄いと思われますが、改めてそういった部分についてお伺いします。もう一点、同様に、銭函地域などで、特に石狩湾新港区域、ここには本市が所持している避難場所等はござません。では、今、企業誘致していくと小樽市が言っている中で、地震が起きたとき、逃げる場所がありません。このような状態で一体どこの会社に来ていただけるのかと、非常に疑問に思うわけなのです。では、どうするのか。民間企業の建物で非常に高い場所、若しくはそういった耐震化ができているところを借りて、一時的にそこを市の指定にするであるといったことがなければ、今この御時世ですから、地震が起きても、小樽市の銭函地域は一切逃げ場がございませんという話では、企業誘致も何も滞ってしまうと思うのです。ぜひ、その点についても、どのようにお考えになっているか、お答えください。また、防災に関する答弁全般については、これから考えますという答弁が非常に多く、市長が最初に主張しておられた「スピード感を持った防災計画」という部分には、ほど遠い答弁だったかというふうに思われます。前の市長とほとんど変わらないような答弁内容というふうに私は感じました。そんな中で、市長が、この部分だけはスピード感を持ってやるという防災計画を何か一つでもお持ちになられてはいないのか、そういった部分に関してお答えください。政治資金規正法についてお伺いします。公表できない個人のプライバシーという答弁がありましたが、公表できない個人のプライバシーというのは一体どの程度のものなのか、定義をお答えください。そして、本市で定義した個人のプライバシーというのは、全容解明をするということよりもまさるということなのですか。それについてお答えください。政治資金の部分の最後なのですが、人事案件に関して、他会派から質問がなかったのでお伺いしますが、副市長の任命が、私は、本定例会中ぐらいには出るのではないかといったような話を伺っていたはずですが、全く音さたがございません。副市長人事に関しては、一体いつごろ、こういった話が出てくるのか、お答えください。最後に、新共同調理場の土地取得についてお伺いいたします。土地取得額について、2か所の土地取得額をわかっているという話ですが、もうしゃべりたくないと、隠したいわけですよね。私は、わかっているのですよ。市長、ごらんください。これは、雪の花酒造が札幌地方裁判所小樽支部に出した財産状況報告書です。破産管財人の弁護士である清水彰さんが、雪の花酒造の処分について、裁判所に出しているのですよ。その中の5ページに、不動産の中で、工場及び敷地(小樽市真栄1丁目8番 10 号の所在の不動産)。破産会社は、平成 22 年6月 23 日、上記不動産を1億 2,500 万円で売却し、売却代金は第1ないし第4順位の各抵当権及び抵当権者に弁済したと書かれているのです。つまり1億 2,500 万円で売ったという確固たる証拠のコピーを持っているのですよ。1億 2,500 万円で 4,000 坪ぐらいを北のたまゆらが買ったというのは、事実なのです。小樽市は公表していませんけれども。その土地を、1,000 坪減らした 3,074坪を1億 9,200 万円で買うという、こんなおかしな話がどこにありますか。お答えください。それともう一点、例えばその土地が、100 万円、200 万円で買った二束三文の土地であっても、土地評価額と合っていれば、その土地評価額の価格で本市は買い上げるのですか。その土地の出自がどんな経緯であっても、それを無視して、とにかく不動産鑑定士が評価した土地の価格といったもので本市は買うというような方針なのですか。その部分をあわせてお答えください。

答弁 市長 中松義治(市長は2015年3月まで)

防災関係につきましては、蘭島、塩谷の問題もありました。それから、銭函方面の問題もありました。先ほど答弁させていただいたように、これから防災関係はいろいろと見直しをしていきながら、あるいは計画をつくっていきながら、スピードを持って対処していきたいと、このように思っておりますので、御理解をしていただきたいと思います。それから、政治資金規正法の問題につきましての個人プライバシーということでありますが、これはその略式起訴を受けた個々の人間のことでございますので、その内容については、それぞれプライバシーがあるので申し上げられないということで話をさせていただいたところでございますので、御理解をいただきたいというふうに思います。それから、副市長の選任につきましては、現在も鋭意努力しているところでございますので、御理解をいただきたいというふうに思います。それから、新共同調理場の土地の取得についてでございますけれども、私どもは、この議会の中で、事業活動情報ということに抵触するということでございますので、金額の公表は申し上げられないということでございますので、これについては御理解いただきたいと思います。それから、売買契約の価格については、現在、今までも含めてルールで取り決めております、そういう状況の中で進めてございます。不動産鑑定士に依頼し、鑑定評価を受理した後、市の市有財産等評価委員会等で評価を決定し、そしてその価格にしているということでございますので、御理解をいただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 経営管理部長 小山秀昭

成田祐樹議員の再質問にお答えいたします。答弁漏れということでございましたが、特段、法的な根拠に基づいて資料要求に応じなかったわけではございませんで、先ほどの答弁でもありましたように、まさに今、北海道と小樽市又は国とも協議中の文書でございまして、まだ完成していない文書、これから修正を前提として協議している文書でございますので、現時点での提出を差し控えさせていただいたところでございますので、御理解を願いたいと思います。(「議長、5番、議事進行について」と呼ぶ者あり)

再質問 5番 成田祐樹

答弁漏れが一つありました。私が申し上げたのは、市長は、土地評価額に関して、出自がどんなに安くても土地評価額で買うのかというふうに質問しましたが、その部分について触れられておりませんでした。そこの説明をお願いいたします。

答弁 市長 中松義治(市長は2015年3月まで)

先ほど来申し上げておりますように、本市が土地を取得する場合は、事前に当該地の不動産鑑定評価を不動産鑑定士に依頼し、鑑定評価を受理した後、市有財産等評価委員会で評価額を決定しているということでございます。(「議長、5番」と呼ぶ者あり)

再々質問 5番 成田祐樹

再々質問をいたします。そういうことがまかり通って、それでどういった形でも不動産評価額で基づいて買うのであれば、その取得価格は全く関係ないと。これが、長年持っていた土地をその不動産評価額で買うのであれば、これはいたし方ないことだと思います。30 年、50 年持っていた土地を評価額で買う、これは極めて普通のことです。しかしながら、この土地は、取得してから1年もたっていないのです。1億 2,500 万円で買った土地を、1年もせずして、それでもこのルールの評価額に乗っ取っていれば幾らで買ってもいいと、そうなってしまえば、これは道義的にどの会社でもそうやって利益を与えることができてしまうのではないですか。それでも本市は、そういうのは全く関係ないと、それでもそのルールに乗っ取れば、たとえ安く買ったものであっても、そういった価格で買い取るのは極めて普通のことであると、そういうお考えなのでしょうか。まず、それが1点。もう一点目が、この土地を買うために、しっかりと前もって価格調査をしていなかったのかと。価格調査をしていて買った金額ですよ、北のたまゆらが。買った金額を聞いていて、それでさらに1億 9,200万円で買ったというのであれば、まだその元の金額がわかっていれば、それに見合った金額をつけるというのはわかるのですが、それはわからずして買ったのではないかと、前もって知っていたかどうか、きちんと調査したのか、そういった行動を行っていたか、この2点をお聞かせください。

答弁 市長 中松義治(市長は2015年3月まで)

不動産の評価というのは、いろいろあろうと思います。私も元、金融機関におりましたので、土地の担保であるとか、先ほど抵当権というお話などもありましたけれども、そういったことについては十分知識としては承知しているつもりでございます。不動産の評価ですけれども、これは本市のことではなくて、一般論で聞いてほしいのですが、実際に、最終的には、やはり買いたいことと売りたい方の関係だというふうに、需要と供給だというふうに私は思っております。しかし、本市の場合は、そういうことではなくて、先ほど来答弁しているように、不動産の鑑定をきっちりした形で、そしてその上でルールに乗っ取って購入させていただいたということです。それから、価格の調査というのは、事前に知るかどうかということは別にいたしましても、基本的には不動産の評価に基づいて、そして本市が求めたと、こういうことでございますので、御理解いただきたいと思います。

出典:小樽市議会 平成23年第2回定例会 2011年7月5日 議事録 PDF(96ページ) 間違いを知らせる