みんなの議会

小樽市議会 平成18年第2回定例会 2006年6月14日

(1)小樽市の財政再建問題について/(2)小樽公園再整備基本計画について/(3)ごみの減量化・有料化に関して/(4)AED(自動体外式除細動器)の設置について/(5)アレルギー性疾患対策について/(6)教育問題について/(7)学習到達度調査について/(8)小樽港の平和利用について

2006年6月14日、小樽市議会の一般質問で、秋山京子議員が「小樽市の財政再建問題について」「小樽公園再整備基本計画について」「ごみの減量化・有料化に関して」「AED(自動体外式除細動器)の設置について」「アレルギー性疾患対策について」「教育問題について」「学習到達度調査について」「小樽港の平和利用について」について質問し、市長 山田勝麿、教育長 菊譲が答弁しました。

質問者
秋山京子 議員
答弁者
市長 山田勝麿、教育長 菊譲

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 30番 秋山京子

公明党を代表いたしまして、代表質問をさせていただきます。まず、小樽市の財政再建問題についてお伺いいたします。第1回定例会の市長提案説明の中で、最初、国・道・本市等を取り巻く経済状況を述べられた後、特に危機的な市の財政改善のために、昨年3月財政再建団体への転落回避、平成21年度の単年度収支の黒字化を目標とする財政再建推進プランを策定し、18年度の予算編成を踏まえて、特に行財政システムの改革、資産、ストックの有効活用に重きを置いて策定された財政再建推進プラン実施計画を職員一丸となって着実に財政再建を実行しますとの強い御決意を信じ、市民負託の自覚を持ってしっかりと見守ってまいりたいと思っておりますが、1点だけお伺いさせていただきます。財政再建推進プラン実施計画収支試算(一般財源ベース)で18年度の対策後、年度収支不足額をゼロにされた根拠をお聞かせ願います。次に、市民との危機感の共有の問題についてです。広報おたる4月号の財政再建シリーズ24で、財政再建推進プランの実施計画について紹介し、最後に市は今回の実施計画に掲げた取組項目を着実に実行していくとして、実行計画の進行状況は財政再建推進本部においてPDCA(計画、実施、検証、見直し)に基づき、必要に応じ検証していきますと述べ、平成4年から10年間財政再建団体に転落した福岡県赤池町(現福智町)での自主再建がうまくいかなかった理由の一つに、まち全体で危機感を共有できなかった。この点を広報おたるで市民に訴えかけておりますが、この、まち全体で危機感を持つ点については、今年の第1回定例会で我が党の佐藤議員の代表質問で、市の予算に関しては、広報のみの発表だけで市民とのかかわりはなく、市民の理解には至っていない。財政の厳しさのみ押しつけられ、市民から活力さえ奪っているのではとして、地域ごとの市民を対象とした予算説明懇談会を開催すべきと提案しています。市長は今後検討してまいりますと答弁しておりましたが、広報おたる4月号での赤字再建団体転落の一つとして挙げているまち全体での危機感共有のために、今こそ市長をはじめ、理事者の皆様が地域住民の中に入り、語り合う姿勢こそ、危機感共有に対する最も大切なキーポイントと思います。御多忙の中大変なこととは思いますが、ともに大好きな郷土小樽を思いながらも、多くの問題を抱え悩んでいる市側にとっても、市民にとっても、お互いに顔を合わせ、語り合う中に、心も通じ、理解も生まれてくるのではと思います。市長のお考えをお聞かせ願います。次に、小樽公園再整備基本計画に関してお伺いいたします。このたび、補正予算に小樽公園再整備事業費2,400万円が示されております。本市は小樽市総合計画第2次実施計画、平成13年度から15年度で小樽公園再整備に向けての調査、検討を打ち出し、市としての小樽公園の将来像を示し、対象区域を小樽公園約23.5ヘクタールのうち、総合体育館、グラウンド、桜ヶ丘球場、顕誠塔、市民会館、公会堂、弓道場、図書館の敷地を除く約14.5ヘクタールを再整備基本計画の区域と決めて、16年5月公募による市民10名、各団体から11名の計21名を含め、小樽公園の再整備に向けた懇談会を設置し、5回の懇談会を経た後、各委員から提案された意見を基に、17年6月小樽公園の将来像を含む小樽公園の再整備に関する基本方針を示し、18年1月小樽公園再整備基本計画を策定しております。3月14日の建設常任委員会の資料、「小樽公園再整備基本計画の概要の整備スケジュール」によりますと、この計画は短期と中長期に区分して整備を行うとし、短期をおおむね1年から3年、中長期を4年から7年としています。このたびの再整備基本計画は、小樽公園の再整備基本方針に基づき計画されたものと思いますが、この整備事業について何点かお伺いいたします。最初に、補正予算化する2,400万円の整備事業について概要を御説明ください。私は、再整備の対象区域から除き、今後の検討課題としている総合体育館、市民会館、公会堂、桜ヶ丘球場等の、一つ、アクセス動線、二つ、駐車場、三つ、園内道路等について具体的にこうしますという構想を示し、その上で短期、中長期と区分し、実施すべきと思いますが、この部分を検討課題として残されて、予算化された件について御説明願います。私は、今回の再整備で駐車場の確保は厳しくても将来的に例えば公会堂前の道路については、現在、片方だけ歩道の幅を現在の約倍にし、歩行者の安全確保をして車両を一方通行とし、総合体育館の横から下がり公園通線に抜けるようにする。そうすることで、公会堂側に沿った形で駐車許可をする。また、桜ヶ丘球場の駐車場、こどもの国来園者については、教育委員会の建物となった元東山中学校のグラウンドの一段上にある現在あきスペースとなっている箇所と、こどもの国側に沿ってがけ地になっている部分に新たな駐車場を設置して、多目的広場やグラウンド方向については駐車禁止とする。さらに、公園グラウンド、体育館を利用する団体については、第2駐車場を利用するとの構想の上に立って、今回は14.5ヘクタールの再整備を考えると、桜の植裁とつつじの移植等の緑化、こどもの国の整備を主としての計画ができるのではと考えます。また、小樽公園の正面についてですが、現在の公園通に面するカーブ付近の木々は、何とも言えぬ風情があり、小樽公園にふさわしい趣があります。手を加えるのはもったいないと思います。現在、花園小学校側の入り口付近を少し広めにして、段差の少ないスロープ状態にして入りやすくつくるだけで十分に公園正門の顔ができると思います。第2駐車場のある南公園入り口の両サイドに門の設置は賛成です。できるなら、公園南線の市の車両整備場付近に小樽公園第2駐車場の案内板の設置は必要と思いますが、お考えをお聞かせ願います。次に、何点かわからない点につきましてお聞かせ願います。このたびの整備計画では、「バリアフリー、ユニバーサルデザインへの配慮をし、利用者の五感を楽しませる環境の整備を行う」としています。利用者の五感を楽しませるという点について御説明ください。次に、検討事項の中で「維持・管理及び運営について市民や民間企業の参加など適切な管理・運営を行う」とありますが、具体的にお考えの箇所と構想をお聞かせください。次に、ふれあい動物園について「冬季の受入れ態勢が整ってから整備に入る計画」とのことですが、この里親制度、ボランティア、民間企業活用についてと、ふれあい動物園のイメージを御説明願います。次に、公園の冬期利用を構想されているとのことですが、維持・管理等を含めお考えをお聞かせ願います。最後に、小樽市民の大切な遺産の一つ、小樽公園の再整備については、時間をかけて行うべきと思いますが、市長のお考えをお聞かせください。次に、ごみの減量化・有料化に関してお伺いいたします。このたびの議案第27号動産の取得ですが、内容は小樽市指定ごみ袋(その2)を394万枚購入とありますが、平成16年11月のごみ袋の発注は2社を決めておりますが、最初に業者決定の経緯についてと、本年度の発注枚数についてお聞かせ願います。次に、広報おたる6月号のごみ減量化・有料化による1年間の実績が記載され、家庭ごみの収集量が16年度分に比べ42.6パーセントの減とありますが、ごみ埋立処分場へのごみ収集車の台数で42.6パーセントの減の比較をお示し願います。あわせて、この1年間のごみ減による埋立処分場の延命状況をお聞かせください。次に、19年4月のごみ焼却施設の稼働に向け、本年11月から焼却炉の試運転を開始されますが、試運転は燃えるごみ、燃えないごみを使用し行うのか等を含め、試運転の一連の流れに関して御説明ください。次に、収集サービスに関して何点かお聞かせ願います。1点目に、冬期間収集困難地域は、当初オタモイ、赤岩、最上をはじめ、53か所と説明されておられましたが、大雪の冬期間を終え、困難地域対応強化状況等を具体的にお聞かせください。2点目に地域環境美化協力員について市内の配置率、各地域での現状、1年経過後の課題等についてお聞かせ願います。3点目、電動式生ごみ処理機購入費助成については、使用モニターによる好評の声により、今年度制度化され、100万円の予算がついています。申込方法、申込状況をお聞かせください、4点目、この1年である程度有料化によるごみ出しも定着しているように感じますが、一方ではマナー不足、個人的エゴにより平気で捨てられるごみに迷惑をしています。監視パトロールについてパトロールの状況、対策についてお考えをお聞かせください。5点目に議会質問でボランティア袋の小型化を提案した際、同様の声も寄せられているので検討される旨の答弁がありましたが、その後の経過をお聞かせ願います。この項の最後に、環境部管理課が主体になり市民ボランティアとともに「街をきれいにし隊」が結成され、活動を開始し、年5回程度の清掃とキャンペーン活動を計画されているとの報道がありました。市職員が知恵を出し、実行に移されたことは大変にすばらしいことと思います。この動きを全市的な広がりにするために、常時地域で清掃をされている方、定期的に清掃活動をしているボランティアメンバー希望者にスタッフベストを活用して協力いただき、「街をきれいにし隊」の趣旨を共有し、全市的な清掃ボランティア活動として実施するということはいかがでしょうか、お考えをお伺いいたします。次に、地球温暖化防止に関してお伺いいたします。過日、小樽市が発行された「環境にやさしいエコ・アクション・プログラム」について、新聞報道を通じ働きかけをしておりますが、市はどんなメンバー、団体に配布されておられるのか、詳細について御説明ください。埼玉県川口市の市民で構成する川口市民環境会議は、2000年から二酸化炭素の排出量を減らし、環境に負担をかけない生活を年に1回1日行うエコライフDAYを実施しているそうです。具体的な内容はほぼ小樽市と同じですが、川口市の全小・中・高等学校や市民、市役所、各家庭などに配り、エコライフDAYの1日は環境のことを考えて生活することで、二酸化炭素排出量を減らし、その成果を集計するというユニークな取組を市に提案して採用されたものです。第1回目の2000年には市のミレニアム記念事業に認定され、市民1万7,600人の参加、6回目の昨年はその考え方に賛同した県などの呼びかけもあり、県内24市町村、約10万9,000人が参加し、この取組は県内にまで広がったそうです。また、同会議は定期的に小学校と連携して環境学習を行う出前授業も実施していて、これまでに約50校で約4,000人の児童が学習をしたとのことです。また、和歌山県は2003年から県内の各県立高校が実施した省エネ活動の結果、1年間に削減できた電気代や水道代などの光熱費の一部を各学校に還元するプログラムを実施しているそうです。和歌山県はドイツのフィフティ・フィフティ制度を参考に省エネ教育を行うことで自治体の経費を削減すると同時に、省エネに取り組んだ学校にも削減できた額の一部を見返りとして支給するプログラムを導入しているとのことで、県教育委員会によると、同プログラムを実施した48の全県立高校は、教室や体育館の消灯、トイレの水洗量の調整やエアコン設定温度管理の徹底などに取り組んだ結果、2003年度は全体で2002年度同期比約2,700万円を節約、節減率は7.1パーセントとなり、さらに2003年4月から2005年12月までの二酸化炭素削減量は600トン、金額に概算して約8,000万円を削減することができたそうです。県では削減できた光熱水費のうち、30パーセントを校内緑化費に、さらに30パーセントは物品の購入費などとして計60パーセントを学校に還元していて、なお二酸化炭素削減量の上位7校には、上乗せ額をボーナスとして支給しているそうです。小樽市も市として「環境にやさしいエコ・アクション・プログラム」を設定されているのですから、楽しく目に見える形で喜んでエコ・アクションできるように一工夫されてはいかがでしょうか。お考えをお聞かせください。最後に、限りある資源を有効に使う環境型社会の実現を促す改正容器包装リサイクル法が、今国会で成立いたしました。改正されたポイントは、年間約300億枚を使用されているレジ袋の削減などの容器包装を減らすために小売業者に減量目標の策定を求め、目標の達成が不十分な業者には国が改善命令を発令する処置がとられています。これまでもこうした動きに対し、市民として取り組めるノーレジ袋運動、マイバック運動などについてお伺いしてまいりましたが、改めて改正容器包装リサイクル法に伴っての小樽市のお考えをお聞かせ願います。次に、AED(自動体外式除細動器)の設置についてお伺いいたします。国では、医師の指示がなくても救急隊員のAEDの使用拡大が承認され、平成16年7月1日より小樽市民の使用も実現しております。心肺停止に至った場合、一刻も早い応急手当が生死を分けると言われていますが、AEDは心臓停止時、電気ショックで心臓の鼓動を回復させる器具の一つです。心臓停止の場合、倒れてから1分経過ごとに救命率は約10パーセントずつ減少するとされています。このため、AEDは発症より5分以内に行われなければ効果がないと言われておりますが、通報から救急隊員が到着するまでの平均時間は、2004年度消防庁調べで6.4分だそうです。心臓停止の場合、救急隊員や医師が到着してからの処置では遅すぎるのです。昨年の愛知万博会場に100台のAEDが設置され、4人の人命が救助されたことから、現在、医療施設、主要駅、大規模イベント会場、スポーツ施設などへの設置が進んでいます。愛知県、福井県では全公立高校に設置され、仙台市はすべての市立中学校以上に設置されています。また、本年4月21日、これまで使用の認められなかった1歳から7歳の子供に対しても使える器具が承認されたため、今後は小学校や幼稚園、保育所への設置も進むことが予測されています。小樽市には現在11台のAEDが設置されているそうですが、消防署関係に2台設置され、小樽市消防本部の玄関と消防車両に1台、6台は市立小樽病院に設置、1階玄関エレベーター横、2階検査室付近、3、4、5、6階のナースステーション、残り3台はコナミスポーツクラブのマシン室横、マリンウェーブ小樽、天狗山ロープウエイ山頂駅となっているとのことでした。最初に、本市のAED設置の経緯と設置場所の設定についての考え方についてお伺いいたします。次に、AEDの使い方の講習会について場所、時間、内容、対象者、これまでの受講者数についてお聞かせ願います。現在、市は財政再建推進プラン実施計画に基づく緊縮財政の折、小樽市の予算で実施してくださいとは言えませんが、観光都市小樽の玄関口でもある小樽駅、築港駅、駅前バスターミナル、さらに観光客の多くが訪れる運河沿い施設、堺町周辺など、観光関連の団体・協会等、さらに海水浴場についても救助活動の一助として必要と思います。小樽観光の安全・安心を目的としての働きかけを行い、協力いただくことはいかがかと思いますが、お考えをお伺いいたします。次に、アレルギー性疾患対策についてお伺いいたします。この問題につきましては、昨年の代表質問でもお伺いしておりますが、改めてアレルギー性疾患対策についてお伺いいたします。ぜんそくの患者数は現在約400万人、患者数は小児、成人ともに年々増加傾向にあり、年間4,000人近い人がぜんそく死しており、アレルギー疾患の関連死の99パーセントを占めているそうです。患者自身が発作の症状をきちんと理解していないことや、医療機関が的確に対応できないことがその原因と言われています。厚生労働省研究班は、昨年6、7月、ぜんそくに関する全国規模で初めての全国800校の小学1、2年生の保護者と中学2、3年生本人の計13万4,432人に対して、世界標準の調査用紙を使った質問票を送り、約80パーセントに当たる10万6,629人から回答を得た疫学調査を行っています。この調査結果によりますと、最近1年間にぜんそくを発症した子供の割合は、小学生が平均13.6パーセント、中学生が同8.7パーセント、都道府県別では小学生は北海道18.4パーセントと最も高く、京都府は9.6パーセントで最も低く、小中学生合わせて地域別での差は最大で約2倍の開きがあったそうです。また、文部科学省が発表した2005年度の学校保健統計調査(速報)によると、幼稚園と小中高校の児童・生徒ら約113万人を抽出して実施した結果、ぜんそくの子は幼稚園児、小学生、高校生ともに10年前と比較すると2倍前後に増えていて、このほかのアレルギー性鼻炎などに関しても、中学、高校生、それぞれ過去最高を更新したとしています。昨年10月31日、国として今後5年間を視野に、国と地方公共団体との役割分担と連携で進めるべき施策をまとめ、関係方面に発信しております。報告書は現状のアレルギー疾患対策について必ずしも戦略的に推進されておらず、また患者への医療提供等について患者のニーズに対応していない面があるとして、今後5年間で重点的に取り組む対策の基本的な方向を、自己管理が可能な疾患へ、またぜんそく死ゼロに向け、かかりつけ医を中心とした医療体制の確立などを求めています。北海道議会において本年3月8日我が党の質問に対し、高橋はるみ知事は、ぜんそくやアトピー性皮膚炎、花粉症などのアレルギー疾患に悩む人の治療を効果的に行うため、道はかかりつけ医と大学病院など専門医療機関のネットワークづくりを行い、適切な治療を提供するとともに、治療効果に不安を感じた複数の医療機関を訪れる患者の負担を軽減すると答弁。そのため、北海道として各医療機関に対し、国が作成した医療ガイドラインの活用を改めて要請するとともに、症状に応じた適切な医師紹介などが進むよう体制を整えていくことになるようです。小樽市も国、道と同様に、道に準じた具体的な取組をすべきと思いますが、お考えをお聞かせ願います。次に、昨年、幼児のアトピー性皮膚炎のデータをとるべきとの趣旨でお伺いした際、「国と共同して環境とアレルギー性疾患の関係を調査する目的で、3歳児健診で保護者への子供へのアレルギーに関するアンケート調査を行い、国で分析しております」との答弁がありましたが、聞き取り調査を行った際、実態をデータ化されたのか、お聞かせください。もし把握されていなければ、改めて3歳児健診で実態を把握すべきと思いますが、いかがでしょうか、お考えをお伺いいたします。次に、教育問題についてお伺いいたします。初めに、小中学校適正配置についてお伺いいたします。昨年、堺小学校1校を除き白紙撤回された小学校適正配置について、小樽市教育委員会は3月30日、学識経験者、教育関係者、小樽市PTA連合会から推薦を受けた保護者、公募による市民の代表を加え、小樽市立学校の規模・配置の在り方検討委員会を設置し、改めて小中学校適正配置についての計画案づくりを行うことが示されました。学校の適正配置については、小樽市総合計画「市民と歩む21世紀プラン」に、「児童・生徒数の推移を見極めながら、通学区域の見直しや学校の適正配置をすすめ、施設の整備など教育環境の向上につとめます」として基本計画主要施策に掲げています。しかし、小樽市総合計画「市民と歩む21世紀プラン」は、基本計画の期間を平成10年度から19年度までの10年間としていますので、基本計画として残された期間は今年度と来年度の2年間となります。計画構想目標年次は2010年代後半となっていますので、この検討委員会は小樽市総合計画「市民と歩む21世紀プラン」に基づき設置されたのか、この件について最初にお伺いいたします。次に、今年3月16日の総務常任委員会でもお伺いいたしましたが、小樽市として適正配置計画は白紙撤回し、カウントゼロに戻しましたと言っても、総務常任委員会に付託された陳情が残されたままの中で、検討委員会を設置し、計画案をつくりますと資料を出されても、なぜこんなに急ぐのかとの思いがよぎるのは当然と思います。まず、白紙撤回された適正配置に関連した部分をすっきり整理した上で、次の段階に進むべきと思いますが、お考えをお聞かせ願います。次に、このたびの小樽市立学校の規模・配置の在り方検討会の位置づけと役割意義についてお聞かせください。次に、教育委員会は過日の学校適正配置等調査特別委員会において、次の計画区間について小樽市立学校の規模・配置の在り方検討会を設置、求めに応じ資料提供をし、審議をしていただき原案を策定、その案を基に定められたスケジュールを含め、5年後の2010年(平成22年)から順次スタートとの行動予定案を示されました。市民からの検討委員会委員については、広報おたる6月号に募集記事が掲載されておりましたが、6月14日で締め切り、7月下旬には検討委員会を発足させ、任期は19年9月とありました。5年間の期間を持つことについては異論はありませんが、少しの余裕も感じさせないまま計画を進める理由をお聞かせください。次に、小坂文部科学大臣がある新聞で述べた、「どの子供にも豊かな教育をとの考え方に立ち、国際社会で活躍できる心豊かでたくましい人づくりを目指した教育改革を推進することが必要と考えている」との一文に共鳴いたしました。小樽の市内各学校それぞれに目標を掲げ、校歌をつくり、児童・生徒に対し誇りを持って教育にかかわっておられることと思います。私は小樽市行政の責務として、未来を担う子供たちをいかにはぐくむかという理念、何のために子供を教育するのかとのしっかりとした基本姿勢が必要と思います。このたびの「小樽市立学校教育推進計画あおばとプラン」で、教育長は「心豊かに学び ふるさとに夢と誇りをもつ 小樽の子どもの育成」を合い言葉に、学校、家庭、地域社会がみずからの役割を自覚し、ともどもに教育改革を進めてまいりたいと述べておられますが、プランで掲げる「心豊かに学び ふるさとに夢と誇りをもつ 小樽の子どもの育成」にかける教育長の思い、御所見をお聞かせ願います。次に、あおばとプランの重点3、「健やかな体の育成」の観点の一つに、健康教育の充実を挙げ、基本的生活習慣づくりの推進とありますが、具体的な取組についての考え方をお聞かせ願いたいと思いますが、4月に小学校の入学式に出席いたしました。児童数も少ないため、屋内運動場を横に使う対面式の入学式でした。個人的な出席のため父母席の一番前に座っていました。向かい側の全学年児童の顔がよく見えます。30分間の式典中、あくびをする児童の多さにびっくりしました。30分も体力がもたないのか。夜更かしをしているのか。朝食を食べてこなかったのかと心配になりました。17年度文部科学省の全国小中学校保護者3万6,000人を対象にした委嘱調査結果に、朝食を食べないことがある小学生15パーセント、中学生22パーセントという結果があります。同じく、17年首都圏、東京、神奈川、千葉、埼玉の1.5歳から6歳までの幼児を持つ保護者を対象に、ベネッセ教育研究開発センターが調査した結果に、午後10時以降に就寝する就学前の幼児の割合が29パーセントという実態を踏まえ、子供の基本的生活習慣は教育改革の礎と位置づけて、国として取組を始めたとありましたが、本市教育委員会では小中学校の児童・生徒を対象にした基本的な生活習慣に対するデータは持っているのでしょうか。もしなければ、実態を把握した上で、基本的な生活習慣の取組が必要と考えますが、お考えをお聞かせください。次に、職員室の廊下の壁には、食育についてのポスターが何枚も張ってありました。全国の小学校の低・高学年、中学生用として、食生活学習の教材として配布されたものと思います。また、国では栄養教諭による児童・生徒への指導を挙げていますが、現状は17年度北海道全体で10名の栄養教諭の配置しかありません。あおばとプランでも栄養教諭の配置を挙げていますが、推進計画の期間3か年で市内の何校に配置できるかも厳しい実態です。教材として配布されたポスターの活用とあおばとプランでの食育に関する考え方についてお聞かせください。次に、2005年7月施行の食育基本法を具体化するため、今年4月食育推進基本計画が示され、目標年次を2010年度として取組が始まっています。また、この法律に基づき、文部科学省は来年度新事業として子供の生活リズム向上プロジェクトを展開するそうですが、食育推進基本計画では学校の取組として朝食を欠食する小学生の割合をゼロパーセントとする目標値を示していますが、この件について教育委員会のお考えをお聞かせください。次に、全国的な小学校での英語授業必修化の動きに、中央審議会の外国語専門部会は、21世紀を生き抜くには国際的共通語として不可欠、言語の感覚が高まり、国語力の育成にもよい影響が考えられるとし、必修化にゴーサインとの報道がありました。現在、全国の9割の公立小学校では、報告書を先取りする形で英語の学習を行っているとの報道もあります。あおばとプランにも小学校における英語活動の導入を挙げていますが、現在、英語活動を学習として導入している小学校数、様式についてお聞かせください。あわせて、小学校に英語教育導入についての教育委員会のお考えをお聞かせください。次に、小学校の入学式に行った際、改めて気がついたことですが、式典で国歌斉唱がありました。私は無意識で父母席で立ち上がり周りを見ると、父母席ではだれも立って斉唱している方はおらず、今さら座れないまま私一人、校長、PTA会長、教育委員会のメンバー、来賓を含め、五、六名の方々と向かい合って歌いながら、なぜオリンピックやサッカーなどでは日の丸のついた旗を振って応援し、優勝したときは胸を熱くして国歌を歌っているのに、日本人としての自覚がないのかと思い、子供たちを見ると起立していても声が出ていないのです。国会審議ではありませんが、国歌を教える義務はあると思いますが、改めて市の現状を知りたくなりました。入学式における国歌斉唱の指導について教育委員会の見解をお伺いいたします。最後に、新聞報道によりますと、北海道教育委員会として小中学校の通学路の安全確保のために、本年度から導入するパトロールボランティアを8月までに養成することを決め、2学期から順次活動を始めるとして、各市町村の教育委員会や学校を通じて、保護者や防犯団体関係者による組織づくりを要請していくとありましたが、小樽市教育委員会の見解と現状をお聞かせください。以上、代表質問を終わらせていただきます。(拍手)

答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)

秋山議員の御質問にお答えいたします。まず、財政再建問題についてでございますが、初めに財政再生推進プランでの平成18年度の収支不足額でありますが、平成18年度の当初予算編成に当たっては、平成16年度、17年度で発生した赤字額をこれ以上増やすことは市政に対する閉そく感を招く恐れもあり、何とかして赤字額の増加を食いとめたいとの思いから、他会計や基金からの借入れ、公的資金の借換制度の活用により、3年連続の赤字予算を回避し、収支均衡予算として編成いたしました。このことから財政再建推進プラン実施計画では、平成18年度の単年度収支不足額はゼロとして収支試算を行ったものであります。次に、危機感の共有の問題でありますが、予算をはじめとする本市の財政状況につきましては、平成15年9月から財政再建シリーズとして広報おたるでお知らせするほか、ホームページにも掲載して情報の提供に努めてまいりました。また、市政に対する御意見については、町内会長の皆さんとの懇談会や市長と語る会、さらには市長への手紙などで多くの機会を設け、広く御意見を伺ってまいりましたが、今後、財政状況につきましても、これらの機会を活用して積極的にお知らせをし、市民の皆さんとの意識の共有を図りながら財政再建の取組を進めてまいりたいと考えております。次に、小樽公園再整備基本計画についてのお尋ねでありますけれども、初めにこのたびの小樽公園再整備につきましては、短期計画ではこどもの国を中心とした整備を、また中長期計画では園内通路や駐車場整備などを計画しております。このたびの補正予算2,400万円の内容でありますが、地形測量や遊具などの調査設計及びこどもの国や見晴らし台の既存施設の撤去工事などであります。次に、小樽公園内の交通の問題でありますけれども、アクセス動線、園内道路につきましては、ふくそうする交通対策のため、通過交通の抑制や一方通行化の規制を検討しております。また、駐車場につきましては、こどもの国を利用する方々の利便性向上のため、旧東山中学校上の広場を短期計画として整備をし、他の駐車場については社会教育施設等との調整が必要なことから、中長期的な計画として検討していきたいと思っております。次に、案内板の設置でありますが、第2駐車場は公園地内の重要な駐車場であり、その周知が必要なことや路上駐車防止の観点から利用者の動線に配慮し、効果的な場所に設置を検討したいと思っております。次に、利用者を楽しませる環境整備でありますが、身体に障害のある方や高齢者、幼年期の子供たちにも安全で安心して施設を利用していただけるようにバリアフリー化に努め、さまざまな体験を通して、憩いと潤いを感じてもらえるような公園を目指してまいりたいと思っております。次に、市民や民間企業参加の管理運営でありますが、公園全体については指定管理者制度の導入や市民ボランティアの参加など、これまでの公園管理の方法を見直しながら、適切な運営について検討を行ってまいります。次に、ふれあい動物園でありますが、その運営方法につきましては、一つは民間の移動動物園を利用し、業者の所有する動物の展示と維持管理をお願いする方法、もう一つは本市が小動物を購入し、夏場は市民ボランティアによる飼育展示を、冬場は里親制度を利用し、一時的に小動物を引き取ってもらい、飼育をお願いすることなど、二つの方法を検討しております。次に、ふれあい動物園の設置コンセプトは、シマリスやモルモットなどの小動物との触合いを通して、子供の情操教育、親子の触合いの場とすることを考えております。次に、公園の冬期利用の構想でありますけれども、小樽公園は桜ヶ丘球場の裏の南斜面を利用した子供のそり遊びや公園グラウンドを利用した歩くスキーなどの利用促進を図ってまいりたいと考えております。また、維持管理の方法につきましては、今後の検討課題と考えております。次に、小樽公園の再整備の進め方でありますけれども、短期的には老朽化が進み、その安全性の面から早急に再整備を行う必要があるこどもの国や見晴台などの整備を行い、駐車場や園内道路等については、中長期に整備を行うこととしております。次に、ごみの減量化・有料化に関しての御質問でございますが、初めに議案第27号動産の取得についてでありますけれども、家庭ごみ用の小樽市指定ごみ袋購入に係る契約でありますが、昨年4月の有料化実施に先立ち、平成16年11月に指名競争入札により最初の契約を締結したところであります。指名業者の選定に当たっては、地元業者への発注を念頭に、物品関係の競争入札参加資格者名簿で金物雑貨に登録されている市内に本店又は営業所のある業者を対象に、あらかじめ発注概要を示したアンケート調査を実施し、受注可能との回答があった業者を指名業者に選定をいたしました。さらに、地元業者の受注機会の拡大を図るため、発注を2分割にすることとし、抽選によりグループ分けを行った上、入札を実施したところであります。なお、今年度の発注方法につきましても、これまでと同様の方法により入札を実施いたしました。また、今年度の発注枚数でありますけれども、指定ごみ袋の取扱店での取扱いが開始された平成17年3月以降の実績を基に、10種類ある指定ごみ袋の種類ごとの発注量を見込んだ上、今年度発注分の総枚数を815万枚と見込みました。これを枚数予定価格がおおむね2分割となるよう種類ごとに振り分けた結果、その1が燃やすごみ用の10リットル及び20リットル袋で421万枚、その2がそれ以外の8種類394万枚となりました。なお、本市の動産の買入れに係る議決要件は、予定価格が3,000万円以上と規定されておりますので、その2のみを本議会で議決案件として上程したところであります。次に、ごみ収集車の廃棄物最終処分場への搬入台数でありますけれども、平成16年度は燃やすごみと燃やさないごみで延べ1万5,586台、平成17年度は9,384台で前年度に比べ39.8パーセントの減となっており、ごみ収集量の42.6パーセントとほぼ同じような減少率を示しております。次に、埋立処分場の延命状況でありますが、昨年4月から始まった資源物収集の拡大と家庭ごみの有料化また北しりべし廃棄物処理広域連合による焼却処理により、埋立処分量の減少が見込まれたことから、平成16年度に1期分の埋立地の現況測量と埋立可能量の調査を行ったところであります。この時点で平成17年度の生活系廃棄物の埋立量は2万7,824立方メートルと推計したものであり、これに対して17年度の埋立容量の実績は2万2,820立方メートルで、その差が約5,000立方メートルであることから、この数字を基に換算しますと、おおむね2か月程度埋立処分場の延命につながるものと考えております。次に、北しりべし廃棄物処理広域連合の焼却処理施設の試運転に関しての御質問でありますけれども、施設全体の建設は順調に進んでおり、焼却施設については本年11月から試運転を開始する予定であります。試運転に使用するごみにつきましては、6市町村の家庭系可燃ごみ及び事業系可燃ごみでありますが、試運転開始当初はあまり負荷をかけられないため、小樽市を除く5町村のごみのみを使用し、ある程度の負荷に対応できるようになった時点で、小樽市のごみも使用することとなります。また、試運転内容に応じては、焼却量の調整が必要となりますので、小樽市からの搬入量により調整することとしております。次に、冬期間のごみ収集の対応状況でありますけれども、平成17年度のシーズン前では収集困難地区として対応する収集路線は53か所としておりましたが、このたびの大雪に際しては、予定路線の53か所以外でも除雪が間に合わなかった箇所については、臨時的な対応として、多い日で30か所程度人力や小型車による収集を行い、対応を強化したところであります。次に、地域環境美化協力員の問題でありますけれども、環境美化協力員はごみステーションへの適正排出や周辺の美化などについて御協力いただくため、町会・自治会に選任をお願いしたものであり、現在、市内には町会・自治会合わせて175団体があり、そのうち配置されているのは112団体で全体の64パーセントに当たります。また、各地域の現状でありますが、昨年4月のごみ減量化・有料化を実施した当初は、分別の不徹底や不適正な排出が多く見られましたが、環境美化協力員によるごみの分別や適正排出に関する助言などにより、現在はおおむねごみステーションの適正な管理やごみの排出ルールが守られてきているものと考えております。しかしながら、一部の地域においては、他の地域からのごみの持ち込みやルール違反のごみ出しなどの問題を抱えていることから、市といたしましては、今後とも環境美化協力員と廃棄物処理指導員との連携を密にし、なお一層巡回指導の強化などに努めてまいりたいと考えております。次に、電動式生ごみ処理機の購入費助成でありますけれども、平成17年度に実施したモニター制度におけるアンケート調査では、使いやすい、生ごみを減量できる、たい肥として有効に利用できる等の声が多かったことから、今年度は購入費の2分の1の額で2万円を上限として助成することとし、50台分100万円を予算計上したところであります。申込状況等につきましては、広報おたる4月号で制度の周知を図ったところ、56件の申込みがありましたが、先着順によりそのうち50件について助成金の申請を受理したところであります。次に、不法投棄の監視パトロール対策でありますけれども、市では昨年4月から不法投棄監視パトロール車を2台に増強し、特に不法投棄が多い重点監視区域を中心に毎日巡回し、不法投棄の防止対策を実施しております。また、ごみの適正排出の指導のため、市内9地域に廃棄物処理指導員を配置し、不法投棄の監視等の業務をあわせて行っており、市民からの通報に対しても直ちに対応しているところであります。不法投棄物を発見した場合には、小樽警察署と連携をし、原因者の特定などの調査を行っているところであります。さらに、全国市長会が推進する全国ごみ不法投棄監視ウィークにあわせて、本市においても6月1日から7日の1週間を監視ウィークと設定し、警察署と連携しながら、不法投棄の監視強化に努めたところであります。次に、ボランティア袋でありますけれども、当初は30リットル袋の1種類でありましたけれども、平成18年度から小規模のボランティア収集に対応できるよう10リットル袋を作成し、2種類の袋によりボランティアに御協力いただいている個人へ配布しているところであります。次に、市民ボランティア「街をきれいにし隊」の活動についてでありますけれども、この活動は公共の場での歩きたばこの自粛やごみのポイ捨て防止の意識啓発等を行うもので、本年度のポイ捨て防止等の施策の柱となるものであります。去る6月4日に「街をきれいにし隊」を結成し、この活動趣旨に賛同された団体や後志支庁との協働により第1回目の活動を実施し、10月までの5か月間に月1回程度実施する予定であります。全市的に「街をきれいにし隊」の活動を拡大させる方策として、御提案がありましたスタッフベストの活用につきましては、今後の活動を展開する上での参考にさせていただきたいと考えております。次に、地球温暖化防止についての御質問でありますけれども、初めに「環境にやさしいエコ・アクション・プログラム」についてでありますが、この冊子は昨年度、市民や団体などで構成される環境にやさしい小樽市民ルール推進員会議で意見をいただきながら、平成12年度に策定した「環境にやさしい小樽市民ルール」を基本に、市民が取り組める具体的な行動をまとめたものであります。この冊子については1,000部を作成し、現在のところ総連合町会幹事会や小学校校長会、市民ルール推進員を通じて、団体や企業などに約500部配布したところでありますが、残りにつきましては出前講座や市民説明会など、市民への周知用として使用していきたいと考えております。次に、市民等に対する周知方法でありますが、地球温暖化防止を進めるに当たっては、市民一人一人が常に地球温暖化に対する意識を持ち、できることから始めることが大切でありますので、7月に市内11か所で「環境にやさしいエコ・アクション・プログラム」についての市民説明会を開催し、エコ・アクションの普及に努めてまいりたいと考えております。また、地球温暖化防止の取組については、市民や団体などから成る市民ルール推進員会議を平成13年度から設置し、今までに環境家計簿の普及、食品トレイ削減の取組、地球温暖化に関するアンケート調査など、さまざまな工夫をしながら、温室効果ガス削減に取り組んでいるところでありますが、今後とも市民がより取り組みやすい方法について各地の事例を参考にしながら、市民ルール推進員会議の中で話し合っていきたいと考えております。次に、容器包装リサイクル法の改正に伴うレジ袋削減の取組でありますが、本市といたしましては、これまでも広報おたるやホームページ、出前講座などで市民に対し、レジ袋を断る、マイバックを持参するなどの呼びかけを行ってきたところでありますが、今後は「もったいないふろしき」の普及など、レジ袋使用削減に向けての啓発等に努めてまいりたいと考えております。さらに、容器包装リサイクル法の改正の趣旨に沿って、消費者団体との連携やエコショップ認定制度の活用を図りながら、事業者に対してレジ袋削減に向けた積極的な取組を働きかけていきたいと考えております。次に、自動体外式除細動器、いわゆるAEDについての御質問でありますけれども、設置の経緯と設置場所でありますが、平成16年7月からAEDは一般市民の使用が認められたことから、全国的に設置施設が増加している状況にあります。本市では現在、市立小樽病院や消防本部などにおいて入院患者や来庁者等を対象に設置し、また複数の民間施設においても施設利用者を対象に設置しているところであります。次に、AEDの講習内容等でありますけれども、一般市民や事業所を対象とした救急講習は従前から実施しておりましたが、平成17年度から新たにAEDに関する内容を追加し、講習を実施しているところであります。講習は消防庁舎や受講者の希望する場所で行っており、3時間の講習と内容を簡略にした1時間程度の講習を実施しております。これまでの受講者数については、平成17年度は1,360人、18年度はこれまでに104名が受講し、合わせて1,464名となっております。次に、関連施設や団体等に対する設置の働きかけでありますけれども、来週の21日には堺町通りにおいて、地元商業者の協力を得て、地域の観光施設の従業員や観光客を対象に、AEDの取扱いや火災予防などを盛り込んだ「消防フェア」を実施する予定であります。AEDの設置は法的に義務づけられているものではありませんが、AEDによる電気ショックは応急処置として極めて有効なものでありますので、御指摘のような観光関連施設のほか、スポーツ施設や教育施設など、多くの市民や観光客の方が利用する施設にAEDが設置されることは望ましいものと思っております。ただ、対象となる施設は非常に広範囲となりますので、今後、関係部局が連携し、各種の講習会や行事なども活用しながら、それぞれの施設や関係者に働きかけをしていきたいと考えております。次に、アレルギー性疾患の具体的な取組でありますけれども、本市においても保健所内での総合健康相談、街角健康相談、電話相談等で指導や啓発を行っているところでありますが、今後はさらに、道の対応を参考に、医療機関、特にアレルギー疾患専門医との情報交換や連携を密にしていきたいと考えております。次に、環境とアレルギー疾患に関する聞き取り調査の実態でありますけれども、これは国が生活環境とアレルギー疾患に関するモニタリング調査を3歳児健診 の機会を利用して全国の主な地域に依頼をし、分析しているものであります。その内容は地域内における大気汚染状況や家庭内におけるペットの有無等の環境因子とアレルギー疾患保有率等の関係を分析する調査であります。集計結果は毎年報告されておりますが、最新の平成16年度の結果を見ますと、環境因子としての多数の項目の中で、当市の場合、母親の喫煙率が全国で最も高く、アレルギー疾患に影響を与えることが懸念されております。また、疾患別ではアレルギー性鼻炎とアトピー性皮膚炎が多くなっているのが特徴となっております。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 教育長 菊譲(教育長は2011年3月まで)

秋山議員の御質問にお答えいたします。まず、「小樽市立学校の規模・配置の在り方検討委員会」と「市民と歩む21世紀プラン」とのかかわりについてでありますが、学校適正配置は市民と歩む21世紀プランの中で教育環境の向上という視点から位置づけられているものであります。平成16年10月にお示ししました小学校適正配置計画(案)については、昨年取下げをいたしましたが、その論議の過程の中で、全市的な立場で見直すことや市民各層の意見を幅広く聞いてほしいとの要望もありましたことから、今回改めて「小樽市立学校の規模・配置の在り方検討委員会」を設置するもので、今後策定される新しい総合計画とも整合性を図りながら、作業を進めてまいります。次に、小学校適正配置計画(案)にかかわる継続審査中の陳情についてでありますが、教育委員会といたしましては、先日当該校の保護者や地域の方々にお集まりいただき、これまでの計画案取下げの経過や今後については「小樽市小学校の規模・配置の在り方検討委員会」で包含して検討していくことを説明したところでございます。次に、「小樽市立学校の規模・配置の在り方検討委員会」の位置づけと役割、意義についてでありますが、先ほども触れましたが、取下げをいたしましたが、小学校適正配置計画(案)についてその論議の過程の中で全市的な立場で見直すことや市民各層の意見を聞きながら計画づくりに着手する必要があります。そのため、今後の小樽の教育を進めるに当たり、7月に新しく設置する小樽市小学校の規模・配置の在り方検討委員会に対して、学校の規模や配置のあり方について諮問し、市民レベルで十分論議していただきながら答申していただくことになります。最終的にはこの答申を踏まえつつ、教育委員会が計画づくりに着手することになります。次に、全体のスケジュールについてでありますが、小樽市小学校の規模・配置の在り方検討委員会から答申をいただいた後、計画案の作成と案に対するパブリックコメントを経て計画案を策定し、平成22年度を年次計画のスタートとしたいと考えております。新たな計画案づくりにつきましては、少子化が進む中、教育環境の向上という視点から学校の規模や配置について、また耐震化の工事とのかかわりから、できるだけ早く検討していかなければならないものであります。次に、教育にかける基本姿勢についてでありますが、私は子供たちが豊かな人間性を持ち、生涯にわたって学び続ける力を身につけ、みずからの将来に夢を持つとともに、ふるさと小樽に誇りを持ち、その将来を担う人に育ってほしいと考えております。そのため、各学校においては、あおばとプランを指針としてこれまでの自校の教育活動について見直しを進め、再構築をするなど、学校の実態に応じて3年間をかけて順次取り組んでいただくようお願いをしております。とりわけ、各学校が知・徳・体のバランスのとれた質の高い教育を行い、保護者の皆さんから安心して子供を託していただけるよう教育行政を進めていかなければならないものと受け止めております。次に、児童・生徒の基本的な生活習慣に関する実態把握についてでありますが、5年ほど前に小樽市教育研究会の生活安全教育部会が児童・生徒の基本的な生活習慣にかかわるアンケート調査を行っております。また、このたび実施した学習到達度調査では、生徒の生活、学習意識についてあわせて調査をしており、睡眠時間や朝食をどの程度とっているかなどについて尋ねております。今後これらの調査結果を参考に、家庭での基本的な生活習慣づくりについて市P連の皆様の御理解と御協力をいただきながら、その啓発に努めてまいります。次に、食育啓発用ポスターの活用についてでありますが、ポスターは児童・生徒、教職員はもとより、学校を訪れる保護者にも啓発をする上で有効なものと考え、各学校に提示しております。また、家庭科や生活科、総合的な学習の時間の指導を効果的に進める上でも役立っております。もとより「あおばとプラン」では、健やかな体の育成を重点に掲げ、望ましい食習慣や食に関する指導を行うこととしておりまして、とりわけ心身とも成長期にある小学生にとって、朝食は1日の元気の源でありまして、欠くことのできないものと考えております。内閣府の食育推進基本計画では、朝食を欠食する子供の割合を4パーセントからゼロパーセントにすることを目標に掲げておりますことから、給食の時間や学級活動の指導において、一方、家庭教育の担い手であります保護者に対しまして、試食会や給食だよりのコラムの欄の利用などにより、朝食をとることの大切さを啓発しており、今後も機会あるごとに進めてまいりたいと考えております。次に、英語活動にかかわる取組についてでありますが、平成17年度では小学校3校におきまして、特別活動や総合的な学習の時間で取り組んでおり、教育委員会が派遣している外国語指導助手や地域人材を活用しながら、歌、あいさつ、ゲームなどで英語の発音やリズム、外国の生活や文化になれ親しんだりする体験的な学習を行っております。小学校における英語活動の導入については、港湾都市であり、商都小樽に育つ子供たちに広く世界に目を向け、みずからの考えや意思を持ち、外国の人たちと伝え合おうとする態度や能力を育てていくことが大切でありまして、国際理解に関する学習の一環として取り組むことが今日的な教育課題の一つであると受け止めております。今後、国として検討している内容の動向を見ながら、英語活動を含めた国際理解教育の推進に努めてまいります。次に、入学式での国歌の指導についてですが、入学式は学校生活に有意義な変化や折り目をつける行事でございまして、厳粛かつ清新な雰囲気の中で新しい生活の動機づけを行っていくことや学校、社会、国などに対する集団への所属感を深める上でよい機会となりますことから、このような意義を踏まえ、国歌を斉唱するよう指導することが大切であると考えております。我が国の国旗・国歌の意義を理解して、諸外国の国旗・国歌も含め、これらを尊重する態度を身につけるための指導は、入学式や卒業式、音楽での指導にとどまらず、例えば今行われておりますワールドカップにおける様子などについて触れるなどしながら、身近な話題を取り上げて示すことも必要であると考えております。さまざまな観点から繰り返しの指導を積み重ねながら、国旗・国歌を尊重する態度を身につけていくよう、校長会と連携を密にしながら取組を進めてまいります。最後に、パトロールボランティアの養成についてでありますが、小樽市においては町内会が中心となって、近隣の小中学校やPTAと連携して組織づくりを進め、児童・生徒を守るために巡回活動も着々と動き出しております。御質問のパトロールボランティア養成講座につきましては、道教委において半日程度の講習会を8月までに開催することとしており、教育委員会といたしましても、各学校に対して講習会への出席を促しているところであります。児童・生徒が安心して通学できることは、市民全体の願いでもあり、これからも日常的に子供の見守りをしてまいりたいと考えております。

出典:小樽市議会 平成18年第2回定例会 2006年6月14日 議事録 PDF(67ページ) 間違いを知らせる