小樽市議会 平成17年第2回定例会 2005年6月20日
(1)行財政・議案に関して/(2)小学校適正配置実施計画案について/(3)アレルギー性疾患について/(4)介護保険制度の見直しに関して/(5)家庭ごみの減量化・有料化に関して
2005年6月20日、小樽市議会の一般質問で、秋山京子議員が「行財政・議案に関して」「小学校適正配置実施計画案について」「アレルギー性疾患について」「介護保険制度の見直しに関して」「家庭ごみの減量化・有料化に関して」について質問し、市長 山田勝麿、教育長 菊譲が答弁しました。
- 質問者
- 秋山京子 議員
- 答弁者
- 市長 山田勝麿、教育長 菊譲
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 30番 秋山京子
公明党を代表し、質問をさせていただきます。初めに、交付税の減収により、財政事情の悪化など、明るい話題に欠ける小樽市に、過日、日本観光協会より優秀観光地づくり賞金賞の国土交通大臣賞を受賞されまして、大変おめでとうございます。関係各位の皆様のご尽力に、心からお喜びを申し上げます。では最初に、財政再建と議案に関してお伺いいたします。去る13日の本会議で、財政再建にかける決意を語られ、市長の提案説明がありましたが、過日の第1回臨時会において、平成17年度の一般会計に平成16年度一般会計赤字決算額12億1,700万円を繰上充用し、平成17年度一般会計予算額645億1,491万7,000円といたしました。今年3月作成の財政再建推進プランによりますと、この平成17年度一般会計予算は平成4年度の予算並みの緊縮予算とのことで、ご苦労のほどがうかがわれます。今議会で5,049万円を補正し、一般会計は645億6,540万7,000円となりますが、予算額は前年度同期より5.8パーセント減となっています。最初に、前年度比5.8パーセント減とされた抑制に対するお考えを改めてご説明願います。次に、繰出金は国が定める基準に基づく費用分担や収支不足を補うために、一般会計から繰り出していますが、繰出金の内訳を見ますと、企業会計の病院、下水道事業、特別会計の国民健康保険、老人保健、介護保険で繰出金の約90パーセントを占めており、介護保険導入により減少すると思われていた老人保健、国民健康保険も介護保険制度導入前の平成11年度と変わらず、介護保険、老人保健は年々繰出金が増えています。高齢化に伴い、今後も続くとの見解が示されていますが、これら三つに対する繰出金についての現状とご見解をお聞かせ願います。次に、提案説明にありました懸案の財政再建推進プランの実施計画策定に向けた考え方をまとめ、庁内に具体的検討を指示されたとありましたが、どの程度の財政効果を見込んでの取組になるのか、お示し願います。実は、市民の方より、「小樽市の財政が大変なのはよくわかりますが、歩道に敷設されている視覚障害者に配慮する点字ブロックがかなり各所で傷んでいて、健常者の私もつまずいて転んでしまったが、市役所に電話もかけづらい。もしもけが人が出たらどうするのか」との声も聞こえております。ある程度は小樽市の財政のためにと頑張る市民にまで、役所内の取組が及ぶことのないように考慮することも必要と思いますが、いかがでしょうか。次に、議案第25号に関連いたしましてお伺いいたします。このたび売却された山林等のほか、遊休地等の資産も合わせ、どの程度保有されているのか、また、保有されている資産の最近の売却状況、さらに今後の売却予定についてもお示しください。次に、現在、既に委託されている議案第6号の市営住宅集会所の管理等委託条例の一部改正のほか、15件の条例の改正議案が出ています。現在、管理委託している施設を含め、27の施設を平成18年4月から指定管理者制度に移行するために行う議案と説明されていますが、現在、小樽市の条例で決められている公の施設数と既に指定管理者制度を導入している施設、さらに今後の指定管理者制度導入予定と考え方をお聞かせください。最後に、このたびの16件の指定管理者委託に伴う財政効果と管理業者等を決める方法について、お聞かせ願います。次に、小学校適正配置実施計画案についてお伺いいたします。小学校適正配置に関しては、学校適正配置等調査特別委員会で質疑されていますが、改めてお聞きしたいこともありますので、質問させていただきます。児童数の減少に伴う小樽市内の学校における小規模化は、学校行事の運動会一つ見ても、児童数の減少という実態は地域の皆さんも認めざるを得ない事実と思います。教育委員会として適正な学級規模を有する学校の配置計画を目的に、平成11年2月26日制定の小樽市小・中学校適正配置計画基本方針に基づき、同年8月18日制定の小樽市小・中学校適正配置計画方針の一部改正を行い、この方針に基づき、中学校においては平成13年4月1日、新3年生をそれぞれの学校に残し、新1年生、進級となる2、3年生の適正配置を実施し、翌14年3月、残していた3年生が卒業、半年ほど経て結果報告がなされ、中学校における適正配置計画は終了しております。翌15年9月8日の学校適正配置等調査特別委員会で、初めて小学校の適正配置について資料に沿って説明を受けております。その後、教育委員会は後志教育局をはじめ、関係団体に事前に説明会を行いまして、10月27日から約1か月間にわたり、保護者や地元関係者に地域説明会を実施いたしております。この小学校適正配置計画の説明会の開催に当たり、教育委員会は小樽市PTA連合会の区分を参考にして、13校で実施したとしておりますが、意識的に該当する学校を外したのではとの感が否めません。その件につきまして、最初にお伺いいたします。その後、平成16年11月15日の学校適正配置等調査特別委員会で検討結果及び通学区域変更計画が示され、正式に学校名が発表になりました。各説明会での質問・意見・要望等を聞きながら、教育委員会としても検討を重ね、計画を練り直し、今日に至ったものと思いますが、ある説明会での「小樽市の財政が大変だから学校をなくするのか」という趣旨の質問に対し、「交付税措置がされているので、ほとんど影響がない」と答えていたと思いますが、統廃合に関係する9校にかかわる基準財政需要額と人件費、学校管理経費など、歳出面で実施前と実施後を比較してお示しください。次に、教育委員会として、小学校の学校適正配置計画を進めようとしている平成16年9月3日に行われた市立病院調査特別委員会での資料に、新市立病院建設にかかわる町会長からの聞き取り結果、量徳小学校の学校区を含む町会、がありました。内容は、町会長に町内の市立病院建設に関しての雰囲気とその内容の資料です。学校適正配置等調査特別委員会でのこの件についての質問に対し、教育長は「病院は病院の立場で検討すべきで、学校は学校関係、教育委員会で検討していきます」と答えておりましたが、しっくりしない思いが残っております。この学校適正配置計画は、昭和33年度の2万9,363人の児童数をピークに、2万2,909人、22パーセントにも減少し続けて、平成16年度の児童数は6,454人となっています。この減少した児童数に合わせ、教育上ふさわしい形での学校の適正配置をすべきというのが目的と思います。この児童数の減少は少子高齢化に加え、さまざまな要因によるもので、人口減の問題は小樽市にとっても避けられぬ大きな課題と思います。この件について、小樽市総合計画「市民と歩む21世紀プラン」、「はぐくみ 文化・創造プラン」の現状と課題の中で、「児童・生徒数が減少する中、通学区域の見直しや学校の適正配置の検討が必要となっており、ゆとりと潤いある教育環境の整備・充実が求められている」とありますように、この21世紀プランを作成されたときに、小樽市全体の課題として計画された事業と思いますがいかがでしょうか、お伺いいたします。小樽市総合計画「市民と歩む 21世紀プラン」で示し、計画に従って進められている事業であれば、確かに行政の側の視点で見ると、病院の立場、学校の立場と区分されると思いますが、市民の立場から見ると、同じ小樽市、市役所のやっている仕事としか映らないと思います。市民に見えて、理解しやすいすっきりとした姿勢が最も大事であり、小樽市のために確信を持った計画の下で進められている事業と理解されると、市民も納得できるのではと思いますが、市長のお考えをお伺いいたします。説明会を重ねる中で、一定の方向性が見えているのではないかと思いますが、説明会開催の全体参加者数からも、会場別の参加数も固定化しているのではと思いますが、これまでの地域説明会の実施回数、参加数、それと参加されている方の内訳では、保護者の方が多かったかと思いますが、どうだったのでしょうか、お伺いいたします。7月には、小学校適正配置実施計画が示されると思いますが、児童の父母の立場として、学校という教育環境が変わることへの不安感はぬぐえないものがあるかと思います。納得し、安心した形で、適正配置計画が進展することを望んでおります。次に、アレルギー性疾患対策についてお伺いいたします。近年、ぜんそく、アトピー性皮膚炎、鼻炎、花粉症等のさまざまなアレルギー性疾患の患者が増加し、国民3人に1人がアレルギー性疾患など、何らかのアレルギー症状を持つと言われています。患者本人はもとより、家族の心労への対応など、保健、医療、福祉、教育現場などでの総合的治療環境としての対応やそのための関係者の理解と協力が求められています。これまでも委員会等でお伺いしたこともありましたが、改めて小樽市におけるアレルギー性疾患対策について、何点かお伺いいたします。最初に、小樽市の保健医療行政を担う立場として、今日のアレルギー性疾患の対策についてどのような認識をお持ちなのか、お伺いいたします。次に、このアレルギー性疾患やアトピー性皮膚炎等のアレルギー関連の対策に対し、国では研究体制の強化と治療法の確立のため、各省ごとに予算がつき、対策が進められていて、法制化された箇所もあると聞いておりますが、国におけるアレルギー性疾患を含むアレルギー対策の現状と、国の示したアレルギー対策と、現在、北海道としてのアレルギー性疾患についての取組状況をお聞かせ願います。次に、アレルギー性皮膚炎、特にアトピー性疾患で悩んでいる方たちが一番困っていることは、医師の治療方針がばらばらであることと、適切な情報等がないため、患者が振り回されている実態があります。皮膚科で治療を受けても、皮膚の炎症をステロイド等の薬で抑えるだけで、その原因がさまざまなため、納得できる状態になく、患者にとって満足のいく対応がされていない状況かと思います。現在、日本アレルギー学会認定医として、アレルギー性疾患に対応できる専門医、小児科、皮膚科の医師数を小樽市近郊を含め、お伺いいたします。このアレルギー性疾患対策については、国や道としても取り組んできておりますが、小樽市の取組状況と今後のお考えについてお伺いいたします。次に、アレルギー性疾患に関して、神戸市では平成16年5月から、これまでぜんそく対策は環境局、アトピー性皮膚炎は保健福祉課、食物アレルギーによる給食対策は教育委員会と、ばらばらで連携がなかったアレルギー性疾患対策を市アレルギー性疾患対策検討会として常設、市民向けの小冊子、「知ってほしいアレルギーのこと」を作成して、同じ内容を保健所のホームページにも掲載して、アレルギー性疾患に悩む人や気管支ぜんそく、食物アレルギー等に関する正しい知識やアドバイス、情報をいつでも得られるようにしているそうですが、神戸市のアレルギー性疾患に対する取組をどのようにお考えになりますか、ご感想をお聞かせください。次に、現在、加工食品の表示について、弁当をはじめ、各食品加工に含まれるアレルギー性原因物質の表示を一覧表で明記化することなど、食物アレルギーに対する国の動きも活発化しています。平成16年通常国会で法改正され、今年4月から栄養教諭制度がスタートしていますが、この制度発足の背景には、朝食をとらない子供などの食習慣の乱れや肥満の増加、逆に過激なダイエットに走る子供たちの増加、食物アレルギーなど、食生活を取り巻く環境の変化などがあるそうです。こうした中で、栄養教諭制度は子供たちが将来にわたって健康に生活していけるよう、栄養や食事のとり方などの食の自己管理能力や望ましい食習慣を子供たちの身につけさせることを目的にしています。その導入については都道府県の判断にゆだねられているそうですが、北海道の現状についてお聞かせください。次に、小樽市の学校給食における食物アレルギーについての取組状況と各学校での児童・生徒、各家庭に対する給食に含まれるアレルギー性原因物質などについて、周知の現状についてお聞かせください。この項の最後に、5月28日、釧路市において、そばや卵などの食物が原因で起こる急性アレルギー反応、アナフィラキシー発症時の対応について、学校関係者に対する全国で初めての学校対応マニュアルセミナーが行われました。アナフィラキシーとは、食べ物やハチ毒などの異物に敏感になった体が再び同じ食べ物やハチの毒に接触して起こすショック症状で、治療が遅れると死亡することもあります。昭和63年、札幌の小学生が学校給食のそばを食べた後に死亡した例もありますが、厚生労働省の研究班が昨年実施した全国調査では、過去5年間でアナフィラキシーショックを発端に死亡したケースが4例あったそうです。このアナフィラキシーの小中学校向け対応マニュアルを日本小児アレルギー学会が初めて作成しております。これは、症状を緩和するエピネフリンの小児用自己注射薬を今年の春から児童・生徒が携帯するようになったことを受けたもので、マニュアルでは子供には注射器は所持させず、保健室などに保管することを求めています。釧路市でのセミナーでは、日本小児アレルギー学会が監修し、日本学校保健会が今年4月に発行した「食物アレルギーによるアナフィラキシー学校対応マニュアル」を使って行われたそうですが、このエピネフリンは自己注射が本人と家族に認められているため、家族が一緒にいない学校現場や救急救命士、養護教諭が注射を打てる体制が望まれています。教育委員会としてこの食物アレルギーによるアナフィラキシー学校対応マニュアルについて、認識はお持ちでしょうか。また、各学校に対し、アナフィラキシーについての情報と理解を図ることも必要と思いますが、お考えをお聞かせ願います。次に、介護保険制度の見直しに関して、お伺いいたします。介護保険制度施行から5年目の今年2月、5年後見直し規定に基づき、介護保険法の一部を改正する法律案外2法案が今国会に提出されております。介護保険制度創設当初の懸念、一つ、「保険あってサービスなし」については、全国で150万人から300万人にそのサービス利用者が倍増していること。二つ、「要介護認定は大丈夫か」については、全国の各自治体の努力により、大きな混乱もなくスタートできていること。三つ目、「市町村の保険者として対応できるのかどうか」についても、1号保険料の収納率も98パーセントを維持していることなどから、厚生労働省では介護保険制度はおおむね軌道に乗っていると判断しているようです。小樽市においての実施状況を制度導入3年目の2003年3月作成の小樽市高齢者保健福祉計画、小樽市介護保険事業計画の中で、「介護保険制度は制度内容の周知や介護サービスの基盤整備に伴い、介護サービスの利用者や利用回数が年々増加し、また、介護サービスの提供事業者も着実に増加しており、全体的には徐々に定着しつつある現状にあります」と記されております。しかし、全国的に65歳以上の被保険者数は、2000年4月末、2,165万人だったのが、2004年10月末には2,478万人となり、4年7か月間で約313万人、14パーセント増加、さらに要介護認定者数も2000年4月末の218万人から、2004年10月末には404万人となり、約186万人、85パーセントの増加となっており、65歳以上の6人に1人が認定者という現状になっております。その内訳を見ると、介護保険の総費用、給付費は年10パーセントを超える伸びとなっています。利用者総数320万人の約24パーセント、77万人が施設サービス利用者で、保険給付額の51パーセント、2,334億円を利用しています。在宅サービスでは、総数320万人の約76パーセント、243万人で、保険給付額は49パーセントの2,275億円という状況にあり、実に在宅サービス利用者の約3分の1の施設利用者で保険給付額の半分強の保険給付費を利用している現状にあります。小樽市の保険給付額について、昨年の第2回定例会でもお伺いしておりますが、参考までに2004年4月末と2004年10月末の65歳以上の被保険者数、介護保険認定者数、増加数、割合、あわせて保険給付利用者総数と在宅施設サービス別の人数、総数に対する割合、それぞれの給付額、さらに一般会計から介護給付、予防給付に義務づけられている費用負担率と支出額についてお示し願います。次に、保険料の未払に関してお伺いいたします。介護保険制度は、介護を国民みんなで支え合う制度のため、保険料は公平に支払うことになっています。そのために滞納期間が1年以上経過した場合には支払方法の変更が、滞納期間が1年6か月を経過した場合には保険給付の一時差止めが、滞納期間が2年を超えた場合には保険給付の減額など、かなり厳しい決まりがあります。小樽市にあっても、昨年9月の決算時で、既に保険料の未納額が示されておりましたが、現時点での保険料の未納状況をお聞かせ願います。なお、このたび保険料徴収についての見直しも予定されているそうですが、主な改正部分とこの改正による小樽市の影響などについてお聞かせ願います。次に、新聞報道によりますと、来年4月から末期がん患者も介護保険が利用できるよう法整備がされているそうですが、現在も64歳以下でも制度サービスを利用できる特定疾病15種類の要介護認定者は、小樽市内でどの程度おられるのか、人数、介護認定総数との割合、また、来年から利用できる特定疾病介護保険についてのお考えをお聞かせください。次に、厚生労働省提出の見直し案は、5年間の実績を通して、団塊の世代による高齢化人口への対応を含め、保険料、給付費用、認知症への対応、介護の質の向上など、さまざまな点について見直しを行った結果の一つが、予防重視型システムへの転換を目的とした法改正とのことですが、厚生労働省が示している予防重視型システムについての事業内容、取組などについて、お考えをお聞かせください。次に、小樽市では、小樽市高齢者保健福祉計画に基づき、平成15年度から実施の「おたる健康総合大学」で取り組んでいる中高年齢者対象事業、自宅での筋力トレーニング、施設でのマシントレーニングについて、現在の状況と具体的な成果などと予防重視システムについてのお考えも含め、お伺いいたします。次に、現在、小樽市は財政健全化に対し、全庁を挙げて取り組んでいるところですが、一般財源に占める繰出金の割合が年々上昇している現状があります。その中に占める介護保険の割合が、介護保険導入と同時に10.8パーセントと繰出金を大きく押し上げ、2003年度は決算済みで13.3パーセントだったのが、2004年度予算では16パーセントとなり、2005年度には16.7パーセントと、介護認定による給付額の増加に伴って、その割合を高くしているように思いますが、その実情をお聞かせください。さらに、確実な高齢化が見込まれる小樽市にあって、健康な高齢者も含めての健康維持と介護予防は、大きく言えば給付費の抑制にもつながるのではと思いますし、大事な視点と考えます。健康維持、予防介護についての正しい理解と認識を全市民にアピールし、意識を高める施策も必要と思いますが、お考えをお聞かせください。次に、家庭ごみの減量化・有料化に関してお伺いいたします。4月1日より実施の家庭ごみ有料化に戸惑いつつも、ごみの分別が減量化につながることを実感できた2か月間というイメージがありますが、広報おたる6月号に減量化・有料化による収集量の効果が掲載されていますが、改めて収集量の有料化実施前と比較し、お示し願います。またあわせて、ごみ減量化目標収集量の17年度3万2,652トン、資源物拡大目標5,351トンについての見通しをお聞かせ願います。次に、市民サービス向上関係についてお伺いいたします。資源物回収ボックス、ごみ箱設置、ごみステーション用ネット等を申請した町会、自治会数と設置数、助成額をお示し願います。次に、地域環境美化協力員についてお尋ねいたします。地域環境美化協力員とは、ごみや資源物の出し方についてのアドバイスやごみステーション周辺の清掃等のお手伝いをしていただく方で、各町会で選任し、地域の環境美化推進のため活動するとありますが、やはり実態がよく見えません。市内すべての町会に配置されたのでしょうか。地域環境美化協力員は無償ボランティアなのか、助成金として一律町会に支払われているのか、ご説明ください。また、地域性もあるかと思いますが、従来とあまり変わらないごみ出し状況のステーションも見受けられます。こうしたステーションに対する指導と対策をお伺いいたします。次に、ボランティア清掃袋についてお伺いいたします。ボランティア袋は町会、各種グループなどが団体で清掃活動を行う場合は透明の袋が、個人でボランティア活動をする場合はピンクの袋が支給され、袋の申込みは町会や団体となっています。このピンクの袋についてですが、個人で自宅周辺の歩道や車道などに散らかっているたばこの吸い殻、缶、ペットボトルなどやごみを清掃したときに使用しますが、毎日清掃してもごみの量は多くないために、袋をいっぱいにするにはかなりの期間を有します。もう少し小さな袋の方が利用しやすいとの声もありますが、ボランティアの方の負担にならないように、袋の大きさを変えるなどの配慮も必要かと思いますが、お考えをお聞かせください。次に、有料化に伴い、小樽市として乳幼児1歳未満児を持つ家庭に、ごみ袋無料配布のサービスを実施していますが、要望の多い介護を要する高齢者宅などについても検討されたと伺っていますが、その内容についてお聞かせください。次に、新聞報道によりますと、5月23日、環境省はペットボトルなど、容器包装リサイクル制度の見直し案の骨格をまとめ、中央環境審議会に報告を行ったとあり、その内容は、一つ、「市町村が全額負担している容器包装廃棄物の収集保管費用の一部を事業者側が負担する」、二つ、「レジ袋の店頭での無料配布を禁止する処置の導入」などが柱になっているとしています。環境省は経済産業省と調整し、6月中に制度の概要を固め、来年の通常国会に容器包装リサイクル法の改正案を提出するといいます。いずれにせよ近い将来、レジ袋も有料化されるという方向性が見えてくると考えられますが、昨年の第4回定例会で、小樽市民ルールの提唱のノーレジ袋との整合性について質問いたしましたところ、ごみ減量、資源物分別について、市民に負担をかけないために、また、回収後は分別し、資源化するので大丈夫という趣旨の答弁がありましたが、スーパーなどのレジ袋の有料化の方向性の見えてきている今、ノーレジ袋とあわせ、マイバック運動を実施すべきと思います。市民意識の啓発に、ノーベル平和賞のワンガリ・マータイさん、ケニア副環境相が提唱しています「もったいない」を継承してはいかがでしょうか。この「もったいない」の発端は、環境省がごみ減量(リデュース)、資源の再使用(リユース)、再利用(リサイクル)の3R運動を象徴する言葉として、「もったいない」を使いたいという情報に、ある新聞社のインタビューから、マータイさんが大変に気に入り、世界じゅうで「もったいない」を提唱しているそうです。資源物に利用されるレジ袋は、平成17年度160万枚、21年度800万枚の使用とお答えいただいていますが、過日、道新のコラム欄にスーパー等で渡すレジ袋の1年間の使用量は全国で約30万トン、375億枚に上ると見られる。家庭で利用する方法もあるが、結局捨てられて、ごみを増やしている。レジ袋を減らそうと、東京都杉並区は2002年春に、1枚につき5円課税する税条例を制定した。まだ施行されていないが、区民の意識は少しずつ変わってきていて、昨年7月の調査では、買物客の31パーセントがバッグなどを持参していたとの結果に、バッグ持参率60パーセントの目標を達成したいという納得できる記事でした。市民に負担をかけたくないという考えも大切と思いますが、ノーレジ袋・マイバッグ運動についてのお考えを改めてお伺いいたします。以上、再質問はいたしません。よき答弁を期待し、終わらせていただきます。(拍手)
答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)
秋山議員のご質問にお答えいたします。初めに、財政問題について何点かお尋ねがありました。まず、前年度比5.8パーセント減となりました今定例会後の予算規模でありますけれども、平成17年度当初予算は16年度予算の赤字額約19億円を増やさないという姿勢で編成をし、事業の厳選と財政健全化の取組効果の着実な予算への反映に努め、平成16年度当初予算と比較して7.3パーセント、約50億円の減額をした編成となりました。その後、さきの第1回臨時会で、平成16年度決算の赤字処理のため、繰上充用金を12億1,700万円計上し、今定例会で5,049万円の補正予算を計上したことから、結果として前年の第2回定例会後に比べ、5.8パーセントの減となったものであります。予算規模はいわゆるバブル崩壊以降の経済対策や少子高齢化に対応するため拡大しておりましたが、今後、最小の経費で最大の効果の原則を再認識して、適正な予算計上に努めていく必要があるものと考えております。次に、老人保健、国民健康保険、介護保険の各特別会計に対する繰出金でありますが、これら三つの会計に対する繰出金は、介護保険導入時の平成12年度は約41億2,000万円でしたが、平成17年度予算で約8億2,000万円で20パーセントの増加となり、約49億4,000万円に上っており、本市財政にとって大きな負担となっております。本市の高齢化は、全国・全道平均に先駆けて進展しており、今後もその額が増え続け、さらに本市財政を圧迫するものと予想しております。このように本市の実情が示すように、市町村はこれらの介護保険者として極めて厳しい財政運営を強いられており、今後の介護保険制度や医療保険制度の見直しでさらに負担増が生じた場合、これら事業の健全な運営は不可能となり、これら制度の見直しにおいては安定的に持続可能な制度設計と負担の適正化が不可欠であると考えております。次に、財政再建推進プランの財政効果の見込みでありますが、本市財政再建のためには、平成18年度から21年度までの4年間で総額88億円の効果を上げなければなりませんので、かなり思い切った見直しを行う必要があり、その達成には多くの困難を伴うものと思いますけれども、何としても成し遂げなければならないものと考えております。今後、策定する財政再建推進プラン実施計画では、現行の業務について、効率化を図ることによる組織・機構の見直しや官民の役割分担の見直しなど、それぞれ具体的な項目やその改善額、取組期間などを明らかにし、改善への道筋を示してまいりたいと考えております。次に、市民の皆さんへの配慮でありますけれども、本市財政の再建は行政の徹底した努力はもちろんのことでありますが、市民の皆さんの協力と理解がなければ、なし得ないものと考えております。確かに厳しい財政状況の中で、新たな投資には限界もありますが、ご指摘のような施設の維持補修や市民生活に欠くことのできない予算については適切に確保し、市民生活に重大な支障を来すことがないよう配慮してまいりたいと考えております。次に、市が保有している資産でありますが、平成16年3月末現在で、企業会計を除く数値で申しますと、基金としての山林は約1,570万平方メートルで、そのうちこのたびの売却分が約1,086万平方メートルであります。土地については、全体で約768万平方メートル、うち普通財産が220万平方メートル、建物については、全体で739棟、うち普通財産が52棟となっております。資産の売却状況でありますが、平成16年度においては北しりべし廃棄物処理広域連合の焼却施設用地として約1億200万円、旧小樽市職員会館の土地と建物を3,615万円で売却するなど、総額1億8,526万円の売払い収入がありました。今後の売却予定でありますが、今年度は今定例会の山林売却のほかに遊休地、貸付地合わせて3,970万円を売却する予算計上をしておりますが、今後とも処分可能な遊休資産等については、積極的な売却に努めてまいりたいと考えております。次に、公の施設の数と既に指定管理者制度を導入している施設でありますが、条例で設置している公の施設については、法的に指定管理者制度を導入できない学校などを除くと、152の公の施設があります。また既に、鰊御殿とさくら学園の二つは指定管理者制度を導入しております。次に、指定管理者導入に伴う財政効果でありますけれども、制度導入で歳入では利用者の増による使用料の増が見込まれるとともに、歳出では管理経費の縮減が見込まれますが、具体的な財政効果につきましては、指定管理者が選定されるまでは算出は難しいものと考えております。次に、指定管理者を決める方法でありますが、本定例会で条例改正の議決を受けた後に、指定管理者の選定を行い、第4回定例会に指定管理者となる団体の名称、指定期間について、議会の議決をいただく予定であります。選定は公募を原則としておりますが、施設の性格、規模、機能等を考慮して、公募によることが適当でない施設については、任意による選定を行ってまいりたいと考えております。次に、その他の公の施設への指定管理者制度の導入予定と考え方ですが、公の施設については、指定管理者導入を含めた管理方法、管理経費節減、住民サービスの向上等についての検討を行うとともに、将来的な維持・管理経費を考慮し、施設の統合、譲与、廃止等も視野に入れた総合的な検討を行うよう、庁内各部に指示したところであります。その中で、指定管理者制度の導入が妥当と判断されるものについては、準備が整った段階で順次、制度の導入を進めてまいりたいと考えております。次に、小学校の適正配置実施計画案に絡みまして、総合計画における病院新築と学校適正配置でありますけれども、学校適正配置につきましては、児童・生徒数の減少を踏まえ、小中学校教育の推進において、教育環境の整備・充実を目的に進めてきており、一方、新病院の建設は市民からの強い要望を受けて、老朽化した現在の市立小樽病院と市立第二病院の機能を統合することにより、高度な専門性を備えた総合的医療を実現し、地域医療体制の充実を目的としており、両計画とも小樽市総合計画「市民と歩む 21世紀プラン」に位置づけた重要な施策であり、小樽の将来を見据えた事業でもありますので、市民の皆さんのご理解を得るべく、努力してまいりたいと考えております。次に、アレルギー性疾患の対策でありますけれども、初めに保健医療行政の立場から、今日のアレルギー性疾患の対策についての認識でありますが、関節リューマチ、気管支ぜんそく、アトピー性皮膚炎、花粉症など、免疫アレルギー疾患を有する患者は国民の約30パーセントと言われており、大変重要な問題と認識しております。また、アレルギー性疾患は、個体側と環境側の要因が関係した複雑な発病メカニズムが存在しており、総合的な取組が必要であることは言うまでもなく、今後、さらに取組を充実させる必要があると考えております。次に、国のアレルギー対策の現状と道のアレルギー性疾患の取組状況でありますが、国では平成4年度からアレルギー性疾患についての研究事業を開始して、病院及び病態の解明、治療方法などの研究推進を図っております。また、アレルギー性疾患に対する相談体制を整備する目的で、平成13年度から地方自治体の保健師等を対象として、相談員養成研修会を行っております。さらに、膨大なアレルギーに関する情報の収集と整理のために、リューマチ・アレルギー対策委員会を組織して、情報を各関連機関に提供しておりますほか、診療ガイドラインの作成や各種広報活動も行っております。また、北海道においては、体系立ったアレルギー疾患対策は本年度まで行われておりませんが、各保健所での相談対応や花粉などのアレルギー情報をホームページで公開しております。次に、日本アレルギー学会認定医として、アレルギー疾患に対応できる医師数についてのお尋ねでありますけれども、日本アレルギー学会にすべてのアレルギー疾患に対応できる医師が登録されているわけではありませんので、学会認定医の数がそのままアレルギー疾患に対応できる医師数とはなっておりません。また、アレルギー性疾患は皮膚科、眼科、耳鼻科、小児科、内科等の各領域にまたがっており、関係する医師の一部しか日本アレルギー学会に加盟しておりません。一応、一般公開されているアレルギー専門医は、小樽市内には1名おり、また、札幌市内においては27名おります。次に、アレルギー性疾患対策についての小樽市の取組状況と今後の考え方でありますが、保健所内の総合健康相談、街角健康相談、電話相談などで対応しております。また、国と共同して、環境とアレルギー性疾患の関係を調査する目的で、3歳児健診で保護者への子供のアレルギーに関するアンケート調査を行い、送付した資料は国で分析をしております。また、今後についても、現況の各種相談事業や啓発を含め、今後も継続して行う必要があると考えております。次に、神戸市のアレルギー性疾患に対する取組でありますが、乳幼児期、学童期、成人等、年代に合わせた対応など、種々網羅されており、大変充実した取組となっていると思っております。次に、介護保険についてのお尋ねでありますけれども、まず被保険者数などでありますが、平成12年4月末と16年10月末についてそれぞれお答えいたします。第1号被保険者数は、平成12年4月末、3万5,022人、平成16年10月末、3万8,272人で3,250人増、増加割合は9.3パーセントであります。要介護認定者数は、平成12年4月末、3,564人、平成16年10月末、6,974人で3,410人増、増加割合は95.7パーセントであります。サービス利用者総数は、平成12年4月末、2,664人、平成16年10月末、5,147人で2,483人増であります。また、在宅サービスと施設サービスの人員と給付費でありますが、平成12年4月末では在宅サービスが1,239人で47パーセント、約6,500万円、施設サービスが1,425人で53パーセント、約4億9,600万円、平成16年10月末は在宅サービスが3,572人で70パーセント、約3億800万円、施設サービスが1,575人で30パーセント、約5億6,200万円でありました。次に、介護保険給付費の市の負担率でありますけれども、これは12.5パーセントであり、平成12年度決算で8億9,700万円、平成16年度決算見込みでは12億9,000万円であります。次に、保険料の未納状況ですが、平成16年度決算見込みで6,720万円ほどの収入未済額があります。また、制度改正による徴収方法の見直しでありますが、第1に、年金からの特別徴収の対象を遺族年金及び障害年金に拡大し、対象者の把握時期を現行の年1回から6回とするものであります。二つ目は、普通徴収の収納事務をコンビニなどの私人に委託することを可能とするものであります。第3に、生活保護受給者の介護保険料の直接納付であります。いずれも収納率の向上に資するものであることから、小樽市においても実施に向けて検討してまいりたいと考えております。次に、小樽市内の64歳以下の第2号被保険者の認定者数でありますが、本年5月末で235人、要介護認定者全体に占める割合は3.3パーセントであります。また、特定疾病の対象をすべての末期がん患者まで拡大することは、ターミナルケアの一環として、自宅療養を選択する方々の負担軽減の観点から望ましいものと考えております。次に、予防重視型システムについてでありますが、その核となるのは新予防給付と地域支援事業の創設であります。第1に、新予防給付の創設の趣旨は介護保険法の基本理念である自立支援をより徹底する観点から、軽度者に対する保険給付について、現行の予防給付の対象の範囲、サービス内容、マネジメント体制を見直すことにあります。まず、対象者の決定については、現行の審査に加え、高齢者の状態の維持、改善可能性の観点を踏まえるものであります。次に、サービス内容でありますが、既存サービスを生活機能の維持・向上の観点から、内容や提供方法とその期間を見直し、新たなサービスとして筋力向上、栄養改善、口腔機能向上等のプログラムをモデル事業の成果をもとに導入するものであります。また、マネジメント体制としては、市町村が設置する地域包括支援センターの保健師などが要支援、要介護状態になる前から、連続性のある介護予防マネジメント体制を確立するものであります。第2に、地域支援事業の創設の趣旨は、要支援になる前の自立の状態からの介護予防を推進するとともに、地域における包括的・継続的なマネジメント機能の強化であります。事業内容としましては、介護予防事業としてスクリーニングの結果を踏まえて、さまざまな介護予防サービスを提供するとともに、包括的支援事業として介護予防マネジメントや総合相談、権利擁護事業、地域ケア支援事業などを実施していくものであります。これらは、従来の老人保健事業や介護予防事業、在宅介護支援センター運営事業を再編整理して、総合的な介護予防システムを進めていく内容となっており、これらの国の方針を踏まえて、現在進めております高齢者保健福祉計画、介護保険事業計画の策定とあわせて、今後、具体的な取組を検討してまいりたいと考えております。次に、「おたる健康総合大学」における自宅での筋力トレーニングや施設でのマシントレーニングについての現状と具体的な成果でありますが、自宅での筋力トレーニングの取組といたしましては、本年度の入学者193名全員を対象とした必修プログラムとして、5月から月1回の講座を開設しております。その成果等についてですが、講座の継続参加や自宅での週2回以上のトレーニングを継続することにより、転倒予防や運動の習慣化を通じ、介護予防としての成果が期待されると考えております。なお、施設でのマシントレーニングについては、開設しておりません。次に、介護保険事業会計繰出金の増加要因でありますが、この繰出金は介護保険給付費分と事務費分からなりますが、ご指摘のように介護保険の創設からこの5年間で、要介護認定者数がほぼ倍増し、給付費が44パーセント増加したことが大きな要因であります。次に、健康維持と介護予防についての市民周知と意識の高揚施策でありますが、市民の皆さんに介護保険制度の総合的な理解と認識をいただくことは大変重要なことと考えており、制度の内容のパンフレット作成や広報誌への掲載はもとより、各種フォーラムや講演会など、あらゆる機会を通して市民にアピールし、「健康おたる21」が目指す「心豊かで健康な長寿のまち」と実感できるような健康づくりと介護予防を進めてまいりたいと考えております。次に、家庭ごみ減量化・有料化に関してのお尋ねでありますけれども、初めに減量化・有料化実施後の収集状況でありますが、4月からの2か月間における家庭ごみと資源物の収集量は、ごみが3,523トン、資源物が1,250トンであり、前年と比較して、ごみは約44パーセントの減量となり、資源物は約9.6倍となっております。次に、平成17年度におけるごみの予測量との比較でありますが、予測量を月割りで試算した場合、2か月分のごみ量は5,442トン、資源物892トンであり、実績と比較しますと、ごみは35パーセントの減量、資源物は1.4倍となっており、現在のところ、計画よりもごみは大幅に減少し、資源物は増加をしております。また、今後の見通しでありますが、現時点での予測は困難でありますが、減量意欲が低下しないよう啓発に努め、ごみの減量を図ってまいりたいと考えております。次に、資源回収ボックスなどの申請及び助成の状況でありますが、現在のところ、資源回収ボックスにつきましては、申請が1件で、助成額は20万円となっており、ごみ箱については2件の申請があり、助成額は3万3,400円となっております。また、ごみネットは町会と個人合わせて申請は26件で、設置数は58か所となっており、助成額の合計は9万1,200円となっております。次に、地域環境美化協力員でありますが、協力員はごみステーションへの適正排出と周辺の美化について地域の方々にご協力いただくため、町会などに選任をお願いしたものであり、現在111の町会などで927人の方々が活動されております。この地域環境美化協力員は、各地域で自主的な活動をするボランティアであり、謝礼金は地域環境美化協力員が使用する軍手や火ばさみ、電話代、交通費などに充てていただくため、町会などに対し、世帯数に応じて支払うこととしております。また、ごみ出しマナーにつきましては、今月の10日と13日に、それぞれの地域の地域環境美化協力員の代表者を対象に研修会を開催したところ、約190人の参加があり、ステーションの管理やルール違反のごみの処理などについてご意見が出されました。市といたしましては、これらのご意見を参考にしながら、地域環境美化協力員と連携をして、ごみステーションの改善に努めてまいりたいと考えております。なお、協力員が選任されていない町会等に対しては、今後とも選任についての要請を随時行ってまいりたいと考えております。次に、ボランティア袋でありますが、ボランティア袋の大きさはさまざまな地域での清掃に活用できるよう、30リットルの袋にしたところでありますが、散歩途中などにごみを拾い集めていただいている方々から、小さい袋の方が使いやすいというご意見が寄せられていることから、来年度に向けて大きさの検討をしてまいりたいと考えております。次に、指定ごみ袋の無料配布でありますが、4月から新生児と1歳未満の乳児については、20リットル袋を100枚から25枚無料で配布しておりますが、市民の皆さんや議会からの要望を受けまして、無料で配布する対象を7月1日から拡大することにいたしました。新生児については、2歳になるまでの2年相当分として200枚、7月1日時点での2歳未満児については、既に配布した分を除いて100枚から25枚、転入してきた2歳未満児のいる世帯については、200枚から25枚を配布することとしております。また、介護を要する高齢者などにつきましては、小樽市家族介護用品助成事業により、紙おむつなどの助成を受けている高齢者と児童を含む身体障害者の補装具給付事業対象者のうち、ストマ用装具又は紙おむつなどの給付を受けている方に年間30リットル袋を100枚配布するものであります。次に、ノーレジ袋・マイバッグ運動でありますが、この運動はごみの排出抑制や減量化、また、資源の有効利用のために大切な運動であるものと認識しております。このため、市においては消費者団体等と連携をして、事業者に対してレジ袋を断ると特典があるスタンプカード制度の導入など、ノーレジ袋やマイバッグ運動の働きかけを行うとともに、市民に対して広報おたるなどにより、買物に際してはマイバッグを使用するよう呼びかけを行っているところであります。現在、国においてはレジ袋の有料化や容器包装リサイクル法の見直しを検討していますが、本市においては、引き続き関係団体と連携し、ノーレジ袋やマイバッグ運動に取り組んでまいりたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 教育長 菊譲(教育長は2011年3月まで)
秋山議員のご質問にお答えいたします。まず、平成15年の説明会についてでありますが、平成15年10月から11月にかけて、小学校適正配置にかかわる地域説明会を13会場で実施いたしました。その際の会場につきましては、小樽市PTA連合会の5つのブロック区分を利用し、比較的集まりやすい学校をそれぞれのブロックから二、三校選んだところでございます。次に、対象校9校にかかわる財政効果についてでありますが、平成16年度決算見込み額と18年度予算見込額で試算いたしますと、基準財政需要額は平成16年度約9,200万円で、18年度には5,100万円となり、約4,100万円の交付税収入が減少する見込みです。また、歳出といたしましては、市費職員に係る人件費、学校管理費など、平成16年度約2億1,000万円で、18年度には約1億5,300万円となり、約5,700万円減少しますが、このうち約1,600万円は単独調理校の調理員分で、ほかの給食経費に移行しますので、実質的には4,100万円の歳出減となり、結果として財政効果は生じないと試算しております。次に、21世紀プランと小中学校適正配置とのかかわりについてでありますが、適正配置は「市民と歩む 21世紀プラン」における施策の大綱の一つに「はぐくみ 文化・創造プラン」を掲げ、教育環境の整備という視点から位置づけられているものであり、これらを踏まえ、平成11年3月に小樽市小・中学校適正配置計画基本方針を策定したものであります。次に、説明会の参加状況についてでありますが、昨年11月から今年の5月まで、該当する9校において、延べ35回開催いたしました。これらの会場に参加した人数は、延べ1,186名でありました。参加者については、当該校の保護者や町内会、校友会の関係のほか、適正配置の対象となった、ほかの学校の父母や地域の方々も参加しております。次に、PTA主催などの説明会の開催についてでありますが、保護者の要望に基づき、それぞれの学校で5回実施し、参加人数も209名でありました。次に、栄養教諭制度の導入についてでありますが、北海道教育委員会では平成17年度から20年度にかけては家庭科等の教員免許所有者で、栄養教諭になる意思のある者や栄養教諭免許状所有者を採用し、21年度以降は栄養教諭免許状所有者を栄養教諭として採用することにしております。今年度8月上旬、公立の小学校、中学校並びに学校給食共同調理場に勤務する学校栄養職員を対象として、教育職員免許法認定講習を開催することになっておりまして、10月1日には道内で20人の学校栄養教諭が配置される見込みであります。次に、食物アレルギーの取組についてでありますが、学校給食においてはナッツや卵などのアレルギーを持つ児童・生徒に対して、アレルギー原因物質を含まないパンやデザートを可能な範囲で提供しております。また、給食に含まれるアレルギー原因物質等の家庭への周知につきましては、小学校に入学の際、家庭調査書により児童のアレルギーを把握することにしており、現在10校、15人に対しまして、学校を通じて保護者へアレルギー用献立表を渡しております。さらに、卵アレルギーの児童について、卵の使用グラム数などを出すなど、詳細な数字を個別に連絡している例もございます。最後に、アナフィラキシー学校対応マニュアルについてでありますが、教育委員会では本年5月に食物アレルギーによるアナフィラキシー学校対応マニュアルを小中学校に配布し、周知を図ってまいりました。このマニュアルには食物アレルギーのメカニズムや原因、予防、さらには学校の対応なども記載されておりますので、各学校において有効に活用するよう指導してまいりたいというふうに考えてございます。また、食物アレルギーによるアナフィラキシーに関する健康管理についてどのような形で周知が図れるか、医師会など、学校保健関係者と相談しながら対応してまいりたいと考えております。