みんなの議会

小樽市議会 平成16年第4回定例会 2004年12月8日

(1)財政問題について/(2)行政改革について/(3)情報化の推進について/(4)観光問題について/(5)家庭ごみの減量化・有料化について/(6)教育問題について

2004年12月8日、小樽市議会の一般質問で、高橋克幸議員が「財政問題について」「行政改革について」「情報化の推進について」「観光問題について」「家庭ごみの減量化・有料化について」「教育問題について」について質問し、市長 山田勝麿、教育長 菊譲、環境部長 安達栄次郎が答弁しました。

質問者
高橋克幸 議員
答弁者
市長 山田勝麿、教育長 菊譲、環境部長 安達栄次郎

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 28番 高橋克幸

第4回定例会に当たり、公明党を代表し質問いたします。初めに、財政問題であります。政府は11月26日 いわゆる三位一体改革の全体像として 2005年度と2006年度の予算で総額2兆8,380億円、 、の補助金の削減を決定しました 地方への税源移譲額としては 2004年度分を加えて 2兆4,160億円となっ。 、 、ております。初めに、この改革についてどのように評価されているのか、市長の見解を伺います。また、これらの改革によって、本市への影響はたいへん大きなものであると思いますので、本市に与える影響額についてお示しください。さらに、今後の財政健全化に向けての考え方について、あわせて見解を伺います。本市の本年度の予算は、19億円の歳入不足として、いわゆる赤字予算として編成され、16年度の事業がスタートし、9か月になりますが、現在の財政状況について、前年度と比較しての説明と、本年度、特に留意している点について見解を伺います。まもなく、平成16年から17年と新しい年を迎えます。平成17年度の予算編成においても、大変な困難が予、 。 、想されるところであり 早めの作業に入られているのではないかと思います 聖域なき見直しという姿勢で16年度の予算編成でしたが、さらに厳しい17年度予算編成に当たって、今後の考え方について、市長の見解を伺います。今後の財政状況を考えますと、平成16年度の赤字額19億円は、このままでいきますと平成17年度に繰上充用となります。まず、このマイナス19億円について、どのような努力をされてきたのか、内容と金額についてお答えください。平成17年度の予算を本年度ベースで編成した場合、再度19億円の赤字予算となり、先ほどの繰上充用と合計すると、38億円のマイナスとなります。このような計算でいきますと、平成18年度には60億円を突破し、。 、 、赤字再建団体となってしまうのではないかと思われます この点について どのように認識されているのかまた、これらの対策について市長の見解を伺います。財政のポイントである歳入については増額、歳出については減額の方策を検討し、財政運営をされてきたと思いますが、平成15年度と比較し、平成16年度の現在までの状況について、どのような対策を実施されたのか、その効果と今後の見通しについて具体的にお示しください。これからの厳しい財政状況を考えますと、一般会計から繰入れをしている特別会計や企業会計の事業の在り方、行政コスト縮減など抜本的な見直しや検討がさらに必要になると考えます。特に、懸案となっている新市立病院の建設については、条件の一つになっている赤字決算とならないように、多額の繰入れがあり、平成 16年第 4回定 例 会 本 会議 録一般会計の状況を考えますと、大きな影響が想定されますが、改めてこの新病院建設に対する市長の考え方を伺います。また、この繰入れについて、各会計での課題や問題点はどのようなものなのか、今後の繰入れ基準の見直しなど、どのように考えられているのか、見解を伺います。次に、行政改革についてであります。これまで本市では、新行政改革実施計画に基づき、平成9年より行政改革を進めてきました。この計画の第1次改訂、第2次改訂では、多くの項目が実施され、財政効果も一定程度上げることができたようであり。 、 、 、 、 、ます まず これらの内容として計画された項目 そのうち実施された項目数 率 そして財政効果も含めお示しください。また、未実施の項目の主なものについて、その理由とその後の経過についてお答えください。次に、平成16年度以降の実施計画について何点か伺います。給与制度等の見直しの中にある特殊勤務手当についてですが、この手当については、市民から理解されないような内容や時代にそぐわない内容などがあり、じゅうぶんに検討をしなければならない内容だと考えます。当分の間、15パーセント削減となっていますが、なぜ一律の率なのか、この間の経過の内容と今後の考え方についてお示しください。、 、 。退職手当の見直しについてですが これに関連して問題になっているのが 退職時の昇給問題でありますこの問題については、市民からも納得できないとの声も多くありますが、どのように検討されてきたのか、その経過と今後の考え方についてお示しください。人材育成の充実についてですが、21世紀に入り、価値観の多様化や情報技術の進展、地方行政を取り巻く環境が大きく変わってきている中で、これらに対応するために、よりいっそうの市職員の資質の向上がますます重要になってきています。そのため、実施計画では、人材育成基本方針の策定、人材育成計画の策定が掲げられていますが、この内容についてスケジュールも含めお答えください。また、計画の策定に際し、より具体的な内容、効果のある実施内容が重要であると考えます。これらについてはどのように検討されているのか。また、接客や発想の転換など、行政に求められている点について、民間との協力関係はどのように考えられているのか、見解を伺います。行政の情報化サービスの向上についてですが、この実施計画では、具体的な項目や内容がなく、そもそもこれは実施計画とはとても言えないものと考えます。少しでも推進しようという姿勢が感じられず、21世紀プランにもある重点施策にもかかわらず、なぜこのような計画なのか、見解を求めます。この項の最後に、遊休資産の活用・処分の促進であります。数年前から積極的に活用・処分がされていると伺っています。まず、平成11年度以降に実施された件数、面積、金額について、年度ごとにお示しください。また、今後の予定や考え方についても、あわせてお答えください。さらに、市民にはどのように情報を提供されているのか、お示しください。この遊休資産の中には、がけ地など、実際には使用が難しい土地もあると聞いていますが、遊休資産情報が一元化されていないため、全体像がよく見えません。所管されている部や課だけがわかっているという構図では、実施計画の進ちょく状況や全体観に立っての行政判断にも影響が大きいと思われます。庁舎内に一平成 16年第 4回定 例 会 本 会議 録括集約、情報管理をし、一目で理解できるように、GIS(地理情報システム)などを活用し一元管理しますと、市長も早くわかるでしょうし、情報公開もやりやすいと考えますし、提案したいと思いますが、見解を伺います。次に、GIS(地理情報システム)についてであります。昨今、ブロードバンドの普及と携帯電話の情報通信機器の高度化により、今後、ますますインターネットが国民生活に浸透し、多種多様な情報通信ネットワークを利用した情報の受発信が手軽に行えるユビキタス社会の到来を予感させるものであります。さて、行政においても、情報化の進展は着実に進んでおり、GISの導入を検討する自治体も増えているようであります。道内34市の状況でありますが、個別GISを含め導入しているところは、小樽市も含めて18市となっており、50パーセントを超える率であります。この点についてどのように認識をされているのか、市長の見解を伺います。本市においては、平成16年にGISに利用できるデータのデジタル化の事業が進んでおり、今後のさらなる推進を期待するものであります。このデジタル化事業の内容とGISとの関係性、事業額についてお答えください。また、これらを活用しての今後の課題や考え方についても、あわせて見解を伺います。次に、GIS関連の基礎調査についてであります。GISは次世代の社会情報基盤とその有効性が注目をされており、行政内で個別に蓄積されてきた地図情報の統合化や情報の共有化、業務の省力化、そして住民サービスの提供を目的として導入すべきと思います。今後の情報化を考えるとき、統合型GISを前提として、GISの全体像や方向性を明記した基本方針の策定が必要であると考えます。そのためには、国のIT戦略における統合型GISの動向や先進都市の事例、庁内における地図利用状況や既存システムの調査・分析など詳細な調査を行う必要があります。まず、この基礎調査をしっかりと実施していただきたいと強く要望、提案いたしますが、いかがでしょうか。先ほどの地図情報のデジタル化の事業についても、個別的な事業ではせっかく予算をかけたわりに統合的に使用できなければ、無駄な重複費用が懸念されるところであります。統合型GISの全体像を確立し、現状での事業、作業の位置関係が明確になるようにすべきと考えますし、今後、少しでも予算が計上されたときの優先順位や方向性も含め、明文化することが必要であると考えるからであります。市長の見解を伺います。次に、防災情報の充実についてであります。今年は自然災害の多い年であり、新潟県中越地震が発生後、今も大変な状況の中で、避難をされている方も多く、一日も早い復旧や対策を願うものであります。また、多くの台風が日本に上陸し、各地に大きなつめ跡を残し、被害についても大きな影響が出ているところであります。本市においても、経験したことのない台風による強風によって、大きな被害があり、ライフラインの重要性を改めて考えさせられたところであります。これらの災害によって、小樽市はもとより、市民の多くが防災に対する認識の変化や準備の大切さを痛感されているのではないかと考えます。これら防災に対する認識と今後の考え方について市長の見解を伺います。今回、特に気になったことは、防災情報や災害情報など情報が混乱したり、未確認や情報収集の不備、避難所の認識不足など多くの問題点が浮き彫りになったと思います。この原因とこれからの課題や対応策について見解を伺います。また、警察、消防、北電、北ガス、水道局を含めたライフラインの関係者の会議はどのように検討されているのか、お答えください。平成 16年第 4回定 例 会 本 会議 録次に、小樽市として、庁舎内での情報の共有化であります。防災情報や災害情報について、部や課が違っても、一定程度の共有情報が得られるシステムが必要と考えます。また、新聞報道もありましたが、災害の支援や助成のための情報収集についても、部署ごとに同じ内容を何回も調査するという弊害をなくするためにも、これらに対する情報化システムも検討が必要であり、早急に対応すべきと思いますが、見解を伺います。次に、新しいシステムを進めている他都市の例がありましたので、ここで紹介いたします。甲府市では、以前から災害時の相互援助協定を締結している小田原市の協力で、防災情報ネットワークシステムを導入しています。これは、インターネット上で地震や風水害などの災害により避難された方の安否情報システムや災害救援ボランティア情報システムであり、もし大規模災害でシステムがダウンしても、相互にバックアップをしているため、両市のいずれかのサーバーでの稼働が可能となっています。また、ホームページ上には携帯電話からこのシステムへ簡単にアクセスできるようにURLの掲載とともに、QRコード、いわゆる2次元バーコードも掲載しており、携帯電話にこのQRコードを入手しておきますと、ダイレクトにアクセスできるようになっています。ぜひ本市においても、研究、検討されるよう要望いたしますが、いかがでしょうか。次に、防災のホームページについてであります。小樽市のホームページにも防災についての情報が掲載されていますが、内容の充実が必要と考えます。見やすく、わかりやすくするために、もう少し具体的な情報。 、「 」内容を増やしていただきたいと要望いたします 例えば ライフラインがストップしたそのときのためにというようなタイトルで、実際の経験値を考慮したものや備蓄の具体数や非常備品、非常持ち出しなどイラ、 。 、 。ストを入れ 理解しやすい内容であります これらについてどのように考えられているか 見解を伺います次に、観光問題であります。近年、本市の観光産業は基幹産業の一つとして成長し、小樽の経済にとって大きなウエートを占めるようになってきました しかし 最近の観光入込客数の動向を見てみますと 平成11年度ピークであった970万人。 、 、から減少し、平成15年度800万人となり、今年度以降、700万人まで落ち込むのではないかと懸念するところであります。これらの動向についてどのように認識をされているのか、市長の見解を伺います。また、減少の要因と本市経済への影響について、あわせてお答えください。次に、平成12年度以降の観光産業の本市経済に与える影響についてですが、観光客の年間消費額、経済波及効果と、これに対する雇用効果は、現在までどのように推移しているのか、また、本市の観光振興に対する予算についての推移もあわせてお示しください。平成14年度に作成された小樽観光コース来ぶらり百選ですが、魅力的な観光資源を楽しんでもらうためのコース提供や市内での回遊性を高めることを目的とし、コースの選定には市民や関係団体などの意見、提案を取り入れたものと伺っています。この百選については、観光客の方にどのように提供されているのか、発行部数は幾らなのか、また、観光客や市民に対してどのように活用されているのか、また、どのような意見があるのか、お答えください。次に、観光資源の活用についてであります。小樽は他都市と比較して、多くの歴史的遺産や観光資源が存在しています。これをどのように活用していくことができるかということが、小樽の今後の観光振興にとって大きなテーマの一つであると考えます。観光資源の視点として大きなものは、小樽港であります。運河周辺と近接しているにもかかわらず、港を取り巻く複雑な環境の下で、観光に結びついていないのは残念なこ平成 16年第 4回定 例 会 本 会議 録とであります。特区構想もあるようですが、大きな観光資源としての港及びその周辺に関する位置づけや整備について、今後の方向性や考え方について市長の見解を伺います。次に、観光資源として以前にも議論されましたが、北運河周辺エリアの考え方であります。この地域には北運河をはじめ、手宮線、交通記念館などの資源、施設などがありますが、観光振興に大きく貢献しているとは言えない状況であります。このエリアについての現状と今後の考え方について見解を伺います。特に、交通記念館にあっては、入館者の減少問題、入館料や展示内容、イベント等、さまざまな課題があり、たいへん苦慮されているようであります。財政的な内容も含め、これらの現状課題と対策、そして今後の考え方についてお示しください。次に、後志地域との広域連携の観光対策であります。この問題は以前から取り上げられているにもかかわらず、あまり進展が見られていないのが現状であります。最近の新聞の中で、ニセコ町長の談話が掲載されていましたが、札幌にはない小樽のまちの魅力や後志圏の中で、観光、ショッピングができる小樽と、自然豊かなニセコや後志地域との連携は、相互の今後の観光振興に大きな影響を与えるものと考えます。観光の広域連携についてはどのように取り組んできたのか、また、課題や問題点は何か、今後の考え方について見解を伺います。次に、家庭ごみの減量化・有料化についてであります。11月より家庭ごみの減量化・有料化についての市民説明会が実施されており、私も地元会場の説明会に参加をしました。感想としましては、限られた時間内での説明でしたので、説明の大半は資源物として回収される資源ごみの内容と指定袋を買ってもらう有料化についての内容でありました。そもそも、なぜ家庭ごみが有料化に至ったのかというごみ問題の説明や減量化についての内容がわずかな時間で簡単な説明に終わってしまったのは、説明不足の感が否めないと思われます。この点について、どのように認識をされているのか、今後の周知方法や広報活動はどのように検討されているのか、お示しください。また、この市民説明会の会場数、参加人数と市民からの意見、要望はどのようなものがあったのか、小樽市としてそれらについてどのように対応しようと考えているのか、お答えください。特に、不法投棄を心配する意見も多く、その対策の説明をされていましたが、納得できる内容は残念ながら少ない状況でした。この不法投棄対策について具体的にお示しください。、 。 、 、次に 資源物収集についてであります ごみとしてではなく 資源物として少しでも多く収集できるかは周知とごみ分別の徹底であり、市民の意識の向上と協力であります。これらについては、資源化の目標を平成21年度までに1人1日当たりの資源化量を161グラムと掲げ、推進していくとのことが既に決まっていま。 、 、 、す この161グラムという数字は ごみ問題の先進都市のデータを確認しますと 可能な数字とは思いますが10年、15年と試行錯誤されながら実施してきたこれらの先進都市の実例を見たときに、平成14年度の16グラムの約10倍の増量を平成21年度までの5年間で本当に達成できるのか 大きな疑問を感じます この161グラ、 。ムという目標について、どのように決められたのか、計算根拠と平成21年度までの毎年の目標数値についてお示しください。資源物収集拡大経費についてですが、平成17年度からの本格的なスタートに当たり、資源物収集運搬の委託についていろいろと検討されていることと思います。そこで、何点か伺います。この資源物収集運搬及び資源物処理の委託方法はどのように考えられているのか、市内の委託可能な業者の状況、業者の選考基準、委託料の積算根拠、委託料の予定額について、資源物ごとにそれぞれお答えください。平成 16年第 4回定 例 会 本 会議 録次に、市民サービス向上の関係についてであります。先日、函館市へ視察に行ってきました。本市の有料化について、函館市をモデルにしたと伺いましたので、勉強させていただきました。その中で気になる点がありましたので 質問いたします まず 初年度の歳出経費の総額でありますが 函館市では約1億9,200万、 。 、 、円であり 本市の初年度 17年度の見込概算額は約2億6,300万円となっています 函館市と本市では何が違、 、 。うのか、項目、内容、金額について、それぞれ対比してお答えください。次に、函館市では、家庭ごみ有料化の歳出項目の中に、生活保護世帯の指定ごみ袋購入助成費を設けています。内容は、1人当たり1か月90円、年間1,080円の助成費であり、平成15年度の歳出費は総額1,015万3,260円となっています。本市で同様の条件で試算すると幾らになるのか、お示しください。また、小樽市として、なぜこの助成費の項目が導入できないのか、改めてその理由を伺います。次に、試供品として有料化前に各家庭へ配布される指定ごみ袋の枚数であります。函館市では、試供品として燃やすごみの袋30リットルのものを20枚、燃やさないごみの袋30リットルのものを10枚、それぞれ配布し、市民に練習してもらったということでありました。本市では、これについて、どのように市民説明会で参加者の皆さんに説明してきたのか、また、枚数を決めた経緯も含めお示しください。次に、11月に視察させていただきました多治見市の例の中で、参考になるものがありましたので紹介いた。 、 、 、します 多治見市では 昭和58年から瓶・缶類の分別収集をスタートし 平成12年には大きな転換期を迎えそれまでの6分別から23分別収集に変更し 市内470か所のリサイクルステーションを設置し 全市で取り組、 、んでいるとのことであります ちなみに 1人当たりの1日の資源化量は190グラムであります 23分別の実。 、 。施に当たり、どのようにしたら市民の皆さんに協力してもらえるかを検討し、一般財源の状況、さまざまなごみの問題などを住民説明会で説明しながら、ごみに対して意識の変革を推進してきました。その一環として 行政も本気になって進めているとの姿勢のアピールも含め 市内470か所すべてのステーションに市職員、 、を配置し、3か月間、この分別の徹底をお願いしてきたとのことであります。以後、毎年4月だけですが、これらが継続され実施しているようであります。また、歳入の一部を基金化し、市民サービスとして還元を進め、よりごみ対策の理解を得られるように努力を重ねています。これらについて、ぜひ参考にしていただきたいと要望しますが、市長の見解を伺います。、 、本市では 地域環境美化協力員という内容がよくわからない項目に経費をかけようと考えられていますが先ほど紹介したような姿勢の下で、いろいろと検討されてはいかがかと思いますが、あわせてお答えください。次に 「開かれた学校づくり」についてであります。、従来言われてきた「開かれた学校」とは、学校施設の地域社会への開放と言われるような比較的狭義の意味でとらえられがちでありました。しかし、本来の「開かれた学校」の在り方は、単なる学校施設の開放という範囲を超えて、学校施設の社会教育事業などへの開放、学校の管理運営について、地域の方や保護者の意見の反映をはじめとする開かれた学校経営への努力、そして学校教育の抱えるさまざまな問題の打開を積、 。 「 」極的に取り組んでいく連携の土壌をつくっていく上で 大きな視点であると思います この 開かれた学校について、どのように認識されているのか、また、小樽市内の小中学校に対して、今後、どのように取り組まれていくのか、教育長の見解を伺います。開かれた学校づくりを推進するためには、明確な目的と対象、そして具体的な方法が必要になろうかと思います。総合的な学習を通じて、地域の方が先生として授業に協力をされたり、あるいは地域の工場やさま平成 16年第 4回定 例 会 本 会議 録ざまな施設などを見学や実践体験できるように協力する地域の方もいると伺っています。モデル校、実践例がありましたら、お示しください。また、地域の協力を得るためには、どのようなことが必要と考えられているのか、学校と地域をつなぐパイプづくりをどのように検討されているのか、見解を伺います。開かれた学校づくりのためには、地域の方や保護者の意見を反映し、その協力を得て、学校運営が行われるシステムを設けることが必要であるとされ、学校評議員制度が確立しました。この制度について、本市の現状はどのような状況なのか また 懸念される点として PTAの延長線ではないのか 学校長の意見を、 、 、「 」「聞き入れやすい人選になるのではないか」など問題点も指摘されているようであります。これらについてどのようにとらえられているのか、さらに今後の方向性としてどのように考えられているのか、見解を伺います。また、学校評議員会の中で、今後の開かれた学校づくりに参考になるものがありましたら、お示しください。次に、問題ある教師についてであります。近年、教師の問題ある行動や犯罪についてのニュースが頻繁に。 、 。 、報道されています 教師の仕事は 子どもたちの人格形成にかかわる重要な役割を担っています ですから逆に子どもたちに与えるマイナスの影響力はとても大きいものであります。当然、多くの教師は日々子どもたちのために懸命に教育指導されていることは認識しています。しかし、その一方で、一部の不適格な問題がある教師が子どもたちに対し深く影響を与えていることも事実であります。子どもたちは、教師を選択することはできません。同じ教育を受けているにもかかわらず、その効果や人格形成をつくり上げていく中で、深刻な影響が危ぐされるところであります。教師の問題点として、主に考えられるのが次の3点であります。1点目に、服務規律が守れない、あるいはセクハラなど反社会的な行動をする。2点目に、メンタルヘルスなどについて、故意に虚偽の内容を作成し、長期的、継続的に学校から逃避する。3点目に、子どもたちを掌握できない、あるいは授業がうまくいかない、子どもた、 、 。ちの言動に正面から向かない いじめなど見て見ないふりをするなど 生徒指導ができないことであります本市では、このような教師について、どのような状況なのか、不適格教員について、どのようなプロセスで決められているのか、どのように対応しているのか、見解を伺います。次に、スクールカウンセラーについてであります。近年、不登校児童の増加や時代の価値観の多様化による影響など、子どもたちを取り巻く環境は大きく変化しています。このような中で、教育環境の改善や子どもたちへの対応として、スクールカウンセラーが設置されてきました。まず、このスクールカウンセラーについて、どのように認識されているのか、また、今後の方向性を含め教育長の見解を伺います。本市の状況でありますが、このスクールカウンセラーの設置がスタートしてから現在まで、どのように経過してきたのか、人数、1校当たりの時間数、カウンセリングを受けた児童・生徒数、費用など、年度ごとにお示しください。また、カウンセラーによる効果やその事業内容、さらに結果の周知やホームページへの掲載などについてお答えください。このスクールカウンセラーの活用について、気になる点がありますので伺います。1点目は、認識と位置づけ及び受入れ体制であります。このスクールカウンセラーが効果あるものとして認識されていなかったり、理解されていないのでは、その効果は半減するものと思われます。学校と子ども平成 16年第 4回定 例 会 本 会議 録たちのカウンセラーに対するこれらの現状についてお示しください。2点目に、教員との協力体制の確立であります。カウンセラーが学校にかかわっているのは、時間的にも場面的にも学校のごく一部の断片でしかありません。したがって、いかに教員と協力体制がつくれるかという点が重要であると思います。学校の中で孤立しては、本来の意味がなくなるからであります。学校によって格差があると思いますが、どのような状況なのか、問題点や課題も含め見解を伺います。以上、再質問を留保し、質問を終わります (拍手)。

答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)

高橋議員のご質問にお答えいたします。最初に、財政問題について何点かお尋ねがありました。まず、政府・与党の示した三位一体の改革の全体像についてでありますが、率直に言って、全体像が見えたとか、評価できるとは言いがたいものと感じております。その理由といたしましては、多くの課題が先送りされるとともに、平成19年度以降の将来像が不透明であり、地方にとって不安要素を残している点であります。焦点であった義務教育費は地方案に配慮し、一定の方向性は見えますが、あくまでも暫定措置で、来年秋の中央教育審議会の結論を待たなければなりません。また、地方案では削減対象としなかった生活保護費、児童扶養手当負担金の削減につきましては、平成17年度中に検討を行い、18年度に実施するとされましたが、これらは格差なく国による統一的措置が望まれるものでありますので、制度自体の抜本的な見直しがなされない以上、削減されるべきではないと考えております。また、最も注目しておりました地方交付税につきましては、平成17、18年度の2か年間は大幅な削減は避けられましたが、削減の方向に変わりはなく、今後の動向を注視していく必要があります。税源移譲については、所得税から個人住民税への税源移譲が明らかにされましたが その額は2兆4,000億円程度にとどまっており ふじゅうぶんな感があります いずれ、 、 。にいたしましても、平成17年度の具体的姿は年末の国の予算編成を待たなければならず、今後の情報収集と内容の分析が必要でありますので、今のところは不確定要素が多く、影響額をお示しできる状況にはございません。そのため、新しい財政健全化計画の策定には、今しばらく時間を要することとなりますが、新しい財政健全化計画をどう組み立てていくかが、今後検討していかなければならない大きな課題であります。次に、現在の財政状況の15年度との比較でありますけれども、一般財源のうち普通交付税が臨時財政対策債を含め 15年度に比べて13億8,500万円もの大きな減収となっていることが最も大きな違いであると考えて、。 、 、 、 、 、 、おります そのほか歳出では 財政健全化の取組で 人件費 一般管理費 建設事業費など 着実に削減し成果を上げておりますが、扶助費や繰出金、公債費が増加しており、15年度より財政の硬直化が進んでいるものと考えております。また、平成16年度予算の執行に当たりましては、19億円の財源不足を生じている厳しい財政状況を踏まえ、年度当初から危機意識を持って経費節減に努めるよう通知しておりますほか、財源確保のため、財政健全化債の導入や遊休資産の売却などにも努めております。しかし、19億円という大きな赤字を解消するのはたいへん難しい状況にあると認識しております。今後、平成16年度の最終の補正予算までに決算見込みを精査して、対応を検討してまいりたいと考えております。また、平成17年度予算編成の考え方でありますが、既に所管部では具体的な予算編成作業に入っておりま平成 16年第 4回定 例 会 本 会議 録す。その中で、平成15年度決算を踏まえて、各部に予算要求枠を指示するなど、経費削減を目指しておりますし、今議会でもご議論いただく使用料改定や職員給与の独自削減など、財政健全化の取組も着実に進め、財源不足の圧縮に努める所存でありますが、16年度決算の赤字解消が困難な状況にあることも含めて、たいへん厳しい予算編成になるものと考えております。次に、19億円の財源不足解消策でありますけれども、16年度では歳入確保策として、財政健全化債を約1億8,000万円導入するほか 遊休資産では旧職員会館の売却も予定し 税の収納対策として 昨年に引き続き、 、 、管理職の電話催告や未収金対策に取り組んでおります。しかし、単年度での解消は困難でありますので、さらに財政健全化の取組を進めており、現在進行中の項目について、その概要を説明しますと、まず人件費の抑制では、今年度、調整手当の廃止や退職時の特別昇給の見直しを進めるとともに、職員給与についても今年度3パーセントの削減に続き、17年度は5パーセントの削減を実施することとしております。歳入・歳出の見直しといたしましては、交通災害共済事業をその制度の創設目的が達成されたことから、今年度末をもって終了することとし、民生施設、文教施設、社会体育施設など、使用料の改定をそれぞれ今定例会に提案しておりますほか、入湯税の課税免除の廃止についても引き続き検討しております。また、平成17年度から市立小樽病院の給食業務の民間委託や中央保育所についても民間移譲することとし、今定例会に関係議案を提案しているところでございます。次に、赤字再建団体になるのではとのご指摘でございますが、平成16年度の赤字を今年度で全額解消することは困難であり、さらに今後、市税や交付税など、一般財源収入が減少する傾向にあり、このまま推移しますと財政再建団体への転落も危ぐされる厳しい状況にあると認識しております。そのため、平成17年度予算編成や今後のさらなる財政健全化の取組により、財源不足圧縮に努めてまいりたいと考えております。なお、現行制度の中で、扶助費や医療費、公債費の負担などにより、硬直化した本市財政を立て直しするためには、制度の見直し、財源保障の充実などについて、他の地方団体とも連携して、国や関係機関に強く働きかけてまいりたいと考えております。次に、これまでの健全化対策でありますけれども、平成12年11月に財政健全化計画を策定し、平成14年3月に再算定した結果の厳しい収支見通しを踏まえて取り組んでまいりました。人件費の抑制については、組織・機構の見直しなどにより 平成13年度から3か年で 約160人余りの職員の削減や特別職給与 管理職手、 、 、当の削減、時間外手当の抑制に努め、その他の歳出予算につきましても、予算要求のシーリング枠設定や執行段階での経費削減に取り組んでまいりました。また、市債発行も、建設事業の緊急性、必要性などを見極め、事業を厳選することで抑制を図るほか、遊休資産の積極的な売却にも努めてまいりました。これらの財政効果により 当初 平成17年度で約150億円の収支不足が見込まれましたが 平成15年度段階ではそれを約、 、 、84億円までに縮小したものであります。さらに、平成16年度には、当初予算で市民生活にかかわる事業や歳入を見直し、約17億円の効果を上げたほか、引き続き財政健全化の対策項目を順次実施しており、これらの取組は今後も引き続き効果が見込めるものであります。次に、新市立病院の建設についてでありますが、現在、市立病院は二つに分かれているため、非効率的な経営を強いられており、この改善を図ることも統合・新築の一つの目的であります。今後、病院事業会計の収支予測について、財政健全化計画にどのような影響を及ぼすかなどを見極めるとともに、国や北海道との協議を進める中で、一定の見通しを立ててまいりたいと考えておりますが、基本的には開院後の病院事業会計の経営状態が現在よりよくなり、一般会計の負担も減少することが前提となりますので、新病院において平成 16年第 4回定 例 会 本 会議 録は、よりいっそうの経営努力が求められるものと考えております。いずれにいたしましても、新市立病院を統合・新築し、病院機能の充実と効率的な医療体制の整備を図るため、さまざまなご意見もありますが、それらを踏まえて一日でも早く実現できるよう努めてまいりたいと考えております。次に、特別会計、企業会計の一般会計からの繰入金ですが、本市では平成16年度では13の特別会計と四つの企業会計を設けており、総額97億円を超える金額を繰り入れて事業運営をしておりますが、この金額は年、 。 、 、々増加しており 一般会計にとっては大きな負担となっております 特別会計では国民健康保険 老人保健介護保険のように、制度上定められた負担ルールに基づいて繰入れしている会計がありますが、これらについては今後の社会保障制度の総合的な改革の推移を見守る必要があると考えております。また、その他の特別会計におきましても、公共の行う事業としての不採算部門を抱え、一定程度の一般会計の負担が必要なものもありますが、事務の効率化や収納率向上など、不断に事務を見直し、一般会計からの繰入れの節減に取り組むことが必要であると考えております。企業会計においては、それぞれの事業の性格上、先行投資が必要なものもありますが、今まで以上にコスト意識を持ち、受益者負担の在り方や投資効果などを見極めて収益確保に努め、独立採算の原則の下で、健全な運営に努めていきたいと考えております。次に、行政改革について何点かお尋ねがありました。まず、新行政改革実施計画の効果と実施状況についてでありますが、平成9年度から平成12年度までの第1次改訂につきましては、78の計画項目のうち、63項目が実施済み又は一部実施済みとなり、項目数での実施率は80.8パーセント、4年間の累積の財政効果額は約61億4,700万円となりました。平成13年度から平成1、 、 、5年度までの第2次改訂につきましては 49の計画項目のうち 42項目が実施済み又は一部実施済みとなり項目数での実施率は85.8パーセント 3年間の累積の財政効果額は約44億5,400万円となりました また 未、 。 、、「 」「 」 、実施の主な項目といたしましては 人事評価システムの検討 人材育成基本方針の策定 などがありますがこれらについては国の公務員制度改革の動向に合わせて、引き続き検討しているところであります。、 、 、 、次に 特殊勤務手当でありますけれども 特殊勤務手当につきましては 環境部や消防などの危険な業務不快な業務に従事する職員に支給するものや病院や社会教育施設などの変則勤務職場に勤務する職員に支給するものなどのほか、税務関係の業務につく職員に、国の給料表との格差是正のために支給するものなど、多種多様なものがあります。これまで行政改革の観点から、特殊勤務手当の全体を検討し、給与に含まれていると見なされる手当の廃止、削減について、個々の内容について、職員団体と一定の協議が必要であることから、当面、定率で相当額を削減するということで、平成16年度から3か年で15パーセントカットすることといたしました。いずれにいたしましても、民間で支給されていないものや市民理解の得られない内容の特殊勤務手当については、廃止の方向で整理してまいりたいと考えております。次に、退職手当に関連しての特別昇給の関係でありますけれども、財政健全化を契機として、国家公務員ベースに早期に準じるということで、本年度から支給率で3パーセント削減し、退職時の特別昇給2号俸を1号俸にし、平成17年度から支給率で6パーセント削減することを決めて実施しております。なお、残りの退職時の特別昇給につきましても、平成17年度から廃止することで、職員団体に提案をいたしております。次に、人材育成についての関係ですが、人材育成基本方針につきましては、これまでも地方公務員のあるべき姿を明確にして、職員研修の充実などを中心に策定すべきものと位置づけられてきましたが、最近は地方分権の進展と公務員制度改革にあわせて、職員のさらなる資質向上が求められ、策定の必要性が高まってきております。市といたしましては、平成17年度に人材育成基本方針と人事評価制度のフレームを示すとと平成 16年第 4回定 例 会 本 会議 録もに、実施内容の詳細をまとめ、18年度には人事評価システムと人材育成計画をスタートさせたいと考えております。民間との協力関係につきましては、接客や経営手法などを民間で学んだり、新しい知識を大学などで学んだりすることは発想の転換に必要なことと思いますので、従来の研修派遣や派遣条例に基づく派遣に加えて、民間への研修派遣についても検討してまいりたいと考えております。次に、行政の情報化サービスの向上についてでありますけれども、行政改革実施計画の項目には、個別の事項を具体的に定めているものと、一定の事項を包括的に定めているものがあります。ITを活用した行政サービスの充実につきましては、インターネットを利用した申請、許可など、市民要望を取り入れながらITを活用した行政サービスの充実を図るという包括的な表現になっておりますが、これは申請書のダウンロードサービスの拡大、図書館のインターネット蔵書検索、1課1ホームページなど、市の公式ホームページの内容の充実を基本としたものであります。なお、将来的には電子入札や電子申請、公共施設予約システムなども考えられますが、行政サービス向上につながるものについては、費用対効果を考慮し、実施可能なものから順次対応したいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。次に、遊休資産の活用・処分でありますが、まず平成11年度以降の年度ごとの処分件数、面積、金額でありますけれども、平成11年度では、財政部所管の貸付地など5件、約769平方メートル、約1,695万円、平成12年度、旧手宮魚揚場敷地など6件、約5,955平方メートル、約1億4,923万円、平成13年度では、財政部所管の貸付地など5件、約1,266平方メートル、約1,104万円、平成14年度では、旧住吉中学校の校舎及び敷地など7件、約5,836平方メートル、約2億1,027万円、平成15年度では、旧職員独身寮敷地など11件、約1,976平方メートル、約6,224万円であります。次に、今後の予定及び考え方についてでありますが、貸付地につきましては、借受者の意向に基づき、年次計画により、順次、売却を進めるものとし、その他の遊休等資産については、新たな活用、貸付け、売却を状況に応じて判断してまいりたいと考えております。また、市民への情報提供でありますけれども、入札による売却の際には広報、ホームページや新聞への掲載により、市民への周知を図っておりますが、これまでの処分等の実績につきましても、行財政健全化の取組の一環として情報を発信していきたいと考えております。次に、遊休資産の活用、処分に当たっての情報の一元化でありますけれども、現在、市では公有財産の土地・建物をデータベース化し、GISの地図情報を活用した位置情報と連携するシステムを今年度末の完成。 、 、をめどに構築中であります このシステムの中に 公有財産台帳に記載している各種の情報を入力しており公有財産の一元管理が可能になりますので、今後の遊休資産の活用・処分に当たっては、当システムを活用してまいりたいと考えております。次に、情報化の推進でありますけれども、まず道内各市のGISの導入状況でありますが、GISは地方自治体が業務で利用する地図データをデジタル化することによる業務の効率化や行政サービスの迅速化、さらには地図データの維持管理コストの低廉化などが図られることがメリットと考えられております。また、将来的には複数の部局で利用するデータを共有することによるいっそうの効率化、さらにはホームページを活用した地図データの公開システムの構築によって、住民サービスの向上を図ることができ、本市をはじめ道内各市でもこうした点に着目して、GISの導入を進めているものと考えております。次に、今年度の事業内容と今後の課題や考え方でありますけれども、緊急地域雇用創出特別推進事業を導入し 事業費4,768万円をかけて 市道における道路台帳データ 普通財産 行政財産の把握等を整備するな、 、 、 、平成 16年第 4回定 例 会 本 会議 録、 、 。 、 、ど データ構築を行い 基図となる全市の地番図を作成しております これにより 既に整備済みの現況図2,500分の1と地番図を重ねて表示することが可能となります また 平成12年度に全市の航空写真が完成し。 、ておりますので、航空写真と地番図を重ねて表示することにより、地形状況をより正確に把握することが可能となります 今後の課題や考え方でありますけれども 各部局と地図の互換性を図るためには 500分の1。 、 、が必要となり、昨年度から試験的に測量成果の電子納品を行っております。また、国、道から電子化されたデータの提供をいただきながら、より精度の高い地番図や現況図データの蓄積を目指してまいりたいと考えております。次に、統合型GISに向けての基礎調査でありますが、統合型GISが庁内LAN等のネットワークを活用した庁内横断的なシステムであることを考えますと、いかにすぐれたシステムであっても、全庁的な利活用が図られなければ、構築の意義は失われてしまうと考えております。市といたしましては、既に先進都市の事例や庁内における地図利用状況などについて調査を行っておりますが、統合型GISの構築には多額の経費を要するなど、課題も多いと認識しており、今後、体系的に調査・分析を行い、それに基づいて指針などを作成することによって庁内合意を得ながら、将来において円滑な運用を図られるよう取り組んでまいりたいと考えております。次に、防災情報の充実の関係でございますけれども、まず初めに防災に対する認識と今後の考え方でありますが、台風18号を含め近年は自然災害の発生が非常に多くなってきておりますが、実際に受ける人的被害や物的被害について、できる限り小さくするためには、市だけが災害対応するだけでなく、日ごろから市民一人一人が災害への備えをすること、町内会等、地域コミュニティの活発化を図ることや、市が他の防災関係機関と連携をとりながら、災害対策を円滑に実施することが大切なことと考えております。このため、今後は町会や防災関係機関と相互に連携を強化するとともに、自主防災組織の立ち上げにつなげていきたいと考えております。次に、情報収集の不備や避難所の認識不足などの原因や対応策でありますけれども、この原因といたしましては、本市においてこれまでに経験したことがない風台風であったことから、災害に対する対応がスムーズにできなかったものと考えております。今後の対応としましては、現在、台風18号に際し、各部局で災害時の分担業務を行った結果についての総括とそれに関する地域防災計画の点検・整理を進めているところであり、今後、その内容に検討を加え、地域防災計画の見直しを行って、各部の対応マニュアルの整備も進めていきたいと思います。次に、ライフライン関係者の会議でありますが、災害時には市といたしまして、ライフラインの被害や復旧状況を市民に情報提供することになっておりますが、台風18号の際に北電と市との間で情報伝達がスムーズに行われず、市民の皆さんへのじゅうぶんな情報提供ができないことなどの反省を踏まえ、近く各機関の広報担当者が集まり、災害時の情報連絡体制や各機関の広報体制について、情報交換することとしております。その中で、災害時の相互の情報連絡網を整備し、市民にライフライン情報を迅速に伝えることができる体制をつくっていきたいと考えております。次に、防災情報、災害情報を共有化するシステムでありますけれども、今回の反省を踏まえて早急に検討をしてまいります。次に、防災ネットワークシステムについての検討でありますけれども、今後、甲府市などの事例を参考に研究してまいりたいと思います。平成 16年第 4回定 例 会 本 会議 録次に、防災のホームページでありますけれども、現在は災害対策や避難所について、文字のみの掲載をし、 。 、ておりますが 見やすくわかりやすくすることは大切なことであります 今後はイラストなどを加えながら必要な情報を追加して、防災情報の充実を図ってまいりたいと思います。次に、観光問題について何点かお尋ねがありました。まず 最近の観光入込客数の動向でありますが 入込客数は平成11年度の970万人をピークとして その後、 、 、800万人台を維持しておりますが 年々減少傾向を示しております 要因としましては 長引く景気低迷や天、 。 、候に左右されるなど、さまざまな外的要因があるわけでありますが、北海道観光、とりわけ小樽観光にとって厳しい風が吹き始めているものと考えております。このことは観光産業が本市の基幹的産業の一つにまで成長した現状において、地域経済全体に及ぼす影響も大きいものがあり、重要な課題であると考えております。次に、観光産業の本市経済における影響でありますが、本年度実施しました「観光基礎調査」では、平成12年度の調査と比べて、年間観光総消費額においては、1,351億円から1,319億円に、また、これを含めた経済波及効果による市内総売上高としては、3,046億円から2,668億円にそれぞれ減少していると推計されております。また、雇用効果につきましては、1万7,695人から1万8,499人に増加したという調査結果でありました。現在、その内容について分析を進めておりますが、この「観光基礎調査」によって把握された本市観光の実情を踏まえ、今後とも小樽観光の底上げに向け効果的な施策を展開することが必要であると考えております。、 、 、 、次に 本市の観光関連予算の推移でありますけれども 平成12年度は約3億円 13年度は4億3,000万円14年度は約3億3,000万円、15年度は約2億8,000万円、16年度は約2億2,000万円となっております。次に、小樽観光コース「来ぶらり百選」でありますが、この冊子は平成14年度に1万部作成し、市内宿泊施設や観光関係団体、全国の旅行代理店などのほか、町内会や市内小中学校にも配布いたしました。また、観光客の方へは ホームページに冊子の内容を掲載し 周知に努めておりますが これまでに合計約8,300冊、 、 、を配布いたしました。この冊子の活用としては、これまでテレビや観光情報誌などで小樽の新たな魅力を紹介する資料として情報発信するとともに、広く市民モニターを募集し、実際にコースを散策していただくなど、市民の皆さんに郷土小樽を再認識していただく素材としても活用いただいております。また、この冊子に対するご意見でありますが、観光客の方からは多彩な観光コースが紹介されており、観光情報誌や旅行会社が企画するモデルコースに比べ、より深い小樽の魅力を楽しむことができるとの評価をいただいております。次に、観光資源としての小樽港でありますけれども、小樽港の中でも運河周辺地区は既に本市を代表する観光エリアとして定着しており、今後、さらにこれらのエリアを面的に拡大し、民間資本による新たな魅力づくりを促進するため、さきの第3回定例会において分区条例の改正を行い、港湾合同庁舎を含む一画について、土地利用の規制緩和を行ったところであります。港の在り方として、将来的には運河から第3号ふ頭に至る一帯は、地域の特性を生かした親水交流空間として整備すべきものとは考えておりますが、今後、ふ頭基部における港湾合同庁舎の建替え計画との調整や既存の物流機能の移転方策など、さまざまな課題の整理を行いながら、長期的な視点に立って、段階的に整備を図っていかなければならないものと考えております。次に、北運河周辺エリアの現状と今後の在り方でありますが、北運河は往時のままの姿を残しており、船平成 16年第 4回定 例 会 本 会議 録入澗をイメージした運河公園の整備などを行ってまいりました。周辺には交通記念館や旧手宮線といった産、 、 、業遺産 さらには旧日本郵船や手宮洞窟などの歴史的価値のある施設があり これらの施設との連携により魅力ある地域が構築できる可能性を持っております。今後、官民で知恵を出し合いながら、これらの資源の活用について議論し、ビジョンづくりをしてまいりたいと考えております。次に、後志地域との広域連携でありますけれども、全国的に観光地間の競争が進む中で、後志地域が連携して観光客誘致を促進するという観点から、これまで後志観光連盟を中心に地域全体の魅力づくりや情報発信に努めてまいりました。また、昨年度、後志地域が国土交通省の観光交流空間づくりモデル事業の認定を受け、これを契機として管内の観光交流推進に向け、さまざまな取組が行われているところであります。広域連携を推進する上での課題といたしましては、後志地方の自然や景観、豊富な食材といった特性と、小樽の持つ都市機能や産業基盤を有機的に組み合わせ、観光形態や旅行ニーズの変化に対応しながら、いかに地域の魅力を発信していくかということが大切だろうと考えております。今後とも後志管内との連携を強化するとともに、観光情報の共同発信や地産地消の推進、さらには地域の産業振興にもつながるさまざまな取組を進めてまいりたいと考えております。次に、家庭ごみ減量化・有料化について何点かお尋ねがありましたけれども、初めに説明会での説明内容についてでありますけれども、説明会は限られた時間内で行う必要があったことから、減量化・有料化の目的はできるだけ簡潔に説明し、これまで市民から問合せの多かった今後の有料化制度や資源物分別方法などに重点を置いて説明したところであります。また、説明会では参加者からのご質問やご意見をいただき、それらにお答えする形で理解を深めていただけるよう努めてまいりました。次に 今後の周知方法でありますが 2月に全世帯にごみと資源物の分け方 出し方を詳細に記載した 分、 、 、 「別ハンドブック」や「収集カレンダー」を配布することで理解を深めていただくほか、引き続き広報おたる、 。やホームページ さらには町内会などへのチラシ配布などにより周知を図ってまいりたいと考えております次に、説明会の開催状況でありますが、これまで約190会場で開催し、参加者は約8,700人となっております。主な意見、要望等につきましては、新しい分別方法を高齢者にもじゅうぶん理解できるよう、今後の説明書などの作成において考慮してほしい、ボランティア清掃については専用袋が容易に手に入るよう配慮してほしい、過剰包装の見直しなどを事業者にも働きかけるべきである、乳幼児などの紙おむつを排出する際の費用負担を軽減してほしい、他地域から車で来てルールを守らずにごみステーションへごみを排出することについての対策を強化してほしい、そのほかごみ減量やごみ出しルールに関心が低い方への指導の徹底をしてほしいなどがありました。これらのご意見、ご要望等につきましては、今後の施策を検討する際の参考にさせていただきます。次に、不法投棄対策でありますけれども、現在の監視パトロール車を1台増やし、監視員を2人体制から4人体制に増員することで、不法投棄されやすい地区の巡回や投棄物の発見と投棄者の特定のための調査を強化してまいります。また、夜間に不法投棄されることが多いことから、警備会社に委託し、週1回程度の夜間パトロールを行うほか、不法投棄物の計画的な撤去にも努めてまいりたいと考えております。さらに、不法投棄対策はモラルの向上が何よりも大切であることから、市の広報などを通して繰り返し市民啓発に努めてまいりたいと考えております。次に、平成21年度の資源化量と毎年の目標数値でありますけれども、まず平成21年度の資源物収集量を平成14年度の約9.6倍の目標としたのは 平成14年度はごみの中に 今後 収集拡大するものも含め資源物が約、 、 、平成 16年第 4回定 例 会 本 会議 録40パーセント含まれており、資源化率は約5パーセントでありましたが、平成21年度には資源物の資源化率を約50パーセントとし 約8,100トンを資源化するとしたものであります これを平成21年度の予測人口で除、 。して、1人1日当たりの資源化量を161グラムとしたものであります。次に、毎年の資源化目標でありますが、平成17年度では資源化率33パーセント、資源化量約5,300トン、18年度では35パーセント、約5,5000トン、19年度で40パーセント、約6,700トン、20年度で45パーセント、約7,400トン、21年度で50パーセント、約8,100トンとなっております。これらの目標につきましては、資源物の収集品目の拡大や収集回数を増やすほか、資源物は無料で収集することにより達成できるものと考えております。、 、 、次に 資源物の収集運搬及び処理の委託にかかわる業者選定の基準 委託料の算出根拠などでありますが本市には来年4月から収集する資源物を全量処理できる施設がないことから、現在、北しりべし廃棄物処理広域連合で建設中のリサイクルプラザが供用開始となる平成19年度までの間、暫定的に民間施設を活用して処理することを考えております。資源物の収集運搬についても、収集運搬と処理を効率的に行うという観点から、これらを処理することが可能な業者に委託したいと考えております。なお、委託料の積算根拠や予定額ということでありますが、これらにつきましては、現在、平成17年度予算編成に向けて作業を進めているところであります。次に、本市と函館市とのごみ有料化に伴う新規拡大経費の比較でありますが、14年度から有料化を実施した函館市の平成14年度歳出の総額が約1億9,200万円であるとのことですが、この額は指定ごみ袋等作成経費、保管搬送等委託料や取扱店委託手数料などの手数料徴収関係経費であり、新規拡大経費の総額ではないと函館市から聞いております。函館市の新規拡大経費は、手数料徴収関係経費のほか、集団資源回収奨励金、 、 、の増額 電動生ごみ処理機の補助 ごみ散乱防止ネットの補助などの市民サービス向上経費等で6,250万円プラスチックの中間処理費、再生商品化委託料などで1億850万円となっており、総額は約3億6,300万円になるものと聞いております。これに対し、本市の手数料徴収関係経費は、函館市より9,300万円少ない9,900万円で、祝日収集、資源回収ボックスの設置、冬期間収集困難地区対応強化費などの市民サービス向上経費は、函館市より2,550万円少ない3,700万円であり、資源物収集拡大経費は函館市より1,450万円多い1億2,300万円となっております。これは、函館市では収集していない新聞、雑誌、紙製容器包装などの紙類も本市では資源物として収集することとしているためであります そのほか 不法投棄対策等経費400万円も見込ん。 、でおり、総額は概算で2億6,300万円となるものであります。次に、生活保護世帯への指定ごみ袋等の助成でありますが、函館市での1人当たり1か月90円、年間1,080円を本市に当てはめて試算しますと、入院患者、施設入所者を除きますと約467万円となります。また、生活保護世帯への助成でありますけれども、家庭ごみの減量を推進するという目的からいって、生活保護世帯であるということで一律に減免扱いするということは適当でないと考えておりますが、実施後の推移も見させていただきたいと思います。次に、試行用ごみ袋の説明でありますが、来年2月中に試行用ごみ袋として、全世帯に燃やすごみと燃やさないごみの各20リットル袋を1枚ずつ配布し、各家庭から出るごみの量に合った指定ごみ袋を購入するための参考としていただくよう説明してまいりました。あわせて、試行用ごみ袋は4月になってから使用するよう説明しております。また、試行用ごみ袋の配布枚数については、平成16年度から道内で有料化を実施する都市の状況を参考にしたものであります。平成 16年第 4回定 例 会 本 会議 録次に、多治見市の例を参考にしてはというご提言でありますけれども、資源物の分別につきましては、今の段階で多治見市のように細分化することは、市民にとって負担が大きくなるものと考えており、本市としては当面平成17年度からの12分別での収集を徹底して行うこととし、その後において市民の皆さんのご理解とご協力を得ながら、分別方法の見直しなど、改善すべきものは行っていきたいと考えております。また、ステーションでの排出指導については、指導員とともに町内会などから推薦いただいた地域環境美化協力員の協力を得ながら、分別等のアドバイスに当たってまいりたいと考えております。なお、地域環境美化協力員については、排出指導のほか、市と連携して地域環境の美化についても協力をいただくことを考えております。いずれにいたしましても、小樽市は来年度から実施するものであり、いろいろと問題、課題も出てくるものと思いますので、今後とも先進都市の事例を参考にしながら、ごみの減量化施策を進めてまいりたいと考えております。( 議長」と呼ぶ者あり)「

答弁 教育長 菊譲(教育長は2011年3月まで)

高橋議員のご質問にお答えいたします。まず、株式会社小樽交通記念館についてでありますが、今年度10月末現在の経営状況につきましては、昨年度と比較し、この7月に日本銀行から譲り受けました現金輸送貨車の展示などにより、有料入館者数が約5,000人ほど増加したことや 新たな商品開発により 物販の売上げも伸びましたことから 赤字幅を縮小す、 、 、る見通しとなってございます。しかしながら、これまでの累積損失がかさみ、依然として厳しい状況にございます。このため、今後の運営の在り方についても、会社側から相談を受けていることもございまして、早期に抜本的な解決策を策定してまいりたいと考えております。次に、開かれた学校づくりについてですが、学校は保護者や地域住民の信頼にこたえ、相互に連携協力して、地域全体として子どもたちの成長を支えていくという視点に立って学校運営を行うことが重要なことと考えております。このため、学校が教育活動を展開するに当たっては、積極的に地域の人々や保護者の協力を得るとともに、学校施設の開放に当たっても、学校に対する理解をいっそう深めてもらう絶好の機会と受け止め、さまざまな活動に取り組むことが必要でございます。今後、これまで以上に学校が教育活動や学校運営の状況について、保護者や地域に積極的に情報提供するなど、説明責任を果たすよう、各校長に指導してまいります。次に、地域の人材を活用した実践例でございますが、例えば米づくりやブドウ栽培、水産にかかわる学習をはじめ、職人が直接わざを伝授したりするキッズベンチャー塾でありますとか、そば打ちで地域の専門家に講師になっていただいたり、お母さん方による読み聞かせの活動を取り入れたり、学校評議員の方を進路指導のゲストとしてお迎えしたりするなど、地域の方々との連携協力により、豊かな心をはぐくむ教育活動の充実に取り組む学校が多く見られるようになってきてございます。これからの学校は、校長のリーダーシップの下、地域に開かれた学校づくりをすることが求められております。経営方針やビジョンなどを地域の方々に情報発信することを通して、また、地元の大学や短大と子どもたちのかかわりを大切にすることにより、学校と地域をつなぐパイプが太く確かなものになると考えております。そのため、学校だよりの町内回、 、 、 、覧をはじめ 学校行事を地域の皆さんに公開する そういう学校も増えており さらに取組が拡大するようあらゆる機会を通して指導してまいります。、 、 、次に 学校評議員の現状についてでございますが 今年7月に小中学校全体を対象に学校評議員を委嘱し平成 16年第 4回定 例 会 本 会議 録この制度が正式にスタートしたところでございます。1校の学校評議員は、規模にもよりますが、3名から5名となっており、職種につきましても、PTAや校友会関係が約34パーセント、町内会関係者が約25パーセント、民生児童委員等が約18パーセントと、子どもとのかかわりが多い方々の協力を得て、学校経営の改善・充実に向けてお考えをいただいているところでございます。小樽市教育委員会といたしましては、この9月末に小樽市教育問題懇話会を開催し、多くの評議員の参加の下に、これからの学校評議員の在り方などについて熱心に論議をいただいた経緯もございます。開かれた学校に向け、学校評議員の活動といたしまして、例えば人生の先輩の話を聞く会などによりまして進路指導の企画や情報を提供するなど、この制度が生徒の教育活動にも力を発揮してございます。今後、校長先生が学校運営にかかわるさまざまな視点から、問題の解決に向けて学識経験者でありますとか企業関係者の意見を求めることが、その必要性に応じて多くなるものと考えてございます。次に、服務規律違反あるいは反社会的行為があった教員につきましては、その都度校長から報告を受け、、 、 、事情を聴取するなどしながら 任命権者でございます北海道教育委員会に報告し その結果を踏まえながらその教員に対しまして指導・助言するなど厳正に対処しているところでございます。ご指摘の指導力にかかわる教員につきましては、北海道教育委員会が定める児童・生徒に関する教員の指導力向上制度実施要綱に基づきまして、まず校長からの報告に基づき、北海道教育委員会の認定の下、校内でありますとか、道立の研究機関などで必要な研修を受けることとなっております。本市におきましては、これまでこの制度を適用した事例はございません。次に、スクールカウンセラーについてでございますが、スクールカウンセラーはカウンセリングや臨床心、 、 、 、理の専門家として 子どもが安心して相談し 悩みや不安 ストレスなどを解決できるようにするとともに教員や保護者に適切なアドバイスをするなど、子どもが安心して学ぶことができる学校づくりに寄与するものと考えております。また、子どもの健全な成長を願い、保護者や教員に続いて、子どもの学校生活を支える第三の存在でありまして、子どもを支える機能をいっそう充実させるために必要な人材であると受け止めてございます。教育委員会としましては、保護者や教員へのきめ細かい助言を通しまして、子どもへの継続的な支援を充実させることができますことから、さらなる増員に向けて、北海道教育委員会等関係機関に要望してまいりたいと考えてございます。次に、スクールカウンセラー設置から現在に至るまでの経過についてでありますが、平成11年に初めて道費1名を配置し、教育研究所を拠点として2年間にわたって相談業務を行いました。平成13年度には、道費1名が主に中学校を巡回するとともに、新たに市費スクールカウンセラー1名を教育委員会に配置して、合計2名による相談体制をとりました。その後、道費カウンセラーにつきましては、平成15年度に1名を増員、 、 。 、し 本年度はさらに2名を増員して 合計4名が中学校12校を巡回して相談業務に当たっております また市費カウンセラー1名は随時学校からの要請に応じて小中学校の訪問も行うなど相談体制の拡充に努めているところでございます。次に、1校当たりの相談時間についてでございますが、平成13年度は約4時間、平成14年度からの2か年は約5時間、そして今年度は6時間と充実を図ってまいりました。子ども、教員や保護者を合わせた相談件数及び回数の推移についてでございますが 平成13年度が約60件の約100回程度 平成14年度には約90件で約、 、、 。 、 、120回程度 平成15年度は約200件で270回程度というような傾向でございます なお 予算につきましては、 、道費スクールカウンセラーが北海道教育委員会において措置されており 市費カウンセラーにつきましては平成 16年第 4回定 例 会 本 会議 録平成13年度に約128万円 平成14年度に約108万円 そして平成15年度には約122万円措置してございます ま、 、 。た、スクールカウンセラーは子どもはもとより教員、保護者を対象に、不登校や心の悩みを解消することに向けて成果を上げておりまして、必要に応じて市にございます適応指導教室との連携も図っているところであります。教育委員会としては、道費スクールカウンセラーについての啓発チラシを中学校を中心に配布したり、広報おたるを通じて相談日等について周知に努めているところでございます。今後、スクールカウンセラーの相談を受けることによって、子どもや教員、保護者が悩みを抱え込まないよう周知に工夫をしていきたいと思っております。また、ご指摘のホームページにつきましても、前向きに検討してまいりたいというふうに考えてございます。次に、スクールカウンセラーの認識についてでございますが、学校はともすれば日常の教育活動を進める中で、目の前に起こっている問題行動への対応に追われがちで、子どもたち一人一人のよさや内面の変化を理解するなど、教育相談の充実に向けたスクールカウンセラーの専門性を活用することが大切であると考えております。市教委では、スクールカウンセラーに関する啓発資料を発行し、理解を深めるとともに、スクールカウンセラーの効果的な活用を促しております。また、子どもたちや保護者の方々には学校にポスターを掲示し、相談日や相談方法を知らせたり、学校だよりに掲載するなど周知に努めているところでございます。最後に、教員との協力体制についてでございますが、議員のご指摘のとおり、子どもの指導に一番多くかかわりを持つ教員がスクールカウンセラーと協力して指導に当たることによって、効果をいっそう発揮させるものと受け止めてございます。学校では、教員がスクールカウンセラーと積極的に情報交換したり、指導、 、 、上の悩みでありますとか 不安を持っている教員については スクールカウンセラーに相談したりするなど協力体制の整備に努めてございます。このたびの市教委主催の不登校対策連絡協議会では、スクールカウンセラーを講師として、約40名の教員が連携の在り方などについて、その話合いに参加しているところでござ。 、 。います 今後もじゅうぶんな協力体制が確立するよう 指導及び普及に努めてまいりたいと思っております( 議長、28番」と呼ぶ者あり)「

再質問 28番 高橋克幸

何点か再質問させていただきます。まず、GISの方ですが、ぜひ基礎調査を推進していただきたいと、これは強く要望いたしますし、お願いしたいと思います。市長に確認したいのですけれども、実際のパソコンの画面上で、GISのデモンストレーションを確認されたことがあるというふうに伺いました。そのときにどういうふうに受け止められたか、率直な感想をぜひ聞かせていただきたいと思います。それから、統合型のGISを推進する上で、現在の組織体制ではよく見えませんので、推進軸になるような部署をぜひ明確にしていただきたいですし、できれば専門的なチームをつくってほしいなと思いますけれども、この点もお願いしたいと思います。いかがでしょうか。それから、観光問題ですけれども、観光資源という観点で交通記念館について、ぜひ市長に伺いたいと思うのですけれども、北運河周辺エリアでやはりキーポイントとなるのは交通記念館だと私は思っています。ですから、さっきも言いましたけれども、抜本的な対策をどうするかと。極論的には、民間の協力だとか、委託だとか、大きい視野を考えてもいいのではないかというふうに私は思っているのですけれども、もう一平成 16年第 4回定 例 会 本 会議 録度今後の考え方について、時間的な制約、財政的な制約があるかと思いますので、お答えをいただきたいと思います。それから、家庭ごみの減量化と有料化についてですけれども、答えていただけないのが非常に残念ですけれども、まず資源物収集で分別ですけれども、6分別をこのまま維持してこの数字ができるのかどうか、増やしていくことを考えているのかどうか、これをぜひ伺いたいと思うのです。先ほどの数字ですと、順調に毎年増えていくようになっていますけれども、そんなに簡単にいくのかなと私は思います。ですから、もう一度こうやって順調に推移する理由といいますか、どうしてこういうふうになるのか、根拠を教えていただきたいと思います。それから、資源物の収集運搬の委託について答弁をいただきましたけれども、ほとんど答えていただいていないなというふうに非常に残念に思います。まず、委託方法をどういうふうにするのか、随契で考えているのか、入札で考えているのか、また、考えていなければいつごろ決定するのか、これをお答えいただきたいと思います。それから、資源物の委託可能な業者の状況を聞いたのですけれども、具体的な内容を全然お答えになっていませんでした。委託可能な業者は何社なのか、それぞれお答えをいただきたいと思います。資源物収集運搬の委託可能な業者数、それから資源物処理の委託可能な業者数、それから今まで有料化に向けて準備段階でいろいろ打合せをしてきたというふうに私は伺っています。ですから、その辺よく承知されているのでは、 、 。ないかなというふうに思うのですけれども その点のお答えがなかったので ぜひお伺いしたいと思いますそれから、選考基準、これもよくお話が理解できないというか、答弁されていなかったのかなと思うのですが、これについても、もし決められていないのなら決められていないでけっこうですから、お答えをいただきたいと思います。それから、函館市の事例で、生活保護世帯の購入助成費、これについてですけれども、私も10月に保護課に確認をしました。居宅人員4,325人掛ける1,080円、それで467万1,000円です。17年度の歳出見込み2億6,320万円の約1.8パーセントなのですよ。ですから、いろいろな手法を考えれば、全然できない数字ではないというふうに私は思います。非常に配慮がないなというか、函館市でできて、何で小樽市でできないのか、非常に理解に苦しみます。これももう一度お考えをいただきたいと思います。

答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)

GISの関係で、感想はということですけれども、たしか今年の1月に予算のヒアリングをしたときに、今回のこの緊急雇用でもって予算づけするときに、実際に担当の方から地図を重ね合わせまして見せてもらいました。これをやることによって業務の幅が非常に広くなるといいますか、いろいろ活用するのに非常に便利ではないかという感想を持ちまして、そのときにぜひこれを進めるべきだということで、予算づけをさせてもらったのですけれども、確かに財政状況が厳しいわけですから、全体としてやればいいのでしょうけれども、こういう緊急雇用の助成事業の中で逐次やってきているということでございますので、これからもぜひこれは進めていきたいと思いますし、それから組織の問題、専門チームをつくったらどうかというご提言もございましたので、これについても検討させてもらいたいと思います。それから、交通記念館の問題ですけれども、これはもう以前から毎年の赤字経営といいますか、収支が見平成 16年第 4回定 例 会 本 会議 録合わないということで、今後の在り方についていろいろ民間の方々の知恵もかりて検討してきた経過がありますけれども、なかなかいい案が見つからないという、そういう状況もあります。それはそれとして、今また新たに庁内でどういう方向に進むべきか、今、これについて鋭意検討しておりますので、もう少し時間がかかるかなというふうに思います。そういうことでひとつご理解願いたいと思います。それから、ごみの問題は、環境部長から答えさせますけれども、函館市のこの生活保護の関係の助成ですけれども、基本的にごみの減量化という大きな目的があって、たしか懇話会から、減免については慎重に対応せよというご提言もいただいておりますので、当面、17年度から実施して、その状況の推移を見ながら検討すべきものは検討していきたいと、こんなふうに思っています。その他の問題は、環境部長から答えさせます。( 議長」と呼ぶ者あり)「

答弁 環境部長 安達栄次郎(環境部長は2006年3月まで)

それでは、再質問に対してお答えいたします。まず初めに、この資源物の分別収集が目標に到達できるのかどうかと、この具体的な考え方はどうなのかということでございますけれども、私どもといたしましては、広域化基本計画の中で、平成21年度には、来年から資源物収集を拡大しようとしているいわゆる12品目、これ自体がその現在のごみの中に約40パーセント程度含まれている。これを平成21年度には何とか50パーセントまで資源物収集したいということでございます。そしてそのために、いきなり来年からこの資源物の収集拡大をするわけですけれども、すぐにその50パーセントに本当になるのかどうか。やはりこのためには、市民の皆さん方の相当のご理解、ご協力がなければ、なかなか実施はできないだろうと。今回の市民説明会の中でも、我々としてはいろいろと説明してございますけれども、多くの市民の方々から、まだまだ幾つかの質問があるわけでございますので、恐らくい、 。 、きなりまず来年に 平成17年度に50パーセントもの達成というのはなかなか難しい これについては年次をある程度の年数をかけながら徐々にこの資源化の拡大を資源物の分別の徹底に努めていただきたいと、こういったことで、平成17年度から順次、この資源化率の増加と、こういったことを考えながら計画を立てさせてもらったということでございます。それから、2点目の資源物収集の委託の関係でございます。私どもとしては、まず基本的にはこれについては随契ということを考えてございまして、それでなぜ随契なのかということでございますが、今回、資源物収集を拡大する品目のうち、特に紙類だとか、それから廃プラスチック類関係については、先ほど市長からも答弁しておりますが、現在、市にはリサイクル施設がないわけでございます。そういった意味では、民間の施設をこの2年間、平成19年度までの2年間につきましては、民間の施設を活用しながらこの資源化を図っていかなければならないだろうというふうに考えてございます。そういった意味では、この資源化する施設、それから収集運搬につきましても、こういった施設を持っている業者との連携が必要ではないか。そういった意味では、例えば紙類であれば現在はリサイクル収集をしているものがある。現在、資源リサイクル協同組合ですか、これは主に古物商関連の業界でございますけれども、こちらの方と、まずこの2年間という期限に限って、ひとつは随契をしてまいりたい。それから、ペットボトルなどにつきましては、これは現在、廃プラスチックのリサイクル施設といいますか、中間処理をしておりますのは市内には4業者ございます。この4業者というのは、同時に一般廃棄物の収集運搬業の許可を有している業者である。ですから、ここと2年間に限って、これは委託してまいりたいというふうに考えてございます。その後の問題につきま平成 16年第 4回定 例 会 本 会議 録しては、これは平成19年度から、市の施設で処理をするわけでございますので、これにつきましては、今後の直営をさらにこれから委託を推進していくという立場がございますので、その全体的な委託の受皿づくりの中で、その後の委託体制を結ぶということについては検討していかなければならないというふうに考えてございます。

出典:小樽市議会 平成16年第4回定例会 2004年12月8日 議事録 PDF(60ページ) 間違いを知らせる